2342

トランスジェニックグループ(2342)は何で稼いでいるか — 事業の柱と依存度

サービス業 情報通信・サービスその他

事業の概要

  • 創薬支援事業
    医薬品開発の初期段階から臨床試験まで、幅広いフェーズで研究開発をサポートするサービスを提供しています。具体的には、遺伝子改変マウスの作製受託、抗体作製、糖鎖の解析・合成受託、さらには医薬品や農薬・食品関連物質の薬効薬理試験や安全性試験といった非臨床試験、臨床試験の受託などが主な業務です。これにより、製薬会社などの研究開発を効率化し、新薬開発を支援することで収益を得ています。
  • 投資・コンサルティング事業
    M&A(企業の合併・買収)を通じて新たな事業領域を拡大したり、事業承継や事業再生に関する助言・支援サービスを提供しています。この事業では、電機製品の小売・卸売、洋食器の輸入販売、情報通信機器の開発・販売、複層ガラス用副資材やプリンタートナーの輸入販売、米袋の企画販売など、多岐にわたる分野で事業を展開し、投資やコンサルティングを通じて収益を上げています。
  • 多角的な収益源
    同社グループは、バイオテクノロジー分野における創薬支援と、M&Aやコンサルティングを通じた投資事業という、異なる性質の二つの事業を柱としています。これにより、特定の市場変動リスクを分散し、安定的な収益基盤の構築を目指していると考えられます。それぞれの事業が独立した収益源となり、グループ全体の成長を支えるビジネスモデルです。
出典: FY2025 有価証券報告書(AI要約)
セグメント構成
  • 創薬支援事業
    この事業は、医薬品開発の初期段階から臨床試験まで、幅広い研究開発プロセスを支援するサービスを提供しています。具体的には、遺伝子改変マウスの作製受託、抗体作製、糖鎖の解析・合成受託、医薬品や農薬・食品関連物質の薬効薬理試験、安全性試験、臨床試験の受託などが含まれます。最新年度の売上高は約18.9億円で、営業利益は約-4.88億円と赤字ですが、新薬開発を支える重要な役割を担っています。
  • 投資・コンサルティング事業
    この事業は、M&Aによる新規事業の推進や、事業承継・事業再生に関する助言・支援サービスを主な業務としています。電機製品の小売・卸売、洋食器の輸入販売、情報通信機器の開発・販売、複層ガラス用副資材やプリンタートナーの輸入販売、米袋の企画販売など、多岐にわたる事業を展開しています。最新年度の売上高は約111.15億円とグループの主力であり、営業利益は約4.39億円と黒字で、グループ全体の収益を牽引しています。
  • 二つの事業セグメント
    同社グループは「創薬支援事業」と「投資・コンサルティング事業」の二つの主要な事業セグメントで構成されています。創薬支援事業はバイオテクノロジー分野の専門性を活かしたサービスを提供し、投資・コンサルティング事業はM&Aを通じて多様な事業を展開しています。売上高の規模では投資・コンサルティング事業が圧倒的に大きく、グループ全体の収益の柱となっています。
2025-03 セグメント別業績
セグメント区分売上(億)営業利益(億)営業利益率
DrugDiscoverySupportBusiness 地域 19 -5 -25.8%
InvestmentsAndConsultingBusiness 地域 111 4 3.9%
有価証券報告書「事業の内容」の全文を見る(年度切替)
FY2025|869 文字
3【事業の内容】当社グループ(当社及び当社の関係会社)は、当社及び子会社16社により構成されており、遺伝子改変マウスの作製受託、抗体作製や糖鎖の解析・合成の受託、臨床・非臨床試験受託、遺伝子解析受託、M&Aによる新規事業の推進、事業承継及び事業再生分野における助言・支援サービスを主たる業務としております。また、当社は、有価証券の取引等の規制に関する内閣府令第49条第2項に規定する特定上場会社等に該当しており、これにより、インサイダー取引規制の重要事実の軽微基準については連結ベースの数値に基づいて判断することとなります。当社グループの事業内容及び当社と関係会社の当該事業に係る位置付けは次のとおりであります。なお、次の2事業は「第5 経理の状況 1 連結財務諸表等 (1)連結財務諸表 注記事項(セグメント情報等)」に掲げるセグメントの区分と同一であります。 (1)創薬支援事業「創薬支援事業」は、創薬の初期段階である探索基礎研究・創薬研究から、非臨床試験、臨床試験まで、創薬のあらゆるステージに対応できるシームレスなサービスを行っております。その主なものとして、遺伝子改変マウスの作製受託、抗体作製や糖鎖の解析・合成の受託のほか、医薬品、農薬・食品関連物質に対する薬効薬理試験及び安全性試験をはじめとする非臨床試験や臨床試験の受託等の創薬支援サービスを行っております。 (2)投資・コンサルティング事業「投資・コンサルティング事業」は、株式会社TGビジネスサービスによる事業であり、M&Aによる新規事業の推進と幅広い分野における事業承継及び事業再生分野に係る助言・支援サービスを行っております。その主なものとして、電機製品の小売・卸売、洋食器を輸入販売し通販サイト等による販売を展開するBtoC及びBtoBの電子商取引、情報通信機器関連の開発・販売、複層ガラス用副資材やガラス加工設備の輸入販売やプリンタートナーの輸入販売、米袋の企画販売等があります。 [事業系統図] 以上述べた事項を事業系統図によって示すと次のとおりであります。

