研究開発活動(本文)
FY2025|2,318 文字
6【研究開発活動】 当社グループの主要事業である半導体検査装置事業領域では、2025年度お客様における設備投資機運が低迷するなか次世代半導体向け高機能オプション等の開発を継続してまいりました。また、2026年度においてもひき続き顧客ニーズを踏まえ、新規の開発を継続してまいります。 (1)高速・高電圧ロジックオプション 当社では日本国内のお客様向けに、高速・高電圧ロジックオプションの開発を決定しました。これにより、国内顧客からのお引き合いもいただいており、2026年中の完成及び出荷開始を目指して準備を進めております。近年、汎用ロジック検査装置においては、検査対象となるICチップの高速化に伴い、低電圧化が進む傾向にありました。一方で、車載用途の半導体の増加に伴い、高電圧に対応した検査ニーズが高まっております。 こうした市場動向を踏まえ、ロジック系検査装置の高電圧化に対して他社が慎重な姿勢を示す中、当社では顧客ニーズを踏まえ、高電圧オプションの開発を決定したものです。 (2)WTS-577SR/SXシリーズ/WTS-9000/WTS-588D/WTS-511 開発を続けておりましたWTS-577SX並びにWTS-9000ハイエンド検査装置領域では、次世代LCDドライバーICチップの進化に合わせ、引続き高速ドライバー(4.0Gbps:1秒間に40億ビットのパターン発生)や、超高速光データ伝送技術などの未来型被検査機能を提供できるようにいたします。今後とも顧客の要望に基づいた仕様を実現、かつ低消費電力、加えて装置コストを抑えた設計とする計画です。今後、当社の優れたデジタル検査機能を生かした、先端ロジック検査装置分野、前工程検査装置分野へ参入を計画しており、大規模なクリーンルーム製造建屋の検討に着手しております。 (3)自重補償機構技術を使ったトラック用テールゲート・ハンドリフター(以降「MGCゲート」という)の開発 中小型物流トラック向けMGCゲートに使われるMGC技術は、学校法人慶應義塾大学慶應義塾先端科学技術研究センター、森田准教授と共同開発を進めており、特許等の申請については、今までに取得した特許に加え複数の特許について同教授と共同で新たに申請をしております。MGCゲート(昇降補助装置)として製品化を進めており、2026年5月にパシフィコ横浜で開催される、ジャパントラックショーに展示いたします。販売に当たっては、大手物流会社や物流関連協会などを通し、拡販を図ってまいります。当該市場は、サーチラボ社によると、物流業界に激震が走った2024年問題を皮切りに、人手不足、荷役作業による怪我を防止する意味でも高価で大型となるパワーゲートに代えて、特に狭い行動で問題となる、中小型トラックに向けて安価なテールゲートリフターの提案を行うものです。 (4)ヘルスケア管理システム 株式会社TAOS研究所と共同開発・販売を進めている、脈波(BCG、ECG)を利用したヘルスケア管理システムは、便座に取り付けたシート型センサーにより、大腿部の動脈や周辺筋肉から発せられる微弱信号を計測し、健康状態を分析するものです。取得したデータはAIサーバーで解析され、「着座状況」「脈拍」「呼吸数」「心臓の総合判定」などのほか、「心拍数」「呼吸数」「ストレス」「慢性疲労」「血圧」「血管年齢」「ゆらぎ健康度」などの指標として、スマートフォンやPCにリアルタイムで表示されます。今後の開発計画として「血糖値」や「血中酸素濃度」などの項目追加、未来型GUIの開発も予定しています。さらに2026年度中には、離れて暮らす家族の健康状態に異常があった場合に通知する「見守り機能(アラート機能)」の開発実装を予定しています。販売はまずWELLグループ(大阪市生野区)及び大手衛生機器関連企業との連携により展開し、その後大手量販店での販売も検討してまいります。 (5)強アルカリ水素イオン洗浄水(pH12.5~13.2まで対応/酸性側はph2.5程度) 強アルカリ水素イオン洗浄水については、レドックステクノロジー社(北海道札幌市)の未来型電解槽を採用しており、半導体工場をはじめ機械加工や各種製造業など、幅広い分野での利用が期待されています。環境の観点からも、安全性の高い洗浄水として注目されています。一般的な電解水生成装置では、純水は電気抵抗が高いため電気分解が困難であり、炭酸カリウムや塩化ナトリウムなどの電解補助剤を添加する方式が採用されていますが、その場合、生成水に補助剤が混入し、洗浄後に再度リンスが必要となる場合があります。当社装置では、電解補助剤タンクを分離した三層構造(特許)により電解水と補助剤を完全に分離するとともに、Zトルネードテクノロジー(特許)により水クラスターを微細化し、表面張力を低減することで高い洗浄力を実現しました。さらに現装置はpH12.5程度であるところ、現在pH13.2までの装置を開発しております。 また、本装置に付属する純水生成装置は独立筐体として製品化し、エアコン室外機に散布、冷房効率を3割程度向上(社内実験比)を目的として販売を進める予定であり、純水装置に関しては、当面TAMネットワーク株式会社(東京都千代田区)を販売代理店として展開します。(6)研究開発費の総額 当連結会計年度の研究開発活動は、主として半導体検査に関するものであり、研究開発費の総額は216,381千円であります。 なお、当社グループは半導体検査装置事業の単一セグメントであるため、セグメント別の記載を省略しております。
FY2024|1,906 文字
6【研究開発活動】(1)イメージセンサー検査装置WTS-311NX並びに次世代イメージセンサー検査装置用光源、TOF光源 イメージセンサーの主戦場は日本から次第に中国に移りつつあり、当社として更なる高速データ転送方式の開発と画像処理機能の拡充を行う計画です。また、2024年12月のセミコンジャパン2024展示会において、実機の出展及びリリースを完了した新型高性能イメージセンサーデバイス検査用光源装置WLS-150Sのお引き合いを早速国内のハイエンドCMOSイメージセンサーメーカーから頂いております。加えて開発中であったTOF光源(光のドップラー効果を利用して距離などを測る光源とセンサーのこと)の開発に成功し、LiDAR(Light Detection And Ranging(光による検知と測距)、つまり自動運転用の周辺センサーに応用できる製品として販売を開始いたします。 (2)WTS-577SR/SXシリーズ/WTS-9000/WTS-588D/WTS-511 開発を続けておりましたWTS-577SX並びにWTS-9000多チャンネル装置につきまして、2024年セミコンジャパン展示会に出展、リリースを行いました。当該装置は、次世代LCDドライバー検査装置用として開発の完了した高速ドライバーや、超高速光データ伝送技術などの新機能リソース(一部の先進機能は開発の継続中)は、未来型被検査デバイスが更に高速化、高画質化し進化するのに合わせ最適な検査を提供、リリースを待って頂いた既存又は新規顧客へ提供を開始してまいります。更に、これら新装置開発において、それらのリソースの一部を使い、AC機能などを追加したWTS511ウエーハ・アクセプタンス・テスト装置(WAP)の開発も行い2024年のセミコンジャパン展示会にてリリースを行いました。当該装置は、ウエーハ・パラメトリック(プロセス)・テストまでカバーすることができる先進的な装置となっております。今後ウエーハのサイズが300㎜そして450㎜と拡大する場面において半導体製造プロセスの品質保証と歩留まり向上のために非常に重要な役割を果たします。今後とも顧客の要望に基づいた仕様を実現、且つ低消費電力、加えて装置コストを抑えた設計とする計画です。開発中の新装置は、今後更に伸びディスプレイ・ドライバーマーケットは勿論、同検査装置の優れたデジタル検査機能を生かした、先端ロジック検査装置分野、ウエーハテスト分野そして数年以内にメモリーIC検査分野等へも参入を計画し開発を継続いたします。 (3)検査装置向け工場FA化機器技術「自重補償機構技術」の開発 検査装置向け工場FA化機器技術(「自重補償機構技術」)、当該技術については、学校法人慶應義塾大学慶應義塾先端科学技術研究センターと共同開発を進めており、特許等の申請については、積極的に特許申請を進めており、今までに取得した特許に加え新規の特許申請も始めております。現在、同技術を民生「物流搬送市場」におけるトラック向け昇降補助装置(テールゲートリフター)として製品化を進めており、製品化に向け設計専門会社へ委託、製造会社とも協議を進め2025年中には小型トラック、ワンボックスバン、軽貨物向け製品を販売する計画です。販売に当たっては、物流関連の協会などを通し、大手物流企業と連携し拡販を図ってまいります。当該市場は、サーチラボ社によると、物流業界に激震が走った2024年問題を皮切りに、人手不足、荷役作業による怪我を防止する意味でも安価なテールゲートリフターが求められています。 (4)ヘルスケア管理システム 奈良県立大学と進めております脈波(BCG,ECG)を利用したヘルスケア管理システムは、同大学並びに株式会社TAOS研究所とアライアンスを継続し、量産方法の試行錯誤を完了し量産に向け当社大阪事業所並びにご協力企業様と協議を進めており、2025年4月からの本格販売に向け計画を進めております。販売に関しましては株式会社TAOS研究所主導のもと、強いご興味を頂いているウエルコンサル株式会社(大阪市生野区)などと連携し進める方向です。またコンサルには同じくジェイ・フェニックス・リサーチ社と契約を結び、販売チャンネルの多角化などを協議しております。 (5)研究開発費の総額 当連結会計年度の研究開発活動は、主として半導体検査に関するものであり、研究開発費の総額は227,262千円であります。 なお、当社グループは半導体検査装置事業の単一セグメントであるため、セグメント別の記載を省略しております。
FY2023|1,570 文字
6【研究開発活動】(1)イメージセンサー検査装置WTS-311NX並びに次世代イメージセンサー検査装置用光源 新規中国方面の顧客ニーズに対応すべく、更なる高速データ転送方式の開発と画像処理機能の拡充を行う計画であり、当該開発品は、開発中の次世代マルチプラットフォーム装置WTS-9000シリーズにも組み込み可能とします。また、2022年3月にリリースを完了した新型高性能イメージセンサーデバイス検査用光源装置WLS-150の更なる高性能化を行い、2023年3月に受注を頂き出荷を行いました。加えて2023年6月より専用光源WLS-150専用TOF光源(光のドップラー効果を利用して距離などを測る光源とセンサーのこと)の開発に着手し、2024年第3四半期を目標に完成させる予定です。 (2)WTS-577SR/SXシリーズ WTS-577SRシリーズLCDドライバー検査装置の後継機になるWTS-577SXにつきましては、次世代LCDドライバー検査装置用として開発の完了した高速ドライバーや、超高速光データ伝送技術などの新機能リソース(開発中のものを含め)を、被検査デバイスの高速化、高機能化対応に合わせ最適な検査を提供するために、WTS-577SXへ搭載可能として既存又は新規顧客へ提供を開始してまいります。更に現在開発中の次世代検査装置WTS-9000C/Sでは、筐体デザインを一新し、装置内に実装する機能ボードによって、幅広い被検査デバイスに対応できる設計(マルチプラットフォーム)とし、最大チャンネル搭載数も現在の2304チャンネルから大幅に拡張し、同時測定数を大きく増やせる3,500チャンネル超えを計画しています。今後とも顧客の要望に基づいた仕様を実現、且つ低消費電力、加えて装置コストを抑えた設計とする計画です。開発中の新装置は、今後更に伸びるLCDドライバーマーケットは勿論、同検査装置の優れたデジタル検査機能を生かした、先端ロジック検査装置分野、メモリーIC検査分野等に参入を計画し開発しております。 (3)検査装置向け工場FA化機器技術「自重補償機構技術」の開発 検査装置向け工場FA化機器技術(「自重補償機構技術」)、当該技術については、学校法人慶應義塾大学慶應義塾先端科学技術研究センターと共同開発を進めており、特許等の申請については終了しております。当該技術は当社の検査装置とウエーハ搬送装置との間のドッキングアダプター(以下「ポゴタワー」という。)の着脱(約25㎏~30㎏)をオペレータ一ひとりで簡単に安全に行うための補助アーム(以下「マニピュレータ」という。)で製品化を目指しており、ロボットを得意とする専門工場に依頼し量産製造の準備を行っています。その後、応用製品として、手始めに「物流搬送市場」におけるトラック向け補助装置への応用製品化を考えております。 (4)ヘルスケア管理システム 奈良県立大学と進めております脈波(BCG,ECG)を利用したヘルスケア管理システムは、現在特定のお客様への試験販売を継続しつつ同大学並びに株式会社TAOS研究所とアライアンスを継続し機能の強化を進めており、当面は病院、介護施設への販売をいたします。なお、当該ヘルスケア管理システム(センサー便座)の販売に関しましては、株式会社TAOS研究所に一任する方向です。なお、当該ヘルスケア管理システム(センサー便座)の販売に関しましては、株式会社TAOS研究所に一任する方向です。 (5)研究開発費の総額 当連結会計年度の研究開発活動は、主として半導体検査に関するものであり、研究開発費の総額は232,957千円であります。 なお、当社グループは半導体検査装置事業の単一セグメントであるため、セグメント別の記載を省略しております。
FY2022|1,397 文字
5【研究開発活動】(1)イメージセンサー検査装置WTS-311NX並びに次世代イメージセンサー検査装置用光源 新規中国方面の顧客ニーズに対応すべく、更なる高速データ転送方式の開発と画像処理機能の拡充を行う計画であり、当該開発品は、開発中の次世代マルチプラットフォーム装置WTS-9000シリーズにも組み込み可能とします。また、2022年3月にリリースを完了した新型高性能イメージセンサーデバイス検査用光源装置WLS-150の更なる高性能化を行い、2023年3月に受注を頂き出荷を行いました。 (2)WTS-577SR/SXシリーズ WTS-577SRシリーズLCDドライバー検査装置の後継機になるWTS-577SXにつきましては、次世代LCDドライバー検査装置用として開発の完了した高速ドライバーや、超高速光データ伝送技術などの新機能リソース(開発中のものを含め)を、被検査デバイスの高速化、高質化対応に合わせ最適な検査を提供するために、WTS-577SXへ搭載可能として既存又は新規顧客へ提供を開始してまいります。更に現在開発中の次世代検査装置WTS-9000C/Sでは、筐体デザインを一新し、装置内に実装する機能ボードによって、幅広い被検査デバイスに対応できる設計(マルチプラットフォーム)とし、顧客の要望に基づいた仕様を実現、且つ低消費電力、加えて装置コストを抑えた設計とする計画です。開発中の新装置は、今後更に伸びるLCDドライバーマーケットは勿論、同検査装置の優れたデジタル検査機能を生かした、先端ロジック検査装置分野、メモリーIC検査分野等に参入を計画し開発しております。 (3)検査装置向け工場FA化機器技術「自重補償機構技術」の開発 検査装置向け工場FA化機器技術(「自重補償機構技術」)、当該技術については、学校法人慶應義塾大学慶應義塾先端科学技術研究センターと共同開発を進めており、2021年9月の段階で、より製品に近い重量キャンセル型アームのプロトタイプが完成詳細動作の検証を進めております。なお、特許等の申請については、既にお知らせのとおり手続きは終了しております。当該技術は当社の検査装置とウエーハ搬送装置との間のドッキングアダプター(以下「ポゴタワー」という。)の着脱(約25㎏~30㎏)をオペレータ一人で簡単に安全に行うための補助アーム(以下「マニピュレータ」という。)で製品化を目指し、インダストリー4.0推進への入口と考え製品化を行います。