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ギフティ(4449)は何で稼いでいるか — 事業の柱と依存度

情報・通信業 情報通信・サービスその他

事業の概要

  • eギフトプラットフォーム事業: ギフティは「eギフトプラットフォーム事業」を主力としています。これは、オンラインでギフトを贈れるサービス全般を指し、個人向け、法人向け、eギフト発行企業向けシステム、地域通貨ソリューションの4つの柱で構成されています。eギフトの生成から流通、販売までを一貫して手掛けることで収益を上げています。
  • 個人向け『giftee』サービス: 個人がメールやSNSを通じて手軽にeギフトを贈り合えるサービスです。贈る側はアプリやWebで商品を選び、クレジットカードなどで購入。受け取る側は店頭で画面を提示して商品と交換します。ギフティはeギフトの発行企業から販売手数料を受け取ることで収益を得ており、2025年12月末時点で会員数は253万人に達しています。
  • 法人向け『giftee for Business』サービス: 企業が販促キャンペーンやインセンティブとしてeギフトを配布する際に利用するサービスです。来店促進、アンケートの謝礼、自社サービス利用のお礼など多様なシーンで活用され、従来の紙の金券に比べて配送費や在庫管理費などのコスト削減に貢献します。ギフティは利用企業からeギフトの発行手数料と販売手数料を受け取ります。2023年12月期には2,276社が利用しました。
出典: FY2025 有価証券報告書(AI要約)
セグメント構成
  • eギフトプラットフォーム事業: ギフティグループは、eギフトの生成・流通・販売を一貫して行う「eギフトプラットフォーム事業」を単一セグメントとしています。この事業は、個人向け『giftee』、法人向け『giftee for Business』、eギフト発行企業向けシステム『eGift System』、地域通貨サービスの4つの主要サービスで構成され、これら全体で収益を上げています。
  • 個人向けeギフトサービス(giftee): 個人がオンラインでeギフトを購入し、メールやSNSを通じて友人や家族に贈ることができるサービスです。贈る側はクレジットカードなどで購入し、受け取る側は店頭で提示して商品と交換します。ギフティはeギフトの発行企業から販売手数料を受け取っており、2025年12月末時点で累計会員数は253万人に達しています。
  • 法人向けeギフトサービス(giftee for Business): 企業が販促キャンペーンや従業員へのインセンティブとしてeギフトを利用するサービスです。来店促進やアンケート謝礼など多様な用途で活用され、従来の物理的な景品配布に比べてコスト削減と効率化を実現します。ギフティは利用企業から発行手数料と販売手数料を受け取り、2023年12月期には2,276社が利用しました。
有価証券報告書「事業の内容」の全文を見る(年度切替)
FY2025|5,261 文字
3 【事業の内容】 当社グループは「eギフトを軸として、人、企業、街の間に、さまざまな縁を育むサービスを提供する」というビジョンの下、①個人ユーザーがオンライン上でeギフトを購入することができる『giftee』サービス、②法人がキャンペーン等での利用を目的にeギフトを購入することができる『giftee for Business』サービス、③eギフト発行企業(飲食店・小売店等)がeギフトの生成・流通・販売・決済・実績管理を行うことができるシステム『eGift System』をSaaSで提供する『eGift System』サービス、④地域通貨の電子化ソリューションを提供する『地域通貨サービス』の主に4つのサービスを提供しており、これら全体を「eギフトプラットフォーム事業」と定義して、eギフトの生成・流通・販売を一気通貫で行っております。 <eギフトプラットフォーム概念図>(注1)「SaaS」とは、「Software as a Service」の略称であり、サービス提供者がアプリケーションソフトウエアの機能をクラウド上で提供し、ユーザーはネットワーク経由で当該機能をサービスとして利用する形態を指します。(注2)一般消費者に対してeギフトを販売するサービスを行っている企業を指します。 当社グループは、スマートフォン等のオンライン上で送付・使用することができるeギフトの生成・流通・販売を行っております。個人・法人・自治体等の間におけるオンラインでのコミュニケーション機会は年々増加の傾向にあり、オンラインコミュニケーションのツールとしてのeギフトの需要が拡大しております。こうした環境の中、当社グループは「eギフトを軸として、人、企業、街の間に、さまざまな縁を育むサービスを提供する」というビジョンの下、①個人向けの『giftee』サービス、②法人向けの『giftee for Business』サービス、③eギフトの生成システムを提供する『eGift System』サービス、及び④主に自治体向けに地域通貨等の電子化のソリューションを提供する『地域通貨』サービスの4つのサービスを展開しております。当社グループは、eギフトプラットフォーム事業の単一セグメントであるため、セグメントごとの記載はしておりません。サービス別の販売実績は「第2 事業の状況 4 経営者による財政状況、経営成績及びキャッシュ・フローの状況の分析 (1)経営成績等の状況の概要 ④生産、受注及び販売の実績」に記載のとおりであります。 ① 『giftee』サービス(当社)『giftee』サービスは、メールやSNSを通じて個人間でギフトを贈ることができるサービスを提供しております。ギフトを贈りたい個人(贈る方)は、『giftee』のアプリ又はWebブラウザ上でeギフトを選択して、クレジットカードやキャリア決済等によりeギフトを購入し、メールやSNSを通じてURL形式で送付することができます。受け取る方は受け取ったギフトの交換画面を店頭で提示することで商品との交換ができ、また、贈る方が送付する際には、「誕生日おめでとう」や「ありがとう」といった内容のメッセージカードとテキストのメッセージを付すことも可能です。『giftee』サービスが取り扱っている商品は、4,700種類以上あり、贈る方も受け取る方も負担にならないカジュアルな商品ラインナップが多いことが特徴です。更に、受け取る方が入力した住所に商品を配送するといった配送型のギフトも取り扱っており、受け取る方の住所を知らなくてもギフトを贈ることができます。当社は、『giftee』サービスにてeギフトを個人に販売した場合、当該eギフトの発行企業から、当該eギフトの販売手数料を受領しております。『giftee』は、2011年3月にサービスを提供して以降、着実に会員数(注1)を伸ばし、会員数は253万人に達しております(2025年12月末時点)。(注1)「会員数」は、『giftee』に会員登録したユーザーの累計数であります。 2021年12月末2022年12月末2023年12月末2024年12月末2025年12月末 累計会員数(万人)184196214232253 以上述べた事項を図によって示すと次のとおりであります。 ② 『giftee for Business』サービス(当社、GIFTEE MALAYSIA SDN.BHD.、Giftee Mekong Company Ltd.、PT giftee International Indonesia.)『giftee for Business』サービスは、販促活動等においてインセンティブを配布したい法人等に対してeギフト及びその配布ツールを提供しております。