事業の概要
- 土木用セメント製品事業ヤマックスグループの主要な収益源の一つで、道路や景観整備に使われるコンクリート二次製品(例:道路の側溝、ブロックなど)の製造・販売、関連資材の販売、そして施工までを一貫して行っています。この事業はグループ全体で展開されており、公共事業の動向に大きく左右される特性があります。
- 建築用セメント製品事業戸建て住宅やマンションなどの建築物に使われるコンクリート二次製品(例:建物の床、梁、柱、バルコニー、壁など)を製造・販売しています。こちらも関連資材の販売や施工も手掛けており、主にヤマックス本体と連結子会社の東北ヤマックスが担当しています。
- その他の事業木造住宅の施工販売、土地の販売、宅地開発といった不動産関連事業も行っています。これはヤマックス本体が手掛けており、セメント製品事業とは異なる収益源を確保することで、事業ポートフォリオの多様化を図っています。
出典: FY2026 有価証券報告書(AI要約)
セグメント構成
- 土木用セメント製品製造事業この事業は、道路や景観整備に使われるコンクリート二次製品(例:道路の側溝、ブロックなど)の製造・販売、関連資材の販売、施工を行っています。最新年度の売上高は約161.49億円、営業利益は約30.44億円と、ヤマックスグループの主要な稼ぎ頭であり、安定した収益を上げています。
- 建築用セメント製品製造事業この事業は、建築物に使われるコンクリート二次製品(例:建物の床、梁、柱、バルコニー、壁など)の製造・販売、関連資材の販売、施工を行っています。最新年度の売上高は約62.80億円、営業利益は約7.07億円であり、土木用セメント製品事業に次ぐ規模で、グループの収益を支えています。
- その他の事業有価証券報告書には具体的なセグメント別実績の記載はありませんが、木造住宅の施工販売、不動産の販売、宅地開発などの不動産関連事業が含まれます。これらの事業は、セメント製品事業とは異なる収益源を確保し、事業ポートフォリオの多様化に貢献していると考えられます。
2025-03 セグメント別業績
| セグメント | 区分 | 売上(億) | 営業利益(億) | 営業利益率 |
|---|---|---|---|---|
| CementProductsForCivilManufacturing | 事業 | 161 | 30 | 18.9% |
| CementProductsForConstruction | 事業 | 63 | 7 | 11.3% |
有価証券報告書「事業の内容」の全文を見る(年度切替)
3【事業の内容】 当社グループは、当社と連結子会社3社により構成され、その事業内容は次のとおりであります。 また、次の3部門は「第5 経理の状況 1 連結財務諸表等 (1)連結財務諸表 注記事項」に掲げるセグメントの区分と同一であります。 (1)土木用セメント製品事業 ---- 土木用コンクリート二次製品(道路用製品、景観用製品等)の製造・販売、付随する商品・資材の販売及び施工を行っております。当事業は当社及びすべての連結子会社が行っております。(2)建築用セメント製品事業 ---- 建築用コンクリート二次製品(PCa床・梁・柱・バルコニー、戸建て住宅用PCa壁・床等)の製造・販売、付随する商品・資材の販売及び施工を行っております。当事業は当社及び㈱東北ヤマックスが行っております。(3)その他の事業 -------------- 木造住宅等の施工販売、不動産の販売及び宅地の開発などの不動産関連事業を行っております。当事業は当社が行っております。[事業系統図] 以上について、事業系統図を示すと次のとおりであります。
事業の優位性(モート)
事業の質(有価証券報告書から抽出)
数字に出ない事業の性質を、同じ物差しで全銘柄そろえています。FY2026時点の記載が出典です。
| 価格決定力値上げを通せるか。強いほどインフレ耐性が高い | 弱い 主要原材料であるセメント・鉄筋等の価格高騰が業績に影響を及ぼす可能性があるため。 |
|---|---|
| 参入障壁新規参入を阻む要因の種類 | 技術 多分割大型カルバート工法や低炭素型コンクリート等の技術開発、産学共同研究を行っている。 |
| 顧客集中度特定顧客への依存度。高いほど失注リスクが大きい | 中程度 |
| 景気敏感度業績が景気循環にどれだけ振られるか | 中程度 |
| 設備投資の性質稼いだ現金がどれだけ設備維持に消えるか | 混合 |
| 規制依存規制は障壁にも足枷にもなる | 高い |
会社が挙げる主要リスク:公共事業投資の動向による製品需要の変動 / 金利の急激な変動による経営成績への影響 / 自然災害や感染症拡大による事業活動への影響
同じ条件で他の銘柄を探す → 定性スクリーニング(価格決定力・参入障壁・景気敏感度などで絞り込めます)
モート総合 5 / 25 5類型それぞれの強度と、そう判定した根拠
無形資産☆☆☆☆☆
ヤマックスの事業内容(ガラス・土石製品)において、強力なブランド、特許、規制ライセンス、独占的IPといった無形資産の存在を示す具体的な情報は確認できませんでした。同社のウェブサイトや公開情報からは、そのような優位性を裏付ける要素は見当たりません。
