研究開発費(時系列)
| 年度 | R&D費用(億円) | 設備投資(億円) |
| 2025-03 |
- |
4 |
| 2024-03 |
- |
1 |
| 2023-03 |
- |
8 |
| 2022-03 |
- |
24 |
| 2021-03 |
- |
3 |
研究開発活動(本文)
FY2025|892 文字
6【研究開発活動】 当社は「技術に立脚し社会が求める優れた商品を提供する」ことを企業理念としており、カーボンニュートラル社会の実現に要求される製品の開発を通して、超高圧圧縮技術で常にカーボンニュートラル市場をリードし、地球環境の保全に貢献していくことを目指しております。当事業年度の試験研究費の総額は268百万円であります。 <大規模P2Gシステム用水素圧縮機等開発について> 2021年度より山梨県企業局様を幹事企業とするコンソーシアム「やまなし・ハイドロジェン・エネルギー・ソサエティ(H2-YES)」の一員として、グリーンイノベーション基金事業における国立研究開発法人新エネルギー・産業技術総合開発機構(NEDO)の助成金事業の採択を受け、当社は主に水素圧縮機に関する開発を担当しております。 当事業年度は、実証が行われる山梨県北杜市において現地で工事が本格的に開始され、当社においても実証に使用される水素圧縮機等の製造を進めました。引き続き2025年度内の現地実証試験開始にむけて準備を進めてまいります。 <20MPaG級水素圧縮機新シリーズについて> 水素充填向け吐出圧力20MPaG級圧縮機の新シリーズとして、2機種(VD4-55、VD4-150)のリモデルを完了し、販売を開始いたしました。本機は、当社の水素ステーション向け圧縮機で採用している優れた技術を取り入れたユニークな製品であり、吐出流量100~600Nm3/hの範囲をカバーいたします。引き続き市場ニーズを見極め、ラインナップ拡張(最大1000Nm3/h)を進め、より細かい顧客要求に対応すべく開発推進してまいります。 当社は、2020年12月7日に発足した水素社会の実現を推進する団体「水素バリューチェーン推進協議会(JH2A)」の会員として、水素社会インフラ技術を担う圧縮装置の製造・販売・開発に積極的に取り組んでおります。 上記以外にも、成長分野市場が求める商品の開発と市場投入を実現するため、そのベースとなる高圧技術・環境対応技術の基礎研究を継続するとともに、既存商品の更なる改良開発を進めております。
FY2024|1,042 文字
6【研究開発活動】 当社は「技術に立脚し社会が求める優れた商品を提供する」ことを企業理念としており、カーボンニュートラル社会の実現に要求される製品の開発を通して、超高圧圧縮技術で常にカーボンニュートラル市場をリードし、地球環境の保全に貢献していくことを目指しております。当事業年度の試験研究費の総額は150百万円であります。 <大容量高圧水素圧縮機本体の検証完了及び20MPaG級水素圧縮機新シリーズについて> 2021年度より親会社である株式会社三井E&S(以下「MES」)と共同で大容量高圧水素圧縮機の開発を進めてまいりました。2024年3月MES玉野工場敷地内に設置した実証装置にて性能試験、耐久試験を完遂し、新圧縮機本体型式:VD4-250GH-OL(吐出圧力:45MPaG、吐出流量:600Nm3/h)の機能検証を完了いたしました。本機は、バス充填などに対応する大型水素ステーションへの採用実績のある当社型式:VD4-100GH-OL(吐出圧力:45MPaG、吐出量:340Nm3/h)をベースに大容量化しており、目標とした信頼性及び耐久性を達成しております。引き続き、市場ニーズにマッチした圧縮機の周辺機器設計を進め、市場投入を行うべく準備を進めてまいります。 また本機の市場投入準備と合わせて、20MPaG級水素圧縮機の新シリーズの準備を進めております。VD4-250GH-OLは吐出圧力20MPaGにおいて、吐出流量1000Nm3/hに対応するよう開発されております。これに加え当社従来型式VD4-55、VD4-150のリモデルを実施し、水素ステーション向け圧縮機で採用している優れた技術を取り入れた新シリーズとして吐出流量100~1000Nm3/hのラインナップ拡張(従来は最大600Nm3/h)・整備を進め、より細かい市場ニーズに対応すべく開発推進しております。 当社は、経済産業省が脱炭素社会の実現に向けたイノベーションに果敢に挑戦するゼロエミ・チャレンジ企業の一員であり、また2020年12月7日に発足した水素社会の実現を推進する団体「水素バリューチェーン推進協議会(JH2A)」の会員として、水素社会インフラ技術を担う圧縮装置の製造・販売・開発に積極的に取り組んでまいります。 上記以外にも、成長分野市場が求める商品の開発と市場投入を実現するため、そのベースとなる高圧技術・環境対応技術の基礎研究を継続するとともに、既存商品の更なる改良開発を進めております。
