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日本鋳造

鉄鋼 鉄鋼・非鉄

研究開発費(時系列)

年度R&D費用(億円)設備投資(億円)
2025-03 - 9
2024-03 - 7
2023-03 - 7
2022-03 - 4
2021-03 - 8

研究開発活動(本文)

FY2025|1,416 文字
6【研究開発活動】 当連結会計年度の主な研究開発の内容は次のとおりであり、研究開発費の総額は284百万円であります。 1.素形材関連研究開発(1)商品開発 弊社はパウダーベット方式による金属3Dプリンターを用いて2018年より研究開発を続けてきた結果、鋳造品内に積層造型品を鋳包むインナーキラー技術を開発しました。これにより、鋳造欠陥を抑制することが可能となり、これを特許・権利化しております。本技術を適用した製品はお客様からの苦情が減少しており、今後さらに適応品種を拡大して顧客満足度(CS)向上に努めてまいります。 また、独自開発した高強度鋳鋼TNCM®材や炭素鋼(S20C)を素材とする3Dプリンター製品を開発・特許化しております。これからも成長が期待される3Dプリンター製品の拡販を進めてまいります。 (2)プロセス開発 弊社は鋳造工程(溶解→造型→仕上→加工→検査→出荷)において、生産性向上、コスト削減、省人化、スキルレスを目的に、ロボット化、デジタル化を進めております。これまでの実績として上述の金属3Dプリンター導入に加え、以下の取組を進めております。 造型:砂型3Dプリンター導入による中子自動造型 仕上:押し湯切断ロボットACROS®導入。自動溶接補修ロボット導入 砂型3Dプリンターは実用化に向けて、さらなるバインダー(接着剤)コストを削減する技術開発に成功し、2025年度に実用化いたします。 押湯切断ロボットは、適用率を2025年度に90%、2026年に100%を目指しております。 自動溶接補修ロボットは、2025年度内に異なる溶接方向(縦向き、横向き)に対応できる溶接技術を開発するとともに、インバー素材への適用を拡大することにより、実生産におけるコスト削減とスキルレス溶接を推進する予定です。 2.エンジニアリング関連研究開発(1)支承部耐震補強のための移動制限装置の開発 橋梁支承部の耐震補強に用いる移動制限装置は、大規模橋梁の補修工事での採用、引き合いをいただいております。移動制限装置は、従来製品にエネルギー吸収性能を付加することで、地震時における桁の移動量を抑制するとともに、復旧性を高める装置です。今後も、開発装置をより広範囲に適用できるよう更なる提案と実適用を図ってまいります。 (2)支承部耐震補強のための新しいソリューション 橋梁支承部の耐震補強は、一般に既設支承の交換、あるいは水平力分担構造を増設することにより行われます。当社では、これまでに培ったノウハウを生かし、支承交換や水平力分担構造の増設を行わずに既設支承部の保有耐力を向上させる補強構造の開発を進め、引き合いをいただいております。今後、開発製品の更なるバリエーション化を行い、お客様のご要望に対応するとともに、当社のノウハウを生かした製品の開発に努め、持続可能な社会の実現に向けソリューションビジネスを展開してまいります。 (3)高性能型高減衰ゴム支承(HDReX)の拡販 次世代の免震ゴム支承として市場導入いたしましたHDReX(ドレックス)は,大規模橋梁の新設工事などで採用の多い免震形式への引き合いをいただいております。今後も、HDReXを橋梁へ適用した場合の優位性を顧客の皆様に丁寧にご提案させていただきながら、実適用をはかるとともに、環境に配慮したより高い価値とサービスを社会に提供できるよう努めてまいります。

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