研究開発費(時系列)
| 年度 | R&D費用(億円) | 設備投資(億円) |
| 2025-08 |
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0 |
| 2024-08 |
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| 2023-08 |
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| 2022-08 |
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研究開発活動(本文)
FY2025|1,924 文字
6 【研究開発活動】当社グループの研究開発活動は、全てAsReader事業に属しております。当社グループの研究開発の大部分を当社が行っており、一部ハードウエア及びソフトウエアの開発を中国の子会社(大連明日星科技有限公司)が担っております。顧客企業がIoT活用やDXなどを推進することができるようなAsReader製品の開発を進めております。 研究開発のカテゴリとしては、バーコードリーダー、RFIDリーダー技術、画像認識技術(モノ認識、人追跡)、生体認証技術、であり、それぞれの新製品に繋がる基礎技術の研究を行っております。主な研究開発の成果は以下のとおりであり、当連結会計年度における当社グループの研究開発費は18,815千円となりました。 (1)バーコードリーダー、RFIDリーダーの研究の成果スマートデバイス市場では、iOSとAndroidの2つのOSが大きなシェアを占めており、業務用途においてはどちらの環境でもシームレスに利用できることが強く求められています。当社の主力製品であるバーコードリーダーやRFIDリーダーは、スマートデバイスに接続して利用する製品です。従来、iPhoneはライトニングコネクタを採用していましたが、昨今のiPhoneではUSB Type-Cコネクタが導入され、Android製品と同様の接続方式へと移行が進んでいます。このように接続環境が共通化しつつある流れを踏まえ、当社では一つの製品でiOSとAndroidの両方に対応可能なリーダーを開発しました。バーコード製品については、超薄型・軽量かつバッテリーレスでありながら、従来製品と同等の高い読み取り性能を維持することに成功しました。特に、スマートデバイスとの組み合わせを前提に設計したモデル「AsReader SLIM」は、業務利用に求められる操作性と携帯性を両立しています。RFID製品については、超薄型・軽量でありながら従来製品を大きく上回る読取性能を実現したバッテリーレスRFIDリーダーを開発しました。さらに、固定式RFIDリーダーでは、特殊なアンテナ構成を採用することで読み取り性能を大幅に向上させ、同時に使い勝手も改善した新モデルを開発しました。加えて、ネットワーク接続とPoE(Power over Ethernet)に対応させることで設置・運用の利便性を高め、OSに依存しない汎用性の高い製品として提供を開始しました。これにより、倉庫や物流、リテールをはじめとする幅広い分野で効率的な業務運用を支えることが可能となっています。 (2)画像認識技術の研究の成果 当社では、人検出・動体追跡、画像合成、画像追跡などの幅広い画像認識技術の開発を実施してまいりました。特に、画像追跡を応用した人物追跡技術については、従来は一つのサーバーに各カメラの映像を集約し統合処理を行っていましたが、この処理を各カメラで分散処理するエッジコンピューティング方式に進化させることで、システム全体の処理負荷を軽減し、大幅なコストダウンと高い信頼性の確保、さらに導入の容易化を実現しました。また、この人物追跡技術を顔認証技術と組み合わせることで、従来の静的な入退場認証に比べ、よりスムーズで安全な入退場管理システムを構築可能となりました。たとえば、特定エリアでの人物の行動をリアルタイムで追跡し、不正入場や徘徊検知などの高度なセキュリティ運用にも応用できます。今後は、これらの研究成果をショッピングモールやオフィスビル、イベント会場など実店舗・施設での利用へと展開し、さらには防犯対策まで幅広い分野での応用展開を目指します。 (3)生体認証技術の研究の成果 画像認識技術の一貫で顔や虹彩の認証、また声紋の認証など複数の生体情報を組み合わせた認証技術の研究を進めています。