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TONE(5967)は何で稼いでいるか — 事業の柱と依存度

金属製品 建設・資材

事業の概要

  • 主力事業の概要
    TONEグループは、当社と3つの子会社から構成されており、主に作業工具や関連機器の製造と販売を行っています。これらの製品は、プロの現場からDIYまで幅広い用途で使われ、同社の主要な収益源となっています。
  • 地域別販売体制
    販売体制は地域別にセグメント分けされており、国内外の市場に製品を供給しています。これにより、各地域の市場特性に合わせたきめ細やかな販売戦略を展開し、効率的な事業運営を目指しています。
  • グループ会社
    子会社の一つであるロック株式会社は、2023年7月28日にTONE ALPHA株式会社に商号を変更しました。これにより、グループ全体の事業再編やブランド戦略の強化が図られている可能性があります。
出典: FY2023 有価証券報告書(AI要約)
セグメント構成
  • 日本事業
    日本国内における作業工具類および機器類の製造・販売を担うセグメントです。最新年度の売上高は約60.65億円、営業利益は約5.33億円を計上しており、グループ全体の収益の大部分を占める主要な稼ぎ頭となっています。
  • 海外事業
    日本国外の市場における事業活動を指します。最新年度の売上高は約15.27億円、営業利益は約4.70億円を計上しており、日本事業に次ぐ規模でグループの成長を支える重要なセグメントです。海外市場での事業拡大は、今後の成長戦略において重要な位置を占めると考えられます。
  • 地域別セグメント構成
    同社グループは、販売体制を基礎とした地域別のセグメントで構成されており、日本と海外の2つの主要な地域セグメントで事業を展開しています。これにより、各地域の市場特性や顧客ニーズに合わせた戦略を立て、効率的な事業運営を目指しています。
2025-05 セグメント別業績
セグメント区分売上(億)営業利益(億)営業利益率
Japan 地域 61 5 8.8%
Overseas 事業 15 5 30.8%
有価証券報告書「事業の内容」の全文を見る(年度切替)
FY2023|239 文字
3【事業の内容】 当社グループは、当社と子会社3社で構成されており、その主な事業内容は、作業工具類及び機器類の製造並びに販売であります。 企業集団等の概略図は次の通りであります。 当社グループは、販売体制を基礎とした地域別のセグメントから構成されており、「第5 経理の状況 1連結財務諸表等 (1)連結財務諸表 注記事項 (セグメント情報等)」に掲げるセグメント情報と同一区分であります。(注)ロック㈱は、2023年7月28日付で、TONE ALPHA㈱に商号変更しております。

事業の優位性(モート)

事業の質(有価証券報告書から抽出)
数字に出ない事業の性質を、同じ物差しで全銘柄そろえています。FY2025時点の記載が出典です。
価格決定力値上げを通せるか。強いほどインフレ耐性が高い 中程度
品質マネジメントシステムISO9001取得やブランド戦略による製品差別化
参入障壁新規参入を阻む要因の種類 ブランド
国内外でのブランド価値向上を目指し、商標の出願及び登録を実施している。
顧客集中度特定顧客への依存度。高いほど失注リスクが大きい 低い(分散)
景気敏感度業績が景気循環にどれだけ振られるか 中程度
設備投資の性質稼いだ現金がどれだけ設備維持に消えるか 混合
規制依存規制は障壁にも足枷にもなる 低い
会社が挙げる主要リスク:経済動向による影響 / 調達・生産について / 販売経路について
同じ条件で他の銘柄を探す → 定性スクリーニング(価格決定力・参入障壁・景気敏感度などで絞り込めます)
モート総合 5 / 25 5類型それぞれの強度と、そう判定した根拠
無形資産☆☆☆☆☆
根拠:弱いブランド・特許・許認可

TONEは工具メーカーであり、特定の強力なブランド力や特許、規制ライセンスによる明確な無形資産の優位性は見られない。汎用品としての側面が強く、差別化要因は限定的。

