研究開発費(時系列)
| 年度 | R&D費用(億円) | 設備投資(億円) |
|---|---|---|
| 2025-03 | - | 157 |
| 2024-03 | - | 134 |
| 2023-03 | - | 100 |
| 2022-03 | - | 93 |
| 2021-03 | - | 88 |
研究開発活動(本文)
FY2025|1,954 文字
6【研究開発活動】 当連結会計年度における研究開発活動は、防災・環境対応製品の拡充と製品・サービスのスマート化の推進を図り、かつ、品質、安全、施工性の向上及びコストダウンを推し進めながら、新製品の開発及び既存製品の改良に取り組みました。なお、研究開発費の総額は7,293百万円となっております。 セグメント別の研究開発活動は以下のとおりであります。 (1) 日本 防災製品として、防水関連商品では、23年度に発売した防水ドア「Sタイトドア 浸水高さ3m対応スチール仕様」にステンレス仕様を追加しました。スチール仕様と同様に浸水が24時間継続しても防水性能を維持できる高い性能を有しながら、より多様なニーズに対応可能となっています。 ドア関連商品では、防火性能に加え高い遮音性能を有した窓付特定防火設備 高性能防音ドア「防音ガード シリーズ」に遮音等級T-3のホール向けドアと両開き窓付き特定防火設備仕様を追加しました。ホール向けドアは左右扉の召合せ部を相じゃくりの構造としながら左右どちらの扉からでも開閉可能とした独自の新機構〝デュアルオープンシステム"を搭載し、高い遮音性能と防火性能を有しながら簡単・スムーズな操作性を両立しています。 シャッター関連商品では、強風時にシャッターカーテンがガイドレールから抜け出す被害に対し、特別な操作を行うことなく抜け出しを防止する機構を搭載した耐風形軽量シャッター「耐風ガードLS」(2023年超モノづくり部品大賞 奨励賞を受賞)に防火設備仕様を追加。高耐風圧性能と防火性能を両立したマルチハザード対応商品となりました。シャッターカーテンの軽量化も行い、手動開閉時の操作性の向上と共に省資源化による環境負荷低減にも寄与する商品となっています。これらの優れた点が評価され、「防災・減災×サステナブル大賞2025スマーテスアワード」で優秀賞を受賞しました。 環境対応製品として、23年度に発売した業界初となる断熱性(H-5等級相当)と高速開閉を両立した高機能商品「Re-carbo 断熱クイックセーバーTR」について、より大開口に対応できるよう断熱性能を維持しながら設計範囲をW4m×H4mからW6m×H5,5mに拡大させました。この「断熱クイックセーバーTR」は従来品と比較して空調効率を向上させ、CO2排出量削減と工場や倉庫における職場環境の向上にも寄与する商品となっており、これらの優れた点が評価され、「2024年 超モノづくり部品大賞」で「生活・社会課題ソリューション関連部品賞」を受賞しました。 製品のスマート化・電動化推進として、IoTサービスによる新たな価値提の提供を目的として「クイックセーバーIoT管理サービス」の発売を開始しました。これは三和のIoTサービス「RemoSma」をProユース向けに発展させた「RemoSmaPro」シリーズの第一弾として発売したもので、IoT技術を活用し遠隔で製品の開閉状況や状態監視などを行い迅速なメンテナンス・修理対応につなげることができる新たな顧客価値創造ソリューションとなります。 新商品として、マンション駐車場のゲート向けのシャッターで、高速開放と高耐久性に機能を集約し、高いコストパフォーマンスを実現した「レジデンスグリルG2」を発売。加えて軽量シャッターのフック棒をデザイン性に優れた外観にリニューアルし、またデザイン性に優れたケースをオプション追加するなど、付加価値向上に努めました。 なお、当セグメントに係る研究開発費は、2,100百万円であります。 (2) 北米 気候変動(適応)対応製品として新色を追加し意匠性を高めたガレージドア製品拡充、また、製品のスマート化推進として住宅用開閉機のWi-Fi搭載機種の拡充に加え、リモート監視機能対応製品の用途拡大、事業領域拡大のため油圧式ドックレベラー及びゲート開閉機の開発を行いました。 なお、当セグメントに係る研究開発費は、4,550百万円であります。 (3) 欧州 防災商品として耐火性能に加え、屋内用耐火ガラスドア製品の拡充、気候変動(適応)対応製品として停電時の自閉機能に加え耐風性を向上した産業用ドアの開発、気候変動(適応)対応製品として熱還流率を向上させた産業用ドアの開発、また、製品のスマート化推進として住宅モデルデータを活用しスマートな接続が可能となる住宅用開閉機の開発を行いました。 なお、当セグメントに係る研究開発費は、608百万円であります。 (4) アジア 主に中国、香港、台湾、ベトナムにおいて、防火・遮熱対応のシャッター製品・ドア製品等の開発・改良に注力しています。 なお、当セグメントに係る研究開発費は、34百万円であります。
FY2024|1,721 文字
