事業の内容
JIG-SAWグループは、インターネットサービスや接続される全てのモノ(IoT)を快適かつ安定稼動させることを目指し、独自の自動検知・自動制御(A&A)技術を核としたサービスを提供しています。主な収益源は、自社開発のロボット型自動運用プラットフォーム「puzzle」を基盤としたシステムマネジメントサービスで、サーバーやIoTデバイスの監視・運用を自動で行い、月額課金モデルで収益を得ています。また、IoT向けには、IoTエンジン「NEQTO」を提供し、デバイスの安全管理やデータ制御を行う包括的なソリューションを提供しています。
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FY2025|5,094 文字|出典 docID: S100XSVD
3 【事業の内容】当社グループは、世の中のインターネットサービスやインターネットとつながる全てのモノを快適かつ安定稼動させること、そして全てのモノを繋ぎ制御していくことを目的とし、保有する独自のコア技術の応用による自動検知&自動制御(A&A)をコアコンセプトとしたサービスを提供しております。創業時から培われてきたOS開発技術及び通信制御技術等の基盤コア技術に加え、生成AI制御へ基盤コア技術を応用することにより、来るべきデジタルユニバース時代の中核の企業に位置することをミッションとして事業を推進しております。なお、当社データコントロール事業は、主に「システムマネジメント」及び「IoT向け各種サービス」によって構成されており(下記(1)、(2)参照)、当社のコア技術のさらなる応用によるプロジェクトにも取り組んでおります(下記(3)参照)。 また、当社グループは、データコントロール事業の単一セグメントであるため、セグメント別の記載を省略しております。 (1) システムマネジメントの内容当社独自で開発したロボット型自動運用プラットフォーム「puzzle」をベースに、主に各種物理サーバ・クラウドサーバ・ハイブリッドサーバ、IoTデバイス及びネットワーク機器までを対象としたマネジメント(自動監視・運用等)を展開しており、「puzzle」導入・設定等に係る初期費用及びマネジメントサービスに係る月額費用(継続月額課金モデル)を主たる収益源とし、マネジメント開始の前段階にあたる顧客サーバ自動構築も行っております。当該サービスは、顧客ニーズに合わせた柔軟な対応が可能であると同時に、業務負荷の軽減及び運用コストの削減にも大きく寄与します。また、SCC N83、SCC N44及びTCCのトリプル拠点にて当該サービスを提供しており、コントロールセンター自体のセキュリティ対策及びBCP対応について万全の環境を構築しております。その環境下で当社グループ正社員の各種エンジニアがあらゆるシステムの安定稼働を24時間365日体制で支えております。 なお、主なシステムマネジメントサービスの特徴を表記すると、下記のとおりとなります。サービス特徴説明センシング(遠隔自動監視)独自システム「puzzle」をベースとした自動制御による監視を実施。監視アラート(障害)の自動制御をベースに、自動優先順位付け、自動作業指示及びアラートの原因を正確に把握し、事前対応策を自動的に指示・制御しております。自動制御・コントロール(一次対応)検知・受信データを起点とした自動優先順位付け及び自動作業指示及び手順に基づいた作業を実施いたします。手順書の自動作成サポートや必要に応じたフレキシブルな手順書の修正も行っております。フルマネジメント(二次対応)上記二項目に加えて二次対応を実施いたします。自動制御やあらかじめ決められた作業のみならず、作業実施が可能な対応は全て実施いたします。 ※1:ロボット型自動運用プラットフォーム「puzzle」「puzzle」は、インターネットにつながる全てのモノとコトを一つのコンソールで統合運用できる当社の独自のロボット型自動運用プラットフォームです。運用の現場において、できる限りの使いやすさや効率を重視して開発されたツールであり、全てのサーバ情報を統合管理(シングルコンソール)することが可能となっております。既存の商用ツールでは応えられない自動制御機能や顧客へのシステム可視化など、当社が数多くのマネジメントサービスの提供を通じて得たノウハウをベースとして、全てオリジナルで作り上げた自動マネジメントツールであり、「オリジナルだからこそできる」柔軟かつ有効な機能拡張を実施しております。 ※2:クラウドセキュリティサービスの「Safing」、クラウド包括支援サービスの「PRIME」重要な社会インフラの一つになったクラウド環境においては、様々なセキュリティリスクが存在しています。従来は、そのようなリスクに対して専門家や人海戦術で対応するケースが多かったのですが、当社サービス「Safing」は、常時セキュリティ監視・診断を自動で実施するSaaSモデルのセキュリティサービスであり、マルチクラウドに対応しております。また、各企業はクラウドの導入から安定稼働まで、各種対応や検討が必要となっております。当社サービス「JIG-SAW PRIME」は、クラウドを横断的に管理するサービスであり、クラウドの請求代行から導入支援、運用保守まで包括的に支援します。加えて、当社は、お客様のクラウド導入・運用期に総合的な価値を提供できるパートナーとして、Amazon Web Services(AWS)やGoogle Cloudの認定を取得しております。なお、「Safing」、「PRIME」ともに、多くの主要クラウドに対応するマルチクラウド型のサービスであることを特徴としています。 ※3:コントロールセンター当社グループのSCC N83(札幌コントロールセンター N83)、SCC N44(札幌コントロールセンター N44)及びTCC(北米トロントコントロールセンター)の3拠点は、24時間365日、デュアルマネジメントにて正社員の各種エンジニアが監視・障害対応・フルマネジメントを行なっております。また、高い耐久性とセキュリティを備える最先端のコントロールセンターです。北海道札幌市は、地震や台風などの自然災害リスクが低いと言われている立地環境である一方、カナダのトロントは、北米の主要な大都市の1つであり、スマートシティの戦略的拠点の観点からも多くのエンジニアが集積している都市です。各コントロールセンターは、相互にバックアップ拠点の機能を持ちつつ、国内外トリプル拠点で安定性の高い充実したサービス提供を可能としております。 (2) IoT向け各種サービスの内容当社グループは独自の基盤コア技術(ソフトウエア技術、ハードウエア技術、自動運転・操縦技術及びデータ制御技術)をベースに、全産業につながるIoTシステムやIoTデバイスを対象としたIoT向け各種サービスを提供しております。具体的には、当社IoTエンジン「NEQTO」により、開発済の組込みマイクロプロセッサ向けエンジンの提供から、ライフサイクルを通じたマシンの安全管理サービスの提供まで、包括的なIoTソリューションを提供するものです(「IoT-OEMライセンス」及び「IoTグローバルデータコントロール」)。 なお、主なIoT向け各種サービスの特徴を表記すると下記のとおりとなります。サービス特徴説明IoT-OEMライセンス・IoTエンジンのOEMライセンス及びAIダッシュボードのグローバル提供及びサブスクリプション管理・IoT基盤コア技術によるハードウエア組込みライセンスのサブスクリプション提供(OEMモデル)IoTグローバルデータコントロール・北米・欧州・アジア地域を対象にした多様なハードウエア・機器群へのIoTデータコントロール・バッテリー不要のEn-Ocean、Home IoT標準通信規格(Matter)へのオペレーション提供・建設機械分野における自動運転のライセンス提供およびIoTデータコントロール・IoT管理・オペレーション・JIG-SAW 北米のTCC(Toronto Control Center)でのデータコントロールサービス ※4:IoTエンジン「NEQTO」当社グループは、基盤技術を応用し、全産業につながるIoTシステムやIoTデバイスを対象としたデータコントロールサービスを提供しております。IoTエンジン「NEQTO」は、機器・機械等のエッジデバイスから通信経路、そしてクラウドまでIoTに必要な制御機能が統合パッケージ化され、小規模から本格的なIoTビジネスに対応した設備の予防保全、各種メーター監視及びモノや車両の位置管理など、多くの業界にまたがる様々なユースケースでの活用が可能です。さらに、あらゆるIoTプラットフォームサービスと接続できることから、顧客は様々なエッジデータや通信方式をシンプルに接続することが可能となり、IoTの全てのエッジ機器等を安全に接続・管理し、保有するIoTデータ分析を最大限に活用することができます。当社グループは、信号制御・通信制御技術をベースにし、モバイル通信、ソフトウエア・モジュール組込み分野において、キャリアグレードレベルの豊富な通信モジュール開発実績等、多彩な経験と技術を保有しており、IoTエンジン「NEQTO」の主要技術は、国内外で特許を取得しています(特許取得状況は「第1 企業の概況 2 沿革」を参照)。あらゆるソフトウエア・モジュールのデバイスへの組込みが可能であり、ハードウエアパートナーも引き続き増加しています。 (3)当社のコア技術を応用したプロジェクト①再生医療分野「NEW VISION」の内容当社グループは、コンピュータデータ通信の根源的な基幹技術である信号制御技術を高いレベルで保有し、現在、当社グループの保有する通信制御・信号制御技術を再生医療分野にも応用し、国立大学法人岩手大学 冨田浩史教授と共同で、光を失った方(中途失明された方)に光を取り戻すための取り組みとして「視覚再生プロジェクト」(NEW VISION)を実施しております(特許取得状況は「第1 企業の概況 2 沿革」を参照)。生物・細胞などのソフトウエアによる有機物制御技術を、今後他の取り組みにも展開することを目指しており、従来のシステムやマシンなどの「無機物」とのデータのやり取りに加え、人間の本来保有する能力を拡張するIoA(Abilities)・五感制御までを視野に捉えております。 ②自動運転・自動操縦分野の内容当社グループは、共同でロードローラにおける業界標準の自動運転・自動操縦ソフトウエアの開発(ASCS共同開発プロジェクト)を進めて参りました。i-Construction分野における盛土等の土木構造物に求められる品質(剛性・密度等)に大きく影響する締固め工程で用いられる締固め機械に関する自律制御並びにこれらの自動操縦等の機能を実用搭載する業界標準機開発などを目的に自動運転・自動操縦のプロジェクトを実施しております。2024年10月より「自動運転ローラ(ARMs)」の受注を開始しており、2025年においては複数の建設機器の自律的な施工技術の特許を取得いたしました。 ③生成AI分野の内容当社グループは、生成AI制御による各種機器・設備のリモート自動監視・自動制御・自動復旧などを行うIoTグローバルデータコントロールサービス(NEQTO.ai)の拡大のみならず、統合型生成AI自動制御プラットフォームによる社内におけるあらゆる業務の自動化による営業利益率の大幅向上を念頭に、事業の拡大及び生成AI開発を進めております。今後も、国内のみならず米国においてもIoTグローバルデータコントロールサービスの展開を加速させていく予定であり、壮大なIoT化と生成AI等によるインターネットインフラの制御(データコントロール)需要に向け、生成AI分野への投資を継続してまいります。 (4)SBI JIG-SAWモダナイゼーションズ株式会社との共同事業当社は、金融業界を中心としたデータコントロールサービス(監視・運用・制御)をグローバルに展開する目的で、SBIセキュリティ・ソリューションズ株式会社との合弁会社である、SBI JIG-SAWモダナイゼーションズ株式会社を設立しました。昨今、サイバー空間における安定的な運用の実現と、その運用を支えるためのセキュアな開発が、より高度に求められています。特に、その傾向は、金融に関する領域ではより顕著に表れています。そのような高度な需要に応えるべく、JIG-SAWの卓越した監視・運用・制御技術及びIoT技術、SBIセキュリティ・ソリューションズ株式会社の伝統的金融から先端的金融までの広範な知見とグローバルネットワークを活かし、グローバル市場を見据えた共同事業を行っております。 [事業系統図]以上に述べた事業の内容を事業系統図によって示すと、以下のとおりであります。なお、当社グループは、データコントロール事業の単一セグメントであるため、セグメント別の情報を省略しております。
FY2024|5,115 文字|出典 docID: S100VHMW
