7327

第四北越フィナンシャルグループ(7327)は何で稼いでいるか — 事業の柱と依存度

銀行業 銀行

事業の概要

  • 地域金融の総合展開
    第四北越フィナンシャルグループは、銀行業務を核に、リース、証券、クレジットカード、システム関連、人材紹介など多岐にわたる金融サービスを提供しています。これは、地域のお客様の様々な金融ニーズにワンストップで応えることで、収益の安定化と拡大を目指すビジネスモデルです。
  • 銀行業務が中心
    グループの中核である第四北越銀行は、預金、貸出、為替業務に加え、国債や投資信託、保険商品の窓口販売も手掛けています。これにより、個人から法人まで幅広い顧客層に対し、基本的な金融サービスから資産運用、資金調達までを包括的に提供し、地域経済の活性化に貢献しています。
  • 多様な金融サービス
    連結子会社を通じて、第四北越リースや北越リースによるリース業務、第四北越証券による証券売買・募集業務、その他クレジットカードやシステム関連、人材紹介業務などを展開しています。これにより、銀行業務だけではカバーしきれない専門的なニーズにも対応し、グループ全体の収益源を多様化しています。
出典: FY2025 有価証券報告書(AI要約)
セグメント構成
  • 銀行事業
    第四北越銀行が中心となり、預金、貸出、為替業務のほか、国債や投資信託、保険商品の窓口販売など、幅広い金融サービスを提供しています。この事業がグループの収益の大部分を占める稼ぎ頭であり、最新年度の売上は約1600.32億円と、グループ全体の基盤を支える中核事業です。
  • リース事業
    第四北越リースと北越リースが、主に地元事業者向けにリース業務などの金融サービスを提供しています。設備投資をサポートする重要な役割を担っており、最新年度の売上は約212.89億円と、銀行事業に次ぐ規模でグループ収益に貢献しています。
  • 証券事業
    第四北越証券が、有価証券の売買や募集の取扱いを通じて、地域のお客様の資産運用や資金調達を支援しています。最新年度の売上は約51.43億円であり、専門的な金融サービスを提供することで、グループの多様な収益源の一つとなっています。
2025-03 セグメント別業績
セグメント区分売上(億)営業利益(億)営業利益率
BankingBusiness 地域 1,600
LeasingBusiness 地域 213
SecuritiesBusiness 地域 51
有価証券報告書「事業の内容」の全文を見る(年度切替)
FY2025|828 文字
3 【事業の内容】当社グループ(当社及び当社の関係会社)は、当社及び連結子会社14社、合計15社で構成され、銀行業務を中心に、リース業務、証券業務、クレジットカード業務、システム関連業務、人材紹介業務等を通じて、地域のお客さまに幅広い金融商品・サービスを提供しております。※他に非連結子会社(持分法非適用会社)が5社あります。当社は、当社の子会社に係る経営管理及びそれに附帯する業務を行っております。当社及び連結子会社の事業に係わる位置づけは次のとおりであります。なお、事業の区分は「第5 経理の状況1(1)連結財務諸表 注記事項」に掲げるセグメントの区分と同一であります。(銀行業)株式会社第四北越銀行の本支店等においては、預金業務、貸出業務、内国為替業務、外国為替業務のほか、代理業務、国債等公共債及び証券投資信託・保険商品の窓口販売業務等を行い、お客さまへ幅広い金融商品・サービスを提供しております。(リース業)第四北越リース株式会社及び北越リース株式会社においては、地元事業者のお客さまを中心にリース業務などの金融サービスを提供しております。(証券業)第四北越証券株式会社においては、有価証券の売買等及び委託の媒介、有価証券の募集及び売出しの取扱い等を行い、地域のお客さまの資産運用、資金調達の両面から幅広いサービスを提供しております。(その他)その他の当社の関係会社においては、クレジットカード業務、システム関連業務、人材紹介業務等の金融サービスに係る事業を行い、質の高い商品・サービスの提供によるお客さまの満足度の向上に努めております。 なお、当社は、有価証券の取引等の規制に関する内閣府令第49条第2項に規定する特定上場会社等に該当しており、これにより、インサイダー取引規制の重要事実の軽微基準については連結ベースの数値に基づいて判断することとなります。 以上述べた事項を事業系統図によって示すと次のとおりであります。2025年3月31日現在

事業の優位性(モート)

事業の質(有価証券報告書から抽出)
数字に出ない事業の性質を、同じ物差しで全銘柄そろえています。FY2025時点の記載が出典です。
参入障壁新規参入を阻む要因の種類 規制
銀行法、会社法、金融商品取引法等のあらゆる法令を遵守する必要があるため。
顧客集中度特定顧客への依存度。高いほど失注リスクが大きい 低い(分散)
景気敏感度業績が景気循環にどれだけ振られるか シクリカル
規制依存規制は障壁にも足枷にもなる 高い
会社が挙げる主要リスク:信用リスク / 市場リスク / 外的要因(紛争・国家間対立、関税政策等)に関するリスク
同じ条件で他の銘柄を探す → 定性スクリーニング(価格決定力・参入障壁・景気敏感度などで絞り込めます)
モート総合 8 / 25 5類型それぞれの強度と、そう判定した根拠
無形資産★☆☆☆☆
根拠:弱いブランド・特許・許認可

地域における長年の信用とブランド力は存在するが、特許や独占的IPは限定的。地域経済への貢献度や顧客からの信頼は無形資産となりうるが、定量化は難しい。

スイッチングコスト★★★☆☆
根拠:中程度乗り換えの手間・コスト

地方銀行としての顧客基盤は強固。特に高齢者層や中小企業においては、長年の取引関係や地域密着型のサービスから、他行への乗り換えには心理的・手続き的なハードルが存在する可能性がある。

ネットワーク効果☆☆☆☆☆
根拠:弱い利用者増が価値を生む

ネットワーク効果は銀行業において限定的であり、第四北越FGにおいては特に顕著なネットワーク効果は見られない。

コスト優位★☆☆☆☆
根拠:弱い同じ物を安く作れる

地方銀行として、一定の規模による効率化は図られているものの、メガバンクやネット銀行と比較して構造的なコスト優位性は低い。DX推進による効率化は進めている。

規模の経済★★★☆☆
根拠:中程度規模が参入障壁になる

新潟県・富山県・石川県を主な地盤とする地域金融グループとして、一定の規模と市場シェアを有している。地域内での寡占度は比較的高く、効率的な事業運営が可能。

  • 地域に根差したネットワーク
    第四北越フィナンシャルグループは、新潟県を中心に広範な店舗網と顧客基盤を有しており、地域経済や住民との強固な信頼関係を築いています。これにより、新規顧客獲得や既存顧客への深耕において優位性を持ち、安定的な収益基盤を形成しています。
  • 総合金融サービス提供能力
    銀行業務を主軸としながら、リース、証券、クレジットカード、人材紹介など、幅広い金融サービスをグループ内で提供できる体制を構築しています。これにより、顧客は複数の金融機関を利用する手間なく、多様なニーズをグループ内で完結できるため、顧客利便性が高く、他社との差別化につながっています。
  • 地域経済への深い理解
    長年にわたり地域に密着した事業展開を行うことで、地域の産業構造、企業の特性、住民のニーズなどに関する深い知見と情報を持っています。この地域特有の情報を活用することで、より的確な金融ソリューションを提供し、顧客からの信頼と支持を得ています。
出典: FY2025 有価証券報告書(AI要約)