6【研究開発活動】 当連結会計年度における研究開発活動は、防災・環境対応製品の拡充と製品・サービスのスマート化の推進を図り、かつ、品質、安全、施工性の向上及びコストダウンを推し進めながら、新製品の開発及び既存製品の改良に取り組みました。なお、研究開発費の総額は6,582百万円となっております。 セグメント別の研究開発活動は以下のとおりであります。 (1) 日本 防災製品として、防水関連商品では、外観や操作性は通常のスチールドアと変わらず防水性能を発揮する防水ドア「Sタイトドア」に近年の大型台風や集中豪雨による大規模水害を背景に要望が高まっていた浸水高さ3m対応を追加しました。浸水継続時間が24時間となっても防水性能を維持できる高い防水性能を有します。 ドア関連商品では、防火性能に加えて軽さと強さ、高い意匠性を備えた窓付特定防火設備 軽量鋼製ドア「ファイヤードLD」を新発売すると共に、業界トップレベルの遮音性能を実現した窓付特定防火設備 高性能防音ドア「防音ガード」にT-5相当仕様を追加しました。防音ガードは高い遮音性能を有しつつ、簡単・スムーズな操作性を両立している点が優れていると認められ、第17回キッズデザイン賞を受賞しました。 シャッター関連商品では、強風時にシャッターカーテンがガイドレールから抜け出す被害に対し、特別な操作を行うことなく抜け出しを防止する機構を搭載した耐風形軽量シャッター「耐風ガードLS」を新発売しました。利便性の向上と共に、ロック操作ができない外出中や夜間の急な強風にも対応できます。また、シャッターカーテンの軽量化も実現しており、これにより手動開閉操作性の向上、省資源化による環境負荷低減も図っています。これらの優れた点が評価され、2023年超モノづくり部品大賞奨励賞を受賞しました。 環境対応製品として、工場・倉庫向けに高断熱商品「Re-carbo」シリーズに、業界で初となる断熱性能と高速開閉を両立した高機能商品「断熱クイックセーバーTR」を新発売しました。断熱性能はサッシ断熱性能等級H-5相当(熱貫流率2.15W/㎡・k)を実現しており、従来品と比較して空調効率を向上させ、電力消費量及びCO2排出量を約30%削減する効果が期待でき、職場環境の向上にも寄与します。 製品のスマート化推進として、トイレブースに非接触操作で自動開閉と施解錠ができる電動タイプを追加しました。また、軽量耐候性シャッター「潮彩」をハイスピード化し利便性を向上させました。 新商品として、高いデザイン性のガラスパーティションNGP-3-70シリーズに新商品として遮音性の高いダブルガラス仕様「デュオグラス」を追加しました。遮音性の高さに加え、ガラス・ドア・枠の段差を極力小さくしたフラットなフォルムはオフィスの会議室などに最適です。 なお、当セグメントに係る研究開発費は、2,010百万円であります。 (2) 北米 気候変動(緩和)対応製品としてクリーンルーム向け自動ドアの製品開発、新色を追加し意匠性を高めたガレージドアの製品拡充、また、製品のスマート化推進として住宅用開閉機のWi-Fi搭載機種の拡充に加え、リモート監視機能対応製品の開発、事業領域拡大のためゲート開閉機の開発を行いました。 なお、当セグメントに係る研究開発費は、3,719百万円であります。 (3) 欧州 防災商品として耐火性能に加え、ラインナップを拡充した屋内用耐火ガラスドアの発売、気候変動(適応)対応製品として停電時の自閉機能を追加、耐風性向上した産業用ドアの開発、気候変動(緩和)対応製品として電動化、オプションの拡充による施工時間を短縮したガレージドアの開発、また、製品のスマート化推進としてBLEとWi-Fiによる新たな通信標準機能に対応した住宅用開閉機の開発を行いました。 なお、当セグメントに係る研究開発費は、811百万円であります。 (4) アジア 主に中国、香港、台湾、ベトナムにおいて、防火・遮熱対応のシャッター製品・ドア製品等の開発・改良に注力しています。 なお、当セグメントに係る研究開発費は、40百万円であります。
FY2023|1,993 文字
6【研究開発活動】 当連結会計年度における研究開発活動は、防災・環境対応製品の拡充と製品・サービスのスマート化の推進を図り、かつ、品質、安全、施工性の向上及びコストダウンを推し進めながら、新製品の開発及び既存製品の改良に取り組みました。なお、研究開発費の総額は6,385百万円となっております。 セグメント別の研究開発活動は以下のとおりであります。 (1) 日本 防災製品として、間仕切関連商品では壁面パネル点検口に「遮音タイプ」、および「特定防火設備タイプ」を追加しました。高層オフィスやマンションの内廊下などに適した点検口となっており、ドアパネルを遮音性能の高い構造とすることで内部の設備機器などからの発生音を低減し、快適で過ごしやすい空間を提供することができるとともに、防火区画にも対応できます。 環境対応製品として、工場・倉庫向けに、これまで防熱扉が設置されていた-5℃帯の保冷倉庫向けに対応可能な「Re-carbo(リカーボ)」シリーズ「高断熱OSD」を発売しました。「Re-carbo(リカーボ)」シリーズとは脱炭素社会の実現に貢献するため、CO2削減、省エネルギーに寄与する高断熱商品・サービスのシリーズ名称です。高断熱OSDは業界最厚の80mmの新型パネルを使用することで業界トップの断熱性能を実現することができました。空調効率アップによる省エネルギー化、CO2排出量削減が行え、お客様のScope1、2削減への貢献が期待できます。また、物流倉庫、工場及び商業・一般ビル向けでは、重量シャッターの耐風フック構造の見直しについて対象のスラットを拡大することで、高耐風圧性能を有した商品をさらに拡充させました。本取組は環境負荷低減にも貢献しており、鋼材使用量と溶接箇所の削減によりCO2を年間約22トン削減させることができます。 製品のスマート化推進として、既設手動窓シャッター電動化システム「マドモアチェンジ」シリーズに、IoTにも対応可能な「マドモアチェンジSY」を追加しました。マドモアチェンジSYは既設の手動窓シャッターに専用部品を追加・交換するだけで手軽に手動から電動にチェンジできる商品です。リモコンでの快適操作に加えて今回、オプションでIoTにも対応させることでスマートフォンやスマートスピーカーでの操作が可能となり、より便利で快適なスマートホームの実現に貢献します。 その他、「公共建築工事標準仕様書」の鋼製建具及びステンレス製建具組立工法に接着工法が追加されたことに対応し、ドアの組立工法として接着工法「SD-G」を追加設定しました。この工法は溶接を使用しない製作工法のため、溶接削減によるCO2削減(年間約572kg)、溶接ヒューム発生量の削減を図ることができる脱炭素社会実現に向けた取り組みとなります。