スイッチングコスト★☆☆☆☆
ガラス・土石製品の製造・販売において、顧客が他のサプライヤーに切り替える際の直接的な金銭的・時間的コストは限定的と考えられます。ただし、長年の取引による信頼関係や、特定の製品仕様への適合性など、わずかなスイッチングコストが存在する可能性は否定できません。
ネットワーク効果☆☆☆☆☆
ヤマックスの事業は、顧客数が増えることで製品やサービスの価値が向上するネットワーク効果を生み出す性質のものではありません。BtoB取引が中心であり、プラットフォーム型ビジネスのような構造は見られません。
コスト優位★★☆☆☆
ガラス・土石製品業界は一般的に設備投資が大きく、規模の経済が働きやすい傾向があります。ヤマックスが長年の事業継続で培ってきた生産ノウハウや、特定の地域における原料調達の効率性など、限定的なコスト優位性を持つ可能性はありますが、明確な優位性を示す情報は不足しています。
規模の経済★★☆☆☆
ガラス・土石製品業界は、特定の地域や用途において寡占化が進んでいる場合があります。ヤマックスが特定の製品分野や地域市場で一定のシェアを確保している可能性はありますが、業界全体を代表するような圧倒的な効率規模の優位性を持つとまでは言えません。
- 公共事業への貢献土木用セメント製品事業は、国土交通省や地方自治体が行う公共事業に不可欠な製品を提供しています。これにより、社会インフラの整備に貢献し、安定的な需要が見込める点が強みです。長年の実績と信頼が、公共事業からの受注につながっています。
- 幅広い製品ラインナップ土木用と建築用の両分野で、多種多様なコンクリート二次製品を提供しています。これにより、顧客の幅広いニーズに対応できるだけでなく、市場の変化にも柔軟に対応できる事業構造を持っています。製品の企画から製造、販売、施工まで一貫して手掛けることで、品質管理も徹底しています。
- 地域に根差した事業展開ヤマックスグループは、複数の連結子会社を通じて事業を展開しており、特に東北ヤマックスが建築用セメント製品事業を担うなど、地域に密着した事業展開を行っています。これにより、各地域の特性に応じたきめ細やかなサービス提供や、効率的な物流体制を構築していると考えられます。
出典: FY2026 有価証券報告書(AI要約)
経営戦略
有価証券報告書「経営方針・対処すべき課題・MD&A」の全文を見る(年度切替)
経営方針・経営戦略
1【経営方針、経営環境及び対処すべき課題等】 当社グループの経営方針、経営環境及び対処すべき課題等は、以下のとおりであります。 なお、文中における将来に関する事項は、当連結会計年度末現在において当社グループが判断したものであります。(1)経営方針 当社グループは、基幹事業である土木用・建築用セメント製品事業を中心に、収益の確保を最優先とした事業展開を基本方針とし、市況の情勢に呼応する販売体制の確立や業務効率の向上を目指した企業体質改善への取り組みに加え、提案・設計営業の強化や土木用大型コンクリート構造物のプレキャスト化への推進により、販売力の強化とシェアの拡大を図り、市況動向への迅速な対応にも注力することを重点方針としております。 (2)経営戦略等 上記重点方針のもと、社会資本の整備に向けた具体策への情報収集に加え、国土強靭化に向けた防災・減災対策や道路・橋梁等の老朽化対策等に対する各地方自治体の動向に注視するとともに、防衛省関連施設整備に係る需要拡大も見据え、防衛省関連事業に関する情報収集・分析を推進してまいります。また、自然災害による被災地に対しましては、工事の進捗に合わせ必要とされるコンクリート二次製品の安定的な供給が責務であると受け止め、当社グループの総力を結集させ全力にて取り組むとともに、業務効率の向上を目的とした同業他社とのアライアンスなど、根幹的な収益確保に向けた企業体質の改善にも取り組んでおります。 (3)経営環境 今後の当社グループを取り巻く経営環境につきましては、2025年6月に閣議決定された「第一次国土強靭化実施中期計画」の着実な推進を行うため、国土交通省の2026年度当初予算は前年度と同水準にて決定され、防衛省の2026年度当初予算も前年度比3.9%増となっております。また、当社の本店所在地である熊本県内では、半導体関連産業の集積に伴う産業用地の整備や周辺道路の交通渋滞改善に向けた道路整備などの公共事業投資も依然として多く計画されております。こうした中、建設業界全体において、建設現場における慢性的な人手不足は引き続き大きな課題であり、これに対して省人化・施工効率化を可能とするプレキャスト工法の需要は今後さらに高まるものと認識しております。(4)優先的に対処すべき事業上及び財務上の課題 上記の経営環境を踏まえ、当社グループにおきましては、プレキャスト工法の優位性を最大限に活かした提案営業を積極的に推進し、受注拡大に取り組んでまいります。また、防衛省関連施設整備への需要拡大を見据え、前年度に組織化した「防衛チーム」を中心にグループ全体で連携を図り、防衛省関連事業への対応強化を進めてまいります。