有価証券報告書「事業等のリスク」の全文を見る(年度切替)
FY2025|4,560 文字
3【事業等のリスク】有価証券報告書に記載した事業の状況、経理の状況等に関する事項のうち、経営者が連結会社の財政状態、経営成績及びキャッシュ・フローの状況に重要な影響を与える可能性があると認識している主要なリスクは、以下のとおりであります。なお、文中の将来に関する事項は、当連結会計年度末現在において当社グループが判断したものであります。 戦略・事業を遂行する上でのリスクについて、投資家の判断に重要な影響を及ぼす可能性があると考えられる主な項目を以下に記載します。当社グループでは、社長を委員長とする「リスク管理委員会」にて事業活動における様々なリスク項目を抽出して「影響度・発生頻度」にて重要性を評価し「重要リスク一覧表」として明確化することからグループ内統制を図っております。また、項目毎に主管部門も設定し、日常の維持・改善活動を推進しております。 1.市場の環境と状況1)住設機器メーカーとしての市場リスク当社グループが事業展開するガス機器を中心とした熱エネルギー機器市場について、国内は既に成熟化しており、数社が競合しております。更には、昨今の電力・ガス販売の自由化に伴うパートナーの変化及びインターネット直販の拡大等により流通は大きな変革期にあります。一方、海外市場は、当社グループ売上の50%を超える規模に成長し、今後は中国、アメリカの生産・販売拡大や中南米、アフリカ等への新規市場開拓も急務となっております。このような国内外の状況を踏まえ、以下を事業全体のリスクとして認識しております。 (1)新製品開発と販売戦略の不成功による、売上・利益の減少、投資の未回収 (2)新規市場開拓の不成功、新規事業の不成功上記リスクが顕在化した場合は、経営成績や財務状態に悪影響を及ぼす可能性があります。 2)法規制・政策・制度等の変更によるリスク当社グループは、世界各国で現地の法令、規制及び政策に従い事業を遂行しておりますが、これらが変更された場合や見解の相違があった場合及び、予測不能な新たな法令・規制が設けられた場合は、当社グループの経営成績や財務状態に悪影響を及ぼす可能性があります。 2.経営に関するリスク1)製品及びサービス品質当社グループは、「品質こそ我らが命」を原点思想として、ゼロディフェクト(不良ゼロ)を目標に「熱エネルギー機器」を提供しております。当社社員はその精神の元、各国毎の製品安全の規格を準拠して商品開発し、独自の品質基準で製造・販売・サービス活動を行っています。しかしながら、不具合の発生等、以下を品質に係るリスクとして認識しております。 (1)重大事故や多発故障発生時のリコールによる費用損失 (2)製品・部品の不具合点検と交換による損失 (3)サービス、CS対応の不具合による社会的信用の失墜、ブランド価値の低下上記リスクが顕在化した場合は、経営成績や財務状態に悪影響を及ぼす可能性があります。 2)原材料及び部品の調達と物流当社グループは、製品の生産において複数の取引先から原材料や部品を調達しています。各社とは密接な情報交換と技術連携を行う中、安定的調達に努めておりますが、以下を製造に係るリスクとして認識しております。 (1)原材料価格(鉄鋼、銅、真鍮、アルミ)の高騰による製造原価の上昇、利益の減少 (2)取引先の倒産や事故、能力不足による部品調達の遅延、当社主要ラインの停止 (3)物流倉庫及びトラックの不足、海運船便の不足による費用アップ、利益減少 (4)サプライヤーにおける人権リスク(強制労働・児童労働、紛争鉱物など)により社会的信用の失墜、ブランド価値の低下上記リスクが顕在化した場合は、経営成績や財務状態に悪影響を及ぼす可能性があります。 3)知的財産権の侵害当社グループは、商品の生産・販売面で重要と思われる地域において、商標・特許・意匠などを出願し、知的財産権の保護に努めております。しかしながら、当社グループ各社の知的財産権を侵害する可能性のある第三者の商品や類似商品を完全には排除できない状況にあり、以下を知的財産に係るリスクとして認識しております。 (1)第三者によるコピー商品や類似品の生産販売により売上減少、ブランド価値の低下 (2)第三者から知的財産権の侵害を追及され裁判敗訴による損害賠償、商品の販売停止上記リスクが顕在化した場合は、経営成績や財務状態に悪影響を及ぼす可能性があります。 3.人材に関するリスク1)人材の確保・育成当社グループは、メーカーとしての企業間競争を勝ち抜くために、新商品を創造する専門技術に精通したエンジニア人材及び、組織運営や経営戦略を企画推進するマネジメント人材の確保・育成を着実に行う必要があります。また、少子高齢化が更に進む将来を鑑み、以下を人材に係るリスクと認識し、中長期を見据えた計画的な採用と育成を行っております。 (1)優秀なエンジニアの確保及び育成計画未達成による新製品開発力の減退 (2)優秀なマネジメント人材の確保及び育成計画未達成による事業の縮小 (3)製造・営業・サービスにおける従業員の絶対数不足による需給計画の未達成当社グループは、上記リスクが顕在化した場合は、事業展開、業績成長見通しにおいて悪影響を及ぼす可能性があります。 2)コンプライアンス当社グループは、コンプライアンスを「社員の行動規範」の最上に位置付け、「倫理綱領」にまとめ社員に配布し、教育および定期的な唱和による意識定着を図っております。そして、以下をはじめとするコンプライアンス関連の違反による社会的信用の失墜や訴訟、行政処分等が発生するリスクの存在を認識し、職場教育の徹底と社風の醸成を推進しております。 (1)カルテル等の競争法違反行為 (2)贈収賄行為 (3)人権侵害行為当社グループは、これらの「法令及び企業倫理や社会的規範に反する行動等」が発生した場合には、対応に要する直接的費用にとどまらず社会的信用の失墜から、経営成績や財務状態に悪影響を与える可能性があります。なお、当社子会社のリンナイブラジルヒーティングテクノロジー(有)は、2024年9月5日に現地の経済擁護行政委員会より、競争保護法に関する勧告を受けました。当社グループは本件通知書に基づき、当連結会計年度において、11億69百万円を独禁法関連損失として特別損失に計上しております。 4.海外事業展開に関するリスク当社グループは、アジア・北米・オセアニア等に、子会社を保有しておりますが、これら海外市場への事業進出には、以下のリスクが存在していることを認識しております。 (1)政策、法令、規則、税制の一方的な変更による、操業停止、移転、事業縮小、損失 (2)テロ・戦争・紛争などの要因での社会的混乱による操業停止(撤退)、事業縮小 (3)出向者及び家族の病気、誘拐、事故事件、風土病感染による救済費用、風評被害 (4)社会的共通資本(インフラ)の未整備による機会損失、損害上記リスクが顕在化した場合は、将来展開や経営成績に悪影響を及ぼす可能性があります。 5.為替の変動に関するリスク当社グループは、連結で海外の売上高が50%を超えておりますが、売上・費用・資産・負債の項目は円換算されており、現地通貨の価値変動以上に換算時の為替レートが影響を受ける可能性があります。また、一般に他の通貨に対する円高(特に当社グループの売上の重要部分を占めるUSドル、人民元に対する円高)は、当社グループの経営成績や財政状態に悪影響を及ぼします。よって、以下を為替の変動リスクとして認識しております。 (1)予想を超える為替変動による利益の減少 (2)海外子会社の円通貨換算の影響による利益の減少当社グループは、将来の為替相場変動リスクの回避を目的として、通常の営業過程における輸出入取引に係る為替変動リスクに対して、為替予約によるリスクヘッジも行っておりますが、完全に回避できる保証はなく、経営成績や財務状態に悪影響を及ぼす可能性があります。 6.ITに関するリスク当社グループは、効率的な業務遂行のためITシステムを利用しておりますが、システムの高度化・複雑化によって利便性が向上する一方で、以下をITに係るリスクとして認識しております。 (1)個人情報(お客様、従業員)の漏洩による補償及び訴訟 (2)社外秘情報の漏洩による事業への損害、社会的信頼性の失墜と取引額縮小 (3)サイバー攻撃、ハッカー、ウイルスによる業務停止およびシステム破壊、データの漏洩や消失による損失 (4)AI技術の不適切な利用による情報漏洩や著作権侵害による損失 (5)システム障害による業務の停滞・停止及び需給納期の未達成当社グループはこのようなリスクに対して専門部門(情報セキュリティ対策室)を設けて、ハード面ではサイバー攻撃に備えた対策の実施、ソフト面では通信の監視、社内規程充実や社内教育などのリスク回避策を講じておりますが、上記のリスクが顕在化した場合は、経営成績や財務状態に悪影響を与える可能性があります。 7.自然災害、事故等によるリスク当社グループは、地震・風水害等の自然災害、火災爆発等の事故を以下の様にリスクとして位置付け、BCPや災害・事故発生時対応規程、社員の安否確認システム構築などを準備しています。 (1)大規模自然災害による事業所機能の停止、サプライチェーンの分断 (2)火災爆発による事業所閉鎖、生産及び出荷の遅延上記リスクが顕在化した場合は、直接的な復旧費用にとどまらず社会的信用の失墜から、経営成績や財務状態に悪影響を与える可能性があります。 8.感染症に関するリスク当社グループは、重大な感染症が流行した場合、生産・販売活動が停止することとなり、経営成績や財務状態に悪影響を及ぼす可能性があります。当社は以下を感染症リスクとして認識しています。 (1)感染症の蔓延により、自社製品の生産・販売活動の停止による売上減少 (2)パンデミックによる世界的景気後退の影響により当社製品の販売減少 (3)同影響による得意先・仕入先の休業や倒産により生産数や売上の減少当社グループは、このような事態を回避すべく早期の対策本部設置により社内統制を図るとともに国や自治体の方針・政策等に従って対応を進めます。 9.環境に関するリスク全世界における地球温暖化に対する危機感の高まりを受け、日本政府および関連業界で脱炭素社会の実現(カーボンニュートラル)に向けての動きが加速しております。これにより、将来的に化石燃料を使用する製品の製造・販売が規制・禁止されるおそれがあり、経営成績や財務状態に多大なる悪影響を及ぼす可能性があります。これに伴い、化石燃料を主エネルギーとする家庭用機器を中心に製造・販売する当社グループは、脱炭素社会の実現に向け、2050年にCO₂の排出量ゼロを目指す「RIM 2050」を定めております。商品の製造・輸送時だけでなく、商品使用・廃棄に至るまでの商品ライフサイクル全ての過程においてCO₂の排出量ゼロを目指して取り組んでまいります。