また新商品としてJISの最高等級T-4を上回る遮音性能T-6相当を有しながら閉鎖後の追加操作が不要な業界トップクラスの高遮音扉「防音ガード」を発売しました。これまでの防音扉は高い遮音性能を確保するため閉鎖後にハンドル操作が必要なグレモン錠の設置が一般的でしたが、今回、一般錠を使用しながら高い遮音性能を実現することで、放送局のアナウンスブースからオフィスの会議室、学校など様々な場所でご利用頂けます。トイレブース関連では、スライド式曲面ドアの特長を生かし、省スペース性・利便性に優れたRブースシリーズをリニューアルし、利用者がブース内で倒れた場合などの非常時に迅速な救助を可能にする非常解機構を追加しました。スイングドアのようにブース外側にドアを開くことができ、ドアの脱落を防ぐ機構も設けています。 なお、当セグメントに係る研究開発費は、1,912百万円であります。 (2) 北米 気候変動(適応)対応製品としてトルネード対応耐風シャッターの開発やガレージドアの耐風仕様窓オプションの拡充、気候変動(緩和)対応製品として高断熱ガレージドアの開発、また、製品のスマート化推進として住宅用開閉機の宅配ボックス向けやホームオートメーション対応のWi-Fi接続商品の開発を行いました。 なお、当セグメントに係る研究開発費は、3,190百万円であります。 (3) 欧州 気候変動(適応)対応製品として耐風シャッターの開発、気候変動(緩和)対応製品として高断熱ガレージドアの開発、高速シャッターの品揃え強化、また、製品のスマート化推進として住宅用開閉機のSmartHomeアプリ機能の拡張を行いました。 なお、当セグメントに係る研究開発費は、1,250百万円であります。 (4) アジア 主に中国、香港、台湾、ベトナムにおいて、防火・遮熱対応のシャッター製品・ドア製品等の開発・改良に注力しています。 なお、当セグメントに係る研究開発費は、30百万円であります。
FY2022|2,879 文字
5【研究開発活動】 当連結会計年度における研究開発活動は、防災・環境対応製品の拡充と製品・サービスのスマート化の推進を図り、かつ、品質、安全、施工性の向上及びコストダウンを推し進めながら、新製品の開発及び既存製品の改良に取り組みました。なお、研究開発費の総額は5,143百万円となっております。 セグメント別の研究開発活動は以下のとおりであります。 (1) 日本 主にシャッター、ドア商品の開発に注力しており、物流倉庫、工場及び商業・一般ビル向けとしては、重量シャッター耐風形スラットにおいて耐風フックの構造を見直すことで、耐風圧性能を向上させ、設計範囲をW=10.2mまで拡大しました。一部の設計範囲においては製品重量削減による環境配慮に繋がります。なお、専用の熱押形鋼ガイドレールを使用することにより、最大設計範囲W=10.2mにおいて、倉庫業法で求められる強度2500Paにも対応可能です。 ドア商品の商業・一般ビル向けでは、ガラス入り特定防火設備自動ドアに電気式自閉装置を採用した「ファイヤードSオートドア スチール仕様」の特定防火設備大臣認定を取得、発売しました。従来の機械式自閉装置の場合、避難開口に使用するために引き戸の中に開き戸を設ける必要がありましたが、電気式自閉装置の場合は避難時の開放力が小さいため、開き戸を設ける必要がありません。また、人が通行する開口部の床面は、床レールを設けないことで、バリアフリー化に対応することができます。マンション市場向け商品では、昨今の通風・換気ニーズに対応するためマンションのリニューアル用玄関ドア「エックスドールチェンジ」に通風・換気仕様を追加しました。通風口が目立たないスタイリッシュなデザインとなっており、ドアを閉めたままで通風・換気ができます。医療・福祉施設向け商品では、鋼製軽量引き戸「スムードS」の戸袋なし納まりに三和グループである昭和建産株式会社のミリオン・エンジンを追加しました。また感染症対策として、非接触スイッチの対応が可能となりました。 住宅用窓シャッター商品では、防災・減災商品として業界最大の耐風圧強度を有する高耐風圧窓シャッター「マドモア耐風ガードGⅡタイプ」に、業界初となる防火仕様の土間・バルコニー納まりを追加し、防火・準防火地域の2階以上のバルコニーや1階土間に設置可能になりました。また、窓シャッター「マドモアシリーズ」を、スマートホーム総合アプリ「HomeLink」に対応させ、スマートフォンやスマートスピーカーでの簡単操作や、家電、住宅設備との連携による一括操作を可能としました。中低層ビル向けサッシ商品では「明治オーニング」(非防火仕様)をリニューアルしました。20年度に発売した防火仕様をベースとした改良により、業界最大の設計範囲や耐風圧性能を有しており、感染症予防に効果的な換気をしっかり行うことが可能です。ガレージ向け商品では、ガレージシャッター「エレガノ」をグレードアップしました。フラットでスタイリッシュな意匠はそのままに、近年大型化している台風を見据え、業界最大の耐風圧1200Paを実現しました。更に、障害物を高精度で検知する多軸エリアセンサをシャッターの内外に配置することで、安全性を更に強化しました。加えてアルミフラットガレージドア「威風動々」防火タイプに、木目調5色を追加しました。従来のステンカラー、シルバーに木目調5色が加わった7色の豊富なカラーバリエーションの中から、住宅に調和するデザインをお選びいただけます。また、従来比2倍の開放速度を実現した「サンオート ハイスピード」を発売しました。スムーズな開閉で、日々の入出庫を快適にサポートします。 間仕切関連商品の商業・一般ビル向け商品では、従来のガラスパーティションにスリムな方立を採用したガラス引き戸「スライドクール」を発売しました。