一方で、雇用・所得環境の改善を背景とした賃金上昇に加え、原材料・資材価格および各種経費につきましても、物価上昇の影響による価格上昇や高止まりが継続するものと想定しております。このようなコスト上昇局面につきましては、生産性向上や原価低減活動を通じた利益の改善に努めるとともに、適正な価格転嫁にも継続的に取り組み、収益力の強化を図ってまいります。 (5)課題に対する具体的な取組状況等 当社グループは当面の課題に対処するため、土木用セメント製品事業におきましては、他社との差別化要因である大型コンクリート構造物のプレキャスト化に関する技術提案力および営業力を活かし、設計折込の拡大に注力するとともに、収益基盤の強化に向け、中・小型製品群を中心とした一般製品の販売拡大にも積極的に取り組んでまいります。また、災害関連事業、防衛省関連事業および民間事業に関する情報収集・分析を推進し、案件への対応力を高めることで、設計・営業活動の強化を図ってまいります。加えて、自社製造品の売上割合を高めることで利益率の改善を進めるとともに、営業部門と生産部門との連携をより一層強化し、安定した製品供給体制の構築を図りながら、製造効率の向上および収益力の強化に努めてまいります。 建築用セメント製品事業におきましては、九州地区における半導体関連案件や再開発事業案件が年度後半以降に本格化することが見込まれるほか、沖縄地区における防衛省関連案件やホテル建設案件などを含め、今後複数年に亘って継続的な需要が期待される状況にあります。また、関東地区におきましても、マンション建設需要が年度後半以降増加傾向にあるものと見込んでおり、このような需要を的確に取り込みつつ、採算性や製造効率などを総合的に勘案し、最適な条件の案件を選別しながら受注拡大を図ってまいります。加えて、土木用セメント製品事業との情報共有を強化することで、グループ全体として工場稼働の平準化および生産能力の最大活用を推進するとともに、製品品質に対する高い目標を維持し、ブランド力の向上にも取り組んでまいります。 不動産関連事業におきましては、物価上昇の長期化に加え、住宅ローン金利につきましても今後さらなる上昇が想定されるなど、住宅取得環境は引き続き厳しい状況が続く中、顧客満足度の向上につながる商品およびサービスの提案に注力するとともに、お客様が自由に見学可能な非対面型見学システム「無人モデルハウス」を導入し、来場機会の拡大および営業効率の向上を図ってまいります。また、好立地における自社分譲地販売や紹介受注の強化を推進することで契約率の向上に努めるほか、中古マンションを中心とした中古住宅再販事業への本格参入を進めるとともに、戸建住宅およびマンションにおける大規模リフォーム工事の積極的な受注活動を展開し、事業領域の拡大および収益基盤の強化に取り組んでまいります。 (6)経営上の目標の達成状況を判断するための客観的な指標等 当社グループは、持続的な事業拡大による企業価値の向上を経営の目標とするとともに、財務の安全性と株主還元のバランスをとりつつ、十分な財務基盤を確保することを資本政策の基本方針としております。 このような方針のもと、ROE(自己資本利益率)を重要な経営指標として捉え、資本効率を重視した経営により10%以上を目標としております。
対処すべき課題
1【経営方針、経営環境及び対処すべき課題等】 当社グループの経営方針、経営環境及び対処すべき課題等は、以下のとおりであります。 なお、文中における将来に関する事項は、当連結会計年度末現在において当社グループが判断したものであります。(1)経営方針 当社グループは、基幹事業である土木用・建築用セメント製品事業を中心に、収益の確保を最優先とした事業展開を基本方針とし、市況の情勢に呼応する販売体制の確立や業務効率の向上を目指した企業体質改善への取り組みに加え、提案・設計営業の強化や土木用大型コンクリート構造物のプレキャスト化への推進により、販売力の強化とシェアの拡大を図り、市況動向への迅速な対応にも注力することを重点方針としております。 (2)経営戦略等 上記重点方針のもと、社会資本の整備に向けた具体策への情報収集に加え、国土強靭化に向けた防災・減災対策や道路・橋梁等の老朽化対策等に対する各地方自治体の動向に注視するとともに、防衛省関連施設整備に係る需要拡大も見据え、防衛省関連事業に関する情報収集・分析を推進してまいります。また、自然災害による被災地に対しましては、工事の進捗に合わせ必要とされるコンクリート二次製品の安定的な供給が責務であると受け止め、当社グループの総力を結集させ全力にて取り組むとともに、業務効率の向上を目的とした同業他社とのアライアンスなど、根幹的な収益確保に向けた企業体質の改善にも取り組んでおります。 (3)経営環境 今後の当社グループを取り巻く経営環境につきましては、2025年6月に閣議決定された「第一次国土強靭化実施中期計画」の着実な推進を行うため、国土交通省の2026年度当初予算は前年度と同水準にて決定され、防衛省の2026年度当初予算も前年度比3.9%増となっております。