FY2024|4,373 文字
3【事業等のリスク】有価証券報告書に記載した事業の状況、経理の状況等に関する事項のうち、経営者が連結会社の財政状態、経営成績及びキャッシュ・フローの状況に重要な影響を与える可能性があると認識している主要なリスクは、以下のとおりであります。なお、文中の将来に関する事項は、当連結会計年度末現在において当社グループが判断したものであります。 戦略・事業を遂行する上でのリスクについて、投資家の判断に重要な影響を及ぼす可能性があると考えられる主な項目を以下に記載します。当社グループでは、社長を委員長とする「リスク管理委員会」にて事業活動における様々なリスク項目を抽出して「影響度・発生頻度」にて重要性を評価し「重要リスク一覧表」として明確化することからグループ内統制を図っております。また、項目毎に主管部門も設定し、日常の維持・改善活動を推進しております。 1.市場の環境と状況1)住設機器メーカーとしての市場リスク当社グループが事業展開するガス機器を中心とした熱エネルギー機器市場について、国内は既に成熟化しており、数社が競合しております。更には、昨今の電力・ガス販売の自由化に伴うパートナーの変化及びインターネット直販の拡大等により流通は大きな変革期にあります。一方、海外市場は、当社グループ売上の50%を超える規模に成長し、今後は中国、アメリカの生産・販売拡大や中南米、アフリカ等への新規市場開拓も急務となっております。このような国内外の状況を踏まえ、以下を事業全体のリスクとして認識しております。 (1)新製品開発と販売戦略の不成功による、売上・利益の減少、投資の未回収 (2)新規市場開拓の不成功、新規事業の不成功上記リスクが顕在化した場合は、経営成績や財務状態に悪影響を及ぼす可能性があります。 2)法規制・政策・制度等の変更によるリスク当社グループは、世界各国で現地の法令、規制及び政策に従い事業を遂行しておりますが、これらが変更された場合や見解の相違があった場合及び、予測不能な新たな法令・規制が設けられた場合は、当社グループの経営成績や財務状態に悪影響を及ぼす可能性があります。 2.経営に関するリスク1)製品及びサービス品質当社グループは、「品質こそ我らが命」を原点思想として、ゼロディフェクト(不良ゼロ)を目標に「熱エネルギー機器」を提供しております。当社社員はその精神の元、各国毎の製品安全の規格を準拠して商品開発し、独自の品質基準で製造・販売・サービス活動を行っています。しかしながら、不具合の発生等、以下を品質に係るリスクとして認識しております。 (1)重大事故や多発故障発生時のリコールによる費用損失 (2)製品・部品の不具合点検と交換による損失 (3)サービス、CS対応の不具合による社会的信用の失墜、ブランド価値の低下上記リスクが顕在化した場合は、経営成績や財務状態に悪影響を及ぼす可能性があります。 2)原材料及び部品の調達と物流当社グループは、製品の生産において複数の取引先から原材料や部品を調達しています。各社とは密接な情報交換と技術連携を行う中、安定的調達に努めておりますが、以下を製造に係るリスクとして認識しております。 (1)原材料価格(鉄鋼、銅、真鍮、アルミ)の高騰による製造原価の上昇、利益の減少 (2)取引先の倒産や事故、能力不足による部品調達の遅延、当社主要ラインの停止 (3)物流倉庫及びトラックの不足、海運船便の不足による費用アップ、利益減少 (4)サプライヤーにおける人権リスク(強制労働・児童労働、紛争鉱物など)により社会的信用の失墜、ブランド価値の低下上記リスクが顕在化した場合は、経営成績や財務状態に悪影響を及ぼす可能性があります。 3)知的財産権の侵害当社グループは、商品の生産・販売面で重要と思われる地域において、商標・特許・意匠などを出願し、知的財産権の保護に努めております。しかしながら、当社グループ各社の知的財産権を侵害する可能性のある第三者の商品や類似商品を完全には排除できない状況にあり、以下を知的財産に係るリスクとして認識しております。 (1)第三者によるコピー商品や類似品の生産販売により売上減少、ブランド価値の低下 (2)第三者から知的財産権の侵害を追及され裁判敗訴による損害賠償、商品の販売停止上記リスクが顕在化した場合は、経営成績や財務状態に悪影響を及ぼす可能性があります。 3.人材に関するリスク1)人材の確保・育成当社グループは、メーカーとしての企業間競争を勝ち抜くために、新商品を創造する専門技術に精通したエンジニア人材及び、組織運営や経営戦略を企画推進するマネジメント人材の確保・育成を着実に行う必要があります。また、少子高齢化が更に進む将来を鑑み、以下を人材に係るリスクと認識し、中長期を見据えた計画的な採用と育成を行っております。 (1)優秀なエンジニアの確保及び育成計画未達成による新製品開発力の減退 (2)優秀なマネジメント人材の確保及び育成計画未達成による事業の縮小 (3)製造・営業・サービスにおける従業員の絶対数不足による需給計画の未達成当社グループは、上記リスクが顕在化した場合は、事業展開、業績成長見通しにおいて悪影響を及ぼす可能性があります。 2)コンプライアンス当社グループは、コンプライアンスを「社員の行動規範」の最上に位置付け、「倫理綱領」にまとめ社員に配布し、教育および定期的な唱和による意識定着を図っております。そして、以下をはじめとするコンプライアンス関連の違反による社会的信用の失墜や訴訟、行政処分等が発生するリスクの存在を認識し、職場教育の徹底と社風の醸成を推進しております。 (1)カルテル等の競争法違反行為 (2)贈収賄行為 (3)人権侵害行為当社グループは、これらの「法令及び企業倫理や社会的規範に反する行動等」が発生した場合には、対応に要する直接的費用にとどまらず社会的信用の失墜から、経営成績や財務状態に悪影響を与える可能性があります。 4.海外事業展開に関するリスク当社グループは、アジア・北米・オセアニア等に、子会社を保有しておりますが、これら海外市場への事業進出には、以下のリスクが存在していることを認識しております。 (1)政策、法令、規則、税制の一方的な変更による、操業停止、移転、事業縮小、損失 (2)テロ・戦争・紛争などの要因での社会的混乱による操業停止(撤退)、事業縮小 (3)出向者及び家族の病気、誘拐、事故事件、風土病感染による救済費用、風評被害 (4)社会的共通資本(インフラ)の未整備による機会損失、損害上記リスクが顕在化した場合は、将来展開や経営成績に悪影響を及ぼす可能性があります。 5.為替の変動に関するリスク当社グループは、連結で海外の売上高が50%を超えておりますが、売上・費用・資産・負債の項目は円換算されており、現地通貨の価値変動以上に換算時の為替レートが影響を受ける可能性があります。また、一般に他の通貨に対する円高(特に当社グループの売上の重要部分を占めるUSドル、人民元に対する円高)は、当社グループの経営成績や財政状態に悪影響を及ぼします。よって、以下を為替の変動リスクとして認識しております。 (1)予想を超える為替変動による利益の減少 (2)海外子会社の円通貨換算の影響による利益の減少当社グループは、将来の為替相場変動リスクの回避を目的として、通常の営業過程における輸出入取引に係る為替変動リスクに対して、為替予約によるリスクヘッジも行っておりますが、完全に回避できる保証はなく、経営成績や財務状態に悪影響を及ぼす可能性があります。 6.ITに関するリスク当社グループは、効率的な業務遂行のためITシステムを利用しておりますが、システムの高度化・複雑化によって利便性が向上する一方で、以下をITに係るリスクとして認識しております。 (1)個人情報(お客様、従業員)の漏洩による補償及び訴訟 (2)社外秘情報の漏洩による事業への損害、社会的信頼性の失墜と取引額縮小 (3)サイバー攻撃、ハッカー、ウイルスによるシステム破壊や情報漏洩による損失 (4)システム障害による業務の停止及び需給納期の未達成当社グループはこのようなリスクに対して専門部門(情報セキュリティ対策室)を設けて、ハード面ではサイバー攻撃に備えた対策の実施、ソフト面では通信の監視、社内規程充実や社内教育などのリスク回避策を講じておりますが、上記のリスクが顕在化した場合は、経営成績や財務状態に悪影響を与える可能性があります。 7.自然災害、事故等によるリスク当社グループは、地震・風水害等の自然災害、火災爆発等の事故を以下の様にリスクとして位置付け、BCPや災害・事故発生時対応規程、社員の安否確認システム構築などを準備しています。 (1)大規模自然災害による事業所機能の停止、サプライチェーンの分断 (2)火災爆発による事業所閉鎖、生産及び出荷の遅延上記リスクが顕在化した場合は、直接的な復旧費用にとどまらず社会的信用の失墜から、経営成績や財務状態に悪影響を与える可能性があります。 8.感染症に関するリスク当社グループは、重大な感染症が流行した場合、生産・販売活動が停止することとなり、経営成績や財務状態に悪影響を及ぼす可能性があります。当社は以下を感染症リスクとして認識しています。 (1)感染症の蔓延により、自社製品の生産・販売活動の停止による売上減少 (2)パンデミックによる世界的景気後退の影響により当社製品の販売減少 (3)同影響による得意先・仕入先の休業や倒産により生産数や売上の減少当社グループは、このような事態を回避すべく早期の対策本部設置により社内統制を図るとともに国や自治体の方針・政策等に従って対応を進めます。 9.環境に関するリスク全世界における地球温暖化に対する危機感の高まりを受け、日本政府および関連業界で脱炭素社会の実現(カーボンニュートラル)に向けての動きが加速しております。これにより、将来的に化石燃料を使用する製品の製造・販売が規制・禁止されるおそれがあり、経営成績や財務状態に多大なる悪影響を及ぼす可能性があります。これに伴い、化石燃料を主エネルギーとする家庭用機器を中心に製造・販売する当社グループは、脱炭素社会の実現に向け、2050年にCO₂の排出量ゼロを目指す「RIM 2050」を定めております。商品の製造・輸送時だけでなく、商品使用・廃棄に至るまでの商品ライフサイクル全ての過程においてCO₂の排出量ゼロを目指して取り組んでまいります。