ガラスパーティションとの連装により、一面ガラスの開放感を確保しながら、統一した意匠で引き戸を組み込むことが可能となりました。トイレブースでは、空間を有効に使うことのできる曲面形状のスライドドア「Rブース TR40」のバリアフリー仕様に、非接触でドアの開閉や施錠ができ、不特定多数が利用する施設内でも衛生的に開閉することができる電動タイプを追加し、バリエーション拡充を図りました。また、トイレブースのバリエーションとして、ドアパネルの上下のチリ寸法を一般的なトイレより小さくすることで安心してご使用いただける「プライバシータイプ」を追加しました。 環境関連商品の防水商品では、防水商品では、増大する自然災害リスクへの対応として、性能向上や商品ラインアップの充実を図りました。シャッタータイプの「ウォーターガード 防水シャッター」は、業界初で初めて防火区画に設置ができる防火・防煙タイプを発売しました。この防火・防煙タイプは一般社団法人 防災安全協会が主催する「防災防疫製品大賞©2021機能」で「最優秀賞」を受賞しました。ドアタイプでは「ウォーターガード Sタイトドア」の浸水高さを2mから3mの高水位まで引き上げました。また、既設現場の扉を防水扉に改修できる「カバー工法」を追加しました。工場・倉庫向け商品では、大型化した台風や多階層化した大型物流倉庫へ設置可能な高強度オーバースライダー「耐風ガードOSD」を発売しました。パネルやローラ軸の構造を見直すことで、耐風圧強度4500Paにおける設計範囲の最大Wは8.3mまで対応し、業界最大の開口幅を確保しています。 なお、当セグメントに係る研究開発費は、1,927百万円であります。 (2) 北米 主に住宅用・商業用開閉機の開発に注力しており、商業用開閉機については、耐風圧製品、ハイスピードドアなどの新製品の追加、他社製品も操作可能なワイヤレステンキーや大型ドア向けWi-Fi搭載の開閉機の開発・販売を行い、また、住宅用開閉機については、宅配ボックス向け、ホームオートメーション対応のWi-Fi接続商品の開発やホームセンター向けの商品拡充に努めました。 なお、当セグメントに係る研究開発費は、2,366百万円であります。 (3) 欧州 主に産業用ドア・ヒンジドア・ガレージドアの開発に注力しており、産業用ドアについては、開閉機のみでスプリングを使用せずに開閉可能な産業用ドアや高耐風圧性能を有する高速シャッターなどの開発・販売を行い、また、ヒンジドアについては、欧州共通の耐火基準をクリアするために開発した耐火スライディングドアや製品ラインナップ拡充に注力し、ガレージドアについては、ホームオートメーション対応のWi-Fi接続商品開発に引き続き注力しました。 なお、当セグメントに係る研究開発費は、843百万円であります。 (4) アジア 主に中国、香港、台湾、ベトナムにおいて、シャッター製品・ドア製品等の開発・改良に注力しています。 なお、当セグメントに係る研究開発費は、5百万円であります。
FY2021|2,920 文字
5【研究開発活動】 当連結会計年度における研究開発活動は、用途別市場に対する品揃えとプラットフォーム化推進、商品・部材・部品の整理統合を図り、かつ、品質、安全、施工性の向上及びコストダウンを推し進めながら、新製品の開発及び既存製品の改良に取り組みました。なお、研究開発費の総額は4,641百万円となっております。 セグメント別の研究開発活動は以下のとおりであります。 (1) 日本 主にシャッター、ドア商品の開発に注力しており、近年の大型台風に対する防災・減災商品として、昨年商品化し、好評だった高強度シャッター「耐風ガード」の新しいラインアップを追加し、耐風ガードシリーズとして強化を図りました。店舗・倉庫・車庫の出入口向けには、軽量シャッター「耐風ガードL」を発売しました。シャッターカーテンの両端に設置した可動式耐風フックを作動させることで、従来比2倍の耐風圧性能を確保します。また、軽量シャッター用補強部材「耐風ガードLプラス」は、既設の軽量シャッターに追加設置することで従来比2倍の耐風圧性能を確保できます。三和シヤッター工業㈱製の軽量シャッターであれば手動式・電動式ともに対応可能で、工具不要で台風接近や強風予測時にお客様自身で簡単に取付け、取外しが可能です。 物流倉庫、工場及び商業・一般ビル向けシャッター商品としては、「耐風ガードプラス」を既設の重量シャッターに追加設置することで、耐風圧1200Paを確保することができます。操作が簡単で保管時はシャッター袖部に収納することができ、耐風形スラットや耐風形ガイドレールへの交換工事、改修を必要とせず、溶接なしで短時間での取付けが可能です。また、産業用オーバースライダーに急降下停止装置「SPロック」を標準装備しました。経年劣化や腐食等により万が一スプリングが切れた際にも、ロック装置によりパネルの急降下を防ぎます。 ドア商品の商業・一般ビル向けでは、ガラス入り特定防火設備自動ドア「ファイヤードSオートドア避難用開口付き」の袖部FIX窓タイプに加え、袖部壁タイプの大臣認定を新たに取得し、発売しました。これにより、多様な納まりに対応可能となりました。また、「ファイヤードS」シリーズに「無溶接工法」を追加しました。施工性向上や現場作業の省力化が可能となるとともに、施工時の火災事故防止、溶接時に発生する人体に有害な粉塵やヒュームの対策など安全性の向上につながります。 マンション市場向け商品では、マンションドアシリーズのリニューアルとして、表面材と錠前のバリエーションを見直し、より豊富な商品ラインアップを取り揃えました。医療・福祉施設向け商品では、内廊下用玄関引き戸「スムード悠楽T-3仕様」を追加しました。軽量引き戸では業界初の遮音性T-3を満たし、国土交通省公表「ホテル又は旅館における高齢者、障害者等の円滑な移動等に配慮した建築設計標準」に適合した、ユニバーサルデザインの玄関引き戸です。