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東北銀行(8349)は何で稼いでいるか — 事業の柱と依存度

銀行業 銀行

事業の概要

東北銀行は、銀行業務を主軸に、リース業務やクレジットカード業務などの金融サービスを提供する企業グループです。主な収益源は、岩手県内を中心に展開する預金、貸出、有価証券投資、為替などの銀行業務です。その他、とうぎん総合リース株式会社による機械等の賃貸・売買、株式会社東北ジェーシービーカードによるクレジットカードサービスも手掛けています。地域に根差した金融サービスで収益を上げています。

出典: FY2025 有価証券報告書(AI要約)
セグメント構成

東北銀行の事業セグメントは、主に「銀行業務」と「リース業務」で構成されています。「銀行業務」は、預金、貸出、有価証券売買・投資、為替などの金融サービスを提供し、グループの売上の大部分を占める主力事業です。「リース業務」は、とうぎん総合リース株式会社が各種機械等の賃貸や売買を行っています。売上高から見ると、銀行業務が圧倒的な稼ぎ頭であり、リース業務がそれに続く形です。地域構成としては、主に岩手県内を中心とした国内事業が中心です。

2025-03 セグメント別業績
セグメント区分売上(億)営業利益(億)営業利益率
BankingServices 事業 136
LeasingBusiness 地域 10
有価証券報告書「事業の内容」の全文を見る(年度切替)
FY2025|668 文字
3 【事業の内容】当行及び当行の関係会社は、当行、連結子会社2社及び持分法非適用の非連結子会社1社で構成され、銀行業務を中心に、リース業務その他の金融サービスに係る事業を行っております。当行及び当行の関係会社の事業に係わる位置づけは次のとおりであります。なお、事業の区分は「第5 経理の状況 1(1)連結財務諸表 注記事項」に掲げるセグメントの区分と同一であります。[銀行業務]当行の本店ほか支店54、出張所2においては、預金業務、貸出業務、商品有価証券売買業務、有価証券投資業務、内国為替業務、外国為替業務、社債受託業務などのほか、代理業務、債務の保証(支払承諾)、国債等公共債及び証券投資信託の窓口販売などの附帯業務等を行い、岩手県内を中心に営業を展開しております。なお、東北保証サービス株式会社は、各種個人ローン等の信用保証業務を行っておりましたが、2025年2月28日に当行が保有する全株式を全国保証株式会社へ売却したため、連結の範囲から除外しております。[リース業務]とうぎん総合リース株式会社において、各種機械等の賃貸、売買業務を行っております。[その他]・クレジットカード業務株式会社東北ジェーシービーカードにおいて、キャッシングサービス、ショッピングサービスなどの業務を行っております。 以上述べた事項を事業系統図によって示すと次のとおりであります。(注)1.東北銀ソフトウエアサービス株式会社は、2024年4月1日付で当行に吸収合併いたしました。2.持分法非適用の非連結子会社1社は、上記事業系統図に含めておりません。

事業の優位性(モート)

事業の質(有価証券報告書から抽出)
数字に出ない事業の性質を、同じ物差しで全銘柄そろえています。FY2025時点の記載が出典です。
価格決定力値上げを通せるか。強いほどインフレ耐性が高い 中程度
岩手県内を中心に営業を展開しており、地域経済の動向に影響を受けるため。
参入障壁新規参入を阻む要因の種類 規制
銀行法第4条第1項に基づく銀行業免許が必要であり、免許の取消等の事由が定められている。
顧客集中度特定顧客への依存度。高いほど失注リスクが大きい 低い(分散)
景気敏感度業績が景気循環にどれだけ振られるか 中程度
規制依存規制は障壁にも足枷にもなる 高い
会社が挙げる主要リスク:信用リスク / 市場リスク / 自己資本に関するリスク
同じ条件で他の銘柄を探す → 定性スクリーニング(価格決定力・参入障壁・景気敏感度などで絞り込めます)
モート総合 5 / 25 5類型それぞれの強度と、そう判定した根拠
無形資産★☆☆☆☆
根拠:弱いブランド・特許・許認可

地域金融機関としての長年の信頼と、地域経済への貢献によるブランド力は存在するものの、特許や独占的IPのような明確な無形資産は限定的。地域密着型サービスが一部の顧客に選ばれる理由となっている。

スイッチングコスト★★☆☆☆
根拠:中程度乗り換えの手間・コスト

預金や融資といった基本的な金融サービスは、他行への乗り換えコストが比較的低い。しかし、長年の取引関係や、特定の地域に根差したサービス、担当者との関係性が一部顧客のスイッチングを抑制する可能性はある。

ネットワーク効果☆☆☆☆☆
根拠:弱い利用者増が価値を生む

銀行業は一般的にネットワーク効果が働きにくいビジネスモデルである。東北銀行においても、顧客が増えることでサービスの価値が向上するようなネットワーク効果は観測されない。

コスト優位★☆☆☆☆
根拠:弱い同じ物を安く作れる

地域金融機関として、広範な支店網を持つことがコスト構造上の不利になりうる。効率化を進めているものの、大手銀行やネット銀行と比較して、構造的なコスト優位性は見出しにくい。

規模の経済★☆☆☆☆
根拠:弱い規模が参入障壁になる

地域経済の規模に対して、一定のシェアを確保している可能性はあるが、業界全体で見た場合の効率規模の優位性は限定的。大手銀行や地方銀行全体と比較すると、規模の経済性は小さい。

東北銀行の優位性は、岩手県内を中心とした地域密着型の営業展開にあります。長年にわたり地域経済を支えることで築き上げた顧客基盤と信頼関係が強みです。預金業務や貸出業務を通じて、地域の個人や企業との強固なネットワークを構築しており、これが他社に対する参入障壁となっています。また、多様な金融サービスをグループで提供することで、顧客の様々なニーズに応え、スイッチングコストを高めていると考えられます。

出典: FY2025 有価証券報告書(AI要約)