経営戦略

有価証券報告書「経営方針・対処すべき課題・MD&A」の全文を見る(年度切替)
経営方針・経営戦略
1 【経営方針、経営環境及び対処すべき課題等】文中の将来に関する事項は、当連結会計年度末現在において当社グループ(当社及び連結子会社)が判断したものであります。(1)経営方針 当社は、経営理念である、  私たちは  信頼される金融グループとして  みなさまの期待に応えるサービスを提供し  地域社会の発展に貢献し続けます  変化に果敢に挑戦し  新たな価値を創造しますを実践し、金融仲介機能及び情報仲介機能の発揮による新たな価値の創造と、経営の効率化を進め、地域の発展に貢献し続けることで、お客さまや地域から圧倒的に支持される金融・情報サービスグループを目指しております。この経営理念は、「行動の規範(プリンシプル)」「使命(ミッション)」「あるべき姿・方向性(ビジョン)」から構成されており、当社の活動の根源、拠って立つ基盤であります。全役職員が経営理念を理解し、常に行動に反映させることで、当社の持続的成長へつなげてまいります。 (2)経営環境に対する認識当社グループを取り巻く経営環境は、加速する少子高齢化を伴う人口減少や、生成AIに代表されるデジタルテクノロジーの急速な進展・普及と相まった新たな異業種との競合の激化、更には、米国をはじめとする主要国の政策を巡る世界経済の不確実性の高まりや、近年頻発する大規模災害など、類例のないリスクイベントが複雑性・変動性を増しながら絡み合って、先行き不透明感を増幅している現状にあります。一方、わが国では長年続いたデフレ経済からの脱却と新たな成長局面に向けた動きも加速し、これまでのコストカット型経済から付加価値創出型の経済へ移行しつつあるなど、地域の持続的成長に向けた新たなチャンス到来の兆しもあらわれております。このような環境変化が当社の経営に与える影響を見極めたうえで、適切な経営戦略を実行していく必要があると認識しております。 (3)中期経営計画2024年4月よりスタートした第三次中期経営計画は、第一次・第二次中期経営計画を礎に、新潟県を代表する金融・情報サービスグループとして「グループ全役職員が志を一つに、強い気持ちで変化に挑戦し、勇ましく飛躍するステージ」と位置付けております。第三次中期経営計画は、計画が順調に進捗していることに加え、国内市場金利が想定を上回って推移しているほか、政策保有株式の縮減方針に基づく株式売却益の計上や、信用リスクの計測手法を「基礎的内部格付手法」へ変更したことに伴う精緻なリスク管理態勢のもとでの貸出等の資産積上げによる収益効果を新たに織り込み、計画最終年度(2026年度)における経営指標目標を上方修正し、連結当期純利益目標を400億円としております。全役職員の合言葉である「一志勇躍(いっしゆうやく)」のもと、引き続き、グループ一丸となって、第三次中期経営計画の目標達成に取り組んでまいります。 <経営指標目標の上方修正> ①最重要経営課題及び基本戦略 第三次中期経営計画では、取り巻く経営環境を踏まえた当社の最重要経営課題として、環境・社会からの視点による「環境・社会課題」及び当社の財務の視点による「財務的課題」を設定しております。このうち「財務的課題」は「収益力の強化」、「生産性の向上」、「健全性の維持・向上」の3点、「環境・社会課題」は、E(Environment:環境)、S(Social:社会)、G(Governance:ガバナンス)の各分野で具体的な課題を特定し、これらの実現に向けて、「4つの基本戦略」と全戦略共通のテーマとして「TSUBASAアライアンスの深化」を掲げ、グループ一体となって各種施策に取り組んでまいります。第三次中期経営計画では、これらの双方の最重要経営課題を解決し、地域と当社が持続的に成長する好循環を実現するためのサステナビリティ経営を一層深化させてまいります。<最重要経営課題><基本戦略>基本戦略Ⅰグループ総合力の発揮基本戦略Ⅲ人的資本価値の向上基本戦略Ⅱ生産性向上の追求基本戦略Ⅳリスクマネジメントの深化(全戦略共通のテーマ)TSUBASAアライアンスの深化 ②経営上の目標の達成状況を判断するための客観的な指標等第三次中期経営計画の経営指標は、当社の最重要経営課題の解決に向けた基本戦略の達成度を測る指標として、「財務的課題」及び「環境・社会課題」に関する指標を設定しており、2025年度の目標は以下のとおりであります。経営指標2025年度財務的課題収益力の強化連結当期純利益 ※1330億円生産性の向上連結OHR56%台連結ROE6.4%健全性の維持・向上連結自己資本比率11%以上環境・社会課題 地球環境問題への積極的な取り組みCO2排出量削減率(2013年度比)△70%台 サステナブルファイナンス実行額 ※210,800億円地域・お客さまの課題解決を通じた地域経済・社会の活性化創業・事業承継支援件数2,950件DX・生産性向上支援件数 ※3220件 経営指標等が改善した取引先割合75%以上 経営改善計画策定支援件数430件 デジタル顧客数 ※462万先 グループ預かり資産残高15,870億円 販路開拓支援先数(地域商社)※5820先 人材ソリューション支援件数 ※3460件多様性の確保などガバナンスの充実によるステークホルダーとの信頼関係の強化 女性管理職比率 ※626.5%以上 グループ総取引先数 ※766,000先 ※1 親会社株主に帰属する当期純利益 ※2 2021年度以降の累計※3 2024年度以降の累計※4 だいしほくえつID保有者(りとるばんく・マイページの利用者等)及び個人eネットバンキング利用者数※5 2019年10月の日本橋店舗開設以降の累計※6 女性管理職(代理級以上)比率(第四北越銀行単体)※7 当社グループ各社と経常的にお取引いただいている法人先数(延べ数) (4)対処すべき課題 当社グループを取り巻く経営環境は、加速する少子高齢化を伴う人口減少や、生成AIに代表されるデジタルテクノロジーの急速な進展・普及と相まった新たな異業種との競合の激化、更には、米国をはじめとする主要国の政策を巡る世界経済の不確実性の高まりや、近年頻発する大規模災害など、類例のないリスクイベントが複雑性・変動性を増しながら絡み合って、先行き不透明感を増幅している現状にあります。一方、わが国では長年続いたデフレ経済からの脱却と新たな成長局面に向けた動きも加速し、これまでのコストカット型経済から付加価値創出型の経済へ移行しつつあるなど、地域の持続的成長に向けた新たなチャンス到来の兆しもあらわれております。このような環境認識のもと、当社グループは、2024年4月からスタートさせた第三次中期経営計画を「グループ全役職員が志(=経営理念)を一つに、強い気持ちで変化に挑戦し、勇ましく飛躍するステージ」と位置づけ「一志勇躍(いっしゆうやく)」をスローガンに、取り組んでまいりました。取り組みの成果は着実に実を結び、当初掲げた2026年度(計画最終年度)の連結当期純利益目標(270億円)を計画初年度である2024年度に達成いたしました。第三次中期経営計画では、当社グループが克服すべき最重要経営課題を、下図の通り、従来からの「財務的課題」に、地域社会が抱える「環境・社会課題」を加え、2つの側面から捉えた課題(ダブルマテリアリティ)としています。それら課題の同時解決に向けて、引き続き、地方銀行最大規模となる広域連携「TSUBASAアライアンス」や「群馬・第四北越アライアンス」を最大限活用しながら、4つの基本戦略「Ⅰ グループ総合力の発揮」、「Ⅱ 生産性向上の追求」、「Ⅲ 人的資本価値の向上」、「Ⅳ リスクマネジメントの深化」にグループ一丸となって取り組んでまいります。第三次中期経営計画における最重要経営課題環境・社会課題 財務的課題E環境地球環境問題への積極的な取り組み 成長性収益力の強化S社会地域・お客さまの課題解決を通じた地域経済・社会の活性化 効率性生産性の向上Gガバナンス多様性の確保などガバナンスの充実によるステークホルダーとの信頼関係の強化 健全性健全性の維持・向上 とりわけ「人的資本価値の向上」につきましては、当社グループは、これまでも人材の材を財産の「財」と表現し、「人財」こそが地域への貢献に向けた価値創造の源泉であると捉えて、全職員が能力を最大限発揮できる職場環境の整備をはじめ、職員のウェルビーイング(心身の健康や幸福)を今後も徹底的に追求してまいります。また、地域経済の活性化に向けた面的な地域創生にも全力で挑戦します。「佐渡島(さど)の金山」や伝統的酒造りなど、新潟が誇るコンテンツの魅力を一層高めていくための多面的なご支援や、妙高地区での大規模リゾート開発をはじめとする大型プロジェクトなどに、行政とも連携しながら当社グループが有する国内外との幅広いネットワークを最大限活用し積極的に取り組んでまいります。資本政策につきましては、当社株式への投資魅力を一層高めていくため、株主還元方針を「1株当たりの配当金を原則として累進的とし、配当性向は40%程度」とする内容へ見直しました。今後も収益基盤の強化に向けた内部留保の充実を考慮しつつ、本方針に沿った株主還元を継続いたします。また、皆さまからの当社グループへの信頼を揺るぎないものとしていくため、経営の根幹であるコンプライアンス(法令等遵守)最優先の業務運営をグループ一体で実践し、より高い倫理観の確立を図るとともにコーポレートガバナンス・コードの趣旨に基づいた質の高いグループガバナンス態勢の構築に引き続き努めてまいります。
対処すべき課題
1 【経営方針、経営環境及び対処すべき課題等】文中の将来に関する事項は、当連結会計年度末現在において当社グループ(当社及び連結子会社)が判断したものであります。(1)経営方針 当社は、経営理念である、  私たちは  信頼される金融グループとして  みなさまの期待に応えるサービスを提供し  地域社会の発展に貢献し続けます  変化に果敢に挑戦し  新たな価値を創造しますを実践し、金融仲介機能及び情報仲介機能の発揮による新たな価値の創造と、経営の効率化を進め、地域の発展に貢献し続けることで、お客さまや地域から圧倒的に支持される金融・情報サービスグループを目指しております。この経営理念は、「行動の規範(プリンシプル)」「使命(ミッション)」「あるべき姿・方向性(ビジョン)」から構成されており、当社の活動の根源、拠って立つ基盤であります。全役職員が経営理念を理解し、常に行動に反映させることで、当社の持続的成長へつなげてまいります。 (2)経営環境に対する認識当社グループを取り巻く経営環境は、加速する少子高齢化を伴う人口減少や、生成AIに代表されるデジタルテクノロジーの急速な進展・普及と相まった新たな異業種との競合の激化、更には、米国をはじめとする主要国の政策を巡る世界経済の不確実性の高まりや、近年頻発する大規模災害など、類例のないリスクイベントが複雑性・変動性を増しながら絡み合って、先行き不透明感を増幅している現状にあります。一方、わが国では長年続いたデフレ経済からの脱却と新たな成長局面に向けた動きも加速し、これまでのコストカット型経済から付加価値創出型の経済へ移行しつつあるなど、地域の持続的成長に向けた新たなチャンス到来の兆しもあらわれております。このような環境変化が当社の経営に与える影響を見極めたうえで、適切な経営戦略を実行していく必要があると認識しております。 (3)中期経営計画2024年4月よりスタートした第三次中期経営計画は、第一次・第二次中期経営計画を礎に、新潟県を代表する金融・情報サービスグループとして「グループ全役職員が志を一つに、強い気持ちで変化に挑戦し、勇ましく飛躍するステージ」と位置付けております。