カナデン(8081)に経済的な堀はあるか
株価
主要指標
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株価推移
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10年財務トレンド
| 年度 | 売上(億) | 営業利益(億) | 純利益(億) | FCF(億) | ROE(%) | EPS(円) | 配当(円) | 自己資本比率(%) |
|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
| FY2015 | 1,205 | 43 | 28 | 33 | 7.4 | 94.3 | — | 47.1 |
| FY2016 | 1,230 | 43 | 29 | -25 | 7.2 | 97.6 | — | 50.5 |
| FY2017 | 1,221 | 48 | 32 | -37 | 7.4 | 106.1 | 32.0 | 55.0 |
| FY2018 | 1,233 | 45 | 33 | 21 | 7.5 | 110.1 | 32.0 | 49.8 |
| FY2019 | 1,265 | 37 | 34 | 38 | 7.6 | 119.9 | 39.0 | 55.2 |
| FY2020 | 1,082 | 27 | 23 | 8 | 5.2 | 82.9 | 42.0 | 57.6 |
| FY2021 | 1,008 | 28 | 19 | 31 | 4.2 | 71.8 | 29.0 | 58.0 |
| FY2022 | 1,064 | 40 | 29 | -2 | 6.5 | 110.7 | 26.0 | 53.3 |
| FY2023 | 1,163 | 45 | 35 | 31 | 7.2 | 148.2 | 39.0 | 56.1 |
| FY2024 | 1,257 | 45 | 39 | 32 | 8.2 | 169.3 | 53.0 | 53.9 |
バフェット流モート診断
総合スコア:6/25 主要モート:効率規模 持続性:判定中
カナデンは特定のブランド力や特許、規制ライセンスに依存する事業モデルではなく、一般的な電気設備・電子部品の卸売業であり、無形資産による競争優位性は限定的である。
長年の取引実績や顧客の仕様に合わせたカスタマイズ対応により、一定の顧客との関係性は構築されている。しかし、価格や納期、品揃えで競合他社に乗り換えられる可能性は否定できない。
卸売業であり、プラットフォームビジネスのようなネットワーク効果が働く事業構造ではないため、この要素による競争優位性は見られない。
大量仕入れによるボリュームディスカウントや効率的な物流網の構築により、一定のコスト競争力は有していると考えられるが、構造的な圧倒的優位性とは言えない。
電気設備・電子部品卸売業界において、長年の実績と広範なサプライヤー・顧客ネットワークを活かし、一定の市場シェアを確保している。業界規模に対して最適な少数寡占の一角を担っている可能性。
競合との比較優位
強気シナリオ
インフラ投資や再生可能エネルギー関連需要の拡大による、主力製品の需要増加。
M&Aや事業提携による、さらなる事業規模の拡大とシナジー効果の発現。
DX推進による、サプライチェーン効率化とコスト削減の進展。
弱気シナリオ(モート侵食)
主要サプライヤーとの関係悪化や、代替品の登場による主力製品の競争力低下。
新規参入企業による価格競争の激化や、既存顧客の奪取。
景気後退による設備投資の抑制や、建設・製造業の低迷。
反転思考(マンガー流:どうすればこの会社は壊れるか)
カナデンの競争優位性が失われるシナリオは、まず主要なサプライヤーとの関係が決定的に悪化し、代替品の調達が困難になることである。次に、競合他社がより効率的なサプライチェーンを構築し、大幅なコスト削減を実現することで、カナデンの価格競争力が失われる場合も考えられる。さらに、顧客企業が自社で直接部品調達を行う動きが加速したり、新たな技術が登場して既存の部品・設備が陳腐化したりすることも、カナデンの既存のビジネスモデルを揺るがす要因となるだろう。特に、DX化の遅れがサプライチェーンの非効率性を招き、競合に差をつけられる可能性も否定できない。
5年後のモート予測
インフラ投資や再生可能エネルギー関連の需要増を背景に、主力製品の販売が拡大。M&A等による事業規模拡大も進み、売上・利益ともに堅調に成長する。
緩やかな経済成長と、業界内での一定のシェア維持により、安定した業績推移が見込まれる。DX推進による効率化が利益率を支える。
建設・製造業の低迷や、激化する価格競争により、売上・利益ともに減少。サプライヤーとの関係悪化も業績の重石となる。
グレアム防衛的投資家 7基準
| 1. 適切な企業規模 | 時価総額 616億 | |
| 2. 健全な財務 | 自己資本比率 53.9% | |
| 3. 利益の安定性 | 10年連続黒字 | |
| 4. 配当の継続性 | ?年連続配当 | |
| 5. 利益成長 | EPS 3年成長 33.1% | |
| 6. 適度なPER | PER 15.6倍 | |
| 7. 適度なPBR | PBR 1.23倍 |
合格数:4/7 部分的合格
直近の適時開示
- 2026-06-24 臨時報告書