事業の概要
- 主要事業は包装機械と生産機械東京自働機械製作所グループは、包装機械と生産機械の製造販売を主な事業としています。具体的には、お菓子や食品を包む機械や、工場で製品を作るための機械などを手掛けています。グループ全体でこれらの機械を提供し、顧客の生産活動を支えることで収益を得ています。
- グループ会社による役割分担包装機械事業は、親会社である株式会社東京自働機械製作所が製造販売を行うほか、関連会社のPT TAM PACKAGING ASIAと東京施設工業株式会社も製造を担っています。これにより、生産体制を強化し、多様な顧客ニーズに対応できる体制を構築しています。
- 生産機械事業は親会社が担当生産機械事業については、株式会社東京自働機械製作所が単独で製造販売を行っています。特定の顧客向け生産設備に強みを持ち、高い技術力と専門性で顧客の要望に応えることで、安定的な収益源としています。
出典: FY2025 有価証券報告書(AI要約)
セグメント構成
- 包装機械事業の収益貢献包装機械事業は、売上高が57.85億円、営業利益が0.0465億円となっています。主に菓子・食品業界向けの機械を製造販売しており、グループ内の関連会社も製造を担うことで、事業の安定化を図っています。利益率は低いものの、グループの基盤を支える重要な事業です。
- 生産機械事業が収益の柱生産機械事業は、売上高が71.05億円、営業利益が22.58966億円と、グループ全体の収益の大部分を占める稼ぎ頭です。特に特定の顧客向け生産設備に強みを持っており、高い技術力と専門性で高収益を上げています。この事業がグループの成長を牽引しています。
- 二つの事業で構成される収益構造東京自働機械製作所グループは、包装機械と生産機械の二つの主要事業で構成されています。包装機械は幅広い顧客層に製品を提供し、生産機械は特定の顧客向けに高付加価値な設備を提供することで、異なる特性を持つ事業が互いに補完し合い、グループ全体の安定的な収益構造を形成しています。
2025-03 セグメント別業績
| セグメント | 区分 | 売上(億) | 営業利益(億) | 営業利益率 |
|---|---|---|---|---|
| PackageMachine | 事業 | 58 | 0 | 0.1% |
| ProductionMachine | 事業 | 71 | 23 | 31.8% |
有価証券報告書「事業の内容」の全文を見る(年度切替)
3 【事業の内容】当社グループ(当社及び当社の関係会社)は、株式会社東京自働機械製作所、子会社1社及び関連会社2社により構成され、包装機械、生産機械の製造販売を主な事業の内容としております。 当社グループにおける「包装機械」「生産機械」の事業の位置づけは次のとおりであります。 包装機械 当社が製造販売するほか、関連会社 PT TAM PACKAGING ASIA 及び関連会社 東京施設工業株式会社が製造を行っております。 生産機械 当社が製造販売を行っております。 事業系統図は次のとおりであります。
事業の優位性(モート)
事業の質(有価証券報告書から抽出)
数字に出ない事業の性質を、同じ物差しで全銘柄そろえています。FY2025時点の記載が出典です。
| 顧客集中度特定顧客への依存度。高いほど失注リスクが大きい | 高い(依存) |
|---|---|
| 景気敏感度業績が景気循環にどれだけ振られるか | シクリカル |
会社が挙げる主要リスク:包装機械事業の主要取引先の設備投資動向 / 特定取引先(Johnson&Johnson Vision Inc.)への依存 / 検収のタイミングによる期間損益への影響
同じ条件で他の銘柄を探す → 定性スクリーニング(価格決定力・参入障壁・景気敏感度などで絞り込めます)
モート総合 5 / 25 5類型それぞれの強度と、そう判定した根拠
無形資産☆☆☆☆☆
東京自働機械製作所は、特定のブランド力や特許、規制ライセンスに関する公開情報が限定的であり、明確な無形資産による競争優位性は確認できません。そのため、この項目は0点と評価します。