FY2023|5,088 文字
3【事業等のリスク】有価証券報告書に記載した事業の状況、経理の状況等に関する事項のうち、経営者が連結会社の財政状態、経営成績及びキャッシュ・フローの状況に重要な影響を与える可能性があると認識している主要なリスクは、以下のとおりであります。なお、文中の将来に関する事項は、当連結会計年度末現在において当社グループが判断したものであります。 戦略・事業を遂行する上でのリスクについて、投資家の判断に重要な影響を及ぼす可能性があると考えられる主な項目を以下に記載します。当社グループでは、社長を委員長とする「リスク管理委員会」にて事業活動における様々なリスク項目を抽出して「影響度・発生頻度」にて重要性を評価し「重要リスク一覧表」として明確化することからグループ内統制を図っております。また、項目毎に主管部門も設定し、日常の維持・改善活動を推進しております。 1.市場の環境と状況1)住設機器メーカーとしての市場リスク当社グループが事業展開するガス機器を中心とした熱エネルギー機器市場について、国内は既に成熟化しており、数社が競合しております。更には、昨今の電力・ガス販売の自由化に伴うパートナーの変化及びインターネット直販の拡大等により流通は大きな変革期にあります。一方、海外市場は、当社グループ売上の50%規模まで成長し、今後は中国、アメリカの生産・販売拡大や中南米、アフリカ等への新規市場開拓も急務となっております。このような国内外の状況を踏まえ、以下を事業全体のリスクとして認識しております。 (1)新製品開発と販売戦略の不成功による、売上・利益の減少、投資の未回収 (2)新規市場開拓の不成功、新規事業の不成功上記リスクが顕在化した場合は、経営成績や財務状態に悪影響を及ぼす可能性があります。 2)法規制・政策・制度等の変更によるリスク当社グループは、世界各国で現地の法令、規制及び政策に従い事業を遂行しておりますが、これらが変更された場合や見解の相違があった場合及び、予測不能な新たな法令・規制が設けられた場合は、当社グループの経営成績や財務状態に悪影響を及ぼす可能性があります。 2.経営に関するリスク1)製品及びサービス品質当社グループは、「品質こそ我らが命」を原点思想として、ゼロディフェクト(不良ゼロ)を目標に「熱エネルギー機器」を提供しております。当社社員はその精神の元、各国毎の製品安全の規格を準拠して商品開発し、独自の品質基準で製造・販売・サービス活動を行っています。しかしながら、不具合の発生等、以下を品質に係るリスクとして認識しております。 (1)重大事故や多発故障発生時のリコールによる費用損失 (2)製品・部品の不具合点検と交換による損失 (3)サービス、CS対応の不具合による社会的信用の失墜、ブランド価値の低下上記リスクが顕在化した場合は、経営成績や財務状態に悪影響を及ぼす可能性があります。 2)原材料及び部品の調達と物流当社グループは、製品の生産において複数の取引先から原材料や部品を調達しています。各社とは密接な情報交換と技術連携を行う中、安定的調達に努めておりますが、以下を製造に係るリスクとして認識しております。 (1)原材料価格(鉄鋼、銅、真鍮、アルミ)の高騰による製造原価の上昇、利益の減少 (2)取引先の倒産や事故、能力不足による部品調達の遅延、当社主要ラインの停止 (3)物流倉庫及びトラックの不足、海運船便の不足による費用アップ、利益減少 (4)サプライヤーにおける人権リスク(強制労働・児童労働、紛争鉱物など)により社会的信用の失墜、ブランド価値の低下上記リスクが顕在化した場合は、経営成績や財務状態に悪影響を及ぼす可能性があります。 2021年度は新型コロナウイルス感染症の拡大や世界的な電子部品等の供給不足により、部品調達が困難となり、さらに、物流においても海外での船便不足や費用高騰などもありましたが、在庫量の見直しおよび調達・輸送ルートの多様化、製品設計の変更による部品の共通化などの対策を実施しました。これにより、2022年度においては、全社を挙げた生産強化により、下期にかけて受注残は解消傾向となり、商品供給の正常化へと向かっております。一方で、原材料費や物流費をはじめ、部品調達コストが上昇しており、生産性の向上や合理化によるコストダウンなど上昇分を吸収しきれない状況となり、2022年度においては、4月に価格改定を実施しましたが、その後における想定以上の原材料費の高騰・物流費や事業活動に関わるエネルギー費も上昇したことにより、厨房機器、空調機器については、2023年5月より再度の価格改定を実施しました。また、給湯機器においても2023年7月より、再度の価格改定を予定しております。 また、サプライヤーの人権リスクにおいては、国連「ビジネスと人権に関する指導原則」に基づき定めた「リンナイ人権方針」に則り、事業活動による人権への負の影響を特定・評価し、そのリスクを防止または軽減するため、継続的な人権デュー・ディリジェンスを実施します。2022年度は、取引先に対してCSRアンケートへの回答を要請しており、その回収・分析は2023年度を予定しております。CSRアンケートで課題が見つかった場合には、是正に向けた働きかけを行い、必要に応じて購入先に対し、現場確認やヒアリング等の監査を実施します。 3)知的財産権の侵害当社グループは、商品の生産・販売面で重要と思われる地域において、商標・特許・意匠などを出願し、知的財産権の保護に努めております。しかしながら、当社グループ各社の知的財産権を侵害する可能性のある第三者の商品や類似商品を完全には排除できない状況にあり、以下を知的財産に係るリスクとして認識しております。 (1)第三者によるコピー商品や類似品の生産販売により売上減少、ブランド価値の低下 (2)第三者から知的財産権の侵害を追及され裁判敗訴による損害賠償、商品の販売停止上記リスクが顕在化した場合は、経営成績や財務状態に悪影響を及ぼす可能性があります。 3.人材に関するリスク1)人材の確保・育成当社グループは、メーカーとしての企業間競争を勝ち抜くために、新商品を創造する専門技術に精通したエンジニア人材及び、組織運営や経営戦略を企画推進するマネジメント人材の確保・育成を着実に行う必要があります。また、少子高齢化が更に進む将来を鑑み、以下を人材に係るリスクと認識し、中長期を見据えた計画的な採用と育成を行っております。 (1)優秀なエンジニアの確保及び育成計画未達成による新製品開発力の減退 (2)優秀なマネジメント人材の確保及び育成計画未達成による事業の縮小 (3)製造・営業・サービスにおける従業員の絶対数不足による需給計画の未達成当社グループは、上記リスクが顕在化した場合は、事業展開、業績成長見通しにおいて悪影響を及ぼす可能性があります。 2)コンプライアンス当社グループは、コンプライアンスを「社員の行動規範」の最上に位置付け、「倫理綱領」にまとめ社員に配布し、教育および定期的な唱和による意識定着を図っております。そして、以下のリスクの存在を認識し、職場教育の徹底と社風の醸成を推進しております。 (1)カルテル(独禁法違反)による課徴金、下請法違反による違反金 (2)輸出管理(外為法)違反による罰金と輸出業務の停止 (3)社員の犯罪や道路交通法違反による社名公開と社会的信用の失墜当社グループは、これらの「法令及び企業倫理や社会的規範に反する行動等」が発生した場合には、対応に要する直接的費用にとどまらず社会的信用の失墜から、経営成績や財務状態に悪影響を与える可能性があります。 4.海外事業展開に関するリスク当社グループは、アジア・北米・オセアニア等に、子会社を保有しておりますが、これら海外市場への事業進出には、以下のリスクが存在していることを認識しております。 (1)政策、法令、規則、税制の一方的な変更による、操業停止、移転、事業縮小、損失 (2)テロ・戦争・紛争などの要因での社会的混乱による操業停止(撤退)、事業縮小 (3)出向者及び家族の病気、誘拐、事故事件、風土病感染による救済費用、風評被害 (4)社会的共通資本(インフラ)の未整備による機会損失、損害上記リスクが顕在化した場合は、将来展開や経営成績に悪影響を及ぼす可能性があります。 5.為替の変動に関するリスク当社グループは、連結で海外の売上高が50%を超えておりますが、売上・費用・資産・負債の項目は円換算されており、現地通貨の価値変動以上に換算時の為替レートが影響を受ける可能性があります。また、一般に他の通貨に対する円高(特に当社グループの売上の重要部分を占めるUSドル、人民元に対する円高)は、当社グループの経営成績や財政状態に悪影響を及ぼします。よって、以下を為替の変動リスクとして認識しております。 (1)予想を超える為替変動による利益の減少 (2)海外子会社の円通貨換算の影響による利益の減少当社グループは、将来の為替相場変動リスクの回避を目的として、通常の営業過程における輸出入取引に係る為替変動リスクに対して、為替予約によるリスクヘッジも行っておりますが、完全に回避できる保証はなく、経営成績や財務状態に悪影響を及ぼす可能性があります。 6.ITに関するリスク当社グループは、効率的な業務遂行のためITシステムを利用しておりますが、システムの高度化・複雑化によって利便性が向上する一方で、以下をITに係るリスクとして認識しております。 (1)個人情報(お客様、従業員)の漏洩による補償及び訴訟 (2)社外秘情報の漏洩による事業への損害、社会的信頼性の失墜と取引額縮小 (3)サイバー攻撃、ハッカー、ウイルスによるシステム破壊や情報漏洩による損失 (4)システム障害による業務の停止及び需給納期の未達成当社グループはこのようなリスクに対して専門部門(情報セキュリティ対策室)を設けて、ハード面ではサイバー攻撃に備えた対策の実施、ソフト面では通信の監視、社内規程充実や社内教育などのリスク回避策を講じておりますが、上記のリスクが顕在化した場合は、経営成績や財務状態に悪影響を与える可能性があります。 