その後応用製品として民生向け、介護向け、或いは物流倉庫等への応用が可能と考えております。現在複数の製造工場と教護選定を行っており量産に向けた準備を進めております。 (4)ヘルスケア管理システム 株式会社TAOS研究所並びに奈良県立大学と進めておりました脈波(BCG,ECG)を利用したヘルスケア管理システムは、現在幾つかの実証実験を経て、2023年4月1日より販売を開始する方向で調整を行っております。なお、当該ヘルスケア管理システム(センサー便座)の販売に関しましては、株式会社TAOS研究所に一任する方向です。 (5)研究開発費の総額(セグメント別) 当連結会計年度における研究開発費の総額は247,843千円となりました。セグメント別では、「半導体検査装置事業」における研究開発費は247,843千円となりました。
FY2021|1,540 文字
5【研究開発活動】(1)WTS-311NXの機能拡張 当該検査装置につきまして、既存インストール顧客のニーズを汲みデジタルデバイス対応を実現、機能ボードの開発及び、各種アプリケーションのハード・ソフトウエアの開発を終了しました。その後新規中国方面の顧客ニーズにも対応すべく、高速データ転送規格に対応した拡張機能を開発し、今後更なる高速化と画像処理機能の拡充を行う計画であります。また、WTS-377ローコストイメージセンサー用検査装置につきましては、筐体(母体)を下記する開発中のマルチプラットフォームとして新規開発中の筐体に統一し、国内外の有力顧客の要望に基づいた仕様を盛り込み、且つ低消費電力、加えて装置コストを抑えた設計とし、今後更に伸びる同マーケットへ投入するべく開発を継続しております。 (2)WTS-577SRシリーズ WTS-577SRシリーズLCDドライバー検査装置につきましては、現在開発中の次世代LCDドライバー検査装置用として開発の完了した高速ドライバーなどの新機能リソース(開発中のものを含め)を、被検査デバイスの高速化、高画素化対応に合わせ最適な検査を提供するために、WTS-577SRへ搭載可能として既存または新規顧客へ提供を開始しております。更に現在開発中の次世代検査装置では、筐体デザインを一新し、装置内に実装する機能ボードによって、幅広い被検査デバイスに対応できる設計(マルチプラットフォーム)とし、顧客の要望に基づいた仕様を実現、且つ低消費電力、加えて装置コストを抑えた設計とする計画です。開発中の新装置は、今後更に伸びるLCDドライバーマーケットは勿論、同検査装置の優れたデジタル検査機能を生かした、先端ロジック検査装置分野、メモリーIC検査分野等に参入を計画し開発しております。 (3)検査装置向け工場FA化機器技術「自重補償機構技術」の開発 検査装置向け工場FA化機器技術(「自重補償機構技術」)、当該技術については、学校法人慶應義塾大学慶應義塾先端科学技術研究センターと共同開発を進めており、2021年9月の段階で、より製品に近い重量キャンセル型アームのプロトタイプが完成詳細動作の検証を進めております。なお、特許等の申請については、既にお知らせのとおり手続きは終了しております。当該技術は当社の検査装置とウエーハ搬送装置との間のドッキングアダプター(以下「ポゴタワー」という。)の着脱(約25㎏~30㎏)をオペレータ一人で簡単に安全に行うための補助アーム(以下「マニピュレータ」という。)で製品化を目指し、インダストリー4.0推進への入口と考え製品化を行います。その後応用製品として「半導体製造工場内FA化システム」、「半導体工場内物流搬送システム」等への応用が可能と考えております。 (4)ヘルスケア管理システム 和歌山大学と進めておりました脈波(BCG,ECG)を利用したヘルスケア管理システムは、研究室が2021年4月に奈良県立大学に異動となりましたので、現在は同大学並びに株式会社TAOS研究所とアライアンスを継続し、製品化を急いでおります。現在、最終製品化に向けて共同開発を進め、センサーを組込んだバイタル情報インターフェースを完成させ、いくつかの試作モデルを使いあらゆる年代におけるデータのばらつきなどを取得し検証を進めております。なお、ヘルスケア管理システムの販売に関しましては、TAOS研究所に一任する方向です。 (5)研究開発費の総額(セグメント別) 当連結会計年度における研究開発費の総額は266,215千円となりました。セグメント別では、「半導体検査装置事業」における研究開発費は266,215千円となりました。
