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カネ美食品(2669)は何で稼いでいるか — 事業の柱と依存度

小売業 小売

事業の概要

  • 事業概要
    カネ美食品は、弁当、寿司、おにぎり、惣菜などの製造・販売を主な事業としています。スーパーマーケット内の店舗での販売(テナント事業)と、コンビニエンスストアへの製品供給(外販事業)の二つの柱で収益を上げています。
  • 主力事業
    スーパーマーケット等に出店する総合惣菜店舗や寿司専門店舗での製造・販売が「テナント事業」です。また、コンビニエンスストア向けに弁当やおにぎりなどを製造・納品する「外販事業」も展開しており、どちらも重要な収益源です。
  • 親会社との関係
    株式会社パン・パシフィック・インターナショナルホールディングスが親会社であり、同社の子会社であるユニーやドン・キホーテなどが主要な取引先です。これにより、グループ内での安定した取引基盤を築いています。
出典: FY2026 有価証券報告書(AI要約)
セグメント構成
  • テナント事業
    スーパーマーケットなどに総合惣菜店舗や寿司専門店舗を出店し、寿司や惣菜などを製造・販売しています。回転寿司の「回転割烹 寿司御殿」も運営しており、ユニーやドン・キホーテなどが主要な取引先です。最新年度の売上は458.84億円、営業利益は21.32億円と、同社の稼ぎ頭の一つです。
  • 外販事業
    コンビニエンスストアの加盟店向けに、弁当、おにぎり、惣菜などを製造・納品しています。株式会社ファミリーマートが主要な取引先であり、コンビニエンスストアの出店政策に合わせた工場新設も行っています。最新年度の売上は445.97億円、営業利益は9.45億円と、テナント事業に次ぐ規模を誇ります。
  • 事業構成と地域
    事業は大きくテナント事業と外販事業に分かれており、テナント事業は中京エリアを中心に285店舗を展開しています。外販事業は東海、関東、関西などに13工場を展開しており、広範囲にわたる供給体制を構築しています。両事業が同社の収益の柱となっています。
2025-02 セグメント別業績
セグメント区分売上(億)営業利益(億)営業利益率
TenantBusiness 地域 459 21 4.6%
OutsideSaleBusiness 地域 446 9 2.1%
有価証券報告書「事業の内容」の全文を見る(年度切替)
FY2026|642 文字
3【事業の内容】当社は、弁当・寿司・おにぎり・惣菜等の製造、販売を主たる業務としております。また、当社の親会社は、グループ会社株式保有によるグループ経営企画・管理、子会社の管理業務受託、不動産管理等を展開する株式会社パン・パシフィック・インターナショナルホールディングスであります。当社の事業内容及び事業に係る位置付けは次のとおりであります。セグメントの名称事業内容主要な取引先の名称等テナント事業スーパーマーケット等に総合惣菜店舗、寿司専門店舗及び洋風惣菜店舗を出店し、寿司・惣菜等の製造、販売を行っております。また、外食店舗として、回転寿司の「回転割烹 寿司御殿」を運営しております。 ユニー株式会社(注)UDリテール株式会社株式会社ドン・キホーテ株式会社長崎屋 外販事業コンビニエンスストアの加盟店向けに弁当・おにぎり・惣菜等の製造、納品を行っております。株式会社ファミリーマート(注)1.2025年8月20日付で当社が自己株式を取得したことにより、当社のその他の関係会社でありました株式会社パン・パシフィック・インターナショナルホールディングスの所有する議決権比率が40%超となったため、同社は親会社となっております。テナント事業及び外販事業においては、報告セグメント区分と同一であります。2.ユニー株式会社、UDリテール株式会社、株式会社ドン・キホーテ及び株式会社長崎屋は、当社の親会社である株式会社パン・パシフィック・インターナショナルホールディングスの子会社であります。

事業の優位性(モート)

事業の質(有価証券報告書から抽出)
数字に出ない事業の性質を、同じ物差しで全銘柄そろえています。FY2026時点の記載が出典です。
価格決定力値上げを通せるか。強いほどインフレ耐性が高い 弱い
取引先の出店政策に追随してテナント店舗の新設や工場の新設を行うため。
参入障壁新規参入を阻む要因の種類 設備
テナント事業で285店舗、外販事業で13工場を展開しており、大規模な設備投資が必要。
顧客集中度特定顧客への依存度。高いほど失注リスクが大きい 高い(依存)
景気敏感度業績が景気循環にどれだけ振られるか ディフェンシブ
設備投資の性質稼いだ現金がどれだけ設備維持に消えるか 混合
規制依存規制は障壁にも足枷にもなる 中程度
会社が挙げる主要リスク:取引先の出店政策及び経営戦略の影響 / 特定の企業への仕入依存度 / 食品衛生関連事項
同じ条件で他の銘柄を探す → 定性スクリーニング(価格決定力・参入障壁・景気敏感度などで絞り込めます)
モート総合 7 / 25 5類型それぞれの強度と、そう判定した根拠
無形資産☆☆☆☆☆
根拠:弱いブランド・特許・許認可

