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エンバイオ・ホールディングス

サービス業 情報通信・サービスその他

事業等のリスク

エンバイオ・ホールディングスは、いくつかの事業リスクを抱えています。土壌汚染対策事業は、法令改正や不動産取引、企業の環境投資の増減に需要が左右されます。また、競合激化による工事単価の低下も懸念されます。ブラウンフィールド活用事業は、不動産市況の変動が収益に直結し、仕入れ価格の上昇や販売時期の遅延が業績に影響を与える可能性があります。自然エネルギー事業では、電力会社による出力抑制や、入札・PPA市場での価格競争激化により売電収入が減少するリスクがあります。さらに、土壌汚染調査と実際の状況の差異による原価変動や、為替変動も業績に影響を及ぼす可能性があります。

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FY2025|6,942 文字
3【事業等のリスク】 当社グループの経営成績、財政状況及び投資判断等に影響を及ぼす可能性のあるリスクを記載しております。また、必ずしもそのようなリスク要因に該当しない事項についても、投資者の投資判断上あるいは当社グループの事業活動を理解する上で重要と考えられる事項については、投資者に対する積極的な情報開示の観点から記載しております。 なお、文中の将来に関する事項は、当連結会計年度末現在において当社グループが判断したものであります。また、記載事項はリスクを全て網羅するものではありませんのでご留意下さい。 (1) 事業環境に由来するリスク① 事業環境の変化(発生可能性:中、影響度:中、発生時期:長期的)a.土壌汚染対策事業 土壌汚染対策事業の需要は、「土壌汚染対策法」及び各地方自治体により施行される条例等の影響を受けます。今後の法令や条例等の新設、改正による規制の強化もしくは緩和によって、需要が大きく変動する可能性があります。一方、土壌汚染対策の需要の大半は、不動産取引を契機とした企業の法令対応、M&Aを契機とした環境リスク対策、工場等敷地の環境保全を目的とした環境投資によって占められております。そのため、土壌汚染対策事業の需要は、景気動向による不動産取引の増減や企業の環境投資の増減の影響を受けます。 b.ブラウンフィールド活用事業 ブラウンフィールド活用事業の収益は、不動産市況の動向と連動いたします。土地の仕入時期及び販売時期の不動産市況の状況により、収益が大きく変動する可能性があり、また、これらの要因を背景として、販売用不動産の引き渡し時期が当初の計画から大きく前後し、当社グループの業績に影響を及ぼす可能性があります。 c.自然エネルギー事業 自然エネルギー事業については、固定価格買取制度による電力会社への売電収入を主たる収入源としておりますが、近年、太陽光発電所の発電総量が増大したことから、需給バランスを保つために電力会社から出力抑制を求められるケースが増加し、売上高が減少する可能性があります。 ② 競合の状況(発生可能性:中、影響度:中、発生時期:長期的)a.土壌汚染対策事業 土壌汚染関連業界の国内市場は、土壌汚染対策法の一部改正により土壌汚染調査の契機が拡大し、年間の調査件数は増加傾向が続いておりますが、浄化工事を伴わない措置の増加や競合企業間の競争により工事単価の低下が進行しております。競合他社との受注競争が激しくなる中で、厳しい条件で受注する傾向が進んだ場合等には、当社グループの業績に影響を及ぼす可能性があります。 b.ブラウンフィールド活用事業 ブラウンフィールド活用事業は、土地の需要家に代わって当社グループが土壌汚染リスクを取って解決することで成立するビジネスモデルであり、不動産市場が活況となり、価格が高騰した場合、土壌汚染対策費用のインパクトが相対的に低くなるため、土地の需要家が自ら土壌汚染リスクを取る可能性が高まります。その結果、大手不動産開発業者等との競合による販売用不動産の仕入価格上昇や仕入減少により、当社グループの業績に影響を及ぼす可能性があります。 c.自然エネルギー事業 固定価格買取制度では、新規の太陽光発電所については入札により発電事業者が決定されます。不特定多数の競合企業が入札に参加するため、予定した売電価格で落札できない可能性があります。