FY2020|1,633 文字
5【研究開発活動】(1)WTS-311NXの機能拡張 当該検査装置につきまして、既存インストール顧客のニーズを汲みデジタルデバイス対応を実現、機能ボードの開発及び、各種アプリケーションのハード・ソフトウエアの開発を終了しました。その後新規中国方面の顧客ニーズにも対応すべく、高速データ転送規格に対応した拡張機能を開発し、今後更なる高速化と画像処理機能の拡充を行う計画であります。また、WTS-377ローコストイメージセンサー用検査装置につきましては、筐体(母体)を下記する開発中の新筐体に統一し、国内外の有力顧客の要望に基づいた仕様を盛り込み、且つ低消費電力、加えて装置コストを抑えた設計とし、今後更に伸びる同マーケットへ投入するべく開発を継続しております。 (2)WTS-577SR、WTS-577L及びWTS-577typeL、WTS-577type7、WTS-577typeX WTS-577シリーズLCDドライバー検査装置につきましては、被測定デバイスの高速化、高画素化対応に合わせた最適な検査を行うための各種機能ボードの性能向上と高速シリアル通信機能の充実、また装置運用や新規被測定デバイスへの展開を簡便化するための各種ハードウェア・ソフトウエア開発を完了しWTS-577SRとしてリリースを完了出荷の開始を行い開示いたしました。更に現在開発中の次世代検査装置では、筐体デザインを一新し、中に実装する機能ボードによって、幅広い被検査デバイスに対応できる設計とし、顧客の要望に基づいた仕様を実現、且つ低消費電力、加えて装置コストを抑えた設計とすることで、今後更に伸びる同マーケットは勿論、同検査装置の優れたデジタル検査機能を生かした、メモリーIC検査分野、そして汎用ロジック検査装置分野等に参入して開発しております。 (3)検査装置向け工場FA化機器技術「自重補償機構技術」の開発 当該技術については、学校法人慶應義塾大学慶應義塾先端科学技術研究センターと共同開発を進めており、2019年8月からの研究成果について、大学並びに研究室の再開を待って、継続の方向です。2019年6月の段階で、重量キャンセル型アームの基本試作3号機まで完成しており、当期は、ずれ込んでおりました特許等の申請についても手続きは終了しております。しかし製品化を待つ段階ではありますが、新型コロナウイルス感染拡大の影響で、共同設計開発さきである大学機関が活動の停止を余儀なくされており、今後の進め方に付き大学側と調整中です。当該技術は当社の検査装置をウエーハ搬送装置とのドッキングに使用する「マニピュレータ」で製品化を目指しますが、当面の目標として、検査装置のポゴタワーと呼ばれる約25㎏の着脱補助装置としてその搬送可能重量を50㎏前後で開始します。なお、2021年度予算に組入れ、引続き新型コロナウイルスの感染拡大状況、政府の緊急事態宣言などの発布状況を注視しながらプロジェクトを進めてまいります。 (4)太陽光パネルの効率向上のための部分影補償機能一体型コンバータの開発 新エネルギー関連事業方面では、茨城大学との部分影補償機能(太陽光パネルの効率向上)一体型コンバータの開発が完了し、2019年11月にはモニタリングソフトウエア(GUI)とともに、試作機を完成させ現場での設置を視野に入れた試作機の完成を行いました。2020年より必要不可欠となる現地での実証試験など安全面、環境面での試行錯誤を行い、最終製品化のための開発に取り組むはずでしたが、新型コロナウイルス禍による中断を引続き余儀なくされております。続けて2021年度予算に研究開発継続予算を組み進めて行く計画です。 (5)研究開発費の総額(セグメント別) 当連結会計年度における研究開発費の総額は102,046千円となりました。セグメント別では、「半導体検査装置事業」における研究開発費は102,046千円となりました。