3 【事業の内容】当社グループは、世の中のインターネットサービスやインターネットとつながる全てのモノが快適かつ安定稼動させること、そして全てのモノを繋ぎ制御していくことを目的とし、保有する独自のコア技術の応用による自動検知&自動制御(A&A)をコアコンセプトとしたサービスを提供しております。創業時から培われてきたOS開発技術及び信号制御技術等の基盤コア技術の応用とビジネスデザインにより、来るべきデジタルユニバース時代の中心の1社に位置することをミッションとして事業を推進しております。なお、当社データコントロール事業は、主に「システムマネジメント」及び「IoT向け各種サービス」によって構成されており(下記(1)、(2)参照)、当社のコア技術のさらなる応用によるプロジェクトにも取り組んでおります(下記(3)参照)。 また、当社グループは、データコントロール事業の単一セグメントであるため、セグメント別の記載を省略しております。 (1) システムマネジメントの内容当社独自で開発したロボット型自動運用プラットフォーム「puzzle」をベースに、主に各種物理サーバ・クラウドサーバ・ハイブリッドサーバ、IoTデバイス及びネットワーク機器までを対象としたマネジメント(自動監視・運用等)を展開しており、「puzzle」導入・設定等に係る初期費用及びマネジメントサービスに係る月額費用(継続月額課金モデル)を主たる収益源とし、マネジメント開始の前段階にあたる顧客サーバ自動構築も行っております。当該サービスは、顧客ニーズに合わせた柔軟な対応が可能であると同時に、業務負荷の軽減及び運用コストの削減にも大きく寄与します。また、SCC N83、SCC N44及びTCCのトリプル拠点にて当該サービスを提供しており、コントロールセンター自体のセキュリティ対策及びBCP対応について万全の環境を構築しております。その環境下で当社グループ正社員の各種エンジニアがあらゆるシステムの安定稼働を24時間365日体制で支えております。 なお、主なシステムマネジメントサービスの特徴を表記すると、下記のとおりとなります。サービス特徴説明センシング (遠隔自動監視)独自システム「puzzle」をベースとした自動制御による監視を実施。監視アラート(障害)の自動制御をベースに、自動優先順位付け、自動作業指示及びアラートの原因を正確に把握し、事前対応策を自動的に指示・制御しております。自動制御・コントロール (一次対応)検知・受信データを起点とした自動優先順位付け及び自動作業指示及び手順に基づいた作業を実施いたします。手順書の自動作成サポートや必要に応じたフレキシブルな手順書の修正も行っております。フルマネジメント(二次対応)上記二項目に加えて二次対応を実施いたします。自動制御やあらかじめ決められた作業のみならず、作業実施が可能な対応は全て実施いたします。 ※1:ロボット型自動運用プラットフォーム「puzzle」「puzzle」は、インターネットにつながる全てのモノとコトを一つのコンソールで統合運用できる当社の独自のロボット型自動運用プラットフォームです。運用の現場において、できる限りの使いやすさや効率を重視して開発されたツールであり、全てのサーバ情報を統合管理(シングルコンソール)することが可能となっております。既存の商用ツールでは応えられない自動制御機能や顧客へのシステム可視化など、当社が数多くのマネジメントサービスの提供を通じて得たノウハウをベースとして、全てオリジナルで作り上げた自動マネジメントツールであり、「オリジナルだからこそできる」柔軟かつ有効な機能拡張を実施しております。 ※2:クラウドセキュリティサービスの「Safing」、クラウド包括支援サービスの「PRIME」重要な社会インフラの一つになったクラウド環境においては、様々なセキュリティリスクが存在しています。従来は、そのようなリスクに対して専門家や人海戦術で対応するケースが多かったのですが、当社サービス「Safing」は、常時セキュリティ監視・診断を自動で実施するSaaSモデルのセキュリティサービスであり、マルチクラウドに対応しております。また、各企業はクラウドの導入から安定稼働まで、各種対応や検討が必要となっております。当社サービス「JIG-SAW PRIME」は、クラウドを横断的に管理するサービスであり、クラウドの請求代行から導入支援、運用保守まで包括的に支援します。加えて、当社は、お客様のクラウド導入・運用期に総合的な価値を提供できるパートナーとして、AWSマネージドサービスプロバイダープログラム認定を取得しております。なお、「Safing」、「PRIME」ともに、多くの主要クラウドに対応するマルチクラウド型のサービスであることを特徴としています。 ※3:コントロールセンター当社グループのSCC N83(札幌コントロールセンター N83)、SCC N44(札幌コントロールセンター N44)及びTCC(北米トロントコントロールセンター)の3拠点は、24時間365日、デュアルマネジメントにて正社員の各種エンジニアが監視・障害対応・フルマネジメントを行なっております。また、高い耐久性とセキュリティを備える最先端のコントロールセンターです。北海道札幌市は、地震や台風などの自然災害リスクが低いと言われている立地環境である一方、カナダのトロントは、北米の主要な大都市の1つであり、スマートシティの戦略的拠点の観点からも多くのエンジニアが集積している都市です。各コントロールセンターは、相互にバックアップ拠点の機能を持ちつつ、国内外トリプル拠点で安定性の高い充実したサービス提供を可能としております。 (2) IoT向け各種サービスの内容当社グループは独自の基盤コア技術(ソフトウエア技術、ハードウエア技術、自動運転・操縦技術及びデータ制御技術)をベースに、全産業につながるIoTシステムやIoTデバイスを対象としたIoT向け各種サービスを提供しております。具体的には、当社IoTエンジン「NEQTO」により、開発済の組込みマイクロプロセッサ向けエンジンの提供から、ライフサイクルを通じたマシンの安全管理サービスの提供まで、包括的なIoTソリューションを提供するものです(「IoT-OEMライセンス」及び「IoTデータコントロール」)。 なお、主なIoT向け各種サービスの特徴を表記すると下記のとおりとなります。サービス特徴説明IoT-OEMライセンス組込みIoTエンジンのOEMライセンスのグローバル提供及びサブスクリプション管理するものであります。IoT基盤コア技術によるハードウエア組込みライセンスをOEMモデルでサブスクリプションにより提供しております。IoTデータコントロールエッジからクラウド間におけるEnd-to-End(通信・ネットワークの分野で、端末間を結ぶ経路全体)のIoTデータストリームにおける各所で自動課金するものであります。IoT-OEMライセンスマネージと同様、サブスクリプションモデルにより多彩な課金が可能です。 ※4:IoTエンジン「NEQTO」当社グループは、基盤技術を応用し、全産業につながるIoTシステムやIoTデバイスを対象としたデータコントロールサービスを提供しております。IoTエンジン「NEQTO」は、機器・機械等のエッジデバイスから通信経路、そしてクラウドまでIoTに必要な制御機能が統合パッケージ化され、小規模から本格的なIoTビジネスに対応した設備の予防保全、各種メーター監視及びモノや車両の位置管理など、多くの業界にまたがる様々なユースケースでの活用が可能です。さらに、あらゆるIoTプラットフォームサービスと接続できることから、顧客は様々なエッジデータや通信方式をシンプルに接続することが可能となり、IoTの全てのエッジ機器等を安全に接続・管理し、保有するIoTデータ分析を最大限に活用することができます。当社グループは、信号制御・通信制御技術をベースにし、モバイル通信、ソフトウエア・モジュール組込み分野において、キャリアグレードレベルの豊富な通信モジュール開発実績等、多彩な経験と技術を保有しており、IoTエンジン「NEQTO」の主要技術は、国内外で特許を取得しています(特許取得状況は「第1 企業の概況 2 沿革」を参照)。あらゆるソフトウエア・モジュールのデバイスへの組込みが可能であり、ハードウエアパートナーも引き続き増加しています。 (3)当社のコア技術を応用したプロジェクト①再生医療分野「NEW VISION」の内容当社グループは、コンピュータデータ通信の根源的な基幹技術である信号制御技術を高いレベルで保有し、現在、当社グループの保有する通信制御・信号制御技術を再生医療分野にも応用し、国立大学法人岩手大学 冨田浩史教授と共同で、光を失った方(中途失明された方)に光を取り戻すための取り組みとして「視覚再生プロジェクト」(NEW VISION)を実施しております(特許取得状況は「第1 企業の概況 2 沿革」を参照)。生物・細胞などのソフトウエアによる有機物制御技術を、今後他の取り組みにも展開することを目指しており、従来のシステムやマシンなどの「無機物」とのデータのやり取りに加え、人間の本来保有する能力を拡張するIoA(Abilities)・五感制御までを視野に捉えております。 ②自動運転・自動操縦分野の内容当社グループは、共同でロードローラーにおける業界標準の自動運転・自動操縦ソフトウエアの開発(ASCS共同開発プロジェクト)を進めて参りました。i-Construction分野における盛土等の土木構造物に求められる品質(剛性・密度等)に大きく影響する締固め工程で用いられる締固め機械に関する自律制御並びにこれらの自動操縦等の機能を実用搭載する業界標準機開発などを目的に自動運転・自動操縦のプロジェクトを実施しております。独自開発する自律走行・操縦ソフトウエアを連携稼働させるもので、研究開発及びテスト等のプロセスを経て、実地での検証や本格的な実証実験等を実施しております。CSPI-EXPO(第6回建設・測量生産性向上展)におきましては、「自動運転ローラ(ARMs)」の受注開始を正式に発表しております。引き続き自動運転ローラ(ARMs)の完成度を高める研究・開発を進め、業界標準機の実現に向けて取り組んでまいります。 ③生成AI分野の内容当社グループは、生成AI制御による各種機器・設備のリモート自動監視・自動制御・自動復旧などを行うIoTデータAIコントロールサービス(neqto.ai)の拡大を進めるとともに、社内におけるあらゆる業務の自動化による収益効率の大幅向上を念頭に、業界においていち早く生成AIの専門部隊を組織し、事業の拡大及び生成AI開発を進めております。今後も、国内のみならず米国においてもIoTデータAIコントロールサービスの展開を加速させていく予定であり、壮大なIoT化と生成AI等によるインターネットインフラの制御(データコントロール)需要に向け、生成AI分野への投資を継続してまいります。 (4)SBI JIG-SAWモダナイゼーションズ株式会社の設立当社は、金融業界を中心としたデータコントロールサービス(監視・運用・制御)をグローバルに展開する目的で、SBIセキュリティ・ソリューションズ株式会社との合弁会社である、SBI JIG-SAWモダナイゼーションズ株式会社を設立しました。昨今、サイバー空間における安定的な運用の実現と、その運用を支えるためのセキュアな開発が、より高度に求められています。特に、その傾向は、金融に関する領域ではより顕著に表れています。そのような高度な需要に応えるべく、JIG-SAWの卓越した監視・運用・制御技術及びIoT技術、SBIセキュリティ・ソリューションズ株式会社の伝統的金融から先端的金融までの広範な知見とグローバルネットワークを活かし、グローバル市場を見据えた共同事業を行っております。 [事業系統図]以上に述べた事業の内容を事業系統図によって示すと、以下のとおりであります。なお、当社グループは、データコントロール事業の単一セグメントであるため、セグメント別の情報を省略しております。
FY2023|4,442 文字|出典 docID: S100T5KX