『giftee for Business』の活用シーンは多様で、例えば、来店促進のソリューション(保険会社や金融機関等来店のお礼、モデルルームや住宅展示場、各種イベントやセミナーなどへの来場(事前Web予約等)のお礼など)、キャンペーンやプレゼントの賞品(アンケートキャンペーンやプレゼントキャンペーン、懸賞の賞品など)、自社サービスの利用のお礼(保険/引っ越しの一括見積、学校/教材等における資料請求などWebサイト内のサービスの利用者へのプレゼント、レンタカー会社や宿泊施設等のギフト券付きプランなど)、その他サイト内のポイント交換や社内の報酬制度等、様々なビジネスソリューションとして幅広くご活用いただいております。従来、同様のシーンでは、プレゼント商品として、プラスチックや紙の金券等が利用されることが多く、在庫管理や梱包、包装、郵送代金、また、それに伴う事務作業等、プレゼント商品の代金以外に様々なコストが発生していました。『giftee for Business』の活用により、一連の作業は、メールやSNSなどでeギフトのURLをお客様に送信するのみで完了するため、従来発生していた配送費、在庫管理費、梱包費や人件費及びそれらに伴う間接コストを削減することが可能となります。また、2017年8月から、法人等がeギフト配付の際に活用できるキャンペーンツールである『Giftee Campaign Platform』サービスの提供を開始しました。例えば、法人の公式SNSアカウントを登録すると当該登録を行なった個人のSNSアカウントにeギフトを自動的に付与する仕組みや、アンケートに回答すると抽選に応募でき、当該抽選に当選した個人のみにeギフトを付与する仕組み等、法人がキャンペーンをより効率的に実施することが可能になります。当社グループは、『giftee for Business』サービスの利用企業から、eギフトの発行手数料を受領すると共に、当該eギフトの発行企業から、当該eギフトの販売手数料を受領しております。『giftee for Business』は、2016年4月にサービスを提供して以降、着実に利用企業数を伸ばしております。当連結会計年度における『giftee for Business』サービスの利用企業数は2,276社となっております。 以上述べた事項を図によって示すと次のとおりであります。 ③ 『eGift System』サービス(当社、GIFTEE MALAYSIA SDN.BHD.、Giftee Mekong Company Ltd.、PT giftee International Indonesia.)『eGift System』サービスは、飲食店・小売店等の法人がeギフトの生成・流通・販売・決済・実績管理を行うことができるシステムをSaaSで提供しております。『eGift System』を導入することで、飲食店・小売店等の法人が自社のeギフトを自社のホームページやスマートフォンアプリで販売することができるだけでなく、当社グループの提供する『giftee』や『giftee for Business』、その他eギフトサービス提供会社に対して、eギフトを販売することが可能となります。『eGift System』導入企業は、これらの流通チャネルを通じたギフト需要を獲得することができるだけでなく、eギフトを利用するために来店する個人消費者の併売も期待できます。『eGift System』で生成されたeギフトは、スマートフォン画面にバーコードを表示させた上で店頭のバーコードリーダーで読み取ること等で決済し、商品やサービスと交換されます。なお、店頭で決済されたeギフトは、リアルタイムに消込(注1)を行うことで、二重利用を防止します。当社グループは、『eGift System』を導入いただいた企業から、システム利用料を受領しております。『eGift System』は、2014年1月にサービスを提供して以降、着実に導入企業数を伸ばし、2025年12月末現在の利用企業数は302社、当連結会計年度におけるeギフト流通額は1,047億円となっております。 (注1)消込とはeギフトを利用済にする処理を指します。 ④ 地域通貨サービス(当社)地域通貨サービスは、従来の紙やカードで発行されていた、特定の地域でのみ使える通貨や商品券(以下、「地域通貨」といいます。)をスマートフォンを用いて流通させるソリューションを提供しております。電子化された地域通貨は、紛失や盗難のリスクが低く、また、決済後は自動的に登録口座に入金されるため、加盟店のオペレーションの軽減につながります。更に、電子通貨の販売・利用の実績は全てリアルタイムでシステム内で一元管理されるため実績や履歴などのデータを即時・自動で集計することが可能です。2016年10月には、長崎県の五島列島で発行されている地域通貨『しまとく通貨』の電子化を行いました。2017年9月には、東京都の11の離島で使用できる『しまぽ通貨』の電子化を行い、現在まで継続してサービスを提供しております。また、2020年10月には、「Go To トラベル」地域共通電子クーポンの発行・受取管理システムの提供を一括受注し、全国へサービス提供しております。当社グループは、地域通貨サービス等を導入いただいた地域通貨の発行主体から、システム利用料を受領しております。 ⑤ 『YouGotaGift.com Ltd.』サービス(YouGotaGift.com Ltd.他3社)『YouGotaGift.com Ltd.』のサービスは、①gifeeサービス、②giftee for Businessサービス、③eGiftSystemサービスと同様のサービスを、アラブ首長国連邦及びサウジアラビアを主な対象地域として展開しております。 ⑥ 『Sow Experience』サービス(ソウ・エクスペリエンス株式会社)『Sow Experience』サービスは、体験ギフトサービスを提供しております。体験ギフトとは、美容などのサービス、スポーツやレジャー、飲食店での食事や宿泊施設の利用等「体験」というサービスをギフトとして贈るものです。体験ギフトは紙又はデジタルカタログとして、実店舗及びECサイト等で販売しており、体験ギフトサービスが利用された加盟店から、販売手数料を受領しております。 ⑦ その他サービス(株式会社paintory、Brewtope株式会社他)株式会社paintoryは、カスタムアパレルを制作したいクリエイター等に対し、在庫リスクなくオリジナルアパレルのデザイン、ストア開設・販売・配送を一気通貫で支援するプラットフォームサービスの提供、また、法人向けのカスタムアパレルの制作、販売を行っております。同社は、プラットフォームを利用したクリエイター等から、商品代、加工料及びシステム利用料を受領しております。Brewtope株式会社は、全国340社以上のクラフトビールのブルワリーとの連携により、個人向けのクラフトビールのサブスクリプションサービス「otomoni」の運営、飲食店や法人向けのクラフトビールの販売を行っております。同社は、サブスクリプションサービス利用者から、サービス利用料、飲食店や法人から商品代を受領しております。 以上述べた事項を事業系統図によって示すと次のとおりであります。 (注1)特定のWebサイトで決済手段として使用できるデジタルコードを当社が仕入れている企業です。(注2)一般消費者に対してeギフトを販売するサービスを行っている企業です。(注3)一般消費者に対して体験サービスを提供している企業です。(注4)加工のためのアパレル製品を株式会社paintoryが仕入れている企業です。(注5)Brewtope株式会社が商品を仕入れている企業です。

