6098

リクルートホールディングス(6098)に経済的な堀はあるか

サービス業 情報通信・サービスその他

株価

現在株価
17,495
2026-09-01
時価総額
117,762 億円

主要指標

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株価推移

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▶ 詳細チャート(日足/週足/月足切替)

10年財務トレンド

年度 売上(億) 営業利益(億) 純利益(億) FCF(億) ROE(%) EPS(円) 配当(円) 自己資本比率(%)
FY2015 15,886 1,140 645 529 8.3 114.3 66.9
FY2016 18,400 1,272 854 -721 11.0 152.5 53.2
FY2017 21,734 1,918 1,517 1,282 18.0 90.8 65.0 53.1
FY2018 23,108 2,231 1,743 723 17.9 104.3 23.0 55.2
FY2019 23,995 2,060 1,799 2,143 18.1 108.3 28.0 49.4
FY2020 22,693 1,628 1,314 2,462 11.9 79.8 30.0 49.7
FY2021 28,717 3,789 2,968 3,689 21.6 181.7 20.0 56.3
FY2022 34,295 3,443 2,698 4,055 16.4 168.6 21.0 58.2
FY2023 34,165 4,025 3,537 4,666 17.6 226.0 22.0 63.6
FY2024 35,575 4,905 4,085 5,493 25.1 271.4 23.0 58.3

バフェット流モート診断

無形資産
●●●○○
3/5
スイッチング
●●●○○
3/5
ネットワーク
●●●●○
4/5
コスト優位
●○○○○
1/5
効率規模
●●●●○
4/5

総合スコア:15/25 主要モート:ネットワーク効果 持続性:判定中

無形資産3/5

リクルートは「リクナビ」「Indeed」といった強力なブランドと、長年培ってきた求人情報プラットフォームにおけるデータとノウハウという無形資産を持つ。特にIndeedはグローバルで高い認知度を誇り、求人広告市場におけるブランド力は大きい。

スイッチングコスト3/5

求職者にとっては、複数の求人サイトを併用することが一般的だが、一度登録したプロフィールや職務経歴の入力の手間を考えると、主要なプラットフォームへの集中は起こりうる。企業側も、Indeedなどのプラットフォームへの広告出稿は、効果測定や運用ノウハウの蓄積により、乗り換えコストが発生する可能性がある。

ネットワーク効果4/5

Indeedは求職者と求人企業のマッチングプラットフォームであり、求職者が増えれば求人企業にとっての魅力が増し、求人企業が増えれば求職者にとっての選択肢が増えるという強力なネットワーク効果を持つ。この「求職者-求人企業」の二面市場におけるネットワーク効果は、プラットフォームの成長を加速させる。

コスト優位1/5

求人広告の掲載料や成果報酬型広告など、価格競争は存在する。特にIndeedはクリック課金型広告が中心であり、広告主にとっては費用対効果を意識した運用が求められるため、絶対的なコスト優位性は限定的。

規模の経済4/5

リクルートは、国内外で多様な人材関連サービスを展開しており、特にIndeedはグローバルで圧倒的なシェアを持つ。規模の経済により、広告運用やプラットフォーム開発における効率化が進み、競合他社に対する優位性を築いている。

競合との比較優位

強気シナリオ

Indeedのグローバルでのさらなるシェア拡大と収益化

HRテクノロジー分野におけるM&Aによる新規事業領域の獲得

データ活用によるパーソナライズされた求職・採用体験の提供強化

弱気シナリオ(モート侵食)

主要市場(米国など)における競合の激化と価格競争

AIによる求人マッチング精度の低下や、求職者・企業からの信頼失墜

規制強化やプライバシー問題によるプラットフォーム運営への制約

反転思考(マンガー流:どうすればこの会社は壊れるか)

リクルートの投資が失敗するには、Indeedを中心としたプラットフォームのネットワーク効果が崩壊し、求職者と求人企業が他のプラットフォームへ急速に移行する必要がある。これは、競合他社がより革新的なマッチング技術や、求職者・企業にとって魅力的な新たなインセンティブを提供した場合に起こりうる。また、グローバル展開における各国の労働市場や法規制への適応に失敗し、地域ごとの競争力を失うことも考えられる。さらに、データプライバシーに関する規制強化や、AI倫理問題への対応の遅れが、プラットフォームの信頼性を損ない、ユーザー離れを招くシナリオも考えられる。これらの要因が複合的に作用し、リクルートの「求職者-求人企業」という二面市場における優位性を根底から覆すことが、投資の失敗につながる。

5年後のモート予測

強気

Indeedのグローバル展開加速とHRテクノロジーの進化により、人材採用・求職市場におけるプラットフォーム支配力を強化。新規事業も軌道に乗り、売上・利益ともに大幅成長を達成する。

中立

Indeedの安定的な成長に加え、国内事業の堅調な推移により、緩やかながらも着実な成長を続ける。HRテクノロジー分野での競争は激化するものの、既存のネットワーク効果で一定の地位を維持する。

弱気

グローバル市場での競争激化や、新規事業の不振により、成長が鈍化。プラットフォームのネットワーク効果も徐々に低下し、収益性が悪化するリスクがある。

グレアム防衛的投資家 7基準

1. 適切な企業規模 時価総額 117,762億
2. 健全な財務 自己資本比率 58.3%
3. 利益の安定性 10年連続黒字
4. 配当の継続性 ?年連続配当
5. 利益成長 EPS 3年成長 14.3%
6. 適度なPER PER 28.8倍
7. 適度なPBR PBR 7.10倍

合格数:4/7 部分的合格

直近の適時開示

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