7.自然災害、事故等によるリスク当社グループは、地震・風水害等の自然災害、火災爆発等の事故を以下の様にリスクとして位置付け、BCPや災害・事故発生時対応規程、社員の安否確認システム構築などを準備しています。 (1)大規模自然災害による事業所機能の停止、サプライチェーンの分断 (2)火災爆発による事業所閉鎖、生産及び出荷の遅延上記リスクが顕在化した場合は、直接的な復旧費用にとどまらず社会的信用の失墜から、経営成績や財務状態に悪影響を与える可能性があります。 8.感染症に関するリスク当社グループは、新型コロナウイルス感染症などの重大な感染症が流行した場合、生産・販売活動が停止することとなり、経営成績や財務状態に悪影響を及ぼす可能性があります。当社は以下を感染症リスクとして認識しています。 (1)感染症の蔓延により、自社製品の生産・販売活動の停止による売上減少 (2)パンデミックによる世界的景気後退の影響により当社製品の販売減少 (3)同影響による得意先・仕入先の休業や倒産により生産数や売上の減少当社グループは、このような事態を回避すべく早期の対策本部設置により社内統制を図るとともに国や自治体の方針・政策等に従って対応を進めます。 9.環境に関するリスク全世界における地球温暖化に対する危機感の高まりを受け、日本政府および関連業界で脱炭素社会の実現(カーボンニュートラル)に向けての動きが加速しております。これにより、将来的に化石燃料を使用する製品の製造・販売が規制・禁止されるおそれがあり、経営成績や財務状態に多大なる悪影響を及ぼす可能性があります。これに伴い、化石燃料を主エネルギーとする家庭用機器を中心に製造・販売する当社グループは、脱炭素社会の実現に向け、2050年にCO₂の排出量ゼロを目指す「RIM 2050」を定めております。商品の製造・輸送時だけでなく、商品使用・廃棄に至るまでの商品ライフサイクル全ての過程においてCO₂の排出量ゼロを目指して取り組んでまいります。
FY2022|4,709 文字
2【事業等のリスク】有価証券報告書に記載した事業の状況、経理の状況等に関する事項のうち、経営者が連結会社の財政状態、経営成績及びキャッシュ・フローの状況に重要な影響を与える可能性があると認識している主要なリスクは、以下のとおりであります。なお、文中の将来に関する事項は、当連結会計年度末現在において当社グループが判断したものであります。 戦略・事業を遂行する上でのリスクについて、投資家の判断に重要な影響を及ぼす可能性があると考えられる主な項目を以下に記載します。当社グループでは、社長を委員長とする「リスク管理委員会」にて事業活動における様々なリスク項目を抽出して「影響度・発生頻度」にて重要性を評価し「重要リスク一覧表」として明確化することからグループ内統制を図っております。また、項目毎に責任担当部門も設定し、日常の維持・改善活動を推進しております。 1.市場の環境と状況1)住設機器メーカーとしての市場リスク当社グループが事業展開するガス機器を中心とした熱エネルギー機器市場について、国内は既に成熟化しており、数社が競合しております。更には、昨今の電力・ガス販売の自由化に伴うパートナーの変化及びインターネット直販の拡大等により流通は大きな変革期にあります。一方、海外市場は、当社グループ売上の50%規模まで成長し、今後は中国、アメリカの生産・販売拡大や中南米、アフリカ等への新規市場開拓も急務となっております。このような国内外の状況を踏まえ、以下を事業全体のリスクとして認識しております。 (1)新製品開発と販売戦略の不成功による、売上・利益の減少、投資の未回収 (2)新規市場開拓の不成功、新規事業の不成功上記リスクが顕在化した場合は、経営成績や財務状態に悪影響を及ぼす可能性があります。 2)法規制・政策・制度等の変更によるリスク当社グループは、世界各国で現地の法令・規制等の適用を受けかつ、政策に従い事業を遂行しておりますが、これらが変更された場合や見解の相違があった場合及び、予測不能な新たな法令・規制が設けられた場合は、当社グループの経営成績や財務状態に悪影響を及ぼす可能性があります。 2.経営に関するリスク1)製品及びサービス品質当社グループは、「品質こそ我らが命」を原点思想として、ゼロディフェクト(不良0)を目標に「熱エネルギー機器」を提供しております。当社社員はその精神の元、各国毎の製品安全の規格を準拠して商品開発し、独自の品質基準で製造・販売・サービス活動を行っています。しかしながら、不具合の発生等、以下を品質に係るリスクとして認識しております。 (1)重大事故や多発故障発生時のリコールによる費用損失 (2)製品・部品の不具合点検と交換による損失 (3)サービス、CS対応の不具合による社会的信用の失墜、ブランド価値の低下上記リスクが顕在化した場合は、経営成績や財務状態に悪影響を及ぼす可能性があります。 2)原材料及び部品の調達と物流当社グループは、製品の生産において複数の取引先から原材料や部品を調達しています。各社とは密接な情報交換と技術連携を行う中、安定的調達に努めておりますが、以下を製造に係るリスクとして認識しております。 (1)原材料価格(鉄鋼、銅、真鍮、アルミ)の高騰による製造原価の上昇、利益の減少 (2)取引先の倒産や事故、能力不足による部品調達の遅延、当社主要ラインの停止 (3)物流倉庫及びトラックの不足、海運船便の不足による費用アップ、利益減少上記リスクが顕在化した場合は、経営成績や財務状態に悪影響を及ぼす可能性があります。 原材料及び部品の調達と物流に関するリスクについては、重要リスクと位置づけ対策に取り組んでおりましたが、新型コロナウイルス感染症の拡大や世界的な電子部品等の供給不足により部品調達および物流に想定外の困難が生じ、国内での生産活動および出荷に悪影響が発生しました。更に海外船便不足、費用高騰も重なり輸出にも悪影響が発生しました。これに伴い、応急対策としての在庫量の見直しおよび調達・輸送ルートの多様化に加え、恒久対策として製品設計を変更し部品を共通化するなどの対策を拡大・推進し、BCPの強化に努めてまいります。また、原材料費や物流費をはじめ、部品調達コストが上昇しており、生産性の向上や合理化によるコストダウンなど上昇分を吸収しきれない状況となり、2022年度4月1日受注分より希望小売価格の改定を行いました。 3)知的財産権の侵害当社グループは、商品の生産・販売面で重要と思われる地域において、商標・特許・意匠などを出願し、知的財産権の保護に努めております。しかしながら、当社グループ各社の知的財産権を侵害する可能性のある第三者の商品や類似商品を完全には排除できない状況にあり、以下を知的財産に係るリスクとして認識しております。 (1)第三者によるコピー商品や類似品の生産販売により売上減少、ブランド価値の低下 (2)第三者から知的財産権の侵害を追及され裁判敗訴による損害賠償、商品の販売停止上記リスクが顕在化した場合は、経営成績や財務状態に悪影響を及ぼす可能性があります。 3.人材に関するリスク1)人材の確保・育成当社グループは、メーカーとしての企業間競争を勝ち抜くために、新商品を創造する専門技術に精通したエンジニア人材及び、組織運営や経営戦略を企画推進するマネジメント人材の確保・育成を着実に行う必要があります。また、少子高齢化が更に進む将来を鑑み、以下を人材に係るリスクと認識し、中長期を見据えた計画的な採用と育成を行っております。 (1)優秀なエンジニアの確保及び育成計画未達成による新製品開発力の減退 (2)優秀なマネジメント人材の確保及び育成計画未達成による事業の縮小 (3)製造・営業・サービスにおける従業員の絶対数不足による需給計画の未達成当社グループは、上記リスクが顕在化した場合は、事業展開、業績成長見通しにおいて悪影響を及ぼす可能性があります。 2)コンプライアンス当社グループは、コンプライアンスを「社員の行動規範」の最上に位置付け、「倫理綱領」にまとめ社員に配布し、教育および定期的な唱和による意識定着を図っております。そして、以下のリスクの存在を認識し、職場教育の徹底と社風の醸成を推進しております。 (1)カルテル(独禁法違反)による課徴金、下請法違反による違反金 (2)輸出管理(外為法)違反による罰金と輸出業務の停止 (3)社員の犯罪や道路交通法違反による社名公開と社会的信用の失墜当社グループは、これらの「法令及び企業倫理や社会的規範に反する行動等」が発生した場合には、対応に要する直接的費用にとどまらず社会的信用の失墜から、経営成績や財務状態に悪影響を与える可能性があります。 4.海外事業展開に関するリスク当社グループは、アジア・北米・オセアニア等に、子会社を保有しておりますが、これら海外市場への事業進出には、以下のリスクが存在していることを認識しております。 (1)政策、法令、規則、税制の一方的な変更による、操業停止、移転、事業縮小、損失 (2)テロ・戦争・紛争などの要因での社会的混乱による操業停止(撤退)、事業縮小 (3)出向者及び家族の病気、誘拐、事故事件、風土病感染による救済費用、風評被害 (4)社会的共通資本(インフラ)の未整備による機会損失、損害上記リスクが顕在化した場合は、将来展開や経営成績に悪影響を及ぼす可能性があります。 5.為替の変動に関するリスク当社グループは、連結で海外の売上高が50%程度を占有しておりますが、売上・費用・資産・負債の項目は円換算されており、現地通貨の価値変動以上に換算時の為替レートが影響を受ける可能性があります。また、一般に他の通貨に対する円高(特に当社グループの売上の重要部分を占めるUSドル、人民元に対する円高)は、当社グループの経営成績や財政状態に悪影響を及ぼします。よって、以下を為替の変動リスクとして認識しております。 (1)予想を超える為替変動による利益の減少 (2)海外子会社の円通貨換算の影響による利益の減少当社グループは、将来の為替相場変動リスクの回避を目的として、通常の営業過程における輸出入取引に係る為替変動リスクに対して、為替予約によるリスクヘッジも行っておりますが、完全に回避できる保証はなく、経営成績や財務状態に悪影響を及ぼす可能性があります。 