事業の優位性(モート)

事業の質(有価証券報告書から抽出)
数字に出ない事業の性質を、同じ物差しで全銘柄そろえています。FY2025時点の記載が出典です。
価格決定力値上げを通せるか。強いほどインフレ耐性が高い 中程度
創薬支援事業は比較的安定した受注を維持しているが、製薬業界の環境変化に影響を受ける。
参入障壁新規参入を阻む要因の種類 技術
遺伝子改変技術、抗体作製、糖鎖解析・合成、非臨床・臨床試験受託などの専門技術。
顧客集中度特定顧客への依存度。高いほど失注リスクが大きい 中程度
景気敏感度業績が景気循環にどれだけ振られるか ディフェンシブ
設備投資の性質稼いだ現金がどれだけ設備維持に消えるか 成長投資
規制依存規制は障壁にも足枷にもなる 高い
会社が挙げる主要リスク:企業買収によるのれん減損リスク / 新型コロナウイルス感染症再拡大による業績影響 / 知的財産権侵害による訴訟リスク
同じ条件で他の銘柄を探す → 定性スクリーニング(価格決定力・参入障壁・景気敏感度などで絞り込めます)
モート総合 0 / 25 5類型それぞれの強度と、そう判定した根拠
無形資産☆☆☆☆☆
根拠:弱いブランド・特許・許認可

財務データが未収録のため、ブランド力、特許、規制ライセンス、独占的IPなどの無形資産に関する具体的な評価は不可能。

スイッチングコスト☆☆☆☆☆
根拠:弱い乗り換えの手間・コスト

顧客がサービスを乗り換える際のコストに関する情報がなく、スイッチング・コストの有無や強さを評価できない。

ネットワーク効果☆☆☆☆☆
根拠:弱い利用者増が価値を生む

ユーザー数の増加がサービスの価値を高めるネットワーク効果に関するデータがなく、その有無や強さを評価できない。

コスト優位☆☆☆☆☆
根拠:弱い同じ物を安く作れる

生産・提供コストに関する情報がなく、構造的なコスト優位性の有無を評価できない。

規模の経済☆☆☆☆☆
根拠:弱い規模が参入障壁になる

業界規模に対する最適な少数寡占を形成しているかどうかの情報がなく、効率規模の優位性を評価できない。

  • 創薬プロセス全般の支援
    同社グループは、創薬の基礎研究から非臨床試験、臨床試験まで、医薬品開発のあらゆる段階に対応できるサービスをシームレスに提供しています。これにより、顧客である製薬企業は、開発プロセス全体を一貫して委託できるため、効率的な研究開発が可能となり、同社グループの競争優位性につながっています。
  • M&Aによる事業拡大
    投資・コンサルティング事業では、M&Aを積極的に活用して新規事業を推進し、事業領域を拡大しています。これにより、既存の創薬支援事業とは異なる分野での収益源を確保し、グループ全体の事業ポートフォリオを多様化することで、市場の変化に対応できる柔軟な経営体制を構築していると考えられます。
  • 専門性と多様なサービス
    遺伝子改変マウス作製、抗体作製、糖鎖解析といった高度な専門技術を要する創薬支援サービスに加え、事業承継や事業再生に関するコンサルティング、さらには多岐にわたる商品の輸入販売など、幅広いサービスを提供しています。これにより、多様な顧客ニーズに応えることができ、幅広い顧客層を獲得していると推察されます。
出典: FY2025 有価証券報告書(AI要約)

