1921

巴コーポレーション(1921)は何で稼いでいるか — 事業の柱と依存度

建設業 建設・資材

事業の概要

  • 鉄骨建築と不動産
    巴コーポレーションは、主に「鉄構建設事業」と「不動産事業」の二つの事業で収益を上げています。鉄構建設事業では、立体構造物や橋梁、鉄骨、鉄塔の設計から製作、施工までを一貫して行い、大規模な建設プロジェクトに貢献しています。不動産事業では、不動産の売買、管理、賃貸借、そしてそれらの仲介を手掛けており、安定的な収益源となっています。
  • 建設と不動産の複合
    同社グループは、当社(巴コーポレーション)と5つの子会社、1つの関連会社で構成されており、これらの会社が連携して鉄構建設と不動産の両事業を展開しています。例えば、鉄構建設事業の一部を関係会社に発注したり、不動産事業の一部業務を関係会社に委託したりすることで、効率的な事業運営を図っています。
  • 多角的な事業展開
    単一の事業に依存するのではなく、性質の異なる二つの事業を展開することで、市場の変動リスクを分散し、経営の安定化を目指しています。建設市場の動向に左右されやすい鉄構建設事業と、不動産市場の動向に影響を受ける不動産事業を組み合わせることで、バランスの取れた収益構造を構築しています。
出典: FY2025 有価証券報告書(AI要約)
セグメント構成
  • 鉄構建設事業
    この事業は、立体構造物や橋梁、鉄骨、鉄塔の設計、製作、施工、そして総合建設工事の企画、設計、施工を主な内容としています。最新年度の売上高は314.03612億円、営業利益は27.06554億円と、同社グループの主要な収益源であり、大規模なインフラや建築物の建設を担う基幹事業です。
  • 不動産事業
    不動産の売買、管理、賃貸借、およびこれらの仲介を行う事業です。最新年度の売上高は32.67235億円、営業利益は12.25904億円となっています。鉄構建設事業に比べると規模は小さいものの、比較的高い営業利益率を示しており、安定的な収益を確保する上で重要な役割を果たしています。
  • 二事業体制の確立
    同社グループは、鉄構建設事業と不動産事業の二つの事業を主な柱としています。これらの事業はセグメント情報に記載された区分と同一であり、各事業に付帯する活動も展開しています。この二事業体制により、事業リスクの分散と安定した収益基盤の構築を目指していると考えられます。
2025-03 セグメント別業績
セグメント区分売上(億)営業利益(億)営業利益率
SteelStructuresConstructionBusiness 地域 314 27 8.6%
RealEstateBusiness 地域 33 12 37.5%
有価証券報告書「事業の内容」の全文を見る(年度切替)
FY2025|309 文字
3【事業の内容】当社グループは、当社、子会社5社及び関連会社1社で構成され、鉄構建設事業及び不動産事業の二事業を主な内容とし、更に各事業に付帯する事業活動を展開している。当社グループの事業に係る位置付け及びセグメント情報との関連は、次のとおりである。なお、次の二事業はセグメント情報に記載された区分と同一である。鉄構建設事業……当社は立体構造物・橋梁・鉄骨・鉄塔の設計、製作、施工並びに総合建設工事の企画、設計、施工を行っており、関係会社にその一部を発注している。不動産事業………当社は不動産の売買、管理及び賃貸借並びにこれらの仲介を行っており、その業務の一部を関係会社に委託している。事業の系統図は次のとおりである。

事業の優位性(モート)

事業の質(有価証券報告書から抽出)
数字に出ない事業の性質を、同じ物差しで全銘柄そろえています。FY2025時点の記載が出典です。
価格決定力値上げを通せるか。強いほどインフレ耐性が高い 弱い
資材価格、労務費が高騰し、請負金額に反映することが困難な場合があるため
参入障壁新規参入を阻む要因の種類 技術
立体構造物・橋梁・鉄骨・鉄塔の設計、製作、施工に関する専門技術と実績
景気敏感度業績が景気循環にどれだけ振られるか シクリカル
設備投資の性質稼いだ現金がどれだけ設備維持に消えるか 混合
規制依存規制は障壁にも足枷にもなる 高い
会社が挙げる主要リスク:建設市場の動向 / 取引先の信用リスク / 資材価格、労務費の変動
同じ条件で他の銘柄を探す → 定性スクリーニング(価格決定力・参入障壁・景気敏感度などで絞り込めます)
モート総合 9 / 25 5類型それぞれの強度と、そう判定した根拠
無形資産★☆☆☆☆
根拠:弱いブランド・特許・許認可

特許やブランド力に関する具体的な情報は乏しい。建設業という性質上、技術力やノウハウは存在するものの、それが明確な無形資産として認識されているかは不明瞭。

スイッチングコスト★★☆☆☆
根拠:中程度乗り換えの手間・コスト

建設プロジェクトにおいては、一度契約が締結されると、他の建設会社への切り替えはコストやスケジュールの観点から困難が伴う。しかし、新規顧客獲得における切り替え障壁は限定的。