この研究開発の応用利用として、生体識別の機能を追加し、写真や動画、マネキンなどでの「なりすまし対策」によるセキュリティーを強化し、認証スピードが向上したAsReader GoMA Proを開発しました。本製品では、施錠システムとの連携機能を強化することで、店舗での会員管理やビルの入退室管理などで利用しやすくなり、当社の顔認証クラウドサービス「AsReader One(アズリーダーワン)」と組み合わせることで、より利便性の高いシステムを提案できるようになりました。さらに、様々な電気錠との連携や、出退勤システムとの統合利用にも対応可能となり、オフィスや施設の運用管理に幅広く活用できる基盤を整備しました。 また、家庭やSOHO向けの省電力でバッテリー稼働が可能なGoMA Homeを開発しました。
FY2024|1,811 文字
6 【研究開発活動】当社グループの研究開発活動は、すべてAsReader事業に属しております。 当社グループの研究開発の大部分を当社が行っており、一部ハードウエア及びソフトウエアの開発を中国の子会社(大連明日星科技有限公司)が担っております。顧客企業がIoT活用やDXなどを推進することができるようなAsReader製品の開発を進めております。 当社の主力製品であるバーコードリーダーやRFIDリーダーは、スマートデバイスに接続して利用する製品です。スマートデバイスの代表的な製品であるiPhoneは従来よりライトニングコネクタを使って接続していましたが、昨今のiPhoneではUSB Type-Cコネクタが採用されています。これにより、iOS製品とAndroid製品の接続コネクタのUSB Type-Cへの統一が進んできています。このようなスマートデバイスの環境変化によって、iOS製品とAndroid製品どちらにも接続するニーズに対応する製品開発を行いました。研究開発のカテゴリとしては、自動認識の分野で目に見えるものを識別する画像認識技術と、目に見えないものを識別するRFID技術を2つの柱とし、それぞれの新製品に繋がる基礎技術の研究を行っております。主な研究開発の成果は以下のとおりであり、当連結会計年度における当社グループの研究開発費は8,537千円となりました。 (1)画像認識技術(モノ認識、人追跡)の研究の成果前期から引き続き人検出・動体追跡、画像合成、画像追跡などの技術開発を実施してまいりました。画像追跡を応用した、人物追跡の技術は、当社子会社である株式会社自動レジ研究所が経営するうどん店「こがね製麺 草津栗東店」のレジシステムで実運用を開始し、注文から支払いまでを自動化したうどん店としては世界初の自動レジシステムとして構築いたしました。また、スーパーマーケットや小売店で商品登録から支払いまでの人物を追跡し、レジシステムとの連携をする実証実験を実施し、追跡精度向上の研究を進めています。さらにシステムの安定性や導入のしやすさをより良くするために、エッジ処理をする製品の研究を進めています。 (2)生体認証技術(顔、虹彩、声紋)の研究の成果 画像認識技術の一貫で顔や虹彩の認証、また声紋の認証など複数の生体情報を組み合わせた認証技術の研究を進めています。この研究開発の応用利用として、当社製品にAsReader GoMAがありますが、生体識別の機能を追加し、写真や動画、マネキンなどでの「なりすまし対策」によるセキュリティーを強化し、認証スピードが向上したAsReader GoMA Proを開発しました。。本製品では、施錠システムとの連携機能を強化することで、店舗での会員管理やビルの入退室管理などで利用しやすくなり、当社の顔認証クラウドサービス「AsReader One(アズリーダーワン)と組み合わせることで、より利便性の高いシステムを提案できるようになりました。また、家庭やSOHO向けの省電力でバッテリー稼働が可能なGoMA Homeを開発し、より多くの利用シーンに合わせた提案が可能となりました。 (3)バーコードリーダー、RFIDリーダーの研究の成果 市場では、スマートデバイスのカメラを利用したバーコードリーダーの認知が進んできており、スーパーマーケットにおいても買い物客自身が、スマートデバイスを使ってバーコードを読む姿が一般的になってきております。弊社では従来からスマートデバイスのカメラを使ったバーコードリーダーの製品化を行っています。このようなスマートデバイスのカメラを使ったバーコードリーダーの読取性能(スピード、傾き、回転、汚れ・カスレなどの難読コード、読取距離)を大幅に向上させ、弊社が掲げるスマートデバイスによる業務改革を後押しする製品であるAsCameraXを開発しました。また、薄型軽量のニーズに合わせて、スマートデバイスと組み合わせたときの薄さ、軽さを徹底的に追求したモデルAsReader SLIMを開発しました。RFIDについては、お客様のニーズに基づいた受注生産として販売していた「Reading Tub」の構造の改良と読取精度をさらに向上させ、サイズを固定することで、日本国内に加え、アメリカ、ヨーロッパ、中国を中心とした一般販売への移行を進めました。