6.ITに関するリスク当社グループは、効率的な業務遂行のためITシステムを利用しておりますが、システムの高度化・複雑化によって利便性が向上する一方で、以下をITに係るリスクとして認識しております。 (1)個人情報(お客様、従業員)の漏洩による補償及び訴訟 (2)社外秘情報の漏洩による事業への損害、社会的信頼性の失墜と取引額縮小 (3)サイバー攻撃、ハッカー、ウイルスによるシステム破壊や情報漏洩による損失 (4)システム障害による業務の停止及び需給納期の未達成当社グループはこのようなリスクに対して専門部門(情報セキュリティ対策室)を設けて、ハード面ではサイバー攻撃に備えた対策の実施、ソフト面では通信の監視、社内規程充実や社内教育などのリスク回避策を講じておりますが、上記のリスクが顕在化した場合は、経営成績や財務状態に悪影響を与える可能性があります。 7.自然災害、事故等によるリスク当社グループは、地震・風水害等の自然災害、火災爆発等の事故を以下の様にリスクとして位置付け、BCPや災害・事故発生時対応規程、社員の安否確認システム構築などを準備しています。 (1)大規模自然災害による事業所機能の停止、サプライチェーンの分断 (2)火災爆発による事業所閉鎖、生産及び出荷の遅延上記リスクが顕在化した場合は、直接的な復旧費用にとどまらず社会的信用の失墜から、経営成績や財務状態に悪影響を与える可能性があります。 8.感染症に関するリスク当社グループは、新型コロナウイルス感染症などの重大な感染症が流行した場合、生産・販売活動が停止することとなり、経営成績や財務状態に悪影響を及ぼす可能性があります。当社は以下を感染症リスクとして認識しています。 (1)感染症の蔓延により、自社製品の生産・販売活動の停止による売上減少 (2)パンデミックによる世界的景気後退の影響により当社製品の販売減少 (3)同影響による得意先・仕入先の休業や倒産により生産数や売上の減少当社グループは、このような事態を回避すべく早期の対策本部設置により社内統制を図るとともに国や自治体の方針・政策等に従って対応を強く進めます。 9.環境に関するリスク全世界における地球温暖化に対する危機感の高まりを受け、日本政府および関連業界で脱炭素社会の実現(カーボンニュートラル)に向けての動きが加速しております。これにより、将来的に化石燃料を使用する製品の製造・販売が規制・禁止されるおそれがあり、経営成績や財務状態に多大なる悪影響を及ぼす可能性があります。これに伴い、化石燃料を主エネルギーとする家庭用機器を中心に製造・販売する当社グループは、脱炭素社会の実現に向け、2050年にCO²の排出量ゼロを目指す「RIM 2050」を定めております。商品の製造・輸送時だけでなく、商品使用・廃棄に至るまでの商品ライフサイクル全ての過程においてCO²の排出量ゼロを目指して取り組んでまいります。
FY2021|4,018 文字
2【事業等のリスク】有価証券報告書に記載した事業の状況、経理の状況等に関する事項のうち、経営者が連結会社の財政状態、経営成績及びキャッシュ・フローの状況に重要な影響を与える可能性があると認識している主要なリスクは、以下のとおりであります。なお、文中の将来に関する事項は、当連結会計年度末現在において当社グループが判断したものであります。 戦略・事業を遂行する上でのリスクについて、投資家の判断に重要な影響を及ぼす可能性があると考えられる主な項目を以下に記載します。当社グループでは、リスク管理委員会にて事業活動における様々なリスク項目を抽出して「影響度・発生頻度」にて重要性を評価し「重要リスク一覧表」として明確化することからグループ内統制を図っております。また、項目毎に責任担当部門も設定し、日常の維持・改善活動を推進しております。 1.市場の環境と状況1)住設機器メーカーとしての市場リスク当社グループが事業展開するガス機器を中心とした熱エネルギー機器市場について、国内は既に成熟化しており、数社が競合しております。更には、昨今の電力・ガス販売の自由化に伴うパートナーの変化及びインターネット直販の拡大等により流通は大きな変革期にあります。一方、海外市場は、当社グループ売上の50%規模まで成長し、今後は中国、アメリカの生産・販売拡大や中南米、アフリカ等への新規市場開拓も急務となっております。このような国内外の状況を踏まえ、以下を事業全体のリスクとして認識しております。 (1)新製品開発と販売戦略の不成功による、売上・利益の減少、投資の未回収 (2)新規市場開拓の不成功、新規事業の不成功上記リスクが顕在化した場合は、経営成績や財務状態に悪影響を及ぼす可能性があります。 2)法規制・政策・制度等の変更によるリスク当社グループは、世界各国で現地の法令・規制等の適用を受けかつ、政策に従い事業を遂行しておりますが、これらが変更された場合や見解の相違があった場合及び、予測不能な新たな法令・規制が設けられた場合は、当社グループの経営成績や財務状態に悪影響を及ぼす可能性があります。 2.経営に関するリスク1)製品及びサービス品質当社グループは、「品質こそ我らが命」を原点思想として、ゼロディフェクト(不良0)を目標に「熱エネルギー機器」を提供しております。当社社員はその精神の元、各国毎の製品安全の規格を準拠して商品開発し、独自の品質基準で製造・販売・サービス活動を行っています。しかしながら、不具合の発生等、以下を品質に係るリスクとして認識しております。 (1)重大事故や多発故障発生時のリコールによる費用損失 (2)製品・部品の不具合点検と交換による損失 (3)サービス、CS対応の不具合による社会的信用の失墜、ブランド価値の低下上記リスクが顕在化した場合は、経営成績や財務状態に悪影響を及ぼす可能性があります。 2)原材料及び部品の調達と物流当社グループは、製品の生産において複数の取引先から原材料や部品を調達しています。各社とは密接な情報交換と技術連携を行う中、安定的に調達できておりますが、以下を製造に係るリスクとして認識しております。 (1)原材料価格(鉄鋼、銅、真鍮、アルミ)の高騰による製造原価の上昇、利益の減少 (2)取引先の倒産や事故、能力不足による部品調達の遅延、当社主要ラインの停止 (3)物流倉庫及びトラックの不足、海運船便の不足による費用アップ、利益減少上記リスクが顕在化した場合は、経営成績や財務状態に悪影響を及ぼす可能性があります。 3)知的財産権の侵害当社グループは、商品の生産・販売面で重要と思われる地域において、商標・特許・意匠などを出願し、知的財産権の保護に努めております。しかしながら、当社グループ各社の知的財産権を侵害する可能性のある第三者の商品や類似商品を完全には排除できない状況にあり、以下を知的財産に係るリスクとして認識しております。 (1)第三者によるコピー商品や類似品の生産販売により売上減少、ブランド価値の低下 (2)第三者から知的財産権の侵害を追及され裁判敗訴による損害賠償、商品の販売停止上記リスクが顕在化した場合は、経営成績や財務状態に悪影響を及ぼす可能性があります。 3.人材に関するリスク1)人材の確保・育成当社グループは、メーカーとしての企業間競争を勝ち抜くために、新商品を創造する専門技術に精通したエンジニア人材及び、組織運営や経営戦略を企画推進するマネジメント人材の確保・育成を着実に行う必要があります。また、少子高齢化が更に進む将来を鑑み、以下を人材に係るリスクと認識し、中長期を見据えた計画的な採用と育成を行っております。 (1)優秀なエンジニアの確保及び育成計画未達成による新製品開発力の減退 (2)優秀なマネジメント人材の確保及び育成計画未達成による事業の縮小 (3)製造・営業・サービスにおける従業員の絶対数不足による需給計画の未達成当社グループは、上記リスクが顕在化した場合は、事業展開、業績成長見通しにおいて悪影響を及ぼす可能性があります。 2)コンプライアンス当社グループは、コンプライアンスを「社員の行動規範」の最上に位置付け、「倫理綱領」にまとめ社員に配布し、教育および定期的な唱和による意識定着を図っております。そして、以下のリスクの存在を認識し、職場教育の徹底と社風の醸成を推進しております。 (1)カルテル(独禁法違反)による課徴金、下請法違反による違反金 (2)輸出管理(外為法)違反による罰金と輸出業務の停止 (3)社員の犯罪や道路交通法違反による社名公開と社会的信用の失墜当社グループは、これらの「法令及び企業倫理や社会的規範に反する行動等」が発生した場合には、対応に要する直接的費用にとどまらず社会的信用の失墜から、経営成績や財務状態に悪影響を与える可能性があります。 4.海外事業展開に関するリスク当社グループは、アジア・北米・オセアニア等に、子会社を保有しておりますが、これら海外市場への事業進出には、以下のリスクが存在していることを認識しております。 (1)政策、法令、規則、税制の一方的な変更による、操業停止、移転、事業縮小、損失 (2)テロ・戦争・紛争などの要因での社会的混乱による操業停止(撤退)、事業縮小 (3)出向者及び家族の病気、誘拐、事故事件、風土病感染による救済費用、風評被害 (4)社会的共通資本(インフラ)の未整備による機会損失、損害上記リスクが顕在化した場合は、将来展開や経営成績に悪影響を及ぼす可能性があります。 5.為替の変動に関するリスク当社グループは、連結で海外の売上高が50%程度を占有しておりますが、売上・費用・資産・負債の項目は円換算されており、現地通貨の価値変動以上に換算時の為替レートが影響を受ける可能性があります。また、一般に他の通貨に対する円高(特に当社グループの売上の重要部分を占めるUSドル、人民元に対する円高)は、当社グループの経営成績や財政状態に悪影響を及ぼします。よって、以下を為替の変動リスクとして認識しております。 (1)予想を超える為替変動による利益の減少 (2)海外子会社の円通貨換算の影響による利益の減少当社グループは、将来の為替相場変動リスクの回避を目的として、通常の営業過程における輸出入取引に係る為替変動リスクに対して、為替予約によるリスクヘッジも行っておりますが、完全に回避できる保証はなく、経営成績や財務状態に悪影響を及ぼす可能性があります。 