FY2023|1,194 文字
6 【研究開発活動】当社は「技術に立脚し社会が求める優れた商品を提供する」ことを企業理念としており、カーボンニュートラル社会の実現に要求される製品の開発を通して、超高圧圧縮技術で常にカーボンニュートラル市場をリードし、地球環境の保全に貢献していくことを目指しております。当事業年度の試験研究費の総額は145百万円であります。 既に市場投入・販売展開している『水素ステーション用一括昇圧型水素圧縮機』(商品名HyKom340)は、定置式水素ステーションの標準仕様(吐出圧力:82 MPa、吐出量:340 Nm3/h)であり、数多くの優れた技術を取り入れた製品で、「令和4年度燃料電池自動車用水素供給設備設置補助事業」で交付決定された7箇所のうち5箇所を受注致しました。また、水素サプライチェーン用圧縮機としては、2023年3月に株式会社INPEXが新潟県柏崎市で行うブルー水素・アンモニア製造・利用一貫実証試験において導入されるアンモニア合成設備用の水素圧縮機を受注致しました。カーボンニュートラル社会の実現に向け、今後も水素サプライチェーン用圧縮機の受注を重ねてまいります。今後、カーボンニュートラル社会の実現に向けて当社製品に求められるのは、超高圧圧縮機の従来からの課題である機器のコンパクト化、コストダウン、消耗部品の長寿命化であり、さらに、燃料電池トラック用水素ステーション向けの圧縮機及びアンモニア合成設備の社会実装に必要となる圧縮機においては大容量化が必要となります。これらのニーズに応えられる製品を引き続き開発してまいります。 当社は、株式会社三井E&S(以下「MES」)の玉野事業所敷地内に建設される1,000Nm3/hrの大容量の水素ガス供給設備用の圧縮機を当事業年度において製作・販売いたしました。本機は、前段圧縮機として当社とMESの共同開発機である水平対向型圧縮機を使用、後段圧縮機として当社独自開発した竪型圧縮機を使用しています。本機においては、引き続きMESでの運転を通して高圧シール技術の性能向上などに関与していく予定であり、水素ステーション用をはじめとしたサプライチェーンに必要となる高圧圧縮技術の向上に資する開発に取り組んでまいります。当社は、経済産業省が選定する脱炭素社会の実現に向けたイノベーションに果敢に挑戦するゼロエミ・チャレンジ企業の一員であり、また2020年12月7日に発足した水素社会の実現を推進する団体「水素バリューチェーン推進協議会(JH2A)」の会員として、水素社会インフラ技術を担う圧縮装置の製造・販売・開発に積極的に取り組んでまいります。 また当社は、上記以外にも、成長分野市場が求める商品の開発と市場投入を実現するため、そのベースとなる高圧技術・環境対応技術の基礎研究を継続するとともに、既存商品の更なる改良開発を進めております。
FY2022|1,123 文字
5 【研究開発活動】当社は「技術に立脚し社会が求める優れた商品を提供する」ことを企業理念とするとともに、環境問題・社会要請などにも応えるべく以下のような研究開発に取組んでおります。当事業年度の試験研究費の総額は104百万円であります。 既に市場投入・販売展開している『水素ステーション用一括昇圧型水素圧縮機』(商品名HyKom340)は、定置式水素ステーションの標準仕様(吐出圧力:82MPa、吐出量:340N㎥/h)であり、数多くの優れた技術を取り入れた製品で、「令和3年度燃料電池自動車用水素供給設備設置補助事業」で交付決定された6件のうち4件、東京都補助金を利用された案件1件を併せて計5件受注致しました。このうち1件は、新型の圧縮機本体を搭載予定としております。今後、カーボンニュートラル社会に向けての当社への期待として、超高圧圧縮機の従来からの課題である機器のコンパクト化、コストダウン、消耗部品の長寿命化などに加え、燃料電池トラックなどの本格普及に必要な圧縮機の大容量化も加わってきます。これらのニーズに応えられる製品を引き続き開発してまいります。 当社は山梨県企業局を幹事企業とするコンソーシアム「やまなし・ハイドロジェン・エネルギー・ソサエティ(H2-YES)」の一員として、NEDO助成事業である「再エネ等由来の電力を活用した水電解による水素製造プロジェクト/カーボンニュートラル実現へ向けた大規模P2Gシステムによるエネルギー需要転換・利用技術開発」の採択をうけました。