間仕切関連商品では、従来のガラスパーティションに「防火設備FIXガラス仕様」を追加しました。防火設備大臣認定を取得したガラスパーティションとして業界最大の開口幅を確保しています。さらに、洗練された意匠が特長のガラス引き戸「スライドクール」と防火設備の大臣認定を取得した「スライドクールF(防火)」を発売し、ガラスパーティションのバリエーションを充実させました。「防火設備FIXガラス仕様」と「スライドクールF(防火)」を組み合せ、一部の避難規定が緩和される避難安全検証法“ルートB”に対応することも可能です。 トイレブースでは、開閉がスムーズに行える曲面形状のスライドドア「Rブース TR40」のバリエーション拡充を図りました。「電動式」は非接触でドアの開閉や施錠ができ、不特定多数が利用する施設内でも衛生的に開閉することができます。バリアフリータイプの「半自動式(常開仕様)」は、車いすやベビーカー等の利用者に対応した広開口タイプでありながら、曲面ドアの特性を生かしてコンパクトに納めることが可能です。また、ニューノーマル対応商品として、表面材や取手などの直接手に触れやすい部分に抗ウイルス機能をプラスした「抗ウイルス仕様トイレブース」を追加しました。業界で初めてトイレブースとしての一般社団法人抗菌製品技術協議会「抗ウイルスSIAA」認証を取得しました。 住宅向け商品では、防災・減災商品として、従来比3倍で業界No.1の耐風圧強度2400Paを実現した、高耐風圧窓シャッター「マドモア耐風ガード」を発売しました。従来の窓シャッターは防犯対策として主に戸建住宅の1階部分に設置されていましたが、近年の大型化する台風に伴う強風による飛来物から住まいを守るため、45m程度(14~15階相当)の中層マンションにも設置可能です。また、防火性能も確保しているため、防火設備の設置が義務付けられた開口部にも対応します。さらに、ブラインド機能を備えた住宅用窓シャッターに「マドモアブラインドF」を追加しました。シャッターカーテンを構成するスラットに従来品よりスマートでフラットな形状を採用し、業界最大の開口率、耐風圧性能、設計範囲を実現しています。スラットの角度を調節することにより、外部からの視線や直射日光を遮りながら通風ができるため、省エネ効果や室内換気を促すことで密閉空間を防ぎ、感染症の感染リスクの低減も期待できます。その他に、アルミガレージシャッター「静々動々」に、従来比2倍の開放速度を実現したハイスピードタイプを追加しました。安全性・耐風圧性能・耐久回数を従来よりも更に向上、木目調の新色も2色加えて大幅にリニューアルしました。 なお、当セグメントに係る研究開発費は、1,932百万円であります。(2) 北米 主に住宅用・商業用開閉機の開発に注力しており、商業用開閉機については、耐風圧製品、ハイスピードドアなどの新製品の追加や、非接触の開閉操作を目的として医療施設や学校オフィスなどの既存の開き戸を自動化するための開閉機の開発・販売を行いました。また、住宅用開閉機については、宅配ボックス向け、ホームオートメーション対応のWi-Fi接続商品の開発やホームセンター向けの商品拡充に努めました。 なお、当セグメントに係る研究開発費は、2,012百万円であります。 (3) 欧州 産業用ドアについては、開閉機のみでスプリングを使用せずに開閉可能な産業用ドアや高耐風圧性能を有する高速シャッターなどの開発を行いました。ヒンジドアについては、欧州共通の耐火基準をクリアするために開発した耐火スライディングドアや製品ラインアップ拡充に注力しました。また、ガレージドアについては、ホームオートメーション対応のWi-Fi接続商品開発に注力しました。 なお、当セグメントに係る研究開発費は、610百万円であります。 (4) アジア 主に上海、香港、台湾、ベトナムにおいて、シャッター製品・ドア製品等の開発・改良に注力しています。 なお、当セグメントに係る研究開発費は、86百万円であります。
FY2020|2,661 文字
5【研究開発活動】 当連結会計年度における研究開発活動は、用途別市場に対する品揃えとプラットフォーム化推進、商品・部材・部品の整理統合を図り、かつ、品質、安全、施工性の向上及びコストダウンを推し進めながら、新製品の開発及び既存製品の改良に取り組みました。なお、研究開発費の総額は4,728百万円となっております。 セグメント別の研究開発活動は以下のとおりであります。 (1) 日本 主にシャッター製品、ドア製品の開発に注力しており、シャッター製品の物流倉庫、工場、空港向けでは、近年の大型台風に対する防災・減災商品として、大開口でも高い耐風圧強度を備えた高強度シャッター「耐風ガード」を発売しました。「耐風ガード」は高強度フック及び溶接レスの一体化形鋼ガイドレールの開発により、安定品質の確保、工場の生産性向上に加え、使用材料低減によるCO2削減にも貢献します。さらに、手動式シャッターや停電時のBCP対応として電動式シャッターの開放が容易にできるシャッター開放用電源供給システム「Eコネクト」を発売しました。特に手動式防火・防煙シャッターを多数設置している大型施設などでは、手動による開放作業を電動化することで、作業効率を大幅に改善できる業界初のシステムとなっています。 商業・一般ビル向けには、限られた天井内スペースでも設置可能なスモールヘッドシャッター「微空間ネオ」を商品化しました。「微空間ネオ」は各部構造、納まりを見直すことで従来より55㎜(角ケースの場合45㎜)スリム化を実現し、アトリウムやエスカレータ廻り等の意匠を損なうことなく設置することができます。 住宅用窓シャッター商品では、手動シャッターを電動シャッターに短時間で取り替えられる「マドモアチェンジ」に近年多発する大型台風や突発的な集中豪雨に対し、外出先からスマートフォンやタブレット端末でシャッターをいち早く操作できるIoT機能の充実を図り、スマートフォンからの操作や生活スタイルに合わせた新設定やタイマー設定、AIスピーカーからの操作を可能としました。