8227

しまむら

小売業 小売

事業等のリスク

しまむらグループは、事業活動においていくつかのリスクを認識しています。外部環境リスクとしては、異常気象や自然災害、国内の人口減少、生産国の政情不安、エネルギー・原材料価格の高騰、為替変動、サイバー攻撃などが挙げられます。事業活動リスクには、新規出店の不足、仕入原価の上昇、市場ニーズへの対応遅れ、商品の品質低下、物流コストの増加などがあります。また、経営基盤リスクとして、事業戦略の転換遅れ、企業イメージの低下、DXへの対応遅れ、人手不足、後継者育成の遅れ、環境・社会・ガバナンス課題への対応遅れなどが存在します。

有価証券報告書「事業等のリスク」の全文を見る(年度切替)
FY2026|2,955 文字
3【事業等のリスク】有価証券報告書に記載した事業の状況、経理の状況等に関する事項のうち、財政状態、経営成績及びキャッシュ・フローの状況に重要な影響を与える可能性があると認識しているリスクに対して、当社グループは下記の方針や体制で取り組んでいます。なお、文中の将来に関する事項は、当連結会計年度末現在において当社グループが判断したものであります。 1)基本方針①基本的考え方・当社グループは、リスクを「目標達成を阻害する要因」と定義し、大きく以下の3つに分類します。気候変動や社会情勢の変化などの「外部環境リスク」。商品調達や物流などに関する「事業活動リスク」。人的資本や情報管理に関する「経営基盤リスク」。これらのリスクは多様化と複雑化が進んでおり、その内容によっては企業活動へ大きな影響を及ぼします。・リスク管理とは、リスクを回避または発生時の損失を最小化するために、経営上の障壁となるリスクを事前に把握し、企業活動への影響度に応じて分類し、リスクレベルに応じて優先度を付けて防止策を計画、実行することです。・当社グループは、リスク管理を経営の重要課題と位置付け、持続的な事業活動による企業価値の向上と人命・財産の保護を目的に、リスクの未然防止と低減に取り組みます。②行動指針・リスクの把握と未然防止に努め、事業の継続を図ります。・事態が発生した場合には、人命の安全確保を最優先とし、経営資源の保全を図ります。・被害が生じた場合には、迅速な対応と復旧を図り、商品・サービスの安定供給に努めます。・ステークホルダーの安全と利益を損なわないように活動します。また、社会的要請をリスク管理に反映します。・取締役と執行役員はリスク管理を率先垂範し、社員のリスク管理対応能力の向上に努めます。 2)リスク管理の職務分掌と体制図①取締役会リスク管理規程およびリスク管理の基本方針を決定し、リスクの未然防止と有事に適切な対応ができる体制を整備します。年1回以上、本規程の運用状況を評価し、その結果に応じて執行役員への指示や本規程の見直しを行います。②執行役員取締役会が決定した基本方針に基づき、担当部署に関するリスクの対策立案と管理体制の整備・運用を行います。また、リスク管理の状況や新たに生じたリスクとその対応について、取締役会およびグループ経営会議へ報告します。③部署長自部署におけるリスク管理を適切に実施します。④広報室リスクの把握と分類、分析を行い、執行役員が立案する対策を取り纏めて取締役会へ報告します。⑤体制図取締役会リスク管理体制の評価、執行役員へ指示、リスク管理規程の見直し。指示↓↑報告(リスクの把握・分類・分析は広報室が行い、対策と合わせて取締役会へ報告)執行役員リスク対策の立案、リスク管理体制の整備・運用、取締役会・グループ経営会議へ報告。指示↓↑報告 部署長リスク管理の実施、執行役員へ報告。 3)リスクの把握・分類・分析①リスクの把握・分類当社グループを取り巻く外部環境と内部環境を分析し、現在と将来においてどのようなリスクが存在するのかを特定し、把握します。具体的な対策に繋げるため、把握したリスクを「大分類」「中分類」「小分類」に分類します。主なリスク(大分類)は、以下の3つです。