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ジャパニアス(9558)は何で稼いでいるか — 事業の柱と依存度

サービス業 情報通信・サービスその他

事業の概要

ジャパニアスは、IT・通信業界やものづくり業界の顧客に対し、専門的な技術を提供する先端エンジニアリング事業を展開しています。主な収益源は、顧客企業にエンジニアを常駐させる「オンサイト型開発支援」と、自社拠点で開発を行う「受託開発」です。ソフトウェア、インフラ、メカトロニクス、エレクトロニクスの4分野を軸に、AI、IoT、クラウドといった先端技術領域にも注力しています。エンジニアの約9割が正社員として顧客先に常駐し、安定した稼働率を維持しています。

出典: FY2025 有価証券報告書(AI要約)
セグメント構成

ジャパニアスは「先端エンジニアリング事業」の単一セグメントで事業を展開しています。この事業は、IT・通信業界やものづくり業界の顧客に対し、専門的な技術を提供するものです。具体的には、顧客企業にエンジニアを常駐させて開発を支援する「オンサイト型開発支援」と、自社の開発拠点で業務を請け負う「受託開発」の二つの形態があります。ソフトウェア、インフラ、機械・電気、CRM、クラウド、その他(化学、バイオ、自然言語処理、画像処理など)の幅広い技術分野をカバーしており、これらが同社の主要な収益源となっています。

有価証券報告書「事業の内容」の全文を見る(年度切替)
FY2025|2,098 文字
3 【事業の内容】当社は、IT・通信業界及びものづくり業界を中心とした顧客に対してオンサイト型開発支援及び受託開発を行う先端エンジニアリング事業を展開しております。現在、ソフトウエア、インフラ、メカトロニクス、エレクトロニクスの4分野を事業の軸に、大手メーカーを中心とした数多くのプロジェクトに参画しております。2020年より、「AI」「IoT」「クラウド」をはじめとした先端テクノロジー領域にも参入し、さらなる市場の開拓・拡大に取り組んでおります。2026年2月から監査等委員会設置会社へ移行し、取締役会の監督機能の強化及び取締役会の意思決定の迅速化に取り組んでまいります。 当社は、先端エンジニアリング事業の単一セグメントであるため、セグメント別の記載は省略しております。 <先端エンジニアリング事業の概要>先端エンジニアリング事業とは、先端テクノロジーが必要とされる市場に対して、「オンサイト型開発支援」や「受託開発」という形態で専門的な技術を提供する事業のことです。次世代を見据えた戦略的な市場開拓・拡大を行うことで、特定企業に依存せず多くの顧客から受注を獲得し、安定した売上基盤を築くことができております。また、全国主要都市を中心に13拠点を構え、地域ごとに注力すべき分野を明確化することで、生産性の向上につなげております。尚、当社の使用している「先端」とは、当社が従来取り組んでまいりました既存領域に加え、新たに取り組んでいる「AI」「IoT」「クラウド」などの新規領域に関して提供している技術を指しております。 (1) オンサイト型開発支援当社は、エンジニアの約9割が顧客企業先へ常駐して設計・開発プロジェクトに参画しております。顧客企業との契約は、派遣契約を主として事業を展開しておりますが、一部請負契約や準委任契約も行っているため、顧客の要望に合わせて、どちらの形態でも対応できる体制を整えております。また、原則正社員として雇用し、社員に安定した就業環境を提供することで顧客との継続的な取引関係につながり、同業他社と比較しても高い稼働率を維持することができております。① 派遣契約派遣契約の特徴は、エンジニアの雇用者(当社)と使用者(派遣先企業)とが分離しており、エンジニアは使用者の指揮命令を受け、労働に従事いたします。② 請負契約請負契約は、当社が顧客企業から業務を受託し、その業務遂行の指示やエンジニアの労務管理等について、一切の責任を当社が負い、仕事を完成させ成果物を納品するものであります。③ 準委任契約準委任契約は、当社が顧客企業から業務を受託し、その業務遂行の指示やエンジニアの労務管理等について、一切の責任を当社が負い、受託した業務を行うものであります。 (2) 受託開発当社は、受託開発拠点として、横浜開発センターを構えております。横浜開発センターでは、ソフトウエアからハードウエアまでをワンストップで提供できる体制を整えているため、顧客が各工程を複数の企業に委託する手間を省き、スピード感のある開発が可能となっております。首都圏第二事業所では、AI・クラウドを中心とした先端テクノロジー分野に強いエンジニアが在籍しているため、先端テクノロジーを必要とするもリソース不足に悩む顧客の課題解決に役立てることができております。 なお、当社の事業領域としては、以下のものが挙げられます。 ① ソフトウエア:Webシステム・Webアプリケーション・業務系システム・金融系システム・公的機関システムの開発、ソフトウエア評価② インフラ:ネットワークの設計/構築、サーバーの設計/構築、仮想基盤の構築/運用、システム運用/保守、セキュリティ対応③ 機械・電気:自動車/車載機器・OA機器・デジタル機器の設計、CAE(※1)解析、生産技術、EMC(※2)試験④ CRM:システム導入/移行支援、機能追加/カスタマイズ、他システム連携作業、システム運用/保守⑤ クラウド:AWS環境、Azure環境、GCP環境の設計/構築、クラウド移行支援 ⑥ その他:化学の検査/分析/測定など、バイオの細胞実験/遺伝子実験など、自然言語処理(※3)による研究/分析、画像処理(※4)による点検/分析 [事業系統図]以上述べた事項を事業系統図によって示すと次のとおりであります。 [用語解説]※1.CAEComputer Aided Engineeringの略称。強度、熱、振動、流体など、さまざまな模擬実験をコンピューター上で行う技術を指します。※2.EMCElectromagnetic Compatibility(電磁両立性)の略称。機器が発する電磁波が周囲の機器に影響を与えず、他からの電磁波の影響を受けずに動作する性能を指します。※3.自然言語処理人間の言語(自然言語)をコンピューターに入力し、目的に応じて判断、抽出、検索、変換することを指します。※4.画像処理テレビ映像、写真、図面などの視覚情報をコンピューターに入力し、目的に応じて判断、抽出、検索、変換することを指します。