経営戦略

有価証券報告書「経営方針・対処すべき課題・MD&A」の全文を見る(年度切替)
経営方針・経営戦略
1【経営方針、経営環境及び対処すべき課題等】当社グループの経営方針、経営環境及び対処すべき課題等は、以下のとおりであります。なお、文中の将来に関する事項は、当連結会計年度末現在において当社グループが判断したものであります。 (1)経営方針当社グループは、「未来に資するとともに世界の人々の健康と豊かな暮らしの実現に貢献する」という経営理念のもと、当社を取り巻く事業環境変化に迅速に反応し、事業モデル・構造を的確に変化させることで、グループの成長拡大を実現することを経営の基本方針としております。 (2)経営環境及び経営戦略等経営理念を実現するために、探索基礎研究・創薬研究から、非臨床試験及び臨床試験まで網羅した創薬支援事業を展開しておりますが、創薬支援事業分野を取り巻く事業環境は、基礎研究分野に対する国家予算の抑制や特許切れ問題を起因とする製薬企業等の研究開発予算の縮小といった厳しい状況が継続しております。この厳しい事業環境に適応するため、創薬支援事業では、グループ企業の再編を通じて事業運営の合理化を行い、他社と差別化可能な高付加価値サービスの提供を強化いたします。また、投資・コンサルティング事業においても、グループ収益基盤の強化・多様化を目的として、新たに事業承継・再生事業分野を対象とした投資の発掘を行ってまいります。創薬支援事業は、人材及び設備に対する先行投資や中長期的な先端技術の開発努力が必要とされる反面、成果獲得時には高収益が期待でき、中長期的に大きな成長が期待できます。一方、投資・コンサルティング事業は、後継者不足問題や国内市場の縮小による再編加速という環境の中、創薬支援事業と比較して短期間での成果獲得が可能であり、当初の投資後の追加投資負担が比較的少ないうえ、安定した業績成長を見込んでおります。当社グループは、このような両事業の特徴を活かしたHybrid型の事業展開を行っており、グループ各社はこの方針に基づき、個社ごとの特徴を加味し事業展開を図ることとしております。なお、当社グループの経営成績に重要な影響を与える要因につきましては、「第2 事業の状況 3 事業等のリスク」に記載しております。 (3)経営上の目標の達成状況を判断するための客観的な指標等当社グループは、グループの持続的成長及び企業価値の持続的な増大を図っていくため、成長性及び成長への投資の源泉となる利益の確保を重視しており、経営指標として「売上高及び営業利益の拡大」を目標に掲げております。2026年3月期の通期連結業績は、売上高13,500百万円、営業利益150百万円を見込んでおります。 (4)事業上及び財務上の対処すべき課題当社の子会社である株式会社トランスジェニック 磐田研究所の受託試験の一部について、一部の職員による試験データに係る不正が行われていたことにつき、信頼の回復が急務と考えております。そのため、当該不正が行われた原因を踏まえ、「標準作業手順書の改訂やDI(Data Integrity:データの整合性)対応のためのシステム導入を柱とする試験報告書の確認過程の仕組みの整備」と「試験に関与する職員の人物像の把握・検証及びコンプライアンス意識の啓発」を内容とする再発防止策を2025年6月に策定いたしました。今後、この取り組みを速やかに実行に移すことで、当社グループの信頼性の回復と向上に努めてまいります。なお、各事業ごとの対処すべき課題は以下のとおりと考えております。  ① 創薬支援事業当事業は、創薬の初期段階である探索基礎研究・創薬研究から、非臨床試験、臨床試験まで、創薬のあらゆるステージに対応できるシームレスなサービスをグループで展開しております。当事業は、人材及び設備に対する先行投資や中長期的な先端技術の開発努力が必要とされる反面、成果獲得時には高収益が期待でき、中長期的に大きな成長が期待できます。子会社の経営統合により、2024年10月1日に創薬支援事業の中核会社である株式会社トランスジェニックが誕生いたしました。同社の遺伝子改変マウスを用いた遺伝毒性試験は国内外で高い競争力を有しているほか、基礎研究・探索研究の後に実施される非臨床薬効薬理試験受託に強みを有しております。また、新規に「中期発がん性試験」を導入し、より高付加価値かつ差別化可能なサービスの強化を図っております。さらに、研究開発の最終ステージで実施される医薬・食品臨床試験受託サービスも提供しており、ワンストップでシームレスなサービスを提供しております。このような中核会社の特徴を活かすべく、更なる経営資源の集約及び事業運営の合理化を通じて、競争力及び収益力の向上を図ってまいります。 ② 投資・コンサルティング事業当事業では、M&Aによる新規事業の推進や事業承継等に係る助言・支援サービスを行っております。M&Aによって当社グループに加入した企業へ適切なサポートを実施することにより、グループ各社が着実に利益貢献する基盤を構築し、グループ業績の拡大に寄与してまいりました。後継者不足問題や国内市場の縮小による再編加速という環境の中、投資・コンサルティング事業は、創薬支援事業と比較して優良投資先の発掘及び投資による短期間での成果獲得が可能であり、安定した業績成長が見込めると考えております。円安傾向の定着により仕入コストが増加する厳しい経営環境が予想されますが、これまでにグループで培ったノウハウを活かして、既投資先の収益力の向上に努めるとともに、リスク分散に配慮しながら投資先の発掘を行い、今後も積極的な投資を継続してまいります。
