経営方針・経営戦略
1【経営方針、経営環境及び対処すべき課題等】 当社は、以下の経営環境認識のもとに経営方針及び対処すべき課題を設定し、『先端産業分野において、研究から商業生産まで、顧客とのパートナーシップを重視し、化学品製造に関する課題を解決する』ことを進めてまいります。当社の経営方針、経営環境及び対処すべき課題等は、以下のとおりであります。なお、文中の将来に関する事項は、当事業年度末現在において当社が判断したものであります。 (1)経営環境 当社の事業モデルにおいては、医薬品会社や化学会社等の製品開発会社における、新製品の研究開発及び製造の外部委託需要が重要な要素となります。当社の事業領域である有機化学品の受託業界におきましては、技術の細分化・深化が進んだことや、より多品種の化学品等が必要になったこと等により、研究開発及び製造の外部委託傾向が続いています。 また、当社は量産ステージ製品の拡大を企図し、量産設備への設備投資を中心とした投資を進めてまいりました。これは、顧客の開発品目のステージが研究・開発から量産へと上がるのに伴い、ステージに応じたソリューションを提供して取引を継続し、当社の成長を牽引するモデル(ステージアップ・グロース)を企図して実施したものです。この結果、量産ステージ製品の売上高に対する割合は安定して60%を超える状況を構築するに至っております。今後も研究・開発ステージ製品から量産ステージへの取り込みが継続するものと認識しております。 当事業年度では、ウクライナ情勢、物流2024年問題および米中貿易の問題は継続しておりますが、当社への影響は現段階では軽微ながらも、今後も十分に注視しなければならない状況であると認識しております。 (2)経営方針及び優先的に対処すべき事業上及び財務上の課題 上記のような、当社を取り巻く経営環境及び量産ステージへの対応状況を踏まえ、今後の経営方針としましては、これまでの当社での技術蓄積と顧客との信頼関係を背景に、量産ステージのビジネスを更に拡大する計画であります。 量産ステージでは、研究・開発ステージのビジネスより生産量が増加しますので、既存設備の稼動率の向上に加えて、生産能力の向上が不可欠となります。現有設備の生産能力向上施策を行い、必要に応じて設備の増設を検討いたします。また、研究・開発ステージの品質規格は暫定的な場合が多いのに比べ、量産ステージでは厳格な規格のみならず生産過程全般に渡り品質を保証する体制が求められます。このため、品質管理体制の強化及び品質保証を含めた生産管理体制の強化を進める必要があります。 一方、研究ステージ及び開発ステージのビジネスは、量産ステージへつなぐために持続することが必要であります。市場拡大が期待できる先端領域の選択及び顧客の要望に対応できる優れた技術の習得が課題となります。このための顧客及び業界市場からの積極的な情報の入手及び優秀な人材の確保並びに技術の開発と向上にも努めてまいります。 以上のことから、ステージアップ・グロースモデルを更に推し進めるため、以下の①~⑤の5項目を優先的に対処すべき課題として認識しております。 ① 営業力の強化 ステージアップ・グロースモデルの強化のため、生産キャパシティ拡大を企図した大型設備投資および製造等人員の拡充を実施しております。このような状況下、当社事業の付加価値の最大化と受注機会の積極的獲得を加速するために営業部門の更なる拡充、人材育成等による強化が必要であると認識しております。 ② 生産能力・生産性の引き上げ ステージアップ・グロースモデルの拡大のためには、研究設備、生産設備及び分析設備等の改良、拡充が求められます。このため、生産設備等の新規取得、既存設備等の更なる有効利用及び仕入から製造、保管、出荷、廃棄物処理にいたるまでの全工程を通してのボトルネック解消による効率化が重要な課題と認識しております。 ③ 変動する顧客ニーズへの対応 ステージアップ・グロースモデルの持続的な強化を推進するには、社会情勢、技術革新及び地球環境等により高度化する顧客ニーズに対応する必要があります。当社が社会的ニーズや顧客ニーズを充足し、高付加価値なソリューション提供を実施するために、生産技術、品質保証、生産設備要件及び人材育成等のさらなる強化を進めてまいります。 ④ 研究開発から事業化への更なる加速 ステージアップ・グロースモデルの競争力を維持すると共に、新規事業の取り込みのためには研究開発からの早期の製品化及び事業化が求められます。このため、ベンチャー企業、アカデミア及びベンチャーキャピタル等との積極的な交流や共同研究等によるパイプラインの拡充及び技術獲得によるステージアップ・グロースモデルの強化が重要な課題であると認識しております。 ⑤ 通年での業績平準化による業績見通し蓋然性の向上 ステージアップ・グロースモデルの更なる強化による企業価値の向上を推進する一方で、第4四半期への売上偏重による業績見通しの蓋然性の低さが、当社の企業価値の低下要因であると認識すると共に、通年での売上計上平準化の推進を図ってまいります。