ネットワーク効果★☆☆☆☆
根拠:弱い利用者増が価値を生む

建設業では、元請け・下請けといった関係性や、地域社会との繋がりが一定のネットワークを形成する可能性があるが、巴コーポレーション固有の強力なネットワーク効果は確認できない。

コスト優位★★☆☆☆
根拠:中程度同じ物を安く作れる

建設業は一般的に規模の経済が働きやすいが、巴コーポレーションの財務データからは、顕著なコスト優位性を示す証拠は少ない。ただし、長年の実績による効率化の可能性はある。

規模の経済★★★☆☆
根拠:中程度規模が参入障壁になる

売上高は300億円台後半で安定しており、建設業としては一定の規模を持つ。これにより、より大規模なプロジェクトの受注や、資材調達における交渉力で優位に立てる可能性がある。

  • 技術力と実績
    鉄構建設事業において、立体構造物、橋梁、鉄骨、鉄塔といった高度な技術を要する構造物の設計、製作、施工を一貫して手掛けている点は強みです。長年の経験と実績に裏打ちされた技術力は、顧客からの信頼獲得に繋がり、競争優位性を生み出していると考えられます。
  • 不動産事業の安定性
    不動産の売買、管理、賃貸借、仲介といった幅広い業務を手掛ける不動産事業は、景気変動の影響を受けにくい安定的な収益源となる可能性があります。特に不動産管理や賃貸借は、継続的な収入をもたらし、企業全体の収益基盤を強化する要因となり得ます。
  • 事業の多角化
    鉄構建設事業と不動産事業という異なる性質の事業を組み合わせることで、市場の変動リスクを分散し、経営の安定性を高めています。一方の事業が不調な場合でも、もう一方の事業で補完し合うことで、企業全体の業績の落ち込みを緩和できる可能性があります。
出典: FY2025 有価証券報告書(AI要約)

