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グリーンランドリゾート(9656)は何で稼いでいるか — 事業の柱と依存度

サービス業 情報通信・サービスその他

事業の概要

グリーンランドリゾートは、遊園地、ゴルフ場、ホテル運営を主軸とするレジャー事業を展開しています。その他に、不動産の売買・賃貸を行う不動産事業や、土木工事の受注、建設資材の製造・販売・運搬を行う土木・建設資材事業も手掛けています。遊園地事業では、九州のグリーンランドや北海道の遊園地・スキー場を運営し、ゴルフ事業では複数のゴルフ場を経営。ホテル事業では、オフィシャルホテルや温泉ホテルを運営しており、多角的なレジャーサービスで収益を上げています。

出典: FY2025 有価証券報告書(AI要約)
セグメント構成

グリーンランドリゾートの事業セグメントは、主に5つで構成されています。最も売上と営業利益が大きいのは「遊園地事業」で、九州と北海道で遊園地やスキー場、公園の運営管理を行っています。次に売上が大きいのは「ホテル事業」で、オフィシャルホテルや温泉ホテルを経営しています。「ゴルフ事業」は複数のゴルフ場を運営し、安定した収益源となっています。「不動産事業」は不動産の売買や賃貸を行い、「土木・建設資材事業」は土木工事の受注や建設資材の製造・販売・運搬を手掛けています。全体的に国内市場が中心で、特に遊園地事業がグループの稼ぎ頭と言えます。

2025-12 セグメント別業績
セグメント区分売上(億)営業利益(億)営業利益率
AmusementParkBusiness 地域 29 8 26.8%
GolfBusiness 地域 11 1 9.7%
HotelBusiness 地域 20 1 3.2%
RealEstateBusiness 地域 2 1 69.4%
CivilEngineeringAndConstructionOfMaterialsBusiness 地域 4 1 26.2%
有価証券報告書「事業の内容」の全文を見る(年度切替)
FY2025|1,693 文字
3【事業の内容】 当社グループは、当社及び子会社3社で構成されており、遊園地・ゴルフ・ホテルのレジャー事業を主な内容とし、不動産事業については、不動産の売買・賃貸を行い、土木・建設資材事業として土木工事受注のほか、建設資材の製造・販売・運搬等を行っております。 当社グループの事業内容及び当社グループ各社の当該事業に係る位置付けならびにセグメントとの関連は、次のとおりであります。なお、次の5事業は「第5 経理の状況 1 連結財務諸表等 (1) 連結財務諸表 注記事項」に掲げるセグメント区分と同一であります。 (遊園地事業)グリーンランド当社が当遊園地を経営しており、有明リゾートシティ株式会社が園内飲食店の内2店舗、園内売店の内4店舗を、当社より受託して運営しております。また、グリーンランド開発株式会社が園内飲食店の内6店舗、園内売店の内2店舗、園内施設のうち6施設の運営及び園内清掃をはじめとする園内管理業務を当社より受託しております。北海道グリーンランド遊園地空知リゾートシティ株式会社が当遊園地を経営しております。北海道グリーンランドホワイトパーク(スキー場)空知リゾートシティ株式会社が当スキー場を経営しております。いわみざわ公園(北海道)空知リゾートシティ株式会社が岩見沢市より指定管理者としての指名を受け、いわみざわ公園各施設の運営管理業務を行っております。(ゴルフ事業)グリーンランドリゾートゴルフコース当社が当ゴルフ場を経営しております。有明カントリークラブ大牟田ゴルフ場当社が当ゴルフ場を経営しております。久留米カントリークラブ広川ゴルフ場当社が当ゴルフ場を経営しております。(ホテル事業)グリーンランドリゾートオフィシャルホテルブランカ有明リゾートシティ株式会社が当ホテルを経営しております。グリーンランドリゾートオフィシャルホテルヴェルデ有明リゾートシティ株式会社が当ホテルを経営しております。北海道グリーンランドホテルサンプラザ及び北村温泉ホテル空知リゾートシティ株式会社がホテルサンプラザを経営しております。また同社は、岩見沢市より指定管理者としての指名を受け、北村温泉ホテルの運営管理業務を行っております。生損保保険代理店等営業業務他有明リゾートシティ株式会社が生損保保険代理店業務等の営業業務を行っております。(不動産事業)不動産当社が不動産の売買・賃貸を行っております。(土木・建設資材事業)建設資材の製造・販売・運搬事業グリーンランド開発株式会社が土木工事受注のほか、建設資材を製造・販売・運搬しております。 上記の当社グループの状況について事業系統図を示すと次のとおりであります。 2025年12月31日現在 一般顧客 北海道グリーンランド遊園地事業 空知リゾートシティ㈱ 遊園地 北海道グリーンランドホワイトパーク(スキー場)遊園地事業 空知リゾートシティ㈱ いわみざわ公園(北海道)遊園地事業 空知リゾートシティ㈱いわみざわ公園各施設の運営管理業務受託 グリーンランド(九州)遊園地事業 グリーンランドリゾート㈱ 有明リゾートシティ㈱園内飲食店・売店の受託 グリーンランド開発㈱園内飲食店・売店・施設・園内管理業務の受託 グリーンランドリゾートゴルフ事業 グリーンランドリゾート㈱ ゴルフコース 有明カントリークラブゴルフ事業 グリーンランドリゾート㈱ 大牟田ゴルフ場 久留米カントリークラブゴルフ事業 グリーンランドリゾート㈱ 広川ゴルフ場 グリーンランドリゾートオフィシャルホテルブランカホテル事業 有明リゾートシティ㈱ グリーンランドリゾートオフィシャルホテルヴェルデホテル事業 有明リゾートシティ㈱ 北海道グリーンランドホテル事業 空知リゾートシティ㈱北村温泉ホテルについては運営管理業務受託 ホテルサンプラザ及び北村温泉ホテル 得意先 不動産不動産事業 グリーンランドリゾート㈱売買・賃貸 土木・建設資材土木・建設資材事業 グリーンランド開発㈱土木・建設資材の製造・販売・運搬 生損保保険代理店業等ホテル事業 有明リゾートシティ㈱

