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事業等のリスク

主なリスクとして、クリスマス時期に売上が集中するため、その時期に自然災害や感染症が発生すると業績に大きな影響が出る可能性があります。また、海外ブランド品の仕入れが制限されたり、為替や貴金属相場の変動が収益を圧迫したりするリスクがあります。さらに、郊外型ショッピングセンターへの店舗集中により、施設の閉鎖や来客層の変化が業績に影響を与える可能性や、人材不足による店舗運営の困難化も懸念されます。有利子負債への依存度が高く、金利上昇時には支払利息が増加するリスクもあります。

有価証券報告書「事業等のリスク」の全文を見る(年度切替)
FY2025|4,168 文字
3【事業等のリスク】 有価証券報告書に記載した事業の状況、経理の状況等に関する事項のうち、経営者が当社グループの財政状態、経営成績及びキャッシュ・フローの状況に重要な影響を与える可能性があると認識している主要なリスクは、以下のとおりであります。なお、本文における将来に関する事項は、当連結会計年度末現在において当社グループが判断したものであります。 項目発生時期発生可能性影響度リスク顕在化した場合の影響対策① 業績の季節変動第2四半期高高・クリスマス時期を中心とした12月の年末に売上高及び利益が偏重するため期中の利益が平準化しない・12月に自然災害、感染症の流行等が発生した場合、購買行動を抑制する可能性がある・売上高及び利益の減少・シーズンごとの商品展開の強化・定番収益商材の品揃え強化② 商品仕入れ及び在庫不特定高高・海外ブランドの商品供給政策等によっては特定のブランド品を仕入れることができなくなる可能性がある・流通経路のトラブルや需要と供給のバランスの崩壊により、人気ブランドの商品仕入が極端に制限される可能性がある・自然災害や感染症の流行等により、インポートブランド品の生産国・流通経路等における経済活動が長期にわたり停滞する可能性がある・売上高及び利益の減少・プライベートブランドのパイプライン増加・国内外の仕入バランスの調整・海外仕入国または地域の分散③ 偽造品・不正商品の混入不特定低高・取扱商品に偽造品や不正商品が紛れ込んでしまう可能性がある・同業他社が偽造品や不正商品を販売する可能性がある・購入者からの賠償請求及び信用力の低下等・風評被害・売上高及び利益の減少・ブランド品の新規仕入先を原則日本流通自主管理協会(略称AACD)加盟企業とする・新商品を取り扱う際は本社仕入担当者が商品チェックする・既存商品については必要に応じ、AACDからの情報などを参考に本社・店舗でチェックを行う④ 為替や貴金属相場の変動、カントリーリスク不特定中中・ナショナルブランド商品及びプライベートブランド商品の生産拠点が海外にあることで為替変動の影響を受ける可能性がある・地政学的リスク、社会リスク、信用リスク、市場リスクの影響を受ける可能性がある・宝飾品等の原材料である貴金属の価格変動を速やかに販売価格へ反映させることが困難である・売上高及び利益の減少・値ごろ感の消失による集客力の低下・諸物価の高騰による消費マインドの減退・プライベートブランドパイプラインの増設・宝飾新規事業の立ち上げ⑤ M&A等の投資不特定中高・買収後に偶発債務や未認識の債務の発生する可能性がある・のれん等の発生の可能性がある・収益性の誤認の可能性がある・事業計画に対して大幅未達となる可能性・のれん等の減損処理・対象企業の詳細なデューデリジェンス実施・事業ポートフォリオのモニタリング計画的なPMIの実施⑥ 新規事業の取組不特定高低・計画通りに新規事業が推移せず投資に対する十分な回収を得られない可能性がある・投資に対する損失の計上等・新規事業に対する経営陣のモニタリング⑦ 知的財産権管理不特定低低・プライベートブランドのうち知的財産権管理を行っていないものが模倣される可能性がある・第三者の商標権等知的財産権に関する当社の調査が不十分な場合は第三者の知的財産権を侵害する可能性がある・店舗のブランド力低下・売上高及び利益の減少・損害賠償請求・外部の弁理士を活用した情報収集と必要な対応を実施⑧ 郊外型SC等への店舗集中不特定中高・周辺地域の地域活性化や商業施設の開設による商圏中心地が移動する可能性がある・来館者の変化により客層、ニーズが変化する可能性がある・当社グループの出店するSCが閉鎖する可能性がある・閉店に伴う損失発生・閉店店舗の売上高・利益の剥落・賃貸借契約の解約に伴う損失の発生・業態開発・M&Aによる新規事業の確保・店舗の収益性を維持、向上・展開商品の見直しによる収益性向上⑨ 人材不足不特定高高・人材の獲得競争激化及び人材市場(転職市場)の活発化による離職者の増加により人材不足となる可能性がある・売上高及び利益の減少・店舗運営が困難となる・従業員の待遇改善により、採用強化と定着率の向上を図る・新卒採用者へのフォローアップの実施により、早期離職率低減を図る・採用手法を多様化させる・店舗の収益性改善及びコスト削減により利益の確保を図る⑩ 不正行為の発生不特定中中・内部関係者が関与する詐欺、横領、または規制・法令・社内規則の潜脱を目的とした類の行為が発生する可能性がある・従業員のモチベーション低下・社会的信用の低下・内部通報制度の制定・内部監査の実施損失事象データの蓄積と分析等を通じたオペレーショナルリスクの管理・従業員に対する教育、研修の実施⑪ 