事業の優位性(モート)

事業の質(有価証券報告書から抽出)
数字に出ない事業の性質を、同じ物差しで全銘柄そろえています。FY2025時点の記載が出典です。
価格決定力値上げを通せるか。強いほどインフレ耐性が高い 中程度
eギフト発行企業及びeギフト利用企業から、eギフトの発行額に一定の手数料率を乗じて算出した販売手数料・発行手数料を受領しているため。
参入障壁新規参入を阻む要因の種類 ネットワーク
既に構築しているeギフトプラットフォームの先行者優位性を活かし、更なる成長に取り組んでいる。
設備投資の性質稼いだ現金がどれだけ設備維持に消えるか 成長投資
規制依存規制は障壁にも足枷にもなる 低い
会社が挙げる主要リスク:システム障害 / 個人情報保護 / 人材の確保・定着及び育成
同じ条件で他の銘柄を探す → 定性スクリーニング(価格決定力・参入障壁・景気敏感度などで絞り込めます)
モート総合 8 / 25 5類型それぞれの強度と、そう判定した根拠
無形資産★☆☆☆☆
根拠:弱いブランド・特許・許認可

ギフティは「giftee」というギフトプラットフォームブランドを構築しているが、強力な特許や独占的IPは確認できない。ブランド認知度は一定程度あるものの、無形資産としての競争優位性はまだ限定的。

スイッチングコスト★★☆☆☆
根拠:中程度乗り換えの手間・コスト

法人向けギフト販売においては、既存の取引関係やシステム連携が一定のスイッチング・コストを生む可能性がある。しかし、個人向けではプラットフォーム間の乗り換えハードルは比較的低い。

ネットワーク効果★★★☆☆
根拠:中程度利用者増が価値を生む

プラットフォーム上にギフトを販売する企業と購入する個人が増えることで、プラットフォームの魅力が増すというネットワーク効果の兆候が見られる。特に法人向けでは、多くの企業が参加することで、より多様なギフト選択肢が提供される。

コスト優位☆☆☆☆☆
根拠:弱い同じ物を安く作れる

情報通信業であり、製造業のような構造的なコスト優位性は見られない。プラットフォーム運営における効率化は進んでいると考えられるが、競合に対する明確なコスト優位性はない。

規模の経済★★☆☆☆
根拠:中程度規模が参入障壁になる

国内のeギフト市場においては一定のシェアを占めているが、市場全体がまだ成熟段階であり、業界規模に対して最適な少数寡占状態とは言えない。さらなる市場拡大とシェア拡大が求められる。

  • eギフトのワンストップ提供: ギフティはeギフトの「生成・流通・販売」を一貫して提供するプラットフォームを構築しています。これにより、個人、法人、そしてeギフトを発行する店舗のニーズを包括的に満たし、効率的なサービス提供と顧客獲得を実現しています。この統合された仕組みが、他社に対する競争優位性となっています。
  • 多様なサービス展開と顧客基盤: 個人向け『giftee』、法人向け『giftee for Business』、eギフト発行企業向け『eGift System』、地域通貨サービスと、幅広い顧客層に多様なeギフト関連サービスを提供しています。これにより、個人会員253万人、法人利用企業2,276社という強固な顧客基盤を築き、eギフト市場における先行者としての優位性を確立しています。
  • コスト削減と効率化の提案: 法人向け『giftee for Business』では、企業が販促活動でeギフトを利用することで、従来の物理的な景品配布にかかる配送費、在庫管理費、人件費などの間接コストを大幅に削減できるメリットを提供しています。このコスト効率の良さが、企業の導入を促進し、ギフティのサービス利用拡大に繋がっています。
出典: FY2025 有価証券報告書(AI要約)