対処すべき課題
1【経営方針、経営環境及び対処すべき課題等】当社グループの経営方針、経営環境及び対処すべき課題等は、以下のとおりであります。なお、文中の将来に関する事項は、当連結会計年度末現在において当社グループが判断したものであります。 (1)経営方針当社グループは、「未来に資するとともに世界の人々の健康と豊かな暮らしの実現に貢献する」という経営理念のもと、当社を取り巻く事業環境変化に迅速に反応し、事業モデル・構造を的確に変化させることで、グループの成長拡大を実現することを経営の基本方針としております。 (2)経営環境及び経営戦略等経営理念を実現するために、探索基礎研究・創薬研究から、非臨床試験及び臨床試験まで網羅した創薬支援事業を展開しておりますが、創薬支援事業分野を取り巻く事業環境は、基礎研究分野に対する国家予算の抑制や特許切れ問題を起因とする製薬企業等の研究開発予算の縮小といった厳しい状況が継続しております。この厳しい事業環境に適応するため、創薬支援事業では、グループ企業の再編を通じて事業運営の合理化を行い、他社と差別化可能な高付加価値サービスの提供を強化いたします。また、投資・コンサルティング事業においても、グループ収益基盤の強化・多様化を目的として、新たに事業承継・再生事業分野を対象とした投資の発掘を行ってまいります。創薬支援事業は、人材及び設備に対する先行投資や中長期的な先端技術の開発努力が必要とされる反面、成果獲得時には高収益が期待でき、中長期的に大きな成長が期待できます。一方、投資・コンサルティング事業は、後継者不足問題や国内市場の縮小による再編加速という環境の中、創薬支援事業と比較して短期間での成果獲得が可能であり、当初の投資後の追加投資負担が比較的少ないうえ、安定した業績成長を見込んでおります。当社グループは、このような両事業の特徴を活かしたHybrid型の事業展開を行っており、グループ各社はこの方針に基づき、個社ごとの特徴を加味し事業展開を図ることとしております。なお、当社グループの経営成績に重要な影響を与える要因につきましては、「第2 事業の状況 3 事業等のリスク」に記載しております。 (3)経営上の目標の達成状況を判断するための客観的な指標等当社グループは、グループの持続的成長及び企業価値の持続的な増大を図っていくため、成長性及び成長への投資の源泉となる利益の確保を重視しており、経営指標として「売上高及び営業利益の拡大」を目標に掲げております。2026年3月期の通期連結業績は、売上高13,500百万円、営業利益150百万円を見込んでおります。 (4)事業上及び財務上の対処すべき課題当社の子会社である株式会社トランスジェニック 磐田研究所の受託試験の一部について、一部の職員による試験データに係る不正が行われていたことにつき、信頼の回復が急務と考えております。そのため、当該不正が行われた原因を踏まえ、「標準作業手順書の改訂やDI(Data Integrity:データの整合性)対応のためのシステム導入を柱とする試験報告書の確認過程の仕組みの整備」と「試験に関与する職員の人物像の把握・検証及びコンプライアンス意識の啓発」を内容とする再発防止策を2025年6月に策定いたしました。今後、この取り組みを速やかに実行に移すことで、当社グループの信頼性の回復と向上に努めてまいります。なお、各事業ごとの対処すべき課題は以下のとおりと考えております。  ① 創薬支援事業当事業は、創薬の初期段階である探索基礎研究・創薬研究から、非臨床試験、臨床試験まで、創薬のあらゆるステージに対応できるシームレスなサービスをグループで展開しております。当事業は、人材及び設備に対する先行投資や中長期的な先端技術の開発努力が必要とされる反面、成果獲得時には高収益が期待でき、中長期的に大きな成長が期待できます。子会社の経営統合により、2024年10月1日に創薬支援事業の中核会社である株式会社トランスジェニックが誕生いたしました。同社の遺伝子改変マウスを用いた遺伝毒性試験は国内外で高い競争力を有しているほか、基礎研究・探索研究の後に実施される非臨床薬効薬理試験受託に強みを有しております。また、新規に「中期発がん性試験」を導入し、より高付加価値かつ差別化可能なサービスの強化を図っております。さらに、研究開発の最終ステージで実施される医薬・食品臨床試験受託サービスも提供しており、ワンストップでシームレスなサービスを提供しております。このような中核会社の特徴を活かすべく、更なる経営資源の集約及び事業運営の合理化を通じて、競争力及び収益力の向上を図ってまいります。 ② 投資・コンサルティング事業当事業では、M&Aによる新規事業の推進や事業承継等に係る助言・支援サービスを行っております。M&Aによって当社グループに加入した企業へ適切なサポートを実施することにより、グループ各社が着実に利益貢献する基盤を構築し、グループ業績の拡大に寄与してまいりました。後継者不足問題や国内市場の縮小による再編加速という環境の中、投資・コンサルティング事業は、創薬支援事業と比較して優良投資先の発掘及び投資による短期間での成果獲得が可能であり、安定した業績成長が見込めると考えております。円安傾向の定着により仕入コストが増加する厳しい経営環境が予想されますが、これまでにグループで培ったノウハウを活かして、既投資先の収益力の向上に努めるとともに、リスク分散に配慮しながら投資先の発掘を行い、今後も積極的な投資を継続してまいります。