6.ITに関するリスク当社グループは、効率的な業務遂行のためITシステムを利用しておりますが、システムの高度化・複雑化によって利便性が向上する一方で、以下をITに係るリスクとして認識しております。 (1)個人情報(お客様、従業員)の漏洩による補償及び訴訟 (2)社外秘情報の漏洩による事業への損害、社会的信頼性の失墜と取引額縮小 (3)サイバー攻撃、ハッカー、ウイルスによるシステム破壊や情報漏洩による損失 (4)システム障害による業務の停止及び需給納期の未達成当社グループはこのようなリスクに対して専門部門(情報セキュリティ対策室)を設けて、ハード面ではサイバー攻撃に備えた対策の実施、ソフト面では通信の監視、社内規程充実や社内教育などのリスク回避策を講じておりますが、上記のリスクが顕在化した場合は、経営成績や財務状態に悪影響を与える可能性があります。 7.自然災害、事故等によるリスク当社グループは、地震・風水害等の自然災害、火災爆発等の事故を以下の様にリスクとして位置付け、BCPや災害・事故発生時対応規程、社員の安否確認システム構築などを準備しています。 (1)大規模自然災害による事業所機能の停止、サプライチェーンの分断 (2)火災爆発による事業所閉鎖、生産及び出荷の遅延上記リスクが顕在化した場合は、直接的な復旧費用にとどまらず社会的信用の失墜から、経営成績や財務状態に悪影響を与える可能性があります。 8.感染症に関するリスク当社グループは、新型コロナウイルス感染症などの重大な感染症が流行した場合、生産・販売活動が停止することとなり、経営成績や財務状態に悪影響を及ぼす可能性があります。当社は以下を感染症リスクとして認識しています。 (1)感染症の蔓延により、自社製品の生産・販売活動の停止による売上減少 (2)パンデミックによる世界的景気後退の影響により当社製品の販売減少 (3)同影響による得意先・仕入先の休業や倒産により生産数や売上の減少当社グループは、このような事態を回避すべく早期の対策本部設置により社内統制を図るとともに国や自治体の方針・政策等に従って対応を強く進めます。
FY2020|4,019 文字
2【事業等のリスク】有価証券報告書に記載した事業の状況、経理の状況等に関する事項のうち、経営者が連結会社の財政状態、経営成績及びキャッシュ・フローの状況に重要な影響を与える可能性があると認識している主要なリスクは、以下のとおりであります。なお、文中の将来に関する事項は、当連結会計年度末現在において当社グループが判断したものであります。 戦略・事業を遂行する上でのリスクについて、投資家の判断に重要な影響を及ぼす可能性があると考えられる主な項目を以下に記載します。当社グループでは、リスク管理委員会にて事業活動における様々なリスク項目を抽出して「影響度・発生頻度」にて重要性を評価し「重要リスク一覧表」として明確化することからグループ内統制を図っております。また、項目毎に責任担当部門も設定し、日常の維持・改善活動を推進しております。 1.市場の環境と状況1)住設機器メーカーとしての市場リスク当社グループが事業展開するガス機器を中心とした熱エネルギー機器市場について、国内は既に成熟化しており、数社が競合しております。更には、昨今の電力・ガス販売の自由化に伴うパートナーの変化及びインターネット直販の拡大等により流通は大きな変革期にあります。一方、海外市場は、当社グループ売上の50%規模まで成長し、今後は中国、アメリカの生産・販売拡大や中南米、アフリカ等への新規市場開拓も急務となっております。このような国内外の状況を踏まえ、以下を事業全体のリスクとして認識しております。 (1)新製品開発と販売戦略の不成功による、売上・利益の減少、投資の未回収 (2)新規市場開拓の不成功、新規事業の不成功上記リスクが顕在化した場合は、経営成績や財務状態に悪影響を及ぼす可能性があります。 2)法規制・政策・制度等の変更によるリスク当社グループは、世界各国で現地の法令・規制等の適用を受けかつ、政策に従い事業を遂行しておりますが、これらが変更された場合や見解の相違があった場合及び、予測不能な新たな法令・規制が設けられた場合は、当社グループの経営成績や財務状態に悪影響を及ぼす可能性があります。 2.経営に関するリスク1)製品及びサービス品質当社グループは、「品質こそ我らが命」を原点思想として、ゼロディフェクト(不良0)を目標に「熱エネルギー機器」を提供しております。当社社員はその精神の元、各国毎の製品安全の規格を準拠して商品開発し、独自の品質基準で製造・販売・サービス活動を行っています。しかしながら、不具合の発生等、以下を品質に係るリスクとして認識しております。 (1)重大事故や多発故障発生時のリコールによる費用損失 (2)製品・部品の不具合点検と交換による損失 (3)サービス、CS対応の不具合による社会的信用の失墜、ブランド価値の低下上記リスクが顕在化した場合は、経営成績や財務状態に悪影響を及ぼす可能性があります。 2)原材料及び部品の調達と物流当社グループは、製品の生産において複数の取引先から原材料や部品を調達しています。各社とは密接な情報交換と技術連携を行う中、安定的に調達できておりますが、以下を製造に係るリスクとして認識しております。 (1)原材料価格(鉄鋼、銅、真鍮、アルミ)の高騰による製造原価の上昇、利益の減少 (2)取引先の倒産や事故、能力不足による部品調達の遅延、当社主要ラインの停止 (3)物流倉庫及びトラックの不足、海運船便の不足による費用アップ、利益減少上記リスクが顕在化した場合は、経営成績や財務状態に悪影響を及ぼす可能性があります。 3)知的財産権の侵害当社グループは、商品の生産・販売面で重要と思われる地域において、商標・特許・意匠などを出願し、知的財産権の保護に努めております。しかしながら、当社グループ各社の知的財産権を侵害する可能性のある第三者の商品や類似商品を完全には排除できない状況にあり、以下を知的財産に係るリスクとして認識しております。 (1)第三者によるコピー商品や類似品の生産販売により売上減少、ブランド価値の低下 (2)第三者から知的財産権の侵害を追及され裁判敗訴による損害賠償、商品の販売停止上記リスクが顕在化した場合は、経営成績や財務状態に悪影響を及ぼす可能性があります。 3.人材に関するリスク1)人材の確保・育成当社グループは、メーカーとしての企業間競争を勝ち抜くために、新商品を創造する専門技術に精通したエンジニア人材及び、組織運営や経営戦略を企画推進するマネジメント人材の確保・育成を着実に行う必要があります。また、少子高齢化が更に進む将来を鑑み、以下を人材に係るリスクと認識し、中長期を見据えた計画的な採用と育成を行っております。 (1)優秀なエンジニアの確保及び育成計画未達成による新製品開発力の減退 (2)優秀なマネジメント人材の確保及び育成計画未達成による事業の縮小 (3)製造・営業・サービスにおける従業員の絶対数不足による需給計画の未達成当社グループは、上記リスクが顕在化した場合は、事業展開、業績成長見通しにおいて悪影響を及ぼす可能性があります。 2)コンプライアンス当社グループは、コンプライアンスを「社員の行動規範」の最上に位置付け、「倫理綱領」にまとめ社員に配布し、教育および定期的な唱和による意識定着を図っております。そして、以下のリスクの存在を認識し、職場教育の徹底と社風の醸成を推進しております。 (1)カルテル(独禁法違反)による課徴金、下請法違反による違反金 (2)輸出管理(外為法)違反による罰金と輸出業務の停止 (3)社員の犯罪や道路交通法違反による社名公開と社会的信用の失墜当社グループは、これらの「法令及び企業倫理や社会的規範に反する行動等」が発生した場合には、対応に要する直接的費用にとどまらず社会的信用の失墜から、経営成績や財務状態に悪影響を与える可能性があります。 4.海外事業展開に関するリスク当社グループは、アジア・北米・オセアニア等に、子会社を保有しておりますが、これら海外市場への事業進出には、以下のリスクが存在していることを認識しております。 (1)政策、法令、規則、税制の一方的な変更による、操業停止、移転、事業縮小、損失 (2)テロ・戦争・紛争などの要因での社会的混乱による操業停止(撤退)、事業縮小 (3)出向者及び家族の病気、誘拐、事故事件、風土病感染による救済費用、風評被害 (4)社会的共通資本(インフラ)の未整備による機会損失、損害上記リスクが顕在化した場合は、将来展開や経営成績に悪影響を及ぼす可能性があります。 5.為替の変動に関するリスク当社グループは、連結で海外の売上高が50%程度を占有しておりますが、売上・費用・資産・負債の項目は円換算されており、現地通貨の価値変動以上に換算時の為替レートが影響を受ける可能性があります。また、一般に他の通貨に対する円高(特に当社グループの売上の重要部分を占めるUSドル、人民元に対する円高)は、当社グループの経営成績や財政状態に悪影響を及ぼします。よって、以下を為替の変動リスクとして認識しております。 (1)予想を超える為替変動による利益の減少 (2)海外子会社の円通貨換算の影響による利益の減少当社グループは、将来の為替相場変動リスクの回避を目的として、通常の営業過程における輸出入取引に係る為替変動リスクに対して、為替予約によるリスクヘッジも行っておりますが、完全に回避できる保証はなく、経営成績や財務状態に悪影響を及ぼす可能性があります。 6.ITに関するリスク当社グループは、効率的な業務遂行のため ITシステムを利用しておりますが、システムの高度化・複雑化によって利便性が向上する一方で、以下をITに係るリスクとして認識しております。 (1)個人情報(お客様、従業員)の漏洩による補償及び訴訟 (2)社外秘情報の漏洩による事業への損害、社会的信頼性の失墜と取引額縮小 (3)サイバー攻撃、ハッカー、ウイルスによるシステム破壊や情報漏洩による損失 (4)システム障害による業務の停止及び需給納期の未達成当社グループはこのようなリスクに対して専門部門(情報セキュリティ対策室)を設けて、ハード面ではサイバー攻撃に備えた対策の実施、ソフト面では通信の監視、社内規程充実や社内教育などのリスク回避策を講じておりますが、上記のリスクが顕在化した場合は、経営成績や財務状態に悪影響を与える可能性があります。 7.自然災害、事故等によるリスク当社グループは、地震・風水害等の自然災害、火災爆発等の事故を以下の様にリスクとして位置付け、BCPや災害・事故発生時対応規程、社員の安否確認システム構築などを準備しています。 (1)大規模自然災害による事業所機能の停止、サプライチェーンの分断 (2)火災爆発による事業所閉鎖、生産及び出荷の遅延上記リスクが顕在化した場合は、直接的な復旧費用にとどまらず社会的信用の失墜から、経営成績や財務状態に悪影響を与える可能性があります。 8.感染症に関するリスク当社グループは、新型コロナウイルス感染症などの重大な感染症が流行した場合、生産・販売活動が停止することとなり、経営成績や財務状態に悪影響を及ぼす可能性があります。当社は以下を感染症リスクとして認識しています。 (1)感染症の蔓延により、自社製品の生産・販売活動の停止による売上減少 (2)パンデミックによる世界的景気後退の影響により当社製品の販売減少 (3)同影響による得意先・仕入先の休業や倒産により生産数や売上の減少当社グループは、このような事態を回避すべく早期の対策本部設置により社内統制を図るとともに国や自治体の方針・政策等に従って対応を強く進めます。
