5971

共和工業所(5971)は何で稼いでいるか — 事業の柱と依存度

金属製品 建設・資材

事業の概要

  • ボルト専門メーカー
    共和工業所グループは、六角ボルトや特殊ボルトなどを冷間鍛造・熱間鍛造という製造方法で、素材から熱処理まで一貫して生産しています。建設機械、自動車関連、産業機械など幅広い業界に製品を供給しており、特に建設機械向けが売上の大半を占める主力事業です。
  • 一貫生産体制
    同社グループは、ボルトの製造において、材料の仕入れから最終的な熱処理、さらにはメッキ加工(子会社共和ワークスタイル)や高周波焼入加工(関連会社ネツレン小松)まで、自社およびグループ内で完結できる体制を構築しています。これにより、品質管理の徹底と効率的な生産を実現しています。
  • 多様な製品展開
    建設機械向けの超高強度シューボルトや特殊ボルト、自動車向けのステアリング部品、産業機械向けのJIS規格ボルト、さらには船舶・発電機用や大規模建築物用の特殊ボルトなど、多岐にわたる製品を製造・販売しています。これにより、様々な顧客ニーズに対応し、事業の安定化を図っています。
出典: FY2025 有価証券報告書(AI要約)
セグメント構成
  • 建設機械部門
    ブルドーザーの履帯(シュー)やバケット、パワーショベルの減速機部品、グレーダーのブレーキ部品など、建設機械の重要部分に使われるボルトや特殊部品を製造しています。特に超高強度シューボルトなどが主力で、2025年4月期には売上全体の95.6%を占める最も重要な収益源です。
  • 自動車関連部門
    自動車のステアリング用中空部品やピニオンシャフト、サスペンション支持用ロッドボルト、ブレーキ用アジャスターなど、自動車の機能部品や変速機用部品を製造しています。2025年4月期の売上構成比は1.0%と、建設機械部門に比べると規模は小さいですが、重要な事業分野です。
  • 産業機械・その他部門
    JIS規格の六角ボルトや六角穴付ボルト、船舶・発電機の内燃機関用ボルト、大規模建築物用ボルト、農業用機械部品などを製造しています。多岐にわたる産業機械やインフラ関連のニーズに対応しており、2025年4月期の売上構成比は産業機械が1.0%、その他が2.4%となっています。
有価証券報告書「事業の内容」の全文を見る(年度切替)
FY2025|1,371 文字
3【事業の内容】 当社グループは、株式会社共和工業所(当社)、子会社である株式会社共和ワークスタイル、関連会社である株式会社ネツレン小松並びにその他の関係会社である有限会社ワイ・エム・ジィにより構成されております。 当社グループは、ボルト専門メーカーとして、六角ボルト、六角穴付ボルト、特殊ボルト等を冷間鍛造及び熱間鍛造により、素材から熱処理までの一貫生産体制で製造し、建設機械、自動車関連、産業機械等の業界向けに販売を行っております。 株式会社共和ワークスタイルは、当社製品のメッキ加工を主に行っております。株式会社ネツレン小松は当社製品の中の無段変速機用シャフトの高周波焼入加工を行っております。有限会社ワイ・エム・ジィとの取引関係はありません。 なお、当社グループは単一セグメントであるため、セグメントごとに記載しておりません。 当社グループの事業部門と事業の内容は次のとおりであります。建設機械部門 ブルドーザー等の無限軌道の履帯(シュー)やバケット部分(排土板)の締結、さく岩機装置の分割構造を締結する支柱ボルト、パワーショベルの旋回輪の減速機の部品、グレーダーのブレーキの部品等の製造を行っております。主要製品  六角ボルト       呼び径ボルト、有効径ボルト、全ねじボルト、ワッシャー組み込みボルトシューボルト・ナット  超高強度シューボルト(強度区分12.9・13.9)、マスターリンクボルト六角穴付ボルト     六角穴付ボルト皿根角ボルト      建設機械用プローボルト特殊ボルト       さく岩機装置締結用ブレーカボルト、大型トランスミッション用タイボルトその他         スイングマシナリーシャフト、プラネタリーギア、ブレーキピストンピン、ブレーキドラム、ブレーキケージ/サポート、さく岩機用特殊ナット、ヘリサート圧入ナット、バケット爪取付ピン自動車関連部門 自動車等に用いられるシャフト部を有しているパーツ部品や変速機械用部品の製造を行っております。主要製品  鍛造品         ステアリング用中空部品、ステアリング用ピニオンシャフト、サスペンション支持用ロッドボルト、ブレーキ用アジャスター産業機械部門 機械部品の締結や中でも狭い部分に埋め込んで用いる締結用ボルトの製造を行っております。主要製品  六角ボルト       JIS規格(JIS B 1180)六角ボルト六角穴付ボルト     JIS規格(JIS B 1176)六角穴付ボルト(強度区分10.9)その他 船舶や発電機の内燃機関用ボルトや体育館・スタジアム等の大規模建築物用ボルトの製造を行っております。主要製品  特殊ボルト       中大型ディーゼルエンジン用各種機関ボルト、トラス構造建築用ボルト、免震構造体用ボルト、建築用鉄筋ジョイント、農業用アタッチメント締結ピン、農業用ロータリー爪ボルト 事業の系統図は次のとおりであります。 当社グループの主要製品の製造工程は次のとおりであります。 (冷間製法)六角ボルト、シューボルト、六角穴付ボルト、皿根角ボルトの製造は次の工程で行います。 鍛造品は、多段式ホーマ成形で工程を終了いたします。 (熱間製法)六角ボルトの一部、特殊ボルト、その他ねじ類の製造は次の工程で行います。