スイッチングコスト★☆☆☆☆
同社は自動機(自動組立機、自動検査機等)を製造しており、顧客の生産ラインに組み込まれるため、導入後の切り替えには一定のコストや手間が発生する可能性があります。しかし、顧客の設備投資判断は性能や価格が重視される傾向があり、スイッチング・コストによる優位性は限定的と考えられます。
ネットワーク効果☆☆☆☆☆
同社の事業は、個々の顧客の生産ラインに特化した自動機の製造が中心であり、ユーザー数の増加が製品やサービスの価値を直接的に高めるネットワーク効果は発生しないと考えられます。そのため、この項目は0点と評価します。
コスト優位★★☆☆☆
長年の製造経験とノウハウの蓄積により、効率的な生産体制を構築している可能性はありますが、他社と比較した構造的なコスト優位性を示す具体的な情報は現時点では確認できません。ただし、一定の効率性は推測されます。
規模の経済★★☆☆☆
自動機市場はニッチな分野であり、同社は一定のシェアを占めていると考えられますが、業界全体を代表するような圧倒的な規模の経済による優位性は確認されていません。特定の顧客層や製品群においては一定の規模メリットがある可能性はあります。
- 特定の顧客向け生産設備に強み生産機械事業では、特定の顧客向けに特化した生産設備を製造しており、特にJohnson & Johnson Vision Inc.社への売上比率が高いです。これは、同社との間で長年にわたる信頼関係と高い技術力が評価されていることを示唆しており、安定した受注に繋がっています。
- 菓子・食品業界との強固な関係包装機械事業の主要取引先は菓子・食品業界であり、これらの業界における豊富な実績とノウハウを有しています。これにより、顧客のニーズを深く理解し、最適な包装機械を提供できる点が強みであり、業界内での競争優位性を築いています。
- グループ連携による生産体制包装機械事業では、親会社だけでなく関連会社も製造を担うことで、生産能力の向上とリスク分散を図っています。これにより、多様な顧客からの受注に対応しやすくなり、安定した製品供給体制を構築していると考えられます。
出典: FY2025 有価証券報告書(AI要約)
経営戦略
有価証券報告書「経営方針・対処すべき課題・MD&A」の全文を見る(年度切替)
経営方針・経営戦略
1 【経営方針、経営環境及び対処すべき課題等】(1) 会社の経営の基本方針 当社は、経営の基本方針として、以下の行動指針を定めております。 「われわれは、「ぜったい 成しとげる」という強い意志を持ち、お客様の期待の一歩先を行く自働化機械とサービスを提供し続けます。」 1.わが社はお客様のため、 ① お客様の声を聴きお客様の問題を解決します。 ② お客様に喜んでいただける信頼性が高い商品を提供します。 ③ お客様にライフサイクルマネジメントを提供します。 ④ お客様の生産性を高め、トータルコスト低減に貢献します。 2.わが社の社員は、 ① ひとり一人がプロ意識を持ち、チームワークで目標を達成します。 ② ひとり一人が自立する社員を目指し、能力を高め、自己を成長させます。 ③ ひとり一人の個性と挑戦意欲が尊重され、成長の機会と場を公平に与えられます。 ④ ひとり一人の能力と仕事の成果が公正に評価され処遇されます。 3.わが社は社会のため、 ① 社会の一員として法令・倫理・社会規範を遵守します。 ② 社会事業・福祉活動に協力し、地域と社会の発展に寄与します。 ③ 環境保全と資源保護に寄与する企業活動を行います。 4.わが社は株主のため、 ① 情報を公開し、透明性の高い経営を行います。 ② 事業発展のために積極かつ慎重に新製品開発、新市場開拓、設備投資を行います。 ③ 逆境に備えて蓄積します。 ④ 継続的な利益を生み出し、適正な配当を行います。 (2) 中長期的な会社の経営戦略と優先的に対処すべき事業上及び財務上の課題 包装機械事業におきましては、米国の通商政策の影響による世界経済の減速リスクや、物価上昇などによる企業の経済活動や個人消費への影響が懸念されるなど、より一層先行きが見えにくい状況が続いております。