事業の内容
クラウドワークスは、「個のためのインフラになる」をミッションに掲げ、フリーランスと企業を繋ぐプラットフォームを運営しています。主力は、オンライン人材マッチングプラットフォーム「クラウドワークス」と、専門性の高いフリーランスを企業に紹介する「クラウドワークス エージェント」からなるマッチング事業です。システム利用料や業務委託料+手数料で収益を得ています。また、企業の生産性向上を支援する工数管理SaaS「クラウドログ」も提供しています。
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FY2025|1,448 文字|出典 docID: S100XBLZ
3【事業の内容】 当社グループは、「個のためのインフラになる」というミッションを掲げ、フリーランス業界最大級プラットフォーム(登録ワーカー数700万人・登録企業100万社)を基盤に、IT人材&DXコンサルティングサービスを提供しております。 当社グループのマッチング事業では、オーガニックで年間約70万人が新規登録するオンライン人材マッチングプラットフォーム「クラウドワークス」のワーカーを、当社のエージェント人材がクライアントニーズに合わせて提案するアカウントセールス体制を構築しています。さらに、M&AによるDXケイパビリティ獲得およびコンサルタント・常駐エンジニアの採用活動強化により、DXコンサルティングの立ち上げにも取り組んでおります。また、ビジネス向けSaaS事業においては、工数管理SaaS「クラウドログ」を中心に、企業の生産性向上を支援しています。 当連結会計年度におけるセグメント情報及び事業内容との関連は次のようになっております。 (マッチング事業) 当社グループのマッチング事業は、プラットフォーム領域と、エージェント領域に分かれています。プラットフォーム領域の主事業は、日本最大級のオンライン人材マッチングプラットフォームである「クラウドワークス」です。同サービス上で企業が登録した仕事の依頼に個人が応募し、個人のスキルや条件が仕事依頼に合致すればマッチングが成立します。企業はプラットフォームに登録する個人の中から、必要な時に必要なスキルを持つ人材に仕事を依頼でき、個人は自ら顧客開拓を行うことなく仕事をする機会を獲得できます。マッチング後も、原則的にオンラインで成果物の納品・検収、報酬の決済が行われるため、個人にとっては時間や場所にとらわれることのない働き方が実現できます。これにより、子育てや介護を理由にフルタイムで働くことが難しい方や、より自由なライフスタイルを求めるエンジニアやクリエイター、副業・兼業希望者への新たな活躍の場を提供しております。 エージェント領域の主事業は、フリーランス登録数No.1の総合人材ソリューションパートナー「クラウドワークス エージェント」です。より専門性の高い人材を定期的に活用したい企業に対して、「ピンポイントな人材提供」「スピーディーなマッチング」「フレキシブルな期間設定」で経営課題解決を支援します。また、第3の収益事業として、DXコンサルティングの立ち上げを推進しています。DXコンサルティング事業の特長は、人材マッチングのみならず、顧客課題を捉え、解決に資するソリューションを提供することに主眼を置いている点にあります。正社員コンサルタントと課題解決に最適なスキルを持つフリーランス、グループ会社のDX開発ケイパビリティを組み合わせることで、戦略から実行支援まで一気通貫で提供する体制を構築しております。 マッチング事業のビジネスモデルは、以下の通りです。プラットフォーム領域は、システム型のマッチング契約で、システム利用料(テイクレート)及びオプション料を売上として計上しています。エージェント領域はサポート型のマッチング契約で、業務委託料+手数料の総額を売上として計上しています。 (ビジネス向けSaaS事業) ビジネス向けSaaS事業では、企業向けの工数管理ツール「クラウドログ」を中心に、企業の生産性を向上するツールを提供しております。導入社数は累計900社以上となり、大手企業を中心に順調に伸ばしております。
FY2024|1,371 文字|出典 docID: S100UZTG
3【事業の内容】 当社グループは、「個のためのインフラになる」というミッションを掲げ、フリーランス業界No.1プラットフォーム(登録ワーカー600万人・登録企業100万社)を基盤に、IT人材&コンサルティングサービスを提供しております。 当社グループの「マッチング」事業では、オーガニックで年間約80万人が新規登録するオンライン人材マッチングプラットフォーム「クラウドワークス」のワーカーを、当社のエージェント人材がクライアントニーズに合わせて提案するコンサルティングセールス及びアカウントセールス体制を構築しています。さらに、M&A推進により、システム開発やRPA、AIなどのケイパビリティも獲得しており、人材のみならず様々な手法で企業の経営・組織課題解決に取り組んでいます。また、「ビジネス向けSaaS」事業においては、工数管理SaaS「クラウドログ」を中心に、企業の生産性向上を支援しています。 当連結会計年度におけるセグメント情報及び事業内容との関連は次のようになっております。 (マッチング事業) 当社グループの「マッチング」事業は、「プラットフォーム」領域と、「エージェント」領域に分かれています。「プラットフォーム」領域の主事業は、日本最大級のオンライン人材マッチングプラットフォームである「クラウドワークス」です。同サービス上で企業が登録した仕事の依頼に個人が応募し、個人のスキルや条件が仕事依頼に合致すればマッチングが成立します。企業はプラットフォームに登録する個人の中から、必要な時に必要なスキルを持つ人材に仕事を依頼でき、個人は自ら顧客開拓を行うことなく仕事をする機会を獲得ができます。マッチング後も、原則的にオンラインで成果物の納品・検収、報酬の決済が行われるため、個人にとっては時間や場所にとらわれることのない働き方が実現できます。これにより、子育てや介護を理由にフルタイムで働くことが難しい方や、より自由なライフスタイルを求めるエンジニアやクリエイター、副業・兼業希望者への新たな活躍の場を提供しております。 「エージェント」領域の主事業は、フリーランス登録数No.1の総合人材ソリューションパートナー「クラウドワークス エージェント」です。より専門性の高い人材を定期的に活用したい企業に対して、「ピンポイントな人材提供」「スピーディーなマッチング」「フレキシブルな期間設定」で経営課題解決を支援します。その他、生産性向上コンサルタントによる経営支援サービス「CROWDWORKS コンサルティング」や、WEB・アプリケーションの企画・制作を行う株式会社ソニックムーブ等の子会社事業を含む複合サービスを提供しています。 マッチング事業のビジネスモデルは、以下の通りです。「プラットフォーム」領域は、システム型のマッチング契約で、システム利用料(テイクレート)及びオプション料を売上として計上しています。「エージェント」領域はサポート型のマッチング契約で、業務委託料+手数料の総額を売上として計上しています。 (ビジネス向けSaaS事業) ビジネス向けSaaS事業では、企業向けの工数管理ツール「クラウドログ」を中心に、企業の生産性を向上するツールを提供しております。大手企業を中心に導入社数を順調に伸ばしています。
FY2023|1,319 文字|出典 docID: S100SIH4
