研究開発活動(本文)
FY2025|676 文字
6 【研究開発活動】当社グループは、長期的な視点から、顧客のさらなる高品質・高機能製品へのニーズを背景とした、研究活動を行っております。金型事業におきましては、「鍛造DX」の実現に向けインテリジェントダイセット及びものづくりマネジメントシステムの開発を推進しております。昨年度はトヨタ自動車株式会社と実用化に向けて協力に合意、製造現場で使える鍛造加工のリアルタイム可視化技術開発を継続するとともに、同じく日本塑性加工学会において最も高い評価を受ける論文賞を受賞いたしました。また、車両の電動化に資する技術開発として、精密鍛造と圧延を組み合わせた深穴角筒容器成形法の基礎試験を実施いたしました。精密部品事業におきましては、カーエアコン用電動コンプレッサーの主要構成部品であるスクロールの試作開発試験を継続実施しております。これらの開発案件に関しましては、当連結会計年度に得られた知見を活かし、関連部門と連携して今後も活動を進めてまいります。フィルタ事業におきましては、国内外の競合他社との差別化を図るべく当社コア技術である拡散接合(焼結)技術の深化を進めてまいります。また、蓄積した設計技術の標準化及び設計レビューをより一層拡充し、顧客満足度向上を目指します。それと共に濾過用途の枠にとらわれない新製品・新顧客の開拓を積極的に進め社会貢献を目指します。以上の結果、当連結会計年度における研究開発費は88,697千円となり、セグメント別といたしましては、金型事業67,739千円、精密部品事業10,726千円、フィルタ事業10,231千円となっております。
FY2024|681 文字
6 【研究開発活動】当社グループは、長期的な視点から、顧客のさらなる高品質・高機能製品へのニーズを背景とした、研究活動を行っております。 金型事業におきましては、「鍛造DX」の実現に向けインテリジェントダイセット及びものづくりマネジメントシステムの開発を推進しております。この取組みの一部はIVI※ものづくりアワード2023において2年連続で上位にノミネートされ学術フロンティア挑戦賞を受賞いたしました。また、金型材料の疲労寿命特性を把握するための基礎試験を継続実施しております。精密部品事業におきましては、カーエアコン用電動コンプレッサーの主要構成部品であるスクロールの試作開発試験を継続実施しております。これらの開発案件に関しましては、当連結会計年度に得られた知見を活かし、関連部門と連携して今後も活動を進めてまいります。フィルタ事業におきましては、要素技術探求をさらに進め拡散接合(焼結)技術の高レベルノウハウ化と製造最適化を進めてまいります。また、熱流体解析と構造解析技術を積極活用し、フィルター及び付帯設備関連を含めたトータル設計でニーズを的確に捉え、顧客満足度向上と濾過技術による社会貢献を目指します。以上の結果、当連結会計年度における研究開発費は97,361千円となり、セグメント別といたしましては、金型事業78,641千円、精密部品事業7,731千円、フィルタ事業10,987千円となっております。 ※:インダストリアル・バリューチェーン・イニシアティブの略で、ものづくりとIT技術を融合させて、ものづくりのDXを目指して設立されたコンソーシアム
FY2023|711 文字
6 【研究開発活動】当社グループは、長期的な視点から、顧客のさらなる高品質・高機能製品へのニーズを背景とした、研究活動を行っております。 ネットシェイプ事業におきましては、当社がこれまで培ってきた鍛造の知見とデータ及びデジタル技術によって、業界の長年の課題である不良品を出さないシステムの構築に向け活動しております。この取組みはIVI※ものづくりアワード2022において最優秀賞を受賞いたしました。また、金型材料の疲労寿命特性を把握するための基礎試験、カーエアコン用電動コンプレッサーの主要構成部品であるスクロールの試作開発試験も継続実施しております。これらの開発案件に関しましては、当連結会計年度に得られた知見を活かし、関連部門と連携して今後も活動を進めてまいります。フィルタ事業におきましては、これまで培った熱処理技術を活用した各種多孔質メディアを主軸に顧客ニーズを的確に捉え、技術開発と要素技術の醸成を進めております。ポリマー業界、ヘルスケア業界向けにフィルター及び付帯設備関連を含めたトータル設計、熱流体解析技術を追求、顧客満足の向上を図り、また、水素関連業界への積極的なフィルター提案により、脱炭素、SDGsといった社会的貢献を目指してまいります。以上の結果、当連結会計年度における研究開発費は111,717千円となり、セグメント別といたしましては、ネットシェイプ事業91,685千円、アッセンブリ事業9,928千円、フィルタ事業10,104千円となっております。 ※:インダストリアル・バリューチェーン・イニシアティブの略で、ものづくりとIT技術を融合させて、ものづくりのDXを目指して設立されたコンソーシアム