経営戦略

有価証券報告書「経営方針・対処すべき課題・MD&A」の全文を見る(年度切替)
経営方針・経営戦略
1【経営方針、経営環境及び対処すべき課題等】当社グループの経営方針、経営環境及び対処すべき課題等は、以下のとおりである。なお、文中の将来に関する事項は、当連結会計年度末現在において当社グループが判断したものである。 (1)経営方針当社グループは、「技術の巴」として幅広く株主及び取引先の信頼を得てきた。今後も技術的に特色のある製品及び工法を創り出すとともに、これらを品質第一、低コストで提供することを通じて社会に貢献し、お客様の信頼と満足を得ることで企業利益を確保していくことを目指している。 (企業方針)1.創造力を発揮し、信頼と安心の技術で社会に貢献する2.組織の総力を結集し、時代を先取りした積極的な経営を展開する3.人を大切にし、明るく活力あふれる企業を構築する (2)経営戦略等当社グループは、『技術立社』を堅持しつつ、『企業体質の改善・強化』、『事業領域の拡大、新規事業の創出』、『グループ総力の結集』を基本戦略とし、『企業価値の向上』を図るべく愚直かつ真摯に取り組むこととしており、昨今の経営環境を鑑み、これまでの基本戦略に、新たに『事業継続性の確保を図る』ことと、『変革』にチャレンジすることを加え、事業活動を行っている。 (3)経営環境当社グループを取り巻く経営環境については、国際情勢は、地政学的環境の悪化が資源の供給悪化や価格高騰を引き起こしており、それらを通じた世界的なインフレ、景気悪化等、様々な要素によって世界の不確実性が高まっている。一方、国内情勢は、設備投資や雇用情勢の改善等、緩やかな回復基調で推移しているが、建設諸資材高騰、人手不足の影響により、今後については見通しが不透明な状況となっている。 (4)優先的に対処すべき事業上及び財務上の課題当社は、令和5年度からの5年をグループ保有力の有効活用を推進するとともに、事業基盤の強化、周辺領域の拡大を図る5年と位置づけ、第3期中期経営計画『TOMOE BUILD up 5』をスタートさせている。当連結会計年度においては、経営の近代化、グループ経営資源の有効活用を目的とし、持分法適用関連会社であった株式会社巴技研、株式会社泉興産を連結子会社化している。また、北関東エリアに強みを持つ令和建設株式会社の全株式を取得し、新たに連結子会社に加えている。建設業を取り巻く環境は、建設諸資材の高騰や人手不足等、厳しくかつ不透明な状況にあるが、「技術立社」「ニッチ志向」「付加価値を付け、収益重視」を企業方針とする当社としては、根幹である「高付加価値、高営業利益率」を守りつつ、グループ一体となり、さらなる企業価値の向上を目指していく所存である。 (5)経営上の目標の達成状況を判断するための客観的な指標等当社グループは、株主重視の経営という観点から株主価値の向上による財務体質の強化が重要であると認識し、株主資本利益率(ROE)、株価純資産倍率(PBR)を意識した財務体質の構築、収益の確保に努めていきたいと考えている。
対処すべき課題
1【経営方針、経営環境及び対処すべき課題等】当社グループの経営方針、経営環境及び対処すべき課題等は、以下のとおりである。なお、文中の将来に関する事項は、当連結会計年度末現在において当社グループが判断したものである。 (1)経営方針当社グループは、「技術の巴」として幅広く株主及び取引先の信頼を得てきた。今後も技術的に特色のある製品及び工法を創り出すとともに、これらを品質第一、低コストで提供することを通じて社会に貢献し、お客様の信頼と満足を得ることで企業利益を確保していくことを目指している。 (企業方針)1.創造力を発揮し、信頼と安心の技術で社会に貢献する2.組織の総力を結集し、時代を先取りした積極的な経営を展開する3.人を大切にし、明るく活力あふれる企業を構築する (2)経営戦略等当社グループは、『技術立社』を堅持しつつ、『企業体質の改善・強化』、『事業領域の拡大、新規事業の創出』、『グループ総力の結集』を基本戦略とし、『企業価値の向上』を図るべく愚直かつ真摯に取り組むこととしており、昨今の経営環境を鑑み、これまでの基本戦略に、新たに『事業継続性の確保を図る』ことと、『変革』にチャレンジすることを加え、事業活動を行っている。 (3)経営環境当社グループを取り巻く経営環境については、国際情勢は、地政学的環境の悪化が資源の供給悪化や価格高騰を引き起こしており、それらを通じた世界的なインフレ、景気悪化等、様々な要素によって世界の不確実性が高まっている。一方、国内情勢は、設備投資や雇用情勢の改善等、緩やかな回復基調で推移しているが、建設諸資材高騰、人手不足の影響により、今後については見通しが不透明な状況となっている。 (4)優先的に対処すべき事業上及び財務上の課題当社は、令和5年度からの5年をグループ保有力の有効活用を推進するとともに、事業基盤の強化、周辺領域の拡大を図る5年と位置づけ、第3期中期経営計画『TOMOE BUILD up 5』をスタートさせている。当連結会計年度においては、経営の近代化、グループ経営資源の有効活用を目的とし、持分法適用関連会社であった株式会社巴技研、株式会社泉興産を連結子会社化している。また、北関東エリアに強みを持つ令和建設株式会社の全株式を取得し、新たに連結子会社に加えている。建設業を取り巻く環境は、建設諸資材の高騰や人手不足等、厳しくかつ不透明な状況にあるが、「技術立社」「ニッチ志向」「付加価値を付け、収益重視」を企業方針とする当社としては、根幹である「高付加価値、高営業利益率」を守りつつ、グループ一体となり、さらなる企業価値の向上を目指していく所存である。 (5)経営上の目標の達成状況を判断するための客観的な指標等当社グループは、株主重視の経営という観点から株主価値の向上による財務体質の強化が重要であると認識し、株主資本利益率(ROE)、株価純資産倍率(PBR)を意識した財務体質の構築、収益の確保に努めていきたいと考えている。