第三次中期経営計画は、計画が順調に進捗していることに加え、国内市場金利が想定を上回って推移しているほか、政策保有株式の縮減方針に基づく株式売却益の計上や、信用リスクの計測手法を「基礎的内部格付手法」へ変更したことに伴う精緻なリスク管理態勢のもとでの貸出等の資産積上げによる収益効果を新たに織り込み、計画最終年度(2026年度)における経営指標目標を上方修正し、連結当期純利益目標を400億円としております。全役職員の合言葉である「一志勇躍(いっしゆうやく)」のもと、引き続き、グループ一丸となって、第三次中期経営計画の目標達成に取り組んでまいります。 <経営指標目標の上方修正> ①最重要経営課題及び基本戦略 第三次中期経営計画では、取り巻く経営環境を踏まえた当社の最重要経営課題として、環境・社会からの視点による「環境・社会課題」及び当社の財務の視点による「財務的課題」を設定しております。このうち「財務的課題」は「収益力の強化」、「生産性の向上」、「健全性の維持・向上」の3点、「環境・社会課題」は、E(Environment:環境)、S(Social:社会)、G(Governance:ガバナンス)の各分野で具体的な課題を特定し、これらの実現に向けて、「4つの基本戦略」と全戦略共通のテーマとして「TSUBASAアライアンスの深化」を掲げ、グループ一体となって各種施策に取り組んでまいります。第三次中期経営計画では、これらの双方の最重要経営課題を解決し、地域と当社が持続的に成長する好循環を実現するためのサステナビリティ経営を一層深化させてまいります。<最重要経営課題><基本戦略>基本戦略Ⅰグループ総合力の発揮基本戦略Ⅲ人的資本価値の向上基本戦略Ⅱ生産性向上の追求基本戦略Ⅳリスクマネジメントの深化(全戦略共通のテーマ)TSUBASAアライアンスの深化 ②経営上の目標の達成状況を判断するための客観的な指標等第三次中期経営計画の経営指標は、当社の最重要経営課題の解決に向けた基本戦略の達成度を測る指標として、「財務的課題」及び「環境・社会課題」に関する指標を設定しており、2025年度の目標は以下のとおりであります。経営指標2025年度財務的課題収益力の強化連結当期純利益 ※1330億円生産性の向上連結OHR56%台連結ROE6.4%健全性の維持・向上連結自己資本比率11%以上環境・社会課題 地球環境問題への積極的な取り組みCO2排出量削減率(2013年度比)△70%台 サステナブルファイナンス実行額 ※210,800億円地域・お客さまの課題解決を通じた地域経済・社会の活性化創業・事業承継支援件数2,950件DX・生産性向上支援件数 ※3220件 経営指標等が改善した取引先割合75%以上 経営改善計画策定支援件数430件 デジタル顧客数 ※462万先 グループ預かり資産残高15,870億円 販路開拓支援先数(地域商社)※5820先 人材ソリューション支援件数 ※3460件多様性の確保などガバナンスの充実によるステークホルダーとの信頼関係の強化 女性管理職比率 ※626.5%以上 グループ総取引先数 ※766,000先 ※1 親会社株主に帰属する当期純利益 ※2 2021年度以降の累計※3 2024年度以降の累計※4 だいしほくえつID保有者(りとるばんく・マイページの利用者等)及び個人eネットバンキング利用者数※5 2019年10月の日本橋店舗開設以降の累計※6 女性管理職(代理級以上)比率(第四北越銀行単体)※7 当社グループ各社と経常的にお取引いただいている法人先数(延べ数) (4)対処すべき課題 当社グループを取り巻く経営環境は、加速する少子高齢化を伴う人口減少や、生成AIに代表されるデジタルテクノロジーの急速な進展・普及と相まった新たな異業種との競合の激化、更には、米国をはじめとする主要国の政策を巡る世界経済の不確実性の高まりや、近年頻発する大規模災害など、類例のないリスクイベントが複雑性・変動性を増しながら絡み合って、先行き不透明感を増幅している現状にあります。一方、わが国では長年続いたデフレ経済からの脱却と新たな成長局面に向けた動きも加速し、これまでのコストカット型経済から付加価値創出型の経済へ移行しつつあるなど、地域の持続的成長に向けた新たなチャンス到来の兆しもあらわれております。このような環境認識のもと、当社グループは、2024年4月からスタートさせた第三次中期経営計画を「グループ全役職員が志(=経営理念)を一つに、強い気持ちで変化に挑戦し、勇ましく飛躍するステージ」と位置づけ「一志勇躍(いっしゆうやく)」をスローガンに、取り組んでまいりました。取り組みの成果は着実に実を結び、当初掲げた2026年度(計画最終年度)の連結当期純利益目標(270億円)を計画初年度である2024年度に達成いたしました。第三次中期経営計画では、当社グループが克服すべき最重要経営課題を、下図の通り、従来からの「財務的課題」に、地域社会が抱える「環境・社会課題」を加え、2つの側面から捉えた課題(ダブルマテリアリティ)としています。それら課題の同時解決に向けて、引き続き、地方銀行最大規模となる広域連携「TSUBASAアライアンス」や「群馬・第四北越アライアンス」を最大限活用しながら、4つの基本戦略「Ⅰ グループ総合力の発揮」、「Ⅱ 生産性向上の追求」、「Ⅲ 人的資本価値の向上」、「Ⅳ リスクマネジメントの深化」にグループ一丸となって取り組んでまいります。第三次中期経営計画における最重要経営課題環境・社会課題 財務的課題E環境地球環境問題への積極的な取り組み 成長性収益力の強化S社会地域・お客さまの課題解決を通じた地域経済・社会の活性化 効率性生産性の向上Gガバナンス多様性の確保などガバナンスの充実によるステークホルダーとの信頼関係の強化 健全性健全性の維持・向上 とりわけ「人的資本価値の向上」につきましては、当社グループは、これまでも人材の材を財産の「財」と表現し、「人財」こそが地域への貢献に向けた価値創造の源泉であると捉えて、全職員が能力を最大限発揮できる職場環境の整備をはじめ、職員のウェルビーイング(心身の健康や幸福)を今後も徹底的に追求してまいります。また、地域経済の活性化に向けた面的な地域創生にも全力で挑戦します。「佐渡島(さど)の金山」や伝統的酒造りなど、新潟が誇るコンテンツの魅力を一層高めていくための多面的なご支援や、妙高地区での大規模リゾート開発をはじめとする大型プロジェクトなどに、行政とも連携しながら当社グループが有する国内外との幅広いネットワークを最大限活用し積極的に取り組んでまいります。資本政策につきましては、当社株式への投資魅力を一層高めていくため、株主還元方針を「1株当たりの配当金を原則として累進的とし、配当性向は40%程度」とする内容へ見直しました。今後も収益基盤の強化に向けた内部留保の充実を考慮しつつ、本方針に沿った株主還元を継続いたします。また、皆さまからの当社グループへの信頼を揺るぎないものとしていくため、経営の根幹であるコンプライアンス(法令等遵守)最優先の業務運営をグループ一体で実践し、より高い倫理観の確立を図るとともにコーポレートガバナンス・コードの趣旨に基づいた質の高いグループガバナンス態勢の構築に引き続き努めてまいります。
MD&A(経営者による分析)
4 【経営者による財政状態、経営成績及びキャッシュ・フローの状況の分析】 文中の将来に関する事項は、当連結会計年度末現在において当社グループ(当社及び連結子会社)が判断したものであります。 (1)経営成績等の状況の概要2024年度の国内経済を顧みますと、物価上昇の影響などから一部に弱めの動きが見られたものの、インバウンド需要や輸出の増加などから企業収益が改善し、個人消費についても雇用・所得環境の改善などにより堅調に推移したことから、全体として緩やかな回復となりました。当社グループの主要な営業基盤である新潟県内の経済につきましては、令和6年能登半島地震や原材料高の影響などから一部に弱い動きが見られたものの、企業収益および個人消費が改善し、総じて緩やかな持ち直しの動きとなりました。為替相場は、年度初に1ドル=151円台で始まったのち、日米の金利差拡大などを背景に7月には約37年半ぶりとなる1ドル=162円まで円安が進行しました。その後、7月の日本銀行による利上げや米国の景気後退を示唆する経済指標に加え、9月にはFRB(連邦準備制度理事会)が利下げに着手したことなどを受けて、1ドル=139円台まで円高が進行しましたが、11月の米国大統領選挙の結果を受けたインフレ観測などから、12月には再び1ドル=158円台まで円安が進みました。その後、2025年1月の日本銀行による追加利上げや米国の関税政策による景気後退懸念等を受け、年度末は1ドル=149円台となりました。株式相場は、日経平均株価が年度初に40,000円台で始まったのち、海外投資家による資金流入の拡大などを背景に、7月には終値ベースで史上最高値となる42,224円を記録しました。その後、米国の景気後退懸念の高まりなどから、8月5日には1987年のブラックマンデーを上回る歴史的な大暴落となりましたが、次第に市場の動揺は収まり、12月には一時40,000円台を回復しました。2025年に入り、米国の関税政策に対する警戒感の強まりなどから、2月中旬以降株価は下落基調を強め、年度末には35,000円台となりました。長期金利の指標となる10年国債利回りは、年度初の0.74%台から、日本銀行による金融政策正常化の流れを受け5月には一時1.1%をつけました。その後、8月の日経平均株価急落に伴い一時0.75%台へ低下しましたが、2025年1月の日本銀行による追加利上げを受けて、年度末は1.48%台となりました。 このような環境認識のもと、当社グループは、第三次中期経営計画の最重要経営課題(「環境・社会課題」と「財務的課題」)の解決に向けて、4つの基本戦略などにグループ役職員が一丸となって取り組み、地域社会の持続的な成長と当社グループの企業価値向上に向けた取り組みを推し進めてまいりました。当連結会計年度における当社及び連結子会社の財政状態、経営成績及びキャッシュ・フロー(以下、「経営成績等」という。)の状況の概要は次のとおりであります。 ①損益の状況役務取引等利益が1億円、その他業務利益が27億円それぞれ減益となりましたが、資金利益が93億円増益となったことから、連結粗利益は前年度比63億円増益の1,035億円となりました。株式等関係損益が7億円増加し、営業経費が6億円、貸倒償却引当費用が16億円それぞれ減少したことから、経常利益は前年度比102億円増益の411億円となりました。その結果、親会社株主に帰属する当期純利益は、前年度比81億円増益の293億円となりました。 前連結会計年度(単位:百万円)当連結会計年度(単位:百万円) 連結粗利益(注)97,189103,586      資金利益64,26873,584      役務取引等利益25,40725,258      その他業務利益7,5144,743 営業経費(△)63,33862,661 貸倒償却引当費用(△)7,2465,560      貸出金償却(△)3,094894      個別貸倒引当金繰入額(△)2,9034,939      一般貸倒引当金繰入額(△)371△892      延滞債権等売却損(△)21272      その他(△)665546 貸倒引当金戻入益-- 償却債権取立益752835 株式等関係損益2,5023,260 その他1,0101,651 経常利益30,86841,112 特別損益△1,11063 税金等調整前当期純利益29,75841,176 法人税、住民税及び事業税(△)9,19810,524 法人税等調整額(△)△6441,300 当期純利益21,20429,350 非支配株主に帰属する当期純利益(△)10 親会社株主に帰属する当期純利益21,20329,349 (注)連結粗利益=(資金運用収益-(資金調達費用-金銭の信託運用見合費用))   +(役務取引等収益+信託報酬-役務取引等費用)+(その他業務収益-その他業務費用) セグメントの業績は、次のとおりであります。