高松機械工業(6155)に経済的な堀はあるか
株価
主要指標
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株価推移
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10年財務トレンド
| 年度 | 売上(億) | 営業利益(億) | 純利益(億) | FCF(億) | ROE(%) | EPS(円) | 配当(円) | 自己資本比率(%) |
|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
| FY2016 | 170 | 9 | 7 | 0 | 5.9 | 66.4 | — | 61.8 |
| FY2017 | 198 | 16 | 11 | 13 | 8.4 | 102.6 | 20.0 | 60.3 |
| FY2018 | 227 | 23 | 17 | -2 | 11.8 | 158.1 | 20.0 | 61.0 |
| FY2019 | 219 | 19 | 14 | 12 | 9.0 | 130.8 | 22.0 | 64.7 |
| FY2020 | 134 | 0 | -1 | 17 | -0.7 | -10.6 | 25.0 | 71.8 |
| FY2021 | 167 | 11 | 8 | -6 | 4.9 | 73.0 | 10.0 | 64.3 |
| FY2022 | 167 | 5 | 5 | -8 | 2.9 | 45.2 | 12.0 | 70.4 |
| FY2023 | 142 | -4 | -6 | -7 | -3.4 | -52.3 | 15.0 | 74.4 |
| FY2024 | 139 | -2 | -6 | 14 | -4.0 | -60.0 | 10.0 | 74.3 |
| FY2025 | 127 | -1 | -1 | -3 | -0.7 | -9.9 | 10.0 | 78.3 |
バフェット流モート診断
総合スコア:6/25 主要モート:効率規模 持続性:判定中
高松機械工業は工作機械メーカーであり、特定の強力なブランド、特許ポートフォリオ、規制ライセンス、または独占的IPに関する顕著な情報は見当たらない。技術開発は行っているが、それが持続的な競争優位に直結する無形資産として確立されている証拠は乏しい。
工作機械は導入に多額の初期投資が必要であり、一度導入するとオペレーションや保守体制の変更に伴うコストや手間が発生するため、顧客が競合他社へ容易に乗り換えにくい側面がある。しかし、技術革新の速さや顧客の特定のニーズへの適合度によってはスイッチングコストが低下する可能性もある。
工作機械事業は、ユーザーが増えることで製品やサービスの価値が向上するネットワーク効果が働くビジネスモデルではない。個々の機械の性能やサポートが重視されるため、ネットワーク効果による競争優位性は見られない。
工作機械業界は一般的に価格競争が存在するが、高松機械工業が構造的に競合他社よりも大幅に低いコストで生産・提供できるという明確な証拠はない。効率的な生産体制やサプライチェーンの最適化は行っている可能性はあるが、それが持続的なコスト優位に繋がるかは不明。
工作機械業界は、特定のニッチ分野や技術に特化した中小企業も多いが、高松機械工業は一定の生産能力と販売網を持ち、業界内で一定の地位を占めている。特に、特定の種類の工作機械(例:NC旋盤)においては、一定の市場シェアと生産規模を持つことで、効率的な事業運営が可能となっている可能性がある。
競合との比較優位
強気シナリオ
特定分野における技術的優位性の確立と、それを基盤とした高付加価値製品の展開
グローバルな販売・サービス網の拡充による新規顧客獲得と既存顧客への深耕
自動化・DX化といった業界トレンドへの的確な対応と、それによる生産性向上
弱気シナリオ(モート侵食)
新興国メーカーの台頭による価格競争の激化と、技術革新への追随遅延
主要顧客産業(自動車、半導体など)の景気変動による需要の不安定化
為替変動リスクによる収益性の悪化
反転思考(マンガー流:どうすればこの会社は壊れるか)
この投資が失敗するには、高松機械工業が「規模の経済」を維持・拡大できない状況が真である必要がある。具体的には、競合他社がより効率的な生産体制を構築し、低コストで高品質な製品を提供し始めた場合、同社の価格競争力が失われる。また、グローバル市場での販売網やサービス体制の構築に失敗し、主要顧客層のニーズに対応できなくなった場合も、規模の優位性が失われる。さらに、技術革新のスピードに乗り遅れ、製品の陳腐化が進み、顧客がより先進的な技術を持つ競合へ移行した場合、同社の市場での地位は揺らぐだろう。つまり、規模の優位性が、コスト、技術、販売網といった他の競争要因によって凌駕されるシナリオが、この投資の失敗を意味する。
5年後のモート予測
特定分野での技術的優位性とグローバル展開の加速により、売上・利益ともに堅調な成長を維持。高付加価値製品へのシフトが進み、収益性が向上する。
業界平均並みの成長を維持。新興国市場での競争は激化するものの、既存顧客基盤と一定の技術力で乗り切る。為替変動の影響を受ける。
価格競争の激化と技術革新への対応遅れにより、売上・利益ともに低迷。市場シェアを徐々に失い、収益性が悪化する。
グレアム防衛的投資家 7基準
| 1. 適切な企業規模 | 時価総額 52億 | |
| 2. 健全な財務 | 自己資本比率 70.4% | |
| 3. 利益の安定性 | 6年連続黒字 | |
| 4. 配当の継続性 | ?年連続配当 | |
| 5. 利益成長 | EPS 3年成長 —% | |
| 6. 適度なPER | PER 10.6倍 | |
| 7. 適度なPBR | PBR 0.31倍 |
合格数:3/7 部分的合格
直近の適時開示
- 2026-06-29 臨時報告書