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TPR

機械 機械

研究開発費(時系列)

年度R&D費用(億円)設備投資(億円)
2025-03 - 95
2024-03 - 92
2023-03 - 108
2022-03 - 118
2021-03 - 102

研究開発活動(本文)

FY2025|2,145 文字
6【研究開発活動】 当社グループでは、「環境対応技術を極め、世界市場で勝ち抜くオンリーワン商品の創出」を主テーマとして研究開発活動を進めております。 当連結会計年度に発生した研究開発費は、TPRグループ(除くファルテックグループ)において2,908百万円、ファルテックグループにおいて2,322百万円であり、当社グループ合計では5,231百万円でした。 パワートレイン部品では、業界トップを目指し、さらなる低燃費技術、低価格化と信頼性の両立という厳しい要求に応えるべく、以下を重点に活動を進めております。・機能面では内燃機関の熱効率向上を見据えた低摩擦化、熱制御、軽量化への取組みに加え、地球に優しい排気ガスクリーン化、水素、カーボンニュートラル燃料へ対応した新製品の開発。・製造面では製品の高精度化に対応した加工工程内での計測自動化、革新的コストダウン、生産エネルギーの極小化へ対応した新工法の開発。 また、海外拠点への新技術の移転構築、海外提携会社との協業による世界同一品質の実現と海外顧客への新製品及び新技術PRも積極的に取り組んでおります。 一方急速なEV化に鈍化傾向がみられるものの中長期的にはEV化が進むことを想定し、フロンティア分野への取組みを更に加速させるべく、分散していたTPRグループの技術を集約させたフロンティア・イノベーションセンター(FIC)を首都圏に開設しました。これによりゴム・樹脂などの複合製品やシール製品への新技術導入に加え、新素材開発として進めてきた長尺少層CNT(Carbon Nanotube)やナノポーラス材料などの新規技術開発及び事業化を推進します。 これらの研究開発活動を支える基盤整備として、解析評価設備や試験設備の整備拡充、設計開発業務の効率化、技術者教育体制の強化と、外部研究機関等との連携の強化を実施しております。 開発の主な成果は次のとおりであります。 (1)開発推進体制 急速に変化するEV化や、カーボンニュートラル、SDGs対応などの市場変化への対応として、「両輪経営」の柱のもと、オールTPRでの横串・共創開発推進のため、パワートレイン分野の開発部門統合と、フロンティア分野を統合するFICを開設しました。既存技術の応用と新技術の開発、人と地域の役に立つ技術という観点でも今後を見据えたテーマアップと事業化判断を進めております。 また、ファルテックグループにおいても、「時代をリードする価値ある商品・サービスを提供し、美しく豊かなクルマ社会の実現に貢献する」を掲げ、新商品開発のスピードアップとオンリーワン商品の創出をテーマに研究開発活動に取り組んでおります。新商品の開発に当たっては、6つのコア技術(成形・加飾・組立・金属加工・電装・通信)を3つの開発方針(カーボンニュートラル・加飾・CASE)に沿って強化・発展させています。 自動車外装部品と用品において、お客様のニーズや市場調査から、『魅力のある商品』/『新機能商品』を継続的に創出し提案することを目指し、開発に取り組んでおります。 市場競争力強化及び顧客からの要望に応じ、高効率化・省力化・原価低減を念頭に置き、開発に取り組んでおります。 (2)パワートレイン部品(パワートレイン分野)Ⅰ ピストンリング・超低摩擦&低オイル消費リングの製品化 (低燃費、低排出ガス対応)・ブローバイ低減リングの製品化 (信頼性・熱効率向上)・カーボンニュートラル燃料(水素、e-fuel他)に対応した仕様製品化・ピストンリング革新的コストダウン製造ラインの構築 (低価格・カーボンニュートラル対応)Ⅱ シリンダライナ・小型エンジン用薄肉、高熱伝導ライナの製品化 (低燃費対応、信頼性向上)・熱制御ライナの製品化 (低燃費対応)・カーボンニュートラル燃料(水素、e-fuel他)に対応した仕様製品化Ⅲ 焼結商品(バルブシート・バルブガイド)・高耐摩耗、高強度、カーボンニュートラル燃料対応バルブシート材料の製品化・高耐摩耗バルブガイドの製品化 (3)多角化商品(フロンティア分野)・パワートレイン部品の機能評価解析技術、ノウハウを活用した、ゴム・樹脂製品の機能評価試験・金属製品に代わる軽量化や耐摩耗性を持ち合わせた樹脂製品の開発・バキュームポンプ用樹脂ベーン(負圧ポンプ用に使われる樹脂製の仕切り板)の製品化・ゴム製品革新工法ラインの構築(開発継続) (4)新素材(フロンティア分野)・長尺少層CNT 蓄電部材用の導電助剤として製品化・ナノポーラス材料 燃料電池向け触媒担持材として高結晶と高耐久の両立が可能な黒鉛化ポーラス炭素を開発 (5)研究開発の基盤整備① EV車をはじめとしたモーター評価ベンチの整備② カーボンニュートラル燃料を使用した内燃機関評価技術(iLaboとの技術交流)③ 排気ガス中の硫黄の分析とPN(粒子状物質の数)測定機によるオイル消費とPNの同時計測④ モデルベース開発対応シミュレーションモデルの構築と活用⑤ RPA構築による業務効率化の推進⑥ 単体機能試験の高精度化 (摩擦摩耗、信頼性評価、シール性評価)⑦ ピストンリング用表面処理の他分野製品への展開

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