日東精工(5957)に経済的な堀はあるか
株価
主要指標
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株価推移
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10年財務トレンド
| 年度 | 売上(億) | 営業利益(億) | 純利益(億) | FCF(億) | ROE(%) | EPS(円) | 配当(円) | 自己資本比率(%) |
|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
| FY2016 | 263 | 26 | 15 | 34 | 6.1 | 40.6 | 9.0 | 57.9 |
| FY2017 | 301 | 27 | 16 | 2 | 6.0 | 42.5 | 9.0 | 59.5 |
| FY2018 | 338 | 30 | 20 | 16 | 7.4 | 54.7 | 12.0 | 58.2 |
| FY2019 | 349 | 26 | 19 | 31 | 6.5 | 52.1 | 12.0 | 57.9 |
| FY2020 | 329 | 13 | 8 | 2 | 2.6 | 20.8 | 8.5 | 58.1 |
| FY2021 | 405 | 32 | 22 | 27 | 6.7 | 59.6 | 16.0 | 57.4 |
| FY2022 | 440 | 29 | 18 | -10 | 5.3 | 49.5 | 16.0 | 57.6 |
| FY2023 | 447 | 26 | 17 | 20 | 4.8 | 47.0 | 18.0 | 60.7 |
| FY2024 | 471 | 33 | 22 | 28 | 5.7 | 60.2 | 19.5 | 61.5 |
| FY2025 | 502 | 34 | 22 | 2 | 5.2 | 59.3 | 23.0 | 63.0 |
バフェット流モート診断
総合スコア:5/25 主要モート:none 持続性:判定中
日東精工は、特定の強力なブランド、特許ポートフォリオ、または規制ライセンスに依存する事業モデルではない。主要な競争優位性は、技術力や製造ノウハウに起因するが、これらは無形資産として明確に定義・評価しにくい。
顧客は、特定の用途向けにカスタマイズされた締結部品や自動機を導入している場合、代替品への切り替えには設計変更や再検証のコストが発生する可能性がある。しかし、標準的な部品においてはスイッチングコストは低いと考えられる。
同社の事業は、ユーザー数の増加によって製品やサービスの価値が向上するネットワーク効果を伴うものではない。BtoBの製造業であり、直接的なユーザーネットワークは形成されない。
長年の製造ノウハウや効率的な生産体制により、一定のコスト競争力を有していると考えられる。特に、自動機事業においては、生産効率の向上がコスト削減に寄与する可能性がある。
締結部品や自動機市場において、一定のシェアを確保しているが、グローバルな巨大企業と比較すると規模の経済性は限定的である。特定のニッチ市場においては優位性を持つ可能性がある。
競合との比較優位
強気シナリオ
自動機事業における技術革新と海外展開の加速
高付加価値締結部品の需要拡大による収益性向上
M&Aによる事業領域の拡大とシナジー創出
弱気シナリオ(モート侵食)
主要顧客産業の景気低迷による需要減少
競合他社による低価格攻勢や技術的キャッチアップ
原材料価格の高騰による収益性の悪化
反転思考(マンガー流:どうすればこの会社は壊れるか)
日東精工の投資が失敗するには、同社が長年培ってきた製造技術やノウハウが陳腐化し、競合他社がより効率的かつ低コストな代替技術を開発・導入することである。特に、自動機事業においては、IoTやAIを活用した次世代の生産システムが台頭し、同社の既存技術が通用しなくなるシナリオが考えられる。また、グローバル市場での価格競争が激化し、同社の品質や信頼性が価格に見合わないと判断されるようになれば、顧客はより安価なサプライヤーへと移行するだろう。さらに、主要顧客である自動車産業やエレクトロニクス産業の構造変化(例:EVシフトによる部品構成の変化、サプライチェーンの再編)に対応できず、需要が大きく落ち込むことも、同社の競争優位性を失わせる要因となる。
5年後のモート予測
自動機事業の成長と高付加価値締結部品の販売拡大により、売上高・利益ともに堅調に成長。海外市場でのシェア拡大も進む。
既存事業の安定的な成長に加え、一部新規事業の貢献により、緩やかな増収増益を維持。競争環境は厳しさを増す。
主要顧客産業の不振や競争激化により、売上・利益ともに低迷。新規事業の立ち上げにも失敗し、収益性が悪化する。