3 【事業の内容】当社グループは、世の中のインターネットサービスやインターネットとつながる全てのモノが快適かつ安定稼動させること、そして全てのモノを繋ぎ制御していくことを目的とし、保有する独自のコア技術の応用による自動検知&自動制御(A&A)をコアコンセプトとしたサービスを提供しております。創業時から培われてきたOS開発技術及び信号制御技術等の基盤コア技術の応用とビジネスデザインにより、来るべきデジタルユニバース時代の中心の1社に位置することをミッションとして事業を推進しております。なお、当社データコントロール事業は、主に「システムマネジメント」及び「IoT向け各種サービス」によって構成されており(下記(1)、(2)参照)、当社のコア技術のさらなる応用によるプロジェクトにも取り組んでおります(下記(3)参照)。 また、当社グループは、データコントロール事業の単一セグメントであるため、セグメント別の記載を省略しております。 (1) システムマネジメントの内容当社独自で開発したロボット型自動運用プラットフォーム「puzzle」をベースに、主に各種物理サーバ・クラウドサーバ・ハイブリッドサーバ、IoTデバイス及びネットワーク機器までを対象としたマネジメント(自動監視・運用等)を展開しており、「puzzle」導入・設定等に係る初期費用及びマネジメントサービスに係る月額費用(継続月額課金モデル)を主たる収益源とし、マネジメント開始の前段階にあたる顧客サーバ自動構築も行っております。当該サービスは、顧客ニーズに合わせた柔軟な対応が可能であると同時に、業務負荷の軽減及び運用コストの削減にも大きく寄与します。また、SCC N83、SCC N44及びTCCのトリプル拠点にて当該サービスを提供しており、コントロールセンター自体のセキュリティ対策及びBCP対応について万全の環境を構築しております。その環境下で当社グループ正社員の各種エンジニアがあらゆるシステムの安定稼働を24時間365日体制で支えております。 なお、主なシステムマネジメントサービスの特徴を表記すると、下記のとおりとなります。サービス特徴説明センシング (遠隔自動監視)独自システム「puzzle」をベースとした自動制御による監視を実施。監視アラート(障害)の自動制御をベースに、自動優先順位付け、自動作業指示及びアラートの原因を正確に把握し、事前対応策を自動的に指示・制御しております。自動制御・コントロール (一次対応)検知・受信データを起点とした自動優先順位付け及び自動作業指示及び手順に基づいた作業を実施いたします。手順書の自動作成サポートや必要に応じたフレキシブルな手順書の修正も行っております。フルマネジメント(二次対応)上記二項目に加えて二次対応を実施いたします。自動制御やあらかじめ決められた作業のみならず、作業実施が可能な対応は全て実施いたします。 ※1:ロボット型自動運用プラットフォーム「puzzle」「puzzle」は、インターネットにつながる全てのモノとコトを一つのコンソールで統合運用できる当社の独自のロボット型自動運用プラットフォームです。運用の現場において、できる限りの使いやすさや効率を重視して開発されたツールであり、全てのサーバ情報を統合管理(シングルコンソール)することが可能となっております。既存の商用ツールでは応えられない自動制御機能や顧客へのシステム可視化など、当社が数多くのマネジメントサービスの提供を通じて得たノウハウをベースとして、すべてオリジナルで作り上げた自動マネジメントツールであり、「オリジナルだからこそできる」柔軟かつ有効な機能拡張を実施しております。 ※2:クラウドセキュリティサービスの「Safing」、クラウド包括支援サービスの「PRIME」重要な社会インフラの一つになったクラウド環境においては、様々なセキュリティリスクが存在しています。従来は、そのようなリスクに対して専門家や人海戦術で対応するケースが多かったのですが、当社サービス「Safing」は、常時セキュリティ監視・診断を自動で実施するSaaSモデルのセキュリティサービスであり、マルチクラウドに対応しております。また、各企業はクラウドの導入から安定稼働まで、各種対応や検討が必要となっております。当社サービス「JIG-SAW PRIME」は、クラウドを横断的に管理するサービスであり、クラウドの請求代行から導入支援、運用保守まで包括的に支援します。加えて、当社は、お客様のクラウド導入・運用期に総合的な価値を提供できるパートナーとして、AWSマネージドサービスプロバイダープラグラム認定を取得しております。なお、「Safing」、「PRIME」ともに、多くの主要クラウドに対応するマルチクラウド型のサービスであることを特徴としています。 ※3:コントロールセンター当社グループのSCC N83(札幌コントロールセンター N83)、SCC N44(札幌コントロールセンター N44)及びTCC(北米トロントコントロールセンター)の3拠点は、24時間365日、デュアルマネジメントにて正社員の各種エンジニアが監視・障害対応・フルマネジメントを行なっております。また、高い耐久性とセキュリティを備える最先端のコントロールセンターです。北海道札幌市は、地震や台風などの自然災害リスクが低いと言われている立地環境である一方、カナダのトロントは、北米の主要な大都市の1つであり、スマートシティの戦略的拠点の観点からも多くのエンジニアが集積している都市です。各コントロールセンターは、相互にバックアップ拠点の機能を持ちつつ、国内外トリプル拠点で安定性の高い充実したサービス提供を可能としております。 (2) IoT向け各種サービスの内容当社グループは独自の基盤コア技術(ソフトウエア技術、ハードウエア技術、自動運転・操縦技術及びデータ制御技術)をベースに、全産業につながるIoTシステムやIoTデバイスを対象としたIoT向け各種サービスを提供しております。具体的には、当社IoTエンジン「NEQTO」により、開発済の組込みマイクロプロセッサ向けエンジンの提供から、ライフサイクルを通じたマシンの安全管理サービスの提供まで、包括的なIoTソリューションを提供するものです(「IoT-OEMライセンス」及び「IoTデータコントロール」)。 なお、主なIoT向け各種サービスの特徴を表記すると下記のとおりとなります。サービス特徴説明IoT-OEMライセンス組込みIoTエンジンのOEMライセンスのグローバル提供及びサブスクリプション管理するものであります。IoT基盤コア技術によるハードウエア組込みライセンスをOEMモデルでサブスクリプションにより提供しております。IoTデータコントロールエッジからクラウド間におけるEnd-to-End(通信・ネットワークの分野で、端末間を結ぶ経路全体)のIoTデータストリームにおける各所で自動課金するものであります。IoT-OEMライセンスマネージと同様、サブスクリプションモデルにより多彩な課金が可能です。 ※4:IoTエンジン「NEQTO」当社グループは、基盤技術を応用し、全産業につながるIoTシステムやIoTデバイスを対象としたデータコントロールサービスを提供しております。IoTエンジン「NEQTO」は、機器・機械等のエッジデバイスから通信経路、そしてクラウドまでIoTに必要な制御機能が統合パッケージ化され、小規模から本格的なIoTビジネスに対応した設備の予防保全、各種メーター監視及びモノや車両の位置管理など、多くの業界にまたがる様々なユースケースでの活用が可能です。さらに、あらゆるIoTプラットフォームサービスと接続できることから、顧客は様々なエッジデータや通信方式をシンプルに接続することが可能となり、IoTの全てのエッジ機器等を安全に接続・管理し、保有するIoTデータ分析を最大限に活用することができます。当社グループは、信号制御・通信制御技術をベースにし、モバイル通信、ソフトウエア・モジュール組込み分野において、キャリアグレードレベルの豊富な通信モジュール開発実績等、多彩な経験と技術を保有しており、IoTエンジン「NEQTO」の主要技術は、国内外で特許を取得しています(特許取得状況は「第1 企業の概況 2 沿革」を参照)。あらゆるソフトウエア・モジュールのデバイスへの組込みが可能であり、ハードウエアパートナーも引き続き増加しています。 (3)当社のコア技術を応用したプロジェクト①再生医療分野「NEW-VISION」の内容当社グループは、コンピュータデータ通信の根源的な基幹技術である信号制御技術を高いレベルで保有し、現在、当社グループの保有する通信制御・信号制御技術を再生医療分野にも応用し、国立大学法人岩手大学 冨田浩史教授と共同で、光を失った方(中途失明された方)に光を取り戻すための取り組みとして「視覚再生プロジェクト」(NEW-VISION)を実施しております(特許取得状況は「第1 企業の概況 2 沿革」を参照)。生物・細胞などのソフトウエアによる有機物制御技術を、今後他の取り組みにも展開することを目指しており、従来のシステムやマシンなどの「無機物」とのデータのやり取りに加え、人間の本来保有する能力を拡張するIoA(Abilities)・五感制御までを視野に捉えております。 ②自動運転・自動操縦分野の内容当社グループは、共同でロードローラーにおける業界標準の自動運転・自動操縦ソフトウエアの開発(ASCS共同開発プロジェクト)を進めて参りました。i-Construction分野における盛土等の土木構造物に求められる品質(剛性・密度等)に大きく影響する締固め工程で用いられる締固め機械に関する自律制御並びにこれらの自動操縦等の機能を実用搭載する業界標準機開発などを目的に自動運転・自動操縦のプロジェクトを実施しております。独自開発する自律走行・操縦ソフトウエアを連携稼働させるもので、研究開発及びテスト等のプロセスを経て、実地での検証や本格的な実証実験等を実施しております。本プロジェクトは、引き続き各建設会社やエンドユーザとの提携に加え、プロジェクトへの参画等を通じた機能拡張や特許化・製品化・商用化に向けた取り組みを強化するとともに、ロードローラー以外の建機との連携も視野にプロジェクトを推進しております。 [事業系統図]以上に述べた事業の内容を事業系統図によって示すと、以下のとおりであります。なお、当社グループは、データコントロール事業の単一セグメントであるため、セグメント別の情報を省略しております。
FY2022|4,416 文字|出典 docID: S100QI14
3 【事業の内容】当社グループは、世の中のインターネットサービスやインターネットとつながる全てのモノが快適かつ安定稼動させること、そして全てのモノを繋ぎ制御していくことを目的とし、保有する独自のコア技術の応用による自動検知&自動制御(A&A)をコアコンセプトとしたサービスを提供しております。創業時から培われてきたOS開発技術及び信号制御技術等の基盤コア技術の応用とビジネスデザインにより、全世界におけるインターネット・IoTの根元で中核を担うことをミッションに事業を推進しております。なお、当社データコントロール事業は主に「システムマネジメント」及び「IoT向け各種サービス」によって構成されており(下記(1)、(2)参照)、当社のコア技術のさらなる応用によるプロジェクトにも取り組んでおります(下記(3)参照)。 また、当社グループはデータコントロール事業の単一セグメントであるため、セグメント別の記載を省略しております。 (1) システムマネジメントの内容当社独自で開発したロボット型自動運用プラットフォーム「puzzle」をベースに、主に各種物理サーバ・クラウドサーバ・ハイブリッドサーバ、IoTデバイス及びネットワーク機器までを対象としたマネジメント(自動監視・運用等)を展開しており、「puzzle」導入・設定等に係る初期費用及びマネジメントサービスに係る月額費用を主たる収益源とし、マネジメント開始の前段階にあたる顧客サーバ自動構築も行っております。当該サービスは、顧客ニーズに合わせた柔軟な対応が可能であると同時に、業務負荷の軽減及び運用コストの削減にも大きく寄与します。また、SCC N83、SCC N44及びTCCのトリプル拠点にて、当該サービスを提供しており、当社グループ正社員の各種エンジニアがあらゆるシステムの安定稼働を24時間365日体制で支えております。 なお、主なシステムマネジメントサービスの特徴を表記すると下記のとおりとなります。サービス特徴説明センシング (遠隔自動監視)独自システム「puzzle」をベースとした自動制御による監視を実施。監視アラート(障害)の自動制御をベースに、自動優先順位付け、自動作業指示及びアラートの原因を正確に把握し、事前対応策を自動的に指示・制御しております。自動制御・コントロール (一次対応)検知・受信データを起点とした自動優先順位付け及び自動作業指示及び手順に基づいた作業を実施いたします。手順書の自動作成サポートや必要に応じたフレキシブルな手順書の修正も行っております。フルマネジメント(二次対応)上記二項目に加えて二次対応を実施いたします。自動制御やあらかじめ決められた作業のみならず、作業実施が可能な対応は全て実施いたします。 ※1:ロボット型自動運用プラットフォーム「puzzle」「puzzle」はインターネットにつながる全てのモノとコトを一つのコンソールで統合運用できる当社の独自のロボット型自動運用プラットフォームです。運用の現場において、できる限りの使いやすさや効率を重んじて開発されたツールであり、全てのサーバ情報を統合管理(シングルコンソール)することが可能となっております。既存の商用ツールでは応えられない自動制御機能や顧客へのシステム可視化など、当社が数多くのマネジメントサービスの提供を通じて得たノウハウをベースとして、すべてオリジナルで作り上げた自動マネジメントツールであり、「オリジナルだからこそできる」柔軟かつ有効な機能拡張を実施しております。 ※2:クラウドセキュリティサービスの「Safing」、クラウド包括支援サービスの「PRIME」重要な社会インフラの一つになったクラウド環境においては、様々なセキュリティリスクが存在しています。従来は、そのようなリスクに対して専門家や人海戦術で対応するケースが多かったのですが、当社サービス「Safing」は従来からのアナログ対応ではなく、自動的にリスクを判別し対応通知するというセキュリティサービスです。また、各企業はクラウドの導入から安定稼働まで、各種対応や検討が必要となっております。当社サービス「JIG-SAW PRIME」はクラウドを横断的に管理するサービスであり、クラウドの請求代行から導入支援、運用保守まで包括的に支援します。なお、「Safing」、「PRIME」ともに多くの主要クラウドに対応するマルチクラウド型のサービスであることを特徴としています。 ※3:コントロールセンター当社のSCC N83(札幌コントロールセンター N83)、SCC N44(札幌コントロールセンター N44)及びTCC(北米トロントコントロールセンター)の3拠点は、24時間365日、デュアルマネジメントにて正社員の各種エンジニアが監視・障害対応・フルマネジメントを行なっております。また、高い耐久性とセキュリティを備える最先端のコントロールセンターです。北海道札幌市は、地震や台風などの自然災害リスクが低いと言われている立地環境である一方、カナダのトロントは、北米の主要な大都市の1つであり、スマートシティの戦略的拠点の観点からも多くのエンジニアが集積している都市です。