一方で人手不足や合理化・自動化によるコスト削減は今後も継続するものと見られ、加えて時流である「環境」「自動化」「IoT」等のキーワードに沿った設備投資も顕在化していくと思われます。 また、生産機械事業におきましては、海外特定顧客の設備投資計画に強く影響を受けるため変動が大きく、包装機械事業と同様、予断を許さない世界経済の景気動向からその設備計画の流動的な変更も予測されますので、最新の顧客動向の把握に努め、顧客との信頼/協業関係を一層深める必要があります。 このような状況下、当社といたしましては、人手不足を起因とした自動化需要など変化する市場要求を的確に捉え、お客様のニーズや時流に合った商品開発、顧客提案を実施していくことで包装機械事業の一段の売上拡大を図り、同時に生産性の向上と適正な価格転嫁により収益力強化を図ることが喫緊の課題と認識しております。 当社はコロナ禍等をきっかけに変化した事業環境を踏まえ、サステナビリティ、多様性、各事業の方向性などを織り込んだ2024年度をスタートとする第7次中期経営計画を策定しており、以下の基本方針に沿って引き続き社会に新たな価値を提供する「価値創造企業」となることを目指してまいります。 ① 包装機械事業の売上高拡大と海外比率アップ ② 生産機械事業量の安定的確保と利益確保 ③ 持続可能な社会実現に向けたサステナビリティ経営の実践 今後も社会情勢や景気動向を注視しながら、継続的な成長を目指す所存です。
対処すべき課題
1 【経営方針、経営環境及び対処すべき課題等】(1) 会社の経営の基本方針 当社は、経営の基本方針として、以下の行動指針を定めております。 「われわれは、「ぜったい 成しとげる」という強い意志を持ち、お客様の期待の一歩先を行く自働化機械とサービスを提供し続けます。」 1.わが社はお客様のため、 ① お客様の声を聴きお客様の問題を解決します。 ② お客様に喜んでいただける信頼性が高い商品を提供します。 ③ お客様にライフサイクルマネジメントを提供します。 ④ お客様の生産性を高め、トータルコスト低減に貢献します。 2.わが社の社員は、 ① ひとり一人がプロ意識を持ち、チームワークで目標を達成します。 ② ひとり一人が自立する社員を目指し、能力を高め、自己を成長させます。 ③ ひとり一人の個性と挑戦意欲が尊重され、成長の機会と場を公平に与えられます。 ④ ひとり一人の能力と仕事の成果が公正に評価され処遇されます。 3.わが社は社会のため、 ① 社会の一員として法令・倫理・社会規範を遵守します。 ② 社会事業・福祉活動に協力し、地域と社会の発展に寄与します。 ③ 環境保全と資源保護に寄与する企業活動を行います。 4.わが社は株主のため、 ① 情報を公開し、透明性の高い経営を行います。 ② 事業発展のために積極かつ慎重に新製品開発、新市場開拓、設備投資を行います。 ③ 逆境に備えて蓄積します。 ④ 継続的な利益を生み出し、適正な配当を行います。 (2) 中長期的な会社の経営戦略と優先的に対処すべき事業上及び財務上の課題 包装機械事業におきましては、米国の通商政策の影響による世界経済の減速リスクや、物価上昇などによる企業の経済活動や個人消費への影響が懸念されるなど、より一層先行きが見えにくい状況が続いております。一方で人手不足や合理化・自動化によるコスト削減は今後も継続するものと見られ、加えて時流である「環境」「自動化」「IoT」等のキーワードに沿った設備投資も顕在化していくと思われます。 また、生産機械事業におきましては、海外特定顧客の設備投資計画に強く影響を受けるため変動が大きく、包装機械事業と同様、予断を許さない世界経済の景気動向からその設備計画の流動的な変更も予測されますので、最新の顧客動向の把握に努め、顧客との信頼/協業関係を一層深める必要があります。 このような状況下、当社といたしましては、人手不足を起因とした自動化需要など変化する市場要求を的確に捉え、お客様のニーズや時流に合った商品開発、顧客提案を実施していくことで包装機械事業の一段の売上拡大を図り、同時に生産性の向上と適正な価格転嫁により収益力強化を図ることが喫緊の課題と認識しております。 当社はコロナ禍等をきっかけに変化した事業環境を踏まえ、サステナビリティ、多様性、各事業の方向性などを織り込んだ2024年度をスタートとする第7次中期経営計画を策定しており、以下の基本方針に沿って引き続き社会に新たな価値を提供する「価値創造企業」となることを目指してまいります。 ① 包装機械事業の売上高拡大と海外比率アップ ② 生産機械事業量の安定的確保と利益確保 ③ 持続可能な社会実現に向けたサステナビリティ経営の実践 今後も社会情勢や景気動向を注視しながら、継続的な成長を目指す所存です。