対処すべき課題
1【経営方針、経営環境及び対処すべき課題等】 当社は、以下の経営環境認識のもとに経営方針及び対処すべき課題を設定し、『先端産業分野において、研究から商業生産まで、顧客とのパートナーシップを重視し、化学品製造に関する課題を解決する』ことを進めてまいります。当社の経営方針、経営環境及び対処すべき課題等は、以下のとおりであります。なお、文中の将来に関する事項は、当事業年度末現在において当社が判断したものであります。 (1)経営環境 当社の事業モデルにおいては、医薬品会社や化学会社等の製品開発会社における、新製品の研究開発及び製造の外部委託需要が重要な要素となります。当社の事業領域である有機化学品の受託業界におきましては、技術の細分化・深化が進んだことや、より多品種の化学品等が必要になったこと等により、研究開発及び製造の外部委託傾向が続いています。 また、当社は量産ステージ製品の拡大を企図し、量産設備への設備投資を中心とした投資を進めてまいりました。これは、顧客の開発品目のステージが研究・開発から量産へと上がるのに伴い、ステージに応じたソリューションを提供して取引を継続し、当社の成長を牽引するモデル(ステージアップ・グロース)を企図して実施したものです。この結果、量産ステージ製品の売上高に対する割合は安定して60%を超える状況を構築するに至っております。今後も研究・開発ステージ製品から量産ステージへの取り込みが継続するものと認識しております。 当事業年度では、ウクライナ情勢、物流2024年問題および米中貿易の問題は継続しておりますが、当社への影響は現段階では軽微ながらも、今後も十分に注視しなければならない状況であると認識しております。 (2)経営方針及び優先的に対処すべき事業上及び財務上の課題 上記のような、当社を取り巻く経営環境及び量産ステージへの対応状況を踏まえ、今後の経営方針としましては、これまでの当社での技術蓄積と顧客との信頼関係を背景に、量産ステージのビジネスを更に拡大する計画であります。 量産ステージでは、研究・開発ステージのビジネスより生産量が増加しますので、既存設備の稼動率の向上に加えて、生産能力の向上が不可欠となります。現有設備の生産能力向上施策を行い、必要に応じて設備の増設を検討いたします。また、研究・開発ステージの品質規格は暫定的な場合が多いのに比べ、量産ステージでは厳格な規格のみならず生産過程全般に渡り品質を保証する体制が求められます。このため、品質管理体制の強化及び品質保証を含めた生産管理体制の強化を進める必要があります。 一方、研究ステージ及び開発ステージのビジネスは、量産ステージへつなぐために持続することが必要であります。市場拡大が期待できる先端領域の選択及び顧客の要望に対応できる優れた技術の習得が課題となります。このための顧客及び業界市場からの積極的な情報の入手及び優秀な人材の確保並びに技術の開発と向上にも努めてまいります。 以上のことから、ステージアップ・グロースモデルを更に推し進めるため、以下の①~⑤の5項目を優先的に対処すべき課題として認識しております。 ① 営業力の強化 ステージアップ・グロースモデルの強化のため、生産キャパシティ拡大を企図した大型設備投資および製造等人員の拡充を実施しております。このような状況下、当社事業の付加価値の最大化と受注機会の積極的獲得を加速するために営業部門の更なる拡充、人材育成等による強化が必要であると認識しております。 ② 生産能力・生産性の引き上げ ステージアップ・グロースモデルの拡大のためには、研究設備、生産設備及び分析設備等の改良、拡充が求められます。このため、生産設備等の新規取得、既存設備等の更なる有効利用及び仕入から製造、保管、出荷、廃棄物処理にいたるまでの全工程を通してのボトルネック解消による効率化が重要な課題と認識しております。 ③ 変動する顧客ニーズへの対応 ステージアップ・グロースモデルの持続的な強化を推進するには、社会情勢、技術革新及び地球環境等により高度化する顧客ニーズに対応する必要があります。当社が社会的ニーズや顧客ニーズを充足し、高付加価値なソリューション提供を実施するために、生産技術、品質保証、生産設備要件及び人材育成等のさらなる強化を進めてまいります。 ④ 研究開発から事業化への更なる加速 ステージアップ・グロースモデルの競争力を維持すると共に、新規事業の取り込みのためには研究開発からの早期の製品化及び事業化が求められます。このため、ベンチャー企業、アカデミア及びベンチャーキャピタル等との積極的な交流や共同研究等によるパイプラインの拡充及び技術獲得によるステージアップ・グロースモデルの強化が重要な課題であると認識しております。 ⑤ 通年での業績平準化による業績見通し蓋然性の向上 ステージアップ・グロースモデルの更なる強化による企業価値の向上を推進する一方で、第4四半期への売上偏重による業績見通しの蓋然性の低さが、当社の企業価値の低下要因であると認識すると共に、通年での売上計上平準化の推進を図ってまいります。
MD&A(経営者による分析)
4【経営者による財政状態、経営成績及びキャッシュ・フローの状況の分析】(1)経営成績等の状況の概要 当事業年度における当社の財政状態、経営成績及びキャッシュ・フロー(以下「経営成績等」という。)の状況の概要は次のとおりであります。 なお、文中の将来に関する事項は、当事業年度の末日現在において判断したものであります。 ①財政状態及び経営成績の状況 当事業年度における国内経済は一部に足踏みが残るものの、緩やかに回復していきました。物価上昇の継続が個人消費や設備投資に対し一部で影響を与えていましたが、持ち直しの動きが見られ、輸出や生産は概ね横ばいであるものの、企業収益、業況は改善していきました。また、雇用・所得環境も改善の動向も見られました。 このような状況の下、当社は中期経営計画の基本方針に沿って、引き続き生産ソリューション提供の拡大による事業構造の変革、新技術の開発、製造合理化等による一層の業績改善に注力してまいりました。 この結果、当事業年度の財政状態及び経営成績は以下のとおりとなりました。 a.財政状態(資産) 当事業年度末における流動資産は7,475,498千円となり、前事業年度末に比べて1,083,052千円減少いたしました。 これは主に現金及び預金が925,985千円、売掛金が218,439千円それぞれ減少したことによるものであります。 固定資産は12,676,947千円となり、前事業年度末に比べて2,613,865千円増加いたしました。これは主に用地・設備の購入等で土地が451,508千円、建設仮勘定が2,301,020千円それぞれ増加したことによるものであります。 この結果、総資産は20,152,445千円となり、前事業年度末に比べて1,530,813千円増加いたしました。(負債) 当事業年度末における流動負債は2,268,579千円となり、前事業年度末に比べて700,217千円減少いたしました。 これは主に未払金が252,040千円増加した一方で、未払法人税等が946,867千円減少したことによるものであります。 固定負債は4,363,637千円となり、前事業年度末に比べて1,797,650千円増加いたしました。これは主に資金調達により長期借入金が954,915千円、長期前受収益が843,858千円それぞれ増加したことによるものであります。 この結果、負債合計は6,632,216千円となり、前事業年度末に比べて1,097,433千円増加いたしました。(純資産) 当事業年度末における純資産合計は13,520,228千円となり、前事業年度末に比べて433,379千円増加いたしました。 これは主に当期純利益の計上等により利益剰余金が497,833千円増加したことによるものであります。 b.経営成績(売上高) 売上高は、8,178,920千円(前年同期比10.7%減)となりました。 機能材料事業部門は、量産ステージにて医薬・医療関連材料の堅調な需要とディスプレイ関連材料の需要が回復基調となり、開発ステージにて医薬中間体の需要獲得など前事業年度よりも好調に推移した結果、機能材料事業部門の売上高は3,002,731千円(前年同期比10.6%増)となりました。 医薬事業部門は、開発、研究ステージ案件の積極受注で前事業年度の売上を上回りましたが、既存製品の需要減少により量産ステージが低調に推移した結果、医薬事業部門の売上高は3,508,956千円(前年同期比23.9%減)となりました。 バイオ事業部門は、量産ステージの需要が好調に推移し売上を伸ばしました。ただし、開発ステージについては期首に想定していた案件の取込みが想定通りに進捗せず低調に推移した結果、バイオ事業部門の売上高は1,667,232千円(前年同期比8.9%減)となりました。(売上総利益) 売上総利益は2,320,697千円(同29.6%減)となりました。