経営戦略

有価証券報告書「経営方針・対処すべき課題・MD&A」の全文を見る(年度切替)
経営方針・経営戦略
1 【経営方針、経営環境及び対処すべき課題等】当行グループの経営方針、経営環境及び対処すべき課題等は、次のとおりであります。なお、文中の将来に関する事項は、当連結会計年度末現在において当行グループが判断したものであります。 (経営方針)当行は、地域社会への安定的資金供給を使命として設立された銀行であり、「地域金融機関として地域社会の発展に尽くし共に栄える」ことを経営理念として、地域経済の中核を担う中小企業等の皆さまを中心に営業活動を展開しております。(経営環境についての経営者の認識)当連結会計年度におけるわが国経済は、一部に足踏みが残るものの、緩やかに回復しております。企業収益は、価格転換の進展による売上高の増勢などにより改善しております。設備投資は、省力化需要の高まりなどからソフトウェア投資が増加するなど、持ち直しの動きがみられております。個人消費は、物価上昇の影響により、食料品を中心に弱い動きとなっている一方、新車販売台数は持ち直しております。また、サービス消費は外食が緩やかに増加するなど、一部に足踏みが残るものの持ち直しの動きがみられております。今後は、賃金上昇による所得環境の改善などにより、緩やかな景気回復が期待されておりますが、物価上昇の継続が個人消費に及ぼす影響や通商政策などアメリカの政策動向、金融資本市場の変動などの影響を注視する必要があります。金融情勢に目を移しますと、日本銀行は2%の「物価安定の目標」の持続的、安定的な実現という観点から、金融緩和の度合いを調整することが適切であると判断し、政策金利を0.50%程度に引き上げております。今後も経済、物価の見通しが実現していくとすれば、引き続き政策金利を引き上げ、金融緩和の度合いを調整していくとしております。株式市場については、40,000円台でスタートした日経平均株価は、7月に海外投資家の買いが優勢となり、最高値を更新しております。しかしながら、8月には米国景気の先行き不安などを背景に歴史的な下落幅を記録しました。その後、急速に持ち直す展開もありましたが、政策金利の引き上げによる株価の下落、米国の関税政策の影響などからリスクオフ状態となり、2025年3月末の終値は35,617円となりました。当行グループの主要な営業基盤である岩手県経済においては、設備投資では慎重な需要見通しなどから製造業、非製造業がともに減少しております。生産活動は、生産用機械で海外の半導体メーカーからの受注増加を背景に生産が増加していることなどから、持ち直しております。個人消費は、雇用所得環境が改善するもとで、飲食及び宿泊のサービス消費を中心に緩やかに回復しております。総じて、岩手県内の経済は緩やかに持ち直しております。 (優先的に対処すべき事業上及び財務上の課題)当行を取り巻く経営環境は、人口減少による国内市場の縮小や異業種との競争激化などに加え、金利環境の変化や米国新政権による政策発動に伴う影響等により先行きが不透明な状況となっております。また、デジタル化の急速な進展やそれに伴う異業種の参入、SDGsや気候変動対策、人的資本投資といったサステナビリティへの意識の高まりなど、取り巻く経営環境は刻一刻と変化しており、対応すべき多くの課題に直面しております。取り巻く環境や当行の課題を踏まえた上で「とうぎんⅤisiоn」の実現に向けては、社会全体の発展と地域との絆の深化を図り、お客さまの期待に応えるとともに、当行自身の成長と健全な経営基盤強化が求められます。そのような認識のもと、「共感・共鳴・共創」をテーマに掲げた3年間の第2次中期経営計画を策定しました。第2次中期経営計画では、重点戦略として「プロジェクトⅠ ~地域の活性化支援~」、「プロジェクトⅡ ~脱炭素化支援と一次産業支援~」、「プロジェクトⅢ ~収益力の拡大~」、「プロジェクトⅣ ~組織力の強化~」の4つの「プロジェクト」を推進してまいります。第2次中期経営計画における最終年度(2028年3月期)の経営数値目標(単体)については、当期純利益20億円、お客さまサービス等利益(本業利益)20億円、自己資本比率8.5%以上、総預金残高1兆円、総貸出金残高7,500億円としております。当行の創立75周年を迎える重要な節目である2025年度のさらなる飛躍に向け、役職員一丸となり第2次中期経営計画における重点戦略を着実に遂行していくとともに、お客さまへの金融支援や本業支援等を通じて地域経済を活性化させ、「地域力の向上」に貢献してまいります。 (経営上の目標の達成状況を判断するための客観的な指標等)・「第2次中期経営計画」における経営数値目標(単体)[2028年3月期]当期純利益         ・・・20億円お客さまサービス等利益(注)・・・20億円自己資本比率        ・・・8.5%以上総預金残高         ・・・1兆円総貸出金残高        ・・・7,500億円(注)お客さまサービス等利益とは、有価証券関連収益を加味しない預貸金業務及び役務取引等業務から得られる利益とし、次の算式により算出します。 お客さまサービス等利益 = 「貸出金平均残高」×「預貸金利回較差」+「役務取引等利益」-「営業経費」 なお、経営数値目標は、その達成を当行として約束する趣旨のものではありません。また、実際の業績等は様々な要因により大きく異なる可能性があります。 (経営戦略等)当行では、中期経営計画を「長期経営計画」を達成するための3カ年の戦略と位置付けており、その第2フェーズであることから「第2次中期経営計画」としております。第1次から第5次までの中期経営計画を達成することで、「長期経営計画」の達成を目指します。
対処すべき課題
1 【経営方針、経営環境及び対処すべき課題等】当行グループの経営方針、経営環境及び対処すべき課題等は、次のとおりであります。なお、文中の将来に関する事項は、当連結会計年度末現在において当行グループが判断したものであります。 (経営方針)当行は、地域社会への安定的資金供給を使命として設立された銀行であり、「地域金融機関として地域社会の発展に尽くし共に栄える」ことを経営理念として、地域経済の中核を担う中小企業等の皆さまを中心に営業活動を展開しております。(経営環境についての経営者の認識)当連結会計年度におけるわが国経済は、一部に足踏みが残るものの、緩やかに回復しております。企業収益は、価格転換の進展による売上高の増勢などにより改善しております。設備投資は、省力化需要の高まりなどからソフトウェア投資が増加するなど、持ち直しの動きがみられております。個人消費は、物価上昇の影響により、食料品を中心に弱い動きとなっている一方、新車販売台数は持ち直しております。また、サービス消費は外食が緩やかに増加するなど、一部に足踏みが残るものの持ち直しの動きがみられております。今後は、賃金上昇による所得環境の改善などにより、緩やかな景気回復が期待されておりますが、物価上昇の継続が個人消費に及ぼす影響や通商政策などアメリカの政策動向、金融資本市場の変動などの影響を注視する必要があります。金融情勢に目を移しますと、日本銀行は2%の「物価安定の目標」の持続的、安定的な実現という観点から、金融緩和の度合いを調整することが適切であると判断し、政策金利を0.50%程度に引き上げております。今後も経済、物価の見通しが実現していくとすれば、引き続き政策金利を引き上げ、金融緩和の度合いを調整していくとしております。株式市場については、40,000円台でスタートした日経平均株価は、7月に海外投資家の買いが優勢となり、最高値を更新しております。しかしながら、8月には米国景気の先行き不安などを背景に歴史的な下落幅を記録しました。その後、急速に持ち直す展開もありましたが、政策金利の引き上げによる株価の下落、米国の関税政策の影響などからリスクオフ状態となり、2025年3月末の終値は35,617円となりました。当行グループの主要な営業基盤である岩手県経済においては、設備投資では慎重な需要見通しなどから製造業、非製造業がともに減少しております。