「マドモアシリーズ」としては、パナソニック製ホームナビゲーションとの連携機能にLINEアプリによる外出先での状態確認や開閉操作、スマートフォンの位置情報や天気情報を用いて窓シャッターを動作させることができる機能を追加しました。さらに、有線式だったタイマーコントローラをリモコン化し、より便利にご利用頂けるようになりました。 ドア製品のマンション市場向けでは、不在時の配達物を住戸内で受け取りが可能なマンションドア宅配ロッカー付き仕様「トレドール るす楽」を開発しました。業界初の宅配ロッカーとマンションドアが一体構造で、玄関ドアを開けずに、配達物を住戸内にある扉から取り出すことができます。宅配ロッカーは最大高さを約160センチ確保しているので、大きい荷物の受け取りにも対応可能です。また、商業・一般ビル向けにおいては、火災時の円滑な避難や消防活動に貢献する開放力軽減機構付鋼製ドア「エアローテ」を発売しました。加圧排煙装置(火災時に給気による圧力で煙の進入を防止するシステム)の影響による室内外の圧力差で扉の開放に非常に大きな力が必要となる場合があります。「エアローテ」は通常時には一般的な開き戸として利用できますが、火災時には火報信号と連動し、扉中央部に隙間を生じさせて圧力差を解消することで、軽い力で開放することができます。さらに、特定防火設備「ファイヤードSシリーズ」には遮煙性能を加え、国土交通大臣認定を取得した耐熱合わせガラス入り複合防火設備「ファイヤードS-CAS」を発売しました。ファイヤードSの防火性能、安全性能は、そのままで遮煙性能を付加した製品で、エレベータシャフトの防火区画に使用できます。 間仕切関連商品の工場・倉庫向け市場では、耐火間仕切パネル「マジカルタイカプラス」を発売しました。差込み方式を採用することにより施工性・意匠性・強度の向上を図りました。また「マジカルタイカプラス」と同じ耐火パネルを採用したBOX型パーティション「マジカルBOX」を発売しました。耐火パネルと防火設備同等性能を有した建具で構成し、工場内の事務所や休憩所などの独立した空間で火災発生時の延焼の抑制や倒壊の防止、避難安全の確保に貢献します。トイレブースでは、開閉がスムーズに行えるR形状のスライドドア「Rブース TR40 シリーズ」の追加バリエーションとして「Rブース TR40 常開仕様」を発売しました。自動で開き、手動で閉める半自動式なので、トイレブースが空いているときは開放状態を保つため、使用状況をすぐに判断することができます。また、トイレブースの使用状況を離れた位置にある表示板や表示ランプに表示させる「在室表示システム」を追加し、トイレブースの利便性を向上させ、商品力の強化を図りました。 環境関連製品の防水商品では、シャッタータイプの「ウォーターガード 防水シャッター」で浸水高さ設計範囲を拡大し最大W6mまで浸水高さ3mに対応させ、ドアタイプでは「ウォーターガード Sタイトドア」の浸水高さを1mから2mの高水位まで対応を可能にしました。また、防水板では下枠無しで点字ブロックに対応可能な「ウォーターガード 脱着式アルミ軽量防水板」を商品化しました。 なお、当セグメントに係る研究開発費は、1,938百万円であります。 (2) 北米 主に住宅用・商業用開閉機の開発に注力しており、商業用開閉機については、高速開閉可能な冷蔵冷凍倉庫向けのシートシャッターの開発・販売を行い、また、住宅用開閉機については、Wi-Fi接続商品の開発やホームセンター向けの商品拡充に努めました。 なお、当セグメントに係る研究開発費は、2,173百万円であります。 (3) 欧州 主に産業用ドア・ヒンジドア・ガレージドアの開発に注力しており、産業用ドアについては、製品施工性の向上と高断熱製品などの開発を行い、また、ヒンジドアについては、欧州各地域のニーズに応えた製品ラインナップ拡充に注力し、ガレージドアについては、断熱性能の向上と主要IoT家電との連携を可能にする商品開発に注力しました。 なお、当セグメントに係る研究開発費は、528百万円であります。 (4) アジア 主にシャッター製品・ドア製品等を開発・改良に注力しています。 なお、当セグメントに係る研究開発費は、88百万円であります。
FY2019|1,661 文字
5 【研究開発活動】 当連結会計年度における研究開発活動は、用途別市場に対する品揃えとプラットフォーム化推進、商品・部材・部品の整理統合を図り、かつ、品質、安全、施工性の向上及びコストダウンを推し進めながら、新製品の開発及び既存製品の改良に取り組みました。なお、研究開発費の総額は4,611百万円となっております。セグメント別の研究開発活動は以下のとおりであります。 (1) 日本主にシャッター製品、ドア製品の開発に注力しており、シャッター製品の重量シャッターでは、外部廻りで高耐風圧を要求される場所に対し、従来よりもコストを抑え、納まり寸法も縮小でき、最大W=12mにおいて2000Paの風圧力まで対応可能な「重量シャッターB10Nスラット高強度タイプ」を商品化しました。また、点検法制化に伴い増加する点検作業の効率化に対応するため、「サンシリカスクリーンⅡリフトアップタイプ」及び「重量シャッター角ケース」を改良しました。ドア製品のマンションドアでは、内廊下用玄関引き戸「スムード悠楽」に、地震発生後に居室内に閉じ込められることなく安全にドアを開放できる耐震性能と新たに複数の表面鋼板を組合せたデザインを追加し、電気錠(iEL)仕様にも対応し、商品力の強化を図りました。また、商業・一般向けにおいては、加圧防排煙設備により扉の内外で圧力差が生じた場合に扉が開放しづらくなる状況に対して、円滑な避難・消防活動に貢献出来る様に、開放力軽減機構を備えた防火戸「エアローテ」を開発しました。