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丸一鋼管

鉄鋼 鉄鋼・非鉄

研究開発費(時系列)

年度R&D費用(億円)設備投資(億円)
2025-03 - 165
2024-03 - 81
2023-03 - 53
2022-03 - 37
2021-03 - 49

研究開発活動(本文)

FY2025|1,244 文字
6 【研究開発活動】当社グループは自動車、建築、エネルギーを主体として積極的に海外事業を展開しており、研究開発は市場開発活動を通じて、年々高度化・多様化する需要家のニーズ、動向を先取り把握することで新製品の開発を行うほか、世界的に高まっている環境負荷低減の要求への対応、生産技術の革新やコストの低減などについて、製造現場との意思の疎通を図りながらたえず幅広く行っております。当連結会計年度の主要な技術開発は次のとおりです。MARUICHI2030Visionで掲げたCO2削減、低炭素製品開発の取組みとして、電炉材の使用を開始しています。2024年度は電炉材で製造した鋼管のJIS認証取得を進め、全ての鋼管製造工場で完了しました。めっき鋼帯の母材での試作も行いました。自動車、建材、杭、家具関係などで電炉材への関心が高い需要家に営業活動を行っております。当社詫間工場で製造している100%亜鉛めっき鋼帯のクロメートフリー対策の一つとして、3価クロム表面処理の検討を継続して進めています。ラボ評価(複合サイクル試験での耐食性評価)で対象材を絞り、詫間工場の実機及び造管工場でのスリット・造管で使用状況を確認し、問題点があれば薬剤メーカーに改善を求めるという取組みを継続することで最適な処理を見出す活動を行っています。IoT及びDXに関連する技術に関して、社内基幹系システムをハブとするシステム基盤づくりをしております。その一環として、基幹系システムのクラウド化、製造から販売までの一連の業務の効率化を図るとともに、社内インフラ環境に関する整備の充実、セキュリティ対策の強化を実施してまいります。また、各工場の計画情報、操業情報、品質情報等の集約を行うことにより、安定的・効率的な生産稼働体制の構築を進め、製造現場の働き方改革に寄与し、生産性向上に繋がる製造情報共有化の仕組みづくりを引き続き進めます。設備メーカーとの協働による次世代造管機の開発・検討ラインは、名古屋工場の最大径165.2φまでの生産ラインに導入し、造管機部分のテストを行っています。今後、エントリー,精整部分の設置工事を7~9月に行い、10月より営業生産を行う予定です。鹿島特品工場では、スピニング式縮管設備を導入すると共に、ポールなどのブラケット溶接にロボットを導入しています。これまで人の感覚や勘に頼っていた各種操業条件のデジタル化、ロボットの採用を行うことで、従来の造管ラインや加工ラインからさらに省力化・自動化を進めております。AI技術に関しては詫間工場板面検査設備へ導入し不具合の判別を行っています。今後、造管設備への導入を検討中です。ステンレス鋼シームレス管を扱う丸一ステンレス鋼管㈱では、成長事業分野に位置づけられる脱炭素関連として水素、アンモニアの製造、輸送、利用における耐熱性、耐食性に特徴あるステンレス鋼管開発にも取り組んでいます。なお、当連結会計年度における研究開発費の総額は320百万円であります。

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