3 【事業の内容】当社は「個のためのインフラになる」というミッションを掲げ、インターネットを活用して個人が報酬を得るための仕組みであるオンライン人材マッチング事業を推進しております。 当社の「マッチング」事業においては、日本最大級のオンライン人材プラットフォームである「クラウドワークス」を中心に、さまざまな顧客ニーズに対応できる複合サービスを展開しております。仕事を依頼したい企業と働きたい個人をインターネット上で直接マッチングするプラットフォームサービス「クラウドワークス」や、プラットフォームのユーザー共通基盤をベースにエンジニアやデザイナーをマッチングするエージェント型サービスの「クラウドテック」、事務アシスタントに特化してマッチングサポートを行う「ビズアシ」、ハイクラス副業人材に特化してマッチングサポートを行う「クラウドリンクス」「リンクスエージェント」などを展開しております。また、「ビジネス向けSaaS」事業では企業向けの業務管理ツールを提供する「クラウドログ」を展開しております。 当連結会計年度におけるセグメント情報及び事業内容との関連は次のようになっております。 (マッチング事業) マッチング事業では、日本最大級のオンライン人材プラットフォームである「クラウドワークス」を運営しております。同サービスに企業が登録した仕事の依頼に個人が応募し、個人のスキルや条件が仕事依頼に合致すればマッチングが成立します。企業はプラットフォームに登録する個人(クラウドワーカー)の中から、必要な時に必要なスキルを持つ人材に仕事を依頼でき、個人は自ら顧客開拓を行うことなく仕事をする機会を得ることができます。マッチング後も、原則的にオンラインで成果物の納品・検収、報酬の決済が行われるため、個人にとっては時間や場所にとらわれることのない働き方が実現できます。これにより、子育てや介護を理由にフルタイムで働くことが難しい方や、より自由なライフスタイルを求めるエンジニアやクリエイター、副業・兼業希望者への新たな活躍の場を提供しております。 また、より専門性の高い人材を定期的に活用したい企業に対して、プロフェッショナルなエンジニアやデザイナーをマッチングする「クラウドテック」や、事務アシスタントをマッチングする「ビズアシ」、ハイクラスビジネス人材を副業形式でマッチングする「クラウドリンクス」なども展開しております。 マッチング事業の課金形態は以下の通りであり、それぞれの収入を売上として計上しております。 ダイレクトマッチング(システム型のマッチング契約):業務委託料に対する①システム利用料(手数料)および、②オプション料を売上として計上。データベース課金契約については③月額利用料の総額を売上として計上。エージェントマッチング(サポート型のマッチング契約):④業務委託料+手数料の総額を売上として計上。 (ビジネス向けSaaS事業) ビジネス向けSaaS事業では、企業向けの工数管理ツール「クラウドログ」を運営しております。大手企業の顧客開拓を中心に導入社数を順調に伸ばしており、さらなる成長に向けた投資を実施しております。
FY2022|1,299 文字|出典 docID: S100PUTL
3 【事業の内容】当社は「世界で最もたくさんの人に報酬を届ける会社になる」というビジョンを掲げ、インターネットを活用して個人が報酬を得るための仕組みであるオンライン人材マッチング事業を推進しております。当社の「マッチング」事業においては、日本最大級のオンライン人材プラットフォームである「クラウドワークス」を中心に、さまざまな顧客ニーズに対応できる複合サービスを展開しております。仕事を依頼したい企業と働きたい個人をインターネット上で直接マッチングするプラットフォームサービス「クラウドワークス」や、プラットフォームのユーザー共通基盤をベースにエンジニアやデザイナーをマッチングするエージェント型サービスの「クラウドテック」、事務アシスタントに特化してマッチングサポートを行う「ビズアシ」などを展開しております。また、「ビジネス向けSaaS」事業では企業向けの業務管理ツールを提供する「クラウドログ」を展開しております。当連結会計年度におけるセグメント情報及び事業内容との関連は次のようになっております。 (マッチング事業)マッチング事業では、日本最大級のオンライン人材プラットフォームである「クラウドワークス(https://crowdworks.jp)」を運営しております。同サービスに企業が登録した仕事の依頼に個人が応募し、個人のスキルや条件が仕事依頼に合致すればマッチングが成立します。企業はプラットフォームに登録する個人(クラウドワーカー)の中から、必要な時に必要なスキルを持つ人材に仕事を依頼でき、個人は自ら顧客開拓を行うことなく仕事をする機会を得ることができます。マッチング後も、原則的にオンラインで成果物の納品・検収、報酬の決済が行われるため、個人にとっては時間や場所にとらわれることのない働き方が実現できます。これにより、子育てや介護を理由にフルタイムで働くことが難しい方や、より自由なライフスタイルを求めるエンジニアやクリエイター、副業・兼業希望者への新たな活躍の場を提供しております。また、より専門性の高い人材を定期的に活用したい企業に対して、プロフェッショナルなエンジニアやデザイナーをマッチングする「クラウドテック」や、事務アシスタントをマッチングする「ビズアシ」、ハイクラスビジネス人材を副業形式でマッチングする「クラウドリンクス」なども展開しております。 マッチング事業の課金形態は以下の通りであり、それぞれの収入を売上として計上しております。 ダイレクトマッチング(システム型のマッチング契約):業務委託料に対する①システム利用料(手数料)および、②オプション料を売上として計上。データベース課金契約については③月額利用料の総額を売上として計上。エージェントマッチング(サポート型のマッチング契約):④業務委託料+手数料の総額を売上として計上。 (ビジネス向けSaaS事業) ビジネス向けSaaS事業では、企業向けの工数管理ツール「クラウドログ」を運営しております。大手企業の顧客開拓を中心に導入社数を順調に伸ばしており、さらなる成長に向けた投資を実施しております。
FY2021|1,524 文字|出典 docID: S100N43K
3 【事業の内容】当社は「働き方革命~世界で最もたくさんの人に報酬を届ける会社になる」というビジョンを掲げ、インターネットを活用して個人が報酬を得るための仕組みであるオンライン人材マッチング事業を推進しております。当社の「マッチング」事業においては、日本最大級のオンライン人材プラットフォームである「クラウドワークス」を中心に、さまざまな顧客ニーズに対応できる複合サービスを展開しております。仕事を依頼したい企業と働きたい個人をインターネット上で直接マッチングするプラットフォームサービス「クラウドワークス」や、プラットフォームのユーザー共通基盤をベースにエンジニアやデザイナーをマッチングするエージェント型サービスの「クラウドテック」、事務アシスタントに特化してマッチングサポートを行う「ビズアシスタントオンライン」などを展開しております。また、「ビジネス向けSaaS」事業では企業向けの業務管理ツールを提供する「クラウドログ」を展開しております。なお、株式会社電縁、アイ・オーシステムインテグレーション株式会社を2020年9月期に売却したことにより「受託」事業からは撤退いたしました。上記に伴い、当事業年度の事業セグメントは、「マッチング」、「ビジネス向けSaaS」の2セグメントとしております。当事業年度におけるセグメント情報及び事業内容との関連は次のようになっております。 (マッチング事業)マッチング事業では、日本最大級のオンライン人材プラットフォームである「クラウドワークス(https://crowdworks.jp)」を運営しております。同サービスに企業が登録した仕事の依頼に個人が応募し、個人のスキルや条件が仕事依頼に合致すればマッチングが成立します。企業は470万人(2021年9月末現在)もの個人の登録ユーザー(クラウドワーカー)の中から、必要な時に必要なスキルを持つ人材に仕事を依頼でき、個人は自ら顧客開拓を行うことなく仕事をする機会を得ることができます。マッチング後も、原則的にオンラインで成果物の納品・検収、報酬の決済が行われるため、個人にとっては時間や場所にとらわれることのない働き方が実現できます。これにより、子育てや介護を理由にフルタイムで働くことが難しい方や、より自由なライフスタイルを求めるエンジニアやクリエイター、昨今、需要が拡大している副業・兼業希望者などに新たな活躍の場を提供いたします。また、プロフェッショナルなエンジニアやデザイナーに向けたマッチングのサポートを提供する「クラウドテック」や、事務アシスタント向けの「ビズアシスタントオンライン」など、専任スタッフが個人と企業のマッチングをサポートするサービスのほか、トップ企業の人材を副業でマッチングするプラットフォーム「クラウドリンクス」も提供しております。これらのサービスでは「クラウドワークス」に登録しているクライアント76万社(2021年9月末現在)およびクラウドワーカー470万人をプラットフォーム資産として活用し、事業を展開しております。 マッチング事業の課金形態は以下の通りであり、それぞれの収入を売上として計上しております。 システム型のマッチング契約については、業務委託料に対する①システム利用料(手数料)および、②オプション料を売上として計上。サポート型のマッチング契約については③業務委託料+手数料の総額を売上として計上。 (ビジネス向けSaaS事業) ビジネス向けSaaS事業では、企業向けの業務管理ツール「クラウドログ」を運営しております。同ツールの導入社数は順調に伸長しており、さらなる成長に向けた投資を継続しております。