カネ美食品は、特定の強力なブランド、特許、規制ライセンス、または独占的IPを保有しているという明確な証拠がない。主にスーパーマーケット等での惣菜・弁当の製造販売であり、無形資産による競争優位性は限定的と判断される。

スイッチングコスト★★☆☆☆
根拠:中程度乗り換えの手間・コスト

スーパーマーケットの惣菜・弁当は、価格や品揃え、利便性で選ばれることが多く、顧客のスイッチングコストは低い。ただし、長年の取引関係や特定の店舗への愛着が一定の定着率に寄与する可能性はあるが、構造的なスイッチングコストは小さい。

ネットワーク効果☆☆☆☆☆
根拠:弱い利用者増が価値を生む

カネ美食品の事業モデルは、直接的なネットワーク効果を生み出すものではない。製品の価値がユーザー数の増加によって向上するような構造は存在しないため、ネットワーク効果による競争優位性は見られない。

コスト優位★★☆☆☆
根拠:中程度同じ物を安く作れる

スーパーマーケットの惣菜・弁当市場は競争が激しく、価格競争力は重要である。カネ美食品は、効率的な生産体制や仕入れルートの確立により、一定のコスト管理を行っている可能性があるが、他社と比較して構造的に圧倒的なコスト優位性を持つ証拠は乏しい。

規模の経済★★★☆☆
根拠:中程度規模が参入障壁になる

カネ美食品は、スーパーマーケット向け惣菜・弁当の製造販売において、一定の規模を持つプレイヤーである。複数のスーパーマーケットチェーンと取引があり、一定の生産・供給能力を有している。業界内での地位は確立されており、規模の経済による効率性が競争力の一部となっている可能性がある。

  • 店舗展開力
    スーパーマーケットやコンビニエンスストアといった、消費者の生活に密着した店舗網を通じて製品を提供しています。特に親会社グループの店舗への出店は、安定的な販売チャネルを確保していると言えます。
  • 製造・供給体制
    弁当・惣菜といった日配品を製造し、スーパーやコンビニエンスストアへ供給する体制を確立しています。生鮮品を扱うため、効率的な仕入れと配送ネットワークが強みと考えられます。
  • グループシナジー
    親会社であるパン・パシフィック・インターナショナルホールディングスの子会社が主要な取引先であるため、グループ全体での連携による安定した事業運営が期待できます。これにより、出店戦略や販売戦略において有利な立場にある可能性があります。
出典: FY2026 有価証券報告書(AI要約)