MD&A(経営者による分析)
4【経営者による財政状態、経営成績及びキャッシュ・フローの状況の分析】(1)経営成績等の状況の概要当連結会計年度における当社グループの財政状態、経営成績及びキャッシュ・フロー(以下「経営成績等」という。)の状況の概要は次のとおりであります。 ① 経営成績の状況当連結会計年度におけるわが国経済は、インバウンド需要や個人消費の回復基調は見られましたが、円安の進行やエネルギー・原材料価格の高騰が継続しており、依然として先行き不透明な状況で推移いたしました。創薬支援事業につきましては、経営資源集約を通じた更なる事業運営の合理化、競争力・営業力の強化を目的として、2024年10月1日に株式会社新薬リサーチセンターと株式会社安評センターが合併による経営統合を行い、合併後の商号を株式会社トランスジェニックへ変更いたしました。非臨床試験については、中期発がん性試験などの高付加価値な新規サービスの受注は増加いたしましたが来期完了予定の試験が多く、売上高は前期比で減少いたしました。また、臨床試験につきましても、受注は好調に推移したものの、来期完了予定の試験が多く、売上高は前期比で減少いたしました。さらに、遺伝子改変マウス受託作製等のサービスについても、主たる顧客であるアカデミアの研究者に対する国家予算縮小傾向の中で想定通りの受注を獲得することができず、売上高は前期比で減少いたしました。このような中で、強みであるTGR試験(Transgenic Rodent Gene Mutation Assay)の受注額も想定よりも少なかったことや、前期中の完了を予定していた恵庭研究所(北海道恵庭市)の非臨床事業の磐田研究所(静岡県磐田市)への集約作業に当上半期までの期間を要したことで想定以上のコストが発生したほか、事業運営の合理化に見込まれる費用60,834千円を計上したため、営業損失額も前期比で拡大いたしました。投資・コンサルティング事業につきましては、物価上昇傾向の中で消費者の購買意欲が後退し、Eコマースによる小売販売が苦戦しましたが、2024年4月に連結子会社化した東北新和化学株式会社の売上及び利益貢献があったほか、新規先の開拓や価格転嫁を進めたため前期比で増収増益となりました。これらの結果、当連結会計年度における当社グループの売上高は13,005,126千円(前期比0.6%減)となりました。また、営業利益につきましても259,507千円の損失(前期は89,436千円の利益)となりました。経常利益につきましては、為替差益等の営業外収益23,994千円を計上した一方、支払利息等の営業外費用84,316千円を計上した結果、319,829千円の損失(前期は108,326千円の利益)となりました。また、親会社株主に帰属する当期純利益につきましては、受取保険金等の特別利益22,701千円、減損損失228,871千円、のれん償却額51,327千円、損失補償金38,892千円、合併した子会社の退職金制度の導入に関わる退職給付費用32,884千円等の特別損失378,831千円、「法人税、住民税及び事業税」54,825千円、法人税等調整額359,772千円及び非支配株主に帰属する当期純損失915千円を計上した結果、1,089,641千円の損失(前期は4,085千円の利益)となりました。 セグメントの経営成績は、次のとおりであります。各セグメントの業績数値につきましては、セグメント間の内部取引高を含めて表示しております。セグメント売上高営業損益金額(千円)前期比金額(千円)前期比増減額(千円)増減率(%)増減額(千円)増減率(%)創薬支援事業1,896,144△422,100△18.2△488,197△349,614-投資・コンサルティング事業11,115,420343,4873.2438,5578,8952.1 a.創薬支援事業当連結会計年度の業績につきましては、上記のとおり、中期発がん性試験の非臨床試験の新規サービスや臨床試験において受注は増加したものの、これらの新規受注した試験は来期以降完了予定のものが多く、当連結会計年度の売上高は前期比で減収となりました。また、強みであるTGR試験の受注額も想定よりも少なかったことで固定費を回収することができなかったほか、恵庭研究所からの移管作業・設備撤去作業等に想定以上のコストを要したことや事業運営の合理化に見込まれる費用を計上したことから、前期比で営業損失額も拡大いたしました。この結果、売上高につきましては1,896,144千円(前期比18.2%減)となり、営業利益につきましても488,197千円の損失(前期は138,583千円の損失)となりました。 b.