事業の優位性(モート)

事業の質(有価証券報告書から抽出)
数字に出ない事業の性質を、同じ物差しで全銘柄そろえています。FY2025時点の記載が出典です。
価格決定力値上げを通せるか。強いほどインフレ耐性が高い 中程度
提案力、人材力等の強化、付加価値の高いサービスの提供により競争優位性を確保し、品質及び価格の維持向上に努めているため。
参入障壁新規参入を阻む要因の種類 技術
AI、IoT、クラウドなどの先端テクノロジー領域への参入と専門的な技術提供。
顧客集中度特定顧客への依存度。高いほど失注リスクが大きい 低い(分散)
景気敏感度業績が景気循環にどれだけ振られるか 中程度
設備投資の性質稼いだ現金がどれだけ設備維持に消えるか 軽い(資本不要)
規制依存規制は障壁にも足枷にもなる 高い
会社が挙げる主要リスク:法的規制の変更・強化 / 人材の確保及び育成の遅れ / 市場の景気動向及び顧客企業の景況感の悪化
同じ条件で他の銘柄を探す → 定性スクリーニング(価格決定力・参入障壁・景気敏感度などで絞り込めます)
モート総合 5 / 25 5類型それぞれの強度と、そう判定した根拠
無形資産☆☆☆☆☆
根拠:弱いブランド・特許・許認可

現時点では、ジャパニアスが保有する特許、ブランド、規制ライセンス、独占的IPなどの無形資産に関する具体的な情報は開示されていません。そのため、無形資産による競争優位性は評価できません。

スイッチングコスト★★☆☆☆
根拠:中程度乗り換えの手間・コスト

ジャパニアスは、主にIT人材派遣・紹介事業を展開しており、顧客企業は特定のプロジェクトや専門スキルを持つ人材を求めています。一度契約した人材がプロジェクトを完了するまで、あるいは長期的な関係が構築されるまでは、他社への乗り換えには一定の手間やコストが発生する可能性があります。しかし、人材の流動性は比較的高く、スイッチングコストは限定的と考えられます。