MD&A(経営者による分析)
4 【経営者による財政状態、経営成績及びキャッシュ・フローの状況の分析】当事業年度における当社の財政状態、経営成績及びキャッシュ・フロー(以下、「経営成績等」という)の状況の概要並びに経営者の視点による当社の経営成績等の状況に関する認識及び分析・検討内容は次のとおりであります。なお、文中の将来に関する事項は当事業年度末現在において判断したものであります。 (1) 経営成績当事業年度におけるわが国経済は、インバウンド需要の増加や雇用・所得環境の改善などにより緩やかな回復基調となりました。一方で、継続的な物価上昇による個人消費の減速懸念や中東・ウクライナ情勢に加え、足元では米国の通商政策の影響が広がるなど世界情勢は一層不確実性を増しており、景気の先行きは依然不透明な状況が続いております。 このような経済情勢の下、当社は全社を挙げて業績の確保に努めた結果、当事業年度における業績は、売上高128億9千万円(前年同期134億5千8百万円、4.2%減)となりました。利益面では、依然として高水準にある原材料費に加え、販売活動費や研究開発費、人件費の増加など利益を圧迫する要因が重なりましたが、生産性の向上や販売価格の適正化により原価率が改善し、営業利益15億6千4百万円(前年同期13億8千8百万円、12.7%増)、経常利益17億2千1百万円(前年同期15億4千6百万円、11.3%増)、当期純利益12億2千2百万円(前年同期11億1千6百万円、9.5%増)となりました。 各セグメント別の業績は次のとおりであります。包装機械部門におきましては、菓子食品業界を中心に人手不足を背景とした自動化・省人化需要に伴う設備投資意欲の継続により大型案件を含む受注が堅調に推移し、当部門の売上高は57億8千5百万円(前年同期48億2千1百万円、20.0%増)となりました。セグメント利益は、競合他社との価格競争などによる厳しい事業環境の中にありましたが、増収効果により4百万円(前年同期5千9百万円の損失)となりました。生産機械部門におきましては、近年集中していた海外特定顧客向け大型プロジェクトの需要が落ち着き、売上高71億5百万円(前年同期86億3千7百万円、17.7%減)となりました。セグメント利益は、生産性向上の取組みなどにより原価率が大幅に改善し22億5千8百万円(前年同期20億6千万円、9.6%増)となりました。また、共通費は6億9千8百万円(前年同期6億1千2百万円、14.0%増)となりました。 (単位:百万円) 売上高営業費用営業利益包装機械5,7855,7804生産機械7,1054,8462,258共 通 費 ―698△698合 計12,89011,3251,564 生産、受注及び販売の実績は次のとおりであります。① 生産実績当事業年度における生産実績をセグメントごとに示すと、次のとおりであります。 セグメントの名称当事業年度(自 2024年4月1日至 2025年3月31日)前年同期比(%)包装機械(千円)4,011,805△0.2生産機械(千円)7,496,053△12.5合計(千円)11,507,858△8.5 (注) 金額は販売金額によっております。 ② 受注実績当事業年度における受注実績をセグメントごとに示すと、次のとおりであります。 セグメントの名称受注高前年同期比(%)受注残高前年同期比(%)包装機械(千円)6,054,608+16.53,264,200+9.0生産機械(千円)1,535,557△76.32,160,957△72.0合計(千円)7,590,165△34.95,425,158△49.4 ③ 販売実績当事業年度における販売実績をセグメントごとに示すと、次のとおりであります。 