事業の優位性(モート)

事業の質(有価証券報告書から抽出)
数字に出ない事業の性質を、同じ物差しで全銘柄そろえています。FY2025時点の記載が出典です。
価格決定力値上げを通せるか。強いほどインフレ耐性が高い 弱い
材料価格の変動を販売先への価格転嫁が迅速にできるよう取り組んでいる段階
参入障壁新規参入を阻む要因の種類 技術
冷間鍛造及び熱間鍛造によるボルトの一貫生産体制、超高強度シューボルト等の特殊ボルト製造技術
顧客集中度特定顧客への依存度。高いほど失注リスクが大きい 高い(依存)
景気敏感度業績が景気循環にどれだけ振られるか シクリカル
会社が挙げる主要リスク:建設機械業界に対する依存度が高いこと / 材料価格の変動 / 協力会社に関するリスク
同じ条件で他の銘柄を探す → 定性スクリーニング(価格決定力・参入障壁・景気敏感度などで絞り込めます)
モート総合 5 / 25 5類型それぞれの強度と、そう判定した根拠
無形資産☆☆☆☆☆
根拠:弱いブランド・特許・許認可

財務データが未収録のため、ブランド力、特許、規制ライセンス、独占的IPに関する具体的な評価は不可能。公開情報からも特筆すべき無形資産の存在は確認できない。

スイッチングコスト★☆☆☆☆
根拠:弱い乗り換えの手間・コスト

金属製品製造業であり、顧客が特定のサプライヤーから他社へ切り替える際の直接的なコスト(例:システム連携、仕様変更)は限定的と考えられる。ただし、長年の取引関係や品質への信頼が一定のスイッチング要因となる可能性は否定できない。

ネットワーク効果☆☆☆☆☆
根拠:弱い利用者増が価値を生む

事業内容から、ネットワーク効果が働くようなプラットフォームビジネスやサービスではないため、スコアは0とする。

コスト優位★★☆☆☆
根拠:中程度同じ物を安く作れる

金属加工業におけるコスト優位性は、生産効率や調達力に依存する。共和工業所が業界内で顕著なコストリーダーシップを発揮しているという情報は現時点では確認できないが、長年の事業継続によるノウハウ蓄積や規模の経済による一定の効率性は期待できる。