スイッチングコスト★☆☆☆☆
根拠:弱い乗り換えの手間・コスト

プロフェッショナルユースの工具は、使い慣れたブランドや品質への信頼から、一定のスイッチングコストが存在する可能性がある。しかし、DIY市場などでは価格やデザインで容易に乗り換えられる。

ネットワーク効果☆☆☆☆☆
根拠:弱い利用者増が価値を生む

工具メーカーのビジネスモデルにおいて、ネットワーク効果は発生しない。ユーザーが増えることで製品価値が向上するような構造は見られない。

コスト優位★★☆☆☆
根拠:中程度同じ物を安く作れる

長年の製造ノウハウや効率化努力により、一定のコスト競争力を持つ可能性はある。しかし、中国などの低コストメーカーとの比較では、圧倒的な優位性は見出しにくい。

規模の経済★★☆☆☆
根拠:中程度規模が参入障壁になる

国内工具市場においては一定のシェアを持つと考えられるが、グローバル市場での規模の経済や寡占的な地位を確立しているとは言えない。競合他社も多く、業界全体で最適化された少数寡占とは言い難い。

  • 品質管理体制
    同社は品質マネジメントシステムISO9001を取得しており、国際規格に基づいた厳格な品質管理のもとで製品を開発・製造しています。これにより、高品質な製品を提供し、顧客からの信頼を獲得していると考えられます。
  • ブランド価値の追求
    国内外でのブランド価値向上を目指し、商標の出願・登録を積極的に行っています。これにより、模倣品から自社ブランドを守り、市場における競争優位性を維持しようとしています。長年の歴史で培われたブランド力は、顧客が製品を選ぶ際の重要な要素となります。
  • 多様な販売チャネル
    機械工具商ルートを中心に販売を展開しており、プロフェッショナルな顧客層にリーチしています。また、新市場や新規顧客、新規販売ルートの開拓にも取り組むことで、販売チャネルの多様化を図り、安定的な収益基盤の構築を目指しています。
出典: FY2023 有価証券報告書(AI要約)