生産活動は、生産用機械で海外の半導体メーカーからの受注増加を背景に生産が増加していることなどから、持ち直しております。個人消費は、雇用所得環境が改善するもとで、飲食及び宿泊のサービス消費を中心に緩やかに回復しております。総じて、岩手県内の経済は緩やかに持ち直しております。 (優先的に対処すべき事業上及び財務上の課題)当行を取り巻く経営環境は、人口減少による国内市場の縮小や異業種との競争激化などに加え、金利環境の変化や米国新政権による政策発動に伴う影響等により先行きが不透明な状況となっております。また、デジタル化の急速な進展やそれに伴う異業種の参入、SDGsや気候変動対策、人的資本投資といったサステナビリティへの意識の高まりなど、取り巻く経営環境は刻一刻と変化しており、対応すべき多くの課題に直面しております。取り巻く環境や当行の課題を踏まえた上で「とうぎんⅤisiоn」の実現に向けては、社会全体の発展と地域との絆の深化を図り、お客さまの期待に応えるとともに、当行自身の成長と健全な経営基盤強化が求められます。そのような認識のもと、「共感・共鳴・共創」をテーマに掲げた3年間の第2次中期経営計画を策定しました。第2次中期経営計画では、重点戦略として「プロジェクトⅠ ~地域の活性化支援~」、「プロジェクトⅡ ~脱炭素化支援と一次産業支援~」、「プロジェクトⅢ ~収益力の拡大~」、「プロジェクトⅣ ~組織力の強化~」の4つの「プロジェクト」を推進してまいります。第2次中期経営計画における最終年度(2028年3月期)の経営数値目標(単体)については、当期純利益20億円、お客さまサービス等利益(本業利益)20億円、自己資本比率8.5%以上、総預金残高1兆円、総貸出金残高7,500億円としております。当行の創立75周年を迎える重要な節目である2025年度のさらなる飛躍に向け、役職員一丸となり第2次中期経営計画における重点戦略を着実に遂行していくとともに、お客さまへの金融支援や本業支援等を通じて地域経済を活性化させ、「地域力の向上」に貢献してまいります。 (経営上の目標の達成状況を判断するための客観的な指標等)・「第2次中期経営計画」における経営数値目標(単体)[2028年3月期]当期純利益         ・・・20億円お客さまサービス等利益(注)・・・20億円自己資本比率        ・・・8.5%以上総預金残高         ・・・1兆円総貸出金残高        ・・・7,500億円(注)お客さまサービス等利益とは、有価証券関連収益を加味しない預貸金業務及び役務取引等業務から得られる利益とし、次の算式により算出します。 お客さまサービス等利益 = 「貸出金平均残高」×「預貸金利回較差」+「役務取引等利益」-「営業経費」 なお、経営数値目標は、その達成を当行として約束する趣旨のものではありません。また、実際の業績等は様々な要因により大きく異なる可能性があります。 (経営戦略等)当行では、中期経営計画を「長期経営計画」を達成するための3カ年の戦略と位置付けており、その第2フェーズであることから「第2次中期経営計画」としております。第1次から第5次までの中期経営計画を達成することで、「長期経営計画」の達成を目指します。
MD&A(経営者による分析)
4 【経営者による財政状態、経営成績及びキャッシュ・フローの状況の分析】(1)経営成績等の状況の概要当連結会計年度における当行グループ(当行及び連結子会社)の財政状態、経営成績及びキャッシュ・フロー(以下「経営成績等」という。)の状況の概要は次のとおりであります。 (財政状態)預金等(譲渡性預金を含む)は、法人預金の減少などにより、前連結会計年度末比77億88百万円減少し9,217億28百万円となりました。公共債、投資信託及び保険商品を対象とした預り資産残高合計は、前連結会計年度末比63億14百万円増加し884億73百万円となりました。貸出金は、中小企業向け貸出及び個人向け貸出の増加などにより、前連結会計年度末比340億17百万円増加し6,947億63百万円となりました。有価証券は、前連結会計年度末比32億31百万円減少し2,154億11百万円となりました。 (単位:百万円) 前連結会計年度末(A)当連結会計年度末(B)増減(B)-(A)預金等929,516921,728△7,788 個人594,771592,015△2,756 法人325,388320,515△4,873 公金9,3569,197△159預り資産82,15988,4736,314貸出金660,746694,76334,017有価証券218,642215,411△3,231 (経営成績)連結粗利益は、役務取引等利益及び資金利益の増加などにより、前連結会計年度比2億80百万円増益の119億80百万円となりました。経常利益は、与信関連費用の増加などにより同1億74百万円減益の19億74百万円となりました。以上の結果、親会社株主に帰属する当期純利益は、同3億7百万円減益の10億69百万円となりました。 (単位:百万円) 前連結会計年度(A)当連結会計年度(B)増減(B)-(A)連結粗利益11,70011,980280 資金利益9,5059,641136 役務取引等利益1,9492,125176 その他業務利益246213△33営業経費8,9828,932△50貸倒償却引当費用1,4511,635184 貸出金償却2553△252 個別貸倒引当金繰入額995902△93 一般貸倒引当金繰入額168109△59 延滞債権等売却損△0639639 偶発損失引当金繰入額32△18△50株式等関係損益540338△202貸倒引当金戻入益- - -償却債権取立益376427その他303164△139経常利益2,1481,974△174特別損益△171△285△114税金等調整前当期純利益1,9771,688△289法人税、住民税及び事業税866569△297法人税等調整額△26549314法人税等合計60161918当期純利益1,3761,069△307親会社株主に帰属する当期純利益1,3761,069△307(注)連結粗利益={資金運用収益-(資金調達費用-金銭の信託運用見合費用)}+(役務取引等収益-役務取引等費用)+(その他業務収益-その他業務費用) (キャッシュ・フローの状況)当連結会計年度の営業活動によるキャッシュ・フロ-は、資金運用による収入を貸出金の増加による支出が上回ったことを主な要因として150億86百万円の支出となりました。前連結会計年度比では、749億96百万円の減少となりました。投資活動によるキャッシュ・フロ-は、有価証券の償還及び売却による収入を、有価証券の取得による支出が上回ったことを主な要因として、44億51百万円の支出となりました。前連結会計年度比では、148億15百万円の増加となりました。財務活動によるキャッシュ・フロ-は、配当金の支払及び自己株式の取得による支出により5億34百万円の支出となりました。前連結会計年度比では、57百万円の減少となりました。以上により、当連結会計年度末における現金及び現金同等物の残高は、前連結会計年度末比200億72百万円減少し623億98百万円となりました。 (単位:百万円) 前連結会計年度(A)当連結会計年度(B)増減(B)-(A)営業活動によるキャッシュ・フロー59,910△15,086△74,996投資活動によるキャッシュ・フロー△19,266△4,45114,815財務活動によるキャッシュ・フロー△477△534△57現金及び現金同等物期末残高82,47162,398△20,072 (セグメント情報)当連結会計年度におけるセグメントごとの業績は次のとおりであります。「銀行業務」の経常収益は、貸出金利息及び役務取引等収益の増加などにより前連結会計年度比5億85百万円増収の136億76百万円、セグメント利益は、預金利息の増加などにより同2億34百万円減益の18億68百万円となりました。また、セグメント資産は、前連結会計年度末比44億96百万円減少し1兆58億18百万円、セグメント負債は、同4億59百万円減少し9,715億37百万円となりました。