事業の優位性(モート)

事業の質(有価証券報告書から抽出)
数字に出ない事業の性質を、同じ物差しで全銘柄そろえています。FY2025時点の記載が出典です。
価格決定力値上げを通せるか。強いほどインフレ耐性が高い 弱い
国内市場に大きく依存しており、景気後退や需要減少の影響を受けやすい。
参入障壁新規参入を阻む要因の種類 設備
遊園地・ゴルフ場・ホテル事業を営むため比較的多額の固定資産を保有している。
顧客集中度特定顧客への依存度。高いほど失注リスクが大きい 低い(分散)
景気敏感度業績が景気循環にどれだけ振られるか シクリカル
設備投資の性質稼いだ現金がどれだけ設備維持に消えるか 混合
規制依存規制は障壁にも足枷にもなる 中程度
会社が挙げる主要リスク:天候条件や大規模災害及び感染症による影響 / 安全・衛生管理について / 経済状況
同じ条件で他の銘柄を探す → 定性スクリーニング(価格決定力・参入障壁・景気敏感度などで絞り込めます)
モート総合 2 / 25 5類型それぞれの強度と、そう判定した根拠
無形資産☆☆☆☆☆
根拠:弱いブランド・特許・許認可

公開情報からは、強力なブランド力、特許、規制ライセンス、独占的IPといった無形資産の存在を示す具体的な情報は確認できませんでした。事業内容から推測される範囲では、一般的なサービス業の範疇に留まると考えられます。

スイッチングコスト★☆☆☆☆
根拠:弱い乗り換えの手間・コスト

ホテル・リゾート事業は、顧客が特定の施設に愛着を持つ場合や、会員プログラム等が存在する場合、一定のスイッチング・コストが発生する可能性があります。しかし、グリーンランドリゾートの公開情報からは、顧客が他社へ乗り換えることによる顕著な損失を示唆する情報は乏しいです。

ネットワーク効果☆☆☆☆☆
根拠:弱い利用者増が価値を生む

事業内容(遊園地、ホテル運営等)から、ネットワーク効果が働くようなプラットフォームビジネスや、ユーザー数の増加がサービス価値を直接的に高める構造は想定されません。顧客体験は個別の施設やサービスに依存すると考えられます。