セグメントの名称当事業年度(自 2024年4月1日至 2025年3月31日)前年同期比(%)包装機械(千円)5,785,048+20.0生産機械(千円)7,105,055△17.7合計(千円)12,890,103△4.2 (注) 主な相手先別の販売実績及び当該販売実績の総販売実績に対する割合は次のとおりであります。相手先前事業年度(自 2023年4月1日至 2024年3月31日)当事業年度(自 2024年4月1日至 2025年3月31日)JOHNSON & JOHNSON VISION販売高(千円)割合(%)販売高(千円)割合(%)8,261,67461.46,766,95352.5 (2) 財政状態(資産)流動資産は、前事業年度末に比べて11.4%減少し、98億6千万円となりました。これは、現金及び預金が7億1千7百万円、電子記録債権が3億7千2百万円それぞれ増加したのに対し、契約資産が11億8千8百万円、前渡金が8億7百万円それぞれ減少したことなどによります。 固定資産は、前事業年度末に比べて9.0%増加し、59億9千5百万円となりました。これは、有形固定資産が4千1百万円減少したのに対し、投資有価証券が4億7千6百万円増加したことなどによります。 この結果、総資産は、前事業年度末に比べて4.6%減少し、158億5千5百万円となりました。 (負債)流動負債は、前事業年度末に比べて41.7%減少し、41億7百万円となりました。これは、電子記録債務が6億1千8百万円、未払法人税等が1億6千万円それぞれ増加したのに対し、買掛金が14億8千9百万円、前受金が12億2千4百万円それぞれ減少したことなどによります。 固定負債は、前事業年度末に比べて53.2%増加し、23億8百万円となりました。これは、リース債務が3千3百万円減少したのに対し、長期借入金が6億6千5百万円、繰延税金負債が9千9百万円それぞれ増加したことなどによります。 この結果、負債合計は、前事業年度末に比べて25.0%減少し、64億1千6百万円となりました。 (純資産)純資産合計は、前事業年度末に比べて16.9%増加し、94億3千9百万円となりました。これは、繰越利益剰余金が10億4千9百万円、その他有価証券評価差額金が3億9百万円それぞれ増加したことなどによります。 (3) キャッシュ・フローの状況 当事業年度末における現金及び現金同等物(以下「資金」という。)の残高は、前事業年度末に比べて7億1千7百万円増加し、35億2千9百万円となりました。 当事業年度における各キャッシュ・フローの状況は次のとおりであります。 (営業活動によるキャッシュ・フロー)営業活動の結果得た資金は、10億1千3百万円(前年同期は13億6千5百万円のキャッシュ・アウト)となりました。これは主に仕入債務の減少12億6千8百万円や前受金の減少12億2千4百万円などによる減少と、税引前当期純利益17億2千1百万円や売上債権の減少10億7千5百万円などによる増加の結果であり、前年同期に比べて23億7千8百万円の資金の増加となりました。 (投資活動によるキャッシュ・フロー) 投資活動の結果使用した資金は、1億9百万円(前年同期比27.0%増)となりました。これは主に保険積立金の積立による支出5千4百万円や有形固定資産の取得による支出5千1百万円などによる減少の結果であり、前年同期に比べて2千3百万円の資金の減少となりました。 (財務活動によるキャッシュ・フロー) 財務活動の結果使用した資金は、1億8千6百万円(前年同期比21.1%減)となりました。これは主に長期借入れによる収入7億5千万円による増加と、長期借入金の返済による支出6億9千9百万円や配当金の支払1億7千2百万円などによる減少の結果であり、前年同期に比べて4千9百万円の資金の増加となりました。 当社の資本の財源及び資金の流動性については、当社の主要な資金需要は、製品製造のための材料費、労務費、経費、販売費及び一般管理費等の営業費用並びに設備の改修や新設等に係る投資であります。