・銀行業経常収益は前年度比118億6百万円増加し、1,608億34百万円、セグメント利益は前年度比97億10百万円増加し、351億27百万円となりました。・リース業経常収益は前年度比9億29百万円増加し、216億57百万円、セグメント利益は前年度比1億36百万円増加し、10億60百万円となりました。・証券業経常収益は前年度比45百万円減少し、51億74百万円、セグメント利益は前年度比90百万円減少し、19億48百万円となりました。  ②資産、負債及び純資産の部の状況当連結会計年度末の総資産は前年度末比1,602億円減少し、10兆9,777億円となりました。また、純資産は前年度末比210億円減少し、4,788億円となりました。主要勘定の残高につきましては、預金は前年度末比233億円増加し、8兆5,220億円となりました。また、譲渡性預金は前年度末比52億円増加し、2,120億円となりました。貸出金は前年度末比1,501億円増加し、5兆5,805億円となりました。有価証券は前年度末比1,671億円減少し、2兆9,048億円となりました。 ③資産の健全性2025年3月末の連結ベースでの不良債権残高(金融再生法開示債権)は、前年度末比53億円減少し、1,195億円となりました。 ④自己資本比率2025年3月末の連結ベースでの自己資本比率は、前年度末比0.56ポイント上昇し、10.59%となりました。 ⑤キャッシュ・フローの状況連結キャッシュ・フローの状況につきましては、営業活動によるキャッシュ・フローは、借用金が減少したことなどから2,557億円の流出(前年度比5,502億円減少)となりました。投資活動によるキャッシュ・フローは、有価証券の売却・償還が取得を上回ったことなどから1,865億円の流入(前年度比2,767億円増加)となりました。財務活動によるキャッシュ・フローは、配当金の支払及び自己株式の取得などから94億円の流出(前年度比10億円増加)となりました。この結果、現金及び現金同等物は前年度末比786億円減少し、期末残高は2兆1,450億円となりました。 (2)経営者の視点による経営成績等の状況に関する分析・検討内容経営者の視点による当社グループの経営成績等の状況に関する認識及び分析・検討内容は次のとおりであります。記載にあたっては、主として全セグメントの大宗を占める銀行業セグメントにおける経営成績等の状況に関する分析・検討内容を記載しております。 ①当連結会計年度の経営成績等の状況に関する分析・検討内容 (第三次中期経営計画における経営指標等)〇経営指標第三次中期経営計画では、「財務的課題」に関する経営指標(4指標)及び「環境・社会課題」に関する経営指標(12指標)を掲げております。「財務的課題」に関する経営指標につきましては、全4指標の全てで目標を達成いたしました。このうち、収益性を示す経営指標である「連結当期純利益」は、コンサルティング機能の発揮に加え、国内市場金利の上昇などにより、貸出金利息や有価証券利息配当金が増加したことなどから、2024年5月に公表した当初の業績予想230億円、同年11月に上方修正した250億円、更には、2025年3月に再度上方修正した280億円を上回る293億円となり、目標を達成いたしました。生産性を示す経営指標である「連結OHR」は、目標としていた64%台を3.6ポイント下回る60.4%、「連結ROE」は、目標の4.8%を1.1ポイント上回る5.9%となり、いずれの指標も目標を達成いたしました。また、健全性を示す「連結自己資本比率」は、2025年3月期から信用リスクの計測手法を「標準的手法」から「基礎的内部格付手法」へ変更したことなどにより、目標としていた10%を0.59ポイント上回る10.59%となり、目標を達成いたしました。「環境・社会課題」に関する経営指標につきましては、全12指標中10指標で目標を達成いたしました。このうち、CO2排出量削減率目標は、環境負荷の低減に積極的に取り組んだ結果、2024年度の実績(速報値)が2022年5月に設定した当初の目標である「2030年度までに2013年度比△65%削減」する目標を前倒しで達成する見込みであることから、当社グループにおけるカーボンニュートラル(Scope1、2)の達成時期を当初の2050年度から2030年度へ前倒しするとともに、新潟県全体の脱炭素社会の実現に向けた取り組みを積極的に主導していく観点から、当社の投融資先のCO2排出量である「Scope3カテゴリー15」についても2050年度までにカーボンニュートラルを達成する目標を新たに設定いたしました。また、サステナブルファイナンスでは、お客さまのサステナビリティに関するニーズへのご支援に積極的に取り組んだ結果、2022年5月に設定した当初の目標である「2021年度から2030年度までの累計実行額1.5兆円(うち環境分野1兆円)」を前倒しで達成する見込みとなったことから、目標を「同3兆円(うち環境分野2兆円)」へ上方修正するなど、各種取り組みの成果が実績として着実に現れております。 <財務的課題に関する経営指標(KPI)>経営指標当連結会計年度目標比前年度比収益力の強化連結当期純利益 ※1293億円63億円(43億円 ※2)(13億円 ※3)81億円生産性の向上連結OHR60.4%△3.6%△4.7%連結ROE5.9%1.1%1.3%健全性の維持・向上連結自己資本比率10.59%0.59%0.56% ※1 親会社株主に帰属する当期純利益※2 2024年11月公表の上方修正業績予想比※3 2025年3月公表の上方修正業績予想比 <環境・社会課題に関する経営指標(KPI)>経営指標当連結会計年度目標比前年度比地球環境問題への積極的な取り組み CO2排出量削減率(%)(2013年度比)(速報値)△67.3%△8.3%△11.5%サステナブルファイナンス実行額 ※47,696億円1,196億円3,351億円地域・お客さまの課題解決を通じた地域経済・社会の活性化 創業・事業承継支援件数2,917件67件54件DX・生産性向上支援件数136件61件46件経営指標等が改善した取引先割合73.5%△1.5%△1.7%経営改善計画策定支援件数425件5件△106件デジタル顧客数 ※544.7万先△0.3万先9.4万先グループ預かり資産残高15,228億円438億円695億円販路開拓支援先数(地域商社) ※6730先10先92先人材ソリューション支援件数246件56件86件多様性の確保などガバナンスの充実によるステークホルダーとの信頼関係の強化 女性管理職比率 ※726.3%0.3%0.3%グループ総取引先数 ※862,990先290先1,478先 ※4 2021年度以降の累計※5 だいしほくえつID保有者(りとるばんく・マイページ等の利用者等)および個人eネットバンキング利用者数※6 2019年10月の日本橋店舗開設以降の累計※7 女性管理職(代理級以上)比率(第四北越銀行単体)※8 当社グループ各社と経常的にお取引いただいている法人先数(延べ数) (経営指標以外の主な指標)○預金等平残及び貸出金平残譲渡性預金を含めた預金等平残は、法人、個人ともに増加し、前年度比165億円増加いたしました。貸出金平残は、前年度比1,391億円増加いたしました。そのうち、事業性貸出については、県内は実質無利子融資の返済継続や設備資金の減少などを主因に減少しましたが、県外は資金需要のある大企業向けが増加したことなどから、全体では、前年度比2,054億円増加いたしました。また、消費性貸出は、非対面チャネルの利便性向上や商品ラインアップの増強などにより、前年度比380億円増加いたしました。今後も、お客さまの多様なニーズに対し、グループ総合力を発揮したコンサルティング営業を実践してまいります。 <預金等平残・貸出金平残>(第四北越銀行)前連結会計年度当連結会計年度前年度比預金等平残8兆5,773億円8兆5,939億円165億円貸出金平残※5兆3,650億円5兆5,042億円1,391億円 うち事業性貸出3兆341億円3兆2,395億円2,054億円 うち消費性貸出1兆4,646億円1兆5,027億円380億円 ※「平残」は部分直接償却前の年間平均残高 ○有価証券平残有価証券平残は、金利上昇による国内債券の積み増しなどから、前年度比1,095億円増加いたしました。また、有価証券利息配当金は、外貨建債券利息の増加を主因に前年度比70億円増加いたしました。引き続き、金融市場環境の動向を注視しながら安定的な収益確保と評価損益の改善に向けて、透明性や流動性を重視した有価証券運用を実践してまいります。 <有価証券平残・有価証券利息配当金 ※>(第四北越銀行)前連結会計年度当連結会計年度前年度比有価証券平残2兆7,946億円2兆9,041億円1,095億円有価証券利息配当金390億円460億円70億円 ※ 商品有価証券を除く ○金融再生法開示債権・不良債権比率及びネット信用コスト金融再生法開示債権は、前年度末比56億円減少し、債権額に占める割合である不良債権比率も0.16ポイント低下いたしました。ネット信用コストは、要注意先の債権残高減少により一般貸倒引当金が戻し入れとなったことに加え、営業部門と審査部門が連携した伴走型でのお取引先への経営改善・事業再生支援などにより、前年度比22億円減少いたしました。引き続き、物価高などによる影響を注視し、グループ一体での多面的なご支援に注力してまいります。 <金融再生法開示債権・不良債権比率>(第四北越銀行)前連結会計年度当連結会計年度前年度比破産更生債権及びこれらに準ずる債権75億円64億円△10億円危険債権1,112億円1,074億円△38億円要管理債権50億円43億円△7億円 小計(A)1,238億円1,182億円△56億円正常債権5兆4,531億円5兆5,972億円1,441億円 債権額合計(B)5兆5,770億円5兆7,154億円1,384億円不良債権比率(A)/(B)2.22%2.06%△0.16% <ネット信用コスト>(第四北越銀行)前連結会計年度当連結会計年度前年度比ネット信用コスト57億円35億円△22億円 不良債権処理額62億円55億円△7億円一般貸倒引当金繰入額2億円△9億円△12億円貸倒引当金戻入益(△)---偶発損失引当金戻入益(△)-2億円2億円償却債権取立益(△)7億円8億円0億円 ②キャッシュ・フローの状況の分析・検討内容並びに資本の財源及び資金の流動性に係る情報当社グループのキャッシュ・フローの状況の分析・検討内容並びに資本の財源及び資金の流動性に係る情報については以下の通りであります。 当面の設備投資、成長分野への投資並びに株主還元等は自己資金で対応する予定であります。 また、当社グループは資金繰りの正確な把握と安定に努めるとともに、資金の流動性の状況を日次で管理しているほか、定期的にALM・リスク管理委員会へ報告するなど、適切なリスク管理体制を構築しております。なお、貸出金や有価証券の運用については、預金を中心として調達するとともに、必要に応じて日銀借入金やコールマネー等により資金調達を行っております。 ③重要な会計上の見積り及び当該見積りに用いた仮定当社グループの連結財務諸表は、わが国において一般に公正妥当と認められている会計基準に基づき作成しております。この連結財務諸表を作成するにあたって、資産、負債、収益及び費用の報告額に影響を及ぼす見積り及び仮定を用いておりますが、これらの見積り及び仮定に基づく数値は実際の結果と異なる可能性があります。連結財務諸表の作成にあたって用いた会計上の見積り及び仮定のうち、重要なものは「第5 経理の状況 1 連結財務諸表等 (1) 連結財務諸表 注記事項 (重要な会計上の見積り)」に記載しております。 (参考)(1)国内・国際業務部門別収支当連結会計年度の資金運用収支は、国内業務部門で前連結会計年度比74億48百万円増益の703億37百万円、国際業務部門で前連結会計年度比18億67百万円増益の32億47百万円となり、全体では前連結会計年度比93億16百万円増益の735億84百万円となりました。役務取引等収支は、国内業務部門で前連結会計年度比1億65百万円減益の250億4百万円、国際業務部門で前連結会計年度比18百万円増益の1億9百万円となり、全体では前連結会計年度比1億46百万円減益の251億13百万円となりました。その他業務収支は、国内業務部門で前連結会計年度比92億75百万円減益の△31億71百万円、国際業務部門で前連結会計年度比65億4百万円増益の79億15百万円となり、全体では前連結会計年度比27億70百万円減益の47億43百万円となりました。 種類期別国内業務部門国際業務部門相殺消去額(△)合計金額(百万円)金額(百万円)金額(百万円)金額(百万円)資金運用収支前連結会計年度62,8881,379-64,268当連結会計年度70,3373,247-73,584うち資金運用収益前連結会計年度64,57134,4592499,006当連結会計年度76,51738,68294115,106うち資金調達費用前連結会計年度1,68233,0792434,738当連結会計年度6,18035,4359441,521信託報酬前連結会計年度146--146当連結会計年度145--145役務取引等収支前連結会計年度25,16991-25,260当連結会計年度25,004109-25,113うち役務取引等収益前連結会計年度35,813219-36,033当連結会計年度35,849241-36,090うち役務取引等費用前連結会計年度10,643128-10,772当連結会計年度10,844131-10,976その他業務収支前連結会計年度6,1031,410-7,514当連結会計年度△3,1717,915-4,743うちその他業務収益前連結会計年度29,5778,333-37,910当連結会計年度24,14212,657-36,800うちその他業務費用前連結会計年度23,4736,922-30,395当連結会計年度27,3144,742-32,056 (注) 1.「国内業務部門」は、当社及び連結子会社の円建取引であります。「国際業務部門」は、連結子会社の外貨建取引であります。ただし、円建対非居住者取引、特別国際金融取引勘定分等は国際業務部門に含めております。2.「相殺消去額(△)」は、国内業務部門と国際業務部門の間の資金貸借の利息であります。3.国内業務部門、国際業務部門とも連結相殺消去後の計数を表示しております。4.資金調達費用は、金銭の信託運用見合費用(前連結会計年度0百万円、当連結会計年度2百万円)を控除して表示しております。 (2)国内・国際業務部門別資金運用/調達の状況当連結会計年度の資金運用勘定の平均残高は、国内業務部門で前連結会計年度比6,198億54百万円増加の9兆8,046億85百万円、国際業務部門で前連結会計年度比521億94百万円増加の8,507億36百万円となり、合計で前連結会計年度比6,771億45百万円増加の10兆4,201億23百万円となりました。受取利息は、国内業務部門で前連結会計年度比119億46百万円増加の765億17百万円、国際業務部門で前連結会計年度比42億22百万円増加の386億82百万円となり、合計で前連結会計年度比160億99百万円増加の1,151億6百万円となりました。利回りは、国内業務部門で前連結会計年度比0.08ポイント上昇の0.78%、国際業務部門で前連結会計年度比0.23ポイント上昇の4.54%となり、合計で前連結会計年度比0.09ポイント上昇の1.10%となりました。資金調達勘定の平均残高は、国内業務部門で前連結会計年度比1,200億12百万円減少の9兆6,311億32百万円、国際業務部門で前連結会計年度比489億15百万円増加の8,375億93百万円となり、合計で前連結会計年度比659億99百万円減少の10兆2,334億28百万円となりました。支払利息は、国内業務部門で前連結会計年度比44億97百万円増加の61億80百万円、国際業務部門で前連結会計年度比23億55百万円増加の354億35百万円となり、合計で前連結会計年度比67億83百万円増加の415億21百万円となりました。利回りは、国内業務部門で前連結会計年度比0.05ポイント上昇の0.06%、国際業務部門で前連結会計年度比0.04ポイント上昇の4.23%となり、合計で前連結会計年度比0.07ポイント上昇の0.40%となりました。 ①国内業務部門 種類期別平均残高利息利回り金額(百万円)金額(百万円)(%)資金運用勘定前連結会計年度(240,394)9,184,830(24)64,5710.70当連結会計年度(235,297)9,804,685(94)76,5170.78うち貸出金前連結会計年度5,281,90546,7370.88当連結会計年度5,411,13652,1350.96うち商品有価証券前連結会計年度2,64170.27当連結会計年度2,56860.25うち有価証券前連結会計年度2,078,57516,0040.76当連結会計年度2,144,95718,8060.87うちコールローン及び買入手形前連結会計年度97,322△15△0.01当連結会計年度30,452830.27うち債券貸借取引支払保証金前連結会計年度---当連結会計年度--- うち預け金前連結会計年度1,454,5321,4660.10当連結会計年度1,949,5435,0570.25資金調達勘定前連結会計年度9,751,1441,6820.01当連結会計年度9,631,1326,1800.06うち預金前連結会計年度8,359,2862940.00当連結会計年度8,365,4014,6280.05うち譲渡性預金前連結会計年度158,350110.00当連結会計年度158,483980.06うちコールマネー及び売渡手形前連結会計年度44,969△6△0.01当連結会計年度--- うち売現先勘定前連結会計年度---当連結会計年度---うち債券貸借取引受入担保金前連結会計年度104,263100.01当連結会計年度---うち借用金前連結会計年度1,058,030270.00当連結会計年度1,061,900500.00 (注) 1.「国内業務部門」は、当社及び連結子会社の円建取引であります。2.平均残高は、原則として日々の残高に基づいて算出しておりますが、当社及び連結子会社の一部については半年毎の残高に基づく平均残高を利用しております。3.資金運用勘定は、無利息預け金の平均残高(前連結会計年度791,121百万円、当連結会計年度84,645百万円)を控除して表示しております。4.( )内は、国内業務部門と国際業務部門の間の資金貸借の平均残高及び利息(内書き)であります。5.資金調達勘定は、金銭の信託運用見合額の平均残高(前連結会計年度2,485百万円、当連結会計年度4,966百万円)及び利息(前連結会計年度0百万円、当連結会計年度2百万円)をそれぞれ控除して表示しております。 ②国際業務部門 種類期別平均残高利息利回り金額(百万円)金額(百万円)(%)資金運用勘定前連結会計年度798,54134,4594.31当連結会計年度850,73638,6824.54うち貸出金前連結会計年度50,6522,7235.37当連結会計年度53,1132,8985.45うち商品有価証券前連結会計年度---当連結会計年度---うち有価証券前連結会計年度730,63423,0533.15当連結会計年度775,94028,0033.60うちコールローン及び買入手形前連結会計年度---当連結会計年度---うち債券貸借取引支払保証金前連結会計年度---当連結会計年度---うち預け金前連結会計年度400.21当連結会計年度500.17資金調達勘定前連結会計年度(240,394)788,678(24)33,0794.19当連結会計年度(235,297)837,593(94)35,4354.23うち預金前連結会計年度21,9672661.21当連結会計年度26,0792821.08うち譲渡性預金前連結会計年度---当連結会計年度---うちコールマネー及び売渡手形前連結会計年度---当連結会計年度--- うち売現先勘定前連結会計年度173,4149,6505.56当連結会計年度179,2499,2915.18うち債券貸借取引受入担保金前連結会計年度343,58416,6724.85当連結会計年度396,31219,2744.86うち借用金前連結会計年度---当連結会計年度--- (注) 1.「国際業務部門」は、連結子会社の外貨建取引であります。ただし、円建対非居住者取引、特別国際金融取引勘定分等は国際業務部門に含めております。2.資金運用勘定は、無利息預け金の平均残高(前連結会計年度1,529百万円、当連結会計年度1,257百万円)を控除して表示しております。3.( )内は、国内業務部門と国際業務部門の間の資金貸借の平均残高及び利息(内書き)であります。4.国際業務部門の外貨建取引の平均残高は、主として月次カレント方式(前月末TT仲値を当該月のノンエクスチェンジ取引に適用する方式)により算出しております。  ③合計 種類期別平均残高(百万円)利息(百万円)利回り(%)小計相殺消去額(△)合計小計相殺消去額(△)合計資金運用勘定前連結会計年度9,983,372240,3949,742,97899,0302499,0061.01当連結会計年度10,655,421235,29710,420,123115,20094115,1061.10うち貸出金前連結会計年度5,332,557-5,332,55749,460-49,4600.92当連結会計年度5,464,250-5,464,25055,033-55,0331.00うち商品有価証券前連結会計年度2,641-2,6417-70.27当連結会計年度2,568-2,5686-60.25うち有価証券前連結会計年度2,809,209-2,809,20939,058-39,0581.39当連結会計年度2,920,898-2,920,89846,809-46,8091.60うちコールローン及び買入手形前連結会計年度97,322-97,322△15-△15△0.01当連結会計年度30,452-30,45283-830.27うち債券貸借取引支払保証金前連結会計年度-------当連結会計年度-------うち預け金前連結会計年度1,454,536-1,454,5361,466-1,4660.10当連結会計年度1,949,548-1,949,5485,057-5,0570.25資金調達勘定前連結会計年度10,539,822240,39410,299,42834,7622434,7380.33当連結会計年度10,468,726235,29710,233,42841,6159441,5210.40うち預金前連結会計年度8,381,253-8,381,253560-5600.00当連結会計年度8,391,481-8,391,4814,910-4,9100.05うち譲渡性預金前連結会計年度158,350-158,35011-110.00当連結会計年度158,483-158,48398-980.06うちコールマネー及び売渡手形前連結会計年度44,969-44,969△6-△6△0.01当連結会計年度-------うち売現先勘定前連結会計年度173,414-173,4149,650-9,6505.56当連結会計年度179,249-179,2499,291-9,2915.18うち債券貸借取引受入担保金前連結会計年度447,848-447,84816,683-16,6833.72当連結会計年度396,312-396,31219,274-19,2744.86うち借用金前連結会計年度1,058,030-1,058,03027-270.00当連結会計年度1,061,900-1,061,90050-500.00 (注) 1.