「リース業務」の経常収益は、割賦収入の減少などにより、前連結会計年度比2億88百万円減収の10億31百万円、セグメント利益は、割賦利益の減少などにより同17百万円減益の56百万円となりました。また、セグメント資産は、前連結会計年度末比7億62百万円増加し48億99百万円、セグメント負債は、同7億24百万円増加し41億43百万円となりました。 ① 国内・国際業務部門別収支当連結会計年度の資金運用収支、役務取引等収支及びその他業務収支の合計額(業務粗利益)は、国内業務部門119億51百万円、国際業務部門28百万円であり、合計では119億80百万円となりました。資金運用収益の主なものは、国内業務部門では貸出金利息85億13百万円、有価証券利息配当金15億49百万円などです。国際業務部門では、有価証券利息配当金28百万円などです。また、資金調達費用は、国内業務部門がほぼ全額を占めており、預金利息5億41百万円、債券貸借取引支払利息75百万円などです。役務取引等収支は、内国為替手数料や投資信託等の預り資産販売に係る手数料を中心として、国内業務部門による収支がほぼ全額を占めており、合計で21億25百万円となりました。その他業務収支は、国内業務部門がほぼ全額を占めており、国債等債券損益(5勘定尻)74百万円や連結子会社の業務に係る収支1億40百万円などであり、合計で2億13百万円となりました。種類期別国内業務部門国際業務部門合計金額(百万円)金額(百万円)金額(百万円)資金運用収支前連結会計年度9,484209,505当連結会計年度9,615259,641うち資金運用収益前連結会計年度9,5142109,535当連結会計年度10,23029310,255うち資金調達費用前連結会計年度290029当連結会計年度61433614役務取引等収支前連結会計年度1,94801,949当連結会計年度2,12312,125うち役務取引等収益前連結会計年度2,65722,659当連結会計年度2,84922,852うち役務取引等費用前連結会計年度7081710当連結会計年度7251727その他業務収支前連結会計年度2432246当連結会計年度2112213うちその他業務収益前連結会計年度1,55821,561当連結会計年度1,11421,116うちその他業務費用前連結会計年度1,315-1,315当連結会計年度903-903(注)1.国内業務部門は当行及び連結子会社の円建取引、国際業務部門は当行及び連結子会社の外貨建取引であります。ただし、円建対非居住者取引等は国際業務部門に含めております。2.資金調達費用は金銭の信託運用見合費用(前連結会計年度0百万円、当連結会計年度4百万円)を控除して表示しております。3.資金運用収益及び資金調達費用の合計欄の上段の計数は、国内業務部門と国際業務部門の間の資金貸借の利息であります。② 国内・国際業務部門別資金運用/調達の状況当連結会計年度の国内業務部門の資金運用勘定平均残高は、貸出金、有価証券を中心に、9,822億12百万円、資金運用利息は102億30百万円、資金運用利回りは1.04%となりました。一方、資金調達勘定平均残高は、預金を中心に9,699億12百万円、資金調達利息は6億14百万円、資金調達利回りは0.06%となりました。国際業務部門の資金運用勘定平均残高は、有価証券を中心に56億74百万円、資金運用利息は29百万円、資金運用利回りは0.51%となりました。また、資金調達勘定平均残高は56億74百万円となり、資金調達利息は3百万円、資金調達利回りは0.06%となりました。イ.国内業務部門種類期別平均残高利息利回り金額(百万円)金額(百万円)(%)資金運用勘定前連結会計年度(5,731)(0)0.98961,8699,514当連結会計年度(5,615)(3)1.04982,21210,230うち貸出金前連結会計年度658,0718,0111.21当連結会計年度673,0478,5131.26うち商品有価証券前連結会計年度---当連結会計年度---うち有価証券前連結会計年度232,4041,5120.65当連結会計年度232,5531,5490.66うちコールローン及び買入手形前連結会計年度56,479△11△0.02当連結会計年度15,605460.30うち預け金前連結会計年度9,18200.01当連結会計年度55,3901160.21資金調達勘定前連結会計年度952,158290.00当連結会計年度969,9126140.06うち預金前連結会計年度933,935260.00当連結会計年度939,5285400.05うち譲渡性預金前連結会計年度3,15000.00当連結会計年度3,15400.02うちコールマネー及び売渡手形前連結会計年度2--当連結会計年度200.25うち債券貸借取引受入担保金前連結会計年度20,87220.01当連結会計年度33,775750.22うち借用金前連結会計年度1,47010.08当連結会計年度1,12510.17(注)1.平均残高は、原則として日々の残高の平均に基づいて算出しております。2.資金運用勘定は無利息預け金の平均残高(前連結会計年度579百万円、当連結会計年度491百万円)を、資金調達勘定は金銭の信託運用見合額の平均残高(前連結会計年度7,273百万円、当連結会計年度7,674百万円)及び利息(前連結会計年度0百万円、当連結会計年度4百万円)を、控除して表示しております。3.( )内は国内業務部門と国際業務部門の間の資金貸借の平均残高及び利息(内書き)であります。ロ.国際業務部門種類期別平均残高利息利回り金額(百万円)金額(百万円)(%)資金運用勘定前連結会計年度5,797210.36当連結会計年度5,674290.51うち貸出金前連結会計年度---当連結会計年度---うち商品有価証券前連結会計年度---当連結会計年度---うち有価証券前連結会計年度5,183200.40当連結会計年度5,003280.57うちコールローン及び買入手形前連結会計年度---当連結会計年度---うち預け金前連結会計年度0--当連結会計年度5--資金調達勘定前連結会計年度(5,731)(0)0.005,7970当連結会計年度(5,615)(3)0.065,6743うち預金前連結会計年度6200.00当連結会計年度5600.00うち譲渡性預金前連結会計年度---当連結会計年度---うちコールマネー及び売渡手形前連結会計年度---当連結会計年度---うち債券貸借取引受入担保金前連結会計年度---当連結会計年度---うち借用金前連結会計年度---当連結会計年度---(注)1.( )内は国内業務部門と国際業務部門の間の資金貸借の平均残高及び利息(内書き)であります。2.国際業務部門の国内店外貨建取引の平均残高は月次カレント方式(前月末T.T.仲値を当該月のノンエクスチェンジ取引に適用する方式)により算出しております。ハ.合計種類期別平均残高利息利回り金額(百万円)金額(百万円)(%)資金運用勘定前連結会計年度961,9359,5350.99当連結会計年度982,27110,2551.04うち貸出金前連結会計年度658,0718,0111.21当連結会計年度673,0478,5131.26うち商品有価証券前連結会計年度---当連結会計年度---うち有価証券前連結会計年度237,5881,5330.64当連結会計年度237,5571,5780.66うちコールローン及び買入手形前連結会計年度56,479△11△0.02当連結会計年度15,605460.30うち預け金前連結会計年度9,18300.01当連結会計年度55,3951160.21資金調達勘定前連結会計年度952,224290.00当連結会計年度969,9726140.06うち預金前連結会計年度933,998260.00当連結会計年度939,5855400.05うち譲渡性預金前連結会計年度3,15000.00当連結会計年度3,15400.02うちコールマネー及び売渡手形前連結会計年度2--当連結会計年度200.25うち債券貸借取引受入担保金前連結会計年度20,87220.01当連結会計年度33,775750.22うち借用金前連結会計年度1,47010.08当連結会計年度1,12510.17(注)1.