FY2020|1,856 文字|出典 docID: S100KGAZ
3 【事業の内容】当社グループは「働き方革命~世界で最もたくさんの人に報酬を届ける会社になる」というビジョンを掲げ、インターネットを活用して個人が報酬を得るための仕組みであるオンライン人材マッチング事業を推進しております。当社グループの「マッチング」事業においては、日本最大級のオンライン人材プラットフォームである「クラウドワークス」を中心に、さまざまな顧客ニーズに対応できる複合サービスを展開しています。仕事を依頼したい企業と働きたい個人をインターネット上で直接マッチングするプラットフォームサービス「クラウドワークス」や、プラットフォームのユーザー共通基盤をベースにエンジニアやデザイナー、事務アシスタントに特化してマッチングのサポートを提供するサービス「クラウドテック」「ビズアシスタントオンライン」などを展開しております。また、株式会社電縁、アイ・オーシステムインテグレーション株式会社による「受託」事業においては、SI市場における大手の通信キャリアや生命保険会社、行政等を顧客に持ち、システムの受託開発等を行っております。さらには、マッチング事業の周辺領域のサービスとして企業向けの業務管理ツールを提供する「クラウドログ」を子会社である株式会社電縁より事業譲受し、リブランディングのもと「ビジネス向けSaaS」事業として新たに展開しております。上記に伴い、当連結会計年度の事業セグメントは、「マッチング」、「受託」、「ビジネス向けSaaS」の3セグメントとしております。当連結会計年度におけるセグメント情報及び事業内容との関連は次のようになっております。なお、当連結会計年度より、報告セグメントの区分を変更しております。詳細は、「第5 経理の状況 1 連結財務諸表等 (1)連結財務諸表 注記事項(セグメント情報等)」をご参照ください。 (マッチング事業)マッチング事業では、日本最大級のオンライン人材プラットフォームである「クラウドワークス(https://crowdworks.jp)」を運営し、企業は登録した個人に対し仕事を依頼、個人は仕事に応募してスキルや条件が合致すればマッチングが成立します。企業は410.4万人(2020年9月末現在)もの個人の登録ユーザーの中から、必要な時に必要なスキルを持つ人材に仕事を依頼でき、個人は自ら顧客開拓を行う必要なく仕事の機会を得ることができます。マッチング後も、原則的にオンラインで成果物の納品・検収、報酬の決済が行われるため、個人にとっては時間や場所にとらわれることのない働き方が実現できます。これにより、子育てや介護を理由にフルタイムで働くことが難しい方や、より自由なライフスタイルを求めるエンジニアやクリエイター、昨今、需要が拡大している副業希望者などに新たな活躍の場を提供いたします。また、上記の複合サービスとして、プロフェッショナルなエンジニアやデザイナーに向けたマッチングのサポートを提供する「クラウドテック」や、事務アシスタント向けの「ビズアシスタントオンライン」など、専任スタッフが個人と企業のマッチングをサポートするサービスも提供しております。これらのサービスは継続契約を前提として、企業の外部人材活用ニーズの中で社内の不足リソースを継続的に補完するために、受注者との長期契約を求めるケースに対応します。また、新規事業としてハイクラスな副業人材を対象とした新たなサービス「クラウドリンクス」を展開しており、今後の成長に向けた投資を継続しております。 マッチング事業の課金形態は以下の通りであり、それぞれの収入を売上として計上しております。 システム型のマッチング契約については、業務委託料に対する①システム利用料(手数料)および、②オプション料を売上として計上。サポート型のマッチング契約については③業務委託料+手数料の総額を売上として計上。 (受託事業) 受託事業は、株式会社電縁とその完全子会社であるアイ・オーシステムインテグレーション株式会社により、大手通信キャリア、生命保険会社、行政を顧客とした情報システムの定期的な受託開発を行っております。また、受託事業における上記子会社2社を第4四半期連結会計期間に売却したことにより、当連結会計年度末で撤退しております。 (ビジネス向けSaaS事業) ビジネス向けSaaS事業は、株式会社電縁より事業譲受したサービス「クラウドログ」を運営し、企業向けの業務管理ツールを提供しております。
FY2019|2,584 文字|出典 docID: S100HMUG
3 【事業の内容】当社グループは「働き方革命~世界でもっともたくさんの人に報酬を届ける会社になる」というビジョンを掲げ、インターネットを活用して個人が報酬を得るための仕組みであるクラウドソーシング事業を推進しております。創業以来、日本最大級のクラウドソーシング「クラウドワークス」を中心に、働きたい個人と仕事を依頼したい企業をインターネット上で直接マッチングするサービスを展開してまいりましたが、クラウドソーシングサービスの普及とともに、同サービスにおいて提供される業務の品質確保に対する社会的要請が高まったことから、「クラウドテック」「ビズアシスタントオンライン」、株式会社gravieeの運営する「3スタ」をはじめとした当社スタッフが企業と個人のマッチングを仲介・支援する「エージェントマッチング」事業の重要性が増してまいりました。 また、株式会社電縁、アイ・オーシステムインテグレーション株式会社による「ビジネスソリューション」事業においてはSI市場における大手顧客の拡大を目的として、システム開発の受託事業を展開しております。 さらには、新規事業であるフィークル、三菱UFJグループとの共同で合弁会社株式会社クラウドマネーを新設し、個人が報酬を得やすい環境作りを進めるべく「フィンテック」事業を展開いたしました。 上記に伴い、当連結会計年度の事業セグメントは、「ダイレクトマッチング」、「エージェントマッチング」、「ビジネスソリューション」「投資育成」「フィンテック」の5セグメントとしております。 当連結会計年度におけるセグメント情報及び事業内容との関連は次のようになっております。(ダイレクトマッチング事業) ダイレクトマッチング事業では、日本最大級のクラウドソーシングサービス「クラウドワークス(https://crowdworks.jp)」を運営しております。同サービスに企業が登録した仕事の依頼に対し個人が応募し、スキルや条件が合致すればマッチングが成立する仕組みにより、企業は316.4万人(2019年9月末現在)もの個人の登録ユーザーの中から、必要な時に必要なスキルを持つ人材に仕事を依頼でき、個人は自ら顧客開拓を行う必要なく仕事をする機会を得ることができます。 マッチング後も、原則的にオンラインで成果物の納品・検収、報酬の決済が行われるため、個人にとっては時間や場所にとらわれることのない働き方が実現できます。これにより、子育てや介護を理由にフルタイムで働くことが難しい方や、より自由なライフスタイルを求めるエンジニアやクリエイター、昨今、トレンドが広がっている副業希望者などに新たな活躍の場を提供いたします。 (エージェントマッチング事業) エージェントマッチング事業では、「クラウドテック」「ビズアシスタントオンライン」「ブレーンパートナー」「サイタ」「3スタ」「Forge」など専任スタッフが個人と企業のマッチングを仲介・支援するかたちの人材マッチングサービスを運営しております。