FY2022|619 文字
5 【研究開発活動】当社グループは、長期的な視点から、顧客のさらなる高品質・高機能製品へのニーズを背景とした、研究活動を行っております。 ネットシェイプ事業におきましては、金型寿命伸長への要求が更に高まるなか、金型寿命を考えるうえで重要である金型材料の疲労寿命特性を把握するための基礎試験を継続中です。また、新たな事業領域の開拓に向け、圧延と鍛造を組み合わせた新工法開発や成形中の金型の状態診断ができるシムテム(インテリジェントダイセット+データ収集装置)の開発にも取り組んでおります。これらの開発案件に関しましては、当連結会計年度に得られた知見を活かし、今後も活動を進めてまいります。その他、精密鍛造品部門での量産部品の受注活動につなげるべく、研究開発用プレスを使用し、カーエアコン用電動コンプレッサーの主要構成部品であるスクロールの試作開発試験を継続実施しております。フィルタ事業におきましては、焼結フィルターをベースに顧客の要求・依頼事項に対する技術開発と新規基礎試験を引き続き行っております。また、ポリマー産業、ヘルスケア産業へ3次元モデルシミュレーションによるフィルターと装置の最適化の提案を進めております。以上の結果、当連結会計年度における研究開発費は129,486千円となり、セグメント別といたしましては、ネットシェイプ事業103,003千円、アッセンブリ事業11,089千円、フィルタ事業15,393千円となっております。
FY2021|614 文字
5 【研究開発活動】当社グループは、長期的な視点から、顧客のさらなる高品質・高機能製品へのニーズを背景とした、研究活動を行っております。 ネットシェイプ事業におきましては、金型寿命伸長への要求が更に高まるなか、金型寿命を考えるうえで重要である金型材料の疲労寿命特性を把握するための基礎試験を行いました。 また、新たな事業領域の開拓に向け、圧延と鍛造を組み合わせた新工法開発や新製品開発にも取り組んでおります。これらの開発案件に関しましては、当連結会計年度に得られた知見を活かし、今後も活動を進めてまいります。 その他、精密鍛造品部門での量産部品の受注活動につなげるべく、研究開発用プレスを使用し、カーエアコン用電動コンプレッサーの主要構成部品であるスクロールの試作開発試験を継続実施しております。フィルタ事業におきましては、焼結フィルターをベースに顧客の要求・依頼事項に対する技術開発と技術継承の新規基礎試験を行っております。技術開発としては、ポリマー産業、ヘルスケア産業へ3次元モデルシミュレーションによるフィルターと装置の最適化の提案を進めております。また、熱処理技術関連の開発にも取り組んでおります。 以上の結果、当連結会計年度における研究開発費は161,459千円となり、セグメント別といたしましては、ネットシェイプ事業131,764千円、アッセンブリ事業17,183千円、フィルタ事業12,511千円となっております。
FY2020|571 文字
5 【研究開発活動】当社グループは、長期的な視点から、顧客のさらなる高品質・高機能製品へのニーズを背景とした、研究活動を行っております。 ネットシェイプ事業におきましては、研究開発用プレスを使用し、これまで行ってきた中空シャフトや板鍛造以外に、社内開発としてヘリカルギヤの低荷重成形について基礎試験を実施いたしました。これは、鍛造技術のみならず金型製作技術にも重要な開発案件になっております。 また、新たな事業領域の開拓に向け、圧延と鍛造を組み合わせた新工法開発や新製品についても開発を開始いたしました。これらの開発案件に関しましては、今期得られた知見を活かし、今後の活動を進めてまいります。 その他、精密鍛造品部門での量産部品の受注活動につなげるべく、カーエアコン用電動コンプレッサーの主要構成部品であるスクロールの試作開発試験を進めております。 フィルタ事業につきましては、樹脂ポリマー設計においてフィルター挿入や配管等で流れが乱れること、いわゆる滞留の削減にむけ、3次元モデルを活用した流路構造やフィルター再生洗浄の改善によるフィルターサイクルソリューションの強化を行っております。活発なポリマー市場の取り込みのため、増員を行い技術継承に取組んでおります。 以上の結果、当連結会計年度における研究開発費は221,009千円となりました。