経営戦略

有価証券報告書「経営方針・対処すべき課題・MD&A」の全文を見る(年度切替)
経営方針・経営戦略
1【経営方針、経営環境及び対処すべき課題等】 当社グループの経営方針、経営環境及び対処すべき課題等は、以下の通りであります。なお、文中の将来に関する事項は、当連結会計年度末現在において当社グループが判断したものであります。(1)会社の経営の基本方針 ボルティング・ソリューション・カンパニーとしてボルト締結に係るすべての課題を解決していくとともにお客様要望を的確に捉え、信頼、安心そして満足を与える製品を供給し、社会への貢献を果たしていく。(企業理念) 「ボルティング・ソリューション・カンパニー」として社会の発展に貢献し、地球上に無くてはならない企業をめざす。(4つの約束)1.社員の幸せの実現・雇用の保証と生活の安定の実現 ・自己啓発への援助2.社会への貢献・健全な経営の継続 ・地域社会の雇用創造と収益還元3.顧客との約束・優れた製品とサービスの安定供給 ・信頼に足る品質の提供 ・納期の厳守4.株主との約束・利益責任の完遂 ・永続的企業発展の基盤充実 (2)中長期的な経営戦略 当社グループの企業理念「『ボルティング・ソリューション・カンパニー』として社会の発展に貢献し、地球上に無くてはならない企業をめざす。」を実現するために以下の方針を掲げて施策に取り組んでおります。① マーケティングおよび製品開発体制、販売体制、そして生産・物流体制の最適化を通じて、売上高および利益の伸長を図っていくとともに、あらゆるボルト締結製品を供給する総合工具メーカーとしての確固たる地位を築いてまいります。 ② モータースポーツ業界へのPR活動に代表される広告宣伝活動の強化により「TONE」ブランドの一層の周知・向上に取り組んでまいります。また広告宣伝活動を通じて得られた新たな顧客からの要望に応えていくことで、製品力の強化も図ってまいります。 ③ 各海外子会社の機能も最大活用しながら、既存の海外顧客への売上拡大に加え、新たな国・地域の市場開拓を積極的に進め、海外売上の拡大を図ってまいります。 ④ 優秀人材の採用強化ならびに人材育成体制の確立により、上記の各戦略を実現していくために必要な人的リソースを確保してまいります。 (3)経営環境 昨今の経営環境につきましては、原材料や物流コスト等の上昇や金融政策の変化に伴う景気減速懸念に加え、ウクライナ及び中東情勢等の地政学リスクやアメリカの関税政策の影響等があり、先行きは不透明な状況となっており、留意していく必要があります。 (4)優先的に対処すべき事業上及び財務上の課題 先行き不透明な環境のなかで、「ボルト締結分野」における競争優位性の高い新製品群の投入に加え、徹底した原価低減により競争力の強化を図るとともに、海外拠点の安定稼働とグループ全体の製造・物流・販売体制の最適化を図ってまいります。 具体的には、以下の諸課題について優先的に対処すべきと考えております。 ① 生産および品質力の強化 より一層の品質管理の向上を図りながら各種製品の製作工期を短縮・納期遵守するとともに、生産効率の向上を図り、経費圧縮に努め、積極的な原価低減に取り組んでまいります。 ② 新規顧客の獲得 より多くのユーザーに使ってもらうために、4Pの強化:製品戦略の強化(product)、価格戦略の強化(price)、流通戦略の強化(place)、販売戦略の強化(promotion)およびブランド力の強化に取り組み、新規顧客の獲得を図ります。 また、海外においては欧州、中南米、東南アジア、インド等新規国市場へのアプローチを積極的に行い売上確保に努めてまいります。 ③ 開発力の強化 「安全性」、「信頼性」、「作業効率化」をキーワードに新製品開発、なかでもトルク管理機器の開発強化に努め、新技術の研究開発にも取り組み、新分野への対応力の強化を図ってまいります。 ④ 顧客満足度の向上 「ボルト締結分野」において顧客要望を的確に捉え、スピード感のある製品の開発・提供、技術サポート体制を強化するとともに顧客ニーズに適応したきめ細かいソリューション、サービスを提供し顧客満足度の向上を図ってまいります。 ⑤ 海外事業の展開 今後の事業展開の中の最重要施策としてグローバル展開・戦略の構築があり、海外における収益機会を確実に捕捉するために設置している現地法人によるベトナム及びアメリカでの事業展開計画を着実に進めてまいります。 (5)目標とする経営指標 当社グループといたしましては、売上高、売上高営業利益率の経営指標を重要視して企業価値の向上に努めてまいります。 売上高の拡大、本業における適正利益の確保を図ることがより企業体質を強化し成長させ利害関係者の皆様に安定的な利益を還元できるものと考えております。
対処すべき課題
1【経営方針、経営環境及び対処すべき課題等】 当社グループの経営方針、経営環境及び対処すべき課題等は、以下の通りであります。なお、文中の将来に関する事項は、当連結会計年度末現在において当社グループが判断したものであります。(1)会社の経営の基本方針 ボルティング・ソリューション・カンパニーとしてボルト締結に係るすべての課題を解決していくとともにお客様要望を的確に捉え、信頼、安心そして満足を与える製品を供給し、社会への貢献を果たしていく。(企業理念) 「ボルティング・ソリューション・カンパニー」として社会の発展に貢献し、地球上に無くてはならない企業をめざす。(4つの約束)1.社員の幸せの実現・雇用の保証と生活の安定の実現 ・自己啓発への援助2.社会への貢献・健全な経営の継続 ・地域社会の雇用創造と収益還元3.顧客との約束・優れた製品とサービスの安定供給 ・信頼に足る品質の提供 ・納期の厳守4.株主との約束・利益責任の完遂 ・永続的企業発展の基盤充実 (2)中長期的な経営戦略 当社グループの企業理念「『ボルティング・ソリューション・カンパニー』として社会の発展に貢献し、地球上に無くてはならない企業をめざす。」を実現するために以下の方針を掲げて施策に取り組んでおります。① マーケティングおよび製品開発体制、販売体制、そして生産・物流体制の最適化を通じて、売上高および利益の伸長を図っていくとともに、あらゆるボルト締結製品を供給する総合工具メーカーとしての確固たる地位を築いてまいります。 ② モータースポーツ業界へのPR活動に代表される広告宣伝活動の強化により「TONE」ブランドの一層の周知・向上に取り組んでまいります。また広告宣伝活動を通じて得られた新たな顧客からの要望に応えていくことで、製品力の強化も図ってまいります。 ③ 各海外子会社の機能も最大活用しながら、既存の海外顧客への売上拡大に加え、新たな国・地域の市場開拓を積極的に進め、海外売上の拡大を図ってまいります。 ④ 優秀人材の採用強化ならびに人材育成体制の確立により、上記の各戦略を実現していくために必要な人的リソースを確保してまいります。 (3)経営環境 昨今の経営環境につきましては、原材料や物流コスト等の上昇や金融政策の変化に伴う景気減速懸念に加え、ウクライナ及び中東情勢等の地政学リスクやアメリカの関税政策の影響等があり、先行きは不透明な状況となっており、留意していく必要があります。 (4)優先的に対処すべき事業上及び財務上の課題 先行き不透明な環境のなかで、「ボルト締結分野」における競争優位性の高い新製品群の投入に加え、徹底した原価低減により競争力の強化を図るとともに、海外拠点の安定稼働とグループ全体の製造・物流・販売体制の最適化を図ってまいります。 具体的には、以下の諸課題について優先的に対処すべきと考えております。 ① 生産および品質力の強化 より一層の品質管理の向上を図りながら各種製品の製作工期を短縮・納期遵守するとともに、生産効率の向上を図り、経費圧縮に努め、積極的な原価低減に取り組んでまいります。 ② 新規顧客の獲得 より多くのユーザーに使ってもらうために、4Pの強化:製品戦略の強化(product)、価格戦略の強化(price)、流通戦略の強化(place)、販売戦略の強化(promotion)およびブランド力の強化に取り組み、新規顧客の獲得を図ります。 