MD&A(経営者による分析)
4【経営者による財政状態、経営成績及びキャッシュ・フローの状況の分析】文中の将来に関する事項は、当連結会計年度末現在において当社グループが判断したものである。(1)経営成績等の状況の概要当連結会計年度における当社グループ(当社、連結子会社)の財政状態、経営成績及びキャッシュ・フロー(以下「経営成績等」という。)の状況の概要は以下のとおりである。 ①財政状態及び経営成績の状況当連結会計年度におけるわが国経済は、個人消費の一部に足踏みが残るものの、雇用情勢の改善や設備投資の持ち直しの動きがみられ、緩やかな回復基調で推移している。しかしながら、物価上昇の継続や米国の政策動向による影響が景気の下振れリスクとなっており、今後の動向に十分注意する必要がある。当業界においては、民間設備投資は持ち直しの動きが見られ、公共投資については底堅く推移しているものの、資材価格の高止まり、労働力不足が続いており、先行きが不透明な状態が続いている。第2四半期連結会計期間において、当社の持分法適用関連会社であった株式会社巴技研の株式を追加取得し連結子会社化したことに伴い、同社を連結の範囲に含め、報告セグメントの「鉄構建設事業」に追加している。なお、株式会社巴技研を連結の範囲に含めたことにより、当社の持分法適用関連会社であった株式会社泉興産も連結の範囲に含め、報告セグメントの「不動産事業」に追加している。また、第2四半期連結会計期間に、令和建設株式会社の全株式を取得したことに伴い、同社を連結の範囲に含め、報告セグメントの「鉄構建設事業」に追加している。なお、みなし取得日を第2四半期連結会計期間末としているため、第2四半期連結会計期間においては貸借対照表のみを連結し、第3四半期連結累計期間より損益計算書を連結している。このような情勢下において、当社グループは懸命な事業活動を展開した結果、当連結会計年度の受注高は、前連結会計年度を5%下廻る27,523百万円、売上高については前連結会計年度を4%上廻る34,670百万円となり、次期への繰越高は、前連結会計年度を10%下廻る28,999百万円となった。利益については、営業利益は3,932百万円(前連結会計年度3,178百万円)、経常利益は4,716百万円(同3,817百万円)、親会社株主に帰属する当期純利益は14,849百万円(同2,782百万円)となった。セグメント別内訳については、売上高は鉄構建設事業が前連結会計年度を若干上廻る31,403百万円となり、不動産事業は、前連結会計年度を45%上廻る3,267百万円となった。営業利益については、鉄構建設事業は2,706百万円(前連結会計年度1,996百万円)、不動産事業は1,225百万円(同1,182百万円)となった。財政状態については、資産合計は、前連結会計年度末に比べて40,179百万円増加し、116,489百万円(前連結会計年度76,310百万円)となった。これは、連結の範囲の変更による連結子会社の資産の時価評価を実施し、「建物・構築物」及び「土地」等が増加したことによるものである。負債合計は、前連結会計年度末に比べて18,611百万円増加し、43,526百万円(同24,914百万円)となった。これは、「長期借入金」の実行、及び連結の範囲の変更による連結子会社の資産の時価評価を実施したことに伴う「繰延税金負債」等が増加したことによるものである。純資産合計は、連結の範囲の変更による「段階取得に係る差益」及び「負ののれん発生益」の計上による「利益剰余金」の増加及び「非支配株主持分」が増加したこと等により、前連結会計年度末に比べて21,567百万円増加し、72,962百万円(同51,395百万円)となった。 ②キャッシュ・フローの状況当連結会計年度における現金及び現金同等物(以下「資金」という。)の期末残高は、前連結会計年度末残高に比べ1,332百万円増加し11,132百万円(前連結会計年度比14%増加)となった。また、営業活動によるキャッシュ・フローと投資活動によるキャッシュ・フローを合わせたフリーキャッシュ・フローは、478百万円のプラス(前連結会計年度は1,749百万円のマイナス)となった。当連結会計年度における各キャッシュ・フローの状況とそれらの要因は次のとおりである。(営業活動によるキャッシュ・フロー)営業活動の結果得られた資金は、4,980百万円(前連結会計年度2,204百万円の収入超)となった。これは、売上債権の減少等が主な要因である。(投資活動によるキャッシュ・フロー)投資活動の結果支出した資金は、4,502百万円(同3,953百万円の支出超)となった。これは、連結の範囲の変更を伴う子会社株式の取得による支出及び有形固定資産の取得による支出等が主な要因である。(財務活動によるキャッシュ・フロー)財務活動の結果得られた資金は、853百万円(同7,905百万円の収入超)となった。