投資・コンサルティング事業Eコマースによる小売販売は苦戦いたしましたが、2024年4月に連結子会社化した東北新和化学株式会社の売上及び利益貢献があったほか、新規先の開拓や価格転嫁を進めたため前期比で増収増益となりました。この結果、売上高につきましては11,115,420千円(前期比3.2%増)となり、営業利益につきましても438,557千円(前期比2.1%増)となりました。 ② 財政状態の状況(資産)当連結会計年度末における流動資産は6,698,896千円となり、前連結会計年度末に比べ149,390千円増加いたしました。これは主に、現金及び預金が77,168千円、仕掛品が289,103千円、前渡金が293,920千円、それぞれ増加した一方、受取手形、売掛金及び契約資産が147,723千円、商品及び製品が244,189千円、その他流動資産が91,767千円それぞれ減少したことによるものであります。固定資産は2,887,503千円となり、前連結会計年度末に比べ373,990千円減少いたしました。これは主に、繰延税金資産が290,480千円減少したことによるものであります。 (負債)当連結会計年度末における流動負債は3,272,076千円となり、前連結会計年度末に比べ837,788千円増加いたしました。これは主に、支払手形及び買掛金が137,318千円、短期借入金が232,000千円、前受金が365,210千円、それぞれ増加したことによるものであります。固定負債は1,458,140千円となり前連結会計年度末に比べ79,893千円増加いたしました。これは主に、銀行借入により長期借入金が62,831千円増加したことによるものであります。 (純資産)当連結会計年度末における純資産は4,856,181千円となり、前連結会計年度末に比べ1,142,282千円減少いたしました。これは主に、親会社株主に帰属する当期純損失を1,089,641千円計上し、49,781千円の剰余金の配当を行ったことによるものであります。 ③ キャッシュ・フローの状況当連結会計年度末における現金及び現金同等物は、前連結会計年度末に比べ75,636千円増加し、2,541,738千円となりました。当連結会計年度の各キャッシュ・フローの状況とそれらの要因は次のとおりであります。 (営業活動によるキャッシュ・フロー)営業活動によるキャッシュ・フローは94,096千円の収入となりました。これは、税金等調整前当期純損失675,959千円に必要な調整項目を加減して算定しております。その主な加算要因は、売上債権の減少額211,836千円、前受金の増加額365,210千円、非資金費用である減価償却費の計上額139,586千円及びのれん償却費102,210千円のほか、特別損失の減損損失228,871千円であります。一方、主な減算要因は、未払金の減少額166,584千円、前渡金の増加額283,120千円のほか、法人税等の支払額62,081千円であります。 (投資活動によるキャッシュ・フロー)投資活動によるキャッシュ・フローは287,846千円の支出となりました。これは主に、有形固定資産の取得による支出175,450千円、新たに1社を連結子会社化したことに伴う支出80,382千円により資金が減少したためであります。 (財務活動によるキャッシュ・フロー)財務活動によるキャッシュ・フローは265,098千円の収入となりました。これは主に、短期借入れによる収入232,000千円、長期借入れによる収入600,000千円により資金が増加した一方、長期借入金の返済による支出465,243千円、配当金の支払額49,556千円により資金が減少したためであります。 ④ 生産、受注及び販売の実績a.生産実績当社グループでは、生産実績を定義することが困難であるため、「生産実績」は記載しておりません。 b.受注実績当連結会計年度における受注状況をセグメントごとに示すと、次のとおりであります。セグメントの名称受注高(千円)前期比(%)受注残高(千円)前期比(%)創薬支援事業2,133,194105.041,615,037117.72投資・コンサルティング事業11,917,789116.651,386,356237.58合計14,050,984114.723,001,394153.48(注)セグメント間取引を相殺消去しております。 c.販売実績当連結会計年度における販売実績をセグメントごとに示すと、次のとおりであります。セグメントの名称当連結会計年度(自 2024年4月1日至 2025年3月31日)前期比(%)創薬支援事業(千円)1,890,144△18.3投資・コンサルティング事業(千円)11,114,9813.2合計13,005,126△0.6(注)1.セグメント間取引を相殺消去しております。2.最近2連結会計年度の主な相手先別の販売実績及び当該販売実績の総販売実績に対する割合は次のとおりであります。相手先前連結会計年度(自 2023年4月1日至 2024年3月31日)当連結会計年度(自 2024年4月1日至 2025年3月31日)金額(千円)割合(%)金額(千円)割合(%)AGCグラスプロダクツ株式会社2,239,81817.12,146,92216.5 (2)経営者の視点による経営成績等の状況に関する分析・検討内容経営者の視点による当社グループの経営成績等の状況に関する認識及び分析・検討内容は次のとおりであります。