また、当社の本店所在地である熊本県内では、半導体関連産業の集積に伴う産業用地の整備や周辺道路の交通渋滞改善に向けた道路整備などの公共事業投資も依然として多く計画されております。こうした中、建設業界全体において、建設現場における慢性的な人手不足は引き続き大きな課題であり、これに対して省人化・施工効率化を可能とするプレキャスト工法の需要は今後さらに高まるものと認識しております。(4)優先的に対処すべき事業上及び財務上の課題 上記の経営環境を踏まえ、当社グループにおきましては、プレキャスト工法の優位性を最大限に活かした提案営業を積極的に推進し、受注拡大に取り組んでまいります。また、防衛省関連施設整備への需要拡大を見据え、前年度に組織化した「防衛チーム」を中心にグループ全体で連携を図り、防衛省関連事業への対応強化を進めてまいります。一方で、雇用・所得環境の改善を背景とした賃金上昇に加え、原材料・資材価格および各種経費につきましても、物価上昇の影響による価格上昇や高止まりが継続するものと想定しております。このようなコスト上昇局面につきましては、生産性向上や原価低減活動を通じた利益の改善に努めるとともに、適正な価格転嫁にも継続的に取り組み、収益力の強化を図ってまいります。 (5)課題に対する具体的な取組状況等 当社グループは当面の課題に対処するため、土木用セメント製品事業におきましては、他社との差別化要因である大型コンクリート構造物のプレキャスト化に関する技術提案力および営業力を活かし、設計折込の拡大に注力するとともに、収益基盤の強化に向け、中・小型製品群を中心とした一般製品の販売拡大にも積極的に取り組んでまいります。また、災害関連事業、防衛省関連事業および民間事業に関する情報収集・分析を推進し、案件への対応力を高めることで、設計・営業活動の強化を図ってまいります。加えて、自社製造品の売上割合を高めることで利益率の改善を進めるとともに、営業部門と生産部門との連携をより一層強化し、安定した製品供給体制の構築を図りながら、製造効率の向上および収益力の強化に努めてまいります。 建築用セメント製品事業におきましては、九州地区における半導体関連案件や再開発事業案件が年度後半以降に本格化することが見込まれるほか、沖縄地区における防衛省関連案件やホテル建設案件などを含め、今後複数年に亘って継続的な需要が期待される状況にあります。また、関東地区におきましても、マンション建設需要が年度後半以降増加傾向にあるものと見込んでおり、このような需要を的確に取り込みつつ、採算性や製造効率などを総合的に勘案し、最適な条件の案件を選別しながら受注拡大を図ってまいります。加えて、土木用セメント製品事業との情報共有を強化することで、グループ全体として工場稼働の平準化および生産能力の最大活用を推進するとともに、製品品質に対する高い目標を維持し、ブランド力の向上にも取り組んでまいります。 不動産関連事業におきましては、物価上昇の長期化に加え、住宅ローン金利につきましても今後さらなる上昇が想定されるなど、住宅取得環境は引き続き厳しい状況が続く中、顧客満足度の向上につながる商品およびサービスの提案に注力するとともに、お客様が自由に見学可能な非対面型見学システム「無人モデルハウス」を導入し、来場機会の拡大および営業効率の向上を図ってまいります。また、好立地における自社分譲地販売や紹介受注の強化を推進することで契約率の向上に努めるほか、中古マンションを中心とした中古住宅再販事業への本格参入を進めるとともに、戸建住宅およびマンションにおける大規模リフォーム工事の積極的な受注活動を展開し、事業領域の拡大および収益基盤の強化に取り組んでまいります。 (6)経営上の目標の達成状況を判断するための客観的な指標等 当社グループは、持続的な事業拡大による企業価値の向上を経営の目標とするとともに、財務の安全性と株主還元のバランスをとりつつ、十分な財務基盤を確保することを資本政策の基本方針としております。 このような方針のもと、ROE(自己資本利益率)を重要な経営指標として捉え、資本効率を重視した経営により10%以上を目標としております。
MD&A(経営者による分析)
4【経営者による財政状態、経営成績及びキャッシュ・フローの状況の分析】(1)経営成績等の状況の概要 当連結会計年度における当社グループ(当社及び連結子会社)の財政状態、経営成績及びキャッシュ・フロー(以下「経営成績等」という。)の状況の概要は次のとおりであります。 ①財政状態及び経営成績の状況 当連結会計年度におけるわが国の経済は、堅調な企業業績や雇用・所得環境の改善、インバウンド需要の増加を背景に緩やかな回復基調が見られたものの、国内の政治情勢に伴う今後の政策動向が注目される中、中東地域の緊迫化に伴う原油供給リスクや物価上昇に伴う実質賃金の低下、金利・為替の変動といった要因により、依然として先行きは不透明な状況で推移いたしました。 