アスカネット(2438)に経済的な堀はあるか
株価
主要指標
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株価推移
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10年財務トレンド
| 年度 | 売上(億) | 営業利益(億) | 純利益(億) | FCF(億) | ROE(%) | EPS(円) | 配当(円) | 自己資本比率(%) |
|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
| FY2016 | 52 | 8 | 5 | 4 | 13.1 | 32.7 | — | 86.8 |
| FY2017 | 54 | 8 | 6 | 5 | 12.4 | 34.2 | 10.0 | 86.3 |
| FY2018 | 59 | 8 | 6 | 2 | 11.1 | 33.2 | 10.0 | 87.4 |
| FY2019 | 63 | 9 | 6 | 1 | 11.0 | 35.6 | 11.0 | 86.6 |
| FY2020 | 66 | 7 | 5 | 1 | 8.7 | 29.8 | 10.0 | 87.0 |
| FY2021 | 58 | 3 | 2 | 0 | 3.9 | 13.4 | 7.0 | 90.1 |
| FY2022 | 63 | 4 | 3 | 7 | 5.5 | 19.8 | 7.0 | 87.3 |
| FY2023 | 70 | 6 | 5 | 4 | 7.8 | 28.9 | 9.0 | 86.9 |
| FY2024 | 70 | 4 | 2 | -1 | 3.5 | 13.0 | 7.0 | 86.8 |
| FY2025 | 73 | 2 | -3 | 5 | -4.9 | -16.3 | 7.0 | 84.8 |
バフェット流モート診断
総合スコア:2/25 主要モート:none 持続性:判定中
アスカネットは、主に写真・映像関連サービス、および空撮サービスを提供しているが、特許やブランド力、規制ライセンスといった強力な無形資産の存在は確認できない。競合他社との差別化要因となる独自の技術やブランドは現時点では不明瞭である。
写真・映像データ管理サービスにおいては、顧客が過去のデータ資産を移行する手間やコストを考慮すると、一定のスイッチング・コストが存在する可能性がある。しかし、サービス内容の汎用性から、乗り換え障壁は限定的と考えられる。
同社の事業モデルにおいて、ユーザー数の増加がサービスの価値を直接的に高めるネットワーク効果は確認されない。写真・映像データ管理や空撮サービスは、個々の顧客との取引が中心であり、プラットフォーム型のビジネスではない。
写真・映像データ管理や空撮サービスにおいて、同社が構造的に競合他社よりも低コストでサービスを提供できるような優位性は見られない。価格競争力に依存しない事業モデルである可能性が高い。
空撮サービスにおいては、一定の規模を持つことで、より多くの案件を受注し、固定費を分散できる可能性がある。しかし、業界全体が成熟しており、アスカネットが圧倒的なシェアを持つわけではないため、効率規模の優位性は限定的である。
競合との比較優位
強気シナリオ
空撮技術の高度化とドローン活用市場の拡大による新規事業機会の創出
写真・映像データ管理サービスの機能拡充と顧客基盤の拡大
M&Aによる事業領域の拡大とシナジー効果の発揮
弱気シナリオ(モート侵食)
競合他社の技術革新や低価格攻勢による競争激化
ドローン規制の強化や安全性の問題による事業への影響
写真・映像データ管理市場の成長鈍化と代替技術の登場
反転思考(マンガー流:どうすればこの会社は壊れるか)
アスカネットへの投資が失敗するには、同社が持つ写真・映像データ管理や空撮といった既存事業の競争優位性が、技術革新や新規参入によって急速に失われる必要がある。特に、ドローン技術の陳腐化や、より安価で高機能な代替サービスの登場は、同社の収益基盤を揺るがすだろう。また、データ管理サービスにおいては、クラウドストレージの普及やAIによる自動整理機能の進化が、同社の付加価値を低下させる可能性も考えられる。さらに、顧客が容易にサービスを乗り換えられる環境下で、同社が顧客ロイヤルティを維持・向上させられず、価格競争に巻き込まれるシナリオも、投資の失敗につながるだろう。これらの要因が複合的に作用し、同社の成長性が失われることが、投資の失敗を招く。
5年後のモート予測
ドローン技術の進化と空撮市場の拡大、データ管理サービスの機能強化により、売上・利益ともに堅調な成長を遂げる。新規事業の成功も寄与し、収益性が向上する。
既存事業の緩やかな成長に加え、一部新規事業の貢献が見られる。競争環境は厳しさを増すが、一定のシェアを維持し、安定的な収益を確保する。
技術革新の遅れや競争激化により、既存事業の成長が鈍化。新規事業も期待通りの成果を上げられず、収益性が低下する。市場からの評価も低迷する。
グレアム防衛的投資家 7基準
| 1. 適切な企業規模 | 時価総額 55億 | |
| 2. 健全な財務 | 自己資本比率 86.8% | |
| 3. 利益の安定性 | 9年連続黒字 | |
| 4. 配当の継続性 | 10年連続配当 | |
| 5. 利益成長 | EPS 3年成長 —% | |
| 6. 適度なPER | PER 25.9倍 | |
| 7. 適度なPBR | PBR 0.90倍 |
合格数:2/7 部分的合格