経営戦略

有価証券報告書「経営方針・対処すべき課題・MD&A」の全文を見る(年度切替)
経営方針・経営戦略
1【経営方針、経営環境及び対処すべき課題等】当社の経営方針、経営環境及び対処すべき課題等は、以下の通りであります。なお、文中の将来に関する事項は、当事業年度末現在において当社が判断したものであります。(1)経営の基本方針当社は、「”おいしさ”でこころを動かす」というパーパスのもと、株主・投資家及びお客様の満足度の向上に努めるとともに、「品質」「清潔」「接客」の追求を経営の基本方針とし、永続的な発展と企業価値を高めるための最善の努力をしてまいります。(2)経営戦略等① 成長戦略当社は国内の中食市場に属しており、中食市場全体は直近10年以上にわたり伸長を続けているものの、中長期的な少子高齢化による人口減少や異業種による食品取扱量の増加を背景として、当社自体の市場規模は中長期的に縮小していく可能性は否定できません。競合各社は、スケールメリットによる低価格化や積極的な投資、そしてDXを活用した効率化等による競争力の強化と事業の拡大を図っております。このような事業環境のもと、当社においては、過去数年間におけるトップラインの成長力が不足していることが大きな課題であると認識しており、このことは過去数年間の設備投資が、今後の成長を促す新規の投資ではなく、大部分が生産設備の維持・更新によるものであったことが一つの要因であると考えております。当時の事業環境においては、優先すべき投資であったものの、今後においては、トップラインの拡大が必要不可欠な成長戦略であるため、テナント事業及び外販事業において、事業成長の源泉である投資を積極的に実施してまいります。それとともに不採算部門の収益性を高めることによる資本投下を伴わない成長戦略も並行して図ってまいります。また、さらなる競合激化に対応していくためには、これまでの延長線上ではない新たな価値を創造していくことも戦略上で必要不可欠なものと捉えております。消費者ニーズや消費行動の変化へ対応していくためのDX投資や各部門の営業活動を通して得たデータの分析に基づくマーケティングの強化に努めてまいります。これらの施策を講じることで、さらなる企業価値の持続的向上を目指してまいります。 ② 食の安全仕入れ食材の安全性の確保と、お客様に対してより多くの情報提供が迅速にできるように、アレルゲン、原材料、産地、添加物、栄養成分などの情報を電子データで入手するシステムを構築し運用いたしております。また、店舗や工場においても、従業員の健康管理、食材の衛生的な取扱いなどに十分配慮し、安全な商品の提供に努めてまいります。 ③ 同業他社との差別化当社の製品をお求めいただいたお客様に満足していただけるように、次もカネ美食品でと思っていただけるように努力し続けることが大切だと考えております。美味しいことは勿論のこと、安心・安全・健康への配慮も欠かせません。また、品質・清潔・接客・納期の厳守などの項目においても期待を裏切らないことに注力してまいります。これらについて、企業として高いハードルを設定できる事が差別化であると考えております。(3)経営上の目標達成状況を判断するための客観的な指標収益目標においては、定量的な指標として、売上高と経常利益を重視し、2027年2月期の業績目標は、売上高92,000百万円、経常利益3,300百万円としております。また、設備投資に係る投資の回収については、モニタリングを通して検証する管理体制の構築に取り組んでおります。なお、中長期的な成長戦略の具体的な指標等については、当社が将来にわたって成長し続けるためには各事業モデルを再設計することが必要であると捉え、検討中であります。(4)経営環境及び対処すべき課題等今後の見通しにつきましては、国内景気は緩やかな回復基調を維持すると予想される一方、円安の長期化や資源価格の高騰に伴う物価上昇が継続し、消費者の生活防衛意識は一段と高まっております。また、地政学的な緊張や不安定な国際情勢により、原材料調達コストやエネルギー価格の先行き不透明な状況は続くものと予想されます。当業界におきましても、依然として原材料価格や物流費、人件費の高騰が収益を圧迫する厳しい経営環境にあります。一方で、消費者の価値観は多様化しており、経済性を重視する志向と、健康や環境、心の充足といった付加価値を求める志向の二極化が進展しております。このような環境下、当社は新たに策定したパーパス「“おいしさ”で、こころを動かす。」を企業行動の原点とし、「安全・安心」を基盤としたうえで、単なる「食」の提供に留まらず、彩り・香り・食感といった五感に響く商品開発やお買い得感と満足度を両立させた提案を通じて、多様化するニーズに応える“おいしさ”体験を創出することで、価格競争に埋没しないブランド力と競争力を強化してまいります。
対処すべき課題
