和井田製作所(6158)に経済的な堀はあるか
株価
主要指標
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株価推移
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10年財務トレンド
| 年度 | 売上(億) | 営業利益(億) | 純利益(億) | FCF(億) | ROE(%) | EPS(円) | 配当(円) | 自己資本比率(%) |
|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
| FY2016 | 48 | 3 | 2 | 7 | 3.4 | 29.5 | — | 67.4 |
| FY2017 | 58 | 8 | 6 | 12 | 9.7 | 92.1 | 16.0 | 66.2 |
| FY2018 | 88 | 20 | 15 | 13 | 19.8 | 225.8 | 21.0 | 70.4 |
| FY2019 | 79 | 17 | 12 | 16 | 14.2 | 179.9 | 43.0 | 76.5 |
| FY2020 | 42 | 3 | 2 | -4 | 2.7 | 34.5 | 50.0 | 76.8 |
| FY2021 | 65 | 10 | 7 | 12 | 7.9 | 107.6 | 15.0 | 73.1 |
| FY2022 | 76 | 12 | 9 | -10 | 9.1 | 134.3 | 30.0 | 80.6 |
| FY2023 | 75 | 10 | 7 | 8 | 7.2 | 112.2 | 37.0 | 82.8 |
| FY2024 | 76 | 7 | 4 | 5 | 4.2 | 67.0 | 40.0 | 81.5 |
| FY2025 | 67 | 3 | 3 | 3 | 2.6 | 42.3 | 34.0 | 84.3 |
バフェット流モート診断
総合スコア:5/25 主要モート:none 持続性:判定中
和井田製作所は、特定のニッチ分野における精密測定機器メーカーであるが、強力なブランド力、特許ポートフォリオ、あるいは規制ライセンスといった顕著な無形資産に関する公開情報は限定的である。技術力は存在するものの、それが他社との明確な差別化要因となるほどの無形資産として評価するには情報が不足している。
同社の精密測定機器は、特定の産業分野(例:半導体製造装置、自動車部品製造)で使用されており、顧客は既存設備との互換性やオペレーターの習熟度から、容易に他社製品へ切り替えにくい可能性がある。しかし、切り替えに伴う損失が極めて大きいと断定できるほどの顧客依存度やシステム統合の深さを示す情報は少ない。
和井田製作所の事業モデルは、製品の利用者が増えることでサービスの価値が増加するようなネットワーク効果を直接的に生み出す構造ではない。個々の顧客との取引が中心であり、プラットフォーム型ビジネスのような相互依存関係や、ユーザーコミュニティの形成は見られない。
精密機器の製造においては、一定の生産技術やノウハウがコスト競争力に寄与する可能性がある。しかし、同社が他社と比較して構造的に著しく低いコストで生産・提供できるという明確な証拠や、規模の経済によるコスト優位性は、公開情報からは確認しにくい。
精密測定機器市場はニッチな分野も含まれるが、グローバルで見ると一定の競争が存在する。和井田製作所は特定の分野で一定のシェアを持つ可能性があるが、業界全体を代表するような寡占的な地位を確立しているとは言えず、効率規模による明確な優位性は限定的と見られる。
競合との比較優位
強気シナリオ
高精度・高品質が求められる先端産業(例:次世代半導体、航空宇宙)での需要拡大
独自の技術開発による新規市場の開拓成功
既存顧客との長期的な関係維持とアップセル・クロスセルの推進
弱気シナリオ(モート侵食)
競合他社による技術的キャッチアップと価格競争の激化
主要顧客産業の景気変動や設備投資抑制の影響
グローバルサプライチェーンの混乱や原材料価格の高騰による収益圧迫
反転思考(マンガー流:どうすればこの会社は壊れるか)
和井田製作所の投資が失敗するには、同社が持つ技術的優位性が陳腐化し、競合他社がより低コストで同等以上の性能を持つ製品を開発・提供できるようになることが考えられる。また、主要顧客である半導体製造装置メーカーや自動車メーカーなどが、より汎用的な測定機器を採用する方向にシフトし、同社製品のニッチ性が失われるシナリオも考えられる。さらに、グローバルな市場での存在感が低下し、国内市場のみに依存する構造が続けば、成長機会を逸し、競争力を維持できなくなるリスクもある。為替変動リスクや地政学的リスクも、輸出依存度が高い場合には大きな打撃となりうる。
5年後のモート予測
先端技術分野での需要増と新規市場開拓により、売上・利益ともに堅調に成長。高付加価値製品の提供により、収益性も維持・向上する。
既存事業の安定性を維持しつつ、緩やかな市場成長を取り込む。技術開発投資は継続するが、大きなブレークスルーは限定的で、収益は安定推移する。
競争激化と顧客産業の低迷により、売上・利益ともに減少。価格競争に巻き込まれ、収益性が悪化するリスクがある。
グレアム防衛的投資家 7基準
| 1. 適切な企業規模 | 時価総額 65億 | |
| 2. 健全な財務 | 自己資本比率 84.3% | |
| 3. 利益の安定性 | 10年連続黒字 | |
| 4. 配当の継続性 | ?年連続配当 | |
| 5. 利益成長 | EPS 3年成長 -31.9% | |
| 6. 適度なPER | PER 23.5倍 | |
| 7. 適度なPBR | PBR 0.61倍 |
合格数:3/7 部分的合格
直近の適時開示
- 2026-06-24 臨時報告書