また、海外においては欧州、中南米、東南アジア、インド等新規国市場へのアプローチを積極的に行い売上確保に努めてまいります。 ③ 開発力の強化 「安全性」、「信頼性」、「作業効率化」をキーワードに新製品開発、なかでもトルク管理機器の開発強化に努め、新技術の研究開発にも取り組み、新分野への対応力の強化を図ってまいります。 ④ 顧客満足度の向上 「ボルト締結分野」において顧客要望を的確に捉え、スピード感のある製品の開発・提供、技術サポート体制を強化するとともに顧客ニーズに適応したきめ細かいソリューション、サービスを提供し顧客満足度の向上を図ってまいります。 ⑤ 海外事業の展開 今後の事業展開の中の最重要施策としてグローバル展開・戦略の構築があり、海外における収益機会を確実に捕捉するために設置している現地法人によるベトナム及びアメリカでの事業展開計画を着実に進めてまいります。 (5)目標とする経営指標 当社グループといたしましては、売上高、売上高営業利益率の経営指標を重要視して企業価値の向上に努めてまいります。 売上高の拡大、本業における適正利益の確保を図ることがより企業体質を強化し成長させ利害関係者の皆様に安定的な利益を還元できるものと考えております。
MD&A(経営者による分析)
4【経営者による財政状態、経営成績及びキャッシュ・フローの状況の分析】(1)経営成績等の状況の概要 当連結会計年度における当社グループ(当社、連結子会社)の財政状態、経営成績及びキャッシュ・フロー(以下「経営成績等」という。)の状況の概要は次の通りであります。 ① 財政状態及び経営成績の状況 当連結会計年度におけるわが国経済は、個人消費においては緩やかな改善傾向が続き、インバウンド需要も好調を持続している一方で、企業の積極的な設備投資は落ち着いており、景況感の改善には足踏みがみられます。また、ウクライナ及び中東情勢不安による原材料やエネルギー価格等のコスト高に加え、米国の関税政策に対する警戒感により、先行きは依然として不透明な状況であります。 このような経営環境の中で、当社グループは「『ボルティング・ソリューション・カンパニー』として社会の発展に貢献し、地球上になくてはならない企業をめざす。」ことを企業理念に掲げ、「ボルト締結分野」においてお客様が求める価値を的確に捉え、「スピード感と一体感のある製品開発体制」を基軸に保有技術を有効的に活用し、より多くのお客様に「ボルト締結」に最適な手段を提供するとともに、「締結」に関する課題解決を通じて「満足」「感動」「価値」を提供してまいりました。 その結果、当連結会計年度の経営成績につきましては、売上高は75億9千1百万円(前年同期比0.2%増)となりました。また、利益面では営業利益は10億2百万円(前年同期比10.9%減)、経常利益は10億9千1百万円(前年同期比13.0%減)となり、親会社株主に帰属する当期純利益は7億8千7百万円(前年同期比16.5%減)となりました。  当社グループの当連結会計年度の財政状態は、次の通りであります。(資産) 資産合計は、145億3千1百万円(前連結会計年度末148億7千3百万円)となり前連結会計年度末に比べ3億4千1百万円減少しました。この主な要因は、現金及び預金の減少3億3千5百万円等によるものです。 (負債及び純資産) 負債合計は、32億3千3百万円(前連結会計年度末42億3百万円)となり前連結会計年度末に比べ9億7千万円減少しました。この主な要因は、支払手形及び買掛金の減少3億7千6百万円、未払金の減少1億8千5百万円、長期借入金の減少3億5千9百万円等によるものです。 純資産合計は、112億9千8百万円(前連結会計年度末106億7千万円)となり前連結会計年度末に比べ6億2千8百万円増加しました。この主な要因は、自己株式の減少4千8百万円、親会社株主に帰属する当期純利益の計上7億8千7百万円等によるものです。 ② キャッシュ・フローの状況 当連結会計年度末における連結ベースの現金及び現金同等物(以下「資金」という。)は、19億1千3百万円となり、前連結会計年度末に比べ3億3千5百万円の減少となりました。当連結会計年度末におけるキャッシュ・フローの状況のそれぞれの要因は次の通りであります。 (営業活動によるキャッシュ・フロー) 営業活動においては、法人税等の支払額3億7千3百万円等の資金の減少がありましたが、税金等調整前当期純利益10億9千1百万円等による資金の増加により、資金はプラス6億2千9百万円(前連結会計年度はマイナス7億6千万円)となりました。 (投資活動によるキャッシュ・フロー) 投資活動においては、有形及び無形固定資産の取得による支出3億8千9百万円等により、資金はマイナス3億5千2百万円(前連結会計年度はマイナス5億4千9百万円)となりました。 (財務活動によるキャッシュ・フロー) 財務活動においては、長期借入金の返済による支出3億9千7百万円、配当金の支払2億2百万円等により、資金はマイナス6億7百万円(前連結会計年度はプラス17億円)となりました。 ③ 生産、受注及び販売の実績a.生産実績 当連結会計年度の生産実績をセグメントごとに示すと、次の通りであります。セグメントの名称生産高(千円)前年同期比(%)国内7,474,026113.2%海外1,293,40351.1%合計8,767,42996.0%(注)1 金額は、販売価格(代理店価格)に基づいております。2 上記の生産実績には、仕入商品を含んでおります。 b.受注実績 見込生産によっているため、受注高並びに受注残高について記載すべき事項はありません。 c.販売実績 当連結会計年度の販売実績をセグメントごとに示すと、次の通りであります。セグメントの名称販売高(千円)前年同期比(%)国内6,064,95599.5%海外1,526,680103.1%合計7,591,635100.2%(注)1 セグメント間取引については、相殺消去しております。2 主な相手先別の販売実績及び総販売実績に対する割合は次の通りであります。相手先前連結会計年度当連結会計年度販売高(千円)割合(%)販売高(千円)割合(%)トラスコ中山株式会社2,159,80528.51,887,88324.9アマゾンジャパン合同会社818,55210.81,001,50913.2株式会社山善896,05311.8878,92211.6 (2)経営者の視点による経営成績等の状況に関する分析・検討内容 経営者の視点による当社グループの経営成績等の状況に関する認識及び分析・検討内容は次の通りであります。 なお、文中の将来に関する事項は、当連結会計年度末現在において判断したものであります。① 重要な会計方針及び見積り及び当該見積りに用いた仮定 当社グループの連結財務諸表は、わが国において一般に公正妥当と認められている会計基準に基づき作成されております。この連結財務諸表の作成に当たりまして、決算日における資産・負債の報告数値及び偶発債務の開示、並びに報告期間における収入・費用の報告数値に影響を与える見積り及び仮定設定を行い、提出日現在において判断したものであり、実際の結果は見積り特有の不確実性があるため、これらの見積りと異なる場合があります。 連結財務諸表の作成にあたって用いた会計上の見積り及び仮定のうち、重要なものは「第5 経理の状況 1 連結財務諸表等 (1) 連結財務諸表 注記事項 (重要な会計上の見積り)」に記載しております。 ② 当連結会計年度の経営成績等の状況に関する認識及び分析・検討内容 当連結会計年度におけるわが国経済は、個人消費においては緩やかな改善傾向が続き、インバウンド需要も好調を持続している一方で、企業の積極的な設備投資は落ち着いており、景況感の改善には足踏みがみられます。また、ウクライナ及び中東情勢不安による原材料やエネルギー価格等のコスト高に加え、米国の関税政策に対する警戒感により、先行きは依然として不透明な状況であります。 