ネットワーク効果☆☆☆☆☆
根拠:弱い利用者増が価値を生む

ジャパニアスの事業モデルは、IT人材と企業のマッチングであり、プラットフォーム型のネットワーク効果が直接的に働く構造ではありません。ユーザー(企業・人材)が増加しても、サービス自体の価値が指数関数的に向上するわけではないため、ネットワーク効果による競争優位性は見られません。

コスト優位★☆☆☆☆
根拠:弱い同じ物を安く作れる

IT人材業界は競争が激しく、価格競争に陥りやすい側面があります。ジャパニアスが他社と比較して構造的に低コストで人材を調達・提供できるという明確な証拠はありません。ただし、効率的な採用・研修プロセスを構築できれば、一定のコスト競争力を確保できる可能性はあります。

規模の経済★★☆☆☆
根拠:中程度規模が参入障壁になる

IT人材業界は多数の企業が存在する競争環境です。ジャパニアスは一定の規模を持つものの、業界全体を代表するような寡占的な地位を確立しているとは言えません。規模の経済によるコスト優位性や、市場への影響力はまだ限定的と考えられます。

同社の優位性は、多岐にわたる先端テクノロジー領域に対応できる専門性の高いエンジニアを多数抱えている点です。特に、AI、IoT、クラウドといった新規領域への積極的な参入により、市場の変化に迅速に対応し、多様な顧客ニーズに応える体制を構築しています。また、特定企業に依存せず多くの顧客から受注を獲得できる安定した売上基盤と、全国主要都市に13拠点を展開し、地域ごとの注力分野を明確化することで生産性を向上させている点も強みです。正社員雇用による高い稼働率も競争優位につながっています。

出典: FY2025 有価証券報告書(AI要約)

経営戦略

事業リスク

ジャパニアスは、労働者派遣法をはじめとする法的規制の改正や解釈の変更が、事業運営に新たな負担や変更を求める可能性があり、業績に影響を与えるリスクがあります。また、優秀な人材の確保・定着や育成が計画通りに進まない場合、または社外流出が生じた場合には、事業活動に支障をきたし、業績に影響を与える可能性があります。さらに、景気悪化に伴う顧客企業の経費削減や人事方針の転換により、受注が減少し、業績に影響を受ける可能性も考えられます。