経営戦略

有価証券報告書「経営方針・対処すべき課題・MD&A」の全文を見る(年度切替)
経営方針・経営戦略
1 【経営方針、経営環境及び対処すべき課題等】文中の将来に関する事項は、本書提出日現在において、当社グループが判断したものであります。 (1) 会社の経営の基本方針当社グループは、「eギフトを軸として、人、企業、街の間に、さまざまな縁を育むサービスを提供する」というビジョン、「キモチの循環を促進することで、よりよい関係でつながった社会をつくる」というミッションのもと、eギフトプラットフォーム事業を展開しております。eギフトプラットフォーム事業を通して世の中に新しい価値を生み出し続けることで、社会的責任を果たしながら、継続的な企業価値向上に向け取り組んでまいります。 (2) 目標とする経営指標当社グループは、主な経営指標として、eギフトの流通額及び各サービスの利用企業数(又は会員数)等のKPI(Key Performance Indicator)を重視しております。当社グループは、①eギフト発行企業数の増加やジャンルの拡張等による魅力的なコンテンツの拡充、②eギフト利用企業数と流通先の増大、③eギフト利用企業・発行企業双方に対する新規サービスの拡充という利用企業・発行企業双方におけるメリットを高め、プラットフォームとしての地位を確固たるものとし、また、そのプラットフォームの④地理的な横展開を図ることにより、成長性や収益性を向上させることを目指してまいります。 (3) 経営環境及び対処すべき課題当社グループは、『eGift System』サービスを通じてeギフトの発行企業へ、『giftee』サービス及び『giftee for Business』サービスにより、eギフトの利用企業・利用者へサービスを展開しており、その双方の相互作用による利便性向上を喚起し、eギフト市場経済圏を構築しております。 当連結会計年度においては、個人・法人・自治体等の間におけるオンライン上でのコミュニケーションの機会が増加し、そのツールとしてのeギフトの需要が継続して拡大いたしました。今後も急速な成長を続けるeギフト市場の中で、eギフトプラットフォーマーとして市場を牽引する取り組みを推進してまいります。 そうした中、当社グループが対処すべき課題として、以下を重要視してまいります。 ① 事業パートナーとの提携の強化について当社グループは、eギフトの発行企業や流通企業を事業パートナーとして位置付けております。今後も、既存の事業パートナーとの提携強化及び新たな事業パートナーの拡大によって、双方にメリットのある取り組みを進め、eギフトを活用する個人及び事業者の様々なニーズに対応してまいります。 ② 多彩な収益機会の確保及び拡大について当社グループは、『giftee』サービスから始まり、『eGift System』サービス、『giftee for Business』サービス、『地域通貨』サービス等のサービスを展開し、多彩な収益機会の確保及び拡大に努めてまいりました。今後も、各既存サービスの強化に加え、効果的なマーケティングを行うための新たなシステムの開発や新たな利用用途の提案に取り組む等、新規収益機会の創出を図り、収益ポートフォリオの最適化を目指してまいります。 ③ 継続的な事業(サービス)創出について当社グループは、拡大する国内eギフト市場において、様々な顧客のニーズを捉え、継続的な成長を実現するためには、既存事業の成長を図るだけではなく、様々な新規事業に取り組み続けることが重要であると考え、新規サービスを展開してまいりました。引き続き、新事業(サービス)を創出することで、顧客の様々なニーズへの対応力を向上させ、既存事業及び新規事業の成長を図ってまいります。 ④ 当社グループの一気通貫のビジネスモデルの継続について当社グループは、eギフトの「生成・流通・販売・決済・実績管理」まで、一気通貫で行える『eGift System』をSaaSサービスとして提供しており、様々な顧客のニーズに対応することが可能であると考えております。当社グループの強みである一気通貫のビジネスモデルを維持していくためにも、システムの安定性は不可欠であり、顧客及びトラフィック等を考慮したインフラ環境の更なる整備により、今後も引き続きシステムの安定性の確保及び効率化に取り組んでまいります。 ⑤ 人材の確保・育成について優秀な人材を数多く確保・育成することは当社グループの事業を展開するうえで重要であると認識しております。特に、サービスの利便性及び機能の向上に貢献する優秀なエンジニアや、収益基盤を強化するサービスの販売を担う営業担当者を、継続的に採用することが課題であると認識しております。当社グループは、最適な人材の確保・育成のため、知名度の向上、教育・研修の拡充、採用活動の柔軟化に努めてまいります。 ⑥ 内部管理体制の強化について当社グループは、成長段階にあり、業務運営の効率化やリスク管理のための内部管理体制の強化が重要な課題であると考えております。このため、バックオフィス業務の整備を推進し、経営の公正性・透明性を確保するため、より強固な内部管理体制の構築に取り組んでまいります。 ⑦ 情報管理体制の強化について当社グループは、システム開発やシステム運用、又はサービス提供の遂行過程において、機密情報や個人情報を取り扱う可能性があり、その情報管理を強化していくことが重要であると考えております。現在、情報システム管理規程等に基づき管理を徹底しておりますが、今後も社内教育・研修の実施やシステムの整備などを継続して行ってまいります。
対処すべき課題
1 【経営方針、経営環境及び対処すべき課題等】文中の将来に関する事項は、本書提出日現在において、当社グループが判断したものであります。 (1) 会社の経営の基本方針当社グループは、「eギフトを軸として、人、企業、街の間に、さまざまな縁を育むサービスを提供する」というビジョン、「キモチの循環を促進することで、よりよい関係でつながった社会をつくる」というミッションのもと、eギフトプラットフォーム事業を展開しております。eギフトプラットフォーム事業を通して世の中に新しい価値を生み出し続けることで、社会的責任を果たしながら、継続的な企業価値向上に向け取り組んでまいります。 (2) 目標とする経営指標当社グループは、主な経営指標として、eギフトの流通額及び各サービスの利用企業数(又は会員数)等のKPI(Key Performance Indicator)を重視しております。当社グループは、①eギフト発行企業数の増加やジャンルの拡張等による魅力的なコンテンツの拡充、②eギフト利用企業数と流通先の増大、③eギフト利用企業・発行企業双方に対する新規サービスの拡充という利用企業・発行企業双方におけるメリットを高め、プラットフォームとしての地位を確固たるものとし、また、そのプラットフォームの④地理的な横展開を図ることにより、成長性や収益性を向上させることを目指してまいります。 (3) 経営環境及び対処すべき課題当社グループは、『eGift System』サービスを通じてeギフトの発行企業へ、『giftee』サービス及び『giftee for Business』サービスにより、eギフトの利用企業・利用者へサービスを展開しており、その双方の相互作用による利便性向上を喚起し、eギフト市場経済圏を構築しております。 当連結会計年度においては、個人・法人・自治体等の間におけるオンライン上でのコミュニケーションの機会が増加し、そのツールとしてのeギフトの需要が継続して拡大いたしました。