規模の経済★★☆☆☆
根拠:中程度規模が参入障壁になる

金属製品製造業は一般的に競争が激しく、多数のプレイヤーが存在する。共和工業所が業界規模に対して最適化された少数寡占を形成しているとは言えず、規模の経済による明確な優位性は限定的と判断される。

  • 一貫生産体制による品質
    素材の調達から熱処理、メッキ加工、高周波焼入加工までをグループ内で一貫して行うことで、製品の品質を徹底的に管理し、高い信頼性を確保しています。特に、建設機械向けの超高強度ボルトなど、高い品質が求められる製品において強みを発揮します。
  • 冷間・熱間鍛造技術
    同社グループは、冷間鍛造と熱間鍛造という異なる鍛造技術を使い分け、六角ボルトや特殊ボルトなど多様な製品を製造しています。これにより、製品の強度や形状、コストなど、顧客の様々な要求に応じた最適な製造方法を選択できる技術力を持っています。
  • 建設機械業界での実績
    長年にわたり建設機械業界向けに製品を供給し、高い売上比率を維持していることから、同業界における確固たる地位と信頼を築いていると考えられます。特に、ブルドーザーやパワーショベルなどの重要部品を手掛けることで、安定した取引関係を構築しています。
出典: FY2025 有価証券報告書(AI要約)