出典: FY2025 有価証券報告書(AI要約)
有価証券報告書「事業等のリスク」の全文を見る(年度切替)
FY2025|4,144 文字
3 【事業等のリスク】当社の経営成績及び財政状態に影響を与える可能性がある主要なリスクは以下のとおりであります。当社は、これらのリスク発生の可能性を認識したうえで、発生の回避及び発生した場合の対応に最大限の努力をしてまいります。また、当社として必ずしも重要な事業上のリスクに該当しないと考える事項につきましても、投資者の判断上、あるいは当社の事業活動を理解するうえで重要であると考えられるものについては、投資者に対する積極開示の観点から記載しております。当社株式に関する投資判断は、本項及び本書中の本項以外の記載事項を慎重に検討したうえで行われる必要があると考えております。なお、文中の将来に関する事項は、当事業年度末現在において当社が判断したものであり、将来において発生の可能性があるすべてのリスクを網羅するものではありません。① 法的規制について(顕在化可能性:中/影響度:大/発生時期:特定時期なし)当社は、主力である先端エンジニアリング事業では労働者派遣法など、様々な法令の規制を受けております。社会情勢の変化に応じてこれらの法制度の改正、強化、解釈の変更などが想定されます。当社は、諸法令に対し、遵法を旨として経営にあたっておりますが、その対応により新たな負担の発生や事業展開の変更を求められることも予測され、当社の業績及び財政状態に影響を与える可能性があります。先端エンジニアリング事業は、労働者派遣事業の適正な運営の確保及び派遣労働者の保護等に関する法律(労働者派遣法)に基づき、厚生労働大臣より労働者派遣事業の許可を取得しております。労働者派遣法では、労働者派遣事業の適正な運営を確保するために、当社が一般労働者派遣事業主としての欠格事由(労働者派遣法第6条)、及び、当該事業許可の取消事由(同法第14条)に該当した場合には、厚生労働大臣が事業許可の取消、業務の停止を命じることができる旨を定めております。現時点において認識している限りでは、当社においてはこれらの法令に定める欠格事由及び取消事由に該当する事実はありません。しかしながら将来、何らかの理由により許可の取消等が発生した場合には、当社の主要な事業活動に支障をきたすとともに、事業遂行に支障が生じ、業績及び財政状態に大きな影響を与える可能性があります。また、当社は関係法規の遵守に努めておりますが、何らかの事情で、取引先や協力会社において適格要件を欠くなどの労働者派遣法違反や偽装請負問題などが発生した場合には、当社の社会的信用の失墜を招くとともに、当社の業績に影響を及ぼす可能性があります。リスクへの対応策として当社管理本部にて顧問弁護士と連携し、法的規制の動向については常に注視し、臨機応変に対応できる体制を取っております。当社は前述の労働者派遣法の他、職業安定法、労働基準法等の労働関連法令等により、規制を受けております。法令の変更、新法令の制定、又は解釈の変更等が生じた場合、当社の事業が制約されることが考えられます。そのような事象が生じた場合、当社の業績に影響を与える可能性があります。 (許認可等の状況)許認可等の名称有効期限許認可等の番号規制法令所轄官庁等取消事由等ジャパニアス株式会社労働者派遣事業許可2004年4月1日~2027年3月31日派14-300005労働者派遣法厚生労働省労働者派遣法第6条に定められている条項に抵触した場合 ② 人材の確保及び育成について(顕在化可能性:低/影響度:中/発生時期:特定時期なし)当社の事業活動は人材に大きく依存しており、優秀な人材の確保・定着及び育成が重要であると考えております。しかしながら、優秀な人材の確保・定着及び育成が計画どおりに進まない場合、優秀な人材の社外流出が生じた場合には、当社の業績に影響を与える可能性があります。 ③ 市場の景気動向及び顧客企業の景況感について(顕在化可能性:中/影響度:小/発生時期:特定時期なし)当社は、顧客企業の要望に応えるサービスを提供し続けることで、創業以来赤字を一度も計上しておらず、第12期より増収を継続しております。しかしながら、金融危機や大規模な自然災害等の事象、経済環境の変化等により景気が悪化した場合、顧客企業における業績悪化に伴う経費の削減や人事方針の転換等により、顧客企業からの受注が減少し、当社の業績に影響を与える可能性があります。④ 労務管理について(顕在化可能性:低/影響度:小/発生時期:特定時期なし)当社は、月次での長時間労働の状況及び残業発生見込みの確認を行う等、長時間労働の発生を未然に防ぐ労務管理体制を整備しております。しかしながら、エンジニアの約9割が顧客企業先へ常駐して設計・開発プロジェクトに参画していることから、顧客企業先の受注案件の納期がひっ迫する等、やむを得ない事情により長時間労働が発生し、過重労働を起因とした健康問題や業務事故の発生及びそれに伴う訴訟、従業員の士気の低下等により、当社の業績に影響を与える可能性があります。