インターネット上で完結するダイレクトマッチングサービスの取引は単発契約の割合が高い一方、エージェントマッチングにおいては継続契約を前提としています。企業のクラウドソーシング活用ニーズには、社内の不足リソースを継続的に補完するために、受注者との長期契約を求めるケースも少なくありません。このようなニーズに対し、エージェントマッチング事業における各種サービスでは、専任スタッフが発注者に成果物や受注者に対して求める条件を詳細にヒアリングし、当社サービスの登録ユーザーの中から候補者を選んで推薦いたします。その上で、発注者と受注者が面談を行い、条件が合致すれば原則3か月以上の契約を結びます。契約継続中は当社スタッフが発注者、受注者双方をフォローすることで、業務のスムーズな遂行と信頼関係の構築・維持を支援いたします。 エージェントマッチング事業の拡大により、総契約額の拡大に合わせて個人が得る報酬単価の向上に寄与しており、当セグメントの成長は短期・中期における当社グループの業績をけん引するものと考えております。 なお、エージェントマッチング事業の中でも、ITエンジニアやWEBデザイナーなどのクリエイターとのマッチングを中心とするものをSES(システム・エンジニアリング・サービス)事業と呼び、クラウドテック、3スタがこれを運営しております。 ダイレクトマッチング事業、エージェントマッチング事業の課金形態は以下の通りであり、それぞれの収入を売上として計上しております。 以上に述べた事項を事業系統図によって示すと以下の通りであります。 (注)ダイレクトマッチングではシステム利用料、エージェントマッチングでは業務委託料と手数料の総額を売上として計上しております。 (ビジネスソリューション事業) ビジネスソリューション事業は、株式会社電縁とその完全子会社であるアイ・オーシステムインテグレーション株式会社により、大手企業や行政を顧客とした情報システムの受託開発を行うほか、一部デジタルサイネージサービスやプロジェクト管理ツールなどの独自開発商品を提供しております。特に、電縁社は大手企業からの定期的なシステム開発を請け負うとともに、ブロックチェーン技術における国内有数のリーディングカンパニーとして、金融機関や流通関連企業と協働したブロックチェーン導入プロジェクトを多数手掛けております。 ビジネスソリューション事業の事業系統図は以下の通りです。 (投資育成事業) 投資育成事業では、有価証券の売却による利益獲得を目的として国内外のベンチャー企業への出資を行っております。投資の対象となる事業は、クラウドソーシングをはじめとしたシェアリングエコノミー関連サービスの他、個人の報酬獲得に寄与する周辺サービスを中心としております。 (フィンテック事業) フィンテック事業は、個人が獲得した報酬の決済、使用、運用等を行うための金融サービスの提供を目的とした事業セグメントです。フリーランスの報酬取得を保証するサービス「フィークル」におけるサービス利用手数料を売上とし、「フィークル」及び株式会社クラウドマネーのサービス開発費用を販売管理費として計上しております。
FY2018|2,594 文字|出典 docID: S100ERIY
3 【事業の内容】当社グループは「働き方革命~世界でもっともたくさんの人に報酬を届ける会社になる」というビジョンを掲げ、インターネットを活用して個人が報酬を得るための仕組みであるクラウドソーシング事業を推進しております。創業以来、日本最大級のクラウドソーシング「クラウドワークス」を中心に働きたい個人と仕事を依頼したい企業がインターネット上で直接マッチングするサービスを展開してまいりましたが、クラウドソーシングサービスの普及とともに、同サービスにおいて提供される業務の品質確保に対する社会的要請が高まったことから、「クラウドテック」「ビズアスタントオンライン」をはじめとした当社スタッフが企業と個人のマッチングを支援する「エージェントマッチング」事業の重要性が増してまいりました。また、当連結会計年度において株式会社電縁の株式を取得し連結子会社としたことにより、新たにシステム受託開発を中心とした「ビジネスソリューション」事業が加わった他、三菱UFJグループとの共同で株式会社クラウドマネーを新設し、個人が報酬を得やすい環境作りを目指した「フィンテック」事業を開始しております。上記に伴い、当連結会計年度より事業セグメントの区分方法を見直し、報告セグメントの区分を従来の「クラウドソーシング」から、「ダイレクトマッチング」、「エージェントマッチング」、「ビジネスソリューション」「投資育成」「フィンテック」の5事業に変更いたしました。 当連結会計年度における事業内容及びセグメント情報との関連は次のようになっております。 (ダイレクトマッチング事業)ダイレクトマッチング事業では、日本最大級のクラウドソーシング「クラウドワークス(https://crowdworks.jp)」を運営しております。同サービスに企業が登録した仕事の依頼に対し個人が応募し、スキルや条件が合致すればマッチングが成立する仕組みにより、企業は232万人(平成30年9月末現在)を超える個人の登録ユーザーの中から、必要な時に必要なスキルを持つ人材に仕事を依頼でき、個人は自ら顧客開拓を行う必要なく仕事をする機会を得ることができます。マッチング後も、原則的にオンライン上で成果物の納品・検収、報酬の決済が行われるため、個人にとっては時間や場所にとらわれることない働き方が実現できます。これにより、子育てや介護を理由にフルタイムで働くことが難しい方や、より自由なライフスタイルを求めるクリエイター、昨今、トレンドが広がっている副業希望者などに新たな活躍の場を提供いたします。 (エージェントマッチング事業) エージェントマッチング事業では、「クラウドテック」「ビズアシスタントオンライン」「ブレーンパートナー」「サイタ」「3スタ」「Forge」などの専任スタッフが個人と企業のマッチングを支援するかたちのクラウドソーシングサービスを運営しております。インターネット上で完結するダイレクトマッチングサービスでの取引は単発契約の割合が高い一方、企業のクラウドソーシング活用ニーズには、社内の不足リソースを継続的に補完するために、受注者との長期契約を求めるケースも少なくありません。このようなニーズに対し、エージェントマッチング事業における各種サービスでは、専任スタッフが発注者に成果物や受注者に対して求める条件を詳細にヒアリングし、当社サービスの登録ユーザーの中から候補者を選んで推薦いたします。その上で、発注者と受注者が面談を行い、条件が合致すれば原則3か月以上の長期契約を結びます。契約継続中は当社スタッフが発注者、受注者双方をフォローすることで、業務のスムーズな遂行と信頼関係性の構築・維持を支援いたします。エージェントマッチング事業の拡大により、総契約額並びに個人が得る報酬の単価及び総額を向上させる傾向があるため、当セグメントの成長は短中期における当社グループの業績をけん引するものと考えております。なお、エージェントマッチング事業の中でも、ITエンジニアやWEBデザイナーなどのクリエイターとのマッチングを中心とするものをSES(システム・エンジニアリング・サービス)事業と呼び、クラウドテック、3スタがこれを運営しております。 ダイレクトマッチング事業、エージェントマッチング事業の課金形態は以下の通りであり、それぞれの収入を売上として計上しております。 以上に述べた事項を事業系統図によって示すと以下の通りであります。 (注)ダイレクトマッチングではシステム利用料、エージェントマッチングでは業務委託料と手数料の総額を売上として計上しております。 (ビジネスソリューション事業)ビジネスソリューション事業は、当連結会計年度において、株式会社電縁とその完全子会社であるアイ・オーシステムインテグレーション株式会社を連結子会社としたことにより、新設した事業セグメントです。その主な内容は大手企業や行政を顧客とした情報システムの受託開発であり、一部デジタルサイネージサービスやプロジェクト管理ツールなどの独自開発商品も提供しております。特に、電縁社はブロックチェーン技術における国内有数のリーディングカンパニーとして、金融機関や流通関連企業と協働したブロックチェーン導入プロジェクトを多数手掛けております。 ビジネスソリューション事業の事業系統図は以下の通りです。 (投資育成事業)投資育成事業では、有価証券の売却による利益獲得を目的として国内外のベンチャー企業への出資を行っております。投資の対象となる事業は、クラウドソーシングをはじめとしたシェアリングエコノミー関連サービスの他、個人の報酬獲得に寄与する周辺サービスを中心としております。 (フィンテック事業)フィンテック事業は、個人がクラウドソーシングをはじめとしたシェアリングエコノミー関連サービスで獲得した報酬の決済、使用、運用等を行うための金融サービスの提供を目指し、新設した事業セグメントです。当連結会計年度において、フリーランスの報酬取得を保証するサービス「フィークル」を提供開始した他、三菱UFJフィナンシャル・グループとの合弁により報酬を店舗などでの決済に利用できるデジタルウォレットアプリを開発する株式会社クラウドマネーを設立しております。