このような経営環境の中で、当社グループは「『ボルティング・ソリューション・カンパニー』として社会の発展に貢献し、地球上になくてはならない企業をめざす。」ことを企業理念に掲げ、「ボルト締結分野」においてお客様が求める価値を的確に捉え、「スピード感と一体感のある製品開発体制」を基軸に保有技術を有効的に活用し、より多くのお客様に「ボルト締結」に最適な手段を提供するとともに、「締結」に関する課題解決を通じて「満足」「感動」「価値」を提供してまいりました。 その結果、当連結会計年度の経営成績につきましては、売上高は75億9千1百万円(前年同期比0.2%増)となりました。また、利益面では営業利益は10億2百万円(前年同期比10.9%減)、経常利益は10億9千1百万円(前年同期比13.0%減)となり、親会社株主に帰属する当期純利益は7億8千7百万円(前年同期比16.5%減)となりました。  各セグメントの経営成績は、以下の通りであります。(国内) 作業工具類の売上高に関しましては、顧客ごとに特徴あるオリジナルセット品、セール企画を実施し売上高の確保に努めるとともに、より多くの人々に工具の魅力を伝えることを目的に行っているモータースポーツの応援(レースチームサポートやレース協賛)による継続的なブランディング活動により「TONEブランド」の浸透に努めた結果、売上高は前年同期を上回りました。 機器類の売上高に関しましては、首都圏を中心とした大型物件の計画等により建築需要は継続しているものの、資材および人件費等の高騰による購買の鈍化が改善せず、さらに人手不足による工事遅延もあったため、新市場開拓やトルク管理機器の拡販活動にも努めましたが、売上高は前年同期を下回りました。 その結果、売上高は60億6千4百万円(前年同期比0.5%減)となり、セグメント利益は5億3千2百万円(前年同期比20.9%減)となりました。 (海外) 作業工具類の売上高に関しましては、ハンドツールや新製品を中心に提案活動を行った結果、売上高は前年同期を上回りました。 機器類の売上高に関しましては、主力製品「シヤーレンチ」、「ナットランナー」を中心に提案活動を行い、北米を中心に複数の大型案件を獲得したこと等により、売上高は前年同期を上回りました。 その結果、売上高は15億2千6百万円(前年同期比3.1%増)となり、セグメント利益は4億6千9百万円(前年同期比3.9%増)となりました。  当社グループは売上高、売上高営業利益率を目標とする経営指標としております。 売上高は前連結会計年度より0.2%増加の75億9千1百万円となり、また、売上高営業利益率は前連結会計年度年度比1.6ポイント減少の13.2%となりました。その要因は当連結会計年度において、高採算品目の販売が伸び悩んだことや原材料、物流費用、エネルギー価格の値上げにより原価率が上昇したこと等によるものです。 ③ 経営成績に重要な影響を与える要因について 当社グループの経営成績に重要な影響を与える要因につきましては、「第2 事業の状況 3 事業等のリスク」をご参照ください。 ④ 資本の財源及び資金の流動性 当社グループの当連結会計年度の資本の財源及び資金の流動性に関する情報は、次の通りであります。 当社グループは営業活動によるキャッシュ・フローから安定して資金を獲得し、その獲得した資金を事業資金に充当しており、不足した場合は取引銀行より資金調達を行っております。 なお、取引銀行とは当座貸越契約を締結し、運転資金調達に必要な十分な枠を設定して急な資金需要にも対応できるよう備えております。 当社グループはフリー・キャッシュ・フロー(営業キャッシュ・フロー+投資キャッシュ・フロー)の獲得を重要としており、本業での利益獲得向上、債権債務のバランスを適正に保持する等に努めることに加えて、今後はより一層、適正な在庫を意識して持続的にフリー・キャッシュ・フローを獲得することにより財務体質の強化及び企業価値の向上を目指してまいります。

