経営方針・経営戦略
1 【経営方針、経営環境及び対処すべき課題等】(1) 経営方針・経営戦略等当社グループは、パッケージの専門メーカーとして創業以来、常に時代のニーズに応えながら新しい製品やサービスを提供するとともに、強みである企画力、調達力、商品開発力を活かし、現在、営業促進支援事業と商品販売事業の2つの事業を推進しております。営業促進支援事業は、お客様自身の営業を一層促進していただくために、パッケージをはじめ企画から配送にいたるまで製品・商品・サービスの提供、支援をさせていただく事業であります。商品販売事業は、100円ショップやドラッグストア、小売販売店に対して、商品を企画提案し、調達し、提供させていただく事業であります。常に、お客様がやりたくてもなかなかできない仕事を、お客様のご要望に沿って実現させることをモットーとしております。また当社は従業員の生き甲斐や働き甲斐を通じて、少しでも世の中のお役に立つことを目指し、次の経営理念のもと、事業活動を展開しております。 経営理念全従業員の物心両面の幸福を追求するとともに、社会の進歩発展に貢献すること 当社グループは、顧客への提供価値が変化している中で、これまで培い蓄えてきた企業価値を最大限高め、さらなる成長を目指し、全従業員が自ら考え挑戦し、未来に希望を持ち、当社で働くことにより誇りを持てる会社であることに加え、よりコンシューマーに近い企画開発型のメーカーとして、高収益企業となることを事業活動の指針とすべく、更なる成長のために新たなる事業形態を見据えて、活動しております。当社グループは、全従業員が自発的に価値を創造し発信していくことで、これからもスピードを落とさず成長してまいります。 (2) 優先的に対処すべき事業上及び財務上の課題国内経済情勢については、欧州や中東における不安定な国際情勢、米国政権保護主義政策の影響を受け、不安定な経済情勢が続いており、原材料価格の高騰、燃料費の高止まり、労務費の上昇などにより生産コストの上昇が続き、賃上げを超える消費者物価の上昇傾向が続いています。そのような中で、当社グループとしては、以下の事項を対処すべき課題として考えております。営業促進支援事業、商品販売事業ともにグループ企業との連携強化をさらに進めてまいります。そのためには、 ① 着実な営業活動により、売上を伸ばす。② 投資基準を設け、継続的投資を行い、企画提案力を高める。③ 原価、販売管理費の低減と商品の高付加価値化を進め収益性を上げる。④ ECなど既存事業に隣接する、新事業を開発する。 (3) 経営上の目標の達成状況を判断するための客観的な指標等当社グループは、成長性と収益性を追求し企業価値を高め、企業収益力の向上を達成するため、利益の拡大を経営目標としており、増益及び利益率の向上を重要な経営指標としております。
対処すべき課題
1 【経営方針、経営環境及び対処すべき課題等】(1) 経営方針・経営戦略等当社グループは、パッケージの専門メーカーとして創業以来、常に時代のニーズに応えながら新しい製品やサービスを提供するとともに、強みである企画力、調達力、商品開発力を活かし、現在、営業促進支援事業と商品販売事業の2つの事業を推進しております。営業促進支援事業は、お客様自身の営業を一層促進していただくために、パッケージをはじめ企画から配送にいたるまで製品・商品・サービスの提供、支援をさせていただく事業であります。商品販売事業は、100円ショップやドラッグストア、小売販売店に対して、商品を企画提案し、調達し、提供させていただく事業であります。常に、お客様がやりたくてもなかなかできない仕事を、お客様のご要望に沿って実現させることをモットーとしております。また当社は従業員の生き甲斐や働き甲斐を通じて、少しでも世の中のお役に立つことを目指し、次の経営理念のもと、事業活動を展開しております。 経営理念全従業員の物心両面の幸福を追求するとともに、社会の進歩発展に貢献すること 当社グループは、顧客への提供価値が変化している中で、これまで培い蓄えてきた企業価値を最大限高め、さらなる成長を目指し、全従業員が自ら考え挑戦し、未来に希望を持ち、当社で働くことにより誇りを持てる会社であることに加え、よりコンシューマーに近い企画開発型のメーカーとして、高収益企業となることを事業活動の指針とすべく、更なる成長のために新たなる事業形態を見据えて、活動しております。当社グループは、全従業員が自発的に価値を創造し発信していくことで、これからもスピードを落とさず成長してまいります。 (2) 優先的に対処すべき事業上及び財務上の課題国内経済情勢については、欧州や中東における不安定な国際情勢、米国政権保護主義政策の影響を受け、不安定な経済情勢が続いており、原材料価格の高騰、燃料費の高止まり、労務費の上昇などにより生産コストの上昇が続き、賃上げを超える消費者物価の上昇傾向が続いています。