P2Gシステムは、再生可能エネルギー等由来の電力を活用し、水の電気分解から水素を製造する技術であり、カーボンニュートラル社会の実現に向け、再生可能エネルギーの導入拡大と温室効果ガスの削減において、世界的に期待されております。本事業において当社は、水素ステーション用をはじめとしたサプライチェーンに必要となる圧縮装置の開発・製造で培ってきた技術を活かして、P2Gシステムで製造するグリーン水素の価値を向上させるシステムの開発に取り組んでおります。当社は、経済産業省が脱炭素社会の実現に向けたイノベーションに果敢に挑戦するゼロエミ・チャレンジ企業の一員であり、また2020年12月7日に発足した水素社会の実現を推進する団体「水素バリューチェーン推進協議会(JH2A)」の会員として、水素社会インフラ技術を担う圧縮装置の製造・販売・開発に積極的に取り組んでまいります。 また当社は、上記以外にも、成長分野市場が求める商品の開発と市場投入を実現するため、そのベースとなる高圧技術・環境対応技術の基礎研究を継続するとともに、既存商品の更なる改良開発を進めております。
FY2021|1,625 文字
5 【研究開発活動】当社は「技術に立脚し社会が求める優れた商品を提供する」ことを企業理念とするとともに、環境問題・社会要請などにも応えるべく以下のような研究開発に取組んでおります。当事業年度の試験研究費の総額は148百万円であります。 既に市場投入・販売展開している『水素ステーション用一括昇圧型水素圧縮機』(商品名HyKom340)は、定置形水素ステーションの標準仕様(吐出圧力:82MPa、吐出量:340N㎥/h)であり、数多くの優れた技術を取り入れた製品で、当事業年度は10箇所の水素ステーションに納入しました。2019年度に取得した超高圧水素関連の特許(特許第6533631号 ガス圧縮機及びガス圧縮機の製造方法)を製品に展開し、ピストンリング交換周期を従来の2倍以上に長寿命化することに成功しました。また、硫黄成分を含まないピストンリングを開発し、圧縮した水素の高品質化に成功しました。市場の期待は、水素ステーション圧縮機及びパッケージユニットの更なるコンパクト化、コストダウン、消耗部品の品質向上・長寿命化で、これらのニーズに応えられる製品を引き続き開発してまいります。当事業年度は、吐出圧力20MPaクラスの充填用水素圧縮機を、山梨県が運営する米倉山電力貯蔵技術研究サイト(甲府市)、及び福島水素エネルギー研究フィールド(FH2R)(浪江町)に納入しました。カーボンニュートラルな社会の実現に向けて、充填用水素圧縮機のラインナップも拡充してまいります。 当社と東レ株式会社は、共同で進めていたNEDO助成事業である「超高圧水素インフラ本格普及技術研究開発事業/水素ステーションのコスト低減等に関連する技術開発/電気化学式水素ポンプの開発・実証」において、電気化学式水素ポンプシステムの開発・実証を2021年2月末で完了しました。電気化学式水素ポンプシステムは、再生可能エネルギーなどの電力を用いて、水素の酸化還元反応により水素を圧縮するPEM形水素圧縮装置です。本事業では、世界最高水準の4.1N㎥/h×40MPa仕様の電気化学式水素ポンプシステムの商用化を目指し、東レが水素を圧縮するキーマテリアルである電解質膜とスタックの開発を担い、加地テックがそのスタックを内蔵したシステムを開発するとともに、19.6MPa仕様の電気化学式水素ポンプシステム実証機を試作し、山梨県が運営する米倉山電力貯蔵技術研究サイト(甲府市)に設置しました。米倉山での実証試験では、太陽光発電による電力とPEM形水電解評価設備で製造したグリーン水素を、今回開発した電気化学式水素ポンプシステム実証機で圧縮し、19.6MPa高圧ガスボンベへの水素充填に国内で初めて成功し、実証試験を完了しました。これは、国内初の連続PEM形水電解・PEM形水素ポンプシステムの実証となります。電気化学式水素ポンプシステムは、従来の機械式水素ポンプと比較して、振動や騒音が無くコンパクトな設計が可能であることから、P2G(Power to Gas)設備全般、水素出荷用ボンベ充填設備や燃料電池フォークリフト充填設備等、水素圧縮を必要とする幅広い用途への展開が期待できます。今後、商用化(大容量化・高圧化)に向けた開発を継続してまいります。当社は、経済産業省が提起している脱炭素社会の実現に向けたイノベーションに果敢に挑戦する企業「ゼロエミ・チャレンジ企業」の一員であり、また2020年12月7日に発足した水素社会の実現を推進する団体「水素バリューチェーン推進協議会(JH2A)」の会員として、水素社会の実現に向け、水素インフラを担う圧縮装置の開発・製造・販売に今後も注力してまいります。 また当社は、上記以外にも、成長分野市場が求める商品の開発と市場投入を実現するため、そのベースとなる高圧技術・環境対応技術の基礎研究を継続するとともに、既存商品の更なる改良開発を進めております。