1【経営方針、経営環境及び対処すべき課題等】当社の経営方針、経営環境及び対処すべき課題等は、以下の通りであります。なお、文中の将来に関する事項は、当事業年度末現在において当社が判断したものであります。(1)経営の基本方針当社は、「”おいしさ”でこころを動かす」というパーパスのもと、株主・投資家及びお客様の満足度の向上に努めるとともに、「品質」「清潔」「接客」の追求を経営の基本方針とし、永続的な発展と企業価値を高めるための最善の努力をしてまいります。(2)経営戦略等① 成長戦略当社は国内の中食市場に属しており、中食市場全体は直近10年以上にわたり伸長を続けているものの、中長期的な少子高齢化による人口減少や異業種による食品取扱量の増加を背景として、当社自体の市場規模は中長期的に縮小していく可能性は否定できません。競合各社は、スケールメリットによる低価格化や積極的な投資、そしてDXを活用した効率化等による競争力の強化と事業の拡大を図っております。このような事業環境のもと、当社においては、過去数年間におけるトップラインの成長力が不足していることが大きな課題であると認識しており、このことは過去数年間の設備投資が、今後の成長を促す新規の投資ではなく、大部分が生産設備の維持・更新によるものであったことが一つの要因であると考えております。当時の事業環境においては、優先すべき投資であったものの、今後においては、トップラインの拡大が必要不可欠な成長戦略であるため、テナント事業及び外販事業において、事業成長の源泉である投資を積極的に実施してまいります。それとともに不採算部門の収益性を高めることによる資本投下を伴わない成長戦略も並行して図ってまいります。また、さらなる競合激化に対応していくためには、これまでの延長線上ではない新たな価値を創造していくことも戦略上で必要不可欠なものと捉えております。消費者ニーズや消費行動の変化へ対応していくためのDX投資や各部門の営業活動を通して得たデータの分析に基づくマーケティングの強化に努めてまいります。これらの施策を講じることで、さらなる企業価値の持続的向上を目指してまいります。 ② 食の安全仕入れ食材の安全性の確保と、お客様に対してより多くの情報提供が迅速にできるように、アレルゲン、原材料、産地、添加物、栄養成分などの情報を電子データで入手するシステムを構築し運用いたしております。また、店舗や工場においても、従業員の健康管理、食材の衛生的な取扱いなどに十分配慮し、安全な商品の提供に努めてまいります。 ③ 同業他社との差別化当社の製品をお求めいただいたお客様に満足していただけるように、次もカネ美食品でと思っていただけるように努力し続けることが大切だと考えております。美味しいことは勿論のこと、安心・安全・健康への配慮も欠かせません。また、品質・清潔・接客・納期の厳守などの項目においても期待を裏切らないことに注力してまいります。これらについて、企業として高いハードルを設定できる事が差別化であると考えております。(3)経営上の目標達成状況を判断するための客観的な指標収益目標においては、定量的な指標として、売上高と経常利益を重視し、2027年2月期の業績目標は、売上高92,000百万円、経常利益3,300百万円としております。また、設備投資に係る投資の回収については、モニタリングを通して検証する管理体制の構築に取り組んでおります。なお、中長期的な成長戦略の具体的な指標等については、当社が将来にわたって成長し続けるためには各事業モデルを再設計することが必要であると捉え、検討中であります。(4)経営環境及び対処すべき課題等今後の見通しにつきましては、国内景気は緩やかな回復基調を維持すると予想される一方、円安の長期化や資源価格の高騰に伴う物価上昇が継続し、消費者の生活防衛意識は一段と高まっております。また、地政学的な緊張や不安定な国際情勢により、原材料調達コストやエネルギー価格の先行き不透明な状況は続くものと予想されます。当業界におきましても、依然として原材料価格や物流費、人件費の高騰が収益を圧迫する厳しい経営環境にあります。一方で、消費者の価値観は多様化しており、経済性を重視する志向と、健康や環境、心の充足といった付加価値を求める志向の二極化が進展しております。このような環境下、当社は新たに策定したパーパス「“おいしさ”で、こころを動かす。」を企業行動の原点とし、「安全・安心」を基盤としたうえで、単なる「食」の提供に留まらず、彩り・香り・食感といった五感に響く商品開発やお買い得感と満足度を両立させた提案を通じて、多様化するニーズに応える“おいしさ”体験を創出することで、価格競争に埋没しないブランド力と競争力を強化してまいります。
MD&A(経営者による分析)
4【経営者による財政状態、経営成績及びキャッシュ・フローの状況の分析】(1)経営成績等の状況の概要当事業年度における当社の財政状態、経営成績及びキャッシュ・フロー(以下「経営成績等」という。)の状況の概要は次のとおりであります。① 財政状態及び経営成績の状況当事業年度におけるわが国の経済は、雇用・所得環境の改善を背景に新内閣の発足後は積極財政への期待から株高傾向もあり回復基調で推移しました。一方で、米国の関税政策による影響、日中関係の悪化が経済に与える影響、中東地域をはじめとした地政学リスクの長期化等による世界経済の減速懸念に加え、物価上昇に伴う消費マインドの下振れリスクが高まるなど、景気の先行きは依然として不透明な状況が続きました。当業界においても、原材料価格の高騰や労働コストの増加、消費者の節約志向の高まり等を背景に引き続き厳しい経営環境となりました。このような中、当社は当事業年度において企業経営の根幹となる「パーパス・ビジョン」及び行動指針を策定し、改めて当社が進むべき道を明確にするとともに、新たな取り組みに積極的に挑戦し、事業規模拡大及び企業価値向上を図ってまいりました。a.資産、負債及び純資産の状況 総資産(百万円)純資産(百万円)自己資本比率1株当たり純資産(円)2026年2月期38,35529,88577.9%3,156.892025年2月期37,40829,08377.7%3,005.61当事業年度における総資産は、前事業年度末に比べ9億46百万円増加し、383億55百万円となりました。