そのような中で、当社グループとしては、以下の事項を対処すべき課題として考えております。営業促進支援事業、商品販売事業ともにグループ企業との連携強化をさらに進めてまいります。そのためには、 ① 着実な営業活動により、売上を伸ばす。② 投資基準を設け、継続的投資を行い、企画提案力を高める。③ 原価、販売管理費の低減と商品の高付加価値化を進め収益性を上げる。④ ECなど既存事業に隣接する、新事業を開発する。 (3) 経営上の目標の達成状況を判断するための客観的な指標等当社グループは、成長性と収益性を追求し企業価値を高め、企業収益力の向上を達成するため、利益の拡大を経営目標としており、増益及び利益率の向上を重要な経営指標としております。
MD&A(経営者による分析)
4 【経営者による財政状態、経営成績及びキャッシュ・フローの状況の分析】 業績等の概要 (1) 財政状態及び経営成績の状況当連結会計年度におけるわが国経済は、雇用・所得環境の改善やインバウンド需要の増加、政府による各種経済政策の効果もあり、緩やかな景気回復が続いております。一方、米国新政権による輸入制限政策、不安定な国際情勢を背景とした資源価格高騰や急激な為替変動により、先行き不透明な状況が続いております。当社グループを取り巻く環境は、原材料価格の高騰、為替相場の先行きが見通しづらい中、輸入仕入価格の上昇等厳しい事業環境が続いております。そのような中で収益性を高める体質に変革することが必要であることから、引き続き仕入調達ルートの見直しや仕様変更、在庫の効率化、継続的な投資といった収益改善に努めつつ、お客様の要望をくみ取り応えるサービスを提供できる総合支援メーカーとして、当社グループの総力を結集し企業価値を高めてまいります。その結果、当連結会計年度における売上高は19,031百万円(前年同期比2.1%減)となりました。利益面につきましては、営業利益は747百万円(前年同期比3.8%減)となりました。前連結会計年度と比較してデリバティブ評価益が減少した結果、経常利益は747百万円(前年同期比48.2%減)、親会社株主に帰属する当期純利益は467百万円(前年同期比53.7%減)となりました。 セグメントごとの経営成績は次のとおりであります。 (営業促進支援事業)当セグメントにつきましては、お客様自身の営業を一層促進していただくために、商品や販促品の企画開発から、アセンブリなどの生産支援、配送にいたるまで、製品・商品・サービスの提供をする事業であります。販促品キャンペーンを軸とする販売は、価格の見直しを進めたことや高付加価値商品の販売が好調で、リピートが順調に推移しており、前年同期を上回りました。OEMについては、自社工場を活用した雑貨や化粧品等のピロー包装やアセンブリ作業は順調に件数が増加しているものの、日用雑貨品の充填等はリピート案件の減少等により前年同期を下回りました。発送代行については、印刷物のコストアップやECへの移行といった環境の変化による通数の減少により前年同期を下回りました。利益面につきましては、販売価格の見直しを進めたこと、自社工場の稼働率が高かったことから売上総利益率は上昇したものの、セグメント利益額は減少となりました。その結果、売上高は9,482百万円(前年同期比0.4%減)、セグメント利益は354百万円(前年同期比7.7%減)となりました。 (商品販売事業)当セグメントにつきましては、100円ショップやドラッグストアなどの小売販売店に向けて、商品を企画提案し、製造・調達し、提供する事業であります。100円ショップ向けについては、高額商品の投入や、消臭袋及び鮮度保持袋に代表される付加価値の高いポリエチレン製品を中心として堅調に推移しており、新商品開発においては、雑貨といったポリエチレン以外の潜在需要を上手く取り入れた商品開発を拡大したことにより前年同期を上回りました。量販店向けについては、ポリエチレン製品は100円ショップ向け同様安定した売上があるものの、収益性を高める方針のもと低利益率の商品の販売を縮小していることが影響し減少となりました。利益面につきましては、より収益性の高い製品が導入できたこと、仕様変更や廃番を積極的に進めたこと、またサプライヤーの開拓等を行うといった原価低減に努めたことから、セグメント利益額は前年同期を上回りました。その結果、売上高は9,701百万円(前年同期比3.5%減)、セグメント利益は393百万円(前年同期比0.1%増)となりました。 (2) キャッシュ・フローの状況 当連結会計年度末における現金及び現金同等物(以下「資金」という。)