各コントロールセンターは相互にバックアップ拠点の機能を持ちつつ、国内外トリプル拠点で安定性の高い充実したサービス提供を可能としております。 (2) IoT向け各種サービスの内容当社グループは独自の基盤コア技術(ソフトウエア技術、ハードウエア技術、自動運転・操縦技術、データ制御技術)をベースに、全産業につながるIoTシステムやIoTデバイスを対象としたIoT向け各種サービスを提供しております。具体的には当社IoTエンジン「NEQTO」により、開発済の組み込みマイクロプロセッサ向けエンジンの提供から、ライフサイクルを通じたマシンの安全管理サービスの提供まで、包括的なIoTソリューションを提供するものです(「IoT-OEMライセンス」及び「IoTデータコントロール」)。 なお、主なIoT向け各種サービスの特徴を表記すると下記のとおりとなります。サービス特徴説明IoT-OEMライセンス組み込みIoTエンジンのOEMライセンスのグローバル提供及びサブスクリプション管理するものであります。IoT基盤コア技術によるハードウエア組み込みライセンスをOEMモデルでサブスクリプションにより提供しております。IoTデータコントロールエッジからクラウド間におけるEnd-to-End(通信・ネットワークの分野で、端末間を結ぶ経路全体)のIoTデータストリームにおける各所で自動課金するものであります。IoT-OEMライセンスマネージと同様、サブスクリプションモデルにより多彩な課金が可能です。 ※4:IoTエンジン「NEQTO」当社は基盤技術を応用し、全産業につながるIoTシステムやIoTデバイスを対象としたデータコントロールサービスを提供してまいります。IoTエンジン「NEQTO」は、日本及び台湾で特許を取得し、機器・機械等のエッジデバイスから通信経路、そしてクラウドまでIoTに必要な制御機能が統合パッケージ化され、小規模から本格的なIoTビジネスに対応した設備の予防保全、各種メーター監視、モノや車両の位置管理など、多くの業界にまたがる様々なユースケースでの活用が可能です。さらに、あらゆるIoTプラットフォームサービスとの接続を可能としており、顧客は様々なエッジデータや通信方式をシンプルに接続することが可能となり、IoTの全てのエッジ機器等を安全に接続・管理し、保有するIoTデータ分析を最大限に活用することができます。なお、米国子会社の設立を契機に、北米地域イベントを中心とした大規模なプロモーション及び、米国本土でのIoT基盤設置による米国顧客へのサービス価値向上を進めるなど、グローバル規模での事業展開も進めております。当社グループは、信号制御・通信制御技術をベースにし、モバイル通信、ソフトウエア・モジュール組込み分野において、キャリアグレードレベルの豊富な通信モジュール開発実績等、多彩な経験と技術を保有しており、IoTエンジン「NEQTO」の一部主要技術は国内外で特許を取得しています。あらゆるソフトウエア・モジュールのデバイスへの組込みが可能であり、革新的な軽量モジュールやエッジアルゴリズム開発能力を有しております。 (3)当社のコア技術を応用したプロジェクト①再生医療分野「NEW-VISION」の内容当社グループはコンピュータデータ通信の根源的な基幹技術である信号制御技術を高いレベルで保有し、現在、当社グループの保有する通信制御・信号制御技術を再生医療分野にも応用し、国立大学法人岩手大学 冨田浩史教授と共同で、光を失った方(中途失明された方)に光を取り戻すための取り組みとして視覚再生プロジェクトを実施しております。失明した方の視覚を回復することを目指している色信号制御アルゴリズムによるプリズムグラス(頭部装着型映像提示装置)は、米国・日本での特許取得に続き、欧州5か国や中国及び台湾においても特許登録が完了いたしました。さらに当社グループは、生物・細胞などのソフトウエアによる有機物制御技術を、今後他の取り組みにも展開することを目指しており、従来のシステムやマシンなどの「無機物」とのデータのやり取りに加え、人間の本来保有する能力を拡張するIoA(Abilities)・五感制御までを視野に捉えております。 ②自動運転・自動操縦分野の内容当社グループは共同でロードローラーにおける業界標準の自動運転・自動操縦ソフトウエアの開発を進めて参りました。i-Construction分野における盛土等の土木構造物に求められる品質(剛性・密度等)に大きく影響する締固め工程で用いられる締固め機械に関する自律制御並びにこれらの自動操縦等の機能を実用搭載する業界標準機開発などを目的に自動運転・自動操縦のプロジェクトを実施しております。独自開発する自律走行・操縦ソフトウエアを連携稼働させるもので、研究開発及びテスト等のプロセスを経て、実地での検証や本格的な実証実験等を実施しております。本プロジェクトは引き続き各建設会社やエンドユーザとの提携に加え、プロジェクトの参画等を通じた機能拡張や製品化・商用化に向けた取り組みを強化するとともに、他建機との連携も視野にプロジェクトを推進してまいります。 [事業系統図]以上に述べた事業の内容を事業系統図によって示すと以下のとおりであります。なお、当社グループは、データコントロール事業の単一セグメントであるため、セグメント別の情報を省略しております。
FY2021|3,915 文字|出典 docID: S100NSSV
3 【事業の内容】当社グループは、世の中のインターネットサービスやインターネットとつながる全てのモノが快適かつ安定稼動するため、また全てのモノを繋ぎ制御していくため、保有する独自のコア技術の応用により、自動検知&自動制御(A&A)をコアコンセプトとしたサービスを提供しております。創業時から培われていたOS開発技術及び信号制御技術等の基盤コア技術の応用とビジネスデザインにより、全世界におけるIoTの根元で中核を担うことをミッションに事業を推進しております。なお、当社データコントロール事業は主に「システムマネジメント」及び「IoT向け各種サービス」によって構成されており(下記(1)、(2)参照)、当社のコア技術のさらなる応用によるプロジェクトにも取り組んでおります(下記(3)参照)。 また、当社グループはデータコントロール事業の単一セグメントであるため、セグメント別の記載を省略しております。 (1) システムマネジメントの内容当社独自で開発したロボット型自動運用プラットフォーム「puzzle」をベースに、主に各種物理サーバ・クラウドサーバ・ハイブリッドサーバ、IoTデバイス及びネットワーク機器までを対象としたマネジメント(自動監視・運用等)を展開しており、「puzzle」導入・設定等に係る初期費用及びマネジメントサービスに係る月額費用を主たる収益源とし、マネジメント開始の前段階にあたる顧客サーバ自動構築も行っております。当該サービスは、顧客ニーズに合わせた柔軟な対応が可能であると同時に、業務負荷の軽減及び運用コストの削減にも大きく寄与します。また、SCC N83、SCC N44及びTCCのトリプル拠点にて、当該サービスを提供しており、当社グループ正社員の各種エンジニアがあらゆるシステムの安定稼働を24時間365日体制で支えております。 なお、主なシステムマネジメントサービスの特徴を表記すると下記のとおりとなります。サービス特徴説明センシング (遠隔自動監視)「puzzle」をベースとした自動制御による監視を実施。監視アラート(障害)の自動制御をベースに、自動優先順位付け、自動作業指示及びアラートの原因を正確に把握し、事前対応策を自動的に指示・制御しております。自動制御・コントロール (一次対応)検知・受信データを起点とした自動優先順位付け及び自動作業指示及び手順に基づいた作業を実施いたします。手順書の自動作成サポートや必要に応じたフレキシブルな手順書の修正も行っております。フルマネジメント(二次対応)上記二項目に加えて二次対応を実施いたします。自動制御やあらかじめ決められた作業のみならず、作業実施が可能な対応は全て実施いたします。 ※1:ロボット型自動運用プラットフォーム「puzzle」「puzzle」はインターネットにつながる全てのモノとコトを一つのコンソールで統合運用できるロボット型自動運用プラットフォームです。運用の現場において、できる限りの使いやすさや効率を重んじて開発されたツールであり、全てのサーバ情報を統合管理(シングルコンソール)することが可能となっております。既存の商用ツールでは応えられない自動制御機能や顧客へのシステム可視化など、当社が数多くのマネジメントサービスの提供を通じて得たノウハウをベースとして、すべてオリジナルで作り上げた自動マネジメントツールであり、「オリジナルだからこそできる」柔軟かつ有効な機能拡張を実施しております。 ※2:コントロールセンター当社のSCC N83(札幌コントロールセンター N83)、SCC N44(札幌コントロールセンター N44)及びTCC(北米トロントコントロールセンター)の3拠点は、24時間365日、デュアルマネジメントにて正社員の各種エンジニアが監視・障害対応・フルマネジメントを行なっております。また、高い耐久性とセキュリティを備える最先端のコントロールセンターです。北海道札幌市は、地震や台風などの自然災害リスクが低いと言われている立地環境である一方、カナダのトロントは、北米全体でも6番目の大都市の1つであり、スマートシティの戦略的拠点の観点からも多くのエンジニアが集積している都市です。各コントロールセンターは相互にバックアップ拠点の機能を持ちつつ、国内外トリプル拠点で安定性の高い充実したサービス提供を可能としております。 (2) IoT向け各種サービスの内容当社グループは独自の基盤コア技術(ソフトウエア技術、ハードウエア技術、自動運転・操縦技術、データ制御技術)をベースに、全産業につながるIoTシステムやIoTデバイスを対象としたIoT向け各種サービスを提供しております。具体的には当社IoTエンジン「NEQTO」により、開発済の組み込みマイクロプロセッサ向けエンジンの提供から、ライフサイクルを通じたマシンの安全管理サービスの提供まで、包括的なIoTソリューションを提供するものです(「IoT-OEMライセンス」及び「IoTデータコントロール」)。 なお、主なIoT向け各種サービスの特徴を表記すると下記のとおりとなります。サービス特徴説明IoT-OEMライセンス組み込みIoTエンジンのOEMライセンスのグローバル提供及びサブスクリプション管理するものであります。IoT基盤コア技術によるハードウエア組み込みライセンスをOEMモデルでサブスクリプションにより提供しております。IoTデータコントロールエッジからクラウド間におけるEnd-to-End(通信・ネットワークの分野で、端末間を結ぶ経路全体)のIoTデータストリームにおける各所で自動課金するものであります。IoT-OEMライセンスマネージと同様、サブスクリプションモデルにより多彩な課金が可能です。 ※3:IoTエンジン「NEQTO」当社は基盤技術を応用し、全産業につながるIoTシステムやIoTデバイスを対象としたデータコントロールサービスを提供してまいります。IoTエンジン「NEQTO」は、機器・機械等のエッジデバイスから通信経路、そしてクラウドまでIoTに必要な制御機能が統合パッケージ化され、小規模から本格的なIoTビジネスに対応した設備の予防保全、各種メーター監視、モノや車両の位置管理など、多くの業界にまたがる様々なユースケースでの活用が可能です。さらに、あらゆるIoTプラットフォームサービスとの接続を可能としており、顧客は様々なエッジデータや通信方式をシンプルに接続することが可能となり、IoTの全てのエッジ機器等を安全に接続・管理し、保有するIoTデータ分析を最大限に活用することができます。なお、米国子会社の設立を契機に、北米地域イベントを中心とした大規模なプロモーション及び、米国本土でのIoT基盤設置による米国顧客へのサービス価値向上を進めるなど、グローバル規模での事業展開も進めております。当社グループは、信号制御・通信制御技術をベースにし、モバイル通信、ソフトウエア・モジュール組込み分野において、キャリアグレードレベルの豊富な通信モジュール開発実績等、多彩な経験と技術を保有しております。あらゆるソフトウエア・モジュールのデバイスへの組込みが可能であり、革新的な軽量モジュールやエッジアルゴリズム開発能力を有しております。 (3)当社のコア技術を応用したプロジェクト①再生医療分野「NEW-VISION」の内容当社グループはコンピュータデータ通信の根源的な基幹技術である信号制御技術を高いレベルで保有し、現在、当社グループの保有する通信制御・信号制御技術を再生医療分野にも応用し、国立大学法人岩手大学 冨田浩史教授と共同で、光を失った方(中途失明された方)に光を取り戻すための取組みとして視覚再生プロジェクトを実施しております。失明した方の視覚を回復することを目指している色信号制御アルゴリズムによるプリズムグラス(頭部装着型映像提示装置)は、米国・日本での特許取得に続き、EUにおいても特許査定を受領いたしました。さらに当社グループは、生物・細胞などのソフトウエアによる有機物制御技術を、今後他の取り組みにも展開することを目指しており、従来のシステムやマシンなどの「無機物」とのデータのやり取りに加え、人間の本来保有する能力を拡張するIoA(Abilities)・五感制御までを視野に捉えております。 ②自動運転・自動操縦分野の内容さらに当社グループは共同でロードローラーにおける業界標準の自動運転・自動操縦ソフトウエアの開発を進めて参りました。i-Construction分野における盛土等の土木構造物に求められる品質(剛性・密度等)に大きく影響する締固め工程で用いられる締固め機械に関する自律制御並びにこれらの自動操縦等の機能を実用搭載する業界標準機開発などを目的に自動運転・自動操縦のプロジェクトを実施しております。独自開発する自律走行・操縦ソフトウエアを連携稼働させるもので、研究開発及びテスト等のプロセスを経て、実地での検証や本格的な実証実験等を実施しております。本プロジェクトは引き続き各建設会社との提携やプロジェクトの参画等を通じ機能拡張や製品化・商用化に向けた取り組みを強化してまいります。 [事業系統図]以上に述べた事業の内容を事業系統図によって示すと以下のとおりであります。なお、当社グループは、データコントロール事業の単一セグメントであるため、セグメント別の情報を省略しております。
