1909

日本ドライケミカル

機械 機械

研究開発費(時系列)

年度R&D費用(億円)設備投資(億円)
2025-03 - 13
2024-03 - 5
2023-03 - 8
2022-03 - 12
2021-03 - 8

研究開発活動(本文)

FY2025|1,464 文字
6【研究開発活動】当社グループは、各種防災設備の設計・施工・保守点検、消火器及び消防自動車の製造・販売、防災用品の仕入・販売等の防災事業を行っており、単一セグメントであるため、研究開発活動について営業種目別に記載しております。当社グループでは、消防法等関連法規の改正、社会構造の変化、市場の要請、技術環境の変化等に適応できる新技術を研究開発し、また基盤保有技術を深耕することを目的として研究開発活動を行っております。消火設備・自動火災報知設備・消火器等の機器は、消防法等関連法規により主要な仕様・規格あるいは性能・機能が定められておりますが、当社グループでは、それらの要請を効率的に実現するとともに、当社グループ独自の技術・ノウハウを盛り込むことにより、差別化を図っております。また、近年の地球環境保護への考えの広がり、資源のリサイクル活用、建築・構造物の大規模化、複合化や新しい使用形態の施設の普及、バイオ燃料や燃料電池、水素・アンモニアをはじめとする代替エネルギーや新素材の開発等による化学物質の多様化、少子高齢化に伴う省力化等の社会環境変化により、防災製品・防災システムの機能・性能並びに物性や使用材料に対する進化が要求されております。このような社会環境変化による市場潮流を先取りした商品の拡充・技術開発が不可欠であることから、当社グループでは、法規制にとどまらない防災製品・防災システムの開発等にも積極的に取り組み、これらのビジネスチャンスを捉えるべく、積極的な研究開発活動を推進しております。さらに、既存技術・製品においても生産技術の改善や品質及び生産性の向上に努め、競争力強化を図ることが重要で、営業部門と開発部門との緊密な連携にも注力しております。 当連結会計年度における主な研究開発活動を営業種目別に示すと、以下のとおりであります。 (1)防災設備事業次世代の防災製品・防災システムの開発を進めており、ガス系消火設備について、施工効率向上等を目的とした制御盤をリニューアルし、日本消防設備安全センターが行う認定型式を取得しました。水質汚濁防止法の一般排水基準をクリアした低環境負荷のA火災用添加剤について、日本消防検定協会が行う特定機器評価の型式を取得しました。当該添加剤を水に添加すると、水の消火能力が向上することが証明されており、消火用水の確保が困難な林野火災等において、その威力を発揮するものと期待されております。PFOS、PFOA、PFHxS、PFHxAなどの直鎖系有機ふっ素化合物を含まない、危険物施設向けの泡消火薬剤については 商品名「グリーンアルコエース」として販売開始しておりますが、その発展形として泡原液を二分の一に濃縮した製品を開発し、国家検定型式を取得しました。新たな自動火災報知設備・機器の開発に加えて、火災判定アルゴリズムの基礎研究を始め、次世代の火災予兆検知に関するセンシング技術を中心とした研究開発に取り組んでおります。 (2)商品事業地球環境にやさしい消火薬剤等の開発を進めており、有機ふっ素化合物を一切含んでいない中性強化液消火薬剤を開発し、当該薬剤を充填した消火器の国家検定型式取得に向けて開発を継続しています。産業用機械向けの自動消火装置については、既に販売開始しておりますが、オプションとして装置本体の格納箱や一部機能を追加する等、ユーザーの様々なニーズに応えるため、ラインナップの拡充を進めております。 なお、当連結会計年度の研究開発費の総額は、536百万円であります。

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