愛眼(9854)に経済的な堀はあるか
株価
主要指標
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株価推移
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10年財務トレンド
| 年度 | 売上(億) | 営業利益(億) | 純利益(億) | FCF(億) | ROE(%) | EPS(円) | 配当(円) | 自己資本比率(%) |
|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
| FY2015 | 166 | 1 | 0 | 2 | 0.3 | 2.2 | — | 83.3 |
| FY2016 | 160 | -1 | -4 | 4 | -2.8 | -20.1 | — | 83.4 |
| FY2017 | 163 | 2 | 2 | 5 | 1.3 | 9.3 | 0.0 | 84.1 |
| FY2018 | 162 | 2 | 2 | 6 | 1.2 | 8.5 | 3.0 | 85.2 |
| FY2019 | 154 | 1 | -0 | 1 | -0.1 | -0.6 | 4.0 | 88.2 |
| FY2020 | 136 | -5 | -6 | -3 | -4.1 | -28.7 | 0.0 | 87.8 |
| FY2021 | 138 | -6 | -7 | -1 | -5.3 | -35.6 | 0.0 | 88.3 |
| FY2022 | 142 | -5 | -8 | -1 | -6.6 | -41.4 | 0.0 | 86.8 |
| FY2023 | 147 | -1 | -2 | -3 | -1.5 | -9.4 | 0.0 | 86.0 |
| FY2024 | 149 | -1 | 0 | -1 | 0.0 | 0.2 | 0.0 | 86.7 |
バフェット流モート診断
総合スコア:5/25 主要モート:none 持続性:判定中
愛眼は「メガネの愛眼」という長年のブランド認知を持つが、特許や独占的IPによる明確な競争優位性は見られない。CM等での広告宣伝費は一定額投下されているものの、それが直接的な無形資産の強さを示すものではない。
眼鏡・コンタクトレンズは一度購入した店舗やブランドに愛着を持つ顧客もいるが、価格やデザイン、利便性で容易に乗り換えが発生する可能性がある。特に、処方箋があれば他店でも購入可能なため、スイッチング・コストは低い。
眼鏡小売業において、ユーザーが増えることでサービスの価値が増すといったネットワーク効果は基本的に存在しない。
大量仕入れによるコスト削減の可能性はあるが、競合他社も同様の取り組みを行っているため、構造的なコスト優位性は限定的。PB商品の開発などでコスト競争力を高めようとしている。
全国に店舗網を持つが、眼鏡市場全体で見ると、大手チェーンや独立系店舗も多く、寡占度はそれほど高くない。規模の経済による明確な優位性はまだ確立されていない。
競合との比較優位
強気シナリオ
「メガネの愛眼」ブランドの再強化と、顧客ロイヤルティ向上施策の成功
高付加価値商品の開発・販売による客単価向上
デジタル化推進による顧客体験の向上と新規顧客獲得
弱気シナリオ(モート侵食)
競合他社による価格競争の激化
消費者のニーズ変化への対応遅れ
オンライン販売チャネルの拡大による既存店舗への影響
反転思考(マンガー流:どうすればこの会社は壊れるか)
愛眼の投資が失敗するには、まず「メガネの愛眼」というブランド名が消費者の心から薄れ、新規顧客の獲得が困難になることが必要である。さらに、競合他社がより低価格で、あるいはより革新的なデザインや機能を持つ眼鏡を、より魅力的な顧客体験と共に提供し、愛眼の既存顧客を奪っていく状況が考えられる。特に、オンライン販売の進化により、実店舗への来店動機が失われ、愛眼の店舗網が逆にコスト負担となるシナリオも考えられる。また、眼鏡の処方箋がデジタル化され、どの店舗でも容易に購入できるようになると、顧客の固定化がさらに難しくなるだろう。
5年後のモート予測
ブランド力強化と高付加価値戦略が奏功し、既存顧客の維持・新規獲得が進む。客単価上昇と店舗効率化により、緩やかな増収増益基調を維持する。
現状維持の競争環境下で、ブランド認知度を維持しつつ、限定的な商品開発や販促活動で売上を確保。大きな成長は見込めないが、安定的な収益を維持する。
価格競争の激化やオンライン販売の台頭により、既存顧客が流出。店舗の維持コストが重荷となり、売上・利益ともに減少傾向が続く。
グレアム防衛的投資家 7基準
| 1. 適切な企業規模 | 時価総額 45億 | |
| 2. 健全な財務 | 自己資本比率 85.9% | |
| 3. 利益の安定性 | 5年連続黒字 | |
| 4. 配当の継続性 | ?年連続配当 | |
| 5. 利益成長 | EPS 3年成長 —% | |
| 6. 適度なPER | PER 28.7倍 | |
| 7. 適度なPBR | PBR 0.36倍 |
合格数:2/7 部分的合格