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朝日ラバー

ゴム製品 自動車・輸送機

研究開発費(時系列)

年度R&D費用(億円)設備投資(億円)
2025-03 - 10
2024-03 - 4
2023-03 - 3
2022-03 - 2
2021-03 - 3

研究開発活動(本文)

FY2025|2,178 文字
6【研究開発活動】 当社グループは「私たちは人を豊かにしてグローバル社会貢献度が高い技術会社になる」ことを未来に通ずる姿とし、第14次三ヵ年中期経営方針として「魅力を高めて新たな価値を提供しよう」を掲げております。研究開発活動はコア技術価値を高めて未来を支える行動を実践し、「常に社会の課題を解決するコア技術に磨き鍛えて継続的に事業価値を高め続ける源泉になる」ことを目的として、重点事業である光学事業、医療・ライフサイエンス事業、機能事業、通信事業のさらなる成長に向けて新たな価値を創造しております。 研究開発活動は、当社工場の技術グループ・事業推進部および子会社である株式会社朝日FR研究所(ASAHI FR R&D Co., Ltd.)により行われ、独自の競争力の源泉となる3つのコア技術「色と光のコントロール技術」「素材変性技術」「表面改質およびマイクロ加工技術」に、それぞれの事業分野に成長のキーワードとなる視点を加えて、ゴムが有する無限の可能性をさらに進化をさせる活動を進めてまいりました。 子会社である株式会社朝日FR研究所の研究員は4名、これは全従業員の0.8%であります。当連結会計年度におけるセグメント別の研究の目的、主要課題、研究成果および研究開発費は次のとおりであります。 当連結会計年度の研究開発費の総額は160,246千円であります。なお、研究開発活動については、特定のセグメントに関連付けられないため、セグメント別の記載はおこなっておりません。1.工業用ゴム事業 当連結会計年度において、光学事業、機能事業、通信事業の主要製品に対する主な研究成果並びに開発状況は次のとおりです。(1)ASA COLOR LED 新エネルギー自動車の世界的な普及に伴い自動車インテリア照明に求められる機能性やデザインなどが変化するなか、グローバル品質に応える製造方法の確立や発光色を狭小に管理する技術開発を行い適用力の向上を図りました。また、埼玉大学と共同で進めている「色と光の感性認知支援研究」を深化させ、ASA COLOR LED EMMOを用いた室内照明並びに検査用照明器具の実証実験を開始しました。これからも、ヒューマン・セントリック・ライティング(HCL)照明市場への参入を目指してエビデンスの取得を進めてまいります。(2)白色シリコーンインキ 主にLED照明器具用の電子基板に塗布して光を高反射する白色インキの開発を進めております。当社の白色シリコーンインキの特長である高反射性や長寿命性が認められ新規採用が拡大しました。将来を見据えた低炭素技術の加速に伴い、照明器具の省エネルギー化に寄与する製品の開発を続け、さらに用途拡大を展開してまいります。(3)ASA COLOR LENS シリコーン素材技術に光学設計技術を応用したASA COLOR LENSは、自動車、一般照明、産業機器などへの参入拡大が継続しております。表面実装を可能とする開発製品も専門展示会への出展など訴求活動が始まりました。今後もガラスレンズや樹脂レンズでは対応が困難な用途に向けた開発を進めてまいります。(4)再生可能エネルギー分野製品 再生可能エネルギー分野は、脱炭素社会の実現に向けた風力発電機の設置拡大に伴い、補助事業の採択を受けながら風力発電の維持管理等の技術開発、各製品の実証実験、人材育成などを行いました。今後も産学官連携支援のもと、風力発電機の性能向上や保守・保全への貢献を目指して取組みを強化してまいります。(5)RFIDタグ用ゴム製品 屋外の過酷な環境下で使用可能とする「やわらか保護カバーRFIDタグ」やIoTの様々なシーンでお役に立つ「やわらか保護カバーEnOcean搭載デバイス」の製品ラインナップを拡充するとともに、新たに農業分野への参入を目指して実証実験を開始するなど、それぞれの分野で関係各社と共創を進めております。今後も人口減少や少子高齢化などの社会課題に向き合い、目的に応じた製品開発を続け、さらに用途拡大を展開してまいります。2.医療・衛生用ゴム事業 当連結会計年度において、重点事業である医療・ライフサイエンス事業の主要製品に対する主な研究成果並びに開発状況は次のとおりです。(1)診断・治療向け医療製品 薬剤投与システムに使用されるプレフィルドシリンジガスケットの新たな市場領域への参入機会を高めるため、独自の表面改質技術による低摺動コーティング技術の開発を行いました。また、JIS規格に準拠した逆止弁(チェックバルブ)のバリエーションが増えたことで、各種透析回路における採用が拡大しております。(2)超親水性処理技術 大学との共同研究で、新たな親水化材料の有効性を示すエビデンスを取得するなど、市場参入に向けて大きく前進しました。今後も医療機器や理化学機器への展開を目指し、着実に研究活動を進めてまいります。(3)医療用シミュレータ 効果的な内視鏡医療の普及の実現を目指して、新たに「上部内視鏡シミュレータ」の開発を行いました。また、心臓を見る方向を立体的に示して心臓がどのように見えるかを的確に表した学習用シミュレータ 「3D心電図Ⅻ-lead」の販売を開始するなど、医療現場の安心・安全を高める活動が拡大しました。

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