事業リスク

  • 経済動向の影響
    国内外の経済状況が悪化すると、企業の設備投資の減少や個人の消費意欲の減退により、同社の売上高が減少する可能性があります。これは、景気変動が直接的に工具需要に影響を与えるため、経営成績に大きな影響を及ぼすリスクです。
  • 原材料価格の変動
    特殊鋼などの金属素材やその他の原材料価格が高騰したり、調達が困難になったりすると、製造コストが上昇し、利益を圧迫する可能性があります。同社は調達先の分散化で対応していますが、市場価格の大きな変動は避けられないリスクです。
  • 品質問題の発生
    ISO9001に基づく厳格な品質管理を行っているものの、製品に欠陥が生じる可能性はゼロではありません。万が一、製造物責任賠償につながるような重大な品質問題が発生した場合、多額のコストやブランドイメージの毀損により、売上高や財政状態に深刻な影響を及ぼす恐れがあります。
出典: FY2025 有価証券報告書(AI要約)
有価証券報告書「事業等のリスク」の全文を見る(年度切替)
FY2025|1,943 文字
3【事業等のリスク】 有価証券報告書に記載した事業の状況、経理の状況等に関する事項のうち、経営者が連結会社の財政状態、経営成績及びキャッシュ・フローの状況に重要な影響を与える可能性があると認識している主要なリスクは、以下の通りであります。 なお、文中の将来に関する事項は、当連結会計年度末現在において当社グループが判断したものであります。 (1)経済動向による影響について 当社グループの主要な市場である国内外の市場において、企業収益悪化による設備投資の減少やエンドユーザーである個人の消費動向の減退により、売上高が減少する可能性があり、当社グループの経営成績に影響を及ぼすと考えられます。このリスクに対して、新市場・新規顧客の開拓、潜在的な需要に応える新製品を販売することで対応する方針です。 (2)調達・生産について 当社グループは、よりコストパフォーマンスが高く品質の良い製品をつくるべく原材料購入に際しては最大限の注意を払っておりますが、特殊鋼をはじめとする金属素材やその他の原材料価格が高騰、調達が難しくなった場合、原材料購入価格が上がり製造コストが上昇することが考えられます。このリスクに対して、調達先を分散化することで対応する方針です。 (3)販売経路について 当社グループは、機械工具商ルートを中心に販売しておりますが、急速な流通の変革により既存の取引先の業績が悪化する等、当社グループの売上高に影響を及ぼすことが考えられます。このリスクに対して、新市場・新規顧客・新規販売ルートを開拓することで対応する方針です。 (4)品質問題による影響について 当社グループは、品質マネジメントシステムISO9001を取得し、その国際規格に基づき、品質等に関する問題が生じないよう厳格な品質管理のもと製品を開発し製造しております。しかし、すべての製品について欠陥がなく、将来においてクレームが発生しないという保証はありません。また、製造物責任賠償につながるような製品の欠陥は、多額のコストや当社グループに対する評価に多大な影響を与え、それによる売上高の低下は財政状態や経営成績に重要な影響を及ぼすことが考えられます。このリスクに対して、生産物賠償責任保険(PL保険)に加入することで対応する方針です。 (5)債権の貸倒れによる影響について 当社グループは、特に事業の継続性に不安定な取引先に依存していることはありませんが、取引先の倒産や経営不安等により債権回収に支障が生じた場合、当社グループの損益に影響を及ぼすと考えられます。このリスクに対して、与信枠を設定するとともに、前受金制度やファクタリング制度を導入することで対応する方針です。 (6)有価証券価額の変動による影響について 当社グループは、主要取引先や取引金融機関の株式を保有しておりますが、株式市場及び経済環境、企業収益の動向によって株価が下落した場合、減損処理による評価損が発生し、当社グループの損益に影響を及ぼすことが考えられます。このリスクに対して、時価の変動を含めた保有の合理性について、取締役会で検討を行っております。 (7)大規模災害による影響について 当社グループは、不測の災害に備え、危機管理体制の整備に取組んでおりますが、生産施設で発生する災害その他の事象による影響を完全に防止できる保証はなく、生産・納品活動が停止し、財政状態や経営成績に重要な影響を及ぼすことが考えられます。このリスクに対して、危機管理体制を構築し、物理的、人的被害の低減を図るとともに、損害保険に加入し、被害による金銭的負担を担保することで対応する方針です。 (8)在庫の評価減による影響について 当社グループは、綿密な市場調査により需要予測を立て製品を製造し、また、商品を仕入れて販売しております。しかしながら、その需要予測を誤ったり、あるいは景気の悪化等で販売不振に陥れば在庫の滞留期間が長期化し在庫の評価替を行う必要が生じます。このような在庫の評価減が、当社グループの損益に影響を及ぼすことが考えられます。このリスクに対して、適正な在庫水準の維持と滞留在庫の発生を防止することで対応する方針です。 (9)模倣品の出現による影響について 当社グループは、ブランドの重要性を認識し、国内外でのブランド価値向上を目指しております。また、模倣品対策として、国内外での商標の出願及び登録を実施しておりますが、当社ブランドの模倣品が市場に出回った場合、当社グループのブランド価値を毀損し、当社グループの財政状態や経営成績に重要な影響を及ぼすことが考えられます。このリスクに対して、国内外において特許の取得に努めることで対応する方針です。

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