FY2020|1,040 文字
5 【研究開発活動】当社は「技術に立脚し社会が求める優れた商品を提供する」ことを企業理念とするとともに、環境問題・社会要請などにも応えるべく以下のような研究開発に取組んでおります。当事業年度の試験研究費の総額は223百万円であります。 既に市場投入・販売展開している『水素ステーション用一括昇圧型水素圧縮機』(商品名HyKom340)は、定置形水素ステーションの標準仕様(吐出圧力:82MPa、吐出量:340N㎥/h)であり、数多くの優れた技術を取り入れた製品です。業界より好評価を得て、当事業年度は8箇所の水素ステーションに納入しました。特に、水素ステーションで要求される冷凍機(FC自動車充填前に水素ガスを冷却)と圧縮機を組合せた『パッケージユニット』が市場のニーズに適合し7箇所に納入しました。また、HyKom340をベースとした燃料電池自動車出荷用モデル3台を自動車メーカ様に、吐出圧力40MPa用モデル2台を水素バスステーションに納入しました。水素ステーション用HyKom340で培った超高圧水素圧縮技術や品質は、当事業年度、超高圧水素関連2件の特許(特許第6533631号 ガス圧縮機及びガス圧縮機の製造方法、特許第6599573号 配管継手機構及び配管継手)取得に繋がりました。これら特許技術は超高圧水素圧縮機だけでなく、今後様々な当社製品に展開することが出来ます。市場の期待は、水素ステーション圧縮機及びパッケージユニットの更なるコンパクト化、コストダウン、消耗部品の高品質・長寿命化です。当社は、水素社会実現に向け、これらのニーズに応えられる製品を引き続き開発していきます。 当社と東レ株式会社は、NEDO事業「超高圧水素インフラ本格普及技術研究開発事業/水素ステーションのコスト低減等に関連する技術開発/電気化学式水素ポンプの開発・実証」を進めています。当社は水素ポンプシステム及び水素ポンプ&同システムの国内法規対応を担当しています。 当事業年度においては、2019年6月に経済産業省・NEDO主催イベント「水素・燃料電池技術開発プロジェクト 評価・課題共有ウィーク」及び2019年7月に2019年度NEDO次世代電池・水素成果報告会において当該開発の発表を行いました 当社は、上記以外にも、成長分野市場が求める商品の開発と市場投入を実現するため、そのベースとなる高圧技術・環境対応技術の基礎研究を継続するとともに、既存商品の更なる改良開発を進めております。
FY2019|787 文字
5 【研究開発活動】当社は「技術に立脚し社会が求める優れた商品を提供する」ことを企業理念とするとともに、環境問題・社会要請などにも応えるべく以下のような研究開発に取組んでおります。当事業年度の試験研究費の総額は136百万円であります。 炭酸飲料などの容器として広く使われているペットボトルですが、このペットボトルを製造する際に高圧の空気が用いられ、その圧縮空気として当社の圧縮機が使用されています。当社はマーケットのニーズに対応するため、従来のターボ&ブースタ方式から高効率で容量制御が可能、かつ安価な汎用スクリュー圧縮機を前段に採用したスクリュー&ブースタ方式を開発しました。当事業年度では、前年度に引き続き、スクリュー&ブースタ方式を全面的に見直し、従来機に比べて省エネ・省スペース・低ランニングコストを実現しました。また小容量から大容量までシリーズ化、必要に応じた最適な機種を選定できるようになりました。本シリーズは当事業年度末の時点で10セット発注いただいており、今後も拡販する予定です。2019年度には、更なるマーケットニーズに応えるべく、より省エネ性を高めた機種を開発、シリーズに加え市場投入する計画です。 現在、市場投入している水素ステーション用圧縮機は3気筒5段圧縮機ですが、次期モデルとして低価格、低ランニングコスト、コンパクトなモデルを開発中です。当事業年度は耐久試験を継続実施しており、マーケットが求める種々の仕様に対応すべく、品質向上のための検証を実施していきます。市場投入についてはマーケットの動向との兼ね合いもあり、2020~2021年度になる見込みです。 当社は、上記以外にも、成長分野市場が求める商品の開発と市場投入を実現するため、そのベースとなる高圧技術・環境対応技術の基礎研究を継続するとともに、既存商品の更なる改良開発を進めております。