また、電力の需要家と直接売電契約を締結するPPAについても参入する発電事業者が増加傾向にあり、売電の価格競争が激しくなってきております。これらの結果として売電価格が低下すると、当社グループの業績に影響を及ぼす可能性があります。 (2) 事業内容に由来するリスク① 売上計上時期が計画から遅れるリスク及び一時期に集中するリスク(発生可能性:中、影響度:中、発生時期:短期的)a.土壌汚染対策事業 土壌汚染対策の対象施設に、施設閉鎖時期の遅れや解体工事の着工遅れ等、当社グループに起因しない事情による事業遅延、追加調査の発生などにより、結果として売上計上時期が計画から遅れる可能性があり、当社グループの業績に影響を及ぼす可能性があります。また、当社グループが大型の土壌汚染対策に関する案件を受注した場合、若しくは多数の受注工事が一時期に集中した場合、該当する四半期決算の売上高は大幅に増加する可能性がありますが、当該四半期決算の経営成績だけをもって、通期の経営成績を見通すことは困難である点には留意する必要があります。 b.ブラウンフィールド活用事業 土壌汚染対策を完了した後に売却する販売用不動産については、土壌汚染対策の工程や法で定められた地下水のモニタリング等の状況により販売時期が計画から遅れる可能性があり、当社グループの業績に影響を及ぼす可能性があります。また、売上規模の大きな販売用不動産の売却を実行した場合には、該当する四半期決算の売上高は大幅に増加する可能性がありますが、当該四半期決算の経営成績だけをもって、通期の経営成績を見通すことは困難である点には留意する必要があります。 ② 原価が変動するリスク(発生可能性:中、影響度:中、発生時期:短期的)a.土壌汚染対策事業 土壌汚染浄化工事において、事前の土壌汚染調査の結果と実際の汚染状況が著しく異なる場合は、工事費用が変動する可能性があります。また、状況により利益率の低い工法を選択せざるを得ない場合は、当初予定の利益を確保できない可能性があります。詳細調査前の段階で契約金額を確定する責任施工(コストキャップ保証)として土壌浄化工事を請け負った場合、免責部分については負担する必要があるため、当初予定の利益を確保できない可能性があります。 当社グループは、長期案件における原価上昇時には工事価格の増額に理解を求め、また、工事費用が変動した場合の上振れ分を補填する保険(業務過誤保険)に加入するなどして、当該リスクの軽減を図っております。 b.ブラウンフィールド活用事業 土壌汚染地を販売用不動産として現状有姿で仕入れる場合、土壌汚染状況が100%明らかになっていないこともあり、土壌汚染対策を実施する際に汚染状況が想定と異なる場合には原価が変動し、当初予定の利益に影響を及ぼす可能性もあります。 不動産の仕入時には、土壌汚染対策事業のノウハウを活用しながら調査を綿密に行って、当該リスクの軽減を図っております。 ③ 為替変動に関するリスク(発生可能性:高、影響度:中、発生時期:短期的) 土壌汚染対策事業では、主に北米メーカー製品の土壌汚染関連機器・資材・浄化用薬剤を輸入しております。また、自然エネルギー事業では中東において売電事業を展開しております。いずれも主に米ドル建てで取引しているため、為替変動により当社グループの財政状態及び経営成績等に影響を及ぼす可能性があります。 ④ 仕入先との取引条件について(発生可能性:低、影響度:小、発生時期:時期特定なし) 土壌汚染対策事業において、主に北米メーカー製品の土壌汚染関連機器・資材・浄化用薬剤を輸入しており、一部のメーカーとの間で日本国内における独占販売契約を締結しております。今後不測の要因により主要な仕入先との取引契約が解消された場合、当社グループの事業展開及び経営成績等に影響を及ぼす可能性があります。 これら仕入先との取引契約が解消されることは、現状では想定し難いものと認識しておりますが、継続的に良好な関係を継続して、当該リスクの軽減を図っております。 ⑤ サービス及び商品の欠陥について(発生可能性:低、影響度:大、発生時期:時期特定なし) 当社グループが提供するサービス及び商品に欠陥が生じた場合、顧客に生じた損失に対する責任を追及される可能性があります。さらに、社会的評価の低下等によって、当社グループの財政状態及び経営成績等に悪影響を及ぼす可能性があります。 