この主な要因は、売掛金が16億13百万円、有形固定資産が土地の取得等により12億85百万円それぞれ増加した一方で、現金及び預金が21億50百万円減少したことなどによります。負債は、前年同期間末に比べ1億45百万円増加し、84億70百万円となりました。この主な要因は、未払費用が1億64百万円増加したことなどによります。純資産は、前年同期間末に比べ8億1百万円増加し、298億85百万円となりました。この主な要因は、利益剰余金が14億43百万円増加した一方で、自己株式の取得により7億6百万円減少したことなどによります。これらにより、当事業年度末の自己資本比率は、前年同期間末の77.7%から77.9%となりました。b.経営成績の状況(テナント事業)テナント事業においては、自社工場製造の内製商品の導入強化により生産性向上を図ることで機会損失を低減するとともに、店内調理の強みである「出来立て・作りたて」への注力や、シズル感を連想させる販促物の強化をはかることで顧客満足度を高め、既存店の収益向上に努めてまいりました。また、洋風惣菜店舗「eashion(イーション)」においては、出店先ごとの商品の見直し及び価格戦略の結果、客単価が上昇したことに加え、主に百貨店やエキナカ店舗においてインバウンド需要等により客数が増加したことで売上が伸長いたしました。加えて、PPIHが展開する新業態「ロビン・フッド」への出店を見据え、新たなMD展開や従来にない店舗づくりを進めて参りました。これらの結果、テナント事業全体の売上高は前年同期間に比べ3.3%増収の474億20百万円となりました。利益面においては、引き続き外販事業との連携強化により機会損失を低減したことでセグメント利益は前年同期間に比べ34.6%増益の28億71百万円となりました。(外販事業)外販事業においては、PPIHの長期経営計画により惣菜戦略が示され、両社での協議や連携を深めたことによりPPIHグループ店舗への納品が増加しました。また、インバウンド需要に牽引され鉄道系コンビニエンスストアの納品は順調に推移しました。一方で、主要コンビニエンスストア向けの納品については、前事業年度末に実施した生産体制整備のための拠点政策により売上高は減収となりました。また、テナント事業における内製商品の導入強化を目的とし、冷凍設備の導入や原体野菜から加工する設備の導入など生産体制の強化を行いました。その中で冷凍製品については、製造ノウハウを積み上げ、新規取引先へ納品を開始するための基礎の構築をいたしました。これらの結果、外販事業の売上高は前年同期に比べ12.0%減収の392億33百万円となりました。利益面では売上の減少に加えて、生産体制整備に注力をしたものの一時的なコスト増加の影響が大きく、1億13百万円のセグメント損失(前年同期は9億45百万円のセグメント利益)となりました。以上の要因により、当事業年度の売上高は前年同期間に比べ4.2%減収の866億53百万円となりました。利益面については、経常利益は前年同期間と比べ7.3%減益の28億78百万円、当期純利益は前年同期間に比べ7.2%減益の18億7百万円となりました。② キャッシュ・フローの状況の分析・検討内容並びに資本の財源及び資金の流動性に係る情報a.キャッシュ・フローの状況 営業活動によるキャッシュ・フロー(百万円)投資活動によるキャッシュ・フロー(百万円)財務活動によるキャッシュ・フロー(百万円)現金及び現金同等物期末残高(百万円)2026年2月期1,646△3,721△1,07515,7752025年2月期2,921△2,066△37218,925当事業年度における現金及び現金同等物(以下、「資金」という。)の残高は、前事業年度末に比べ31億50百万円減少し157億75百万円となりました。当事業年度における各キャッシュ・フローの状況とそれらの主な要因は次のとおりであります。イ.営業活動によるキャッシュ・フロー営業活動により得られた資金は、前年同期間と比べ12億74百万円減少し、16億46百万円となりました。この主な要因は、売上債権の増減額が20億42百万円減少した一方で、その他流動資産の増減額が3億72百万円、その他の流動負債の増減額が2億87百万円増加したことなどによります。ロ.投資活動によるキャッシュ・フロー投資活動により支出した資金は、前年同期間と比べ16億54百万円増加し、37億21百万円となりました。この主な要因は、定期預金の預入による支出が10億円、有形固定資産の取得による支出が8億3百万円それぞれ増加したことなどによります。ハ.財務活動によるキャッシュ・フロー財務活動により支出した資金は、前年同期間と比べ7億3百万円増加し、10億75百万円となりました。この主な要因は、自己株式の取得による支出が7億6百万円増加したことなどによります。(キャッシュ・フロー関連指標の推移) 2025年2月期2026年2月期自己資本比率(%)77.777.9時価ベースの自己資本比率(%)83.684.9自己資本比率:自己資本/総資産時価ベースの自己資本比率:株式時価総額/総資産(注)株式時価総額は、自己株式を除く発行済株式数をベースに算出しております。なお、取締役に対する株式報酬制度として「株式給付信託(BBT)」を導入しており、株式時価総額の算定上使用する発行済株式数から控除する自己株式には、「株式給付信託(BBT)」に残存する自社の株式を含めております。