FY2017|6,685 文字|出典 docID: S100BZ31
3 【事業の内容】当社グループは「“働く”を通して人々に笑顔を」をミッションに掲げ、個の力を最大限活性化することにより、社会の発展と個人の幸せに貢献していくことを目的に事業を展開しております。労働力人口に占める正規雇用者の割合は平成29年に51.6%(出典:総務省「労働力調査」)と約半数程度であり、企業による正社員中心の採用の見直しと相まって、働き方に対する価値観の多様化が継続的に進んでおります。このように「非正規雇用労働者」への依存度が高まる一方で、非正規労働者や特定の企業に属さない個人・フリーランスは、収入の不安定さを抱え、スキルアップのための教育機会や社会保障を得にくいなど、社会的に不利な立場に置かれることが多いのが実情です。当社は、この「正社員でなければワーキングプア」という二元論的構造を脱却し、多くの個人が働くインフラを構築することで、専門性の高いプロフェッショナルに企業の枠を超えて活躍する機会を、働き口不足に悩む地方在住者や若者に働く機会を提供したいと考えています。また、就業意欲がありながら育児や介護を理由に退職を選んだ女性、定年退職後も社会に貢献したいと考える活力あるシニアなど、現在の社会構造の中で埋もれた潜在労働力を掘り起し、社会全体を活性化したいと考えております。また、企業においては、新たな人材活用のあり方が求められています。その背景の一つは、熾烈を極めるグローバル競争と長引くデフレの下、必要なときに必要なスキル・人材を柔軟に調達し、固定費を抑制したいというニーズの高まりです。特に、世界的に見ても少子高齢化が進行し、製造業からサービス業への産業構造変化が進む日本では、各企業が求めるスキルを持つ人材の獲得は今後も困難さが増すと考えられます。そしてまた、あらゆるもののコモディティ化が進む現代において、新たな価値創出により価格競争から脱却すべく、積極的に社外の人材やアイデアを活用する「オープンイノベーション」の概念への期待が高まっています。 当社グループが運営するクラウドソーシングサービス「クラウドワークス(CrowdWorks)」は、個人にとっての新しい働き方、そして企業にとっての新しい人材活用のあり方を提供するものと考えております。クラウドソーシングは、インターネットを活用することで、世界中の企業と個人が直接つながり、仕事の受発注を行うことができるサービスです。個人の時間の空き枠やスキルを社会全体でシェアできることから、世界的に広がりを見せる「シェアリングエコノミー」の一つとされています。インターネット上で仕事の応募から報酬の受け取りまでを完結することができるため、個人は時間と場所にとらわれない新しいワークスタイルを獲得することができます。他方、企業は、多様なスキルを持った個人にオンラインでダイレクトにアクセスすることで、人材調達にかかる時間の大幅な短縮や費用対効果の向上が可能となります。また、消費者やユーザー、各方面の専門家など社外から広くアイデアを集めることも可能であり、研究開発や企画・マーケティングの分野に革新と共感をもたらすことができます。 「クラウドワークス」は平成24年3月にサービスを開始し、登録ユーザー数(注1)は150万人(平成29年9月現在)を超えております。総契約額も大きく成長を続け、当期では63億円を突破いたしました。外務省、経済産業省など政府8省や、京都府、宮崎県、神戸市など約40の都道府県・地方自治体、自動車、通信、食品、教育、広告、メディアなど幅広い業種の大手企業・上場企業を含む20.6万社(平成29年9月現在)を超える企業にクライアント(発注者)として活用いただいており、一度仕事を発注いただいた約半数のクライアントに継続利用いただいております。(注2)(注1)ユーザーは、「クラウドワークス」に会員登録したメンバー及びクライアントの累計数になります。また、一度も仕事の受注若しくは発注を行ったことのない非アクティブなメンバー及びクライアントも含まれております。(注2)「クラウドワークス」上で二回以上仕事を登録したクライアントを継続利用クライアントと定義しております。 当社は、以下の形態にてサービスの提供をしております。①「クラウドワークス」上で仕事のマッチングを行うプラットフォームサービス②当社と発注企業が直接契約を結ぶエンタープライズサービス③発注企業の業務に対し、専門性の高い人材が継続契約を行うクラウドテックサービス 「クラウドワークス」の各サービスの主な特徴は以下のとおりであります。<プラットフォームサービス>① 開発・デザインからモノづくりまで幅広いジャンルの仕事の受発注が可能「クラウドワークス」では、アプリやソフトウェアの開発、ホームページ制作、ロゴやバナー、チラシなどのデザイン、記事作成やネーミングなどのライティング、データ入力やリスト作成などの事務作業をはじめとした205カテゴリ(平成29年9月現在)の仕事を依頼することができるようになっております。 ② 受発注プロセスのすべてがオンライン上で完結クライアントは、「クラウドワークス」上のフォームに必要事項を入力するだけで、世界138ヶ国の多様なスキルを持った個人に対し、仕事を依頼することができます。依頼した仕事に対してメンバー(受注者)から募集があった場合、あるいは「クラウドワークス」上でメンバーのプロフィールを閲覧し希望に合致する人材を見つけた場合、そのメンバーに直接アクセスし、スキルや報酬などの条件が合意に至れば、その場で契約を締結できます。その後メンバーは業務を行い、クライアントがその成果物を検収した後でメンバーに報酬が支払われます。このように、「クラウドワークス」では発注から契約、業務管理、納品、検収、支払の一連のプロセスをオンライン上で完結することができます。また、メンバーは「クラウドワークス」上に登録されている様々な仕事の中から自分のスキルに合った仕事を探し、自由に応募・提案することができます。業務の進行は原則として「クラウドワークス」上のメッセージツールなどを用いて行うため、場所や時間にとらわれずに仕事を行い、報酬を得ることが可能です。 ③ 仕事の依頼・契約まで無料で利用可能「クラウドワークス」では会員登録、仕事の依頼・応募、クライアント・メンバー間での契約締結までを無料でご利用いただけるサービスとなっております。実際にメンバーが「クラウドワークス」上で仕事を行った後、当社が契約金額の一部をシステム利用料として受け取る方式となっております。 ④ 安心に取引できる決済システムクライアントとメンバーは取引を行う際、「クラウドワークス」上で業務委託契約を締結することとなりますが、金銭のやり取りについては当社を通して行われ、直接ユーザー同士が行うことはありません。そのため、業務を行ったにもかかわらず報酬を獲得できない、報酬を支払ったのに業務が行われないといったトラブルを回避し、安心して取引を行っていただけるサービスとなっております。 ⑤ 依頼したい内容に合わせて選べる発注形式「クラウドワークス」では、依頼したい仕事の内容によって「コンペ形式」「タスク形式」「プロジェクト形式(固定報酬制)」「プロジェクト形式(時間単価制)」の4種類の発注形式を選ぶことができます。