地域新聞社(2164)に経済的な堀はあるか
株価
主要指標
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株価推移
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10年財務トレンド
| 年度 | 売上(億) | 営業利益(億) | 純利益(億) | FCF(億) | ROE(%) | EPS(円) | 配当(円) | 自己資本比率(%) |
|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
| FY2016 | 38 | -2 | -2 | 0 | -40.7 | -133.5 | 2.0 | 33.5 |
| FY2017 | 40 | -2 | -2 | -1 | -36.7 | -87.6 | 2.0 | 27.2 |
| FY2018 | 41 | 0 | 0 | -1 | 0.2 | 1.0 | 2.0 | 28.8 |
| FY2019 | 40 | 0 | 0 | 1 | 4.8 | 12.1 | 3.0 | 30.4 |
| FY2020 | 33 | -3 | -3 | -3 | -281.4 | -180.3 | 0.0 | 8.6 |
| FY2021 | 28 | -1 | -1 | -1 | -106.2 | -46.6 | 0.0 | 5.8 |
| FY2022 | 29 | 0 | 0 | 0 | 4.6 | 4.4 | 0.0 | 13.5 |
| FY2023 | 29 | -0 | -1 | -1 | -33.1 | -24.4 | 0.0 | 13.9 |
| FY2024 | 30 | 0 | 0 | 1 | 1.0 | 1.6 | 0.0 | 24.2 |
| FY2025 | 32 | 0 | 0 | -9 | 6.3 | 11.1 | 0.0 | 28.1 |
バフェット流モート診断
総合スコア:7/25 主要モート:無形資産 持続性:判定中
地域における長年の信頼とブランド力、地域住民への浸透度が高い。地元経済やイベントに関する独自の取材網と情報発信力は、他メディアには代替されにくい。特に高齢者層からの支持は厚いと推測される。
読者にとっては、長年購読している習慣や、地域情報へのアクセスという点で一定のスイッチング・コストが存在する。しかし、デジタル化の進展により、無料または安価な代替情報源への移行は容易になりつつある。
新聞の発行部数増加が直接的に読者への提供価値を高めるネットワーク効果は限定的。デジタル版の利用拡大による効果も、プラットフォーム型サービスほどの強固なものではない。
地域密着型の事業運営による効率化の可能性はあるが、印刷・配送コストは固定費として大きく、デジタル化への対応コストも発生する。規模の経済が働きにくい地域限定事業のため、構造的なコスト優位性は低い。
地域限定の事業展開であり、業界全体から見ると規模は小さい。特定の地域内でのシェアは高い可能性があるが、業界全体を俯瞰した効率規模の優位性は見出しにくい。
競合との比較優位
強気シナリオ
地域経済の活性化に伴う広告収入の増加
デジタルコンテンツの拡充による新規読者層の獲得
地域イベントとの連携強化によるブランド価値向上
弱気シナリオ(モート侵食)
若年層の新聞離れ加速とデジタルシフトの遅延
広告主のデジタル広告へのシフトによる広告収入の減少
競合する無料情報源の台頭による購読者数減少
反転思考(マンガー流:どうすればこの会社は壊れるか)
この投資が失敗するには、地域社会における新聞の役割が急速に低下し、長年培ってきたブランド力や地域情報へのアクセス権が、デジタルネイティブ世代にとって全く魅力的でなくなる必要がある。具体的には、地域住民が情報を得る手段として、SNSや地域特化型アプリ、あるいは全国紙のデジタル版などを完全に主流とし、地元紙の購読や広告利用を非合理的な選択と見なすようになるシナリオである。さらに、広告主も地域紙への広告出稿を、費用対効果の低いものと判断し、デジタル広告チャネルへ予算を完全にシフトさせることで、新聞社の収益基盤が根底から崩壊する状況が考えられる。これにより、長年の信頼関係や地域への貢献といった無形資産が、急速に価値を失っていく。
5年後のモート予測
地域経済の回復とデジタル戦略の成功により、広告・購読収入が安定的に成長。デジタルコンテンツの収益化が進み、収益性が向上する。
緩やかな購読者減少を広告収入の安定化とデジタル化による一部補填でカバー。収益は横ばい傾向を維持する。
デジタルシフトの遅れと若年層の離反が加速し、広告・購読収入が大幅に減少。事業継続が困難になるリスクが高まる。
グレアム防衛的投資家 7基準
| 1. 適切な企業規模 | 時価総額 11億 | |
| 2. 健全な財務 | 自己資本比率 28.1% | |
| 3. 利益の安定性 | 5年連続黒字 | |
| 4. 配当の継続性 | ?年連続配当 | |
| 5. 利益成長 | EPS 3年成長 35.6% | |
| 6. 適度なPER | PER 26.6倍 | |
| 7. 適度なPBR | PBR 1.69倍 |
合格数:1/7 部分的合格