大村紙業(3953)に経済的な堀はあるか
株価
主要指標
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株価推移
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10年財務トレンド
| 年度 | 売上(億) | 営業利益(億) | 純利益(億) | FCF(億) | ROE(%) | EPS(円) | 配当(円) | 自己資本比率(%) |
|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
| FY2017 | 50 | 4 | 2 | 3 | 4.9 | 51.5 | 10.0 | 69.9 |
| FY2018 | 50 | 3 | 2 | 1 | 3.3 | 36.1 | 10.0 | 68.9 |
| FY2019 | 52 | 2 | 1 | -0 | 2.3 | 25.3 | 10.0 | 69.9 |
| FY2020 | 53 | 3 | 2 | 5 | 2.9 | 32.0 | 10.0 | 70.1 |
| FY2021 | 48 | 3 | 2 | -2 | 3.0 | 34.0 | 10.0 | 72.9 |
| FY2022 | 50 | 3 | 1 | 2 | 2.3 | 27.1 | 10.0 | 71.6 |
| FY2023 | 54 | 3 | 0 | 1 | 0.5 | 7.2 | 10.0 | 66.7 |
| FY2024 | 57 | 3 | 2 | 4 | 4.9 | 69.8 | 30.0 | 65.7 |
| FY2025 | 59 | 3 | -1 | -2 | -2.2 | -30.8 | 50.0 | 71.0 |
| FY2026 | 60 | 4 | 4 | -2 | 7.2 | 102.8 | 30.0 | 77.7 |
バフェット流モート診断
総合スコア:5/25 主要モート:none 持続性:判定中
財務データが未収録のため、ブランド力、特許、規制ライセンス、独占的IPに関する具体的な評価は不可能。
製紙業界の顧客は、特定の紙質や機能(例:印刷適性、強度)に依存する可能性があり、サプライヤー変更には一定の検証コストやリスクが伴う。しかし、代替サプライヤーの存在も大きい。
パルプ・紙業界のビジネスモデルにおいて、ネットワーク効果が働く要素は見当たらない。
原材料(木材パルプ、古紙)の調達コストや、エネルギー集約型の生産プロセスにおける効率性がコスト競争力に影響する。規模の経済も一部働く可能性があるが、業界全体で価格競争は激しい。
パルプ・紙業界は設備投資が大きく、一定の生産規模を持つ企業がコスト面で有利になる傾向がある。大村紙業の具体的な生産能力や市場シェアは不明だが、業界内での相対的な規模は競争力に影響する。
競合との比較優位
強気シナリオ
紙需要の安定的な維持・増加(特に包装材や衛生用紙)
原材料調達コストの安定化または低下
生産効率の改善によるコスト競争力の向上
弱気シナリオ(モート侵食)
デジタル化の進展による紙媒体需要の減少
原材料価格の高騰(木材パルプ、エネルギー)
環境規制の強化によるコスト増加
反転思考(マンガー流:どうすればこの会社は壊れるか)
大村紙業の投資が失敗するには、製紙業界全体の構造的な逆風が想定以上に強まる必要がある。具体的には、電子化の加速による印刷用紙需要の壊滅的な減少、あるいは再生可能エネルギーへの移行や環境規制強化が、同社の生産コストを大幅に押し上げ、価格競争力を失わせるシナリオである。また、主要顧客が競合他社へ大量に乗り換える、あるいは代替素材(プラスチック、合成繊維など)へのシフトが急速に進み、同社の製品ポートフォリオが陳腐化する可能性も考えられる。さらに、原材料の安定調達が困難になり、生産停止リスクが高まることも、失敗要因となり得る。
5年後のモート予測
紙需要の底堅さ、特に包装・衛生分野での需要増を背景に、生産効率改善とコスト管理により緩やかな成長を維持する。
デジタル化の影響を受けつつも、特定分野での需要を維持し、現状維持に近い業績推移となる。
デジタル化の進展と原材料高騰により、需要減少とコスト増が同時に発生し、業績が悪化する。