「コンペ形式」は不特定多数の個人から提案を募集し、集まった提案の中から最も希望に合ったものを採用し、採用案にのみ報酬を支払う発注形式で、ロゴデザインやネーミングなど広くアイデアを募りたい場合に適しています。「タスク形式」は特定のスキルを必要としない定型的な仕事を大量に発注したい場合に全体の発注量と単価を決めて依頼し、複数の人と契約する発注形式です。「プロジェクト形式(固定報酬制)」はアプリ開発やホームページ制作など成果物が明確で、専門性の高いスキルを持ったプロフェッショナルに依頼したい場合に適し、候補となるメンバーの実績や作業計画の提案を参考に、個別に条件や報酬を交渉してから契約を結びます。「プロジェクト形式(時間単価制)」では、メンバーの業務開始・終了を記録することのできるアプリ「CWタイムカード(特許登録済)」を活用し、業務中の画面、業務内容などをクライアントに自動的に送信することができます。これによりクライアントはメンバーがいつどのような仕事を行っているかを把握することが可能になり、メンバーもクライアントに業務内容を報告する手間を省くことを実現しております。時間単価制での契約は、求めるスキルを持ったメンバーと継続的な取引を行うことに適し、社外にバーチャルな専門チームを持つことができます。 ⑥ 取引終了後の相互評価と実績の蓄積取引が終了する度、クライアントとメンバーは「スキル」「品質」「締め切り」「コミュニケーション」「協力的姿勢」の5つの項目を相互に評価し、その結果が「クラウドワークス」上で公開されます。過去の取引実績と評価が参照されることにより、クライアントは評価の高いメンバーを選んで発注することができ、メンバーは自らのスキルや実績を証明することにより多くの指名を受けたり、より高い報酬で仕事を受注したりすることができます。また、評価の低いクライアントが依頼した仕事はメンバーから選ばれず契約が成立しにくくなるため、業務をスムーズに進めるためのクライアントの努力を促し、受発注者双方の立場を対等にする効果があります。 <エンタープライズサービス>⑦ ソリューション提案に強みを持つ営業体制大企業が新しいスキームであるクラウドソーシングを利用し、個人への発注を行うことは、内規上のハードルがあることが通常です。当社は、大企業の業務オペレーションや法務、社内決裁プロセスに精通した上で、大企業のニーズに応じたサービスのカスタマイズやソリューションの提案、発注担当者が企業内の稟議を通すための支援を積極的に行っています。 ⑧ 確実な品質・納期管理としくみ化を実現する社内ディレクション体制エンタープライズサービスにより当社が直接受託した案件については、社内ディレクションチームが「クラウドワークス」上のメンバーに仕事の発注を行っています。複雑・大量の案件を適切に分解した上で、オンライン上で多数のメンバーと同時に契約し、成果物の質と納期を守るべく安全確実に業務管理を行うには、多数の試行錯誤と創意工夫が必要です。当社は平成25年末に本格的な体制を立ち上げ、レギュレーションの整備、業務プロセスの構築、自動化ツールの開発・導入を進めたことにより、大量のタスク案件を処理するオペレーションを短期間で構築することに成功しました。また、平成29年度より法人向けマーケティング支援サービス「Forge」を開始し、クラウドソーシングの得意とする大量案件の処理だけでなく、顧客企業の売上増につなげるWeb集客から営業代行、コミュニティ形成、購買促進まで、ワンストップのマーケティング支援サービスへと事業領域を拡大しております。こうした業容拡大に伴い、クラウドソーシングを活用し、企業の課題に合わせて上流から下流まで支援できる体制を構築しております。 <クラウドテックサービス>⑨ 長期契約可能なクラウドワーカーに特化したマッチング支援「クラウドテック」「クラウドワークス」上での取引は単発契約の割合が高い一方、企業のクラウドソーシング活用ニーズには、社内の不足リソースを継続的に補完するために、クラウドワーカーとの長期契約を求めるケースも少なくありません。当社では、オンラインワークとオフィスワークを組み合わせた働き方で発注企業と受注者が信頼関係を築くことにより、長期的な契約を促すサービス「クラウドテック」を平成27年4月より展開しております。高い専門スキルを持つ人材の活躍の場を提供することにより、これまで以上にクラウドワーカーの単価向上と、収入の安定化に寄与しております。また、ビジョンである「働き方革命」の下、当社グループは「クラウドワークス」のサービス拡充を通じて、以下の4点について貢献していきたいと考えております。 ⅰ 地域活性化日本全国どこでも同じ条件で仕事を受注できるというクラウドソーシングのメリットを活かし、仕事の数が少ない地域において、新たな雇用を生み出していきます。また、人手不足に悩む地域の中小企業がクラウドソーシングによって適切な人材にアクセスできるようにすることで、地域経済の活性化に貢献してまいります。平成26年7月には、地域在住者のITリテラシーや受発注スキルの不足を補うため、各地のコ・ワーキングスペースや地元にネットワークを持つ団体と提携し、人が介在する形でクラウドソーシングの活用をサポートする「クラウドワークス・アンバサダー プログラム」を開始し、47都道府県156団体(平成29年9月現在)との連携体制を構築しております。 ⅱ 女性、シニアの活躍促進クラウドソーシングでは、時間と場所にとらわれずに仕事ができることから、育児・介護を理由に企業を退職した女性に在宅でスキルを活かして働く機会と収入源を提供することができます。また、企業を定年退職後もスキルと意欲を持つシニアが、仕事を通じて活躍できる機会を提供します。 ⅲ 人材育成「クラウドワークス」内で、スキルアップを行うことのできる教育プログラムを拡充することで、メンバーが収入を増やし、よりハイレベルな仕事や未経験の仕事にチャレンジする機会を提供したいと考えております。当社グループはこれまでに、日本マイクロソフト株式会社と、エンジニア向けに同社のツール活用方法の教育プログラムを提供し、その修了を証明するライセンスを発行してメンバーのプロフィールに表記できる取り組みや、都道府県・地方自治体と連携して在宅ワーカーのスキルアップを目指すプログラムを開発。各地にクラウドディレクターを配置し、対面でスキルアップ支援ができる体制を構築し、地方での働く機会と、働く人材の増加に取り組んでおります。 ⅳ 個人の信用形成「クラウドワークス」で働いた実績や取引の評価を見える化することで、現在、賃貸契約や融資などで与信が得にくい個人事業主が社会的信用を得やすくなると考えます。また、育児や介護を理由に企業を退職した女性などが「クラウドワークス」を活用し、自分のペースを守りながら自宅で仕事を続け、継続的にスキルを磨く機会を得ていたことを取引実績により証明することで、育児・介護期間をブランクにすることなく、再就職しやすいしくみを作ることができます。当社グループは、企業に属さなくとも個人のキャリアを蓄積し証明しうる社会インフラを構築したいと考えております。 こうした個人の信用の社会的価値を向上させるため、当社グループ各サービスの仕事情報や報酬ログ、SNSのデータを統合し個人をスコアリングすることで、「クラウドワークス」のサービス付加価値の向上のほか、外部サービスと連携することによって、様々な事業・サービスを創出し、ユーザーベネフィットの最大化を実現して参ります。「クラウドワークス」のサービス開始から現在にいたるまでの総契約額(注)の推移は以下の通りであります。決算年月総契約額(千円)前期比(%)平成24年9月期60,022―平成25年9月期511,507852.2平成26年9月期1,585,170309.9平成27年9月期2,806,193177.0平成28年9月期4,570,743162.9平成29年9月期6,317,502138.2 (注)(注1) 総契約額は、プラットフォームサービスにおいて契約がされた金額と、エンタープライズサービス・クラウドテックサービスにおいてクライアントから受注した業務委託料及び広告掲載料を含めております。 「クラウドワークス」では、下記の手数料をクライアント及びメンバーから受領し、営業収益として計上しております。 以上述べた事項を事業系統図によって示すと以下の通りであります。 (注)エンタープライズサービスは、クライアント(発注者)からの業務委託料からメンバー(メンバー)への報酬金額を除いた金額を営業収益として計上しております。