FY2023|1,857 文字
6 【研究開発活動】当社グループの研究開発活動は、すべてAsReader事業に属しております。 当社グループの研究開発の大部分を当社が行っており、一部ハードウエア及びソフトウエアの開発を中国の子会社(大連明日星科技有限公司)が担っております。顧客企業がIoT活用やDXなどを推進することができるようなAsReader製品の開発を進めております。また第17期(2023年8月期)には、自動レジの実証実験を行うための店舗運営を行う国内子会社(株式会社自動レジ研究所)を設立し、AsReader製品の実証実験を行う準備を進めております。 当社の主力製品であるバーコードリーダーやRFIDリーダーにおいて、iPod touchの生産終了や昨今の円安の影響での価格上昇により企業でのスマートデバイスの導入はiOS製品よりAndroid製品がより増加しております。この市場のニーズに伴い当社でもAndroid製品に対応したリーダー製品の開発を進めており既に市場に投入できる性能の製品を展開しておりますが、さらに多くのお客様の要望に応えることのできる高性能で且つ価格を抑えた戦略モデルの開発を進めております。 また昨今の半導体不足の影響により既存製品も部材の見直し等の再開発が必要となり、殆どの主要製品について刷新を行ってまいりました。 研究開発のカテゴリとしては、自動認識の分野で目に見えるものを識別する画像認識技術と、目に見えないものを識別するRFID技術を2つの柱とし、それぞれの新製品に繋がる基礎技術の研究を行っております。主な研究開発の成果は以下のとおりであり、当連結会計年度における当社グループの研究開発費は12,951千円となりました。 (1)画像認識技術(モノ認識、人追跡)の研究の成果前期から引き続き人検出・動体追跡、画像合成、画像追跡などの技術開発を実施してまいりました。画像認識技術を使った人追跡レジAsRegi+ の実験的展開を実施。人検出、動体追跡技術を改良し、精度を高める研究を続けてまいりました。この結果、当社子会社である株式会社自動レジ研究所が経営するうどん店「こがね製麺 草津栗東店」のレジシステムに本技術を応用し、注文から支払いまでを自動化したうどん店としては世界初の自動レジシステムとして構築いたしました。このような動体追跡技術を利用した、自動レジの仕組みの活用範囲は広く、様々な業界で利用が見込まれるため、エッジ処理やさらなる精度向上の研究を進めております。 (2)生体認証技術(顔、虹彩、声紋)の研究の成果 画像認識技術の一貫で顔や虹彩の認証、また声紋の認証など複数の生体情報を組み合わせた認証技術の研究を進めています。この研究開発の応用利用として、顔認証セキュリティシステムAsReader GoMaを開発しました。AsReader GoMaは、当社の顔認証クラウドサービス「AsReader One(アズリーダーワン)とCANDY HOUSE JAPAN株式会社のスマートロック「SESAME(セサミ)」シリーズを連携した製品であり、既存の鍵に装着するだけで、玄関ドアなどの鍵を顔認証で解錠することができるようになります。生体認証技術は、当社の「モノ認識」と「モバイル」のコンセプトのもと、既存の自動認識製品とは異なる事業となりますが、顔認証により数万人の登録者から瞬時に個人の特定ができるため、店舗での会員管理やビルの入手管理など多くのシーンで利用が想定されます。 (3)バーコードリーダー、RFIDリーダーの研究の成果 バーコードリーダーは、スマートデバイスの処理性能やカメラ性能の向上により、スマートデバイスのカメラでバーコードを読むニーズが増加しております。当社でもスマートデバイスのカメラを利用したバーコードリーダーのソフトウエアを提供をしてきましたが、読み取りの高速化や、バーコードを350°様々な角度で読み取る性能や、一度に多くのバーコードを読み取る性能など、読み取り精度を改良した製品開発を実施いたしました。RFIDでは、スマートデバイスと組み合わせて利用する従来のDockタイプのリーダーと異なり、高所や狭所での棚卸しなどにおいて、運用上使いやすい形状である、ラケット型のRFIDリーダー「PADDLE-Type」の量産開発を実施いたしました。また、卓上での利用や付属の固定治具で壁面に取り付けて利用することができる小型で定置型のリーダーの開発を実施いたしました。