b.資本の財源及び資金の流動性について資本の財源について、当社の運転資金及び設備投資資金は、主として自己資金により充当し、必要に応じて借入金による資金調達を実施することを基本方針としております。なお、前事業年度及び当事業年度において、金融機関からの資金調達は実施しておりません。当社を取り巻く事業環境は、長期化する国際情勢の不安定化や世界的な資源価格の高騰、金融資本市場の変動等の影響により、先行きは不透明な状況にはありますが、事業活動上で必要となる資金は、現金及び預金の水準等、十分な流動性を確保しており、当面の資金繰りに影響は無いものと考えております。 ③ 生産、受注及び販売の実績a.生産実績当事業年度の生産実績をセグメントごとに示すと、次のとおりであります。セグメントの名称当事業年度(自 2025年3月1日至 2026年2月28日)前年同期比(%)テナント事業(千円)47,420,310103.3外販事業(千円)39,302,93287.9報告セグメント計(千円)86,723,24295.7合計(千円)86,723,24295.7(注)金額は販売価額によっており、セグメント間の取引については相殺消去しております。b.受注実績当社は、外販事業において、受注生産を行っておりますが、翌日に製造し出荷しておりますので、受注実績についての記載は省略しております。c.販売実績当事業年度の販売実績をセグメントごとに示すと、次のとおりであります。セグメントの名称当事業年度(自 2025年3月1日至 2026年2月28日)前年同期比(%)製品 テナント事業(千円)47,420,310103.3外販事業(千円)39,233,22387.9報告セグメント計(千円)86,653,53395.7合計(千円)86,653,53395.7(注)1.セグメント間の取引については相殺消去しております。2.最近2事業年度の主な相手先別の販売実績及び当該販売実績の総販売実績に対する割合は、次のとおりであります。相手先前年同期間(自 2024年3月1日至 2025年2月28日)当事業年度(自 2025年3月1日至 2026年2月28日)金額(千円)総販売実績に対する割合(%)金額(千円)総販売実績に対する割合(%)ユニー株式会社28,857,74531.829,500,45034.0株式会社ファミリーマート33,632,25537.126,256,64530.3 (2)経営者の視点による経営成績等の状況に関する分析・検討内容経営者の視点による当社の経営成績等の状況に関する認識及び分析・検討内容は、次のとおりであります。なお、文中の将来に関する事項は、当事業年度末現在において判断したものであります。① 重要な会計上の見積り及び当該見積りに用いた仮定当社の財務諸表は、我が国において一般に公正妥当と認められている会計基準に基づき作成されております。この財務諸表の作成に当たって用いた会計上の見積り及び当該見積りに用いた仮定のうち、重要なものについては、第5 経理の状況 1 財務諸表等 (1) 財務諸表 注記事項(重要な会計上の見積り)に記載のとおりであります。② 当事業年度の経営成績等の状況に関する認識及び分析・検討内容当事業年度の売上高は、前年同期間に比べ4.2%減収の866億53百万円となりました。また経常利益は、前年同期間に比べ7.3%減益の28億78百万円、当期純利益は、前年同期間に比べ7.2%減益の18億7百万円となりました。当事業年度において、当社を取り巻く経営環境は、かつてないほど多角的な変化と課題に直面した期間あったと捉えております。世界的な資源価格の高騰に伴う原材料費の上昇に加え、物流費やエネルギーコスト、さらには深刻な人手不足を背景とした労働コストの増加が継続しております。一方で、消費者の生活防衛意識は一段と高まっており、節約志向が定着するなど、食品業界全体として厳しい舵取りを迫られる状況が続きました。このような中、当社は2025年8月、パン・パシフィック・インターナショナルホールディングス株式会社の連結子会社となりました。これは当社にとって、単なる資本構成の変化ではなく、第二の創業とも言える大きな転換点と捉えております。PPIHが発表した長期経営計画におけるグループ戦略の柱として「惣菜カテゴリーの強化」が明確に打ちだされたことで、惣菜専門会社として長年培ってきた当社の知見と技術力は、極めて重要な役割を期待されており、その期待の大きさを感じており、当社の真価が問われるフェーズに入ったと強く認識しております。また、前事業年度末に、4工場をPPIHグループ向け供給へと大胆に振り向ける生産体制の大きな再編を実施いたしました。この再編にあたっては、生産ラインの調整やオペレーションの再構築といった準備期間に想定以上の時間を要し、結果として一時的ではあるもののコスト増加を招き業績にマイナスの影響を与えたことは今後の事業展開においても考慮すべき点であると考えております。しかしながら、この調整期間もようやく出口を迎えました。現在、生産体制は着実に正常化し、回復基調にあると評価しております。今後、スケールメリットを活かした原価低減と、商品の提供を通じて、さらなる収益性の向上に大きく寄与するものと考えております。テナント事業は前事業年度と比較し売上・利益ともに大きく伸長いたしました。期初の新規出店計画を変更し、将来に向けての改装・転換・実証実験等のチャレンジに注力してまいりました。