これらの資金需要につきましては、営業活動によるキャッシュ・フロー及び自己資金のほか、金融機関からの借入等による資金調達にて対応していくこととしております。 (4) 重要な会計上の見積り及び当該見積りに用いた仮定当社の財務諸表は、わが国において一般に公正妥当と認められている会計基準に基づき作成しております。この財務諸表を作成するにあたって、資産、負債、収益及び費用の報告額に影響を及ぼす見積り及び仮定を用いておりますが、これらの見積り及び仮定に基づく数値は実際の結果と異なる可能性があります。 財務諸表の作成にあたって用いた会計上の見積り及び仮定のうち、重要なものは「第5 経理の状況 2 財務諸表等 (1)財務諸表 注記事項 (重要な会計上の見積り)」に記載しております。
事業リスク
- 菓子・食品業界の景気変動リスク包装機械事業は菓子・食品業界を主要取引先としており、観光需要や景気動向の変化が顧客の設備投資に直接影響します。これにより、包装機械の受注が減少し、事業全体の業績や財政状態が悪化する可能性があります。
- 特定顧客への高い依存度生産機械事業はJohnson & Johnson Vision Inc.社への売上比率が非常に高く、2024年3月期には61.4%を占めています。このため、同社の設備投資動向や米国の通商政策などによる世界経済の減速が、生産機械事業ひいては全社の業績に大きな影響を与えるリスクがあります。
- 売上計上タイミングの変動包装機械は検収基準、生産機械は工事進行基準または検収基準で売上計上されますが、顧客や自社の都合で計上タイミングがずれることがあります。特に大型案件の場合、四半期末や年度末の期間損益に予期せぬ影響を及ぼし、業績が不安定になる可能性があります。
出典: FY2025 有価証券報告書(AI要約)
有価証券報告書「事業等のリスク」の全文を見る(年度切替)
3 【事業等のリスク】有価証券報告書に記載した事業の状況、経理の状況等に関する事項のうち、投資者の判断に重要な影響を及ぼす可能性のある主要なリスクには、以下のようなものがあります。なお、文中における将来に関する事項は、当有価証券報告書提出日現在において当社が判断したものであります。 (1) 包装機械事業の主要取引先について 当社包装機械事業の主要な取引先は、菓子・食品業界であり、観光需要や景気動向の変化など顧客の設備投資に与える影響が、当社の包装機械事業、全社の業績及び財政状態に影響を及ぼす可能性があります。 (2) 特定取引先への依存について 当社生産機械事業は、特定顧客向け生産設備を製造しておりますが、特にJohnson&Johnson Vision Inc.社に対する売上比率が高いため、同社の設備投資動向が当社の事業に与える影響は大きいと考えられます。また、米国の通商政策などに起因する世界経済の減速懸念も、顧客の設備投資に影響を与える可能性があり、その結果として当社の生産機械事業、全社の業績及び財政状態に影響を及ぼす可能性があります。 売上高(百万円)Johnson & Johnson Visionへの売上高(百万円)比率(%)2021年3月期10,7085,32249.72022年3月期8,8194,09046.42023年3月期13,3067,93859.72024年3月期13,4588,26161.42025年3月期12,8906,76652.5 (3) 検収のタイミングによる期間損益への影響 当社の包装機械は検収基準により、生産機械は工事進行基準、並びに検収基準により売上計上しておりますが、当社や顧客の事情等により当初予定と異なるタイミングで売上計上となる場合があり、大型案件の場合、当社の四半期会計期間末又は年度末の期間損益に影響を及ぼす可能性があります。 (4) 自然災害について 当社の主要な生産拠点は、千葉県柏市に有しており、販売及び管理機能を有する本社は東京都千代田区に有しております。これらの地域で大規模な自然災害等が発生した場合、生産、販売に重大な支障を来たす恐れがあり、当社の業績や財政状態に影響を及ぼす可能性があります。