FY2022|1,710 文字
5 【研究開発活動】当社グループの研究開発活動は、すべてAsReader事業に属しております。 当社グループの研究開発の大部分を当社が行っており、一部ハードウエア及びソフトウエアの開発を中国の子会社(大連明日星科技有限公司)が担っております。顧客企業がIoT活用やDXなどを推進することができるようなAsReader製品の開発を進めております。 当社の主力製品であるバーコードリーダーやRFIDリーダーにおいて、iPod touchの生産終了や昨今の円安の影響での価格上昇により企業でのスマートデバイスの導入はiOS製品よりAndroid製品がより増加しております。この市場のニーズに伴い当社でもAndroid製品に対応したリーダー製品の開発を進めており既に市場に投入できる性能の製品を展開しておりますが、さらに多くのお客様の要望に応えることのできる高性能で且つ価格を抑えた戦略モデルの開発を進めております。 また昨今の半導体不足の影響により既存製品も部材の見直し等の再開発が必要となり、殆どの主要製品について刷新を行ってまいりました。 研究開発のカテゴリとしては、自動認識の分野で目に見えるものを識別する画像認識技術と、目に見えないものを識別するRFID技術を2つの柱とし、それぞれの新製品に繋がる基礎技術の研究を行っております。主な研究開発の成果は以下のとおりであり、当連結会計年度における当社グループの研究開発費は27,715千円となりました。 (1)画像認識技術(モノ認識、人追跡)の研究の成果前期から引き続き人検出・動体追跡、画像合成、画像追跡などの技術開発を実施してまいりましたが、その成果のひとつとして、アパレル業界にRFIDと動体追跡を組み合わせたPOSシステムを提供いたしました。このPOSシステムはセルフレジとなりますが、お客様自身が購入商品を当社のRFID読取装置(ReadingTub)の上に置くことにより購入商品が一括読み取りされ、その後お客様が離れた場所にある複数の自動精算装置に移動し、任意の自動精算装置の前に立つだけで、購入商品の支払いが可能となります。当社の動体追跡のAI技術により、このRFID読取装置から自動精算装置の間を移動するお客様と購入商品の動きを追跡管理することで、一般のセルフレジの課題である操作の難しさを、より簡素化した支払いの仕組みとして構築しております。 (2)生体認証技術(顔、虹彩、声紋)の研究の成果画像認識技術の一貫で顔や虹彩での認証、また声紋の認証など複数の生体情報を組み合わせた認証技術の研究を進めています。この研究開発の結果として、2022年4月にスマートデバイスで顔認証を行うクラウドサービス「AsReader One(アズリーダーワン)」を発表しました。AsReader Oneは当社のコンセプトである「モノ認識」と「モバイル」のコンセプトのもと、既存の自動認識製品とは異なる新しい事業となりますが、顔認証により数万人の登録者から瞬時に個人の特定ができるため、店舗での会員管理やビルの入出管理など多くのシーンで利用することができます。更にAsReader Oneを活用した独自の入退場管理システムの開発も進めており、2022年内にリリースを行う予定で進めております。 (3)RFIDリーダーの運用を考慮したバリエーションの研究の成果2022年8月期にアメリカのRFID展示会にて、プロトタイプを出展したRFIDリーダーのエクステンドタイプは、日本国内でのお客様からのニーズを踏まえ、更に高所や狭所での棚卸しなどにおいて、運用上使いやすい形状となるよう、研究を行いました。その結果、ラケット形にリデザインした新しいRFIDリーダー「PADDLE-Type」を、2022年6月のアメリカのRFID展示会で出展し、2023年8月期のリリースを予定しております。また主にRFIDの市場規模が大きい中国市場を見据え、汎用の小型RFIDの研究も進めております。こちらに関しても中国国内で公に展示会が開催されるようになり次第、プロトタイプの出展を予定しております。