FY2019|801 文字
5 【研究開発活動】当社グループの研究開発活動は、長期的な研究開発活動として、顧客のさらなる高品質製品へのニーズを背景とした、当社グループ独自の研究を行っております。 ネットシェイプ事業におきましては、試験開発プレスを使用し、これまで行ってきた中空シャフトや板鍛造以外に、社内開発としてヘリカルギヤの低荷重成形についての構想検討と基礎試験を実施いたしました。これは鍛造技術のみならず、金型製作技術にも重要な開発案件になっております。また、新たな事業領域の開拓に向け、圧延と鍛造を組み合わせた新工法開発についても取り組みを開始いたしました。これらの開発案件に関しては、今期得られた知見を再検討し、今後の活動を進めてまいります。 その他、株式会社NTTデータエンジニアリングシステムズと共同の「精密鍛造金型設計ナビゲーションシステム」構築の取り組みは継続しております。過去事例とその対策事例のシステム化部分を運用し検証してまいりました。工程設計等における机上計算と実試験の回数削減にも繋がりますので、今後も継続運用し、事業のグローバル展開を踏まえたコンピュータ利用技術の構築とCAE利用技術の確立とともに、技術者の育成を展開してまいります。 フィルター事業につきましては、樹脂ポリマーにおける流路構造やフィルター再生洗浄の改善において、3次元モデルを活用したフィルターサイクルソリューションに取り組んでおります。ヘルスケア製品向けでは、市場の要求に応えるため、加工方法の改善に努めております。大型海水ストレーナー関連では、生産効率向上を目指し、加工方法の改良、検査方法の自動化技術のさらなる導入に取り組んでおります。 また、ロケット関連では、H3ロケット部品の納入開始や、次期HTV-Xの新規部品の開発にも取り組んでおります。 以上の結果、当連結会計年度における研究開発費は197,021千円となりました。
FY2018|987 文字
5 【研究開発活動】当社グループの研究開発活動は、長期的な研究開発活動として、顧客のさらなる高品質製品へのニーズを背景とした、当社グループ独自の研究を行っております。ネットシェイプ事業におきましては、今まで開発を行ってきた厚板鍛造以外に前期導入の5軸1000トン油圧複動プレス(NFD-1000)を使用し、コスト低減を目的とした板鍛造の工法開発を行い鍛造性の評価を行いました。今後も継続し活動を進めてまいります。 また、中空シャフトや板鍛造の試験に関しましては、この技術を顧客の開発試験にも応用できることをアピールし、顧客から案件の検討を依頼されている状況です。 また、株式会社NTTデータエンジニアリングシステムズと共同の「精密鍛造金型設計ナビゲーションシステム」構築の取り組みは継続中であります。この「精密鍛造金型設計ナビゲーションシステム」は、お客様の製品図から最適な鍛造工法を決定するための設計者の試行を、過去の設計資産から適切な事例を示すことによって支援することを目的としております。システム構築を分割し、完成したPhase1の実務運用と検証、改良を実施いたしました。 また、残りのPhase2のシステム構築を継続しプロトタイプ完成前段階まで実施いたしました。今後、プロトタイプ、本システム構築に向け検討してまいります。これにより事業のグローバル展開を踏まえたコンピュータ利用技術の再構築とCAE利用技術の確立とともに、技術者の育成を展開してまいります。アッセンブリ事業におきましては、2017年5月高温疲労試験機を導入しました。ターボチャージャーが使用される環境下(1,000℃)における製品強度の研究により、ものづくりのプロセスを最適化し、安くかつ正しく機能する製品を提供することで、さらなる顧客満足度向上を目指しています。フィルタ事業におきましては、樹脂ポリマー濾過用フィルターにおける設計製作から再生洗浄に至るフィルターサイクルソリューションの確立に向け、 さらに複雑構造化するハウジング設計に対応すべく3次元モデル化を推進していきます。 また、 ロケット関連につきましては、2020年開発予定のH3の新規部品引合をいただき、社内技術の向上と伝承を兼ねて開発を進めてまいります。以上の結果、当連結会計年度における研究開発費は140,478千円となりました。