売上総利益率は医薬事業の製品構成差異の影響およびバイオ事業の新棟稼働を前に先行的に従業員を増加させたことによる人件費の増加が負担となり、前事業年度の36.0%から当事業年度の28.4%に低下しております。(販売費及び一般管理費、営業利益) 販売費及び一般管理費は、1,548,837千円(同27.6%増)となりました。前事業年度の一時的な租税公課の増加から当事業年度は減少に推移したものの、研究開発費の大幅な増加や販管人件費の増加が要因となり、営業利益は771,859千円(同62.9%減)となりました。(営業外損益、経常利益) 営業外収益は、助成金収入の計上等により、177,129千円(同659.7%増)となりました。 営業外費用は、支払利息の計上等により、19,445千円(同97.0%増)となりました。 その結果、経常利益は929,544千円(同55.6%減)となりました。(特別損益、税引前当期純利益) 特別利益は、固定資産売却益の計上により4,169千円となりました。 特別損失は、固定資産除却損の計上等により5,720千円となりました。 その結果、税引前当期純利益は927,993千円(同55.7%減)となりました。(当期純利益) 法人税、住民税及び事業税に法人税等調整額を加えた税金費用は190,664千円(同68.2%減)となり、その結果、当期純利益は737,329千円(同50.6%減)となりました。 当社は、単一セグメントであるため、セグメントごとの経営成績は記載しておりません。 ②キャッシュ・フローの状況 当事業年度における現金及び現金同等物(以下「資金」という。)は、2,385,561千円となり、前事業年度末に比べて925,985千円の減少となりました。当事業年度における各キャッシュ・フローの状況は以下のとおりであります。 (営業活動によるキャッシュ・フロー) 当事業年度における営業活動の結果、得られた資金は1,487,123千円(前年同期は3,204,538千円の収入)となりました。これは主に税引前当期純利益927,993千円、減価償却費879,295千円の資金増加要因があったことによるものであります。 (投資活動によるキャッシュ・フロー) 当事業年度における投資活動の結果、3,322,708千円の支出(前年同期は2,369,133千円の支出)となりました。これは主に有形固定資産の取得による支出3,300,359千円の資金減少要因があったことによるものであります。 (財務活動によるキャッシュ・フロー) 当事業年度における財務活動の結果、909,599千円の収入(前年同期は178,866千円の収入)となりました。これは主に長期借入金の返済による支出826,043千円、配当金の支払額239,298千円の資金減少要因があった一方で、長期借入れによる収入1,975,000千円の資金増加要因があったことによるものであります。 ③生産、受注及び販売の実績 当社は、単一セグメントであるため、セグメント情報に代えて事業部門別で開示しております。a.生産実績 当事業年度の生産実績は、次のとおりであります。事業部門の名称当事業年度(自 2024年4月1日至 2025年3月31日)生産高(千円)前年同期比(%)機能材料事業部門1,978,365109.7医薬事業部門2,470,32790.1バイオ事業部門1,484,029120.5合計5,932,722102.7 b.受注実績 当事業年度の受注実績は、次のとおりであります。事業部門の名称当事業年度(自 2024年4月1日 至 2025年3月31日)受注高(千円)前年同期比(%)受注残高(千円)前年同期比(%)機能材料事業部門3,534,837128.41,302,250169.1医薬事業部門3,264,820136.13,659,94293.7バイオ事業部門1,554,03988.5361,56976.2合計8,353,697121.05,323,762103.4 c.販売実績 当事業年度の販売実績は、次のとおりであります。事業部門の名称当事業年度(自 2024年4月1日至 2025年3月31日)販売高(千円)前年同期比(%)機能材料事業部門3,002,731110.6医薬事業部門3,508,95676.1バイオ事業部門1,667,23291.1合計8,178,92089.3 (注)1.最近2事業年度の主な相手先別の販売実績及び当該販売実績の総販売実績に対する割合は次のとおりであります。相手先前事業年度(自 2023年4月1日 至 2024年3月31日)当事業年度(自 2024年4月1日 至 2025年3月31日)金額(千円)割合(%)金額(千円)割合(%)東レ株式会社958,19010.5--鳥居薬品株式会社--1,059,31913.02.