今後も急速な成長を続けるeギフト市場の中で、eギフトプラットフォーマーとして市場を牽引する取り組みを推進してまいります。 そうした中、当社グループが対処すべき課題として、以下を重要視してまいります。 ① 事業パートナーとの提携の強化について当社グループは、eギフトの発行企業や流通企業を事業パートナーとして位置付けております。今後も、既存の事業パートナーとの提携強化及び新たな事業パートナーの拡大によって、双方にメリットのある取り組みを進め、eギフトを活用する個人及び事業者の様々なニーズに対応してまいります。 ② 多彩な収益機会の確保及び拡大について当社グループは、『giftee』サービスから始まり、『eGift System』サービス、『giftee for Business』サービス、『地域通貨』サービス等のサービスを展開し、多彩な収益機会の確保及び拡大に努めてまいりました。今後も、各既存サービスの強化に加え、効果的なマーケティングを行うための新たなシステムの開発や新たな利用用途の提案に取り組む等、新規収益機会の創出を図り、収益ポートフォリオの最適化を目指してまいります。 ③ 継続的な事業(サービス)創出について当社グループは、拡大する国内eギフト市場において、様々な顧客のニーズを捉え、継続的な成長を実現するためには、既存事業の成長を図るだけではなく、様々な新規事業に取り組み続けることが重要であると考え、新規サービスを展開してまいりました。引き続き、新事業(サービス)を創出することで、顧客の様々なニーズへの対応力を向上させ、既存事業及び新規事業の成長を図ってまいります。 ④ 当社グループの一気通貫のビジネスモデルの継続について当社グループは、eギフトの「生成・流通・販売・決済・実績管理」まで、一気通貫で行える『eGift System』をSaaSサービスとして提供しており、様々な顧客のニーズに対応することが可能であると考えております。当社グループの強みである一気通貫のビジネスモデルを維持していくためにも、システムの安定性は不可欠であり、顧客及びトラフィック等を考慮したインフラ環境の更なる整備により、今後も引き続きシステムの安定性の確保及び効率化に取り組んでまいります。 ⑤ 人材の確保・育成について優秀な人材を数多く確保・育成することは当社グループの事業を展開するうえで重要であると認識しております。特に、サービスの利便性及び機能の向上に貢献する優秀なエンジニアや、収益基盤を強化するサービスの販売を担う営業担当者を、継続的に採用することが課題であると認識しております。当社グループは、最適な人材の確保・育成のため、知名度の向上、教育・研修の拡充、採用活動の柔軟化に努めてまいります。 ⑥ 内部管理体制の強化について当社グループは、成長段階にあり、業務運営の効率化やリスク管理のための内部管理体制の強化が重要な課題であると考えております。このため、バックオフィス業務の整備を推進し、経営の公正性・透明性を確保するため、より強固な内部管理体制の構築に取り組んでまいります。 ⑦ 情報管理体制の強化について当社グループは、システム開発やシステム運用、又はサービス提供の遂行過程において、機密情報や個人情報を取り扱う可能性があり、その情報管理を強化していくことが重要であると考えております。現在、情報システム管理規程等に基づき管理を徹底しておりますが、今後も社内教育・研修の実施やシステムの整備などを継続して行ってまいります。
MD&A(経営者による分析)
4 【経営者による財政状態、経営成績及びキャッシュ・フローの状況の分析】(1) 経営成績等の状況の概要当社グループは「eギフトプラットフォーム事業」のみの単一セグメントであるため、セグメント別の記載を省略しております。 ① 財政状態の状況(資産)当連結会計年度末の総資産は44,706百万円となり、前連結会計年度末に比べ3,019百万円増加いたしました。流動資産は33,867百万円となりました。主な内訳は、現金及び預金16,933百万円、売掛金及び契約資産10,652百万円、前渡金4,997百万円であります。固定資産は10,839百万円となりました。主な内訳は、投資有価証券4,547百万円、のれん3,408百万円であります。 (負債)当連結会計年度末における負債合計は35,434百万円となり、前連結会計年度末に比べ2,101百万円増加いたしました。流動負債は29,119百万円となりました。主な内訳は、預り金7,633百万円、買掛金6,642百万円、短期借入金6,545百万円であります。固定負債は6,314百万円となりました。主な内訳は、長期借入金5,716百万円であります。 (純資産)当連結会計年度末における純資産合計は9,272百万円となり、前連結会計年度末に比べ918百万円増加いたしました。これは主に、親会社株主に帰属する当期純利益の計上により利益剰余金が935百万円増加、配当の実施により利益剰余金が296百万円減少したことによるものです。 ② 経営成績の状況当社グループは、スマートフォン等のオンライン上で送付・使用することができるeギフトの生成・流通・販売を行っております。個人・法人・自治体等の間におけるオンラインでのコミュニケーション機会は年々増加の傾向にあり、オンラインコミュニケーションのツールとしてのeギフトの需要が拡大しております。このような環境の中、当社グループは「eギフトを軸として、人、企業、街の間に、さまざまな縁を育むサービスを提供する」というビジョンの下、個人向けの『giftee』サービス、法人向けの『giftee for Business』サービス、eギフトの生成システムを提供する『eGift System』サービス、および主に自治体向けに地域通貨等の電子化のソリューションを提供する『地域通貨』サービスの4つのサービスを展開してまいりました。『giftee』サービスでは、個人の需要の着実な獲得により、会員数は253万人(前期比21万人増)となりました。『giftee for Business』サービスでは、eギフトをマーケティング等に利用する法人、加えて補助金や支援金の配付手段として活用する自治体による利用が増加したことにより、利用企業・自治体(DP)数は2,276社(前期比248社増)、実施案件数18,772件(前期比2,445件増)と前期に引き続き過去最高値を更新いたしました。『eGift System』サービスでは、飲食・小売業界に加え、幅広いジャンルの法人での導入が進み、利用企業(CP)数は302社(前期比35社増)となりました。『地域通貨』サービス売上は、前年同期に実施されたプレミアム商品券の電子化等のスポット案件や、開発を伴う導入案件が今期は限定的であったことから、前年同期比で減少しました。一方で、旅先納税の導入自治体数の増加に伴い、定常案件は着実に積み上がっています。(注)本記載のDP数及びCP数は、いずれも当社単体ベースの数値です。また、2025年12月期第3四半期連結会計期間において、企業結合に係る暫定的な会計処理の確定を行っており、2024年12月期に係る各数値については、暫定的な会計処理の確定の内容を反映させております。 この結果、当連結会計年度における売上高は14,149百万円(前年同期比48.1%増)、売上総利益は10,425百万円(前年同期比45.1%増)、営業利益は2,603百万円(前年同期比49.3%増)、経常利益は2,208百万円(前年同期比39.8%増)、親会社株主に帰属する当期純利益は935百万円(前年同期は親会社株主に帰属する当期純損失510百万円)となりました。 