FY2019|2,016 文字
2【事業等のリスク】 有価証券報告書に記載した事業の状況、経理の状況等に関する事項のうち、投資者の判断に重要な影響を及ぼす可能性のある事項には、以下のようなものがあります。(1) 競合について 当社グループが事業を展開するガス機器を中心とした熱機器市場は、国内では既に成熟した市場であり、この市場で数社が厳しく競合しております。また、中国および東南アジアの市場は小規模の企業が存在し、厳しく競合する市場でもあります。 当社グループがさらなる新技術の開発、サービス体制の向上を達成しても、将来にわたって当業界において優位性を維持・発揮し、一定の地位を確保・継続できるという保証はなく、その結果、当社グループの売上、収益が低下する可能性があり、当社グループの経営成績及び財政状況等に影響を及ぼすことがあり得ます。 また、当社グループが現在製造、販売を行っている製品は、ガスエネルギーを主たる燃料として作動する機器であり、現在電気エネルギーにより機能する機器と給湯機器・厨房機器・暖房機器等各製品の分野で競合しております。 当社グループでは、電気エネルギーだけでなく、将来のエネルギーの姿を考慮して研究開発を進めておりますが、当社グループが予想する以上のエネルギーの発明や変革が起き、当社グループのこれへの対応が遅れた場合には経営成績及び財政状況等に影響を及ぼす可能性もあります。(2) 原材料、部品の供給について 当社グループは製品の生産において、複数のグループ外の企業より原材料、部品の調達を行っております。これらのグループ外企業とは、基本取引契約を結び、安定的な取引を前提として供給を受けておりますが、市況の変化による価格の高騰や品不足、さらにはこれら供給先の不慮の事故等による原材料、部品の不足が生じないという保証はありません。この場合には当社グループ製品の原価の上昇、さらには生産停止などが起こり、当社グループの経営成績及び財政状況等に影響を及ぼす可能性があります。(3) 為替相場変動の影響について 当社グループは今後とも市場の拡大が期待される中国を中心としたアジア地域を始めとして北米地域、オセアニア地域等の海外16カ国の生産・販売拠点での事業活動に注力しており、連結売上高に占める海外売上高は、当連結会計年度において1,755億2百万円(連結売上高比50.4%)であり、今後更に海外比率を高めていく計画であります。 これら各国の関係会社の売上、費用、資産、負債の項目は連結財務諸表作成のために円換算されておりますが、換算時の為替レートにより現地通貨における価値の変動以上に円換算後の価値が影響を受ける可能性があります。 また、当社グループでは将来の為替相場変動によるリスクの回避を目的として、為替予約によるリスクヘッジを行っておりますが、これにより為替リスクを完全に回避できる保証はなく、為替相場変動が当社グループの経営成績及び財政状況等に影響を与える可能性があります。(4) 海外市場への事業進出について 当社グループはアジア地域、北米地域、オセアニア地域等に関係会社を有しておりますが、これらの海外市場への事業進出には以下のようなリスクが内在しており、これらの事象が発生した場合には当社グループの経営成績及び財政状況等に影響を与える可能性があります。①予期しえない法律、規則、不利な影響を及ぼす租税制度の変更②社会的共通資本(インフラ)が未整備なことによる当社グループの活動への悪影響③不利な政治的または経済的要因の発生④テロ、戦争、その他の要因による社会的混乱(5) 製品の品質について 当社グループは、世界中の工場で製品開発から生産まで、ISO等により世界的に認められている品質管理基準に従って製品の安全性を第一に製造を行っております。また、製品の設置、施工、修理等の販売面でも細心の注意を払っております。しかし、全ての製品に問題がなく、将来にリコール等の品質問題が発生しないという保証はありません。製造物責任賠償保険等には加入しておりますが、問題の規模により賠償額を十分カバーできるという保証はありません。大規模なリコールの発生などでは多額のコストの負担を発生させるだけでなく、当社グループの社会的信用に影響を与え、それにより売上が低下し、経営成績及び財政状況等に影響を与える可能性があります。(6) 自然災害等による影響について 地震、風水害等の自然災害によって、当社グループの製造拠点及び設備が被害を被った場合には、操業が中断し、生産及び出荷が遅延する可能性があり、その影響を完全に防止または軽減できる保証はありません。これらの事象が発生した場合には当社グループの経営成績及び財政状況等に影響を与える可能性があります。(注)将来に関する事項につきましては、当連結会計年度末現在において判断したものであります。
FY2018|2,017 文字
2【事業等のリスク】 有価証券報告書に記載した事業の状況、経理の状況等に関する事項のうち、投資者の判断に重要な影響を及ぼす可能性のある事項には、以下のようなものがあります。(1) 競合について 当社グループが事業を展開するガス機器を中心とした熱機器市場は、国内では既に成熟した市場であり、この市場で数社が厳しく競合しております。また、中国および東南アジアの市場は小規模の企業が存在し、厳しく競合する市場でもあります。 当社グループがさらなる新技術の開発、サービス体制の向上を達成しても、将来にわたって当業界において優位性を維持・発揮し、一定の地位を確保・継続できるという保証はなく、その結果、当社グループの売上、収益が低下する可能性があり、当社グループの経営成績及び財政状況等に影響を及ぼすことがあり得ます。 また、当社グループが現在製造、販売を行っている製品は、ガスエネルギーを主たる燃料として作動する機器であり、現在電気エネルギーにより機能する機器と給湯機器・厨房機器・暖房機器等各製品の分野で競合しております。 当社グループでは、電気エネルギーだけでなく、将来のエネルギーの姿を考慮して研究開発を進めておりますが、当社グループが予想する以上のエネルギーの発明や変革が起き、当社グループのこれへの対応が遅れた場合には経営成績及び財政状況等に影響を及ぼす可能性もあります。(2) 原材料、部品の供給について 当社グループは製品の生産において、複数のグループ外の企業より原材料、部品の調達を行っております。これらのグループ外企業とは、基本取引契約を結び、安定的な取引を前提として供給を受けておりますが、市況の変化による価格の高騰や品不足、さらにはこれら供給先の不慮の事故等による原材料、部品の不足が生じないという保証はありません。この場合には当社グループ製品の原価の上昇、さらには生産停止などが起こり、当社グループの経営成績及び財政状況等に影響を及ぼす可能性があります。(3) 為替相場変動の影響について 当社グループは今後とも市場の拡大が期待される中国を中心としたアジア地域を始めとして北米地域、オセアニア地域等の海外16カ国の生産・販売拠点での事業活動に注力しており、連結売上高に占める海外売上高は、当連結会計年度において1,694億64百万円(連結売上高比48.8%)であり、今後更に海外比率を高めていく計画であります。 これら各国の関係会社の売上、費用、資産、負債の項目は連結財務諸表作成のために円換算されておりますが、換算時の為替レートにより現地通貨における価値の変動以上に円換算後の価値が影響を受ける可能性があります。 また、当社グループでは将来の為替相場変動によるリスクの回避を目的として、為替予約によるリスクヘッジを行っておりますが、これにより為替リスクを完全に回避できる保証はなく、為替相場変動が当社グループの経営成績及び財政状況等に影響を与える可能性があります。(4) 海外市場への事業進出について 当社グループはアジア地域、北米地域、オセアニア地域等に関係会社を有しておりますが、これらの海外市場への事業進出には以下のようなリスクが内在しており、これらの事象が発生した場合には当社グループの経営成績及び財政状況等に影響を与える可能性があります。①予期しえない法律、規則、不利な影響を及ぼす租税制度の変更②社会的共通資本(インフラ)が未整備なことによる当社グループの活動への悪影響③不利な政治的または経済的要因の発生④テロ、戦争、その他の要因による社会的混乱(5) 製品の品質について 当社グループは、世界中の工場で製品開発から生産まで、ISO等により世界的に認められている品質管理基準に従って製品の安全性を第一に製造を行っております。また、製品の設置、施工、修理等の販売面でも細心の注意を払っております。しかし、全ての製品に問題がなく、将来にリコール等の品質問題が発生しないという保証はありません。製造物責任賠償保険等には加入しておりますが、問題の規模により賠償額を十分カバーできるという保証はありません。大規模なリコールの発生などでは多額のコストの負担を発生させるだけでなく、当社グループの社会的信用に影響を与え、それにより売上が低下し、経営成績及び財政状況等に影響を与える可能性があります。(6) 自然災害等による影響について 地震、風水害等の自然災害によって、当社グループの製造拠点及び設備が被害を被った場合には、操業が中断し、生産及び出荷が遅延する可能性があり、その影響を完全に防止または軽減できる保証はありません。これらの事象が発生した場合には当社グループの経営成績及び財政状況等に影響を与える可能性があります。(注)将来に関する事項につきましては、当連結会計年度末現在において判断したものであります。