なお、文中の将来に関する事項は、当連結会計年度末現在において判断したものであります。 ① 財政状態及び経営成績の状況に関する認識及び分析・検討内容a.経営成績の分析(売上高)創薬支援事業におきましては、中期発がん性試験の非臨床試験の新規サービスや臨床試験において受注は増加したものの、これらの新規受注した試験は来期以降完了予定のものが多く、売上高につきましては1,896,144千円(前期比18.2%減)の減収となりました。一方、投資・コンサルティング事業におきましては、Eコマースによる小売販売は苦戦いたしましたが、2024年4月に連結子会社化した東北新和化学株式会社の売上及び利益貢献があったほか、新規先の開拓や価格転嫁を進めたため、売上高には11,115,420千円(前期比3.2%増)の増収となりました。この結果、連結売上高は、13,005,126千円(前期比0.6%減)の減収となりました。(売上原価、売上総利益)創薬支援事業におきましては、強みであるTGR試験の受注額も想定よりも少なかったことで固定費を回収することができなかったほか、恵庭研究所からの移管作業・設備撤去作業等に想定以上のコストを要したことや事業運営の合理化に見込まれる費用を計上したことから、売上総利益率は前期比で低下いたしました。一方、投資・コンサルティング事業におきましては、当連結会計年度は急速な円安基調の定着により商品調達コストは増加しましたが、販売価格の改定を進めたため、売上総利益率は前期より改善いたしました。この結果、連結の売上総利益は2,166,787千円(前期比3.7%減)となりました。 (販売費及び一般管理費、営業利益)販売費及び一般管理費につきましては、前連結会計年度に比べ266,467千円増加し、2,426,295千円となりました。これは、主として連結子会社の増加によるものであります。この結果、営業損益につきましては259,507千円の損失(前期は89,436千円の利益)となりました。 (営業外損益、経常利益)経常利益につきましては、為替差益等の営業外収益23,994千円を計上した一方、支払利息等の営業外費用84,316千円を計上した結果、319,829千円の損失(前期は108,326千円の利益)となりました。 (特別損益、親会社株主に帰属する当期純利益)特別損益につきましては、特別利益として受取保険金等の特別利益22,701千円を計上した一方、減損損失228,871千円、のれん償却額51,327千円、損失補償金38,892千円、合併した子会社の退職金制度の導入に関わる退職給付費用32,884千円等の特別損失378,831千円を計上いたしました。また、親会社株主に帰属する当期純利益につきましては、「法人税、住民税及び事業税」54,825千円、法人税等調整額359,772千円及び非支配株主に帰属する当期純損失915千円を計上した結果、1,089,641千円の損失(前期は4,085千円の利益)となりました。 b.経営成績に重要な影響を与える要因について当社グループの経営成績に重要な影響を与える要因につきましては、「第2 事業の状況 3 事業等のリスク」に記載しております。 c.財政状態の分析当連結会計年度末における総資産は前連結会計年度末に比べ224,599千円減少して9,586,399千円となり、純資産も前連結会計年度末に比べ1,142,282千円減少して4,856,181千円となりました。これに伴い、自己資本比率も前連結会計年度末に比べ低下し当連結会計年度末は49.7%となりました。なお、当連結会計年度末における有利子負債の合計2,612,599千円に対し2,555,397千円の現金及び預金を保持しており、流動比率(流動資産÷流動負債)も204.7%であるため、十分な支払能力を確保していると判断しております。前連結会計年度末と比較した変動要因につきましては、「(1)経営成績等の状況の概要 ② 財政状態及び経営成績の状況」に記載しております。 ② キャッシュ・フローの状況の分析・検討内容並びに資本の財源及び資金の流動性に係る情報当連結会計年度におけるキャッシュ・フローの状況の分析については、「(1)経営成績等の状況の概要 ③ キャッシュ・フローの状況」に記載しております。当連結会計年度は、主として運転資金に充当する目的で、金融機関より短期借入金の純増額として232,000千円、長期借入金として600,000千円の資金調達を実施した一方で、長期借入金465,243千円の返済を行いました。当社グループの主要な資金需要は、事業活動のための運転資金に加え、中長期的な成長のための設備投資やM&Aに係る投資ですが、これらの資金需要に対し、上記の自己資金や金融機関からの借入金も含め、最適な方法による資金調達を実施していく方針です。 ③ 重要な会計上の見積り及び当該見積りに用いた仮定当社グループの連結財務諸表は、我が国において一般に公正妥当と認められている会計基準に基づき作成されております。連結財務諸表の作成にあたって用いた会計上の見積り及び当該見積りに用いた仮定のうち、重要なものについては、第5 経理の状況 1 連結財務諸表等 (1)連結財務諸表 注記事項(重要な会計上の見積り)に記載のとおりであります。