当連結会計年度における経営成績の詳細は次のとおりであります。 (売上高)当連結会計年度における売上高は14,149百万円(前年同期比48.1%増)となりました。これは、主に『giftee for Business』サービスの売上が伸長したことに加え、YouGotaGift.com Ltd.他4社の連結子会社化が寄与したことによるものです。 (売上原価、売上総利益)当連結会計年度における売上原価は3,724百万円(前年同期比57.1%増)となりました。これは、主に『eGift System』の導入企業及びサービス拡大に伴う流通額の増加により保守原価、発行手数料が増加したことによるものです。その結果、当連結会計年度の売上総利益は10,425百万円(前年同期比45.1%増)となりました。 (販売費及び一般管理費、営業利益)当連結会計年度における販売費及び一般管理費は7,822百万円(前年同期比43.8%増)となりました。これは、主に事業拡大に伴い積極的に採用した人材に係る人件費の増加、サーバー費用等の支払手数料の増加によるものです。その結果、当連結会計年度の営業利益は2,603百万円(前年同期比49.3%増)となりました。 (営業外収益、営業外費用、経常利益)当連結会計年度において、営業外収益は49百万円となりました。これは、主に受取利息33百万円によるものです。また、営業外費用は444百万円となりました。これは、主に支払利息194百万円、持分法による投資損失139百万円によるものです。この結果、当連結会計年度の経常利益は2,208百万円(前年同期比39.8%増)となりました。 (特別利益、特別損失、税金等調整前当期純利益)当連結会計年度において、特別利益は51百万円となりました。これは、新株予約権戻入益51百万円を計上したためです。特別損失は364百万円となりました。これは、投資有価証券評価損364百万円を計上したためです。この結果、税金等調整前当期純利益は1,895百万円(前年同期比‐)となりました。 (親会社株主に帰属する当期純利益)当連結会計年度において、法人税、住民税及び事業税1,021百万円、法人税等調整額△90百万円を計上した結果、当連結会計年度の親会社株主に帰属する当期純利益は935百万円(前年同期は親会社株主に帰属する当期純損失510百万円)となりました。 ③ キャッシュ・フローの状況当連結会計年度末における現金及び現金同等物(以下「資金」という。)は16,933百万円となり、前連結会計年度末に比べ5,955百万円増加いたしました。当連結会計年度における各キャッシュ・フローの状況とそれらの要因は次のとおりであります。 (営業活動によるキャッシュ・フロー)営業活動の結果得た資金は11,089百万円(前年同期は3,593百万円の使用)となりました。収入の主な内訳は、前渡金の減少額2,456百万円、仕入債務の増加額2,168百万円であり、支出の主な内訳は法人税等の支払額848百万円であります。 (投資活動によるキャッシュ・フロー)投資活動の結果使用した資金は1,685百万円(前年同期は1,531百万円の使用)となりました。支出の主な内訳は、投資有価証券の取得による支出1,264百万円であります。 (財務活動によるキャッシュ・フロー)財務活動の結果使用した資金は3,439百万円(前年同期は10,997百万円の獲得)となりました。収入の主な内訳は、短期借入れによる収入49,045百万円であり、支出の主な内訳は、短期借入金の返済による支出51,500百万円であります。 ④ 生産、受注及び販売の実績a.生産実績当社グループは生産活動を行っておりませんので、該当事項はありません。 b.受注実績当社グループは受注生産を行っておりませんので、該当事項はありません。 c.販売実績当連結会計年度における販売実績は次のとおりであります。サービスの名称金額(百万円)前年同期比(%)gifteeサービス162124.4giftee for Businessサービス9,188130.8eGift Systemサービス1,136121.0地域通貨サービス24399.4Sow Experienceサービス909110.0YGGサービス1,972-その他サービス535138.1合計14,149148.1 (注)1.当社グループの事業セグメントは、eギフトプラットフォーム事業の単一セグメントであるため、サービス別の販売実績を記載しております。2.主な相手先別の販売実績及び総販売実績に対する割合は次のとおりであります。相手先前連結会計年度当連結会計年度金額(百万円)割合(%)金額(百万円)割合(%)PIPO (SG) Pte. Ltd.1,12211.81,43010.1 (2) 経営者の視点による経営成績等の状況に関する分析・検討内容経営者の視点による当社グループの経営成績等の状況に関する認識及び分析・検討内容は次のとおりであります。なお、文中の将来に関する事項は、本書提出日現在において判断したものであります。 ① 重要な会計上の見積り及び当該見積りに用いた仮定当社グループの連結財務諸表は、わが国において一般に公正妥当と認められている会計基準に基づき作成されております。連結財務諸表の作成に当たって用いた会計上の見積り及び当該見積りに用いた仮定のうち重要なものにつきましては、「第5 経理の状況 1 連結財務諸表等(1)連結財務諸表 注記事項(重要な会計上の見積り)」に記載のとおりであります。 ② 経営成績等の状況に関する認識及び分析・検討内容当社グループでは、eギフトプラットフォーム事業として、eギフトの生成・流通・販売に関する各種サービスを展開しております。 当社グループは、『eGift System』サービスを通じてeギフトの生成者へ、『giftee』サービス及び『giftee for Business』サービス並びに各種事業パートナーとの協業により、eギフトの利用者様へサービスを展開しており、その双方の相互作用による利便性向上を喚起し、eギフト市場経済圏を構築しております。この方針のもと、サービスの利便性向上・営業力の強化に取り組み、顧客企業数の増加及びeギフト流通額の増加を図ってまいりました。以上の状況から、当連結会計年度においても、売上高は堅調に推移しております。今後も、『eGift System』利用顧客企業数及びeギフト利用顧客数の更なる深耕に注力し、eギフトプラットフォーム事業の更なる成長を図ってまいります。なお、当社グループの財政状態、経営成績及びキャッシュ・フローの状況に関する分析等は、「第2 事業の状況 4 経営者による財政状態、経営成績及びキャッシュ・フローの状況の分析 (1) 経営成績等の状況の概要」に記載しております。 ③ 資本の財源及び資金の流動性短期資金需要については、当社グループでは、事業運営上必要な流動性と資金の源泉を安定的に確保することを基本方針としております。運転資金需要のうち主なものは、販売費及び一般管理費等の営業費用であり、運転資金は自己資本を基本としております。中長期資金需要については、当社グループでは、成長機会を捉え、より強固な事業基盤を構築するため、M&A等の実施が有効な戦略であると考えております。そのための資金調達手段として、金融機関からの借入を行っております。 ④ 経営成績に重要な影響を与える要因について経営成績に重要な影響を与える要因については、「3 事業等のリスク」をご参照ください。 ⑤ 経営者の問題意識と今後の方針に関して経営者の問題意識と今後の方針については、「1 経営方針、経営環境及び対処すべき課題等」をご参照ください。

