岡部(5959)に経済的な堀はあるか
株価
主要指標
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株価推移
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10年財務トレンド
| 年度 | 売上(億) | 営業利益(億) | 純利益(億) | FCF(億) | ROE(%) | EPS(円) | 配当(円) | 自己資本比率(%) |
|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
| FY2016 | 632 | 55 | 79 | 95 | 15.3 | 155.1 | 24.0 | 62.8 |
| FY2017 | 609 | 48 | 35 | -11 | 6.2 | 70.0 | 30.0 | 63.0 |
| FY2018 | 648 | 53 | 31 | 54 | 5.6 | 62.8 | 26.0 | 64.1 |
| FY2019 | 654 | 53 | 33 | -11 | 5.8 | 67.1 | 28.0 | 65.3 |
| FY2020 | 631 | 45 | 27 | 31 | 4.6 | 54.9 | 17.0 | 65.1 |
| FY2021 | 648 | 43 | 26 | 48 | 4.4 | 54.1 | 20.0 | 65.6 |
| FY2022 | 769 | 53 | 38 | -62 | 5.7 | 81.3 | 24.0 | 64.6 |
| FY2023 | 782 | 41 | -55 | 44 | -8.8 | -118.2 | 25.0 | 69.0 |
| FY2024 | 678 | 42 | -9 | 13 | -1.5 | -18.9 | 35.0 | 68.4 |
| FY2025 | 698 | 48 | 33 | -2 | 5.3 | 71.8 | 41.0 | 72.8 |
バフェット流モート診断
総合スコア:6/25 主要モート:効率規模 持続性:判定中
岡部(5959)の事業内容(金属製品製造)において、特許やブランド力、規制ライセンスなどの無形資産による明確な競争優位性は確認できない。
建設業界における配管部材のサプライヤーとして、既存取引先との関係性は存在するが、同業他社への切り替えコストが極めて高いとは言えない。一部の特殊な製品や納入実績が重視される可能性はある。
岡部の事業は、ユーザー数の増加がサービス価値を高めるネットワーク効果を生むビジネスモデルではない。
金属加工における長年の経験や効率的な生産体制の構築は一定のコスト競争力に寄与する可能性があるが、業界全体で価格競争が生じやすく、持続的なコスト優位を確立しているとは断定しにくい。
配管支持材や関連金属製品の分野で、一定の市場シェアと生産規模を持つ。業界内での主要プレイヤーの一つであり、規模の経済による効率的な生産・供給体制は競争優位となりうる。
競合との比較優位
強気シナリオ
インフラ投資の拡大による需要増加
高付加価値製品の開発・拡販
海外市場への展開加速
弱気シナリオ(モート侵食)
原材料価格の高騰と転嫁困難
競合他社との価格競争激化
建設業界の景気後退リスク
反転思考(マンガー流:どうすればこの会社は壊れるか)
岡部の投資が失敗するには、インフラ投資の停滞、建設需要の低迷、そして原材料価格の高騰が継続し、同社が価格転嫁できずに収益性を悪化させるシナリオが考えられる。また、競合他社がより革新的な製品開発や低コスト生産体制を確立し、岡部の市場シェアを侵食する事態も想定される。特に、代替素材の登場や、より安価な海外製品の流入が、岡部の既存の規模の経済による優位性を無効化する可能性もある。さらに、長年培ってきた顧客との関係性が、技術革新や価格競争力の低下によって失われることも、失敗要因となりうる。
5年後のモート予測
インフラ投資の恩恵を受け、高付加価値製品の販売増により、売上・利益ともに堅調に成長。海外展開も進み、収益基盤が強化される。
建設需要の変動に影響を受けつつも、安定した配管部材の供給により、緩やかな成長を維持。コスト管理を徹底し、収益性を確保する。
原材料価格の高騰や建設業界の不況により、需要が減少し、価格競争も激化。収益性が悪化し、成長が鈍化する。