自然災害等不特定高低・大地震や津波、台風、洪水等の自然災害により店舗施設に物理的に損害が生じる可能性がある営業時間の短縮や休業、配送の遅延により当社グループの販売活動や物流、仕入活動が阻害される可能性がある・未知のウイルス等による大規模な感染症の発生、拡大により商業施設が営業時間の短縮や休業、集客力に影響を与える可能性がある・人的被害が発生する可能性がある・人員不足・店舗閉鎖、休業、営業時間短縮等による業績の悪化・勤務人員の通勤経路等を考慮し当社グループ独自に判断、営業時間の短縮を早めることによる安全確保⑫ 情報セキュリティ不特定中高・人為的過誤、サイバー攻撃、広範囲な自然災害、外部業者トラブル等によりコンピュータシステムや通信ネットワークに問題が生じ適切に利用できなくなる可能性がある・個人情報(会員に関する情報、クレジットカード情報、購入履歴、従業員情報等)が漏洩する可能性がある・仕入、営業のノウハウの流出の可能性がある・信用力の低下等・事故対応費用の発生・被害者からの損害賠償請求・不正アクセス対策、コンピュータウイルス対策、不信通信対策等の実施・各種規程の制定・各種情報が記載された媒体の適正処理を徹底・退職時の情報持出の管理徹底⑬ 有利子負債への依存度不特定中高・有利子負債への依存度が高い(2025年8月末現在の有利子負債残高3,966百万円、総資産に対する有利子負債の比率70.2%・金融機関の支援が得られない場合に資金繰りが逼迫・市場金利が上昇した場合に支払利息が増加・金融機関との関係を維持・強化・キャッシュ・フローを改善し有利子負債の削減を図る・収益性向上及びコスト削減による利益の確保・案件ごとに複数の金融機関と交渉・エクイティファイナンスの活用⑭ 減損損失の発生不特定高高・店舗の収益性の著しい低下や閉店の意思決定が発生する可能性がある。・減損損失の発生・インポートブランドを中心とした販売政策の転換・収益性の高い商材の販売拡大・店舗の収益性改善及びコスト削減により利益の確保を図る・本社経費等の削減により全社の収益性を向上⑮ 繰延税金資産の取り崩し期末中中・繰延税金資産の全部または一部が回収できない可能性がある・利益の減少・店舗の収益性改善及びコスト削減により利益の確保を図る・インポートブランドを中心とした販売政策からの転換・収益性の高い商材の販売拡大 ⑯ 継続企業の前提に関する重要事象等 当社グループは、2022年8月期以降の急激な円安進行・物価高騰によりインポートブランド品の販売が落ち込み、不採算店舗の閉店も進めた結果、2023年8月期以降、継続して、営業損失、経常損失、親会社株主に帰属する当期純損失を計上しております。当連結会計年度においても営業損失、経常損失、親会社株主に帰属する当期純損失を計上しており、継続企業の前提に重要な疑義を生じさせるような状況が存在すると認識しております。 当社グループはこのような状況に対し、中期経営計画に基づくハピネス・アンド・ディの構造改革、No.の宝飾新規事業立ち上げ、AbHeriの展開拡大等の早期の黒字化へ向けての取組みを推進しております。構造改革における宝飾部門の強化については、販売高の向上に伴って売上総利益率の改善につながっており、一定の成果を得られております。これに加えて、2025年8月期下期よりバッグ・小物等の売上向上への対策として新たな取組みを推進しております。具体的にはこれまでの並行輸入品の取扱いに加えて、リユース品であるヴィンテージ商品の取扱いを順次進めております。 また、当連結会計年度においては、収支改善への取組みとして行った不採算店舗の閉店も一巡し、今後の収支改善も見通せる状況となってまいりました。 また、資金面においては、当連結会計年度末において、現金及び預金は689,512千円となっております。 今後の安定的な事業継続に必要な資金繰りを維持するため、当社は取引金融機関に対して借入金の元本返済に係る条件変更の申し入れを行い、各金融機関の同意をいただいており、すべての取引金融機関と継続して協議する協調体制を構築しております。メインバンクである株式会社千葉銀行を中心に取引金融機関と緊密な関係を維持しており、今後も継続的な支援が得られるものと考えております。 なお、株式会社千葉銀行と貸付極度額400,000千円の当座貸越契約を2025年8月28日付けで締結し、当該契約に係る当連結会計年度末の借入実行残高は100,000千円となっております。 さらに、「第5 経理の状況 1 連結財務諸表等 (1)連結財務諸表 注記事項 (重要な後発事象)(1)第三者割当による新株予約権(行使価額修正条項付)及び無担保普通社債の発行」に記載のとおり、2025年10月17日付の取締役会において、第三者割当による新株予約権(行使価額修正条項付)(以下、「本新株予約権」といいます。)及び無担保普通社債の発行(以下「本社債」といいます。)について決議し、11月4日付で本新株予約権及び本社債を発行いたしました。 以上により、継続企業の前提に重要な疑義を生じさせるような状況が存在するものの、継続企業の前提に関する重要な不確実性は認められないものと判断しております。

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