事業リスク

  • システム障害による影響: ギフティのサービスはインターネット通信に大きく依存しており、システム障害が発生する可能性があります。人為的ミス、ネットワーク機器の故障、アクセス集中、ソフトウェアの不具合、サイバー攻撃、自然災害などによりサービス提供に支障が生じた場合、社会的評価の低下や事業、業績に悪影響を及ぼす可能性があります。
  • 個人情報漏洩のリスク: サービス提供において個人情報を取得するため、情報漏洩や不正使用のリスクがあります。プライバシーマーク取得など対策を講じていますが、万一漏洩が発生した場合は、損害賠償請求や社会的信用の失墜により、事業および業績に重大な影響を与える可能性があります。
  • 市場競争激化と市場動向: eギフト市場は成長過程にあり、新たなビジネスモデルの登場や新規参入による競争激化のリスクがあります。市場拡大が阻害されたり、ギフティが競争力や優位性を維持できなくなった場合、事業および業績に影響を及ぼす可能性があります。常に顧客ニーズに応じた新サービス提供が求められます。
出典: FY2025 有価証券報告書(AI要約)
有価証券報告書「事業等のリスク」の全文を見る(年度切替)
FY2025|3,526 文字
3 【事業等のリスク】有価証券報告書に記載した事業の状況、経理の状況等に関する事項のうち、当社グループの経営成績及び財務状況(株価等を含む)に影響を及ぼす可能性のある主なリスクには次のようなものがあり、投資家の皆様の判断に重要な影響を及ぼす可能性がある事項と考えています。なお、文中の将来に関する事項は、当連結会計年度末現在における判断によるものです。 (特に重要なリスク)(1) システム障害について当社グループは、主にインターネット通信を利用してサービスを提供しておりますが、人為的ミス、通信ネットワーク機器の故障、アクセス数の急激な増大、ソフトウエアの不具合、コンピュータウィルス、不正アクセス、停電、自然災害、事故等により、システム障害が発生する可能性があります。当社グループでは、定期的なバックアップや稼働状況の監視により事前防止又は回避に努めておりますが、こうした対応にも関わらず、システム障害が発生し、サービス提供に障害が生じた場合、当社グループの社会的評価が低下する恐れがあるほか、当社グループの事業及び業績に影響を与える可能性があります。 (2) 個人情報保護について当社グループは、当社グループが提供するサービスに関して個人情報を取得する場合があります。当社グループでは、個人情報の保護に関する法律に従い、個人情報の管理を行うとともに、当社は情報セキュリティ及び個人情報について適切な保護体制を構築するため、プライバシーマークを取得しております。このような対策にも関わらず、個人情報の漏洩や不正使用等の事態が生じた場合、損害賠償請求や当社グループの社会的信用の低下等により、当社グループの事業及び業績に影響を与える可能性があります。 (3) 人材の確保・定着及び育成について当社グループは、競争力の向上及び今後の事業展開のため、優秀な人材の確保・定着及び育成が重要であると考えております。しかしながら、優秀な人材の確保・定着及び育成が計画通りに進まない場合や優秀な人材の社外流出が生じた場合には、競争力の低下や事業規模拡大の制約要因になる可能性があり、当社グループの事業及び業績に影響を与える可能性があります。 (4) 市場動向等について当社グループは顧客ニーズに応じた新しいサービスを継続的に提供していくことにより、競争力の向上を図り、既に構築しているeギフトプラットフォームの先行者優位性を活かし、更なる成長に取り組んでおります。しかしながら、eギフト市場は成長過程にあるため、新たなビジネスモデルの登場や、予期せぬ要因によって市場拡大が阻害されるような状況が生じた場合、加えて、新規参入等により競争が激化し、当社グループが競争力や優位性を保つことが難しくなった場合には、当社グループの事業及び業績に影響を与える可能性があります。 (重要なリスク)(5) 技術革新について当社グループは、インターネット関連技術に基づいて事業を展開しておりますが、インターネット関連分野は、新技術の開発やそれを利用した新サービスの導入が相次ぐ変化の激しい業界です。このため、当社グループは、新技術及び新サービスの開発を継続的に行うとともに、優秀な人材の確保に取り組んでおります。しかし、環境変化への対応が遅れた場合、あるいは、新技術及び新サービスの開発に対応するために多大な支出が必要となった場合には、当社グループの事業及び業績に影響を与える可能性があります。 (6) M&A、資本業務提携等について当社グループは、自社の成長を加速させるため、M&A、資本業務提携等を検討・推進しております。