資金運用勘定は無利息預け金の平均残高(前連結会計年度579百万円、当連結会計年度491百万円)を、資金調達勘定は金銭の信託運用見合額の平均残高(前連結会計年度7,273百万円、当連結会計年度7,674百万円)及び利息(前連結会計年度0百万円、当連結会計年度4百万円)を、控除して表示しております。2.国内業務部門と国際業務部門の間の資金貸借の平均残高及び利息は、相殺して記載しております。③ 国内・国際業務部門別役務取引の状況当連結会計年度の役務取引等収益は、国内業務部門28億49百万円、国際業務部門2百万円、合計で28億52百万円となりました。一方、役務取引等費用は、国内業務部門7億25百万円、国際業務部門1百万円、合計で7億27百万円となり、国内業務部門の役務取引等収支がほぼ全額を占めております。種類期別国内業務部門国際業務部門合計金額(百万円)金額(百万円)金額(百万円)役務取引等収益前連結会計年度2,65722,659当連結会計年度2,84922,852うち預金・貸出業務前連結会計年度349-349当連結会計年度326-326うち為替業務前連結会計年度5652568当連結会計年度6032606うち証券関連業務前連結会計年度229-229当連結会計年度322-322うち代理業務前連結会計年度719-719当連結会計年度789-789うち保護預り・貸金庫業務前連結会計年度14-14当連結会計年度13-13うち保証業務前連結会計年度101-101当連結会計年度82-82役務取引等費用前連結会計年度7081710当連結会計年度7251727うち為替業務前連結会計年度53154当連結会計年度52153(注) 国内業務部門は当行及び連結子会社の円建取引、国際業務部門は当行及び連結子会社の外貨建取引であります。ただし、円建対非居住者取引等は国際業務部門に含めております。④ 国内・国際業務部門別預金残高の状況預金の種類別残高(末残)種類期別国内業務部門国際業務部門合計金額(百万円)金額(百万円)金額(百万円)預金合計前連結会計年度929,46847929,516当連結会計年度921,64483921,728うち流動性預金前連結会計年度618,801-618,801当連結会計年度619,562-619,562うち定期性預金前連結会計年度308,239-308,239当連結会計年度298,308-298,308うちその他前連結会計年度2,427472,475当連結会計年度3,774833,857譲渡性預金前連結会計年度---当連結会計年度---総合計前連結会計年度929,46847929,516当連結会計年度921,64483921,728(注)1.流動性預金=当座預金+普通預金+貯蓄預金+通知預金2.定期性預金=定期預金+定期積金3.国内業務部門は当行及び連結子会社の円建取引、国際業務部門は当行及び連結子会社の外貨建取引であります。⑤ 国内・海外別貸出金残高の状況イ.業種別貸出状況(末残・構成比)業種別前連結会計年度当連結会計年度金額(百万円)構成比(%)金額(百万円)構成比(%)国内(除く特別国際金融取引勘定分)660,746100.00694,763100.00製造業42,8376.4842,9896.19農業、林業9,3141.418,8161.27漁業1,4700.221,5510.22鉱業、採石業、砂利採取業1,4440.224520.07建設業48,4597.3352,1417.50電気・ガス・熱供給・水道業27,0484.0929,9394.31情報通信業2,5490.391,9790.28運輸業、郵便業13,7372.0816,1092.32卸売業・小売業39,1665.9342,6516.14金融業・保険業37,4195.6645,8756.60不動産業、物品賃貸業112,20216.98112,74716.23各種サービス業87,21613.2086,89212.51地方公共団体139,33621.09138,89219.99その他98,54214.92113,72316.37海外及び特別国際金融取引勘定分----政府等----金融機関----その他----合計660,746-694,763-(注)「国内」とは、当行及び連結子会社であります。ロ.外国政府等向け債権残高(国別)該当事項はありません。⑥ 国内・国際業務部門別有価証券の状況有価証券残高(末残)種類期別国内業務部門国際業務部門合計金額(百万円)金額(百万円)金額(百万円)国債前連結会計年度34,816-34,816当連結会計年度45,775-45,775地方債前連結会計年度66,492-66,492当連結会計年度59,018-59,018社債前連結会計年度88,483-88,483当連結会計年度82,334-82,334株式前連結会計年度4,169-4,169当連結会計年度3,565-3,565その他の証券前連結会計年度18,1556,52524,680当連結会計年度20,7193,99924,718合計前連結会計年度212,1166,525218,642当連結会計年度211,4123,999215,411(注)1.国内業務部門は当行及び連結子会社の円建取引、国際業務部門は当行及び連結子会社の外貨建取引であります。ただし、円建対非居住者取引等は国際業務部門に含めております。2.「その他の証券」には、外国証券を含んでおります。(自己資本比率の状況)(参 考)自己資本比率は、銀行法第14条の2の規定に基づき、銀行がその保有する資産等に照らし自己資本の充実の状況が適当であるかどうかを判断するための基準(2006年金融庁告示第19号)に定められた算式に基づき、連結ベースと単体ベースの双方について算出しております。なお、当行は、国内基準を適用のうえ、信用リスク・アセットの算出においては標準的手法を採用しております。連結自己資本比率(国内基準) (単位:百万円、%) 2024年3月31日2025年3月31日1.連結自己資本比率(2/3)8.949.052.連結における自己資本の額40,32440,7033.リスク・アセットの額450,648449,3334.連結総所要自己資本額18,02517,973 単体自己資本比率(国内基準) (単位:百万円、%) 2024年3月31日2025年3月31日1.自己資本比率(2/3)8.748.992.単体における自己資本の額38,94039,8043.リスク・アセットの額445,098442,4994.単体総所要自己資本額17,80317,699 (資産の査定)(参 考)資産の査定は、「金融機能の再生のための緊急措置に関する法律」(1998年法律第132号)第6条に基づき、当行の貸借対照表の社債(当該社債を有する金融機関がその元本の償還及び利息の支払の全部又は一部について保証しているものであって、当該社債の発行が金融商品取引法(1948年法律第25号)第2条第3項に規定する有価証券の私募によるものに限る。)、貸出金、外国為替、その他資産中の未収利息及び仮払金、支払承諾見返の各勘定に計上されるもの並びに貸借対照表に注記することとされている有価証券の貸付けを行っている場合のその有価証券(使用貸借又は賃貸借契約によるものに限る。)について債務者の財政状態及び経営成績等を基礎として次のとおり区分するものであります。1.破産更生債権及びこれらに準ずる債権破産更生債権及びこれらに準ずる債権とは、破産手続開始、更生手続開始、再生手続開始の申立て等の事由により経営破綻に陥っている債務者に対する債権及びこれらに準ずる債権をいう。2.危険債権危険債権とは、債務者が経営破綻の状態には至っていないが、財政状態及び経営成績が悪化し、契約に従った債権の元本の回収及び利息の受取りができない可能性の高い債権をいう。3.要管理債権要管理債権とは、三月以上延滞債権及び貸出条件緩和債権をいう。4.正常債権正常債権とは、債務者の財政状態及び経営成績に特に問題がないものとして、上記1から3までに掲げる債権以外のものに区分される債権をいう。