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中央発條

金属製品 建設・資材

研究開発費(時系列)

年度R&D費用(億円)設備投資(億円)
2025-03 - 92
2024-03 - 78
2023-03 - 37
2022-03 - 36
2021-03 - 0

研究開発活動(本文)

FY2025|1,891 文字
6 【研究開発活動】当社グループは、中長期に向けて、主力シャシばね製品の最軽量化に向けた新材料開発と標準材の適用拡大、今後の製品競争力を支配する分野である電動化と自動運転に対応した新領域製品の開発、量産化を進めております。さらに世界的な市場規模拡大が予想される航空・宇宙関連製品の拡販活動と新製品開発にも取り組んでおります。なお、研究開発活動につきましては日本のみで行っておりますので、セグメント別の記載を省略し製品区分で記載をしております。 当連結会計年度における主な製品区分ごとの成果は以下のとおりであります。 シャシばね区分では、懸架コイルばね・スタビライザ・重ね板ばねともに、グローバル化に向けた海外・国内ばね標準材の調査・採用を継続しております。標準材での高強度化の実現により、更なるグローバル最適調達を推進しており、これまでの中国材、北米材に加え、近年注目されているインド材の評価を積極的に実施し、現地調達化を進めております。そして、CO2削減対応やBEV化による車両重量増加抑制のため益々高まる自動車メーカーからの軽量化のニーズに対応するため、高強度材の他、非鉄、複合材の開発にも取り組んでおり、車両特性、燃費向上に貢献できる技術として期待されるなか、量産化に向けて進めております。また、高付加価値製品につきましては、ODDS(On Demand Disconnectable Stabilizer)の開発やスタビライザモジュール開発など、周辺部品の取り込みにも注力しています。今後、より付加価値を生むための加工技術開発にも取り組み、更なる軽量化、原価改善に貢献できるよう積極的に開発を推進しております。今後も開発スピードを大幅に向上させる取り組みを推進していきます。 精密ばね区分では、競争力の強化として、今後更なる展開が予測される、自動車の電動化に向けた、ユニット冷却に用いられるばね製品の量産化を進めています。また、搭載適用が益々拡大している電動テールゲート用長ばねの静音性をより高めた植毛ばねの量産、スライドドアの開閉ロック機構モジュールの量産をしております。これらは、当社既存の固有技術を組合わせて活用することで、高性能という付加価値を加え、売上・収益の改善に貢献します。インドを含めた更なるグローバル化に向けた現地調達化を進めております。既存製品については、H3ロケットに採用されているニットメッシュ製品など新規客先への技術プレゼンによる拡販活動や、品質・性能適正化による原価低減活動に取り組んでおります。 ケーブル区分では、廉価材の活用と併せ部品内製化による原価低減の継続的な推進と生産地域の最適化により、価格競争力向上を実現するとともに、自動車用シートやドアウィンドウなど新たに採用されるケーブルの拡販を進めております。さらに海外事業においては、良品廉価な現地調達部品の活用による競争力向上を図り、インドを含めた更なるビジネス拡大を目指しております。 非自動車分野では、住環境製品、医療・リハビリ機器、介護福祉機器、EVアクセサリー、鉄道・航空向け製品など多岐に渡る商品を開発・販売しています。住環境製品ではITを活用し「スマートハウス」に対応した商品の提供、医療・リハビリ分野においては健康寿命を延ばす予防医療機器に着眼した商品の企画・開発、介護福祉機器においては開発した商品(伸縮歩行杖)のレジャー・スポーツ市場への展開、EVアクセサリーにおいては製品バリエーションの拡充及びグローバル展開、鉄道・航空向け製品についてはコア技術(ばね・ケーブル)を軸に拡販展開など市場毎に当社の強みを活かした開発・拡販を進めております。 また、これまでの非自動車分野の開拓から得られた商流(新規の客先)、情報、技術を活用し未だ進出できていない再生エネルギー市場、インフラ市場、マリン市場、運輸・物流市場、1次産業へ参入を目指し進めてまいります。 その他区分では、競争力強化と持続的な成長を目指し、産学連携を推進しております。この一環として、静岡大学、島根大学と新たに共同研究を開始いたしました。本共同研究では、大学の有する高度な専門知識と、当社の長年培ってきた技術を融合させ、これらの研究を通じて、製品の高性能化、コスト競争力強化、新規市場開拓を目指し、企業価値の向上を図ってまいります。 なお、当連結会計年度の研究開発費の総額は1,336百万円(前年同期比9.2%増)となっております。研究開発活動は緩めることなく、選択と集中による費用の最適化を行っております。

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