・外部環境リスク当社グループのみならず社会全体に影響を及ぼすリスクである「気候変動・災害・感染症リスク」「地政学リスク」「相場変動リスク」「情報セキュリティリスク」が該当します。・事業活動リスク当社グループが事業活動をするうえで直接的に業績に影響を及ぼす「出店」「商品調達」「物流」「販売」に関するリスクが該当します。・経営基盤リスク当社グループの経営の土台に影響を及ぼす「事業戦略」「人的資本」「ESG」「情報管理・内部統制」に関するリスクが該当します。②リスク分析取組みの優先順位を付けるため、発生可能性と経営計画への影響度を分析し、リスクマトリックスを作成します。・発生可能性高断続的に発生または毎年複数箇所で発生する中散発的に発生または数年に1度発生する低単発的に発生または数十年に1度発生する・経営計画への影響度大対応不足または発生時に計画未達となる可能性が高い中対応不足または発生時に計画未達となる可能性がある小対応不足または発生時でも計画に与える影響は限定的・リスクマトリックス発生可能性と経営計画への影響度が高い順から、S→A→B→C→Dでレベル分けします。発生可能性 高BAS ↑CBA 低DCB 小→大 経営計画への影響度 4)主なリスクと取組みリスク主なリスク取組み外部環境リスク異常気象天候に左右されにくい商品政策、地域別対応、機動的な販促の実施自然災害BCP(事業継続計画)の見直し国内の人口減少・少子高齢化ラインロビング、リロケーション等による地域シェアの拡大生産国の政情不安、世界各地での紛争の発生生産国やサプライヤーの多様化・分散化エネルギーや原材料の価格高騰節電対策、貿易部仕入れの拡大、生産国の見直し極端な円安など為替の急激な変動貿易部仕入れの為替予約の活用、生地契約・縫製ライン契約による安定生産サイバー攻撃、不正アクセス等の意図的脅威セキュリティの強化、BCP訓練の実施事業活動リスク新規出店の不足都市部への出店、郊外のリロケーション強化店舗の契約満了に伴う既存店の減少既存店オーナーとの良好な関係の維持仕入原価の上昇高価格帯商品の拡大、貿易部仕入れの拡大、生産国の見直し市場ニーズの変化への対応遅れ顧客管理システムやSNS分析ツール等を活用した商品開発商品の品質低下サプライヤーと商品部の意識向上、商品管理部による工場監査、商品検査の強化商品センターのキャパシティオーバー新商品センターの開設、既存商品センターの改装配送コストの上昇自社物流のモーダルシフト、直接物流の活用商品センターの整備の故障・老朽化既存商品センターの修繕、改装、リロケーション作業の増加に伴う労働生産性の低下DXの推進等による定型業務の見直し経営基盤リスク事業戦略・ポートフォリオの転換遅れ既存事業の成長戦略と新規事業立上げの研究風評・報道等による企業イメージダウン情報の一元管理による迅速な対応、社員教育の実施DX・イノベーションの対応遅れ技術革新に即応(検証、評価)するための柔軟なプロジェクト設定、データドリブンの進行人手不足社員採用の柔軟化、人事労務制度の改善人材不足人事労務制度の改善、教育制度の充実、女性活躍推進への対応働き方改革の遅れ勤務体系の見直し後継者育成の遅れ教育制度の充実、後継者育成カリキュラムの運用組織コミュニケーションの低下教育制度の充実、デジタルツールの活用環境課題への対応遅れリサイクル推進、GHG排出量の削減社会課題への対応遅れサプライチェーンの人権配慮、社内のハラスメント削減、ダイバーシティの推進ガバナンス課題への対応遅れコーポレートガバナンス・コードへの対応と開示システム基盤の老朽化定期的な機器の入替え、データ保存のクラウド化、セキュリティの強化 5)機会の抽出2025年度は、執行役員が機会についても抽出し、広報室が取り纏めて取締役会に報告しました。

このページのバフェット流コメンタリーは順次自動生成中です。生成されると、ここに「数値の読み解き方」「同業比較」「投資判断のポイント」を表示します。

もっと深く分析したい?

モート先生 AI が しまむら の事業を 4 賢人の理論で詳しく解説します

モート先生に聞く →