は、前連結会計年度末に比べ256百万円増加し、当連結会計年度末には1,110百万円となりました。当連結会計年度における各キャッシュ・フローの状況とそれらの要因は次のとおりであります。 (営業活動によるキャッシュ・フロー) 営業活動の結果得られた資金は926百万円となりました。これは主に法人税等の支払額443百万円あったものの、税金等調整前当期純利益744百万円、減価償却費187百万円、売上債権の減少額370百万円、仕入債務の増加額111百万円等によるものであります。 (投資活動によるキャッシュ・フロー) 投資活動の結果使用した資金は987百万円となりました。これは主に有形固定資産の取得による支出942百万円があったこと等によるものであります。 (財務活動によるキャッシュ・フロー) 財務活動の結果得られた資金は275百万円となりました。これは主に短期借入金の純減額290百万円、長期借入金の返済による支出198百万円、配当金の支払額154百万円等があったものの、長期借入れによる収入995百万円があったことによるものであります。 生産、受注及び販売の状況(1) 生産実績当連結会計年度の生産実績をセグメントごとに示すと、次のとおりであります。 セグメントの名称当連結会計年度(自 2024年4月1日至 2025年3月31日)前年同期比(%)営業促進支援事業(千円)5,683,90499.5商品販売事業(千円)2,911,02399.7合計(千円)8,594,92899.5 (注) 1 セグメント間取引については、相殺消去しております。2 金額は製造原価及び仕入価格によっております。 (2) 受注実績当連結会計年度の受注実績をセグメントごとに示すと、次のとおりであります。 セグメントの名称当連結会計年度(自 2024年4月1日至 2025年3月31日)受注高(千円)前年同期比(%)受注残高(千円)前年同期比(%)営業促進支援事業9,399,64096.91,841,36296.5商品販売事業3,092,54998.6206,168111.5合計12,492,19097.32,047,53197.9 (注) 1 セグメント間取引については、相殺消去しております。2 金額は販売価格によっております。3 見込みによる商品仕入を行っているものについては、記載を省略しております。 (3) 販売実績当連結会計年度の販売実績をセグメントごとに示すと、次のとおりであります。 セグメントの名称当連結会計年度(自 2024年4月1日至 2025年3月31日)前年同期比(%)営業促進支援事業(千円)9,482,87399.6商品販売事業(千円)9,548,13196.2合計(千円)19,031,00597.9 (注) 1 セグメント間取引については、相殺消去しております。2 主な相手先別の販売実績及び当該販売実績の総販売実績に対する割合は、次のとおりであります。 相手先前連結会計年度当連結会計年度販売高(千円)割合(%)販売高(千円)割合(%)株式会社キャンドゥ3,087,19915.92,807,23414.8株式会社セリア2,285,01111.82,396,42012.6株式会社大創産業2,278,62811.72,372,96812.5 経営者の視点による経営成績等の状況に関する分析・検討内容 経営者の視点による当グループの経営成績等の状況に関する認識及び分析・検討内容は次のとおりであります。なお、文中の将来に関する事項は、当連結会計年度末現在において判断したものであります。 (1) 財政状態及び経営成績の状況に関する認識及び分析・検討内容経営成績の分析(売上高)当連結会計年度における当社グループの売上高は前期に比べて415百万円減少(前期比2.1%減)し、19,031百万円となりました。事業セグメント別では、営業促進支援事業は、販促品キャンペーンを軸とする販売において、価格の見直しを進めたことや高付加価値商品の販売が好調で、リピートが順調に推移しており、前年同期を上回りました。OEMにつきましては、自社工場を活用した雑貨屋化粧品等のピロー包装やアセンブリ作業は順調に件数が増加しているものの、日用雑貨品の充填等はリピート案件の減少等により前年同期を下回りました。その結果、同事業の売上高は9,482百万円(前期比0.4%減)となりました。商品販売事業は、100円ショップ向けは高額商品の投入や、消臭袋及び鮮度保持袋に代表される付加価値の高いポリエチレン製品を中心として堅調に推移しており、新商品開発においては、雑貨といったポリエチレン以外の潜在需要を上手く取り入れた商品開発を拡大したことにより前年同期を上回りました。