経営戦略

有価証券報告書「経営方針・対処すべき課題・MD&A」の全文を見る(年度切替)
経営方針・経営戦略
1【経営方針、経営環境及び対処すべき課題等】当社グループの経営方針、経営環境及び対処すべき課題等は、以下のとおりであります。なお、文中の将来に関する事項は、当連結会計年度末現在において当社グループが判断したものであります。 (1)経営方針当社グループは、企業体質の強化、改善をはかり、企業の社会的責任をより明確にし、「良い製品を早く、安く、お客様にサービスしていく」との基本方針のもとに、ねじ分野のほか特殊形状圧造部品等、新分野への挑戦に努め、品質第一でお客様の満足度を向上させることを経営の最重要課題と認識し、全社員の幸せと生活の向上をはかり永続的な生き残りを目指しております。 (2)経営上の目標の達成状況を判断するための客観的な指標等 当社グループは、急激に変化する社会情勢でも安定的に利益を出すことのできる経営体質を構築するため、売上高および営業利益を重視しております。また、安定性や効率性を計る指標として、自己資本比率80%以上および自己資本利益率(ROE)8.0%以上を定めております。 (3)経営環境並びに優先的に対処すべき事業上及び財務上の課題 当連結会計年度におけるわが国経済は、緩やかな回復基調が持続しているものの、原材料価格やエネルギーコストの高騰の影響などにより、依然として先行き不透明な状況が続いております。 当社グループの主要販売先である建設機械業界におきましては、中国経済の減速や米国の追加関税措置の不透明感が増しており、先行きに対して慎重さがみられる状況となっております。 このような経済環境において当社グループは、生産の強化・既存工場のレイアウト再編や物流改善の実現に向けて取り組んでまいります。また、従業員の働きやすい環境整備や次世代の中核人材の教育強化を図ることで、今後も安定した収益の確保に努めてまいります。 優先的に対処すべき課題は以下の通りであります。・人材の確保・育成 事業を継続していく上で、当社グループの将来を担う人材の確保や、顧客の様々な要望に応えられる技術スキル向上のための人材育成が重要であると認識しております。そのため、従業員の働きやすい環境づくりを推進し人材確保に努めると同時に、能力を向上させるための研修の実施と評価制度の充実により、社員の能力を最大限に発揮させる仕組みを確立してまいります。
対処すべき課題
1【経営方針、経営環境及び対処すべき課題等】当社グループの経営方針、経営環境及び対処すべき課題等は、以下のとおりであります。なお、文中の将来に関する事項は、当連結会計年度末現在において当社グループが判断したものであります。 (1)経営方針当社グループは、企業体質の強化、改善をはかり、企業の社会的責任をより明確にし、「良い製品を早く、安く、お客様にサービスしていく」との基本方針のもとに、ねじ分野のほか特殊形状圧造部品等、新分野への挑戦に努め、品質第一でお客様の満足度を向上させることを経営の最重要課題と認識し、全社員の幸せと生活の向上をはかり永続的な生き残りを目指しております。 (2)経営上の目標の達成状況を判断するための客観的な指標等 当社グループは、急激に変化する社会情勢でも安定的に利益を出すことのできる経営体質を構築するため、売上高および営業利益を重視しております。また、安定性や効率性を計る指標として、自己資本比率80%以上および自己資本利益率(ROE)8.0%以上を定めております。 (3)経営環境並びに優先的に対処すべき事業上及び財務上の課題 当連結会計年度におけるわが国経済は、緩やかな回復基調が持続しているものの、原材料価格やエネルギーコストの高騰の影響などにより、依然として先行き不透明な状況が続いております。 当社グループの主要販売先である建設機械業界におきましては、中国経済の減速や米国の追加関税措置の不透明感が増しており、先行きに対して慎重さがみられる状況となっております。 このような経済環境において当社グループは、生産の強化・既存工場のレイアウト再編や物流改善の実現に向けて取り組んでまいります。また、従業員の働きやすい環境整備や次世代の中核人材の教育強化を図ることで、今後も安定した収益の確保に努めてまいります。 優先的に対処すべき課題は以下の通りであります。・人材の確保・育成 事業を継続していく上で、当社グループの将来を担う人材の確保や、顧客の様々な要望に応えられる技術スキル向上のための人材育成が重要であると認識しております。そのため、従業員の働きやすい環境づくりを推進し人材確保に努めると同時に、能力を向上させるための研修の実施と評価制度の充実により、社員の能力を最大限に発揮させる仕組みを確立してまいります。
MD&A(経営者による分析)