FY2020|3,876 文字|出典 docID: S100L1K9
3 【事業の内容】当社グループは、世の中のインターネットサービスやインターネットとつながる全てのモノが快適かつ安定稼動するため、また全てのモノを繋ぎ制御していくため、保有する独自のコア技術の応用により、自動検知&自動制御(A&A)をコアコンセプトとしたサービスを提供しております。創業時から培われていたOS開発技術及び信号制御技術等の基盤コア技術の応用とビジネスデザインにより、全世界におけるIoTの根元で中核を担うことをミッションに事業を推進しております。なお、当社データコントロール事業は主に「システムマネジメント」及び「IoT向け各種サービス」によって構成されており(下記(1)、(2)参照)、当社のコア技術のさらなる応用によるプロジェクトにも取り組んでおります(下記(3)参照)。 また、当社グループはデータコントロール事業の単一セグメントであるため、セグメント別の記載を省略しております。 (1) システムマネジメントの内容当社独自で開発したロボット型自動運用プラットフォーム「puzzle」をベースに、主に各種物理サーバ・クラウドサーバ・ハイブリッドサーバ、IoTデバイス及びネットワーク機器までを対象としたマネジメント(自動監視・運用等)を展開しており、「puzzle」導入・設定等に係る初期費用及びマネジメントサービスに係る月額費用を主たる収益源とし、マネジメント開始の前段階にあたる顧客サーバ自動構築も行っております。当該サービスは、顧客ニーズに合わせた柔軟な対応が可能であると同時に、業務負荷の軽減及び運用コストの削減にも大きく寄与します。また、SCC(札幌コントロールセンター)及びTCC(北米トロントコントロールセンター)の2拠点にて、当該サービスを提供しており、当社グループ正社員の各種エンジニアがあらゆるシステムの安定稼働を24時間365日体制で支えております。 なお、主なシステムマネジメントサービスの特徴を表記すると下記のとおりとなります。サービス特徴説明センシング (遠隔自動監視)「puzzle」をベースとした自動制御による監視を実施。監視アラート(障害)の自動制御をベースに、自動優先順位付け、自動作業指示及びアラートの原因を正確に把握し、事前対応策を自動的に指示・制御しております。自動制御・コントロール (一次対応)検知・受信データを起点とした自動優先順位付け及び自動作業指示及び手順に基づいた作業を実施いたします。手順書の自動作成サポートや必要に応じたフレキシブルな手順書の修正も行っております。フルマネジメント(二次対応)上記二項目に加えて二次対応を実施いたします。自動制御やあらかじめ決められた作業のみならず、作業実施が可能な対応は全て実施いたします。 ※1:ロボット型自動運用プラットフォーム「puzzle」「puzzle」はインターネットにつながる全てのモノとコトを一つのコンソールで統合運用できるロボット型自動運用プラットフォームです。運用の現場において、できる限りの使いやすさや効率を重んじて開発されたツールであり、全てのサーバ情報を統合管理(シングルコンソール)することが可能となっております。既存の商用ツールでは応えられない自動制御機能や顧客へのシステム可視化など、当社が数多くのマネジメントサービスの提供を通じて得たノウハウをベースとして、すべてオリジナルで作り上げた自動マネジメントツールであり、「オリジナルだからこそできる」柔軟かつ有効な機能拡張を実施しております。 ※2:コントロールセンター当社のSCC(札幌コントロールセンター)及びTCC(北米トロントコントロールセンター)の2拠点は、24時間365日、デュアルマネジメントにて正社員の各種エンジニアが監視・障害対応・フルマネジメントを行なっております。また、高い耐久性とセキュリティを備える最先端のコントロールセンターです。北海道札幌市は、地震や台風などの自然災害リスクが低いと言われている立地環境である一方、カナダのトロントは、北米全体でも6番目の大都市の1つであり、スマートシティの戦略的拠点の観点からも多くのエンジニアが集積している都市です。SCCとTCCが相互にバックアップ拠点の機能を持ちつつ、日本国内だけではなく、海外からも安定性の高い充実したサービス提供を可能としております。 (2) IoT向け各種サービスの内容当社グループは独自の基盤コア技術(ソフトウエア基盤技術、ハードウエア基盤技術、データ制御基盤技術、全自動制御技術)をベースに、全産業につながるIoTシステムやIoTデバイスを対象としたIoT向け各種サービスを提供しております。具体的には当社IoTエンジン「NEQTO」により、開発済の組み込みマイクロプロセッサ向けエンジンの提供から、ライフサイクルを通じたマシンの安全管理サービスの提供まで、包括的なIoTソリューションを提供するものです(「IoT-OEMライセンスマネージ」及び「IoTデータコントロール」)。 なお、主なIoT向け各種サービスの特徴を表記すると下記のとおりとなります。サービス特徴説明IoT-OEMライセンスマネージ組み込みIoTエンジンのOEMライセンスのグローバル提供及びサブスクリプション管理するものであります。IoT基盤コア技術によるハードウエア組み込みライセンスをOEMモデルでサブスクリプションにより提供しております。IoTデータコントロールエッジからクラウド間におけるEnd-to-End(通信・ネットワークの分野で、端末間を結ぶ経路全体)のIoTデータストリームにおける各所で自動課金するものであります。IoT-OEMライセンスマネージと同様、サブスクリプションモデルにより多彩な課金が可能です。 ※3:IoTエンジン「NEQTO」当社は基盤技術を応用し、全産業につながるIoTシステムやIoTデバイスを対象としたデータコントロールサービスを提供してまいります。IoTエンジン「NEQTO」は、機器・機械等のエッジデバイスから通信経路、そしてクラウドまでIoTに必要な制御機能が統合パッケージ化され、小規模から本格的なIoTビジネスに対応した設備の予防保全、各種メーター監視、モノや車両の位置管理など、さまざまなシーンでの活用が可能です。さらに、あらゆるIoTプラットフォームサービスとの接続を可能としており、顧客は様々なエッジデータや通信方式をシンプルに接続することが可能となり、IoTの全てのエッジ機器等を安全に接続・管理し、保有するIoTデータ分析を最大限に活用することができます。なお、米国子会社の設立を契機に、北米地域イベントを中心とした大規模なプロモーションを通じて、グローバル規模での事業展開も進めております。当社グループは、信号制御・通信制御技術をベースにし、モバイル通信、ソフトウエア・モジュール組込み分野において、キャリアグレードレベルの豊富な通信モジュール開発実績等、多彩な経験と技術を保有しております。あらゆるソフトウエア・モジュールのデバイスへの組込みが可能であり、革新的な軽量モジュールやエッジアルゴリズム開発能力を有しております。 (3)当社のコア技術を応用したプロジェクト①再生医療分野「NEW-VISION」の内容当社グループはコンピュータデータ通信の根源的な基幹技術である信号制御技術を高いレベルで保有し、現在、当社グループの保有する通信制御・信号制御技術を再生医療分野にも応用し、国立大学法人岩手大学 冨田浩史教授と共同で、光を失った方(中途失明された方)に光を取り戻すための取組みとして視覚再生プロジェクトを実施しております。失明した方の視覚を回復することを目指している色信号制御アルゴリズムによるプリズムグラス(頭部装着型映像提示装置)は、日本国内での特許取得に続き、米国でも特許を取得しております。さらに当社グループは、生物・細胞などのソフトウエアによる有機物制御技術を、今後他の取り組みにも展開することを目指しており、従来のシステムやマシンなどの「無機物」とのデータのやり取りに加え、人間の本来保有する能力を拡張するIoA(Abilities)・五感制御までを視野に捉えております。 ②自動運転・自動操縦分野の内容さらに当社グループは共同でロードローラーにおける業界標準の自動運転・自動操縦ソフトウエアの開発を進めて参りました。i-Construction分野における盛土等の土木構造物に求められる品質(剛性・密度等)に大きく影響する締固め工程で用いられる締固め機械に関する自律制御並びにこれらの自動操縦等の機能を実用搭載する業界標準機開発などを目的に自動運転・自動操縦のプロジェクトを実施しております。独自開発する自律走行・操縦ソフトウエアを連携稼働させるもので、実用化・製品化を目指して取り組んでおり、研究開発及びテスト等のプロセスを経て、実地での検証や本格的な実証実験等を実施しております。本プロジェクトは引き続き各建設会社との提携やプロジェクトの参画等を通じ機能拡張や実用化に向けた取り組みを強化してまいります。 [事業系統図]以上に述べた事業の内容を事業系統図によって示すと以下のとおりであります。なお、当社グループは、データコントロール事業の単一セグメントであるため、セグメント別の情報を省略しております。
FY2019|4,661 文字|出典 docID: S100IBT6
3 【事業の内容】当社グループは、当社及び連結子会社3社で構成され、世の中のインターネットサービスやインターネットとつながる全てのモノが快適かつ安定稼動するために、IoTビッグデータ(注1)をベースとした自動運用サービス(IoT、インターネットシステムの自動マネジメントサービス)を提供しております。また、OS開発及び信号制御技術等の基盤技術力をベースとした自動化を進め、すべてがインターネットにつながる世界をテクノロジーで支えることをミッションとし、お客様、社会のIoT・インターネットサービスを支える「マネジメントサービス事業」を「Auto Sensing × Auto Control(A&A)(注2)」というコンセプトで展開しております。 なお、当社グループはマネジメントサービス事業の単一セグメントであるため、セグメント別の記載を省略しております。 <ビジネスモデル>(1) マネジメントサービス事業の内容当社グループのマネジメントサービスにおいては、当社独自で開発したロボット型自動運用プラットフォーム「puzzle」(後記「(2)マネジメントサービス事業の特徴③」をご参照下さい。)をベースに、主に各種物理サーバ・クラウドサーバ・ハイブリッドサーバ、IoTデバイス及びネットワーク機器までを対象としたマネジメント(監視・運用等)を展開しており、「puzzle」導入・設定等に係る初期費用及びマネジメントサービスに係る月額費用を主たる収益源とし、マネジメント開始の前段階にあたる顧客サーバ自動構築を行っています。さらにIoTに必要な機能をすべてパッケージ化した「neqto」(後記「(2)マネジメントサービス事業の特徴④」をご参照下さい。)を開発し、提供しています。なお、当社の主なマネジメントサービスを表記すると下記のとおりとなります。サービス内容説明センシング(遠隔自動監視)「puzzle」をベースとした自動制御による監視を実施。監視アラート(障害)の自動制御をベースに、自動優先順位付け、自動作業指示及びアラートの原因を正確に把握し、事前対応策を自動的に指示・制御しております。自動制御・コントロール(一次対応)検知・受信データを起点とした自動優先順位付け及び自動作業指示及び手順に基づいた作業を実施いたします。手順書の自動作成サポートや必要に応じたフレキシブルな手順書の修正も行っております。フルマネジメント(二次対応)上記二項目に加えて二次対応を実施いたします。自動制御やあらかじめ決められた作業のみならず、作業実施が可能な対応は全て実施いたします。IoTデータコントロールセンサー、通信機能が搭載された通信機器、ウェブ管理画面(クラウドサービス)から構成され、対象とするモノからセンサーのデータを取得、ネットワークを経由しクラウドまでダイレクトに双方向データ通信を実現いたします。 これらは主たるサービスとしてお客様に提供しているものではありますが、当社グループは「Auto Sensing × Auto Control(A&A)」を標榜し、一般的なコンピュータサーバだけでなく、インターネットにつながっている全てのモノをサービス対象としております。