そのチャレンジの一つとして、多数の新規MDの実証実験を行ってまいりました。これらは、当社に不足しているMDを充足する目的として推進してきたものであり、新規MDの追加にあたっては、アウトパックを適切に織り込むことで、店内調理の人時を確保しながらも機会損失を生じさせない安定的な店舗運営を実現できたと評価しております。 アウトパックは、自社工場においての生産による品質・供給の安定に加え、生産性の維持・向上に資する取り組みであると位置づけており、アウトパック比率は前事業年度と比較し6.1%増加、人時は5.7%減少の実績を得ることができました。その効果もあり、売上・利益共に好調に推移したものと評価しております。また、PPIHが展開する新業態「ロビン・フッド」への出店を見据え、新規MDやアウトパック強化に加え、販促物の刷新・棚割りの見直しなどを行い、新たな店舗づくりにチャレンジしてまいりました。外販事業については、PPIH向け納品は引き続き順調に推移しており、一方で、将来の成長を見据えた戦略的な生産アイテムの変更を進めた結果、売上・利益は一時的に減少いたしましたが、当該減少は想定の範囲内で収まっております。PPIHグループとの取り組み強化を進めており、『売る側』と『作る側』が継続的かつ密度の高い協議を行い、製販一体の開発・供給体制を構築することが可能となった結果、PPIH向け納品額は前事業年度と比較し31.7%と大きく伸長しており、今後も増加を見込んでおります。また、「品質向上」「原価低減」「作業効率向上」を目的とした設備投資を積極的に推進してまいりました。袋井ファクトリーでは、増床を伴う設備投資を実施し、産地からジャガイモを原体で仕入れ、加工までを担うポテトサラダの生産にすでに着手しております。原体から加工することで、仕入れコストの低減に加え、集約的な生産体制による加工コストの低減を図ると共に、ジャガイモ本来の味わいを活かした、より鮮度感のある商品づくりが可能となったと評価しております。さらに、唐揚げ用の前処理工程(マリネーション)の内製化にも取り組み、味付けのばらつきを抑制することで、品質の安定化と原価低減の両立が実現可能となったと捉えております。これらの取り組みを今後さらに拡大することで、店舗作業の負担軽減だけに留まらず、商品のクオリティ向上による競争力の一層の強化にも繋がっていくものと考えております。加えて、更なる品質向上を目的とし、JFS-Bプラス(注)の全工場取得を目指し取組んでおります。また、ファミリーマート等の取引先様のニーズに対応すべく、新型機器の導入を進めてまいりました。これにより生産効率の向上も図れていると認識しております。これら一連の取り組みにより、外販事業全体として、品質・コスト・効率の三位一体での改善が着実に進んでいると評価しております。今後、新工場建設をはじめとする大きな設備投資が必要となる局面においては、直ちに業績に貢献するものではなく、先行投資的な側面を有する場合もあるため、それを支える財務基盤も重要な経営課題であります。現状において、テナント事業及び外販事業における設備投資を進める上での基盤となる財政状況については、財務指標等から、その健全性が保たれていると考えております。事業成長を支える上で、また、想定していない状況下においても事業を安定的に進めることができる強固な財務基盤の堅持に努めてまいります。当事業年度末の自己資本比率は、77.9%であり自己資本利益率は6.1%であります。当社は資本コストについては、一般的に妥当とされている計算方法から算定しておりますが、資本コストは、算定方法が様々であるほか、算定の基礎となる数値の採用においても一義的に定まるものではないため、現時点においては開示をしていないものの、資本コストを意識した上で、収益性を高め、更なる自己資本利益率の向上と持続的な企業価値の向上に注力してまいります。また、当社の経営成績に重要な影響を与える要因として、「事業等のリスク」にも記載しておりますが、テナント事業においては店舗の出店を行っている主要な総合スーパーであるユニー株式会社及びUDリテール株式会社(当社の親会社であります株式会社パン・パシフィック・インターナショナルホールディングスの子会社)が属する流通業界の動向及び同社の出店政策、外販事業においては製品の納品を行っている主要なコンビニエンスストア加盟店舗のフランチャイザーである株式会社ファミリーマートが属するコンビニエンス業界の動向及び同社の出店政策等があります。そのため、今後も主要取引先以外での出店や納品については出店モニタリング等も行い、臨機応変に対応していく考えであります。当社の運転資金需要の主なものは、テナント事業及び外販事業における材料費、労務費、店舗及び工場における設備等の維持管理費等であります。また、当社の事業活動における運転資金は主として自己資金により充当し、必要に応じて借入金による資金調達を実施することを基本方針としております。運転資金使途の内、設備投資資金需要としてテナント事業においては、店舗の新設及び改装並びに経常的な設備の更新等が、外販事業においては、生産体制の均一化や省人化を図るための設備の取得や更新等がそれぞれあります。(注)JFS規格とは、一般財団法人食品安全マネジメント協会が開発・運営する食品の安全管理の取組みを認証する規格であります。その中でJFS-B規格は日本発の国際レベルの食品安全管理規格となり、プラスはさらに高度な食品安全基準を含んだ規格となります。