当社グループを取り巻く経営環境におきましては、国土交通省の2025年度当初予算が前年度と同水準にて決定された中、「国民の安全・安心の確保」を始めとする基本方針の実現を図るべく「公共事業の適格な推進」が掲げられ、建設業界の人手不足や生産性の向上に対し有効活用が期待されているプレキャスト工法(工場で製造したコンクリート製品を現場にて施工する工法)の推進も活発な動きとなりました。また、防衛省の2025年度当初予算は前年度比9.7%増となっており、九州・沖縄方面をはじめ当社の事業エリアである関東・東北地区でも防衛省関連事業がこれまで以上に期待される状況下で推移いたしました。さらに、埼玉県八潮市での道路陥没事故でも注目された老朽化した下水道施設の整備なども、今後重要な社会課題になると推測されております。そのほか、当社の本店所在地である熊本県内では、半導体関連産業の集積に伴う産業用地の整備や周辺道路の交通渋滞改善に向けた道路整備などの公共事業投資も多く計画が進んでおります。 このような状況のもと、当社グループは、建設業界の人手不足や働き方改革に対応できるプレキャスト工法の需要増を見据えて営業体制及び製品供給体制の強化を推進するとともに、需要の増加が見込まれる防衛省関連事業に対応する「防衛チーム」を組織化し、全事業エリアにチームメンバーを配置することで確度高い情報収集を行い、技術本部や製造部門と連携し、高い設計力や高品質な製品など求められるニーズにも応えるべく、全社を挙げて注力してまいりました。また、雇用・所得環境の改善を目的とした賃金の上昇に加え、物価上昇圧力による原材料並びに資材・経費の価格上昇や高止まりも継続することが予想されることから、これらに伴うコストアップへの対処として、利益率の改善や販売価格への転嫁にも取り組んでまいりました。 この結果、当連結会計年度の財政状態及び経営成績は以下のとおりとなりました。 a.財政状態 当連結会計年度末の資産合計は、前連結会計年度末に比べ1,125百万円減少し、16,814百万円となりました。 当連結会計年度末の負債合計は、前連結会計年度末に比べ2,660百万円減少し、6,656百万円となりました。 当連結会計年度末の純資産合計は、前連結会計年度末に比べ1,534百万円増加し、10,157百万円となりました。 b.経営成績 当連結会計年度の経営成績は、売上高26,148百万円(前年同期比11.4%増)、営業利益2,918百万円(同6.6%増)、経常利益2,945百万円(同7.8%増)、親会社株主に帰属する当期純利益2,070百万円(同5.1%増)となりました。 セグメントの経営成績は次のとおりであります。 土木用セメント製品事業は、売上高16,788百万円(前年同期比4.0%増)、営業利益3,259百万円(同7.1%増)となりました。 建築用セメント製品事業は、売上高8,523百万円(前年同期比35.7%増)、営業利益811百万円(同14.6%増)となりました。 その他の事業は、売上高836百万円(前年同期比19.6%減)、営業損失26百万円(前年同期は営業利益21百万円)となりました。 ②キャッシュ・フローの状況 当連結会計年度における現金及び現金同等物(以下「資金」という。)は、前連結会計年度末に比べ423百万円減少し、当連結会計年度末には1,698百万円(前年同期末は2,122百万円)となりました。 当連結会計年度における各キャッシュ・フローの状況は次のとおりであります。(営業活動によるキャッシュ・フロー) 営業活動の結果得られた資金は1,003百万円(前年同期は1,322百万円の収入)となりました。(投資活動によるキャッシュ・フロー) 投資活動の結果使用した資金は690百万円(前年同期は511百万円の支出)となりました。(財務活動によるキャッシュ・フロー) 財務活動の結果使用した資金は735百万円(前年同期は645百万円の支出)となりました。 ③生産、受注及び販売の実績a.生産実績 当連結会計年度の生産実績をセグメントごとに示すと、次のとおりであります。セグメントの名称当連結会計年度(自 2025年4月1日至 2026年3月31日)前年同期比(%)土木用セメント製品(千円)8,266,73097.9建築用セメント製品(千円)8,432,342145.7報告セグメント計(千円)16,699,072117.3その他(千円)835,57580.5合計(千円)17,534,647114.8(注)金額は販売価格によっており、セグメント間の内部振替前の数値によっております。b.商品仕入実績 当連結会計年度の商品仕入実績をセグメントごとに示すと、次のとおりであります。セグメントの名称当連結会計年度(自 2025年4月1日至 2026年3月31日)前年同期比(%)土木用セメント製品(千円)7,018,345106.4建築用セメント製品(千円)52,22715.9報告セグメント計(千円)7,070,573102.1その他(千円)--合計(千円)7,070,573102.1(注)金額は仕入価格によっております。 c.受注実績 当連結会計年度の受注実績をセグメントごとに示すと、次のとおりであります。 