KG情報(2408)に経済的な堀はあるか
株価
主要指標
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株価推移
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10年財務トレンド
| 年度 | 売上(億) | 営業利益(億) | 純利益(億) | FCF(億) | ROE(%) | EPS(円) | 配当(円) | 自己資本比率(%) |
|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
| FY2016 | 39 | 4 | 3 | 4 | 3.7 | 37.3 | 19.4 | 85.2 |
| FY2017 | 35 | 2 | 2 | 2 | 2.4 | 24.5 | 41.9 | 85.9 |
| FY2018 | 28 | -0 | -5 | -45 | -8.6 | -74.9 | 34.2 | 86.7 |
| FY2019 | 25 | -2 | -3 | 2 | -5.5 | -43.9 | 10.0 | 87.0 |
| FY2020 | 19 | -4 | -4 | -0 | -7.2 | -53.3 | 10.0 | 86.8 |
| FY2021 | 22 | 0 | 1 | 5 | 1.3 | 10.0 | 10.0 | 81.6 |
| FY2022 | 25 | 3 | 3 | 3 | 6.0 | 46.7 | 11.7 | 79.0 |
| FY2023 | 27 | 4 | 4 | 0 | 6.2 | 51.4 | 34.0 | 79.9 |
| FY2024 | 25 | 3 | 2 | -1 | 4.1 | 33.0 | 35.0 | 87.8 |
| FY2025 | 27 | 4 | 3 | 2 | 5.6 | 45.9 | 36.0 | 87.4 |
バフェット流モート診断
総合スコア:2/25 主要モート:none 持続性:判定中
KG情報に関する公開情報からは、特許、ブランド、規制ライセンス、独占的IPといった無形資産による明確な競争優位性は確認できません。事業内容から推測される範囲では、特定の無形資産による高い参入障壁は低いと考えられます。
求人情報サイト「ジョブキタ」や「ジョブデリバリー」の利用において、求職者側には乗り換えコストは低いですが、企業側は過去の掲載実績や蓄積されたノウハウから一定のスイッチングコストが発生する可能性があります。しかし、競合サービスも多く、その効果は限定的です。
KG情報の提供する求人情報サイトやその他サービスにおいて、ユーザー数の増加がサービスの価値を直接的に高めるネットワーク効果は、現時点では明確に観察されません。プラットフォームとしての規模の経済は限定的と考えられます。
KG情報が構造的に競合他社よりも低コストでサービスを提供できるという証拠は公開情報からは見当たりません。特に求人広告事業においては、価格競争に陥りやすく、コスト優位性を築くことは困難であると考えられます。
北海道・東北地方に特化した求人情報サービスを展開しており、地域内では一定のシェアを持つ可能性があります。しかし、全国的な規模や業界全体から見ると、効率的な規模の経済が働くほどの寡占状態にはなく、その優位性は限定的です。
競合との比較優位
強気シナリオ
地域特化型求人サイトのブランド力向上と企業顧客基盤の強化
新規事業(例:人材紹介、研修サービス)による収益源の多角化
デジタルマーケティング強化による広告単価の上昇
弱気シナリオ(モート侵食)
大手求人サイトや新規参入サービスとの競争激化によるシェア低下
地方経済の低迷による求人需要の減少
デジタル化への対応遅れによるサービス陳腐化
反転思考(マンガー流:どうすればこの会社は壊れるか)
KG情報が長期的に競争優位性を失い、収益性が悪化するには、まず地域特化型求人サイトとしてのブランド力が競合に吸収されるか、あるいは全く魅力のないものになる必要がある。次に、企業顧客が容易に他のプラットフォームへ移行できるようになり、KG情報へのロイヤルティが失われることが考えられる。さらに、地方経済の構造的な衰退が求人需要を根本から奪い、デジタル化への投資が遅れることで、サービス自体が時代遅れとなるシナリオも考えられる。これらの要因が複合的に作用し、KG情報が提供する価値が市場から否定される状況になれば、投資としての魅力は失われるだろう。
5年後のモート予測
地域経済の活性化と連動し、求人サイトの利用が拡大。新規事業も軌道に乗り、売上・利益ともに緩やかな成長を続ける。
現状維持に近い成長。大手競合との競争は続くが、地域密着で一定のシェアを維持。新規事業の貢献は限定的。
地方経済の低迷と大手競合の攻勢により、求人需要が減少し、シェアも低下。収益性は悪化し、事業継続が困難になるリスクも。
グレアム防衛的投資家 7基準
| 1. 適切な企業規模 | 時価総額 57億 | |
| 2. 健全な財務 | 自己資本比率 87.4% | |
| 3. 利益の安定性 | 7年連続黒字 | |
| 4. 配当の継続性 | 11年連続配当 | |
| 5. 利益成長 | EPS 3年成長 -0.6% | |
| 6. 適度なPER | PER 17.0倍 | |
| 7. 適度なPBR | PBR 0.95倍 |
合格数:3/7 部分的合格