⑤ 技術革新への対応について(顕在化可能性:低/影響度:小/発生時期:特定時期なし)当社は、先端テクノロジーを積極的に導入するため、優秀なエンジニアの採用・育成や創造的な職場環境の整備により最新の技術動向や環境変化を把握できる体制を構築することで、技術革新や顧客ニーズの変化に迅速に対応できるよう努めております。しかしながら、技術革新等への対応が遅れた場合や、開発費等の予想を超える多額の費用が発生した場合には、当社の業績に影響を与える可能性があります。⑥ システム障害について(顕在化可能性:低/影響度:小/発生時期:特定時期なし)当社は、人為的ミス、通信ネットワーク機器の故障、ソフトウエアの不具合、サイバー攻撃、自然災害等により、システム障害が発生する可能性があるため、社内システムの定期的なバックアップ等を講じておりますが、システム障害が発生した場合には、当社の事業運営に支障が生じ、当社の業績に影響を与える可能性があります。⑦ 情報管理について(顕在化可能性:低/影響度:小/発生時期:特定時期なし)当社は、業務に関連して多くの機密情報及び個人情報を取り扱っており、厳格な情報管理が求められていることから、ISMSの認証取得及びプライバシーマークを取得し、情報管理の徹底を図っております。しかしながら、人為的ミス、コンピュータウイルス、第三者による不正アクセス等により機密情報及び個人情報の外部への漏洩が生じた場合、当社の社会的信用の失墜、損害賠償責任の発生等により、当社の業績に影響を与える可能性があります。⑧ 新規事業に係る投資について(顕在化可能性:低/影響度:小/発生時期:特定時期なし)当社は、先端エンジニアリング事業の単一セグメントであり、今後のさらなる事業拡大に向けて新規事業を展開していくことが必要であると考えております。そのため、新規事業の開発や新サービスの提供などを企画・検討しております。しかしながら、予測不能な外部環境の変化により開発した新規事業や新サービスが期待どおりの成果をあげられない場合には、当社の業績に影響を与える可能性があります。⑨ 品質や納期について(顕在化可能性:低/影響度:小/発生時期:特定時期なし)当社は、エンジニアによる業務遂行に際して、技術勉強会の開催によるスキルアップ機会の提供や、e-ラーニング環境の整備による資格取得や技術力の向上を図ることにより、顧客企業先の求めるサービスを提供しております。しかしながら、顧客企業先の求める品質の作業を提供できない場合や納期通りに作業できない場合に、顧客企業先との契約の解除や取引の停止等により、当社の業績に影響を与える可能性があります。 ⑩ 競合他社による影響について(顕在化可能性:低/影響度:小/発生時期:特定時期なし)当社は、提案力、人材力等の強化、付加価値の高いサービスの提供等により顧客との良好な取引関係の維持等に積極的に取り組み、競争優位性を確保し、品質及び価格の維持向上に努めております。しかしながら、競合他社のサービス力の向上や価格競争の激化により当社の競争力が相対的に低下した場合、収益性の低下等を招き、当社の業績に影響を与える可能性があります。⑪ 訴訟について(顕在化可能性:低/影響度:小/発生時期:特定時期なし)当社は、本書提出日現在において、第三者から訴訟を提起されている事実はありません。当社は、法令遵守に努めておりますが、事業活動を行う中で、訴訟、その他の法律的手続の対象となるリスクがあり、重要な訴訟等の提起を受けた場合には、当社の業績に影響を与える可能性があります。⑫ 特定人物への依存について(顕在化可能性:低/影響度:小/発生時期:特定時期なし)当社設立の中心人物であり、創立以来当社の事業を牽引してきた代表取締役会長兼社長である西川三郎は、経営方針や事業戦略の立案・実施において、極めて重要な役割を果たしております。また、西川三郎及び西川三郎の資産管理会社である株式会社ウェストリバーは当社の大株主であり、親族の所有株式数を含めると、本書提出日現在で発行済株式総数の63.6%を所有しております。当社では、過度に西川三郎へ依存しないよう、経営幹部の拡充・育成・権限委譲による組織的業務執行体制の構築を行っておりますが、何らかの理由により西川三郎による当社の業務執行が困難となった場合、現状においては当社の業績に影響を及ぼす可能性があります。西川三郎、その同族関係者及び株式会社ウェストリバーは、その議決権行使にあたって株主共同の利益を追求すると共に、少数株主の利益にも配慮する方針を有しており、また、今後も当社の流通株式比率を高めるための一部売出しの要請に応えつつ中長期的に一定の当社株式を保有する方針と認識しておりますが、何らかの事情により、市場で当該株式の一定以上の売却が行われた場合や売却の可能性が生じた場合は、当社株式の市場価格及び議決権行使の状況等に影響を及ぼす可能性があります。

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