ただし、土木用セメント製品については、一部特殊製品についてのみ受注生産を行っておりますが、大部分は過去の実績並びに設計活動等による予測に基づき生産をしておりますので、記載を省略しております。セグメントの名称受注高(千円)前年同期比(%)受注残高(千円)前年同期比(%)建築用セメント製品5,214,34453.93,526,37451.6その他1,041,515102.9638,213147.3合計6,255,86058.64,164,58857.3(注)金額は販売価格によっております。 d.販売実績 当連結会計年度の販売実績をセグメントごとに示すと、次のとおりであります。セグメントの名称当連結会計年度(自 2025年4月1日至 2026年3月31日)前年同期比(%)土木用セメント製品(千円)16,788,504104.0建築用セメント製品(千円)8,523,718135.7報告セグメント計(千円)25,312,223112.9その他(千円)836,45080.4合計(千円)26,148,673111.4(注)1.セグメント間の取引については相殺消去しております。2.最近2連結会計年度の主な相手先別の販売実績及び当該販売実績の総販売実績に対する割合は次のとおりであります。相手先前連結会計年度(自 2024年4月1日至 2025年3月31日)当連結会計年度(自 2025年4月1日至 2026年3月31日)金額(百万円)割合(%)金額(百万円)割合(%)伊藤忠丸紅住商テクノスチール株式会社4,137,62015.82,930,24512.5 (2)経営者の視点による経営成績等の状況に関する分析・検討内容 経営者の視点による当社グループの経営成績等の状況に関する認識及び分析・検討内容は次のとおりであります。 なお、文中の将来に関する事項は、当連結会計年度末において判断したものであります。 ①重要な会計方針及び見積り 当社グループの連結財務諸表は、わが国において一般に公正妥当と認められている会計基準に基づき作成されております。この連結財務諸表の作成にあたり、当社グループが採用している重要な会計方針は「第5 経理の状況1連結財務諸表等 (1)連結財務諸表 連結財務諸表作成のための基本となる重要な事項」に記載のとおりであります。また、当社グループの連結財務諸表の作成につきましては、決算日における資産、負債及び報告期間における損益に影響を与える事項につき、過去の実績やその時点で入手可能な情報に基づき、合理的と考えられる範囲で継続的に見積り及び判断を行っておりますが、実際の結果は、見積り特有の不確実性により異なる場合があります。②当連結会計年度の経営成績等の状況に関する認識及び分析・検討内容a.経営成績等イ.財政状態 当連結会計年度末における総資産につきましては、前連結会計年度末に比べ11億2千5百万円減少の168億1千4百万円となりました。これは主に、売上債権(受取手形、電子記録債権、売掛金、契約資産の合計額)が8億4千2百万円、現金及び預金が4億2千2百万円それぞれ減少したことによるものであります。 負債につきましては、前連結会計年度末に比べ26億6千万円減少の66億5千6百万円となりました。これは主に、仕入債務(支払手形及び買掛金と電子記録債務の合計額)が21億3千8百万円、未払税金(未払法人税等と未払消費税等の合計額)が2億8千5百万円それぞれ減少したことによるものであります。 純資産につきましては、前連結会計年度末に比べ15億3千4百万円増加の101億5千7百万円となりました。これは主に、親会社株主に帰属する当期純利益により利益剰余金が14億8千8百万円増加したことによるものであります。 ロ.経営成績 当連結会計年度における売上高は、前連結会計年度に比べ11.4%増の261億4千8百万円となりました。これは主に、建築用セメント製品事業における九州地区の大型物件が寄与したことによるものであります。 売上原価は、前連結会計年度に比べ14.2%増の192億9千7百万円となりました。これは主に、売上高の増加や原材料・資材価格の高騰、並びに賃上げに伴うコストの増加によるによるものであります。 販売費及び一般管理費は、前連結会計年度に比べ2.7%増の39億3千3百万円となりました。これは主に、売上高の増加に伴う運賃の増加によるものであります。 親会社株主に帰属する当期純利益は、前連結会計年度に比べ5.1%増の20億7千万円となりました。これは主に、売上高の増加によるものであります。 ハ.キャッシュ・フローの状況 当連結会計年度における連結ベースの現金及び現金同等物(以下「資金」という。)は、税金等調整前当期純利益や売上債権の減少などによる資金の増加要因があったものの、仕入債務の減少や法人税等の支払い、有形固定資産の取得による支出などによる資金の減少要因により、前連結会計年度末に比べ4億2千3百万円減少し、当連結会計年度末には16億9千8百万円(前年同期末は21億2千2百万円)となりました。 当連結会計年度における各キャッシュ・フローの状況とそれらの要因は次のとおりであります。(営業活動によるキャッシュ・フロー) 営業活動の結果得られた資金は10億3百万円(前年同期は13億2千2百万円の収入)となりました。