FY2017|961 文字
6 【研究開発活動】当社グループの研究開発活動は、長期的な研究開発活動として、顧客のさらなる高品質製品へのニーズを背景とした、当社グループ独自の研究を行っております。自動車産業では、省エネ、CO2削減への対応として燃費効率の向上が求められ、ハイブリッド車や電気自動車、燃料電池車に対する関心が高まる中、新たな装置・システム開発を推進しており、これらを背景として新しい鍛造品の需要の創出が期待できます。このような状況のなか、ネットシェイプ事業におきましては、3軸の800トン油圧複動プレスを保有し、開発を進めてまいりましたが、今期後継機として新たに5軸の1000トン油圧複動プレスを導入いたしました。これにより、以前より実施しておりました中空のシャフト部品の工程短縮が可能となりました。また、穴振れ精度を向上するための工法開発は継続しており、弊社で量産しておりましたシャフト部品の鍛造試験も実施し、顧客での強度試験を依頼中です。さらに、厚板鍛造品の研究開発として、工程短縮を考え検証試験等を実施しており、引き続き要素試験開発を進めてまいります。また、株式会社NTTデータエンジニアリングシステムズと共同の「精密鍛造金型設計ナビゲーションシステム」構築の取り組みは継続中であります。この「精密鍛造金型設計ナビゲーションシステム」は、お客様の製品図から最適な鍛造工法を決定するための設計者の試行を、過去の設計資産から適切な事例を示すことによって支援することを目的としております。今期はシステム構築を実施中(計画Phase1,2)のPhase1を実作業で検証中、Phase2のシステム構築を継続し検討してまいります。これにより事業のグローバル展開を踏まえたコンピュータ利用技術の再構築とCAE利用技術の確立と技術者の育成を展開してまいります。フィルタ事業におきましては、大型海水ストレーナーは量産技術を確立しながら、平行して更なる改善に繋げてまいります。二輪の排気ガス浄化装置は試作段階ですが、客先の好評価をいただき共同開発に取り組んでおります。加えて、H3ロケットでは新規開発部品の注文を頂き、若手技術者への技術の伝承を兼ねて開発を進めてまいります。以上の結果、当連結会計年度における研究開発費は111,504千円となりました。
FY2016|935 文字
6 【研究開発活動】当社グループの研究開発活動は、長期的な研究開発活動として、顧客のさらなる高品質製品へのニーズを背景とした、当社グループ独自の研究を行っております。自動車産業では、省エネ、CO2削減への対応として燃費効率の向上が求められ、ハイブリッド車や電気自動車、燃料電池車に対する関心が高まる中、新たな装置・システム開発を推進しており、これらを背景として新しい鍛造品の需要の創出が期待できます。 このような状況のなか、ネットシェイプ事業におきましては、鍛造部品の軽量化に対する技術課題に対応するため、中空の長軸シャフト部品の穴振れ精度を向上するための工法開発を継続実施しております。 さらに、厚板鍛造品の研究開発として、積み上げてきた知見を新規製品に適用を実施するべく数社に対し検討を実施しました。現在は、1社に対し受託開発試験を進めています。また引き続き要素試験開発を進めてまいります。 また、株式会社NTTデータエンジニアリングシステムズと共同の「精密鍛造金型設計ナビゲーションシステム」構築の取り組みは継続中であります。この「精密鍛造金型設計ナビゲーションシステム」は、お客様の製品図から最適な鍛造工法を決定するための設計者の試行を、過去の設計資産から適切な事例を示すことによって支援することを目的としています。これにより事業のグローバル展開を踏まえたコンピュータ利用技術の再構築とCAE利用技術の確立と技術者の育成を展開してまいります。フィルタ事業におきましては、当事業のコア技術であるステンレス素材(金網、ステンレス織布及びステンレス板)の焼結製品の用途開発を進めております。開発スピードが著しい燃料電池自動車関連の車載、水素ステーションの気中フィルタの開発等、顧客ニーズに対応するために試験設備の取り組みを行っております。 一方、国内特許(平成22年 特許番号5363406号)が成立いたしましたガソリン・エンジンの排気ガス浄化装置の製品化に向けての開発を継続しております。加えて、H3ロケット用の新規開発部品の開発依頼を頂き、試験設備の充実や技術の伝承に取り組んでおります。以上の結果、当連結会計年度における研究開発費は77,152千円となりました。