FY2016|6,858 文字|出典 docID: S1009BEO
3 【事業の内容】当社グループは「“働く”を通して人々に笑顔を」をミッションに掲げ、個の力を最大限活性化することにより、社会の発展と個人の幸せに貢献していくことを目的に事業を展開しております。労働力人口に占める正規雇用者の割合は平成26年に49.7%(出典:総務省「労働力調査」)と半数を割り、企業による正社員中心の採用の見直しと相まって、働き方に対する価値観の多様化が継続的に進んでおります。このように「非正規雇用労働者」への依存度が高まる一方で、非正規労働者や特定の企業に属さない個人・フリーランスは、収入の不安定さを抱え、スキルアップのための教育機会や社会保障を得にくいなど、社会的に不利な立場に置かれることが多いのが実情です。当社は、この「正社員でなければワーキングプア」という二元論的構造を脱却し、多くの個人が働くインフラを構築することで、専門性の高いプロフェッショナルに企業の枠を超えて活躍する機会を、働き口不足に悩む地方在住者や若者に働く機会を提供したいと考えています。また、就業意欲がありながら育児や介護を理由に退職を選んだ女性、定年退職後も社会に貢献したいと考える活力あるシニアなど、現在の社会構造の中で埋もれた潜在労働力を掘り起し、社会全体を活性化したいと考えております。また、企業においては、新たな人材活用のあり方が求められています。その背景の一つは、熾烈を極めるグローバル競争と長引くデフレの下、必要なときに必要なスキル・人材を柔軟に調達し、固定費を抑制したいというニーズの高まりです。特に、世界的に見ても少子高齢化が進行し、製造業からサービス業への産業構造変化が進む日本では、各企業が求めるスキルを持つ人材の獲得は今後も困難さが増すと考えられます。そしてまた、あらゆるもののコモディティ化が進む現代において、新たな価値創出により価格競争から脱却すべく、積極的に社外の人材やアイデアを活用する「オープンイノベーション」の概念への期待が高まっています。 当社グループが運営するクラウドソーシングサービス「クラウドワークス(CrowdWorks)」は、個人にとっての新しい働き方、そして企業にとっての新しい人材活用のあり方を提供するものと考えております。クラウドソーシングは、インターネットを活用することで、世界中の企業と個人が直接つながり、仕事の受発注を行うことができるサービスです。個人の時間の空き枠やスキルを社会全体でシェアできることから、世界的に広がりを見せる「シェアリングエコノミー」の一つとされています。インターネット上で仕事の応募から報酬の受け取りまでを完結することができるため、個人は時間と場所にとらわれない新しいワークスタイルを獲得することができます。他方、企業は、多様なスキルを持った個人にオンラインでダイレクトにアクセスすることで、人材調達にかかる時間の大幅な短縮や費用対効果の向上が可能となります。また、消費者やユーザー、各方面の専門家など社外から広くアイデアを集めることも可能であり、研究開発や企画・マーケティングの分野に革新と共感をもたらすことができます。 「クラウドワークス」は平成24年3月にサービスを開始し、登録ユーザー数(注1)は104.8万人(平成28年9月現在)を超えております。総契約額も大きく成長を続け、当期では45億円を突破いたしました。外務省、経済産業省など政府8省や、京都府、宮崎県、大阪市など約40の都道府県・地方自治体、自動車、通信、食品、教育、広告、メディアなど幅広い業種の大手企業・上場企業を含む13.8万社(平成28年9月現在)を超える企業にクライアント(発注者)として活用いただいており、一度仕事を発注いただいた約半数のクライアントに継続利用いただいております。(注2)(注1)ユーザーは、「クラウドワークス」に会員登録したメンバー及びクライアントの累計数になります。また、一度も仕事の受注若しくは発注を行ったことのない非アクティブなメンバー及びクライアントも含まれております。(注2)「クラウドワークス」上で二回以上仕事を登録したクライアントを継続利用クライアントと定義しております。 当社は、以下の形態にてサービスの提供をしております。①「クラウドワークス」上で仕事のマッチングを行うプラットフォームサービス② 当社と発注企業が直接契約を結ぶエンタープライズサービス 「クラウドワークス」の各サービスの主な特徴は以下のとおりであります。<プラットフォームサービス>① 開発・デザインからモノづくりまで幅広いジャンルの仕事の受発注が可能「クラウドワークス」では、アプリやソフトウェアの開発、ホームページ制作、ロゴやバナー、チラシなどのデザイン、記事作成やネーミングなどのライティング、データ入力やリスト作成などの事務作業をはじめとした205カテゴリ(平成28年9月現在)の仕事を依頼することができるようになっております。また、クラウドソーシングによるモノづくりをサポートするプラットフォーム「メイカーズワークス」では、商品企画やプロダクトデザイン、機構設計、回路設計などのハードウェア設計、建築設計、CADや3Dプリンター用データ作成などの分野に対象を広げ、製造業・建設業の仕事が発注できるしくみを整備しております。 ② 受発注プロセスのすべてがオンライン上で完結クライアントは、「クラウドワークス」上のフォームに必要事項を入力するだけで、世界138ヶ国の多様なスキルを持った個人に対し、仕事を依頼することができます。依頼した仕事に対してメンバー(受注者)から募集があった場合、あるいは「クラウドワークス」上でメンバーのプロフィールを閲覧し希望に合致する人材を見つけた場合、そのメンバーに直接アクセスし、スキルや報酬などの条件が合意に至れば、その場で契約を締結できます。その後メンバーは業務を行い、クライアントがその成果物を検収した後でメンバーに報酬が支払われます。このように、「クラウドワークス」では発注から契約、業務管理、納品、検収、支払の一連のプロセスをオンライン上で完結することができます。また、メンバーは「クラウドワークス」上に登録されている様々な仕事の中から自分のスキルに合った仕事を探し、自由に応募・提案することができます。業務の進行は原則として「クラウドワークス」上のメッセージツールなどを用いて行うため、場所や時間にとらわれずに仕事を行い、報酬を得ることが可能です。 ③ 仕事の依頼・契約まで無料で利用可能「クラウドワークス」では会員登録、仕事の依頼・応募、クライアント・メンバー間での契約締結までを無料でご利用いただけるサービスとなっております。実際にメンバーが「クラウドワークス」上で仕事を行った後、当社が契約金額の一部をシステム利用料として受け取る方式となっております。 ④ 安心に取引できる決済システムクライアントとメンバーは取引を行う際、「クラウドワークス」上で業務委託契約を締結することとなりますが、金銭のやり取りについては当社を通して行われ、直接ユーザー同士が行うことはありません。そのため、業務を行ったにもかかわらず報酬を獲得できない、報酬を支払ったのに業務が行われないといったトラブルを回避し、安心して取引を行っていただけるサービスとなっております。 ⑤ 依頼したい内容に合わせて選べる発注形式「クラウドワークス」では、依頼したい仕事の内容によって「コンペ形式」「タスク形式」「プロジェクト形式(固定報酬制)」「プロジェクト形式(時給制)」の4種類の発注形式を選ぶことができます。「コンペ形式」は不特定多数の個人から提案を募集し、集まった提案の中から最も希望に合ったものを採用し、採用案にのみ報酬を支払う発注形式で、ロゴデザインやネーミングなど広くアイデアを募りたい場合に適しています。「タスク形式」は特定のスキルを必要としない定型的な仕事を大量に発注したい場合に全体の発注量と単価を決めて依頼し、複数の人と契約する発注形式です。