これは主に、仕入債務の減少が21億3千8百万円あったものの、税金等調整前当期純利益が29億4千5百万円となったことや売上債権の減少が8億4千2百万円あったことによるものであります。(投資活動によるキャッシュ・フロー) 投資活動の結果使用した資金は6億9千万円(前年同期は5億1千1百万円の支出)となりました。これは主に、有形固定資産の取得による支出が7億6千3百万円あったことによるものであります。(財務活動によるキャッシュ・フロー) 財務活動の結果使用した資金は7億3千5百万円(前年同期は6億4千5百万円の支出)となりました。これは主に、配当金の支払額が5億8千2百万円、長期借入金の返済による支出が4億円あったことによるものであります。 b.経営成績等の状況に関する認識及び分析・検討内容 当社グループの経営に重要な影響を与える要因につきましては、「第2 事業の状況 3 事業等のリスク」に記載のとおりであります。 c.資本の財源及び資金の流動性 当社グループの運転資金需要のうち主なものは、製造費、販売費及び一般管理費等の営業費用であります。投資を目的とした資金需要は、設備投資によるものであります。 当社グループは、事業運営上必要な流動性と資金の源泉を安定的に確保することを基本方針としており、短期運転資金は自己資金及び金融機関からの短期借入、設備投資や長期運転資金は金融機関からの長期借入を基本としております。 なお、当連結会計年度末における借入金及びリース債務を含む有利子負債の残高は18億1千万円となっており、現金及び現金同等物の残高は16億9千8百万円となっております。 d.経営方針、経営戦略、経営上の目標の達成状況を判断するための客観的な指標等 当社グループは、持続的な事業拡大による企業価値の向上を経営の目標とするとともに、財務の安全性と株主還元のバランスをとりつつ、十分な財務基盤を確保することを資本政策の基本方針としております。 このような方針のもと、ROE(自己資本利益率)を重要な経営指標として捉え、資本効率を重視した経営により10%以上を目標としております。 当連結会計年度のROEは、前年同期比3.2ポイント減の22.0%となりましたが、今後も引き続き、製造工場における生産効率の向上を追求するとともに、市況を踏まえた販売価格の見直し並びに販売管理費の圧縮にも注力し、目標とするROEを維持してまいります。 e.セグメントごとの財政状態及び経営成績の状況に関する認識及び分析・検討内容イ.土木用セメント製品事業 当連結会計年度におきましては、大型コンクリート構造物のプレキャスト化の普及拡大を推進すべく、継続的かつ意欲的な営業活動を展開するとともに、国や各地方自治体による防災・減災、国土強靭化に向けた施策にも適宜対応し、防衛省関連事業に対しては、専任の「防衛チーム」を中心に、より確度の高い情報収集を図りながら、積極的な取り組みを進めてまいりました。また、南九州地区での営業拠点として宮崎県に「南九州営業部」を新設し、営業エリアの拡大を行うとともに、自社製造品の売上割合増加による利益率の改善を目指し、営業部門と製造部門との連携を一層強化しながら、製品供給体制の充実、製造工程の効率化及び利益率の向上に継続して注力いたしました。 この結果、売上高は167億8千8百万円(前年同期比4.0%増)、営業利益は32億5千9百万円(同7.1%増)となりました。 ロ.建築用セメント製品事業 当連結会計年度におきましては、建設現場における人手不足の常態化や働き方改革による「4週8休」体制の浸透が進む中、これらの課題に対応可能な建築用コンクリート製品の特長を活かした営業活動を進めてまいりました。また、品質の更なる向上を図ることで「クレームゼロ」を達成する生産体制の確立を目指すとともに、安定的な受注の確保による工場生産量の平準化を徹底し、労務費の上昇や資材価格の高騰などによるコストアップを吸収すべく、原価の低減にも継続して注力いたしました。 当事業の業績につきましては、沖縄地区における大型案件が大きく寄与したことから、売上・利益ともに伸長いたしました。なお、当該案件につきましては、同業他社への外注対応となり利益率は低下いたしましたが、当事業における売上高は85億2千3百万円(前年同期比35.7%増)、営業利益は8億1千1百万円(同14.6%増)となりました。 ハ.その他の事業 当連結会計年度におきましては、物価高や金利上昇、さらには半導体工場周辺における地価高騰などにより、消費者の住宅購買意欲に懸念が生じる厳しい経営環境が続く中、同業他社との差別化を図る商品の構築に努めるとともに、広告宣伝活動や紹介活動の強化、並びに安定的な自社分譲地の仕入れと販売促進に注力いたしました。また、住宅価格や住宅ローン金利の上昇を背景に、新築住宅から既存住宅のリフォームや中古住宅の購入へと消費者ニーズがシフトする動きが見られる中、リフォーム市場への対応を強化し、積極的に取り組んでまいりました。 当事業の業績につきましては、各種許認可に係る行政手続きの長期化や建設資材の供給不安定等の影響により、引き渡しまでの期間が長期化する傾向にあるなか、当初当年度中に引き渡しを予定していた案件の一部が翌期へずれ込んだことから、売上高は8億3千6百万円(前年同期比19.6%減)、営業損益は2千6百万円の損失(前年同期は2千1百万円の利益)となりました。