資産の査定の額債権の区分2024年3月31日2025年3月31日金額(百万円)金額(百万円)破産更生債権及びこれらに準ずる債権3,3663,705危険債権16,28914,346要管理債権6481,849正常債権647,341682,157 (2)経営者の視点による経営成績等の状況に関する分析・検討内容経営者の視点による当行グループの経営成績等の状況に関する分析・検討内容は次のとおりであります。なお、以下の記載における将来に関する事項は、当連結会計年度の末日現在において判断したものであります。 (経営成績等の状況に関する分析・検討内容)当行は、地域社会への安定的資金供給を使命として設立された銀行であり、「地域金融機関として地域社会の発展に尽くし共に栄える」をコアバリュー(経営理念)として、地域経済の中核を担う中小事業者の皆さまを中心に営業活動を展開しております。2022年4月より「中小事業者支援の深化と未来への挑戦」をテーマに掲げてスタートした第1次中期経営計画が2025年3月末で終了いたしました。『「成長予備軍先」のランクアップ支援』、『「収益力」の強化』、『「とうぎん型人材」の育成』、『「地域活性型ビジネスモデル」の確立』の4つの「とうぎんチャレンジ」のもと、最終年度の経営数値目標の達成と各チャレンジの完遂に向けて各種施策に積極的に取り組んでまいりました。収益状況については、経常収益は、貸出金利息及び役務取引等収益の増加などにより、前連結会計年度比3億1百万円増収の150億28百万円となりました。経常費用は、預金利息の増加などにより同4億74百万円増加し130億53百万円となりました。経常利益は、同1億74百万円減益の19億74百万円となりました。以上の結果、親会社株主に帰属する当期純利益は、同3億7百万円減益の10億69百万円となりました。当連結会計年度におけるセグメントごとの状況に関する分析・検討内容については、「(1)経営成績等の状況の概要(セグメント情報)」に記載しております。銀行単体の貸出金残高は、中小企業向け貸出及び個人向け貸出の増加などにより、2024年3月末比343億83百万円増加し6,982億68百万円となり、期末残高として過去最高残高を更新いたしました。中小事業者への積極的な支援は、当行の地域におけるパーパス(存在意義)であるため、引き続き金融支援のみならず本業支援に取り組んでまいります。また、融資先の信用リスク管理態勢として、信用リスク管理規定において、目的、定義、範囲、態勢、役割及び管理方法等を定め、適正な信用リスク管理が実現するような態勢を整備し実施しております。信用リスクについては、「3 事業等のリスク(主要なリスク)」に記載しております。 (資本の財源及び資金の流動性)資本の財源については、当行グループの中心業務は銀行業務であるため、お客さまから預け入れいただいた預金等で資金調達し、主に貸出金及び有価証券で運用しております。各項目の分析内容等については、「(1)経営成績等の状況の概要(財政状態)」に記載しております。財務活動によるキャッシュ・フロ-における主な支出要因である、株式の配当につきましては「安定配当の継続」を基本方針としており、中間配当と期末配当の年2回の剰余金の配当を実施しております。資本の財源を、中小事業者への支援と地域活性化に活用するとともに、安定的かつ効率的な運用を心掛けてまいります。資金の流動性の状況などについては、月次のALM委員会において、資金の運用・調達状況の予測に基づく中長期的な資金動向の報告を行うほか、市場運用業務等の運用管理基準に日次・月次等の定例報告を定め、重要な事項については随時報告する態勢としております。資金の流動性のキャッシュ・フローの状況については、「(1)経営成績等の状況の概要(キャッシュ・フローの状況)」に記載しております。 (経営方針等に照らした、経営者による経営成績等の分析・検討内容)2022年4月よりスタートした第1次中期経営計画において設定した計画数値(単体)と実績は次のとおりであります。本業利益(有価証券関連収益を加味しない、預貸金業務及び役務取引等業務から得られる利益)は、12億96百万円となりました。計画始期比では、貸出金平残の増加及び役務取引等利益の増益などにより5億76百万円増益となりました。当期純利益は、15億35百万円となりました。計画始期比では、2億55百万円の増益となりました。自己資本比率は、自己資本の額には利益剰余金を着実に積み上げておりますが、中小企業向け貸出及び個人向け貸出の増加等に伴うリスク・アセットの増加により、計画始期比0.17ポイント低下し8.99%となりました。なお、第1次中期経営計画で掲げていた2025年3月期の計画数値は全項目達成しております。第1次中期経営計画において設定した計画数値(単体)と及び実績 計画2025年3月期2022年3月期計画始期(A)2025年3月期(実績)(B)計画始期比(B)-(A)本業利益(注)7億円以上7.20億円12.96億円5.76億円当期純利益10億円以上12.80億円15.35億円2.55億円自己資本比率8.5%以上9.16%8.99%△0.17ポイント(注)本業利益 = 貸出金平残 × 預貸金利回り較差 + 役務取引等利益 - 経費(3)重要な会計上の見積り及び当該見積りに用いた仮定(貸倒引当金)当行において与信業務は最大の収入源であり、連結財務諸表の貸出金などに見られる信用リスク資産の占める重要性が金額的に大きいため、会計上の見積りにおいて重要なものと判断しております。① 貸倒引当金の見積り及び仮定の不確実性の内容貸倒償却及び貸倒引当金の計上の基礎となる自己査定で使用する情報には、将来キャッシュ・フローの見込、財政状態、収益性等の定量的要素、経営者の資質等の定性的要素があります。定量的要素、定性的要素のいずれについても見積りが介在する余地があるため、不確実性が存在する可能性があります。また、貸倒引当金は、将来の事象に対する見積りにより決定され、経営者の判断に依存している事項であるため、会計上の見積りの不確実性が存在する可能性があります。さらに、経済環境の変化によって担保不動産価値が短期間に著しく変動することがあり、貸倒引当金として計上すべき額はその影響を受ける可能性があります。② 貸倒引当金の見積り及び仮定の不確実性の変動により経営成績などに生じる影響上記の「貸倒引当金の見積り及び仮定の不確実性の内容」などによる、予測不能な前提条件の変化などにより債権の評価に関する見積りが変動する可能性があり、この場合には、将来当行グループにおける連結財務諸表における貸倒引当金に重要な影響を及ぼす可能性があります。すべての債権は、資産の自己査定基準に基づき、営業関連部署が資産査定を実施し、当該部署から独立した資産監査部署が査定結果を監査しております。(繰延税金資産)繰延税金資産は、当行の業種の特性上、貸倒引当金等による将来減算一時差異が多額に発生することで財政状態及び経営成績に大きな影響を与える可能性があるため、会計上の見積りにおいて重要なものと判断しております。① 繰延税金資産の見積り及び仮定の不確実性の内容繰延税金資産は、将来の課税所得を見積り、その課税所得の範囲内でスケジューリング可能な将来減算一時差異について回収可能性があると認められる場合に計上しております。将来の課税所得の見積りにおける中期経営計画をベースにした5年間の収益シミュレーションは、過去の実績や将来の経営環境等を考慮して策定されているため、会計上の見積りの不確実性が存在する可能性があります。また、有税償却した貸倒引当金の将来減算一時差異のスケジューリングについては、税務上の損金算入時期が明確となった場合に、回収可能性を判断し繰延税金資産を計上しております。② 繰延税金資産の見積り及び仮定の不確実性の変動により経営成績などに生じる影響上記の「繰延税金資産の見積り及び仮定の不確実性の内容」などによる、予測不能な前提条件の変化などにより、将来において一時差異を解消させるほどの十分な課税所得が見積もれない場合、または、将来の課税所得は十分見込める場合であっても、期末時点において、将来減算一時差異のスケジューリングが不能と判断された場合、繰延税金資産を取り崩すことになるため、将来当行グループにおける連結財務諸表に重要な影響を及ぼす可能性があります。