4【経営者による財政状態、経営成績及びキャッシュ・フローの状況の分析】 (1)経営成績等の状況の概要 当連結会計年度における当社グループの財政状態、経営成績及びキャッシュ・フロー(以下「経営成績等」という。)の状況の概要は次のとおりであります。 ①財政状態及び経営成績の状況 当連結会計年度末は、総資産181億51百万円(前期比2億48百万円増)となりました。 資産の部では、流動資産は125億4百万円(前期比6億21百万円増)となりました。その主な内訳は、現金及び預金が52億69百万円(前期比33百万円増)、有価証券が40億円(前期比8億円増)、売掛金が16億30百万円(前期比1億48百万円減)であります。固定資産合計は56億47百万円(前期比3億72百万円減)となりました。その主な内訳は、有形固定資産が28億59百万円(前期比1億46百万円減)、無形固定資産が3百万円(前期比2百万円減)、投資その他の資産が27億84百万円(前期比2億23百万円減)であります。 負債の部では、流動負債は16億7百万円(前期比1億96百万円増)となりました。その主な内訳は、買掛金が6億93百万円(前期比63百万円増)、未払金が4億3百万円(前期比1億11百万円増)、賞与引当金が2億7百万円(前期比9百万円増)であります。固定負債は8億88百万円(前期比58百万円減)となりました。その内訳は役員退職慰労引当金が3億87百万円(前期比80百万円増)、退職給付に係る負債が3億50百万円(前期比28百万円増)、繰延税金負債が1億49百万円(前期比1億66百万円減)であります。 純資産は156億56百万円(前期比1億9百万円増)となりました。その主な内訳は資本金が5億92百万円、資本剰余金が4億64百万円、利益剰余金が139億18百万円(前期比5億99百万円増)であります。自己資本比率は86.3%となりました。 当連結会計年度におけるわが国経済は、緩やかな回復基調が持続しているものの、原材料価格やエネルギーコストの高騰の影響などにより、依然として先行き不透明な状況が続いております。 当社グループの主要販売先である建設機械業界においては、需要の減少により前期と比較し生産台数及び販売台数が減少しております。このような状況の下、営業活動の強化及びコスト管理の徹底により、収益の確保に努めてまいりました。 その結果、当社グループの経営成績は、下記のとおりとなりました。 当連結会計年度は、売上高104億57百万円(前期比4.7%減、5億14百万円減)、営業利益8億18百万円(前期比19.4%減、1億96百万円減)、経常利益9億31百万円(前期比18.9%減、2億17百万円減)、親会社株主に帰属する当期純利益7億8百万円(前期比50.9%減、7億34百万円減)となりました。 当連結会計年度における自己資本比率は86.3%(前期比0.5ポイント低下)、自己資本利益率(ROE)は4.5%(前期比5.1ポイント低下)となりました。引き続き自己資本比率については80%以上を維持するとともに、自己資本利益率(ROE)については改善するよう取組んでまいります。主要な事業部門別の概況は以下のとおりであります。なお、当社グループは単一セグメントであるため、セグメントごとに記載しておらず、事業部門別に区分して記載しております。「建設機械部門」 建設機械部門の売上高は、100億2百万円(前期比4.5%減、4億73百万円減)となりました。「自動車関連部門」 自動車関連部門の売上高は、1億4百万円(前期比26.4%減、37百万円減)となりました。「産業機械部門」 産業機械部門の売上高は、1億1百万円(前期比0.6%減、0百万円減)となりました。「その他部門」 その他部門の売上高は、2億49百万円(前期比1.1%減、2百万円減)となりました。②キャッシュ・フローの状況 当連結会計年度における現金及び現金同等物の期末残高は50億49百万円となり、前連結会計年度末に比較して1億1百万円減少いたしました。(営業活動によるキャッシュ・フロー) 税金等調整前当期純利益9億31百万円、減価償却費3億66百万円、売上債権の減少2億33百万円、その他1億5百万円、役員退職慰労引当金の増加80百万円の資金の増加に対して、法人税等の支払額3億75百万円等の資金の減少により、営業活動によって得られた資金は14億18百万円となりました(前年同期比2億46百万円の収入減)。(投資活動によるキャッシュ・フロー) 有価証券の償還32億円、定期預金の払戻による収入1億35百万円、投資有価証券の償還1億円などの収入がありましたが、有価証券の取得40億円、定期預金の預入2億70百万円、投資有価証券の取得1億57百万円、有形固定資産の取得1億33百万円などの支出があったこと等により、投資活動に使用した資金は11億27百万円となりました(前年同期比14億48百万円の支出減)。(財務活動によるキャッシュ・フロー) 自己株式の取得2億80百万円、配当金の支払1億8百万円などに資金を充当したこと等により、財務活動に要した資金は3億91百万円となりました(前年同期比1億77百万円の支出増)。 ③生産、受注及び販売の実績 当社グループは単一セグメントであるため、生産、受注及び販売の実績については、セグメント情報に代えて事業部門ごとに記載しております。 a.生産実績 当連結会計年度の生産実績を事業部門別に示すと、次のとおりであります。事業部門の名称当連結会計年度(自 2024年5月1日  至 2025年4月30日)前年同期比(%)建設機械(千円)8,650,07796.8自動車関連(千円)102,46277.0産業機械(千円)86,129100.9その他(千円)148,748105.7合計(千円)8,987,41996.7 (注) 金額は販売価格によります。 b.受注実績 当連結会計年度の受注実績を事業部門別に示すと、次のとおりであります。事業部門の名称当連結会計年度(自 2024年5月1日  至 2025年4月30日)受注高前年同期比(%)受注残高前年同期比(%)建設機械(千円)10,003,32695.51,20216,793.1自動車関連(千円)104,57173.6--産業機械(千円)101,65099.4--その他(千円)249,43898.9--合計(千円)10,458,98795.41,20216,793.1 (注) 金額は販売価格によります。 c.販売実績 当連結会計年度の販売実績を事業部門別に示すと、次のとおりであります。事業部門の名称当連結会計年度(自 2024年5月1日  至 2025年4月30日)前年同期比(%)建設機械(千円)10,002,13095.5自動車関連(千円)104,57173.6産業機械(千円)101,65099.4その他(千円)249,43898.9合計(千円)10,457,79195.3 (注)1.金額は販売価格によります。2.最近2連結会計年度の主な相手先別の販売実績及び当該販売実績の総販売実績に対する割合は次のとおりであります。相手先前連結会計年度(自 2023年5月1日  至 2024年4月30日)当連結会計年度(自 2024年5月1日  至 2025年4月30日)金額(千円)割合(%)金額(千円)割合(%)㈱小松製作所2,494,59822.72,335,59222.3コマツ物流㈱1,411,35012.91,568,69215.0 (2)経営者の視点による経営成績等の状況に関する分析・検討内容 経営者の視点による当社グループの経営成績等の状況に関する認識及び分析・検討内容は次のとおりであります。 なお、文中の将来に関する事項は、当連結会計年度末現在において判断したものであります。①重要な会計上の見積り及び当該見積りに用いた仮定 当社グループの連結財務諸表は、わが国において一般に公正妥当と認められている会計基準に基づき作成しております。この連結財務諸表を作成するにあたって、資産、負債、収益及び費用の報告額に影響を及ぼす見積り及び仮定を用いておりますが、これらの見積り及び仮定に基づく数値は実際の結果と異なる可能性があります。 連結財務諸表の作成に当たって用いた会計上の見積り及び仮定のうち、重要なものは以下のとおりであります。貸倒引当金 売掛債権等の貸倒れに備えるため、一般債権については貸倒実績率により、貸倒懸念債権等特定の債権については個別に回収可能性を検討し、回収不能見込額を計上しております。相手先の財政状態が悪化し、その支払能力が低下した場合には、引当金を積み増すことにより、損益にマイナスの影響を与える可能性があります。繰延税金資産 将来の収益力に基づく課税所得による回収可能性を十分に検討した上で、繰延税金資産を計上しております。繰延税金資産の回収可能性が見込めないと判断した場合には、回収不能と見込まれる金額を見積り、評価性引当額を計上します。この計上により、損益に影響を与える可能性があります。棚卸資産の評価減 棚卸資産の市場需要に基づく将来の販売見込み及び正味売却価額から、棚卸資産が将来に獲得可能なキャッシュ・フローを見積り、必要な評価減を計上しております。実際の市場における需要又は正味売却価額が当社の見積りより悪化した場合には、追加の評価減が必要となる可能性があります。②当連結会計年度の経営成績等の状況に関する認識及び分析・検討内容 当連結会計年度における経営成績等の概況につきましては、「(1)経営成績等の状況の概要 ①財政状態及び経営成績の状況」に記載しております。③キャッシュ・フローの状況の分析・検討内容並びに資本の財源及び資金の流動性に係る情報 当社グループは事業活動のための適切な資金確保、流動性の維持、並びに健全な財政状態を目指し、その財源として安定的な営業キャッシュ・フローの創出を最優先事項と考えております。当社グループは事業活動に必要な運転資金及び設備投資資金は、主に手元のキャッシュ、営業活動によるキャッシュ・フローで賄っており、また、健全な財政状態、営業活動によるキャッシュ・フローを生み出す能力により、将来必要な運転資金及び設備投資資金についても調達することが可能と考えております。 当社グループの資金需要の主なものは、運転資金、設備投資、法人税等の支払い等であります。