資金運用勘定は無利息預け金の平均残高(前連結会計年度792,651百万円、当連結会計年度85,902百万円)を控除して表示しております。 2.「相殺消去額(△)」は国内業務部門と国際業務部門の間の資金貸借の平均残高及び利息であります。 3. 資金調達勘定は、金銭の信託運用見合額の平均残高(前連結会計年度2,485百万円、当連結会計年度4,966百万円)及び利息(前連結会計年度0百万円、当連結会計年度2百万円)をそれぞれ控除して表示しております。 (3) 国内・国際業務部門別役務取引の状況当連結会計年度の役務取引等収益は、前連結会計年度比57百万円増加し360億90百万円となりました。役務取引等費用は、前連結会計年度比2億3百万円増加し109億76百万円となりました。 種類期別国内業務部門国際業務部門合計金額(百万円)金額(百万円)金額(百万円)役務取引等収益前連結会計年度35,81321936,033当連結会計年度35,84924136,090うち預金・貸出業務前連結会計年度8,99839,001当連結会計年度9,35519,356うち為替業務前連結会計年度5,7901925,983当連結会計年度6,0662186,284うち証券関連業務前連結会計年度6,963-6,963当連結会計年度6,913-6,913うち代理業務前連結会計年度6,481-6,481当連結会計年度6,355-6,355うち保護預り・貸金庫業務前連結会計年度97-97当連結会計年度94-94うち保証業務前連結会計年度1,829231,853当連結会計年度1,847211,868役務取引等費用前連結会計年度10,64312810,772当連結会計年度10,84413110,976うち為替業務前連結会計年度366121487当連結会計年度465126592 (注) 1.「国内業務部門」は、当社及び連結子会社の円建取引であります。「国際業務部門」は、連結子会社の外貨建取引であります。ただし、円建対非居住者取引、特別国際金融取引勘定分等は国際業務部門に含めております。   2.国内業務部門・国際業務部門とも、連結相殺消去後の計数を表示しております。 (4) 国内・国際業務部門別預金残高の状況○ 預金の種類別残高(末残) 種類期別国内業務部門国際業務部門合計金額(百万円)金額(百万円)金額(百万円)預金合計前連結会計年度8,475,44523,2378,498,683当連結会計年度8,484,90637,0968,522,003うち流動性預金前連結会計年度6,341,609-6,341,609当連結会計年度6,363,902-6,363,902うち定期性預金前連結会計年度2,034,408-2,034,408当連結会計年度1,929,880-1,929,880うちその他前連結会計年度99,42723,237122,665当連結会計年度191,12337,096228,220譲渡性預金前連結会計年度206,769-206,769当連結会計年度212,011-212,011総合計前連結会計年度8,682,21523,2378,705,453当連結会計年度8,696,91837,0968,734,014 (注) 1.「国内業務部門」は、当社及び連結子会社の円建取引、「国際業務部門」は、連結子会社の外貨建取引であります。ただし、円建対非居住者取引、特別国際金融取引勘定分等は国際業務部門に含めております。2.流動性預金=当座預金+普通預金+貯蓄預金+通知預金3.国内業務部門・国際業務部門とも、連結相殺消去後の計数を表示しております。 (5) 国内・海外別貸出金残高の状況① 業種別貸出状況(末残・構成比) 業種別前連結会計年度当連結会計年度金額(百万円)構成比(%)金額(百万円)構成比(%)国内(除く特別国際金融取引勘定分)5,430,402100.005,580,589100.00製造業508,3529.36540,0769.68農業、林業7,3540.149,0790.16漁業1,7480.031,9620.03鉱業、採石業、砂利採取業1,1640.021,0270.02建設業164,1753.02171,9883.08電気・ガス・熱供給・水道業134,8792.48146,9472.63情報通信業13,7950.2617,4520.31運輸業、郵便業155,3992.86170,2703.05卸売業、小売業444,3918.18438,0037.85金融業、保険業595,69410.97710,37112.73不動産業、物品賃貸業794,03614.62844,70715.14各種サービス業320,0925.90310,1695.56地方公共団体780,11114.37689,70012.36その他1,509,20627.791,528,83127.40海外及び特別国際金融取引勘定分----合計5,430,402-5,580,589- (注) 1.「国内」とは、当社及び連結子会社であります。2.「海外」とは、海外店及び海外連結子会社でありますが、当社及び連結子会社は前連結会計年度及び当連結会計年度において、海外店及び海外連結子会社を保有しておりません。 ② 外国政府等向け債権残高(国別)該当ありません。(注) 「外国政府等」とは、外国政府、中央銀行、政府関係機関又は国営企業及びこれらの所在する国の民間企業等であり、「銀行等金融機関の資産の自己査定並びに貸倒償却及び貸倒引当金の監査に関する実務指針」(日本公認会計士協会銀行等監査特別委員会報告第4号 2022年4月14日)に規定する特定海外債権引当勘定を計上している国の外国政府等の債権残高を掲げております。 (6) 国内・国際業務部門別有価証券の状況○ 有価証券残高(末残) 種類期別国内業務部門国際業務部門合計金額(百万円)金額(百万円)金額(百万円)国債前連結会計年度562,683-562,683当連結会計年度699,911-699,911地方債前連結会計年度806,532-806,532当連結会計年度628,196-628,196社債前連結会計年度185,971-185,971当連結会計年度140,559-140,559株式前連結会計年度222,467-222,467当連結会計年度214,055-214,055その他の証券前連結会計年度582,175712,2111,294,386当連結会計年度466,511755,6511,222,162合計前連結会計年度2,359,830712,2113,072,041当連結会計年度2,149,235755,6512,904,886 (注) 1.「国内業務部門」は、当社及び連結子会社の円建取引であります。「国際業務部門」は、連結子会社の外貨建取引であります。ただし、円建対非居住者取引、特別国際金融取引勘定分等は国際業務部門に含めております。2.「その他の証券」には、外国証券を含んでおります。3.国内業務部門・国際業務部門とも、連結相殺消去後の計数を表示しております。 (7)「金融機関の信託業務の兼営等に関する法律」に基づく信託業務の状況 連結会社のうち、「金融機関の信託業務の兼営等に関する法律」に基づき信託業務を営む会社は、株式会社第四北越銀行1社であります。  〇 信託財産の運用/受入状況(信託財産残高表/連結)資   産科目前連結会計年度(2024年3月31日)当連結会計年度(2025年3月31日)金額(百万円)構成比(%)金額(百万円)構成比(%)銀行勘定貸14,813100.0020,202100.00合計14,813100.0020,202100.00 負   債科目前連結会計年度(2024年3月31日)当連結会計年度(2025年3月31日)金額(百万円)構成比(%)金額(百万円)構成比(%)金銭信託14,813100.0020,202100.00合計14,813100.0020,202100.00 (注)共同信託他社管理財産については、前連結会計年度(2024年3月31日)及び当連結会計年度(2025年3月31日)のいずれも取扱残高はありません。   ○ 元本補填契約のある信託の運用/受入状況(末残)科目前連結会計年度(2024年3月31日)当連結会計年度(2025年3月31日)金銭信託(百万円)貸付信託(百万円)合計(百万円)金銭信託(百万円)貸付信託(百万円)合計(百万円)銀行勘定貸14,813-14,81320,202-20,202資産計14,813-14,81320,202-20,202元本14,813-14,81320,184-20,184仮受金0-017-17 負債計14,813-14,81320,202-20,202 (自己資本比率等の状況)(参考)自己資本比率は、銀行法第52条の25の規定に基づき、銀行持株会社が銀行持株会社及びその子会社の保有する資産等に照らしそれらの自己資本の充実の状況が適当であるかどうかを判断するための基準(2006年金融庁告示第20号)に定められた算式に基づき、連結ベースについて算出しております。 なお、当社は、国内基準を適用しており、2025年3月末より、信用リスクの計測手法を「標準的手法」から「基礎的内部格付手法」に変更しております。また、オペレーショナル・リスク相当額の算出においても、2025年3月末より、「基礎的手法」から「標準的計測手法」に変更しております。 連結自己資本比率(国内基準)(単位:億円、%) 2025年3月31日1.連結自己資本比率(2/3)10.592.連結における自己資本の額4,3303.リスク・アセットの額40,8864.連結総所要自己資本額1,635 (資産の査定)(参考)資産の査定は、「金融機能の再生のための緊急措置に関する法律」(1998年法律第132号)第6条に基づき、株式会社第四北越銀行の貸借対照表の社債(当該社債を有する金融機関がその元本の償還及び利息の支払の全部又は一部について保証しているものであって、当該社債の発行が金融商品取引法(1948年法律第25号)第2条第3項に規定する有価証券の私募によるものに限る。)、貸出金、外国為替、その他資産中の未収利息及び仮払金、支払承諾見返の各勘定に計上されるもの並びに貸借対照表に注記することとされている有価証券の貸し付けを行っている場合のその有価証券(使用貸借又は賃貸借契約によるものに限る。)について債務者の財政状態及び経営成績等を基礎として次のとおり区分するものであります。 1.破産更生債権及びこれらに準ずる債権破産更生債権及びこれらに準ずる債権とは、破産手続開始、更生手続開始、再生手続開始の申立て等の事由により経営破綻に陥っている債務者に対する債権及びこれらに準ずる債権をいう。 2.危険債権危険債権とは、債務者が経営破綻の状態には至っていないが、財政状態及び経営成績が悪化し、契約に従った債権の元本の回収及び利息の受取りができない可能性の高い債権をいう。 3.要管理債権要管理債権とは、三月以上延滞債権及び貸出条件緩和債権をいう。 4.正常債権正常債権とは、債務者の財政状態及び経営成績に特に問題がないものとして、上記1から3までに掲げる債権以外のものに区分される債権をいう。 株式会社第四北越銀行(単体)の資産の査定の額債権の区分2024年3月31日2025年3月31日金額(億円)金額(億円)破産更生債権及びこれらに準ずる債権7564危険債権1,1121,074要管理債権5043正常債権54,53155,972 (生産、受注及び販売の状況)「生産、受注及び販売の状況」は、銀行持株会社としての業務の特殊性のため、該当する情報がないので記載しておりません。