事業リスク

東北銀行の主要なリスクは、主に信用リスクと市場リスクです。信用リスクは、融資先の倒産や経営悪化、不動産や有価証券の価値下落により、不良債権処理費用が増加し、業績に悪影響を与える可能性があります。市場リスクには、金利変動による利鞘の縮小(金利リスク)や、債券・株式等の価格下落による評価損・減損の発生(価格変動リスク)があり、これらも業績に影響を及ぼす可能性があります。また、金融市場の不安定化や信用状況悪化による資金調達困難(流動性リスク)も重要なリスクとして認識されています。

出典: FY2025 有価証券報告書(AI要約)
有価証券報告書「事業等のリスク」の全文を見る(年度切替)
FY2025|6,098 文字
3 【事業等のリスク】(リスク管理体制)当行では業務運営上発生が予想されるリスクについて、統合的リスク管理の考え方のもと、取締役会がリスク管理の基本方針及びリスク管理体制を定めております。リスク管理の基本方針では、リスクを定量化し自己資本と対比して管理する「統合リスク管理」と、統合リスク管理以外の手法による「その他リスク管理」とに区分しております。前者は、資産・負債の総合管理、自己資本管理、流動性リスク管理に係る事項も含め、経営陣と関係部で構成するALM委員会において管理する体制としております。後者は、リスクの種類ごとに主管部署を明確にし、当該主管部署ごとに管理体制の堅確化に努め、リスクの顕在化を抑制する管理体制としております。(統合リスク管理)統合リスク管理については、リスクの種類ごとにリスクの顕在化により発生が予想される損失額を統一的な尺度を用いて、統計的な方法で計測を行い、自己資本を原資として主要なリスク(信用リスク、市場リスク、オペレーショナルリスク)にリスク資本を配賦して、設定したリスク管理枠に収まるよう管理する手法としております。経営陣と関係部で構成するALM委員会では、毎期リスク管理枠の設定を行い、経営体力に見合ったリスクテイクとなっているかを毎月確認しており、定期的にストレステストを実施することにより、自己資本充実度の検証を実施しております。 当行のリスク管理組織体制を図で示すと以下のようになります。 有価証券報告書に記載した事業の状況、経理の状況等に関する事項のうち、経営者が連結会社の財政状態、経営成績及びキャッシュ・フローの状況に重要な影響を与える可能性があると認識している主要なリスクは、信用リスク及び市場リスクであります。上記の統合リスク管理において定量的にリスク量を測定している信用リスク、市場リスク及びオペレーショナル・リスクの中でも、信用リスク及び市場リスクはリスク量が大きいため、主要なリスクと認識しております。なお、以下の記載における将来に関する事項は、当連結会計年度の末日現在において当行グループ(当行及び連結子会社)が判断したものであります。当行はこれらのリスク発生の可能性を認識した上で、発生の回避及び発生した場合の適正な対応に努めてまいります。 (主要なリスク)(1)信用リスク融資先の倒産や経営悪化のほか、不動産市場における流動性の欠如又は不動産価額の下落、有価証券価額の下落等により、債務不履行の状態にある債務者に対し担保権を設定した不動産もしくは有価証券を処分できないなどのさまざまな要因によって新たな不良債権処理費用が発生し業績に悪影響を与える可能性があります。また、当行は、融資先の状況や差し入れられた担保の価値及び経済状況に関する見積り等に基づいて、貸倒引当金を計上しております。2025年3月31日現在の金融再生法開示債権の保全状況は、担保保証等及び貸倒引当金による保全率が銀行単体で76.49%と高い比率となっております。また、非保全額を十分に上回る自己資本を有しております。しかし、実際の貸倒れが貸倒引当金計上時点における見積り等と乖離した場合や担保価値が下落した場合、貸倒引当金が増加し、業績に悪影響を与える可能性があります。(信用リスクが顕在化する「可能性の程度」、「時期」及び「顕在化した場合に連結会社の経営成績等の状況に与える影響の内容」)当行では、財務内容やご返済の状況等の信用度に応じてお取引先を区分する信用格付を実施しており、格付区分毎のリスクの状況に基づいて信用リスクを定量的に把握しております。具体的には、バリュー・アット・リスク(VaR)により信用リスク量を計測しており、信頼区間99.0%、保有期間1年として算出しております。2025年3月31日現在の信用リスク量は、10億24百万円(2024年3月31日現在は12億54百万円)であります。(リスクへの対応策)当行の信用リスク管理については、融資規程(クレジット・ポリシー)の信用リスク管理基本方針に基づき、信用リスク管理体制の整備、与信審査の客観性の確保、問題債権の管理、与信ポートフォリオ管理による与信集中の排除、信用リスクの定量的把握、適正な収益確保等の方針を定めております。さらに、信用リスク管理規定において、目的、定義、範囲、体制及び役割、管理方法等を定め、適正な信用リスク管理が実現するような体制を整備し実施しております。与信ポートフォリオについても、四半期ごとに信用リスク量、予測最大損失額の把握、分析を行うとともに、改善策等を指示するなどの管理を行っております。具体的な管理手法としては、融資先支援・管理要領に基づき重点管理先を選定し、営業店のモニタリング等を基に年1回、営業店と本部で取組方針協議を実施し、支援及び管理を行っております。また、本部管理・指導が必要な先については、本部担当部署が直接顧客訪問を実施し、経営改善計画策定等の支援・指導を行っております。問題債権の管理としては、月例の貸出金延滞報告により管理を強化し、条件変更による長期延滞の未然防止や問題解決に向けた取組みを図っております。実質破綻先以下の管理は、毎年1月末を基準日として営業店より債権管理報告を受け、問題解決に向けた方針協議を行い、再建支援や円滑な処理等への協力を含めた取組みを強化しております。今後につきましても、信用リスク管理の適正化を図るとともに、取組み方針協議に基づく経営改善や事業再支援を本部と営業店の協業により行ってまいります。 (2)市場リスク① 金利リスク当行は、主に預金により調達した資金を貸出金や有価証券等で運用しておりますが、運用調達期間のミスマッチが存在している中で金利が変動することにより利鞘が縮小し、業績に悪影響を与える可能性があります。② 価格変動リスク当行は、市場性のある債券や株式等の有価証券を保有しておりますが、金利の上昇による債券価格の下落や、株価が長期間にわたって下落した場合には、保有する有価証券に減損又は評価損が発生し、業績に悪影響を与える可能性があります。(市場リスクが顕在化する「可能性の程度」、「時期」及び「顕在化した場合に連結会社の経営成績等の状況に与える影響の内容」)当行では、株式等の価格変動リスクについては、債券を含む投資有価証券全体について、株価や市場金利等の各リスク要因間の相関を考慮したうえで、市場リスク量として一体で計測しております。市場リスク量はバリュー・アット・リスク(VaR)により計測しており、信頼区間は99.0%、保有期間は他のリスク(信用リスク、金利リスク等)との統一性を考慮し、債券、株式等とも240日(1年間)としております。2025年3月31日現在の市場リスク量は、84億22百万円(2024年3月31日現在は118億86百万円)であります。(リスクへの対応策)市場リスク管理については、市場リスクの特定・評価・モニタリング・コントロール等の重要性を認識し、適正な市場リスク管理体制の整備・確立に向けて、リスク管理の方針及び管理体制を整備しております。