量販店向けにつきましては、ポリエチレン商品は好調だったものの、収益性を高める方針のもと低利益率の商品の販売を縮小していることが影響し減少となりました。その結果、同事業の売上高は9,701百万円(前年同期比3.5%減)となりました。 (売上原価)営業促進支援事業においては、原料や資材価格の高騰に対して調達先の見直しや販売価格への転嫁が徐々に進んだことや自社工場の稼働率が高かったことで、前連結会計年度に比べて原価率は1.7ポイント改善し78.3%(前期原価率80.0%)となりました。その結果、売上原価は7,425百万円(前期比188百万円減、2.5%減)となりました。商品販売事業においては、原材料価格の上昇や、為替の急激な変動による影響が大きいものの、高収益商品の導入、サプライヤーの開拓や、市況に応じた仕様変更や廃番を積極的に進めたことで、前連結会計年度に比べて原価率は同程度の78.4%(前期原価率78.4%)となりました。その結果、売上原価は7,601百万円(前期比281百万円減少、3.6%減)となりました。 (販売費及び一般管理費、営業利益)販売費及び一般管理費は前連結会計年度に比べて109百万円増加し、3,410百万円(前期比3.3%増)となりました。販売費及び一般管理費が増加した主な要因は、人件費等の増加によるものであります。その結果、営業利益は747百万円(前年同期比3.8%減)となりました。 (経常利益、親会社株主に帰属する当期純利益)営業外収益は、前連結会計年度に比べデリバティブ評価益が減少したことで677百万円減少し、44百万円(前期比93.9%減)となりました。営業外費用は、前連結会計年度に比べ10百万円減少し、44百万円(前期比18.9%減)となりました。結果、当連結会計年度における経常利益は747百万円(前年同期比48.2%減)となりました。以上の結果、当連結会計年度における親会社株主に帰属する当期純利益は467百万円(前年同期比53.7%減)となりました。 経営成績に重要な影響を与える要因については、「第2 事業の状況 1.経営方針、経営成績及び対処すべき課題等及び 3.事業等のリスク」に記載のとおりであります。 財務状態の分析(資産の部)当連結会計年度末における流動資産の残高は6,632百万円となり、前連結会計年度末に比べ103百万円減少しました。これは現金及び預金は増加したものの、主に受取手形及び売掛金、前渡金等が減少したことによるものであります。固定資産の残高は3,800百万円となり、前連結会計年度末に比べ915百万円増加しました。これは主に土地や建物及び構築物が増加したことによるものであります。 (負債の部)当連結会計年度末における流動負債の残高は4,488百万円となり、前連結会計年度末に比べ388百万円減少しました。これは主に未払法人税等や短期借入金が減少したことによるものであります。固定負債の残高は1,667百万円となり、前連結会計年度末に比べ725百万円増加しました。これは主に長期借入金等が増加したことによるものであります。 (純資産の部)当連結会計年度末における純資産の残高は4,276百万円となり、前連結会計年度末に比べ475百万円増加しました。これは主に利益剰余金等が増加したことによるものであります。 (2) キャッシュ・フローの状況の分析・検討内容並びに資本の財源及び資金の流動性に係る情報当社グループの当連結会計年度のキャッシュ・フローの分析につきましては、「第2 事業の状況 4.経営者による財政状態、経営成績及びキャッシュ・フローの状況の分析 業績等の概要 (2) キャッシュ・フローの状況」に記載のとおりであります。当社グループの資本の財源及び資金の流動性につきましては、資金需要の主なものは、商品の仕入れ、原材料の購入、外注加工費の支払いといった製造費用、販売費及び一般管理費等の営業費用、そして設備投資によるものであります。また事業活動に必要な資金の確保については、「営業活動によるキャッシュ・フロー」の増加による自己資金及び金融機関からの短期借入れを基本としております。なお、重要な資本的支出の予定はありません。 (3) 重要な会計上の見積り及び当該見積りに用いた仮定当社グループの連結財務諸表は、わが国において一般に公正妥当と認められている会計基準に基づき作成しております。この連結財務諸表を作成するにあたって、資産、負債、収益及び費用の報告額に影響を及ぼす見積り及び仮定を用いておりますが、これらの見積り及び仮定に基づく数値は実際の結果と異なる可能性があります。連結財務諸表の作成にあたって用いた会計上の見積り及び仮定のうち、重要なものは「第5 経理の状況 1 連結財務諸表等 (1)連結財務諸表 注記事項(重要な会計上の見積り)」に記載しております。