FY2017|2,017 文字
4【事業等のリスク】 有価証券報告書に記載した事業の状況、経理の状況等に関する事項のうち、投資者の判断に重要な影響を及ぼす可能性のある事項には、以下のようなものがあります。(1) 競合について 当社グループが事業を展開するガス機器を中心とした熱機器市場は、国内では既に成熟した市場であり、この市場で数社が厳しく競合しております。また、中国および東南アジアの市場は小規模の企業が存在し、厳しく競合する市場でもあります。 当社グループがさらなる新技術の開発、サービス体制の向上を達成しても、将来にわたって当業界において優位性を維持・発揮し、一定の地位を確保・継続できるという保証はなく、その結果、当社グループの売上、収益が低下する可能性があり、当社グループの経営成績及び財政状況等に影響を及ぼすことがあり得ます。 また、当社グループが現在製造、販売を行っている製品は、ガスエネルギーを主たる燃料として作動する機器であり、現在電気エネルギーにより機能する機器と給湯機器・厨房機器・暖房機器等各製品の分野で競合しております。 当社グループでは、電気エネルギーだけでなく、将来のエネルギーの姿を考慮して研究開発を進めておりますが、当社グループが予想する以上のエネルギーの発明や変革が起き、当社グループのこれへの対応が遅れた場合には経営成績及び財政状況等に影響を及ぼす可能性もあります。(2) 原材料、部品の供給について 当社グループは製品の生産において、複数のグループ外の企業より原材料、部品の調達を行っております。これらのグループ外企業とは、基本取引契約を結び、安定的な取引を前提として供給を受けておりますが、市況の変化による価格の高騰や品不足、さらにはこれら供給先の不慮の事故等による原材料、部品の不足が生じないという保証はありません。この場合には当社グループ製品の原価の上昇、さらには生産停止などが起こり、当社グループの経営成績及び財政状況等に影響を及ぼす可能性があります。(3) 為替相場変動の影響について 当社グループは今後とも市場の拡大が期待される中国を中心としたアジア地域を始めとして北米地域、オセアニア地域等の海外16カ国の生産・販売拠点での事業活動に注力しており、連結売上高に占める海外売上高は、当連結会計年度において1,497億94百万円(連結売上高比45.4%)であり、今後更に海外比率を高めていく計画であります。 これら各国の関係会社の売上、費用、資産、負債の項目は連結財務諸表作成のために円換算されておりますが、換算時の為替レートにより現地通貨における価値の変動以上に円換算後の価値が影響を受ける可能性があります。 また、当社グループでは将来の為替相場変動によるリスクの回避を目的として、為替予約によるリスクヘッジを行っておりますが、これにより為替リスクを完全に回避できる保証はなく、為替相場変動が当社グループの経営成績及び財政状況等に影響を与える可能性があります。(4) 海外市場への事業進出について 当社グループはアジア地域、北米地域、オセアニア地域等に関係会社を有しておりますが、これらの海外市場への事業進出には以下のようなリスクが内在しており、これらの事象が発生した場合には当社グループの経営成績及び財政状況等に影響を与える可能性があります。①予期しえない法律、規則、不利な影響を及ぼす租税制度の変更②社会的共通資本(インフラ)が未整備なことによる当社グループの活動への悪影響③不利な政治的または経済的要因の発生④テロ、戦争、その他の要因による社会的混乱(5) 製品の品質について 当社グループは、世界中の工場で製品開発から生産まで、ISO等により世界的に認められている品質管理基準に従って製品の安全性を第一に製造を行っております。また、製品の設置、施工、修理等の販売面でも細心の注意を払っております。しかし、全ての製品に問題がなく、将来にリコール等の品質問題が発生しないという保証はありません。製造物責任賠償保険等には加入しておりますが、問題の規模により賠償額を十分カバーできるという保証はありません。大規模なリコールの発生などでは多額のコストの負担を発生させるだけでなく、当社グループの社会的信用に影響を与え、それにより売上が低下し、経営成績及び財政状況等に影響を与える可能性があります。(6) 自然災害等による影響について 地震、風水害等の自然災害によって、当社グループの製造拠点及び設備が被害を被った場合には、操業が中断し、生産及び出荷が遅延する可能性があり、その影響を完全に防止または軽減できる保証はありません。これらの事象が発生した場合には当社グループの経営成績及び財政状況等に影響を与える可能性があります。(注)将来に関する事項につきましては、当連結会計年度末現在において判断したものであります。
FY2016|2,014 文字
4【事業等のリスク】 有価証券報告書に記載した事業の状況、経理の状況等に関する事項のうち、投資者の判断に重要な影響を及ぼす可能性のある事項には、以下のようなものがあります。(1) 競合について 当社グループが事業を展開するガス機器を中心とした熱機器市場は、国内では既に成熟した市場であり、この市場で数社が厳しく競合しております。また、中国および東南アジアの市場は小規模の企業が存在し、厳しく競合する市場でもあります。 当社グループがさらなる新技術の開発、サービス体制の向上を達成しても、将来にわたって当業界において優位性を維持・発揮し、一定の地位を確保・継続できるという保証はなく、その結果、当社グループの売上、収益が低下する可能性があり、当社グループの経営成績及び財政状況等に影響を及ぼすことがあり得ます。 また、当社グループが現在製造、販売を行っている製品は、ガスエネルギーを主たる燃料として作動する機器であり、現在電気エネルギーにより機能する機器と給湯機器・厨房機器・暖房機器等各製品の分野で競合しております。 当社グループでは、電気エネルギーだけでなく、将来のエネルギーの姿を考慮して研究開発を進めておりますが、当社グループが予想する以上のエネルギーの発明や変革が起き、当社グループのこれへの対応が遅れた場合には経営成績及び財政状況等に影響を及ぼす可能性もあります。(2) 原材料、部品の供給について 当社グループは製品の生産において、複数のグループ外の企業より原材料、部品の調達を行っております。これらのグループ外企業とは、基本取引契約を結び、安定的な取引を前提として供給を受けておりますが、市況の変化による価格の高騰や品不足、さらにはこれら供給先の不慮の事故等による原材料、部品の不足が生じないという保証はありません。この場合には当社グループ製品の原価の上昇、さらには生産停止などが起こり、当社グループの経営成績及び財政状況等に影響を及ぼす可能性があります。(3) 為替相場変動の影響について 当社グループは今後とも市場の拡大が期待される中国を中心としたアジア地域を始めとして北米地域、オセアニア地域等の海外16ヶ国の関係会社での事業活動に注力しており、連結売上高に占める海外売上高は、当連結会計年度において1,504億11百万円(連結売上高比47.0%)であり、今後更に海外比率を高めていく計画であります。 これら各国の関係会社の売上、費用、資産、負債の項目は連結財務諸表作成のために円換算されておりますが、換算時の為替レートにより現地通貨における価値の変動以上に円換算後の価値が影響を受ける可能性があります。 また、当社グループでは将来の為替相場変動によるリスクの回避を目的として、為替予約によるリスクヘッジを行っておりますが、これにより為替リスクを完全に回避できる保証はなく、為替相場変動が当社グループの経営成績及び財政状況等に影響を与える可能性があります。(4) 海外市場への事業進出について 当社グループはアジア地域、北米地域、オセアニア地域等に関係会社を有しておりますが、これらの海外市場への事業進出には以下のようなリスクが内在しており、これらの事象が発生した場合には当社グループの経営成績及び財政状況等に影響を与える可能性があります。①予期しえない法律、規則、不利な影響を及ぼす租税制度の変更②社会的共通資本(インフラ)が未整備なことによる当社グループの活動への悪影響③不利な政治的または経済的要因の発生④テロ、戦争、その他の要因による社会的混乱(5) 製品の品質について 当社グループは、世界中の工場で製品開発から生産まで、ISO等により世界的に認められている品質管理基準に従って製品の安全性を第一に製造を行っております。また、製品の設置、施工、修理等の販売面でも細心の注意を払っております。しかし、全ての製品に問題がなく、将来にリコール等の品質問題が発生しないという保証はありません。製造物責任賠償保険等には加入しておりますが、問題の規模により賠償額を十分カバーできるという保証はありません。大規模なリコールの発生などでは多額のコストの負担を発生させるだけでなく、当社グループの社会的信用に影響を与え、それにより売上が低下し、経営成績及び財政状況等に影響を与える可能性があります。(6) 自然災害等による影響について 地震、風水害等の自然災害によって、当社グループの製造拠点及び設備が被害を被った場合には、操業が中断し、生産及び出荷が遅延する可能性があり、その影響を完全に防止または軽減できる保証はありません。これらの事象が発生した場合には当社グループの経営成績及び財政状況等に影響を与える可能性があります。(注)将来に関する事項につきましては、当連結会計年度末現在において判断したものであります。