FY2018|586 文字
5 【研究開発活動】当社は「技術に立脚し社会が求める優れた商品を提供する」ことを基本理念とするとともに、環境問題・社会要請などにも応えるべく以下のような研究開発に取組んでおります。当事業年度の試験研究費の総額は106百万円であります。 当事業年度においては、既に市場投入・販売展開している『水素ステーション用一括昇圧型水素圧縮機』(商品名HyKom340)の次期モデルとして、更なるコストダウン・コンパクト・短納期の実現をコンセプトに新たな水素ステーション(ST)用圧縮機を開発しました。次期モデルは定置型水素STの標準仕様(吐出圧力:82 MPa、吐出量:340 Nm3/h)であり、従来モデルの後継機となります。従来の技術は継承した上で、シリンダを3気筒から2気筒に変更し、各部品の小型化を実現することで、コンパクト化に成功、さらにメンテナンスにも配慮した設計にしております。2017年12月に試運転を実施し、予定の性能を満たしていることを確認しており、2018年度は引続き耐久運転を実施することで品質向上に向けた検証を行ない、2019年度の商品化を予定しております。当社は、水素ステーション以外にも、成長分野市場が求める商品の開発と市場投入を実現するため、そのベースとなる高圧技術・環境対応技術の基礎研究を継続するとともに、既存商品の更なる改良開発を進めております。
FY2017|609 文字
6 【研究開発活動】当社は「技術に立脚し社会が求める優れた商品を提供する」ことを基本理念とするとともに、環境問題・社会要請などにも応えるべく以下のような研究開発に取組んでおります。当事業年度の試験研究費の総額は46百万円であります。 当事業年度においては、既に市場投入・販売展開している『水素ステーション用一括昇圧型水素圧縮機』(商品名HyKom340)の技術を利用し、燃料電池(FC)フォークリフト用(吐出圧力40~45MPa、充填圧力:35~40MPa) モデルや風力発電などの再生可能エネルギーにより製造された水素用小容量モデル(吐出量50Nm3/h)を製品化し、販売いたしました。当該モデルにおいては、さらなる高品質長寿命化に成功しており、また万全のガス漏れ対策が施されております。なお、HyKom340については当事業年度、水素ステーションで要求される冷凍機(FC自動車充填前に水素ガスを冷却)と圧縮機を組合せた『パッケージ型』や、圧縮機ユニット単体などを計4箇所の水素ステーションに納入いたしました。水素社会実現に向け、更なるコンパクト化やコストダウンに取り組み、量産化を目指した製品を開発してまいります。当社は、水素ステーション以外にも、成長分野市場が求める商品の開発と市場投入を実現するため、そのベースとなる高圧技術・環境対応技術の基礎研究を継続するとともに、既存商品の更なる改良開発を進めております。
FY2016|689 文字
6 【研究開発活動】当社は「技術に立脚し社会が求める優れた商品を提供する」ことを基本理念とするとともに、環境問題・社会要請などにも応えるべく以下のような研究開発に取組んでおります。当事業年度の試験研究費の総額は45百万円であります。 当事業年度においては、前年度商品化した『水素ステーション用一括昇圧型水素圧縮機』(商品名HyKom340)圧縮機ユニットと、高圧水素容器で構成し超高圧水素ガスを貯蔵する蓄圧器ユニットとを同一筐体に収納した『パッケージ型』を5箇所の水素ステーションに納入しました。また圧縮機ユニットを単体で3箇所の水素ステーションに納入し、HyKom340の納入実績は前年度と当事業年度と合わせて累計11台になりました。新規投入した蓄圧器ユニットの超高圧配管については、高圧ガス保安協会の厳しい詳細基準事前評価を受け、耐振性やメンテナンス性に優れた自社製配管継手を採用(圧縮機ユニットにも採用済)し、万全のガス漏れ対策を行いました。また当事業年度で試運転場所を増設、出荷前の圧縮機試運転では全数実ガスによるガス漏れ検査を実施し品質向上と量産体制を強化しました。将来、水素ステーションで要求される冷凍機(FCV充填前に水素ガスを冷却)と圧縮機を組合せた『パッケージ型』や、更なるコンパクト化やコストダウンなど、更に深化させ量産化を目指した製品を開発していきます。 当社は、水素ステーション以外にも、成長分野市場が求める商品の開発と市場投入を実現するため、そのベースとなる高圧技術・環境対応技術の基礎研究を継続するとともに、既存商品の更なる改良開発を進めております。