前事業年度の鳥居薬品株式会社及び当事業年度の東レ株式会社への販売実績は、総販売実績に対する割合が10%未満のため記載を省略しております。 (2)経営者の視点による経営成績等の状況に関する分析・検討内容なお、文中の将来に関する事項は、当事業年度末現在において判断したものであります。 ①財政状態及び経営成績の状況に関する認識及び分析・検討内容 当社の当事業年度の経営成績等につきましては、「(1)経営成績等の状況の概要 ①財政状態及び経営成績の状況」に記載のとおりであります。 当社の経営成績は、有機化学品の研究・開発・生産ソリューション事業における顧客の開発品の開発計画や生産計画に大きく依存します。また、提供するソリューションの内容は顧客の要望により変化します。当社は顧客の要望に応えるための技術開発、設備導入を行い競争力の向上に努めていますが、顧客の計画進捗状況、技術開発状況によって経営成績に重要な影響を与える可能性があります。 その他の経営成績に重要な影響を与える要因については、「第2 事業の状況 3 事業等のリスク」に記載のとおりであります。 経営方針、経営戦略、経営上の目標の達成状況を判断するための客観的な指標等につきましては、次のとおりであります。 当社は、売上高及び経常利益を重要な経営指標として位置付けております。 当事業年度における売上高は8,178,920千円となり、2024年5月13日に開示しております売上高目標9,000,000千円に比べ、821,079千円(9.1%減)の減収となりました。これは医薬およびバイオ事業部門で期首に想定していた開発案件の獲得が十分に進捗できなかったためであります。経常利益は929,544千円となり、経常利益目標1,380,000千円に比べ、450,455千円(32.6%減)の減益となりました。減益の要因は減収に伴う要因に加え、人件費や研究開発費、医薬事業分野での製品構成差異が想定を下回ったためです。引き続き、本指標の改善に邁進してまいります。指標2025年3月期(計画)2025年3月期(実績)2025年3月期(計画比)売上高(千円)9,000,0008,178,920821,079千円 (9.1%減)経常利益(千円)1,380,000929,544450,455千円 (32.6%減)売上高経常利益率15.3%11.4% 3.9ポイント減 ②キャッシュ・フローの状況の分析・検討並びに資本の財源及び資金の流動性に係る情報 当事業年度のキャッシュ・フローの状況につきましては、「(1)経営成績等の状況の概要 ②キャッシュ・フローの状況」に記載のとおりであります。 当社の資本の財源及び資金の流動性につきましては、次のとおりであります。 当社の運転資金需要のうち主なものは、原材料の購入費用及び労務費のほか、製造経費、販売費及び一般管理費等の営業費用であります。投資を目的とした資金需要は、製造設備投資等によるものであります。 当社は、事業運営上必要な流動性と資金の源泉を安定的に確保することを基本方針としております。 なお、当期末の有利子負債残高は、3,119,023千円となりました。 運転資金及び設備投資資金については、原則として自己資金で賄うこととしております。今後も所要資金は「営業活動によるキャッシュ・フロー」を源泉に自己資金調達を原則とする方針であります。多額の設備投資資金が必要となった場合は、必要資金の性格に応じて金融機関からの借入、資本市場からの直接調達も検討する方針であります。 ③重要な会計上の見積り及び当該見積りに用いた仮定 財務諸表の作成に当たって用いた会計上の見積り及び当該見積りに用いた仮定のうち、重要なものについては、「第5 経理の状況 1.財務諸表等 (1)財務諸表 注記事項 (重要な会計上の見積り)」に記載のとおりであります。財務諸表の作成にあたっては、会計上の見積りを行う必要があり、特に以下の事項は、経営者の会計上の見積りの判断が財政状態及び経営成績に重要な影響を及ぼすと考えております。(受注損失引当金) 当社は、受注契約等に基づく製造案件のうち、当事業年度末時点で将来の損失が見込まれ、かつ、当該損失額を合理的に見積もることが可能なものについて、翌事業年度以降に発生が見込まれる損失額に対して、受注損失引当金を計上しております。 製造案件の総原価の見積りに当たっては、契約内容を基に、工数、原材料等必要経費を算出し、見積総原価額を決定しておりますが、想定以上の工数を要する等の事象が発生した場合に、総原価の金額に影響を与える可能性があります。このため、すべての製造案件について進捗状況の確認を行い、再度見積りを実施することとしております。