「プロジェクト形式(固定報酬制)」はアプリ開発やホームページ制作など成果物が明確で、専門性の高いスキルを持ったプロフェッショナルに依頼したい場合に適し、候補となるメンバーの実績や作業計画の提案を参考に、個別に条件や報酬を交渉してから契約を結びます。「プロジェクト形式(時給制)」では、メンバーの業務開始・終了を記録することのできるシステムを活用し、業務中の画面、業務内容などをクライアントに自動的に送信することができます。これによりクライアントはメンバーがいつどのような仕事を行っているかを把握することが可能になり、メンバーもクライアントに業務内容を報告する手間を省くことを実現しております。時給制での契約は、求めるスキルを持ったメンバーと継続的な取引を行うことに適し、あたかも社外にバーチャルなチームを持つ感覚を得られます。 ⑥ 取引終了後の相互評価と実績の蓄積取引が終了する度、クライアントとメンバーは「スキル」「品質」「締め切り」「コミュニケーション」「協力的姿勢」の5つの項目を相互に評価し、その結果が「クラウドワークス」上で公開されます。過去の取引実績と評価が参照されることにより、クライアントは評価の高いメンバーを選んで発注することができ、メンバーは自らのスキルや実績を証明することにより多くの指名を受けたり、より高い報酬で仕事を受注したりすることができます。また、評価の低いクライアントが依頼した仕事はメンバーから選ばれず契約が成立しにくくなるため、業務をスムーズに進めるためのクライアントの努力を促し、受発注者双方の立場を対等にする効果があります。 ⑦ 完全内製による「フルスタッフ・ユーザーサポート」クラウドソーシングの普及は、未だ発展途上にあり、発注者も受注者も多くの不安を抱えていることがあります。当社は「クラウドワークス」利用者が安心、円滑にサービスを利用できるよう、社内に完全内製のユーザーサポート体制を整備しております。機能面の差別化が難しく、容易に模倣されやすいインターネットサービスにおいて、数値化されないユーザー体験(UX)の蓄積こそがユーザーに選ばれる最終的な要素であり競争力の源泉であると考えるためです。ユーザーサポートを外部委託せず社内に置くことで、リアルなユーザーの声を直接収集し、それを迅速に社内共有した上で当事者意識をもって対応し、サービス設計に反映させていくことが可能となります。 <エンタープライズサービス>⑧ ソリューション提案に強みを持つ営業体制大企業が新しいスキームであるクラウドソーシングを利用し、個人への発注を行うことは、内規上のハードルがあることが通常です。当社は、大企業の業務オペレーションや法務、社内決裁プロセスに精通した上で、大企業のニーズに応じたサービスのカスタマイズやソリューションの提案、発注担当者が企業内の稟議を通すための支援を積極的に行っています。 ⑨ 確実な品質・納期管理としくみ化を実現する社内ディレクション体制エンタープライズサービスにより当社が直接受託した案件については、社内ディレクションチームが「クラウドワークス」上のメンバーに仕事の発注を行っています。複雑・大量の案件を適切に分解した上で、オンライン上で多数のメンバーと同時に契約し、成果物の質と納期を守るべく安全確実に業務管理を行うには、多数の試行錯誤と創意工夫が必要です。当社は平成25年末に本格的な体制を立ち上げ、レギュレーションの整備、業務プロセスの構築、自動化ツールの開発・導入を進めたことにより、大量のタスク案件を処理するオペレーションを短期間で構築することに成功しました。今後、エンタープライズサービスによる契約が拡大することに伴い、案件数・複雑度・仕事の種類ともに大きく拡大することが予想されますが、人手をできるだけ介さず工数とミスを最小化するしくみを継続的に開発してまいります。 ⑩ 長期契約可能なクラウドワーカーに特化したマッチング支援「クラウドテック」「クラウドワークス」上での取引は単発契約の割合が高い一方、企業のクラウドソーシング活用ニーズには、社内の不足リソースを継続的に補完するために、クラウドワーカーとの長期契約を求めるケースも少なくありません。当社では、オンラインワークとオフィスワークを組み合わせた働き方で発注企業と受注者が信頼関係を築くことにより、長期的な契約を促すサービス「クラウドテック」を平成27年4月より展開しております。 また、ビジョンである「働き方革命」の下、当社グループは「クラウドワークス」のサービス拡充を通じて、以下の4点について貢献していきたいと考えております。 ① 地域活性化日本全国どこでも同じ条件で仕事を受注できるというクラウドソーシングのメリットを活かし、仕事の数が少ない地域において、新たな雇用を生み出していきます。また、人手不足に悩む地域の中小企業がクラウドソーシングによって適切な人材にアクセスできるようにすることで、地域経済の活性化に貢献してまいります。平成26年7月には、地域在住者のITリテラシーや受発注スキルの不足を補うため、各地のコ・ワーキングスペースや地元にネットワークを持つ団体と提携し、人が介在する形でクラウドソーシングの活用をサポートする「クラウドワークス・アンバサダー プログラム」を開始し、47都道府県156団体(平成28年9月現在)との連携体制を構築しております。 ② 女性、シニアの活躍促進クラウドソーシングでは、時間と場所にとらわれずに仕事ができることから、育児・介護を理由に企業を退職した女性に在宅でスキルを活かして働く機会と収入源を提供することができます。また、企業を定年退職後もスキルと意欲を持つシニアが、仕事を通じて活躍できる機会を提供します。 ③ 人材育成「クラウドワークス」内で、スキルアップを行うことのできる教育プログラムを拡充することで、メンバーが収入を増やし、よりハイレベルな仕事や未経験の仕事にチャレンジする機会を提供したいと考えております。当社グループはこれまでに、日本マイクロソフト株式会社と、エンジニア向けに同社のツール活用方法の教育プログラムを提供し、その修了を証明するライセンスを発行してメンバーのプロフィールに表記できる取り組みをしています。また、動画学習サービス「schoo(スク―)」を運営する株式会社スク―との事業提携により、クラウドワーカーのスキルアップを目的とした教育プログラムを無料受講できるサービスを提供しています。さらに、都道府県・地方自治体と連携し、在宅ワーカーのスキルアップを目指す教育プログラムの開発・提供にも取り組んでおります。 ④ 個人の信用形成「クラウドワークス」で働いた実績や取引の評価を見える化することで、現在、賃貸契約や融資などで与信が得にくい個人事業主が社会的信用を得やすくなると考えます。また、育児や介護を理由に企業を退職した女性などが「クラウドワークス」を活用し、自分のペースを守りながら自宅で仕事を続け、継続的にスキルを磨く機会を得ていたことを取引実績により証明することで、育児・介護期間をブランクにすることなく、再就職しやすいしくみを作ることができます。当社グループは、企業に属さない個人のキャリアを蓄積し証明しうる社会インフラを構築したいと考えております。 「クラウドワークス」のサービス開始から現在にいたるまでの総契約額(注)の推移は以下の通りであります。決算年月総契約額(千円)前期比(%)平成24年9月期60,022―平成25年9月期511,507852.2平成26年9月期1,585,170309.9平成27年9月期2,806,193177.0平成28年9月期4,570,743162.9 (注1)総契約額は、プラットフォームサービスにおいて契約がされた金額と、エンタープライズサービスにおいてクライアントから受注した業務委託料及び広告掲載料を含めております。(注2)第4期より、プラットフォームサービスにて契約終了後に追加で支払われた報酬額を総契約額に加算し、サービス開始当初からの数値を修正しております。 「クラウドワークス」では、下記の手数料をクライアント及びメンバーから受領し、営業収益として計上しております。 以上述べた事項を事業系統図によって示すと以下の通りであります。 (注)エンタープライズサービスは、クライアント(発注者)からの業務委託料からメンバー(メンバー)への報酬金額を除いた金額を営業収益として計上しております。