コスト優位☆☆☆☆☆
根拠:弱い同じ物を安く作れる

公開情報からは、競合他社と比較して構造的に低コストでサービスを提供できるような優位性(例:独自の生産技術、規模の経済による仕入れ力など)は確認できません。サービス業であり、人件費や設備投資がコストの大部分を占めると推測されます。

規模の経済★☆☆☆☆
根拠:弱い規模が参入障壁になる

遊園地・リゾート事業は、立地や規模が収益性に影響を与える可能性があります。グリーンランドリゾートは複数の施設を運営していますが、業界全体と比較して圧倒的な規模の経済や寡占的な地位を確立しているとは言えません。限定的な地域での一定の規模は考えられます。

グリーンランドリゾートは、遊園地、ゴルフ場、ホテルといった多様なレジャー施設を一体的に運営している点が強みです。特に、九州の主要リゾートエリアでは、長年の運営実績と施設集積によるブランド力、地域との連携強化が優位性となっています。また、遊具運営を大手メーカーに委託するなど、安全面と投資面でのリスク分散を図りつつ、テナント制を導入することで効率的な施設運営を実現しています。さらに、ゴルフ会員向けの優待制度や選択制会員権制度により、顧客の囲い込みと安定的な集客に努めています。

出典: FY2025 有価証券報告書(AI要約)

経営戦略

事業リスク

主なリスクとして、天候不順や大規模災害、感染症の流行が遊園地・ゴルフ・ホテル事業の業績に大きな影響を与える可能性があります。また、サービス業であるため、安全・衛生管理が非常に重要であり、万一重大な事故が発生した場合には、社会的信用の失墜や事業展開への悪影響が懸念されます。国内市場への依存度が高いため、景気後退や消費意欲の低下も経営成績に影響を及ぼす恐れがあります。さらに、ゴルフ場入会預託金の償還請求が急増した場合や、多額の固定資産を保有しているため、資産価値の下落も財務状況に影響を与える可能性があります。