FY2021|1,811 文字
5 【研究開発活動】当社グループの研究開発活動は、すべてAsReader事業に属しております。 当社グループの研究開発の大部分を当社が行っており、一部ハードウエア及びソフトウエアの開発を中国の子会社(大連明日星科技有限公司)が担っております。顧客企業がIoT活用やDXなどを推進することができるようなAsReader製品の開発を進めております。 より多くの顧客企業にご利用いただけるようAndroidに対応した製品を開発、またAsReaderの新規格となるAsLockの対応製品など開発を進めてきました。AsLockは、スマートフォンの業務利用をより容易にする新規格として開発しました。既存の製品群はスマートフォンとリーダーを接続してからケースを被せて固定する方式でしたが、AsLockではスマートフォン側にAsLockアダプタを取り付けることによって、リーダー機器とスマートフォンの通信的な接続と物理的な固定を同時かつ容易に行うことを実現しました。合わせてこのAsLockに対応する製品群の開発も行い、リリースしております。また自動認識の分野では目に見えるものを識別する画像認識技術と、目に見えないものを識別するRFID技術を2つの柱とし、それぞれの新製品に繋がる基礎技術の研究を行っております。主な研究開発の成果は以下のとおりであり、当連結会計年度における当社グループの研究開発費は28,580千円となりました。 (1)画像認識技術(モノ認識、人追跡)に対する成果前期から引き続き人検出・動体追跡、画像合成、画像追跡などの技術開発を実施しました。研究内容としては仮想エリアを設定し、その指定エリアに人や人体の一部(指定した部位)が侵入したことを検出する技術、その検出を高速化させるために2020年11月に当社が展示会やホームページで発表した「画像認識による人検出と動体追跡技術」をベースに、姿勢推定(Human Pose Estimation。人物の骨格データを検出する技術。)に基づく人追跡・動体予測などの研究を行いました。 この研究開発結果より製品単体で人監視して通知できる新製品「AsWatcher」を開発し、特許の出願と合わせて2021年7月の展示会で製品発表いたしました。その後、お客様での現場検証でわかった検出しにくい姿勢や距離、環境などに対してAIの改善対応を行っています。 (2)RFIDリーダーの読み取り部分とスマートフォンの間を伸縮させる方法の成果2020年8月に発表したRFIDリーダーのエクステンドタイプは倉庫の高所など離れたところにあるタグを読み取りできるよう、RFIDの読み取り部が伸縮しますが、この読み取り部と手元にあるスマートフォンの間は有線で接続しております。この接続で通信と電力の供給を行いますが、製品として安定した動作を行うための、回路設計やケーブルの研究を行いました。 結果として伸縮されるために2m以上の長さを有線接続で安定させることは困難と判断し、有線と無線を組み合わせた方式に変更ました。この製品コンセプトのプロトタイプを2021年9月のアメリカのRFID展示会で出展いたしました。(3)RFIDリーダーの拡張ワイヤレス機能の成果AsReaderのGUNタイプ 2種にワイヤレス通信の機能を追加できるアダプタを開発しましたが、このアダプタだけでAsReaderを動作させる方法の研究を行いました。またこのアダプタは単にワイヤレス通信できるだけではなく、一時的にアダプタ内部に読み取りデータを取り込みすることができます。この取り込み方式と取り込みデータを外部に受け渡す方法の研究を行いました。この研究開発結果より新製品「AsBridge」を開発、現在、営業用サンプルの準備中です。 (4)複数のバッテリーを重ねて充電する方法の研究開発の成果スーパーマーケットなどの買い物カゴにカメラをつけて、お客様が商品を買い物カゴに入れるタイミングで商品を読み取りするシステムを製品として検討しておりますが、買い物カゴにつけるカメラを動かすためにはバッテリーが必要となります。このバッテリーを充電するために、買い物カゴを重ねて置いている時に、上に積まれているカゴから順番に充電するシステムの研究を行いました。 この研究開発についてはまだ継続して課題事項の対応や仕様の検討を続けております。