これは、長期借入れによる収入等が主な要因である。 ③受注及び売上の実績a.受注実績セグメントの名称前連結会計年度(自令和5年4月1日至令和6年3月31日)(百万円)当連結会計年度(自令和6年4月1日至令和7年3月31日)(百万円)鉄構建設事業28,95727,523(5.0%減)(注)不動産事業については受注概念になじまないため、記載していない。b.売上実績セグメントの名称前連結会計年度(自令和5年4月1日至令和6年3月31日)(百万円)当連結会計年度(自令和6年4月1日至令和7年3月31日)(百万円)鉄構建設事業31,08231,403(1.0%増)不動産事業2,2603,267(44.6%増)合計33,34234,670(4.0%増)(注)当社及び連結子会社では生産実績を定義することが困難であるため、「生産の状況」は記載していない。 なお、参考のため提出会社個別の事業の実績は次のとおりである。建設業における受注工事高及び売上高の実績a.受注工事高、売上高及び次期繰越工事高期 別区 分前期繰越工事高(百万円)当期受注工事高(百万円)計(百万円)当期売上高(百万円)次期繰越工事高(百万円) 前事業年度 (自令和5年4月1日  至令和6年3月31日) 鉄構建設事業34,25428,95763,21131,08232,129 不動産事業---2,268-合計---33,351- 当事業年度 (自令和6年4月1日  至令和7年3月31日) 鉄構建設事業32,12924,20756,33729,64826,688 不動産事業---2,319-合計---31,968- (注)1.前事業年度以前に受注した工事で、契約の変更により請負金額の増減がある場合は、当期受注工事高にその 増減額を含む。したがって、当期売上高にもかかる増減額が含まれる。2.次期繰越工事高は(前期繰越工事高+当期受注工事高-当期売上高)である。 b.受注工事高の受注方法別比率工事受注方法は、特命と競争に大別される。期別区分特命(%)競争(%)計(%)前事業年度(自令和5年4月1日至令和6年3月31日)鉄構建設事業17.382.7100当事業年度(自令和6年4月1日至令和7年3月31日)鉄構建設事業22.777.3100(注)百分比は請負金額比である。c.売上高イ. 完成工事高期別区分官公庁(百万円)民間(百万円)計(百万円)前事業年度(自令和5年4月1日至令和6年3月31日)鉄構建設事業14,70616,37531,082当事業年度(自令和6年4月1日至令和7年3月31日)鉄構建設事業16,25713,39129,648(注)1.完成工事のうち主なものは、次のとおりである。前事業年度ロジスティード東日本㈱   同社佐倉物流センター建替工事日本アトマイズ加工㈱    同社つくば工場増築工事学校法人十文字学園     同学園中学・高等学校体育館大規模改修工事本田技研工業㈱       同社64号棟第2電波暗室更新工事中部地方整備局       東海環状板屋川高架橋鋼上部工事当事業年度ロジスティードケミカル㈱  同社京都亀岡物流センター建設工事前田建設工業㈱       愛知県立新体育館新設工事岩田地崎建設㈱       Rapidus新工場水処理棟建設工事関東地方整備局       圏央道三坂新田高架橋上部工事東京電力パワーグリッド㈱  福島幹線山線鉄塔建替工事 2.完成工事高総額に対する割合が100分の10以上の相手先別の完成工事高及びその割合は、次のとおりである。前事業年度防衛省            3,384百万円(10.9%)当事業年度大成建設㈱          4,369百万円(14.7%) ロ. 不動産事業売上高期別区分売上高(百万円)前事業年度(自令和5年4月1日至令和6年3月31日)不動産販売4不動産賃貸2,264計2,268当事業年度(自令和6年4月1日至令和7年3月31日)不動産販売-不動産賃貸2,319計2,319 d.次期繰越工事高(令和7年3月31日現在) 区分官公庁(百万円)民間(百万円)計(百万円)鉄構建設事業11,72014,96826,688(注)次期繰越工事のうち主なものは、次のとおりである。清水建設㈱        大手町二丁目常盤橋地区第一種市街地再開発事業 令和9年3月完成予定㈱ULJapan     同社愛知新試験所新築工事           令和8年6月完成予定前田建設工業㈱      東立川(5)試験棟新設等建築その他工事    令和8年3月完成予定(一財)建材試験センター 同法人中央試験所第三期施設機器整備事業    令和10年1月完成予定㈱中山組         石狩再エネデータセンター第1号整備事業    令和7年9月完成予定 (2)経営者の視点による経営成績等の状況に関する分析・検討内容経営者の視点による当社グループの経営成績等の状況に関する認識及び分析・検討内容は次のとおりである。なお、文中の将来に関する事項は、当連結会計年度末現在において判断したものである。 ①財政状態及び経営成績の状況に関する認識及び分析・検討内容当社グループは、鉄構事業を祖業に、大正6年の創業以来、「『技術立社』を標榜し、「信頼と安心の技術」をもって、お客様の信頼を頂く」ことにより、築きあげた有形無形の資産を強みに、建設、不動産と事業の拡大、多角化を進め、永きに亘り、企業経営を継続してきた。