事業リスク

  • 主要取引先への依存
    売上高の多くを親会社グループのスーパー(ユニー、ドン・キホーテ等)やコンビニエンスストア(ファミリーマート)に依存しています。これらの取引先の出店政策や経営戦略が変更された場合、カネ美食品の業績に大きな影響が出る可能性があります。
  • 仕入先の集中
    主要原材料である生鮮品の仕入れにおいて、上位3社への依存度が高く(2026年2月期で76.0%)、特定の食品卸売業者からの仕入れに集中しています。これにより、仕入価格の変動や供給体制に問題が生じた場合、事業に影響を及ぼす可能性があります。
  • 食品衛生問題
    食品を取り扱う企業として、食の安心・安全は不可避の課題です。万全の衛生管理を行っていますが、万が一食中毒などの問題が発生した場合、社会的信用の失墜や経営成績に重大な悪影響を及ぼす可能性があります。
出典: FY2026 有価証券報告書(AI要約)
有価証券報告書「事業等のリスク」の全文を見る(年度切替)
FY2026|2,101 文字
3【事業等のリスク】有価証券報告書に記載した事業の状況、経理の状況等に関する事項のうち、投資者の判断に影響を及ぼす可能性のある事項には、以下のようなものがあります。なお、文中における将来に関する事項は、当事業年度末現在において当社が判断したものであります。(1)取引先の出店政策及び経営戦略の影響について当社の業績は、一般消費者による寿司及び弁当等の消費動向の影響を受けるほか、テナント店舗の出店を行っている総合スーパーの出店政策及び製品の納入先であるコンビニエンスストア加盟店舗の出店政策の影響も受けます。テナント事業において、店舗の出店を行っている主な総合スーパーは、ユニー株式会社、UDリテール株式会社、株式会社ドン・キホーテ及び株式会社長崎屋であり、当社は、同社の出店政策に追随してテナント店舗の新設を行っております。したがって、当社は、同社の出店政策及び同社の属する流通業界の動向に影響を受ける可能性があります。なお、ユニー株式会社、UDリテール株式会社、株式会社ドン・キホーテ及び株式会社長崎屋は当社の親会社である株式会社パン・パシフィック・インターナショナルホールディングスの子会社であります。また、外販事業において、製品の納品を行っている主なコンビニエンスストア加盟店舗のフランチャイザーは、株式会社ファミリーマートであり、当社は、同社の出店政策に追随して工場の新設をし、弁当・おにぎり等の納品業務を行っております。したがって、当社は、同社の出店政策及び同社の属するコンビニエンス業界の動向に影響を受ける可能性があります。なお、当事業年度のユニー株式会社及び株式会社ファミリーマートへの販売実績及び当該販売実績に対する割合は、4「経営者による財政状態、経営成績及びキャッシュ・フローの状況の分析 (1)経営成績等の状況の概要 ③生産、受注及び販売の実績 c.販売実績 (注)2」をご参照ください。(2)特定の企業への仕入依存度について仕入先の選定については、配送体制及び適正在庫を保有していることなどを勘案し決定しております。当社の主要原材料は、生鮮品であることから毎日仕入れを行っており、特にテナント事業においては、店舗単位の小口仕入であることからメーカーでは配送等の対応が困難な状況となっております。したがって、店舗毎への配送が可能な食品卸売業者からの仕入割合が高くなっており、外販事業を含めた当社全体での仕入先上位3社の仕入先合計に対する仕入割合は、2025年2月期は80.6%、2026年2月期は76.0%となっております。(3)食品衛生関連事項について当社は、「食品衛生法」に基づいた工場施設の整備、器具の管理、添加物の取扱い、その他の製造工程及び販売等の管理運営を行っており、製造設備の衛生管理には万全の注意を払っておりますが、食の安心・安全は食品を取扱う企業にとって不可避の課題であり、今後についても製造・加工設備を中心とした食品衛生管理体制の強化を図っていく方針であります。しかしながら、近年における食の安心・安全に関する問題は社会問題にまで発展しており、今後の社会環境の中でこれらの問題が発生した場合には、当社もその影響を受ける恐れがあり、状況によっては社会的信用度の低下や当社の経営成績に影響を及ぼす可能性があります。(4)自然災害について当社は、テナント事業において中京エリアを中心に285店舗、外販事業において東海、関東、関西等に13工場を展開しております。地震や台風など大規模な自然災害の発生により、これらの店舗設備、工場生産設備が甚大な被害を被った場合、設備の損壊や電力、水道、ガス等の供給停止等により、店舗の営業又は工場の稼働が困難となり、当社の経営成績及び財政状態に重大な影響を及ぼす可能性があります。(5) 設備投資について各部門から起案された設備投資は、採算性やリスク評価を踏まえて取締役会等で審議し、決定しております。また、投資後のモニタリングについては、計画から大きく乖離していないか経営会議等で検証し、乖離している場合は、関係部署において対応策を検討しております。しかしながら、投資判断時に想定していなかった水準で計画との乖離が生じ、期待される効果が生み出せないと判断される場合には、減損処理等を実施する事によって財政状態及び経営成績に影響を及ぼす可能性があります。(6) 人財の確保及び育成について当社の持続的な成長を成し得るために、人財の確保と育成は経営上の重要な課題です。当社の基幹事業である惣菜事業は、労働集約的な事業のため、採用競争力が低下し、計画通りの採用ができない、また、離職により人員不足に陥ることは経営上の重大なリスクであると認識しております。人財の確保は年々難しくなっており、このリスク対応の一環として、従業員の多様性や個性を認める柔軟な働き方を可能とするルールへの変更を実施するなど、採用率と定着率の向上に取組んでおりますが、人財の確保及び育成が事業の成長戦略に追いつかない場合は、経営成績に影響を及ぼす可能性があります。

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