事業リスク

  • 建設機械業界への高依存
    同社グループの売上は、2025年4月期で建設機械部門が全体の95.6%を占めており、極めて高い依存度を示しています。国内外の建設機械需要の変動が、同社グループの業績に直接的かつ大きく影響するリスクがあります。
  • 原材料価格の変動
    主要材料である鋼材の価格は、景気、為替、原油価格などの影響を受け変動します。2025年4月期において、材料費が総製造費用の59.8%、売上高の48.5%を占めており、鋼材価格の変動が同社グループの収益性を大きく左右する可能性があります。
  • 協力会社に関するリスク
    製品製造の一部または全部を協力会社に委託しているため、外注費の値上がりや協力会社の事業廃止などがリスクとなります。これにより、製造コストの増加や生産体制の不安定化が生じ、同社グループの財政状態や経営成績に悪影響を及ぼす可能性があります。
出典: FY2025 有価証券報告書(AI要約)
有価証券報告書「事業等のリスク」の全文を見る(年度切替)
FY2025|1,154 文字
3【事業等のリスク】以下の文中における将来に関する事項は、当連結会計年度末において当社グループが判断したものであります。(1)建設機械業界に対する依存度が高いことについて当社グループは従来から、建設機械向け製品の売上比率が高く、内外の建設機械需要の動向に影響を受けやすく、今後もその影響により業績が大きく変動することが考えられます。このような状況において、業績の安定化をはかるため、引き続き建設機械部門以外の需要分野開拓に注力してまいります。 事業部門別販売実績の推移事業部門第62期2021年4月期第63期2022年4月期第64期2023年4月期第65期2024年4月期第66期2025年4月期金額(百万円)割合(%)金額(百万円)割合(%)金額(百万円)割合(%)金額(百万円)割合(%)金額(百万円)割合(%)建設機械7,53193.211,00594.412,62095.510,47695.510,00295.6自動車関連2813.51361.21240.91421.31041.0産業機械801.01301.11240.91020.91011.0その他1872.33863.33442.62522.32492.4合計8,080100.011,659100.013,213100.010,972100.010,457100.0(2)材料価格の変動について 当社グループの主要材料である鋼材は、国内景気、為替、原油価格等の影響により価格が変動します。材料費の当期総製造費用及び売上高に対する比率は、2025年4月期でそれぞれ59.8%、48.5%と高く、当社グループの業績は鋼材価格の変動により影響を受けます。 当社グループは、仕入価格の変動を捉えるため、原材料価格の動きやマーケット動向等を仕入れメーカーと情報共有、連携強化を図り、販売先への価格転嫁が迅速にできるよう取り組んでおります。 (3)協力会社に関するリスク 当社グループは製品の製造において協力会社にその加工の全てもしくは一部を委託しております。現時点では優良な協力会社が多数あるものの、事業環境の悪化による外注費の値上がり、協力会社の後継者不足による事業の廃止などのリスクがあります。これらのリスクに当社グループが対処できない場合には、外注費の増加など、当社グループの財政状態及び経営成績に影響を及ぼす可能性があります。 当社グループはこれらのリスクに対応するため、今までどおり協力会社との良好な関係を維持しつつ、特に重要度の高い協力会社とは、協働して安定的かつ継続的な生産体制を構築してまいります。併せて、当社グループ内において加工を内製化し、製造ノウハウを蓄積させることで生産の効率化に繋げ、事業への影響の低減を図ってまいります。

このページのバフェット流コメンタリーは順次自動生成中です。生成されると、ここに「数値の読み解き方」「同業比較」「投資判断のポイント」を表示します。

もっと深く分析したい?

モート先生 AI が 共和工業所 の事業を 4 賢人の理論で詳しく解説します

モート先生に聞く →