具体的には、毎期、資産・負債の総合管理や自己資本管理等に関わるALM運営方針から保有可能な市場リスク量を決定し、また、市場部門が当該方針に基づき検討する戦略目標について、経営陣と関係部で構成するALM委員会において協議を行い決定しております。ALM委員会では、市場部門の戦略目標について、市場リスクを管理可能なリスクに限定する中で安定的な収益を確保することを確認しており、市場運用業務等の方針について月次で確認を行っております。また、過去未確認のリスクを保有する商品を購入する場合には、ミドル部署の承認を必要とする体制とし、フロント部署への牽制を行っております。 (その他重要なリスク)(1)流動性リスク金融システムが不安定になるなど市場環境が大きく変化したり、当行の信用状況が悪化した場合には、必要な資金の確保が困難になり、通常よりも著しく高い金利での資金調達により、当行の業績に悪影響を与える可能性があります。(リスクへの対応策)流動性リスク管理について、流動性リスクの特定・評価・モニタリング・コントロール等の重要性を十分に認識し、リスク管理規程、ALM運営方針、流動性リスク管理規定、市場運用業務等の運用管理基準、業務継続計画等の規定を定めております。月次のALM委員会において、資金の運用・調達状況の予測に基づく中長期的な資金動向の報告を行うほか、流動性リスク管理規定に日次・月次等の定例報告を定め、重要な事項については随時報告する体制としております。また、業務継続計画の実効性の向上を図る目的で、年1回、流動性危機時を想定した訓練を行っております。 (2)オペレーショナル・リスクオペレーショナル・リスクとは、内部プロセス・システム・人が不適切であることもしくは機能しないこと、又は外部要因に起因するリスクの総称であります。当行では、統合リスク管理における各リスクの定量的な把握においては、自己資本比率算出におけるオペレーショナル・リスク相当額をオペレーショナル・リスク量として認識しております。① 事務リスク役職員が正確な事務を怠ったり、事務事故あるいは不正等を起こしたり、顧客情報等の重要情報を外部に漏洩した場合には、損害賠償等の経済的損失や社会的信用の低下により、当行の業績に悪影響を与える可能性があります。② システムリスクコンピュータシステムの停止又は誤作動等システム上の不備や、不正アクセス等コンピュータが不正に使用されることにより、当行の業務遂行や業績に悪影響を与える可能性があります。③ その他オペレーショナル・リスクイ.規制・制度変更に関するリスク当行は、現時点における法律・規則等に従い業務を遂行しておりますが、将来において法律・規則等の新設・変更・廃止によって生じる事態が、業務遂行や業績に悪影響を与える可能性があります。ロ.コンプライアンスリスク役職員の法令等違反に起因した損失の発生や、当行に対する訴訟の提起等により信用力の低下等が生じた場合には、当行の業績に悪影響を与える可能性があります。ハ.風評リスク取引先、投資家、報道機関、インターネット等を通じて、当行に対する悪評、信用不安につながる噂等が広まった場合、これらが正確な事実に基づいたものか否かにかかわらず、当行の業績に悪影響を与える可能性があります。(リスクへの対応策)オペレーショナルリスク管理については、事務リスク・システムリスク、その他オペ・リスク(法務リスク・人的リスク・有形資産リスク・風評リスク)の区分ごとに主管部を定め、管理を行う体制としております。事務リスクについては、事務規程の整備、研修及び営業店事務指導等により、厳正な事務取扱の定着に努めております。システムリスクに関して、当行は基幹システムの運営・管理を外部へ委託しておりますが、委託先との定例会を実施するとともに、委託先と共同で管理体制の整備を図るなど、システムリスクの顕在化防止に努めております。その他オペ・リスクについては、区分ごとに主管部を定め、当該主管部ごとに管理体制の堅確化に努めております。 (3)自己資本に関するリスク当行は、連結自己資本比率及び単体自己資本比率を「銀行法第14条の2の規定に基づき、銀行がその保有する資産等に照らし自己資本の充実の状況が適当であるかどうかを判断するための基準」(2006年金融庁告示第19号)に定められた国内基準4%以上に維持しなければなりませんが、連結・単体の自己資本比率が基準である4%を下回った場合には、金融庁から、業務の全部又は一部の停止等を含む様々な行政処分を受ける可能性があります。連結・単体の自己資本比率は、本項に記載した様々な不利益な展開に伴い自己資本が毀損した場合、自己資本比率の基準及び算定方法が変更された場合、繰延税金資産が会計上の判断又は何らかの制約により減額された場合において悪化する可能性があります。(リスクへの対応策)自己資本の充実度に関する評価方法として、資本金をはじめとする自己資本は、銀行がさらされているリスクが損失として顕在化した場合の最終的な受け皿となることから、当行では、信用リスク、市場リスク及びオペレーショナル・リスクを定量的に把握したうえで、経営陣と関係部で構成するALM委員会において、市場リスク、信用リスク及びオペレーショナル・リスクの各リスクカテゴリー単位で自己資本を原資としたリスク管理枠を設定し、経営体力に見合ったリスクテイクとなっているか、管理しております。 (4)地方経済の動向に影響を受けるリスク地方銀行である当行は、岩手県を主要な営業地域としておりますが、岩手県経済が悪化した場合には、取引先の信用状況の悪化や貸出金の減少等により、業績に悪影響を与える可能性があります。 (5)銀行業免許に関するリスク当行は、銀行法第4条第1項に基づく銀行業免許(免許番号 大蔵大臣 蔵銀第1075号)の交付を受け、銀行業務を行っております。銀行業の免許には、有効期間その他の期限が法令等で定められておりませんが、銀行法第27条及び第28条に免許の取消等の事由が定められております。当行の主要な事業活動の継続には前述のとおり銀行業免許が必要ですが、現時点において、当行はこれらの免許の取消等の事由に該当する事実はありません。しかしながら、将来、何らかの理由により免許取消等があった場合には、当行の主要な事業活動に支障をきたすとともに業績に重大な影響を与える可能性があります。 (6)優先株式による希薄化リスク当行は、当連結会計年度末現在において、第一種優先株式を4,000,000株発行しており、第一種優先株主は2037年9月28日までの間、当行に対し、当行普通株式と引換えに第一種優先株式の取得を請求することができます(以下、「第一種優先株式取得請求権」といいます。)。当行は、2037年9月28日までに第一種優先株式取得請求権が行使されなかった第一種優先株式を、2037年9月29日をもって当行普通株式と引換えに取得致します(以下、「一斉取得」といいます。)。以上のとおり、第一種優先株式に係る第一種優先株式取得請求権の行使及び一斉取得により、当行は最大で12,360,939株(当連結会計年度末現在の発行済普通株式数9,509,963株に対して129.97%)の普通株式を第一種優先株主に対し交付する可能性があり、その場合、当行普通株式の既存持分の希薄化が生じる可能性があります。なお、当行は、2022年9月29日以降、取締役会が別に定める日が到来した時は、法令上可能な範囲で第一種優先株式の全部又は一部を取得することができます。

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