事業リスク
- 公共事業投資の変動土木用セメント製品事業は、国や地方自治体による公共事業の予算執行や発注内容に大きく影響されます。公共事業投資が減少した場合、製品の需要が低下し、ヤマックスグループの売上や利益が減少する可能性があります。特に、政府の政策変更や経済状況によって変動しやすい点がリスクです。
- 金利変動と原材料価格の高騰運転資金や設備投資資金を金融機関からの借入れで賄っており、その多くが変動金利です。金利が急激に上昇した場合、利息負担が増加し、経営成績を圧迫する可能性があります。また、セメントや鉄筋などの主要原材料の価格が高騰した場合、製造コストが増加し、利益率が低下するリスクがあります。
- 自然災害と感染症の影響製造工場が台風や地震などの自然災害の影響を受ける可能性があり、生産活動の停止や遅延、製品・原材料の被害が生じる恐れがあります。また、感染症の拡大により経済活動が停滞し、建設業界の民間投資減少や工事の中断・遅延が発生した場合、ヤマックスグループの業績に悪影響を及ぼす可能性があります。
出典: FY2026 有価証券報告書(AI要約)
有価証券報告書「事業等のリスク」の全文を見る(年度切替)
3【事業等のリスク】 当社グループの事業その他に関するリスクについて、投資者の判断に重要な影響を及ぼす可能性があると考えられる主な事項を記載しております。また、必ずしもそのようなリスク要因に該当しない事項についても、投資者の投資判断上、重要であると考えられる事項については、投資者に対する積極的な情報開示の観点から以下に開示しております。なお、当社は、これらのリスク発生の可能性を認識した上で、発生の回避及び発生した場合の対応に努める所存であります。 文中における将来に関する事項は、当連結会計年度末現在において当社グループが判断したものであります。(1)経営成績の変動要因について①土木用セメント製品事業における公共事業投資の影響について 土木用セメント製品事業については、国土交通省をはじめ地方自治体が行う公共事業の動向に大きく影響を受ける分野であり、この国土交通省や地方自治体の予算執行や物件発注などの公共事業投資内容により、当事業における製品需要が変動いたします。②土木用セメント製品事業における季節的変動について 当社の土木用セメント製品事業の売上高は、公共事業の発注と関連性があり、上半期の売上高に比べて下半期の売上高の割合が多くなる傾向にあります。今後も同様の理由により季節的変動が予想されることから、業績を判断する際には、留意する必要があります。なお、2026年3月期における当事業の年間売上高に占める下半期の売上高の割合は55.8%であります。③金利の変動について 当社グループは、金融機関からの借入れにより必要な運転・設備資金を調達しており、短期的な資金調達については、そのほとんどが変動金利となっております。当社グループでは、この金利変動リスクを軽減するため、借入金の返済等による有利子負債の圧縮に努めておりますが、急激な金利の変動(上昇)により、当社グループの経営成績が影響を受ける可能性があります。(2)災害について①自然災害の影響について 当社の一部の製造工場は、立地条件により台風や地震などの自然災害の影響を受ける可能性があります。これらの災害防止には自治体などの協力を得て、可能な限り対策に努めておりますが、これらの事象が発生した場合、製品及び原材料等に被害が生じる可能性があり、また、資材等の購入、生産活動、製品の販売及び物流などに遅延や停止が生じ、そのような状況が長期にわたる場合には、当社グループの業績と財務状況に影響を及ぼす可能性があります。②感染症の拡大について 当社グループの事業関連である建設業界では、ウイルス等の感染拡大により経済が悪化し、民間設備投資などが減少した場合のほか、国の判断による緊急事態宣言の発動や建設資材不足などにより、建設工事が中断・遅延した場合、当社グループの業績に影響を及ぼす可能性があります。また、ウイルス等の感染拡大に歯止めが掛からず、経済活動の停滞が長期化し、取引先等の企業存続が危ぶまれる状況となれば、当社グループの業績への影響は避けられないものとなります。なお、当社グループにおいて、係る状況を迎えた際には、あらゆる策を講じてウイルス等の感染防止に努める所存でありますが、当社グループ内で罹患者が発生した場合、当社グループの業績に影響を及ぼす可能性があります。(3)原材料の市況変動について 当社グループにおける原材料等の資材調達は、専従する調達担当部門を核として市況価格等の動向の情報収集に努めるとともに、集中購買のメリットを生かした有利調達にも注力しております。しかしながら、製品の主要原材料はセメント・鉄筋等であり、それら原材料の価格が高騰した場合には、当社グループの業績に影響を及ぼす可能性があります。