今まで相変わらずに、①『技術立社』を堅持しつつ、②『企業体質の改善・強化』、③『事業領域の拡大、新規事業の創出』、④『グループ総力の結集』を基本戦略とし、⑤『企業価値の向上』を図るべく、愚直かつ真摯に取り組んできた。昨今の取り巻く経営環境を概観するに、デジタル化による生産性の向上、大規模自然災害等の発生に備えた、国全体のレジリエンス強化等に対し、今まで以上に迅速かつ適切な対応が求められている。更に、本業である鉄構建設事業においては、先行きの仕事量は豊富にあると言われているが、技術者、技能者不足が顕在化することは必至である。更には、日本経済の脆さや社会問題の変化に対し、今回策定の経営計画に基づく事業運営を邁進することにより、⑥次のステージに続く基盤強化による『事業継続性の確保』を図ると共に、前例踏襲主義からの脱却は必須と考え、DXの更なる適用拡大、あるいは働き方改革等、引き続き⑦『変革』にチャレンジしていかなければならない。 a.経営成績等(ⅰ)財政状態当連結会計年度末における財政状態については、資産合計は、前連結会計年度末に比べて40,179百万円増加し、116,489百万円となった。これは、連結の範囲の変更による連結子会社の資産の時価評価を実施し、「建物・構築物」及び「土地」等が増加したことによるものである。負債合計は、前連結会計年度末に比べて18,611百万円増加し、43,526百万円となった。これは、「長期借入金」の実行、及び連結の範囲の変更による連結子会社の資産の時価評価を実施したことに伴う「繰延税金負債」等が増加したことによるものである。純資産合計は、連結の範囲の変更による「段階取得に係る差益」及び「負ののれん発生益」の計上による「利益剰余金」の増加及び「非支配株主持分」が増加したこと等により、前連結会計年度末に比べて21,567百万円増加し、72,962百万円となった。(ⅱ)経営成績当連結会計年度の売上高は、前連結会計年度を4%上廻る34,670百万円となった。利益については、営業利益は3,932百万円(前連結会計年度3,178百万円)、経常利益は4,716百万円(同3,817百万円)、親会社株主に帰属する当期純利益は14,849百万円(同2,782百万円)となった。(ⅲ)セグメント毎の経営成績(鉄構建設事業)売上高は前連結会計年度を若干上廻る31,403百万円となり、営業利益については、2,706百万円(前連結会計年度1,996百万円)となった。(不動産事業)売上高は前連結会計年度を45%上廻る3,267百万円となり、営業利益については、1,225百万円(同1,182百万円)となった。 b.経営に重要な影響を与える要因(ⅰ)鉄構建設事業鉄構建設事業においては、建設市場動向、資材費動向、人員動向、工程厳守、品質確保、事故・災害等がある。鉄構建設市場動向については、民間設備投資は持ち直しの動きが見られ、公共投資については底堅く推移している。しかしながら、資材価格の高止まり傾向が続いているだけでなく、労働力不足が顕在化しており、今後も注視が必要な状況となっている。こうした中、当社グループは、取り巻く環境の変化に影響されず利益を確保するため、コストダウン推進を図り、採算回復力の向上に引き続き努める。資材費動向については、資材取引先との関係を強化し、従来以上に密接な情報交換を行い、更なるコスト削減を推進する。人員動向については、人材確保のため、高齢者雇用と若手の資格取得や技術継承を推進し、ジョブローテーションによる人材育成を積極的に実施する。工程厳守については、生産効率化に向けた設備投資や新技術開発を進めると共に、人材確保、育成に取組み、両面からの生産効率アップを推進する。品質確保については、事前検討の早期着手、スケジュール管理の徹底、外注管理も含めた生産・施工管理体制の強化を図るとともに、これまで以上の部門間連携を強めていく。事故・災害については、工場、現場作業に携わる作業員の更なる安全意識の醸成を促す等継続的な管理活動により、経営に重大な影響を与えるような事故・災害防止に努めていく。(ⅱ)不動産事業不動産事業においては、景気動向、企業業績、個人所得の動向、地価動向、金利等の金融情勢等が不動産事業に与える変動要因と考えており、上記事項の動向を念頭に置きながら、安定した稼働率を維持し、所有不動産の収益動向の変化等に機敏に対応しつつ、適正規模の安定した収益の確保を図り、当社グループの収益の下支えとなるよう事業を推進する。 ②キャッシュ・フローの状況の分析・検討内容並びに資本の財源及び資金の流動性に係る情報当社グループの当連結会計年度における現金及び現金同等物(以下「資金」という。)の期末残高は、前連結会計年度末残高に比べ1,332百万円増加し11,132百万円となった。それらの要因は、営業活動によるキャッシュ・フローで得た資金(4,980百万円)及び借入実行(財務活動によるキャッシュ・フロー 853百万円の収入超)による手持ち資金を基に、生産効率化に向けた工場機械設備投資及び大型塗装工事の対応力強化及び作業環境改善等を目的とした塗装工場の建設費、当社グループの企業価値の向上に資する投資先との協力関係の構築等のための株式取得、経営の近代化を狙いとして当社の持分法適用関連会社であった株式会社巴技研の株式を追加取得し株式会社巴技研及び株式会社泉興産を連結子会社化したこと、北関東建設拠点の強化を狙いとして令和建設株式会社の全株式を新規取得し連結子会社したこと等(投資活動によるキャッシュ・フロー 4,502百万円の支出超)に資金を支出したためである。