検討に当たっては、対象企業の財務内容や契約関係等について事前調査を行い、リスクを検討した上で進めておりますが、対象企業における偶発債務の発生や未認識債務の判明など事前の調査によって把握できなかった問題が生じた場合や、事業展開が計画通りに進まない場合、投資の回収が困難になること等により、のれん等の減損処理を行うなど、当社グループの事業及び業績に影響を及ぼす可能性があります。 (7) 新規事業について当社グループでは、eギフトプラットフォームを活用し、ポイントサービスや決済サービス等の新サービスの提供を検討しており、今後も事業規模の拡大及び収益基盤の強化のため、新サービスもしくは新規事業の展開に積極的に取り組んでまいりますが、これにより、人材の採用やシステム開発等の追加的な投資が発生し、安定的な収益を生み出すには時間を要することがあります。また、新サービスに係るシステム開発が想定通り進捗しない場合や、新規事業の展開が当初の計画通りに進まない場合には、減損損失の計上が必要となる等、投資を回収できなくなる可能性があります。さらには、新サービス、新規事業の内容によっては固有のリスク要因が加わる可能性や、当社グループの事業及び業績に影響を与える可能性があります。 (8) 海外展開について当社グループは、主にアラブ首長国連邦、マレーシア及びベトナム並びにインドネシアに子会社を有しており、収益基盤の拡大のため、今後も海外へのサービス展開を推進していく予定であります。海外での事業展開においては、予期しない法律等の制定や政治・経済・社会情勢の悪化、文化・宗教・ユーザー嗜好・商慣習の違い、為替相場の変動等の潜在リスクが存在するため、これらの潜在リスクに対処できるよう慎重に検討してまいります。しかしながら、不測の事態の発生により、当社グループの海外展開に支障をきたし、当社グループの事業及び業績に影響を与える可能性があります。 (9) 不正行為について当社グループは、個人ユーザーがeギフトを購入することができる『giftee』サービスを提供しております。当該サービスの利用規約では、当社グループが不適切と判断する行為を行った場合、会員資格の停止又は取り消しを行うことができる旨を定めております。加えて、1日に決済可能な金額の上限を定めるといった対策を講じておりますが、他人になりすましたアクセスや他人のクレジットカードを利用する等の不正な決済手段によるeギフトの購入等の不正な行為に利用される可能性もあります。こうした状況が過度に生じた場合、当社グループ又は当社グループのサービスに対するレピュテーションが低下し、当社グループの事業及び業績に影響を及ぼす可能性があります。 (10)顧客の獲得・継続について当社グループは、eギフトプラットフォーム事業を主力事業としており、eギフトの発行企業及び利用企業に対してサービスを提供しております。当社グループの事業拡大のためには、eギフトの発行企業及び利用企業それぞれの利便性追求を通じて顧客満足度を向上させ、継続的な利用を維持するとともに、新規顧客の獲得によるeギフトの発行企業及び利用企業の規模の拡大が必要になります。このため、既存顧客への新たな提案の実施、並びに新規顧客獲得に向けた広告・宣伝活動を展開しておりますが、既存顧客との継続取引や新規顧客の獲得が順調に進捗しない場合は、当社グループの事業及び業績に影響を与える可能性があります。特に、eギフトの利用企業は、販売促進活動の一環としてeギフトを活用していることから、法人顧客の販売促進活動が停滞した場合、eギフトの販売が計画通りに進まず、当社グループの事業及び業績に影響を与える可能性があります。 (11) eギフト発行及び販売に係る手数料について当社グループは、通常、eギフト発行企業及びeギフト利用企業から、eギフトの発行額に一定の手数料率を乗じて算出した販売手数料・発行手数料を受領しておりますが、特定の販売先及びeギフトコンテンツからは、eギフトの発行額のうちユーザーが使用せずに有効期限を迎えたeギフトの発行額を手数料として受領しております。後者において、今後、特定の販売先の手数料の算出方法がeギフトの発行額に一定の手数料率を乗じて算出する前者の方法に変更された場合や、ユーザーのeギフトの使用率が大幅に上昇し未使用の発行額が減少した場合、当社グループの事業及び業績に影響を与える可能性があります。 (12) 法的規制について当社グループにおいて、事業の継続に重要な影響を及ぼす固有の法規制はなく、一般的に適用される法規制に従って業務を行っております。しかしながら、今後法令等の制定や改正等により、当社グループにおいて対応が必要となる場合、業務の一部に制約を受ける場合等には、当社グループの事業及び業績に影響を与える可能性があります。

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