医療・福祉施設向けには、経済産業省より自動ドアの安全規格として制定された「JIS A4722」に対応した安全性の高い折り戸「自動折り戸」を商品化しました。ホテルドアでは防火性能が求められる場所でも使用できる特定防火設備で、遮音性能T-1~T-3等級を満たし、室外の騒音を低減させ、気密性、遮音性においても上位の等級を満たす高い性能を実現し、意匠性も表面材に凹凸のある立体的な印刷を施すことで、鋼製でありながら木目や石目の素材をリアルに再現し、高級感のある新たな空間を演出できる「プログラン」を追加しました。間仕切関連商品では、天井との間に空間を生み、開放的で整然としたレイアウトが可能なスチールパーティション「NSP-3-70 自立型」を商品化し、既存の天井までを仕切るスチールパーティション「NSP-3-70」やガラスパーティション「NPG-3-70」との連装により、より柔軟性の高い空間作りが可能となります。また、トイレブースでは省スペースでも出入りが容易で空港や駅、ホテルなど比較的荷物が多い利用者に最適な開閉がスムーズに行えるR形状のスライドドアのRブース「TR40」を商品化し、高級トイレブース「TA40D」には、盗撮や上部からの侵入への対策としてランマパネル仕様を追加し、商品力の強化を図りました。環境関連製品の防水商品では、「ウォーターガード 防水シャッター」で対応する浸水高さを2.5mから3.0mに拡大し、店舗出入口自動ドア用に一人でも設置が容易に出来る脱着式簡易アルミ防水版「ミリオンガード」を商品化しました。なお、当セグメントに係る研究開発費は、1,924百万円であります。 (2) 北米主に住宅用・商業用開閉機の開発に注力しており、商業用開閉機については、高速開閉可能なアルミパネルを使用したスパイラルドア「HPD Spiral」の開発・販売を行い、また、住宅用開閉機については、Wi-Fi搭載モデルを搭載した「24v Integrated Wi-Fi operator」の開発・販売を行いましたなお、当セグメントに係る研究開発費は、2,061百万円であります。 (3) 欧州主に欧州建材製品基準統合対応のため、製品ラインナップ拡大に注力し、また、従来商品のコストダウンモデルとして上回りデザインを一新した室内用シートシャッターの開発等を行いました。なお、当セグメントに係る研究開発費は、625百万円であります。
FY2018|1,401 文字
5 【研究開発活動】 当連結会計年度における研究開発活動は、用途別市場に対する品揃えとプラットフォーム化推進、商品・部材・部品の整理統合を図り、かつ、品質、安全、施工性の向上及びコストダウンを推し進めながら、新製品の開発及び既存製品の改良に取り組みました。なお、研究開発費の総額は4,422百万円となっております。セグメント別の研究開発活動は以下のとおりであります。 (1) 日本主にシャッター製品、ドア製品の開発に注力しており、シャッター製品の重量シャッターでは、大規模倉庫等の屋内用途として無塗装でも錆が発生しづらいZAM ZPC鋼板を用いた重量防火シャッターを商品化しました。現場塗装工程が無いため、工期短縮が可能となっています。ドア製品のマンションドアでは、沖縄地区に対応する耐食性能を付加した共同住宅向けにおいてステンレスマンションドア「ちゅらード」及び「ステンレスガスチャンバー」を開発し、扉表面材の原板や枠にステンレスを採用することにより、既存商品の臨海地区向けマンションドア「トレドールシオサイト」と同等以上の耐食性能を実現し、マンション等の共用部向けにおいては、耐震仕様の玄関ドアと合わせて本商品を採用することにより、施設の避難経路上のドアがトータルで耐震仕様となり、地震が発生した際に閉じ込められることなく、施設外に脱出可能となる耐震SD「AKUZO」を商品化しました。また、商業・一般向けにおいては、特定防火設備ファイヤードSの自動ドア仕様「ファイヤードSオートドア」に安全性能を向上させ、経済産業省より自動ドアの安全規格として制定された「JIS A4722」に対応した業界初の特定防火設備の大臣認定防火戸「ファイヤードSオートドアJIS A4722仕様」を追加しました。間仕切関連商品では、教育施設向け学校間仕切「サンスクールSPS80N、SPS100N」を商品化し、三和シヤッター工業㈱と三和システムウォール㈱の両社の長所を生かした形で統合し、商品力の強化を図りました。環境関連製品の防水商品においては、「ウォーターガード 防水シャッター/Wタイトドア/Sタイトドア」で確実なメンテナンスが実施されるよう、一部仕様改良を行いました。その他住宅用商品では、宅配便の再配達削減に寄与すべく、不在時でも荷物の受け取りが可能な宅配ボックス「おるすばんボックス」を商品化しました。なお、当セグメントに係る研究開発費は、1,927百万円であります。 (2) 北米主に住宅用・商業用開閉機の開発に注力しており、商業用開閉機については、IoT関連商品として、スマートフォンによって制御でき、開閉操作をはじめ、開閉状況の確認や操作ログも記録されるなど、セキュリティを大幅に向上させたガレージドア開閉機「Legacy®920」に搭載するシステム「OHD Anywhere®」の開発・販売を行いました。また、主に空港セキュリティーで利用されるスウィングドアの開発・販売を行いました。なお、当セグメントに係る研究開発費は、1,937百万円であります。 (3) 欧州主に欧州建材製品基準統合対応のため、製品ラインナップ拡大に注力し、また、従来商品のコストダウンモデルとして上回りデザインを一新した室内用シートシャッターの開発等を行いました。なお、当セグメントに係る研究開発費は、557百万円であります。
FY2017|1,183 文字