事業リスク

  • 信用リスクの増大
    取引先の倒産や信用状況悪化により、貸出金などの価値が減少し、損失を被るリスクがあります。景気変動や地価・株価の変動、貸出先の経営状況悪化、さらには大規模災害による経済活動制限などが、不良債権や貸倒引当金の増加につながり、業績や財務状況に悪影響を及ぼす可能性があります。
  • 市場リスクによる損失
    金利、有価証券価格、外国為替相場などの市場要因の変動により、保有資産・負債の価値が変動し、損失を被るリスクがあります。特に、金利上昇は保有債券の時価下落や利鞘の変動を通じて収益に影響を与え、株価下落は保有株式の減損や評価損につながる可能性があります。
  • 外的要因・サステナビリティリスク
    紛争や国家間対立、関税政策などの外的要因は、企業業績悪化や金融市場の混乱を引き起こし、信用コスト増加や資産評価損につながる可能性があります。また、気候変動による災害や、人権尊重・法令遵守などのサステナビリティへの取り組みが不十分な場合、信用失墜や業績・財務状況への悪影響が生じる可能性があります。
出典: FY2025 有価証券報告書(AI要約)
有価証券報告書「事業等のリスク」の全文を見る(年度切替)
FY2025|6,699 文字
3 【事業等のリスク】 以下では、当社グループの事業等に関するリスクについて、当社経営者が連結会社の財政状態、経営成績及びキャッシュ・フローの状況に重要な影響を与える可能性があると認識している主要なリスクを記載しております。当社グループは、これらのリスクの発生可能性を認識した上で、低減策を実施するとともに、リスクが顕在化した場合の適切な対応に努めてまいります。なお、本項においては、将来に関する事項が含まれておりますが、別段の記載がない限り、当連結会計年度の末日現在において判断したものであります。 当社グループの財政状態、経営成績等に重要な影響を与える可能性があると認識している主要なリスクのうち、特に重要なリスクとして、(1)信用リスク及び(2)市場リスクがあげられます。当社グループでは、当該リスクについて、統計的手法であるVaR(バリュー・アット・リスク)を用いて、ある確率(信頼区間99%)のもと一定期間(例えば1年間)に被る可能性のある最大損失額(リスク量)を日次で算出し把握しております。また、これらのリスクが顕在化した場合、当社グループの業績・業務運営に重大な影響を及ぼす可能性があるため、業務の継続性を確保する観点から、リスク量が自己資本の範囲内に収まるよう資本配賦制度(リスク量に対する資本の割り当て)を用いた業務運営を行い、経営戦略と一体となったリスク管理を実践しております。 なお、当社グループのリスク管理体制等については、「第4 提出会社の状況 4 コーポレート・ガバナンスの状況等」に記載しております。 (1) 信用リスク取引先の倒産や信用状況の悪化等により、貸出金などの元本や利息の価値が減少ないし消滅し、損失を被るリスクのことです。① 不良債権の状況当社グループは、貸出先に対する審査体制の強化、厳格な自己査定の実施、大口貸出先の削減による小口分散化を進めてきておりますが、景気動向、地価及び株価の変動、貸出先の経営状況の変動によっては、不良債権及び与信関係費用が増加する恐れがあり、その結果、当社グループの業績や財務状況に悪影響を及ぼす可能性があります。また、予期せぬ大震災等による経済活動の制限や風評被害等が貸出先の業績に悪影響を及ぼすことにより、不良債権及び与信関係費用が増加する恐れがあり、その結果、当社グループの業績に悪影響を及ぼす可能性があります。② 貸倒引当金の状況当社グループは、貸出先の状況、担保の価値及び過去の貸倒実績率等に基づいて予想損失額を算定し貸倒引当金を計上しております。しかし、予想損失額を算定した前提と比較して、著しい経済状態の悪化、貸出先の状況悪化、担保価値の下落、自己査定及び償却引当に関する基準の変更、その他の予想し得ない理由により、貸倒引当金の積み増しを行わざるを得なくなり、その結果、当社グループの業績や財務状況に悪影響を及ぼす可能性があります。③ 貸出先への対応当社グループは、貸出先に債務不履行等が発生した場合において、回収の効率性・実効性の観点から、当社グループが債権者として有する法的な権利の全てを行使せず、これらの貸出先に対して債権放棄または追加融資を行って支援を継続する場合があります。このような貸出先に対しては、再建計画の妥当性や実行可能性について十分に検証した上で支援継続を決定いたしますが、企業再建が奏功しない場合には信用コストが増加し、当社グループの業績や財務状況に悪影響を及ぼす可能性があります。④ 権利行使の困難性不動産市場や有価証券市場における流動性の欠如または価格の下落等により、担保権を設定した不動産もしくは有価証券の換金、または取引先の保有する資産に対して強制執行することが事実上困難となる可能性があります。この場合、与信関係費用が増加するとともに不良債権処理が進まず、当社グループの業績や財務状況に悪影響を及ぼす可能性があります。 (2) 市場リスク国内外の金利、有価証券等の価格、外国為替相場等の市場要因が変動することにより、当社グループの保有する資産・負債の価値が変動して、損失を被るリスクのことです。① 金利変動リスク当社グループは、主たる業務として銀行業を営んでおり、預金等による資金調達費用と貸出金や有価証券を中心とした資金運用収益の差額による資金利益を主たる収入源としています。これらの資金調達と資金運用に適用される金利は契約毎に金利更改時点が異なっており、金融政策の変更等により予期せぬ金利変動が発生した場合は、利鞘も変動するため、収益にマイナスに作用する可能性があります。また、当社グループでは、資金運用において国債や地方債等の債券での運用を行っておりますが、金利上昇により保有債券の時価が下落し、業績に悪影響を及ぼす可能性があります。② 株価下落リスク当社グループは、市場性のある株式を保有しておりますが、景気・市場の動向、株式発行体の業績悪化等により大幅な株価下落が発生した場合には、保有株式に減損または評価損が発生し、業績に悪影響を及ぼす可能性があります。③ 為替変動リスク当社グループは運用・調達の手段として、資産及び負債の一部を外貨建で保有しております。円高が進行した場合には、外貨建取引の円換算額が目減りすることとなり、かかる外貨建の資産と負債が同額で相殺されない場合、または適切にヘッジされていない場合には、為替相場の不利な変動によって当社グループの業績に悪影響を及ぼす可能性があります。 (3)外的要因(紛争・国家間対立、関税政策等)に関するリスク中東やウクライナにおける紛争の深刻化・長期化、米国トランプ政権による相互関税の導入等に伴い、企業業績の悪化や金融市場の混乱が生じる可能性があり、これらにより、当社グループにおいて、与信関係費用の増加や保有資産の評価損・減損の発生、資金流動性の低下等につながる可能性があります。 (4) サステナビリティに関するリスク環境・社会を維持または向上させながら、経済と企業の成長を実現するサステナビリティの考え方が広く社会に浸透し、国内外でその取り組みに対する重要性が急速に高まっております。当社グループでは2021年度に「サステナビリティ基本方針」を制定し、グループ一体となって地域を取り巻く環境課題や社会課題の解決に向けたサステナビリティへの取り組みを推進しております。しかしながら、これらの取り組みが奏功しない、もしくは不十分である場合、お客さま及び市場等からの信用失墜等により、当社グループの業績及び財務状況に悪影響を及ぼす可能性があります。 ① 気候変動に関するリスク大雪や豪雨、台風等の気候変動により、信用リスクにおいては、借手の返済能力の低下や担保資産の減価、オペレーショナル・リスクにおいては、設備損壊や営業拠点間の交通遮断に伴う業務停滞等が発生することで、当社グループの業績や財務状況に悪影響を及ぼす可能性があります。なお、当社は2022年3月期より、TCFD(気候関連財務情報開示タスクフォース)提言のフレームワークに基づき、気候変動に伴うリスクや機会、リスク管理態勢などの情報を開示しております。② 社会との信頼関係に関するリスク当社グループでは「サステナビリティ基本方針」において、あらゆる企業活動において人権を尊重すること、法令及び社会規範を遵守し、お客さまとの公正・適正な取引を誠実に遂行するとともに、情報開示・対話を通じたステークホルダーとの信頼関係を構築すること等を掲げ、取り組みを行っておりますが、これらの取り組みが奏功しない、もしくは不十分である場合、お客さま及び市場等からの信用失墜等により、当社グループの業績及び財務状況に悪影響を及ぼす可能性があります。 (5) 自己資本比率に関するリスク当社グループは、海外営業拠点を有しておりませんので、連結自己資本比率を2006年金融庁告示第20号に定められた国内基準である4%以上に維持する必要があります。また、当社の銀行子会社は、連結自己資本比率及び単体自己資本比率を2006年金融庁告示第19号に定められた国内基準である4%以上に維持する必要があります。当社グループは現在のところ、この所要水準を上回っておりますが、今後、この水準を下回った場合には、金融庁長官から、業務の全部または一部の停止等を含む様々な命令を受けることとなります。当社グループの自己資本比率は以下のような要因により影響を受ける可能性があります。・株式を含む有価証券ポートフォリオの価値の低下・不良債権増加に伴う与信関連費用の増加・自己資本比率の基準及び算定方法の変更・本項記載のその他の不利益な展開 (6) 持株会社のリスク当社は銀行持株会社であるため、その収入の大部分を傘下の銀行子会社から受領する配当金等に依存しております。一定の状況下で、様々な規制上または契約上の制限により、その金額が制限される場合があります。また、銀行子会社が十分な利益を計上することができず、当社に対して配当を支払えない状況が生じた場合には、当社株主に対する配当の支払が不可能となる可能性があります。 (7) 流動性リスク資金の運用と調達の期間ミスマッチや風評等による予期せぬ資金の流出、または市場の混乱により必要な資金確保が困難になる可能性があります。また、この場合通常よりも著しく不利な価格での取引を余儀なくされる場合があり、損失が発生し、当社グループの業績や財務状況に悪影響を及ぼす可能性があります。 (8) コンプライアンスに関するリスク当社グループは、コンプライアンスの徹底を経営の最重要課題と位置付け、法令等遵守態勢の強化に取り組んでおります。しかしながら、役職員の法令等違反に起因した多大な経済的損失や信用力の低下等が発生した場合、当社グループの業務遂行や業績に悪影響を及ぼす可能性があります。 (9) オペレーショナル・リスク① 事務リスク当社グループは、事務処理に関する諸規程を詳細に定め、事務の厳正化に努めておりますが、役職員による不正確な事務、不正あるいは事故等が発生した場合、当社グループの業務遂行や業績に悪影響を及ぼす可能性があります。 ② システムリスク当社グループが業務上使用しているコンピューターシステムにおいては、障害発生防止に万全を期しておりますが、人為的ミス、災害等の要因によって障害が発生した場合、当社グループの業務遂行や業績に悪影響を及ぼす可能性があります。 ③ 法務リスク当社グループは、銀行法、会社法、金融商品取引法等のあらゆる法令を遵守し法務リスクの低減に努めておりますが、法令解釈の相違、法令手続きの不備、法令違反行為等が発生した場合、当社グループの業績や株価に悪影響を及ぼす可能性があります。 ④ 人的リスク当社グループでは、労働関連法令に基づき適切な労務管理に努めておりますが、予想外の職員の流出に伴う人材不足や職員のモラル低下等により就業環境が悪化し、当社グループの業務遂行や業績に悪影響を及ぼす可能性があります。 ⑤ 風評リスク当社グループまたは金融業界に対する悪評や信用低下をもたらす風評等が広がった場合、その内容が正確であるか否かにかかわらず、当社グループの業績や株価に悪影響を及ぼす可能性があります。 ⑥ 情報セキュリティリスク当社グループは、個人情報保護法等に対応し、情報管理態勢の整備、強化を図っております。しかしながら、役職員及び委託先の人為的ミス、事故等により顧客情報や経営情報の漏洩、紛失、改ざん、不正使用などが発生した場合、当社グループの業務遂行や業績に悪影響を及ぼす可能性があります。 ⑦ 有形資産リスク当社グループが事業活動を行う上で所有及び賃貸中の土地、建物、車両等の有形資産について、自然災害、犯罪行為、資産管理上の瑕疵等の結果、毀損、焼失、あるいは劣化することにより業務の運営に支障をきたす可能性があります。 ⑧ 外部委託リスク当社グループでは、様々な業務を外部に委託しており、委託先の選定にあたっては、その可否を十分検討するとともに、委託中においてもモニタリング等による管理に努めております。しかしながら、委託先において当社グループの顧客情報や機密情報の漏洩があった場合、あるいは委託先の倒産等により委託業務の遂行に支障をきたした場合は、当社グループの業務遂行や業績に悪影響を及ぼす可能性があります。 (10) サイバーセキュリティリスク当社グループでは、サイバーセキュリティリスクをグループ全体で管理すべきリスクと認識し管理態勢の強化に取り組んでおります。しかしながら、「サイバー攻撃」(情報通信ネットワーク・情報システム等の悪用により、サイバー空間を経由した不正侵入、情報の窃取・改ざん・破壊、情報システムの作動停止や誤作動、不正プログラムの実行やDDoS攻撃等)により、当社グループのサイバーセキュリティが脅かされ、損失が発生し業績に悪影響を及ぼす可能性があります。 (11) 金融犯罪に関するリスク当社グループでは、振り込め詐欺やキャッシュカードの偽造・盗難等の金融犯罪による被害を未然に防止するため、セキュリティ強化に向けた対策を講じております。また、マネーロンダリング及びテロ資金供与対策を経営の重要課題と位置付け、グループとしての管理態勢の強化に取り組んでおります。しかしながら、高度化する金融犯罪の発生により、その対策費用や、被害に遭われたお客さまへの補償等により、当社グループの業績や財務状況に悪影響を及ぼす可能性があります。 (12) 退職給付債務に関するリスク当社グループは、従業員の退職給付費用及び債務について、年金資産の期待運用利回りや将来の退職給付債務算出に用いる保険数理上の前提・仮定に基づいて算出しております。今後、年金資産の時価下落や運用利回りの低下、割引率等予定給付債務計算の前提となる保険数理上の前提・仮定の変更などにより、退職給付費用及び債務が増加することで当社グループの業績や財務状況に悪影響を及ぼす可能性があります。 (13) 固定資産の減損会計に関するリスク 当社グループは、保有する固定資産について「固定資産の減損に係る会計基準」を適用しております。今後、地価の下落や収益状況の悪化などにより固定資産の減損損失を計上することになる場合、当社グループの業績や財務状況に悪影響を及ぼす可能性があります。 (14) 繰延税金資産に関するリスク当社グループは、現行の会計基準に従い、様々な予測・仮定を前提に算定した将来の合理的な期間内の課税所得の見積額に基づいて繰延税金資産を計上しております。今後、会計基準に何らかの変更があり、繰延税金資産の算入に何らかの制限が課された場合、あるいは、実際の課税所得が見積額と異なる等により、繰延税金資産の一部または全部の回収が出来ないと判断される場合は、当社グループの繰延税金資産は減額され、その結果、当社グループの業績や財務状況に悪影響を与えるとともに、自己資本比率の低下を招く可能性があります。 (15) 競争に伴うリスク日本の金融制度は大幅に規制が緩和されてきており、競争が一段と激化しております。その結果、当社グループが、こうした競争的な事業環境において競争優位を得られない場合、当社グループの事業、業績及び財務状況に悪影響を及ぼす可能性があります。 (16) 地域経済の環境変化により影響を受けるリスク当社グループは、新潟県を主たる営業基盤としております。地域経済が低迷あるいは悪化した場合、業容の拡大が図れないほか、取引先の業況悪化等により信用リスクが増加し、当社グループの業績及び財務状況に悪影響を及ぼす可能性があります。 (17) 規制・制度変更に伴うリスク当社グループは、現時点の規制に従って、また法的規制上のリスクを伴って業務を遂行しております。将来において法律、制度、規則、実務慣行等の変更並びにそれらによって発生する事態が、当社グループの業務遂行や業績に悪影響を及ぼす可能性があります。 (18) 格付低下リスク当社は、格付機関より格付を取得しております。今後、当社グループの収益力・資産の質などの悪化により格付が引き下げられた場合、当社グループの資金調達等に悪影響を及ぼす可能性があります。

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