当社グループは、上記のサービス項目の枠を超え、IoTデバイス、各種産業機器、医療機器、ネットワーク機器、稼働中サービス等、あらゆる産業領域のプロダクトやサービスを対象に、自動障害検知、自動制御等を含め、徹底した自動マネジメントを実行しております。 (2) マネジメントサービス事業の特徴インターネットが全人口、そして全てのモノに行き渡り実質的な社会インフラとなっていく中、私達全ての生活の中に浸透してきております。世界規模でのデータ量の飛躍的な増大が進むなか、個人や企業が生活や経済活動の基盤としてインターネットサービスを安定して利用するために、システムマネジメントはもはや必要不可欠となっております。システムマネジメントは、サービス提供者が自ら社内で行う、あるいは他社への外注など、従来から様々な形態で行われてきております。その中で当社の提供するマネジメントサービスは「Linux OSの研究技術基盤」、「IoTビッグデータの活用」、「ロボット型自動運用プラットフォーム『puzzle』提供」、「IoTデバイスとの双方向通信及びモジュール組込み」等を特徴とした自動運用サービスの提供と運用の自動化を展開しております。なお、当社グループのマネジメントサービス事業の主な特徴としては、以下のとおりです。 ① Linux OSの研究技術基盤当社は元々、OSメーカー(ディストリビューター)として、サーバ専用のLinux OSを開発しておりました。そのため、サーバ系の情報技術とOS(特にLinux系)やオープンソースに強く、実際にOS開発に関わってきたスタッフが軸になりサービスを提供しております。また、自動運用に特化したサービス企業でありながらも、サーバエンジニアをサポートする各種のエンジニア(アプリ開発・データベース・OS・ネットワーク)が多数在籍し、インターネットサービスの運用を支える中核スタッフとして高付加価値なサービスを提供しております。 ② IoTビッグデータの活用当社は数百のサービス、そして、万単位の台数のサーバ・クラウドシステムにおける自動マネジメントサービスを提供しております。それは多様な環境下におけるシステムハンドリングを通じた貴重なビッグデータの蓄積でもあります。そのビッグデータを自動分析後、全スタッフでシェアリングすることにより、個々のスタッフの成長を促すとともに、特定のスタッフによる情報のブラックボックス化を防いでいます。ビッグデータの蓄積と活用はサービスレベルの維持とさらなる向上へとつながっております。 ③ ロボット型自動運用プラットフォーム「puzzle」提供「puzzle」はインターネットにつながる全てのモノとコトを一つのコンソールで統合運用できるロボット型自動運用プラットフォームです。運用の現場において、できる限りの使いやすさや効率を重んじて開発されたツールであり、全てのサーバ情報を統合管理(シングルコンソール)することが可能となっております。既存の商用ツールでは応えられない自動制御機能や顧客へのシステム可視化など、当社が数多くのマネジメントサービスの提供を通じて得たノウハウをベースとして、すべてオリジナルで作り上げた自動マネジメントツールであり、「オリジナルだからこそできる」柔軟かつ有効な機能拡張を実施しており、現在では、月次で数億単位にもなるインシデントを自動カバーしています。 ④ IoTデバイスマネジメント及びIoTデータコントロールサービス当社は基盤技術をベースに、全産業につながるIoTシステムやIoTデバイスを対象としたマネジメントサービスを提供してまいります。IoTコントロールモジュール「neqto」は、センサーからクラウドまでIoTに必要なモノが統合パッケージ化され、小規模から本格的なIoTビジネスに対応した設備の予防保全、各種メーター監視、モノや車両の位置管理など、さまざまなシーンでの活用が可能です。さらに、あらゆるIoTプラットフォームサービスとの接続を可能としており、顧客は様々なセンサーデータや通信方式をシンプルに接続することが可能となり、IoTの全てのデバイスを安全に接続・管理し、保有するIoTデータ分析を最大限に活用することができます。なお、米国子会社の設立を契機に、北米地域イベントを中心とした大規模なプロモーションを通じて、グローバル規模での事業展開も進めております。当社の子会社MobicommはIoTエンジニアリング専業カンパニーとして、信号制御・通信制御技術をベースにし、モバイル通信、ソフトウェア・モジュール組込み分野において、キャリアグレードレベルの豊富な通信モジュール開発実績等、多彩な経験と技術を保有しております。同社は、あらゆるソフトウェア・モジュールのデバイスへの組込みが可能であり、革新的な軽量モジュールやセンサー開発能力を有しております。当社グループは多様な顧客ニーズに応じたデバイスの設定制御部分からの作り込みが可能となり、このようなIoTデバイスへのダイレクトな関与により、IoTビジネスにおける「End-to-Endサービス(注3)」の提供を他社に先駆けて実現してまいります。 ⑤ 最先端のコントロールセンター 当社のSCC(札幌コントロールセンター)及びTCC(北米トロントコントロールセンター)の2拠点は、24時間365日、デュアルマネジメントにて正社員の各種エンジニアが監視・障害対応・フルマネジメントを行なっております。また、高い耐久性とセキュリティを備える最先端のコントロールセンターです。北海道札幌市は、地震や台風などの自然災害リスクが低いと言われている立地環境である一方、カナダのトロントは、北米全体でも6番目の大都市の1つであり、スマートシティの戦略的拠点の観点からも多くのエンジニアが集積している都市です。SCCとTCCが相互にバックアップ拠点の機能を持ちつつ、日本国内だけではなく、海外からも安定性の高い充実したサービス提供を可能としております。 (3) 再生医療分野での取り組みについて当社グループはコンピュータデータ通信の根源的な基幹技術である信号制御技術を高いレベルで保有し、現在、当社グループの保有する通信制御・信号制御技術を再生医療分野にも応用し、国立大学法人岩手大学 冨田浩史教授と共同で、光を失った方(中途失明された方)に光を取り戻すための取組みとして視覚再生プロジェクトを実施しております。失明した方の視覚を回復することを目指している色信号制御アルゴリズムによるプリズムグラス(頭部装着型映像提示装置)は、日本国特許庁より特許を受けております。当社グループは、生物・細胞などのソフトウェアによる有機物制御技術を、今後他の取り組みにも展開することを目指しており、従来のシステムやマシンなどの「無機物」とのデータのやり取りに加え、人間の本来保有する能力を拡張するAugmented Humanに関連する取り組みの1つとして取り組んでまいります。 [事業系統図]以上に述べた事業の内容を事業系統図によって示すと以下のとおりであります。なお、当社グループは、マネジメントサービス事業の単一セグメントであるため、セグメント別の情報を省略しております。 用語解説(注)1.IoTビッグデータIoTデータのマネジメントを通じて取得・蓄積された膨大なログデータ等、従来のデータ処理アプリケーションで処理することが困難なほど巨大で複雑なデータ集積。2.Auto Sensing × Auto Control(A&A)自動検知及び自動制御を意味しております。オリジナルツールをベースに、あらゆるプロセスにおいて自動化の検討・検証を実施しており、このA&Aをベースにして、柔軟にあらゆる種類のマネジメントサービスを提供しております。3.End-to-Endサービス「端から端まで」という意味の英語表現であり、通信・ネットワークの分野で、通信を行う二者間、または端末間を結ぶ経路全体に対して提供するサービス。
FY2018|4,514 文字|出典 docID: S100FHU4
3 【事業の内容】当社グループは、当社及び連結子会社1社で構成され、世の中のインターネットサービスやインターネットとつながる全てのモノが快適かつ安定稼動するために、IoTビッグデータ(注1)をベースとした自動運用サービス(IoT、インターネットシステムの自動マネジメントサービス)を提供しております。また、OS開発及び信号制御技術等の基盤技術力をベースとした自動化を進め、すべてがインターネットにつながる世界をテクノロジーで支えることをミッションとし、お客様、社会のIoT・インターネットサービスを支える「マネジメントサービス事業」を「オートセンサリング&オートディレクション(A&A)(注2)」というコンセプトで展開しております。 なお、当社グループはマネジメントサービス事業の単一セグメントであるため、セグメント別の記載を省略しております。 <ビジネスモデル>(1) マネジメントサービス事業の内容当社グループのマネジメントサービスにおいては、当社独自で開発したロボット型オートディレクションプラットフォーム「puzzle」(後記「(2)マネジメントサービス事業の特徴③」をご参照下さい。)をベースに、主に各種物理サーバ・クラウドサーバ・ハイブリッドサーバ、IoTデバイス及びネットワーク機器までを対象としたマネジメント(監視・運用等)を展開しており、「puzzle」導入・設定等に係る初期費用及びマネジメントサービスに係る月額費用を主たる収益源とし、マネジメント開始の前段階にあたる顧客サーバ自動構築を行っています。さらにIoTに必要な機能をすべてパッケージ化した「neqto」(後記「(2)マネジメントサービス事業の特徴④」をご参照下さい。)を開発し、提供しています。なお、当社の主なマネジメントサービスを表記すると下記のとおりとなります。サービス内容説明センサリング(遠隔自動監視)「puzzle」をベースとした自動制御による監視を実施。監視アラート(障害)の自動制御をベースに、自動優先順位付け、自動作業指示及びアラートの原因を正確に把握し、事前対応策を自動的に指示・制御しております。自動制御(一次対応)検知・受信データを起点とした自動優先順位付け及び自動作業指示及び手順に基づいた作業を実施いたします。手順書の自動作成サポートや必要に応じたフレキシブルな手順書の修正も行っております。フルマネジメント(二次対応)上記二項目に加えて二次対応を実施いたします。自動制御やあらかじめ決められた作業のみならず、作業実施が可能な対応は全て実施いたします。IoTデータコントロールセンサー、通信機能が搭載された通信機器、ウェブ管理画面(クラウドサービス)から構成され、対象とするモノからセンサーのデータを取得、ネットワークを経由しクラウドまでダイレクトに双方向データ通信を実現いたします。 これらは主たるサービスとしてお客様に提供しているものではありますが、当社グループは「オートセンサリング&オートディレクション(A&A)」を標榜し、一般的なコンピュータサーバだけでなく、インターネットにつながっている全てのモノをサービス対象としております。当社グループは、上記のサービス項目の枠を超え、IoTデバイス、各種産業機器、医療機器、ネットワーク機器、稼働中サービス等、あらゆる産業領域のプロダクトやサービスを対象に、自動障害予兆検知、自動制御等を含め、徹底した自動マネジメントを実行しております。 (2) マネジメントサービス事業の特徴インターネットが全人口、そして全てのモノに行き渡り実質的な社会インフラとなっていく中、私達全ての生活の中に浸透してきております。世界規模でのデータ量の飛躍的な増大が進むなか、個人や企業が生活や経済活動の基盤としてインターネットサービスを安定して利用するために、システムマネジメントはもはや必要不可欠となっております。システムマネジメントは、サービス提供者が自ら社内で行う、あるいは他社への外注など、従来から様々な形態で行われてきております。その中で当社の提供するマネジメントサービスは「Linux OSの研究技術基盤」、「IoTビッグデータの活用」、「ロボット型オートディレクションプラットフォーム『puzzle』提供」、「IoTデバイスとの双方向通信及びモジュール組込み」等を特徴とした自動運用サービスの提供と運用の自動化を展開しております。なお、当社グループのマネジメントサービス事業の主な特徴としては、以下のとおりです。 ① Linux OSの研究技術基盤当社は元々、OSメーカー(ディストリビューター)として、サーバ専用のLinux OSを開発しておりました。そのため、サーバ系の情報技術とOS(特にLinux系)やオープンソースに強く、実際にOS開発に関わってきたスタッフが軸になりサービスを提供しております。また、自動運用に特化したサービス企業でありながらも、サーバエンジニアをサポートする各種のエンジニア(アプリ開発・データベース・OS・ネットワーク)が多数在籍し、インターネットサービスの運用を支える中核スタッフとして高付加価値なサービスを提供しております。 ② IoTビッグデータの活用当社は数百のサービス、そして、万単位の台数のサーバ・クラウドシステムにおける自動マネジメントサービスを提供しております。それは多様な環境下におけるシステムハンドリングを通じた貴重なビッグデータの蓄積でもあります。そのビッグデータを自動分析後、全スタッフでシェアリングすることにより、個々のスタッフの成長を促すとともに、特定のスタッフによる情報のブラックボックス化を防いでいます。