当社グループは、安全品質管理室が主体となって品質管理体制を構築して、当該リスクの軽減を図っております。 ⑥ 海外展開について(発生可能性:中、影響度:中、発生時期:中期的) 当社グループは、自然エネルギー事業において中東諸国及び東南アジア諸国を中心とした海外市場において、積極的な事業展開を推進しております。海外展開においては、事業投資に伴う為替リスク、カントリーリスク、市場環境の変化により損失が発生するリスク等があります。また、当該国の経済活動の停滞によって計画どおりに事業展開ができない場合には、当社グループの事業戦略及び経営成績に影響を及ぼす可能性があります。 海外事業においては、現地の市場動向、政策動向、競争環境等を調査、把握したうえで進出し、当該リスクの軽減を図っております。 (3) その他のリスク① 法的規制リスク(発生可能性:低、影響度:大、発生時期:特定時期なし) 当社グループは、法令遵守の徹底が事業活動の大前提であり経営の最重要課題の一つと位置付け、国内外の法令遵守はもちろん社会規範に則して事業活動を遂行すべく、体制整備や役員と従業員への教育、啓発などを推進し、コンプライアンスリスクの回避または最小化に努めております。 当社グループは、各事業の遂行にあたり、様々な法的規制を受けております。 各事業に関連する法令が大きく改正され、当社グループが対応できなくなる事象が発生する場合や、当社グループが取得している主要な許認可等が取り消しされた場合には、当社グループの事業活動が制限され、社会的信用、財政状態及び経営成績等に重大な影響を及ぼす可能性があります。 当社グループが取得している主要な許認可等の状況は以下のとおりであります。有価証券報告書提出日現在において、許認可等の継続に支障を来す要因が発生している事実はありません。 a.土壌汚染対策事業取得・登録者名㈱エンバイオ・エンジニアリング㈱エンバイオ・エンジニアリング取得年月2003年8月8日2015年2月3日許認可等の名称指定調査機関建設業許可(特定建設業)所管官庁等環境省国土交通省許認可等の内容、許可番号土壌汚染対策法第3条第1項、第4条第2項又は、第5条第1項に基づいて土壌汚染状況調査を実施する義務が生じた土地の所有者等からの委託等による調査の実施及び法第16条第1項に基づく土壌の調査を実施する機関環2003-3-3016次の工事業(特定)に関する免許土木、建築、大工、左官、とび・土工、石、屋根、電気、管、タイル・れんが・ブロック、鋼構造物、鉄筋、舗装、しゅんせつ、板金、ガラス、塗装、防水、内装仕上、熱絶縁、造園、建具、水道施設、解体国土交通大臣許可(特-6)第25676号有効期限2030年3月31日(以降5年毎に更新)2030年2月2日(以降5年毎に更新)法令違反の要件及び主な許認可取消事由指定取消の要件(土壌汚染対策法第42条)①法第30条第1号又は第3号(欠格条項)に該当するに至ったとき②法第33条(技術管理者の選任)、第35条(変更の届出)、第 37条第1項(業務規程の届出・規程変更の届出)又は第 38 条(帳簿の備付け等)の規定に違反したとき③法第36条第3項の規定による命令(改善命令)又は法第39条の規定による命令(適合命令)に違反したとき④不正の手段により法第3条第1項の指定を受けたとき不正な手段による許可の取得や役員等の欠格条項違反に該当した場合は許可の取消(建設業法第29条)不正入札等不誠実な行為があった場合は業務停止等の処分(同法第28条) b.ブラウンフィールド活用事業取得・登録者名㈱エンバイオ・リアルエステート㈱土地再生投資取得年月2012年2月10日2018年5月18日許認可等の名称宅地建物取引業(免許)宅地建物取引業(免許)所管官庁等東京都東京都許認可等の内容、許可番号宅地・建物の売買東京都知事(3)第93862号宅地・建物の売買東京都知事(2)第102018号有効期限2027年2月10日(以降5年毎に更新)2028年5月18日(以降5年毎に更新)法令違反の要件及び主な許認可取消事由指示処分・業務停止処分(宅地建物取引業法第65条)業務に関し関係者に損害を与えた(または与えるおそれがある)とき、取引の公正を害した(または害するおそれがある)とき、他の法令に違反したとき免許取消の要件(同法第66条)1.代表者や法人役員等が欠格事由に該当する場合①成年被後見人、被保佐人又は破産者宣告を受けた場合②禁固以上の刑に処せられた場合③暴力団による不当な行為の防止に違反した場合2.