当社グループの運転資金需要のうち主なものは、鉄構建設事業における資材費、労務費等の工事原価及び不動産事業における管理費、営繕費等の不動産原価並びに各事業についての販売費及び一般管理費等である。また、設備資金需要としては鉄構建設事業の生産の合理化を図るための有形・無形固定資産投資等がある。当社グループの資本の財源及び資金の流動性については、内部資金の活用及び金融機関からの借入により資金調達を行っている。運転資金の効率的かつ安定的な調達を行うため、複数の取引銀行と当座貸越契約を締結しており安定的に運営するのに充分な資金調達が可能と考えている。 ③重要な会計上の見積り及び当該見積りに用いた仮定当社グループの連結財務諸表は、わが国において一般に公正妥当と認められている会計基準に基づき作成されている。連結財務諸表の作成にあたっては、連結決算日における資産・負債及び連結会計年度における収益・費用の報告金額及び開示に影響を与える見積りを実施する必要がある。これらの見積りは、過去の実績等を勘案し合理的に判断しているが、実際の結果は、見積り特有の不確実性があるため、これらの見積りと異なる場合がある。当社グループの連結財務諸表で採用する重要な会計方針は、「第5 経理の状況 1 連結財務諸表等 注記事項(連結財務諸表作成のための基本となる重要な事項)」に記載しているが、特に次の重要な会計方針が、連結財務諸表作成における重要な見積りの判断に大きな影響を及ぼすと考えている。 a.貸倒引当金当社グループは、売上債権、貸付金等の貸倒による損失に備えるため、一般債権については貸倒実績率により、貸倒懸念債権等特定の債権については個別に回収可能性を勘案し、回収不能見込額を計上している。従って、顧客の財務状態が悪化し、その支払能力が低下した場合など、追加引当が必要となる可能性がある。また、貸倒損失の発生により貸倒実績率が上昇し、一般債権に係る貸倒引当金の追加計上が発生する可能性がある。 b.棚卸資産当社グループは、材料貯蔵品・販売用不動産の市場状況等に基づく正味売却価額の見積額と原価との差額について評価減を計上している。実際の市場状況等が見積りより悪化した場合、評価減の追加計上が必要となる可能性がある。 c.有価証券当社グループは、価格変動性が高い上場会社の株式と市場価格のない非上場会社の有価証券を所有している。当社グループは、社内ルールに従って投資価値の下落が一時的でないと判断した場合、有価証券の減損損失を計上している。このため、将来の市況悪化又は投資先の業績不振により、現在の簿価に反映されていない損失又は簿価の回収不能が発生した場合、評価損の計上が必要となる可能性がある。 d.繰延税金資産当社グループは、将来減算一時差異に対して繰延税金資産を計上している。ただし、繰延税金資産の回収可能性に不確実性がある場合は、評価性引当額の計上を行い、将来実現する可能性が高いと考えられる金額を繰延税金資産として計上している。繰延税金資産の回収可能性は、主に将来の課税所得の見積りによるところが大きく、課税所得の予測は将来の市場動向や当社グループの事業活動の状況及びその他の要因により変化する。このため、繰延税金資産の回収可能性の変化により、評価性引当額が変動し損益に影響を及ぼす可能性がある。 e.固定資産当社グループは、固定資産のうち減損の兆候がある資産又は資産グループについて、当該資産又は資産グループから得られる割引前将来キャッシュ・フローを見積り、見積られた割引前将来キャッシュ・フローの総額が帳簿価額を下廻る場合には、帳簿価額を回収可能価額まで減額し、当該減少額を減損損失として計上している。減損の兆候の把握、減損損失の認識及び測定にあたっては、慎重に検討しているが、事業計画や経営環境等の諸前提の変化により、追加の減損処理又は新たな減損処理が必要となる可能性がある。 f.収益認識に関する会計基準による完成工事高の計上当社グループは、完成工事高の計上に際して、工事契約については、主に一定の期間にわたり履行義務が充足されると判断し、履行義務の充足に係る進捗度に基づき収益を認識している。なお、進捗度の測定は、各連結会計年度の期末日までに発生した工事原価が予想される工事原価の合計に占める割合(インプット法)に基づいて行っている。また、納期までに製品を引き渡す履行義務を有している取引については一時点で履行義務が充足されるものと判断し、当該引き渡し時点において収益を認識している。収益認識に関する会計基準の適用にあたっては、工事収益総額、工事原価総額及び当連結会計年度末における進捗度を合理的に見積っている。また、発注者との仕様変更等による工事収益総額の見直しを行った場合や、工事完成までの作業内容及び工数の見積りの変更等による工事原価総額の見直しが必要となった場合、当社グループの業績に影響を与える可能性がある。 g.退職給付費用及び債務確定給付型の制度に関わる従業員退職給付費用及び債務は、数理計算上で設定される前提条件に基づいて算出されている。これらの前提条件には、割引率、将来の報酬水準、退職率、直近の統計数値に基づいて算出される死亡率及び年金資産の長期収益率などが含まれる。実際の結果が前提条件と異なる場合又は前提条件が変更された場合、退職給付費用及び債務が変動する可能性がある。