FY2019|1,607 文字
5【研究開発活動】(1)WTS-311NXの機能拡張 当該検査装置につきまして、既存インストール顧客のニーズを汲みデジタルデバイス対応を実現するため機能ボードの開発及び、各種アプリケーションのハード・ソフトウエアの開発を行っています。 (2)WTS-577、WTS-377L及びWTS-677用ハードウェア・ソフトウエアの開発 WTS-577LCDドライバー検査装置につきましては、被測定デバイスの高速化、高画素化対応に合わせた最適な検査を行うための各種機能ボードの性能向上と高速シリアル通信機能の充実、また装置運用や新規被測定デバイスへの展開を簡便化するための各種ハードウェア・ソフトウエア開発を行っています。また、同検査装置の優れたデジタル検査機能を生かした、汎用ロジック検査装置WTS-677を同時に開発しております。WTS-377Lローコストイメージセンサー用検査装置につきましては、国内外の有力顧客の要望に基づいた仕様を盛り込み、且つ小型で低消費電力、加えて装置コストを抑えた設計とし、今後更に伸びる同マーケットへ投入するべく開発を継続しております。 (3)検査装置向け工場FA化機器技術「自重補償機構技術」の開発 学校法人慶應義塾大学慶應義塾先端科学技術研究センターと共同開発を進めており、2019年3月には、重量キャンセル型アームの試作機を3号機まで完成させております。現在、特許等の対策について大学側と調整中です。将来の介護現場や農業、加えて被災地でのパワーアシスト機器等、数兆円規模にも及ぶ幅広いマーケットの存在を見据え、安全面の問題を解決した上で、当該技術は当社の検査装置の「マニピュレータ」や、応用製品として「半導体製造工場内FA化システム」、「半導体工場内物流搬送システム」の他、完成品の「出荷倉庫」での「種まき方式荷物搬送システム」(棚から棚へ物流製品を移動、仕分けするシステム)への応用が可能であることから、搬送重量300㎏程度までの重量物を移載することができる機器の製品化を目指します。 (4)太陽光パネルの効率向上のための部分影補償機能一体型コンバータの開発 新エネルギー関連事業方面では、元々宇宙分野で実用化されていた太陽光パネルの効率アップ機器技術を民生分野に展開すべく、国立大学法人茨城大学との部分影補償機能(太陽光パネルの効率向上)一体型コンバータの開発が完了し、2019年3月にはモニタリングソフトウエア(GUI)とともに、試作機を完成させました。2018年10月には、その技術の先進性を認められ、横浜市経済産業局からの「もの作り助成金」の対象に選ばれました。IoTセンサー技術並びにデータサーバー(ビッグデータ)ソフトウエア技術は、検査装置分野で必要とされる様々な方面へも幅広く、応用が可能であることから、2019年度中に「IoTセンサー」(センサーによる「センシング」と「通信部分」(データ転送に係る通信))の改善を含む最終製品化に向けてプロジェクトを進めております。 (5)アナログ位相再構成技術に関する共同開発 国立大学法人富山大学とアナログ位相再構成技術に関する共同研究を行っており、当社で研究中のDAコンバータ(デジタルメモリーに記録されているデジタル信号をアナログ信号に変換する技術)の技術と上記IoTセンサー技術を組み合わせることでより精度の高い信号の発生が可能となり、幅広い分野への応用が可能であるとことから、新たなシーズ技術の開発を行っております。 (6)研究開発費の総額(セグメント別) 当連結会計年度における研究開発費の総額は158,023千円となりました。セグメント別では、「半導体検査装置事業」における研究開発費は139,247千円、「新エネルギー関連事業」における研究開発費は18,358千円、「その他」の研究開発費は416千円となりました。