事業リスク

  • 企業買収に伴うリスク
    同社グループは事業拡大のために企業買収を行うことがありますが、事前の調査で把握できなかった問題が発生したり、事業環境の変化によって期待した効果が得られない可能性があります。その場合、買収によって生じた「のれん」の減損処理が必要となり、会社の財政状態や業績に悪影響を及ぼす可能性があります。
  • 製薬業界の動向による影響
    創薬支援事業は、製薬企業からの受託売上が大部分を占めています。国内の製薬業界は薬価改定や後発薬の普及により研究開発費を抑制する傾向にあり、今後、製薬企業の経営環境が急激に変化した場合、同社グループの創薬支援サービスの受注が減少し、業績に大きな影響を与える可能性があります。
  • 技術革新と法的規制のリスク
    バイオテクノロジー業界は技術革新が非常に速く、同社グループの技術的優位性が失われると業績に影響が出る可能性があります。また、実験動物の使用規制強化や遺伝子関連の法的規制が強化された場合、事業活動が制約され、特に実験動物関連サービスや遺伝子関連サービスに多大な影響を及ぼす可能性があります。
出典: FY2025 有価証券報告書(AI要約)
有価証券報告書「事業等のリスク」の全文を見る(年度切替)
FY2025|2,143 文字
3【事業等のリスク】 有価証券報告書に記載した事業の状況、経理の状況等に関する事項のうち、経営者が連結会社の財政状態、経営成績及びキャッシュ・フローの状況に重要な影響を与える可能性があると認識している主要なリスクは、以下のようなものがあります。 なお、文中の将来に関する事項は、当連結会計年度末現在において当社グループが判断したものであります。 (1)企業買収について当社グループは、事業領域の拡大のため、業務提携や企業買収等を実施することがあります。これらの意思決定に際しては、対象となる企業の事業内容や財務内容、取引関係等について詳細な事前調査を実施し、十分にリスクを検討しております。しかし、事前調査で把握できなかった問題が生じた場合や、事業環境の変化等により当初想定した効果が得られない場合、企業買収で生じたのれんの減損処理等によって当社グループの財政状態や経営成績に影響を及ぼす可能性があります。 (2)新型コロナウイルス感染症再拡大の懸念について新型コロナウイルス感染症の拡大は、人類の健康に対し重大な脅威を与えるとともに、経済活動を広範囲において制約し、景気に重大な影響を及ぼしてきました。現在は、感染者数は落ち着き経済活動への影響も限定的でありますが、再び感染が拡大する状況になれば、当社グループや顧客の事業活動に支障をきたし、当社グループの業績に大きな影響を及ぼす可能性があります。 (3)知的財産権について当社グループは、事業に関連した特許権等の知的財産権について第三者との間で訴訟やクレームが発生しないようにするため、新たな事業展開を行う場合、特許事務所に特許調査を依頼して問題発生を未然に防止するように努めております。しかしながら、事前に把握できなかった他社の特許等へ抵触し、第三者との間で予期せぬ訴訟等が生じた場合は、当社の事業戦略や業績に影響を及ぼす場合があります。 (4)製薬業界の動向による影響について創薬支援事業は、製薬企業からの非臨床試験、臨床試験の受託の売上高に占める比率が高く、比較的安定した受注を維持しておりますが、一方で、国内の製薬企業は薬価改定や後発薬の普及で事業環境が厳しくなり、近年は研究開発費を抑制する傾向にあります。当社グループは、このような製薬企業の研究開発活動の動向には留意を払っておりますが、製薬企業に急激な環境変化が生じた場合は、当社グループの業績に大きな影響を及ぼす可能性があります。 (5)技術革新について当社グループが属するバイオテクノロジー業界においては、日進月歩で技術開発が進められており、当社グループも独自の強みを活かした技術の開発に日々努めております。しかしながら、技術革新により市場に急激な変化が生じ、当社グループの競合他社に対する技術的優位性が失われた場合、当社グループの業績に重大な影響を及ぼす可能性があります。 (6)公的研究機関及び大学等との関係について創薬支援事業においては、当社グループは新たな技術導入及び移転を目的として、公的研究機関や国立大学法人熊本大学などの大学と共同研究を実施しておりますが、企業と公的研究機関等との関係は、法令などの改正や組織改正に影響を受ける可能性があります。従って、そのような改正により共同研究の方向性や権利関係の変更を余儀なくされる場合は、当社の事業戦略や業績に影響を及ぼす場合があります。 (7)法的規制について①実験動物関連創薬支援事業の実験動物関連サービスに関して、動物愛護の観点などから、欧米特に欧州では実験動物使用禁止の規制導入が検討されています。当社グループでは、AAALAC(国際実験動物ケア評価認証協会)等の認証を受けるなど実験動物のケアに努めておりますが、日本において実験動物使用禁止の規制が導入された場合は、実験動物市場が閉塞し、当社グループの業績に多大な影響を及ぼす可能性があります。 ②遺伝子関連当社グループは、DNAを生物に導入する際の設備や取扱いが定められている「遺伝子組換え生物等の使用等の規制による生物の多様性の確保に関する法律」や「組換えDNA技術工業化指針」などの法律及び指針を遵守しております。これらの規制が強化された場合、当社グループの事業内容及び業績に大きな影響を及ぼす可能性があります。(8)為替変動について投資・コンサルティング事業では、一部の子会社において商品・製品の大半を海外より調達しており、為替予約取引を実施するなど、為替変動による業績への影響を最小限にとどめるよう努めております。しかしながら、予測を超えた急激な為替レートの変動があった場合には、当社グループの業績に重大な影響を与える可能性があります。 (9)非臨床試験の実施費用について非臨床試験は、動物飼育及び試験の実施過程で大量のエネルギーを使用しますが、近年のエネルギー価格高騰に伴い、非臨床試験施設の水道光熱費が上昇傾向にあります。また、一部の試験用動物の受給が逼迫し、調達価格も上昇傾向にあります。このような傾向を踏まえて事業計画を策定しておりますが、予測を超えた価格の高騰が生じた場合は、当社グループの業績に重大な影響を与える可能性があります。

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