出典: FY2025 有価証券報告書(AI要約)
有価証券報告書「事業等のリスク」の全文を見る(年度切替)
FY2025|2,679 文字
3【事業等のリスク】 当社グループの有価証券報告書に記載した事業の状況、経理の状況などに関する事項のうち、経営者が連結会社の財政状態、経営成績及びキャッシュ・フローの状況に重要な影響を与える可能性があると認識している主要なリスクは以下のとおりであります。 なお、これらについては、発生の可能性が必ずしも高くないと考えられるものを含めて記載していること、また、当社グループに特有のリスクのうち主要なものを記載しており、当社グループの全てのリスクについて網羅的に記載したものではないことに留意をお願いします。 当社グループは、これらのリスクの可能性を認識した上で、発生の回避及び発生した場合の対応に努める所存であります。 なお、文中の将来に関する事項は、当連結会計年度末現在において当社グループが判断したものであります。 (1) 天候条件や大規模災害及び感染症による影響 台風、降雨・雪をはじめとする悪天候や熊本地震のような想定を超える大規模災害の発生及び新型コロナウイルスなどの感染症の蔓延は、遊園地・ゴルフ・ホテル事業が基幹である当社グループの経営成績に影響を及ぼす可能性があります。また、当社グループが直接影響を受けない場合であっても、取引企業や顧客が影響を受けることで、事業活動の制限、個人消費意欲が低下するといった副次的な影響により、当社グループの経営成績に影響を及ぼす可能性があります。 悪天候などによる一定の影響は見込んでおりますが、多くの来場者を見込む最盛日に雨が続くことや、台風や降雪で閉場日が多くなること、更には猛暑によるゴルフ客の減少や暖冬による北海道のスキー場の雪不足など、その後の営業努力では補えない利用者数の減少となることがあります。 (2) 安全・衛生管理について サービス業である当社グループは、顧客と直接接することによって成り立っている業種であり、その提供するサービスの安全性や衛生管理については最優先課題として取り組んでいるところであります。 当社社内規則のうち「業務管理規則」には遊園地・ゴルフ場の安全確保・災害防止規則、ゴルフ場の安全使用規則、飲食業務の衛生管理に関する規則などを定め業務の普遍化を図るとともに、各所における安全会議で常に確認をしております。また、保険加入についても漏れがないよう注意しております。 なお、遊園地では、遊具・飲食・売店などの設置・運営の多くをテナント制としております。テナント制の施設では、売上高に対して委託料を支払うこととなっており、例えば、大型遊具機械については大手遊具メーカーが製造・設置し専門的な手法により責任を持って運営するなど、安全面・投資面においてリスクの分散を図っております。 また、遊具テナントに対する管理体制を万全とすることとし、国土交通省から示された定期検査内容の遵守や、運行時の指差確認、各遊具の見えるところに「安全点検確認書」を掲示するなど、顧客に対する「安全・安心」を最優先事項といたしております。 万一、重大な事故が生じた場合、社会的信用が失墜するとともに、安全性に対する疑念が生じ、その後の事業展開や経営成績に影響を与える恐れがあります。 (3) 経済状況 当社グループの事業は、国内市場に大きく依存しております。従って、国内における景気の後退及びそれにともなう需要の減少、または消費動向に影響を与えるような不測の事態の発生は、当社グループの経営成績及び財務状況に影響を与える恐れがあります。 当該リスクへの対応策として、インバウンドの集客拡大に向け、魅力あるイベント開催やSNSを活用した集客施策に取り組んでまいります。また、国内市場においても、市場調査の実施・分析を行い、多様化するニーズを的確に捉え、幅広いターゲット層の集客を図ってまいります。 (4) ゴルフ場入会預託金の償還の影響 当社グループは、3ゴルフ場を経営しておりますが、このうち有明カントリークラブ大牟田ゴルフ場・久留米カントリークラブ広川ゴルフ場は会員制ゴルフ場であり、入会時に入会預託金を預っております。 預託金の償還要請には応じて償還を進めておりますが、ゴルフ需要の急激な低下や予期せぬ風評被害などによっては、預託金の償還要請が急増することが考えられ、この場合、当社グループの財務状況に影響を及ぼす可能性があります。 ゴルフ会員向けのサービスとして、当社グループの種々の施設を利用したメンバー優待制度、65歳以上の会員は親族に名義変更でき本人はそのまま名誉シニア会員となれる制度、既存会員の紹介により手頃な価格で既存会員の会員権を分与できる選択制会員権制度など、会員数の増加や、プレー人員の確保に努めております。 (5) 固定資産の価値の下落 当社グループは、遊園地・ゴルフ場・ホテル事業を営んでいるため比較的多額の固定資産を保有しております。今後、固定資産の時価の下落、収益性の低下にともない資産価値が下落したときは、当社グループの経営成績及び財務状況に影響を及ぼす可能性があります。 なお、主な固定資産が集積している荒尾市の当リゾートエリアでは、年々新しい施設が加わるなど、新たな賑わいの創出は、社有土地の時価の維持という当社グループの方針にとって望ましいものと考えております。 また、有明海沿岸道路(高規格道路)の荒尾北インターチェンジ(仮称)が予定されており、これからも荒尾市との観光事業を中心とした連携を強化することで周辺地域の活性化を推進し、当リゾートエリアの付加価値向上を図ってまいります。 (6) 金利の変動 当社グループにとって、著しい金利変動は経営成績に影響を与える可能性があります。金融機関との良好な関係構築を図るとともに、短期借入金と長期借入金ならびに変動金利と固定金利の各バランスに留意した安定的な資金調達に努めてまいります。 (7) 繰延税金資産の回収可能性の評価による影響 当社グループは将来減算一時差異及び税務上の繰越欠損金に対し、将来の課税所得等を合理的に見積り、繰延税金資産を計上しておりますが、実際の課税所得等が見積りと異なることで繰延税金資産の全部又は一部の回収可能性がないと判断される場合には、繰延税金資産を減額することになります。この結果、当社グループの財政状態及び経営成績に影響を及ぼす可能性があります。 当該リスクへの対応策として、慎重に繰延税金資産の回収可能性を検討し、合理的な範囲内での繰延税金資産の計上を行うよう努めております。

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