事業リスク

  • 建設市場の変動
    国内経済の悪化や官公庁事業、民間設備投資の減少により、建設市場全体の発注量が大幅に低下した場合、企業間の競争が激化し、受注量や受注条件が悪化する可能性があります。これにより、同社の業績に悪影響が及ぶリスクがあります。
  • 資材価格と労務費の変動
    事業活動に必要な資材の価格や、外注する労務費が高騰した場合、請負金額にそのコスト上昇分を十分に転嫁できない可能性があります。その結果、見積もり時の利益率が低下したり、工期や原価に影響が出たりして、業績が悪化するリスクがあります。
  • 資産保有と製品欠陥
    不動産や有価証券を保有しているため、経済状況の変化による時価の下落や収益性の低下、株式市況の悪化による減損処理などが発生した場合、業績に影響を与える可能性があります。また、工事や製品に欠陥が生じた場合、損害賠償責任が発生し、業績に悪影響を及ぼすリスクがあります。
出典: FY2025 有価証券報告書(AI要約)
有価証券報告書「事業等のリスク」の全文を見る(年度切替)
FY2025|1,861 文字
3【事業等のリスク】有価証券報告書に記載した事業の状況、経理の状況等に関する事項のうち、経営者が連結会社の財政状態、経営成績及びキャッシュ・フローの状況に重要な影響を与える可能性があると認識している主要なリスクは、以下のとおりである。なお、文中の将来に関する事項は、当連結会計年度末現在において当社グループが判断したものである。(1)建設市場の動向国内の経済状況が悪化し、前年比大幅な発注量の低下により官公庁事業、民間設備投資の減少があった場合には、企業間競争の激化等により、受注量、受注条件の悪化が業績等に影響を及ぼす場合がある。このリスクに対応するため、営業戦略の見直し・強化、受注前事前検討の充実、コストダウン推進、採算回復力の向上に努めることでリスクの低減に努めている。(2)取引先の信用リスク工事代金を受領する前に取引先が信用不安に陥った場合、また、下請業者等が同様の事態に陥った場合、一取引における請負金額が多額の場合も多く、業績等に影響を及ぼす場合がある。このリスクに対応するため、受注時の与信調査を厳格に行うとともに、定期的な再調査を実施する等、与信管理の徹底に努めることでリスクの低減に努めている。(3)資材価格、労務費の変動事業活動を行うにあたっては、多くの資材調達と外注労務費が必要であり、原材料価格、労務費が高騰し、請負金額に反映することが困難な場合には、見積時の利益率の低下、工期や原価に影響を与えることになり、業績等に影響を及ぼす場合がある。このリスクに対応するため、資材価格動向のモニタリングや資材の適切な購買を通して価格の上昇を抑制することでリスクの低減に努めている。(4)資産保有リスク不動産、有価証券等の資産を保有しているため、不動産については、経済状況の変化等に伴う時価の下落、収益性の低下及び保有方針の変更により資産価値が下落した場合、有価証券については、株式市況により減損処理等を行うことになった場合には、業績等に影響を及ぼす場合がある。このリスクに対応するため、取締役会において個別物件・銘柄ごとに、保有に伴う便益やリスク等を定性面と定量面の両面から総合的に勘案し、保有の継続の適否を検証している。検証の結果、保有の意義が認められないと判断した物件・銘柄については、売却を進めることでリスクの低減に努めている。(5)製品の欠陥製品の品質に関しては、常にその特性に応じた最適な品質保持を心掛けて品質管理の徹底に努めており、品質管理部門を中心とする品質マネジメント体制を構築している。しかしながら、各種工事、製品において誤作、納期遅延又は瑕疵担保責任及び製造物責任による損害賠償が生じた場合には、業績等に影響を及ぼす場合がある。(6)新技術の実用化新技術の実用化に際し、一定の実績を積み上げるまでに時間を要し、あるいは実用化の過程において問題点の顕在化、その他の不測の事態により思わぬ損害が発生した場合には、業績等に影響を及ぼす場合がある。このリスクに対応するため、事業開発、技術開発の強化・推進を継続し、併せて、今後の改革の中心となるAI、IOT等の活用推進等を図ることでリスクの低減に努めている。(7)法的規制当社グループは、現時点における法律、税制、規則、政策、実務慣行等に従って業務を遂行しているが、将来的に業務に関係する法律、税制、規則、政策、実務慣行等の変更が生じた場合には、業績等に影響を及ぼす場合がある。このリスクに対応するため、法改正については関係各所から発信されている情報にアクセスし、早期に対策することでリスクの低減に努めている。(8)重大事故の発生建設現場作業等での事業活動にあたって、重大な労働災害の発生を未然に防止する取組みを最重要課題として位置付けており、作業前ミーティングによる危険予知の確認を実施し、危険要素を取り除き、大規模な労災事故を未然に防ぐ取組みを行っている。また、定期的に安全衛生委員会を開催し、労働災害の原因及び再発防止策の確認、職場環境の改善及び従業員の健康管理に取組んでいる。しかしながら、人身や各種工事、製品などに関わる重大な事故が発生した場合、業績等に影響を及ぼす場合がある。(9)災害リスク地震等の天災、人災により、事業の継続に思わぬ支障が発生し、業績等に影響を及ぼす場合がある。このリスクに対応するため、事業継続計画を定め、大規模災害発生時の安否確認や、適正な初動活動が行えるように準備することで、リスクの低減に努めている。

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