和弘食品(2813)に経済的な堀はあるか
株価
主要指標
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株価推移
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10年財務トレンド
| 年度 | 売上(億) | 営業利益(億) | 純利益(億) | FCF(億) | ROE(%) | EPS(円) | 配当(円) | 自己資本比率(%) |
|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
| FY2016 | 81 | 1 | -1 | -1 | -1.4 | -6.8 | — | 56.5 |
| FY2017 | 90 | 0 | -0 | -1 | -1.0 | -46.0 | 5.0 | 51.1 |
| FY2018 | 102 | 2 | 1 | 0 | 3.1 | 152.2 | 50.0 | 48.8 |
| FY2019 | 111 | 2 | -3 | -8 | -6.8 | -309.6 | 50.0 | 43.3 |
| FY2020 | 100 | -2 | -2 | -1 | -6.8 | -291.0 | 50.0 | 42.8 |
| FY2021 | 115 | 5 | 5 | 3 | 11.1 | 561.3 | 30.0 | 46.8 |
| FY2022 | 135 | 10 | 13 | 11 | 22.3 | 1,513.8 | 50.0 | 55.5 |
| FY2023 | 154 | 15 | 11 | 10 | 14.3 | 438.2 | 65.0 | 56.1 |
| FY2024 | 162 | 16 | 12 | 7 | 14.1 | 485.0 | 66.0 | 58.7 |
| FY2025 | — | — | — | — | — | — | 97.0 | — |
バフェット流モート診断
総合スコア:6/25 主要モート:スイッチング・コスト 持続性:判定中
和弘食品に関する公開情報からは、強力なブランド力、特許、規制ライセンス、独占的IPなどの無形資産に関する具体的な情報は確認できませんでした。一般消費者向けブランドの認知度も限定的と考えられます。
業務用食品卸売業という性質上、顧客(飲食店、小売店等)は取引先変更の際に、品揃え、価格、納期、信頼関係などを考慮するため、一定のスイッチングコストは存在します。しかし、代替品が多く、価格競争力があれば乗り換えは容易な側面もあります。
和弘食品の事業モデルにおいて、ユーザー数の増加がサービスの価値を直接的に高めるネットワーク効果は観察されません。BtoB取引が中心であり、プラットフォーム型ビジネスではありません。
長年の事業継続による仕入れルートの確立や、効率的な物流網の構築により、一定のコスト優位性を築いている可能性はあります。しかし、同業他社との価格競争は激しく、構造的なコスト優位性は限定的と考えられます。
業務用食品卸売業において、一定の販売網と取扱品目数を有しており、規模の経済による効率的な事業運営が可能です。しかし、業界内での圧倒的なシェアや寡占状態を示す情報はありません。中堅規模のプレイヤーと考えられます。
競合との比較優位
強気シナリオ
既存顧客との強固な関係維持による安定収益
ニッチ市場における専門性の強化
M&Aによる事業規模拡大の可能性
弱気シナリオ(モート侵食)
大手競合他社との価格競争激化
食品業界全体の景気変動の影響
新たな代替食材や販売チャネルの出現
反転思考(マンガー流:どうすればこの会社は壊れるか)
この投資が失敗するには、和弘食品が持つ既存顧客との関係性が、価格や品揃えの面で競合他社に劣後し始め、徐々に顧客離れが進むシナリオが考えられます。また、食品業界全体でデフレ圧力が強まり、仕入れコストの上昇分を価格転嫁できずに利益率が圧迫される状況も、同社の収益性を悪化させる要因となり得ます。さらに、デジタル化の遅れにより、新たな販売チャネルや顧客ニーズへの対応が遅れ、競争力が低下する可能性も否定できません。これらの要因が複合的に作用することで、同社の持続的な競争優位性が失われると考えられます。
5年後のモート予測
既存顧客基盤の維持と、ニッチ市場でのシェア拡大により、緩やかな売上・利益成長を達成する。M&Aによる成長も期待できる。
安定した事業基盤を維持しつつも、業界全体の成長鈍化や競争激化の影響を受け、横ばい程度の業績推移となる。
価格競争の激化や代替品の台頭により、売上・利益ともに減少基調となる。特に、主要顧客層の需要縮小が業績を圧迫する。
グレアム防衛的投資家 7基準
| 1. 適切な企業規模 | 時価総額 98億 | |
| 2. 健全な財務 | 自己資本比率 58.7% | |
| 3. 利益の安定性 | 5年連続黒字 | |
| 4. 配当の継続性 | 10年連続配当 | |
| 5. 利益成長 | EPS 3年成長 -4.8% | |
| 6. 適度なPER | PER 8.1倍 | |
| 7. 適度なPBR | PBR 1.15倍 |
合格数:4/7 部分的合格