業務違反①不正な手段により宅建業免許を取得した事が発覚した場合②免許を受けてから1年以上事業を休止した場合3.許可要件の喪失①許可取得要件を満たせなくなった場合②免許の更新をしなかった場合指示処分・業務停止処分(宅地建物取引業法第65条)業務に関し関係者に損害を与えた(または与えるおそれがある)とき、取引の公正を害した(または害するおそれがある)とき、他の法令に違反したとき免許取消の要件(同第66条)1.代表者や法人役員等が欠格事由に該当する場合①成年被後見人、被保佐人又は破産者宣告を受けた場合②禁固以上の刑に処せられた場合③暴力団による不当な行為の防止に違反した場合2.業務違反①不正な手段により宅建業免許を取得した事が発覚した場合②免許を受けてから1年以上事業を休止した場合3.許可要件の喪失①許可取得要件を満たせなくなった場合②免許の更新をしなかった場合 ② 情報管理に関するリスク(発生可能性:中、影響度:中、発生時期:短期的) 顧客や取引先の個人情報や機密情報の漏洩が起きた場合、当社グループの信用は低下し、顧客等に対する賠償責任が発生する等、当社グループの財政状態及び経営成績等が悪影響を受ける可能性があります。 当社グループでは、情報セキュリティポリシーや社内管理体制を整備し、従業員に対する情報管理やセキュリティ教育等、情報の保護について種々の対策を推進して、当該リスクの軽減を図っております。 ③ 自然災害・火災・事故等への対応について(発生可能性:低、影響度:大、発生時期:特定時期なし) 地震、風水害等の自然災害により当社グループが運営する太陽光発電所・事務所・設備・社員とその家族等に被害が発生した場合には、当社グループの財政状態及び経営成績等が悪影響を受ける可能性があります。また、重大な労働災害、事故等が発生した場合には、操業に支障が生じ、経営成績等に影響を与える可能性があります。 当社グループは、安全第一を目的として、労使間における安全衛生委員会を設け、安全パトロールや安全教育を実施する等事故の防止に努めております。また、損害保険等を付与するなどリスクヘッジを行って、当該リスクの軽減を図っております。 ④ 小規模組織であることについて(発生可能性:中、影響度:大、発生時期:特定時期なし) 当社グループは、小規模な組織であり内部管理体制や業務執行体制も当該組織規模に応じたものとなっております。従って、当社グループの役員や従業員が病気や怪我等により業務を遂行する上で支障が生じた場合や転職等により人材が社外に流出した場合には、当社の業務に支障が生じる可能性があります。 当社グループは、事業の拡大に伴う対応と管理体制のさらなる充実を目的として、人材の育成・採用を行って、当該リスクの軽減を図っております。 ⑤ 財務制限条項について(発生可能性:低、影響度:大、発生時期:特定時期なし) 当社が複数の金融機関との間で締結している借入に係る契約の一部には、財務制限条項が定められております。財務制限条項に抵触した場合、借入先金融機関の請求により当該借入について一括返済を求められるなどして、財政状態及び経営成績等に影響を及ぼす可能性があります。 当社は、金融機関と緊密に情報共有するなどして良好な関係を継続し、当該リスクの軽減を図っております。⑥ 株式会社シーアールイーとの関係について(発生可能性:低、影響度:中、発生時期:特定時期なし) 株式会社シーアールイーは、有価証券報告書提出日現在において当社株式の34.3%を保有しており、当社のその他の関係会社に該当しております。当社は、株式会社シーアールイーとの間で資本業務提携契約を締結しており、自然エネルギー事業、ブラウンフィールド活用事業において協業関係を有しております。当社は株式会社シーアールイーと良好な関係を維持しておりますが、株式会社シーアールイーの事業戦略等の方針が転換された場合など、株式会社シーアールイーとの協業が減少し、当社の財政状態及び経営成績等に影響を及ぼす可能性があります。なお、物流施設の賃貸など当社と株式会社シーアールイーとの間で発生する取引にあたっては、当社の関連当事者等管理規程に則り、適切に実施しております。

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