FY2018|969 文字
5【研究開発活動】(1)WTS-311NXの機能拡張 当該検査装置につきまして、既存インストール顧客のニーズを汲みデジタルデバイス対応を実現するため機能ボードの開発及び、各種アプリケーションのハード・ソフトウエアの開発を行っています。 (2)WTS-577、WTS-377L用ソフトウエアの開発 WTS-577LCDドライバー検査装置につきましては、被測定デバイスの高速化、高画素化対応に合わせた最適な検査を行うための各種機能ボードの性能向上と高速シリアル通信機能の充実、また装置運用や新規被測定デバイスへの展開を簡便化するための各種ソフトウエア開発を行っています。またWTS-377Lローコストイメージセンサー用検査装置につきましては、国内外の有力顧客の要望に基づいた仕様を盛り込み、且つ小型で低消費電力、加えて装置コストを抑えた設計とし、今後更に伸びる同マーケットへ投入するべく開発を継続しております。 (3)産学連携での開発1 慶應義塾大学との自重補償機構の開発を継続、産学連係による技術シーズの獲得を進めながら、市場拡大が見込める重量物搬送を伴う成長分野へ新規参入するための、各種開発を継続しています。 (4)産学連携での開発2 新エネルギー関連事業方面では、元々宇宙分野で実用化されていた太陽光パネルの効率アップ機器技術を民生分野に展開すべく、茨城大学との産学連係による技術シーズの獲得を進めながら、市場ニーズの拡大が見込める同分野へ参入するための、開発を継続しており、一定の成果が出たため、翌期は実証実験に進めてまいります。 (5)産学連携での開発3 その他分野では、富山大学と「2チャンネルCDからのデジタル出力信号解析による4チャンネル化で臨場感を再現する」技術の開発に取組んでおり、当社の新規取組みであるハイエンドオーディオ機器の開発に、独自要素を組込むことで同マーケットへの参入障壁を、超える試みを行っています。 (6)研究開発費の総額(セグメント別) 当連結会計年度における研究開発費の総額は153,607千円となりました。セグメント別では、「半導体検査装置事業」における研究開発費は141,602千円、「新エネルギー関連事業」における研究開発費は8,543千円、「その他」の研究開発費は3,462千円となりました。
FY2017|361 文字
6【研究開発活動】(1)WTS-311NX、WTS-311の機能拡張 当該検査装置につきまして、更なるパフォーマンスアップを図るための機能拡張を実現する、各種アプリケーションの開発を継続しています。 (2)WTS-577、WTS-377用ソフトウエアの開発 当該検査装置につきましては、装置運用を簡便化するためのソフトウエア開発を継続しています。 (3)産学連携での開発 慶應義塾大学、茨城大学等と連係し、市場拡大が見込める成長分野へ新規参入するための、各種開発を行っています。 (4)研究開発費の総額 当事業年度における研究開発費の総額は138,068千円となっております。 (注)セグメント別の主な研究開発費の金額につきましては、当事業年度における報告セグメントは単一であるため、セグメント別の記載を省略しております。
FY2016|312 文字
6【研究開発活動】(1)WTS-311NX、WTS-311の機能拡張 当該検査装置につきまして、更なるパフォーマンスアップを図るための機能拡張を実現する、各種アプリケーションの開発を継続しています。 (2)WTS-800、WTS-750検査装置用アプリケーションの開発 当該検査装置につきましては、電圧、電流を広域に測定するオプションなどのアプリケーション開発を継続しています。 (3)WTS-577、WTS-377用ソフトウエアの開発 当該検査装置につきましては、装置運用を簡便化するためのソフトウエア開発を継続しています。 (4)研究開発費の総額 当事業年度における研究開発費の総額は134,793千円となっております。