6856

堀場製作所(6856)に経済的な堀はあるか

電気機器 電機・精密

株価

現在株価
23,440
2026-09-01
時価総額
10,716 億円

主要指標

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株価推移

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▶ 詳細チャート(日足/週足/月足切替)

10年財務トレンド

年度 売上(億) 営業利益(億) 純利益(億) FCF(億) ROE(%) EPS(円) 配当(円) 自己資本比率(%)
FY2016 1,701 185 130 54 9.7 307.7 85.0 55.4
FY2017 1,954 268 163 151 10.8 386.3 116.0 56.5
FY2018 2,106 288 223 85 13.8 529.2 145.0 58.0
FY2019 2,002 209 155 143 9.0 367.1 130.0 54.3
FY2020 1,871 197 132 182 7.4 312.6 90.0 54.3
FY2021 2,243 320 213 206 10.4 505.1 150.0 54.8
FY2022 2,701 458 341 232 14.2 807.1 245.0 57.6
FY2023 2,906 473 403 93 14.2 953.7 290.0 63.0
FY2024 3,174 483 336 228 10.7 799.4 270.0 65.2
FY2025 3,331 530 371 295 10.6 883.5 450.0 67.1

バフェット流モート診断

無形資産
●●●○○
3/5
スイッチング
●●○○○
2/5
ネットワーク
○○○○○
0/5
コスト優位
●○○○○
1/5
効率規模
●●○○○
2/5

総合スコア:8/25 主要モート:無形資産 持続性:判定中

無形資産3/5

堀場製作所は、分析・計測機器分野で長年培ってきた高度な技術力と、特定のニッチ市場における高いブランド認知度を持つ。特に、半導体製造プロセスや環境計測分野での実績は、他社が容易に模倣できない無形資産となっている。例えば、半導体プロセス用排ガス分析計では世界トップクラスのシェアを誇る。

スイッチングコスト2/5

分析・計測機器は、一度導入すると校正やオペレーターの習熟にコストがかかるため、一定のスイッチング・コストが存在する。特に、顧客の生産ラインや研究開発プロセスに深く組み込まれている場合、乗り換えは容易ではない。

ネットワーク効果0/5

分析・計測機器の多くは個別の機器としての性能が重視され、ユーザーが増えることで価値が指数関数的に増大するネットワーク効果は限定的である。

コスト優位1/5

特定のニッチ市場に特化しているため、量産効果によるコスト優位性は限定的。ただし、長年の経験による製造ノウハウの蓄積は、一定の効率性をもたらしている可能性がある。

規模の経済2/5

分析・計測機器市場は細分化されており、堀場製作所は特定の分野で高いシェアを持つものの、市場全体をカバーする圧倒的な規模の経済性は持たない。しかし、ニッチ市場においては寡占的な地位を築いている。

競合との比較優位

強気シナリオ

半導体市場の長期的な成長と、製造プロセスの高度化に伴う高機能分析・計測機器への需要拡大。

環境規制強化やサステナビリティへの関心の高まりによる、環境計測分野での事業拡大。

M&Aや自社開発による新技術・新製品の投入による、新たな成長分野の開拓。

弱気シナリオ(モート侵食)

半導体市場の周期的な低迷や地政学リスクによる設備投資の抑制。

競合他社による技術革新や、より低価格な代替品の登場による価格競争の激化。

主要顧客の生産拠点移転や、代替技術の台頭による既存事業への影響。

反転思考(マンガー流:どうすればこの会社は壊れるか)

堀場製作所の投資が失敗するには、まず同社が長年培ってきた技術的優位性、特に半導体製造プロセスや環境計測分野における高度なノウハウが陳腐化するか、競合他社に容易に模倣されるようになる必要がある。具体的には、主要顧客である半導体メーカーが、堀場製作所の機器に依存しない新たなプロセス技術を開発したり、より安価で同等以上の性能を持つ分析・計測機器を他社が開発・提供し始めるケースが考えられる。また、環境規制の緩和や、環境計測の重要性が低下するような世界的な潮流が発生することも、同社のモートを侵食する要因となりうる。さらに、グローバルなサプライチェーンの混乱が長期化し、部品調達難や製造コストの急騰が続き、価格競争力や供給能力を著しく損なう事態も、同社の持続的競争優位性を揺るがす可能性がある。

5年後のモート予測

強気

半導体・環境計測分野の堅調な需要に支えられ、高付加価値製品の販売拡大により売上・利益ともに着実な成長を続ける。M&Aによる事業領域拡大も寄与する。

中立

市場の変動の影響を受けつつも、ニッチ市場での強固な地位と技術力を活かし、安定的な収益を維持する。新製品投入による緩やかな成長が見込まれる。

弱気

半導体市場の長期低迷や激しい価格競争により、収益性が悪化する。技術革新の遅れが顕著になり、市場シェアを失うリスクがある。

グレアム防衛的投資家 7基準

1. 適切な企業規模 時価総額 10,716億
2. 健全な財務 自己資本比率 67.1%
3. 利益の安定性 10年連続黒字
4. 配当の継続性 ?年連続配当
5. 利益成長 EPS 3年成長 3.1%
6. 適度なPER PER 28.9倍
7. 適度なPBR PBR 3.08倍

合格数:4/7 部分的合格

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