ビッグデータの蓄積と活用はサービスレベルの維持とさらなる向上へとつながっております。 ③ ロボット型オートディレクションプラットフォーム「puzzle」提供「puzzle」はインターネットにつながる全てのモノとコトを一つのコンソールで統合運用できるロボット型自動運用プラットフォームです。運用の現場において、できる限りの使いやすさや効率を重んじて開発されたツールであり、全てのサーバ情報を統合管理(ワンコンソール)することが可能となっております。既存の商用ツールでは応えられない自動制御機能や顧客へのシステム可視化など、当社が数多くのマネジメントサービスの提供を通じて得たノウハウをベースとして、すべてオリジナルで作り上げた自動マネジメントツールであり、「オリジナルだからこそできる」柔軟かつ有効な機能拡張を実施しており、現在では、月次で数億単位にもなるインシデントを自動カバーしています。 ④ IoTデバイスマネジメント及びIoTデータコントロールサービス当社は基盤技術をベースに、全産業につながるIoTシステムやIoTデバイスを対象としたマネジメントサービスを提供してまいります。IoTコントロールモジュール「neqto」は、センサーからクラウドまでIoTに必要なモノが統合パッケージ化され、小規模から本格的なIoTビジネスに対応した設備の予防保全、各種メーター監視、モノや車両の位置管理など、さまざまなシーンでの活用が可能です。さらに、あらゆるIoTプラットフォームサービスとの接続を可能としており、顧客は様々なセンサーデータや通信方式をシンプルに接続することが可能となり、IoTの全てのデバイスを安全に接続・管理し、保有するIoTデータ分析を最大限に活用することができます。当社の子会社MobicommはIoTエンジニアリング専業カンパニーとして、信号制御・通信制御技術をベースにし、モバイル通信、ソフトウェア・モジュール組込み分野において、キャリアグレードレベルの豊富な通信モジュール開発実績等、多彩な経験と技術を保有しております。同社は、あらゆるソフトウェア・モジュールのデバイスへの組込みが可能であり、革新的な軽量モジュールやセンサー開発能力を有しております。当社グループは多様な顧客ニーズに応じたデバイスの設定制御部分からの作り込みが可能となり、このようなIoTデバイスへのダイレクトな関与により、IoTビジネスにおける「End-to-Endサービス(注3)」の提供を他社に先駆けて実現してまいります。 ⑤ 最先端のコントロールセンター 当社のSCC(札幌コントロールセンター)は、24時間365日、正社員の各種エンジニアが監視・障害対応・フルマネジメントを行なっております。また、高い耐久性とセキュリティを備える最先端のコントロールセンターです。北海道札幌市は、地震や台風などの自然災害リスクが低いと言われている立地環境であり、加えて強力な無停電電源装置を配備し、SCCと別拠点にも監視エリアを設置することで、安定性の高いサービス提供を可能としております。 (3) 再生医療分野での取り組みについて当社グループはコンピュータデータ通信の根源的な基幹技術である信号制御技術を高いレベルで保有し、現在、当社グループの保有する高いレベルでの通信制御・信号制御技術を再生医療分野にも応用し、国立大学法人岩手大学 冨田浩史教授と共同で、光を失った方(中途失明された方)に光を取り戻すための取組みとして視覚再生プロジェクトを実施しております。失明した方の視覚を回復することを目指している色信号制御アルゴリズムによるプリズムグラス(頭部装着型映像提示装置)は、日本国特許庁より特許を受けております。当社グループは、生物・細胞などのソフトウェアによる有機物制御技術を、今後他の取り組みにも展開することを目指しており、従来のシステムやマシンなどの「無機物」とのデータのやり取りに加え、「生物・細胞」のような「有機物」に対しても保有する技術・サービスの提供範囲を拡大することで、視覚の回復分野だけに限定しない当社グループのさらなる事業規模拡大に向けて具体的に取り組んでまいります。 [事業系統図]以上に述べた事業の内容を事業系統図によって示すと以下のとおりであります。なお、当社グループは、マネジメントサービス事業の単一セグメントであるため、セグメント別の情報を省略しております。 用語解説(注)1.IoTビッグデータIoTデータのマネジメントを通じて取得・蓄積された膨大なログデータ等、従来のデータ処理アプリケーションで処理することが困難なほど巨大で複雑なデータ集積。2.オートセンサリング&オートディレクション(A&A)自動検知及び自動制御を意味しております。オリジナルツールをベースに、あらゆるプロセスにおいて自動化の検討・検証を実施しており、このA&Aをベースにして、柔軟にあらゆる種類のマネジメントサービスを提供しております。3.End-to-Endサービス「端から端まで」という意味の英語表現であり、通信・ネットワークの分野で、通信を行う二者間、または端末間を結ぶ経路全体に対して提供するサービス。
FY2017|4,440 文字|出典 docID: S100CP1R
3 【事業の内容】当社グループは、当社及び連結子会社1社で構成され、世の中のインターネットサービスやインターネットとつながる全てのモノが快適かつ安定稼動するために、IoTビッグデータ(注1)をベースとした自動運用サービス(IoT、インターネットシステムの自動マネジメントサービス)を提供しております。また、OS開発及び信号制御技術等の基盤技術力をベースとした自動化を進め、すべてがインターネットにつながる世界をテクノロジーで支えることをミッションとし、お客様、社会のIoT・インターネットサービスを支える「マネジメントサービス事業」を「オートセンサリング&オートディレクション(A&A)(注2)」というコンセプトで展開しております。 なお、当社グループはマネジメントサービス事業の単一セグメントであるため、セグメント別の記載を省略しております。 <ビジネスモデル>(1) マネジメントサービス事業の内容当社グループのマネジメントサービスにおいては、当社独自で開発したロボット型オートディレクションプラットフォーム「puzzle」(後記「(2)マネジメントサービス事業の特徴③」をご参照下さい。)をベースに、主に各種物理サーバ・クラウドサーバ・ハイブリッドサーバ、IoTデバイス及びネットワーク機器までを対象としたマネジメント(監視・運用等)を展開しており、「puzzle」導入・設定等に係る初期費用及びマネジメントサービスに係る月額費用を主たる収益源としております。また、マネジメント開始の前段階にあたる顧客サーバ自動構築や子会社Mobicommによる各種IoTデバイスや各種通信モジュールへのオリジナルソフトウェア組込みも行っております。なお、マネジメントサービスは、監視運用項目の代表的なものを組み合わせて提供しており、当社のマネジメントサービスを表記すると下記のとおりとなります。サービス内容説明センサリング(遠隔自動監視)「puzzle」をベースとした自動制御による監視を実施。監視アラート(障害)の自動制御をベースに、自動優先順位付け、自動作業指示及びアラートの原因を正確に把握し、事前対応策を自動的に指示・制御しております。自動制御(一次対応)検知・受信データを起点とした自動優先順位付け及び自動作業指示及び手順に基づいた作業を実施いたします。手順書の自動作成サポートや必要に応じたフレキシブルな手順書の修正も行っております。フルマネジメント(二次対応)上記二項目に加えて二次対応を実施いたします。自動制御やあらかじめ決められた作業のみならず、作業実施が可能な対応は全て実施いたします。 これらは主たるサービスとしてお客様に提供しているものではありますが、当社グループは「オートセンサリング&オートディレクション(A&A)」を標榜し、一般的なコンピュータサーバだけでなく、インターネットにつながっているもの全てをサービスの対象としております。当社グループは、上記のサービス項目の枠を超え、IoTデバイス、各種産業機器、医療機器、ネットワーク機器、稼働中サービス等、あらゆるプロダクトやサービスを対象に、自動障害予兆検知、自動制御等を含め、徹底した自動マネジメントを実行しております。 (2) マネジメントサービス事業の特徴インターネットは今や社会の根幹を支えるものとして深く根付いております。その社会的重要性は増す一方となっており、私達全ての生活の中に浸透してきております。世界規模でのデータ量の飛躍的な増大が進むなか、企業や個人がインターネットサービスに関わるに際し、そのシステム及びサービスのマネジメントは必須となることから、マネジメントの重要性はますます高まっており、マネジメントの安定がなければ、日常のあらゆることが極めて不自由な状態になり、かつ継続することも困難となります。システムマネジメントは、サービス提供者が自ら社内で行う、あるいは他社への外注など、従来から様々な形態で行われてきております。その中で当社の提供するマネジメントサービスは「Linux OSの研究技術基盤」、「IoTビッグデータの活用」、「ロボット型オートディレクションプラットフォーム「puzzle」のクラウド提供」、「IoTデバイスへのモジュール組込み」等を特徴とした自動運用サービスの提供と運用の自動化を展開しております。なお、当社グループのマネジメントサービス事業の主な特徴としては、以下のとおりです。 ① Linux OSの研究技術基盤当社は元々、OSメーカー(ディストリビューター)として、サーバ専用のLinux OSを開発しておりました。そのため、サーバ系の情報技術とOS(特にLinux系)やオープンソースに強く、実際にOS開発に関わってきたスタッフが軸になりサービスを提供しております。また、自動運用に特化したサービス企業でありながらも、サーバエンジニアをサポートする各種のエンジニア(アプリ開発・データベース・OS・ネットワーク)が多数在籍し、インターネットサービスの運用を支える中核スタッフとして高付加価値なサービスを提供しております。 ② IoTビッグデータの活用当社は数百のサービス、そして、万単位の台数のサーバ・クラウドシステムの自動マネジメントサービスを提供しております。それは多様な環境下におけるシステムハンドリングを通じた貴重なビッグデータの蓄積でもあります。そのビッグデータを自動分析後、全スタッフでシェアリングすることにより、個々のスタッフの成長を促すとともに、特定のスタッフによる情報のブラックボックス化を防いでいます。ビッグデータの蓄積と活用はサービスレベルの維持とさらなる向上へとつながっております。 ③ ロボット型オートディレクションプラットフォーム「puzzle」のクラウド提供「puzzle」は数多くの運用・マネジメント業務を通じて得たノウハウをベースにして、当社が全てオリジナルで作り上げた自動マネジメントツールとなっております。運用の現場において、できる限りの使いやすさや効率を重んじて開発されたツールであり、全てのサーバ情報を統合管理(ワンコンソール)することが可能となっております。既存の商用ツールでは応えられない自動制御(オートディレクション)機能や顧客へのシステム可視化など、「オリジナルだからこそできる」柔軟かつ有効な機能拡張を実施しており、さらに機能を充実させるべく開発を続けております。 ④ IoTデバイスマネジメント及びIoTデータコントロールサービス当社は基盤技術をベースに、全産業につながるIoTシステムやIoTデバイスを対象としたマネジメントサービスを提供してまいります。また、多数のグローバル企業が導入するIIoTプラットフォームサービスを提供しています。顧客は様々なセンサーデータや通信方式をシンプルに接続することが可能となり、IIoTの全てのデバイスを安全に接続・管理し、保有するIIoTデータ分析を最大限に活用することができます。当社の子会社MobicommはIoTエンジニアリングカンパニーとして、信号制御・通信制御技術をベースにし、モバイル通信、ソフトウェア・モジュール組込み分野において、キャリアグレードの豊富な通信モジュール開発実績等、多彩な経験と技術を保有しております。同社は、あらゆるソフトウェア・モジュールのデバイスへの組込みが可能であり、革新的な軽量モジュールやセンサー開発能力を有しております。当社グループはIoTデータ送信先制御を含めた顧客ニーズに応じたデバイスの設定制御部分からの作り込みが可能となり、このようなIoTデバイスへのダイレクトな関与により、IoTビジネスにおける「End-to-Endサービス(注3)」の提供を他社に先駆けて実現してまいります。 ⑤ 日本最大級のコントロールセンター 当社のSCC(札幌コントロールセンター)は、約500㎡のコントロールルームにて、24時間365日、正社員の各種エンジニアが監視・障害対応・フルマネジメントを行なっており、マネジメントサービス専業としては、日本最大級のコントロールセンターとなっております。また、北海道札幌市は、地震や台風などの自然災害リスクが低いと言われている立地環境であり、安定性の高いサービス提供を可能としております。 (3) 再生医療分野での取り組みについて当社グループはコンピュータデータ通信の根源的な基幹技術である信号制御技術を高いレベルで保有し、現在、当社グループの保有する高いレベルでの通信制御・信号制御技術を再生医療分野にも応用し、国立大学法人岩手大学冨田浩史教授と共同で、光を失った方(中途失明された方)に光を取り戻すための取組みとして視覚再生プロジェクトを始動しております。失明した方の視覚を回復することを目指している色信号制御アルゴリズムによるプリズムグラス(頭部装着型映像提示装置)は、日本国特許庁より特許を受けております。当社グループは、生物・細胞などのソフトウェアによる有機物制御技術を、今後他の取り組みにも展開することを目指しており、従来のシステムやマシンなどの「無機物」とのデータのやり取りに加え、「生物・細胞」のような「有機物」に対しても保有する技術・サービスの提供範囲を拡大することで、視覚の回復に限定しない当社グループのさらなる事業規模拡大に向けて具体的に取り組んでまいります。 [事業系統図]以上に述べた事業の内容を事業系統図によって示すと以下のとおりであります。なお、当社グループは、マネジメントサービス事業の単一セグメントであるため、セグメント別の情報を省略しております。 用語解説(注)1.IoTビッグデータIoTデータのマネジメントを通じて取得・蓄積された膨大なログデータ等、従来のデータ処理アプリケーションで処理することが困難なほど巨大で複雑なデータ集積。※IoT Internet of Thingsの略。「モノのインターネット」と訳される。コンピュータなどの情報・通信機器だけでなく、世の中に存在する様々なモノに通信機能を持たせ、インターネットへの接続や相互に通信することにより、自動認識や自動制御、遠隔計測などを行うこと。2.オートセンサリング&オートディレクション(A&A)自動検知及び自動制御を意味しております。オリジナルツールをベースに、あらゆるプロセスにおいて自動化の検討・検証を実施しており、このA&Aをベースにして、柔軟にあらゆる種類のマネジメントサービスを提供しております。3.End-to-Endサービス「端から端まで」という意味の英語表現であり、通信・ネットワークの分野で、通信を行う二者間、または端末間を結ぶ経路全体に対して提供するサービス。
FY2016|4,795 文字|出典 docID: S100A047
3 【事業の内容】当社グループは、当社及び連結子会社1社で構成され、世の中のインターネットサービスやインターネットとつながる全てのモノが快適かつ安定稼動するために、IoTビッグデータ(注1)をベースとした自動運用サービス(IoT、インターネットシステムの自動マネジメントサービス)を提供しております。また、OS開発及び信号制御技術等の基盤技術力をベースとした自動化を進め、インターネット(IoT)の未来に安心をご提供し続けることをミッションとし、お客様、社会のIoT・インターネットサービスを支える「マネジメントサービス事業」を「オートセンサリング&オートディレクション(A&A)(注2)」というコンセプトで展開しております。 なお、当社グループはマネジメントサービス事業の単一セグメントであるため、セグメント別の記載を省略しております。 <ビジネスモデル>(1) マネジメントサービス事業の内容当社グループのマネジメントサービスにおいては、当社独自で開発したロボット型オートディレクションプラットフォーム「puzzle」(後記「(2)マネジメントサービス事業の特徴③」をご参照下さい。)をベースに、主に各種物理サーバ・クラウドサーバ・ハイブリッドサーバ、IoTデバイス及びネットワーク機器までを対象としたマネジメント(監視・運用等)を展開しており、「puzzle」導入・設定等に係る初期費用及びマネジメントサービスに係る月額費用を主たる収益源としております。また、マネジメント(監視・運用等)開始の前段階にあたる顧客サーバ自動構築や子会社Mobicommによる各種IoTデバイスへのモジュール組込み、通信制御、通信モジュール開発についても行っております。なお、マネジメントサービスは、監視運用項目の代表的なものを組み合わせて提供しており、当社のマネジメントサービスを表記すると下記のとおりとなります。サービス内容説明センサリング(遠隔自動監視)「puzzle」をベースとした自動制御による監視を実施。監視アラート(障害)の自動制御をベースに、自動優先順位付け、自動作業指示及びアラートの原因を正確に把握し、事前対応策を自動的に指示・制御しております。自動制御(一次対応)検知・受信データを起点とした自動優先順位付け及び自動作業指示及び手順に基づいた作業を実施いたします。手順書の自動作成サポートや必要に応じたフレキシブルな手順書の修正も行っております。フルマネジメント(二次対応)上記二項目に加えて二次対応を実施いたします。自動制御やあらかじめ決められた作業のみならず、作業実施が可能な対応は全て実施いたします。 これらは主たるサービスとしてお客様に提供しているものではありますが、当社グループは「オートセンサリング&オートディレクション(A&A)」を標榜し、一般的なコンピュータサーバだけでなく、インターネットにつながっているもの全てをサービスの対象としております。当社グループは、上記のサービス項目の枠を超え、IoTデバイス、各種産業機器、医療機器、ネットワーク機器、稼働中サービス等、あらゆるプロダクトやサービスを対象に、自動障害予兆検知、自動制御等を含め、徹底した自動マネジメントを実行しております。 (2) マネジメントサービス事業の特徴インターネットは今や社会の根幹を支えるものとして深く根付いております。その社会的重要性は増す一方となっており、私達全ての生活の中に浸透してきております。世界規模でのデータ量の飛躍的な増大が進むなか、企業や個人がインターネットサービスに関わるに際し、そのシステム及びサービスのマネジメントは必須となることから、マネジメントの重要性はますます高まっており、マネジメントの安定がなければ、日常のあらゆることが極めて不自由な状態になり、かつ継続することも困難となります。システム運用は、サービス提供者が自ら社内で行う、あるいは他社への外注など、従来から様々な形態で行われてきております。その中で当社の提供するマネジメントサービスは「Linux OSの研究技術基盤」、「IoTビッグデータの活用」、「ロボット型オートディレクションプラットフォーム「puzzle」のクラウド提供」、「IoTデバイスへのモジュール組込み」等を特徴とした自動運用サービスの提供と運用の自動化を展開しております。なお、当社グループのマネジメントサービス事業の主な特徴としては、以下のとおりです。 ① Linux OSの研究技術基盤当社は元々、OSメーカー(ディストリビューター)として、サーバ専用のLinux OSを開発しておりました。そのため、サーバ系の情報技術とOS(特にLinux系)やオープンソースに強く、実際にOS開発に関わってきたスタッフが軸になりサービスを提供しております。また、自動運用に特化したサービス企業でありながらも、サーバエンジニアをサポートする各種のエンジニア(アプリ開発・データベース・OS・ネットワーク)が多数在籍し、インターネットサービスの運用を支える中核スタッフとして高付加価値なサービスを提供しております。 ② IoTビッグデータの活用当社は数百のサービス、そして、万単位の台数のサーバ・クラウドシステムの自動マネジメントサービスを提供しております。それは多様な環境下におけるシステムハンドリングを通じた貴重なビッグデータの蓄積でもあります。そのビッグデータを自動分析後、全スタッフでシェアリングすることにより、個々のスタッフの成長を促すとともに、特定のスタッフによる情報のブラックボックス化を防いでいます。ビッグデータの蓄積と活用はサービスレベルの維持とさらなる向上へとつながっております。 ③ ロボット型オートディレクションプラットフォーム「puzzle」のクラウド提供「puzzle」は数多くの運用・マネジメント業務を通じて得たノウハウをベースにして、当社が全てオリジナルで作り上げた自動マネジメントツールとなっております。運用の現場において、できる限りの使いやすさや効率を重んじて開発されたツールであり、全てのサーバ情報を統合管理(ワンコンソール)することが可能となっております。既存の商用ツールでは応えられない自動制御(オートディレクション)機能や顧客へのシステム可視化など、「オリジナルだからこそできる」柔軟かつ有効な機能拡張を実施しており、さらに機能を充実させるべく開発を続けております。 ④ IoTデバイスマネージ及びIoTデータコントロールサービス当社の子会社Mobicommは、信号制御・通信制御技術をベースにし、モバイル通信、ソフトウエア・モジュール組込み分野において多彩な経験と技術を保有しております。同社は、あらゆるソフトウエア・モジュールのデバイスへの組込みが可能であり、革新的な軽量モジュールやセンサー開発能力を有しております。当社グループはIoTデータ送信先制御を含めた顧客ニーズに応じたデバイスの設定制御部分からの作り込みが可能となり、このようなIoTデバイスへのダイレクトな関与により、IoTビジネスにおける「End-to-Endサービス(注3)」の提供を他社に先駆けて実現してまいります。 ⑤ マルチプラットフォームにおけるサポート国内外の主要クラウドインフラサービスを皮切りに、様々な領域のプロダクトやサービスのご案内と導入支援を実施しているサービスとなっております。お客様には、システム運用を検討する前段階として、クラウドインフラの選定やサーバ導入時の基盤の設計・構築、またセキュリティ関連ツールの検討というプロセスが多く存在しております。当社は、国内外の主要クラウドベンダー、セキュリティソフトベンダー、半導体ベンダー等ともパートナーシップ契約を締結しており、このようなシステム運用の前段階に関する部分においても、常にお客様視点に立ち、より良いサービスを提供することにより、お客様の業務・コスト負荷を低減させる価値を提供し、当社のマネジメントサービス受託への流れをよりスムーズかつ容易にしております。現状、クラウドインフラを対象とする「クラウドの窓口」、セキュリティソフトを対象とする「セキュリティの窓口」があります。サービスの内容説明クラウドの窓口(ベンダー比較)国内外の主要クラウドインフラサービスを最適な形で提供していくサービスとなっており、クラウドベンダーの選定から導入時の構築に至るまでのクラウド導入プロセスをトータルでサポートします。セキュリティの窓口(ベンダー比較)当社の提供するマネジメントサービスと並行して、インターネットサービスを安定的に提供し続けるためのセキュリティ対策に関する各種セキュリティソフト及びセキュリティサービスを提供しております。 ⑥ 日本最大級のコントロールセンター 当社のSCC(札幌コントロールセンター)は、約500㎡のコントロールルームにて、24時間365日、正社員の各種エンジニアが監視・障害対応・フルマネジメントを行なっており、マネジメントサービス専業としては、日本最大級のコントロールセンターとなっております。また、北海道札幌市は、地震や台風などの自然災害リスクが低いと言われている立地環境であり、安定性の高いサービス提供を可能としております。 (3) 再生医療分野での取り組みについて当社グループはコンピュータデータ通信の根源的な基幹技術である信号制御技術を高いレベルで保有していると同時に、豊富なキャリアグレードレベルでの通信モジュール開発実績があります。現在、当社グループの保有する高いレベルでの通信制御・信号制御技術を再生医療分野にも応用し、国立大学法人岩手大学 冨田浩史教授と共同で、光を失った方(中途失明された方)に光を取り戻すための取組みとして視覚再生プロジェクトを始動しております。当社グループは、生物・細胞などのソフトウエアによる有機物制御技術を、今後他の取り組みにも展開することを目指しており、従来のシステムやマシンなどの「無機物」とのデータのやり取りに加え、「生物・細胞」のような「有機物」に対しても保有する技術・サービスの提供範囲を拡大することで、当社グループのさらなる事業規模拡大に向けて具体的に取り組んでまいります。 [事業系統図]以上に述べた事業の内容を事業系統図によって示すと以下のとおりであります。なお、当社グループは、マネジメントサービス事業の単一セグメントであるため、セグメント別の情報を省略しております。用語解説(注)1.IoTビッグデータIoTデータのマネジメントを通じて取得・蓄積された膨大なログデータ等、従来のデータ処理アプリケーションで処理することが困難なほど巨大で複雑なデータ集積。※IoT Internet of Thingsの略。「モノのインターネット」と訳される。コンピュータなどの情報・通信機器だけでなく、世の中に存在する様々なモノに通信機能を持たせ、インターネットへの接続や相互に通信することにより、自動認識や自動制御、遠隔計測などを行うこと。2.オートセンサリング&オートディレクション(A&A)自動検知及び自動制御を意味しております。オリジナルツールをベースに、あらゆるプロセスにおいて自動化の検討・検証を実施しており、このA&Aをベースにして、柔軟にあらゆる種類のマネジメントサービスを提供しております。3.End-to-Endサービス「端から端まで」という意味の英語表現であり、通信・ネットワークの分野で、通信を行う二者間、または端末間を結ぶ経路全体に対して提供するサービス。