6 【研究開発活動】 当連結会計年度における研究開発活動は、用途別市場に対する品揃えとプラットフォーム化推進、商品・部材・部品の整理統合を図り、かつ、品質、安全、施工性の向上及びコストダウンを推し進めながら、新製品の開発及び既存製品の改良に取り組みました。なお、研究開発費の総額は3,999百万円となっております。セグメント別の研究開発活動は以下のとおりであります。 (1) 日本主にシャッター製品、ドア製品の開発に注力しており、シャッター製品については、重量シャッターでは、倉庫物件等で要求される2500Paクラスの高耐風圧に対し、従来よりもコストを抑えた「重量シャッターA2スラット高強度タイプ」の開発を行いました。また、品質向上として軽量シャッター中柱の仕様改良、法制点検化に基づく重量シャッター点検性向上のため、軸受の仕様改良を行いました。マンションドア市場では、「エックスドール」に配線工事を不要とし、キーを携帯したまま玄関ドアの施解錠も可能な、マンションドア用新型電気錠「iEL Zero(アイイーエルゼロ)」を追加しました。また、マンション全体のセキュリティーと利便性の向上を目的として玄関ドアはもちろん、マンションのエントランスの自動ドア、メールボックス、駐輪場出入口などの複数の共用部の操作が玄関ドアの鍵を携帯したままで可能となる「マンション用ハンズフリーシステム」を発売しました。環境関連製品では、工場・倉庫向けに断熱スライダー「NSチルド/チルドミニ」の明り窓をアルゴンガス入り複層ガラス(外部面Low-Eガラス)に仕様変更し、断熱効果を向上させました。防水商品では、「ウォーターガード Sタイトドア」を電気室、機械室などの搬入用大型扉にも対応できるように設計範囲を拡大し、また、「ウォーターガード 防水シャッター」では、地震等の災害でビル側の電源が遮断された場合でも、シャッターの防水機能を確保するために非常電源装置をオプション設定しました。なお、当セグメントに係る研究開発費は、1,657百万円であります。 (2) 北米主に住宅用・商業用開閉機の開発に注力しており、商業用開閉機については、高速開閉、高頻度、高耐風圧仕様のシートシャッターの開発・販売を行い、また、主に空港セキュリティーで利用されるスウィングドアの開発・販売を行いました。車両用ドアについては、業界初のトラック・トレーラー向け、1枚扉断熱ドアの開発等を行いました。なお、当セグメントに係る研究開発費は、1,644百万円であります。 (3) 欧州主に欧州建材製品基準統合対応のため、製品ラインナップ拡大に注力し、また、従来商品のコストダウンモデルとして上回りデザインを一新した室内用シートシャッターを開発しました。なお、当セグメントに係る研究開発費は、696百万円であります。
FY2016|1,383 文字
6 【研究開発活動】 当連結会計年度における研究開発活動は、用途別市場に対する品揃えとプラットフォーム化推進、商品・部材・部品の整理統合を図り、かつ、品質、安全、施工性の向上及びコストダウンを推し進めながら、新製品の開発及び既存製品の改良に取組みました。なお、研究開発費の総額は3,868百万円となっております。セグメント別の研究開発活動は以下のとおりであります。 (1) 日本主にシャッター製品、ドア製品の開発に注力しており、シャッター製品については、重量シャッターでは、施工の省力化や改修工事に対応するため溶接を使用せず施工ができる「重量シャッター溶接レス工法」を標準設定としました。また、物件対応として仙台駅に袖扉連動防火防炎シャッター「マックスペース」のステンレス袖扉仕様を納め、今後、このステンレス袖扉仕様の標準設定を進めてまいります。住宅用窓シャッターでは、「マドモア」シリーズでパナソニック株式会社が販売する「スマートHEMS」と連携が可能な「HEMS仕様」を開発し、「スマートHEMS」専用のモニターに加え、スマートフォンやタブレット端末などにより、宅内の離れた場所から電動窓シャッターを個別または一括で開閉操作が可能になりました。ブラインドタイプ「マドモア ブラインド」では、業界初のHEMSによるブラインド角度調整に対応し、6段階で通風・採光をコントロール可能な仕様の品揃えも行いました。マンションドア市場では、主力マンションドアの「エックスドール」ハンズフリーシステムに三和オリジナル仕様の「Akimasシステム」を追加し、IDキー(Akimasキー)をかばんやポケットなどに閉まったまま、ドアの施解錠ができ、また、共用部のエントランス自動ドアや宅配・メールボックスなども「Akimasシステム」を搭載することで一つのキーで操作可能な製品の開発を行いました。環境関連製品では、「ウォーターガード Sタイトドア」において外部を目視できるよう腰窓使用を追加し、セキュリティー対応として電気錠もオプションで選択できるよう仕様追加を行いました。この製品は、「防水シャッター」、「Wタイトドア」に引き続き、一般財団法人建材試験センター中央試験所において浸水防止性と合せて構造安全性や使用安全性、容易性、耐久性、環境影響性等の審査を受けており、技術評価認定を取得しております。なお、当セグメントに係る研究開発費は、1,578百万円であります。 (2) 北米主に住宅用・商業用開閉機の開発に注力しており、商業用開閉機については、高速開閉、高頻度、高耐風圧仕様のシートシャッターの開発や火災関連感知システム連動機能を搭載した開閉機の開発、主に空港セキュリティーで利用されるスウィングドアの開発等を行いました。車両用ドアについては、業界初のトラック・トレーラー向け、1枚扉断熱ドアの開発等を行いました。なお、当セグメントに係る研究開発費は、1,766百万円であります。 (3) 欧州主に欧州建材製品基準の統合に対応すべくNE16034基準を満たした製品の開発を行いました。また、新型ガレージドア用開閉機として従来のイメージを一新した薄型でLEDライトを使用した革新的なデザインの開閉機を開発しました。なお、当セグメントに係る研究開発費は、523百万円であります。