5940

不二サッシ(5940)は何で稼いでいるか — 事業の柱と依存度

金属製品 建設・資材

事業の概要

  • 建材品・アルミ形材の製造販売
    不二サッシグループは、窓やドアなどの建材品と、その材料となるアルミ形材の製造・販売を主な事業としています。ビルや住宅に使われるサッシやドア、エクステリア製品など、幅広い建材を提供し、人々の生活空間を支えています。
  • 多角的な事業展開
    主力である建材事業に加え、アルミ形材の外販、一般・産業廃棄物処理プラントの製造販売を行う環境事業、物流事業、不動産事業なども手掛けています。これにより、事業ポートフォリオを多様化し、安定した収益基盤の構築を目指しています。
  • グループ会社による分業体制
    製造は当社および複数の連結子会社が担当し、販売は当社および地域ごとの販売子会社が担っています。これにより、効率的な生産体制と全国規模での販売ネットワークを構築し、顧客ニーズにきめ細かく対応できる体制を整えています。
出典: FY2025 有価証券報告書(AI要約)
セグメント構成

不二サッシグループの事業セグメントは主に4つです。稼ぎ頭は「建材事業」で、ビルや住宅向けのサッシ、ドア、カーテンウォールなどを製造・販売しています。次に大きいのが「アルミ形材・加工品事業」で、外部企業向けにアルミ形材や加工品を提供しています。「環境エンジニアリング事業」では、一般・産業廃棄物処理プラントの製造・販売を行っています。最後に「物流事業」があり、グループ内外の物流を担っています。売上・利益ともに建材事業への依存度が高い構造です。

2025-03 セグメント別業績
セグメント区分売上(億)営業利益(億)営業利益率
ConstructionMaterial 事業 754 35 4.6%
AluminiumExtrusionAndProcessedProducts 地域 233 4 1.6%
EnvironmentalEngineering 事業 27 2 5.9%
TransportationBusiness 地域 31 4 13.0%
有価証券報告書「事業の内容」の全文を見る(年度切替)
FY2025|893 文字
3【事業の内容】 当社グループ(当社及び当社の関係会社)は、当社、連結子会社30社、持分法適用会社1社及び当社と継続的な事業上の関係があるその他の関係会社1社で構成され、建材品・アルミ形材の製造及び販売を主な事業内容としております。 事業の種類別セグメント並びに子会社・関連会社(グループ各社)の事業に係わる位置付け等の状況は、次のとおりであります。なお、次の4事業部門は「第5 経理の状況 1.連結財務諸表等 (1)連結財務諸表 注記事項(セグメント情報等)」に掲げるセグメント情報の区分と同一であります。 (1)建材事業 当部門においては、カーテンウォール、ビル用サッシ・ドア、中低層用サッシ・ドア、改装用サッシ、住宅用サッシ、玄関引戸・ドア、室内建具、エクステリア製品等の製造・販売しております。(製造) 当社、不二ライトメタル株式会社、日海不二サッシ株式会社、関西不二サッシ株式会社、しらたか不二サッシ株式会社、山口不二サッシ株式会社、株式会社沖縄不二サッシ、株式会社不二サッシ九州、不二サッシフィリピン,INC.(販売) 当社、北海道不二サッシ株式会社、不二サッシリニューアル株式会社、奈良不二サッシ株式会社、株式会社不二サッシ東北、株式会社不二サッシ関東、株式会社不二サッシ東海、株式会社不二サッシ関西、株式会社不二サッシ中四国、株式会社不二サッシ九州、協同建工株式会社、北海道住宅サービス株式会社、日本防水工業株式会社 (2)形材外販事業 当部門においては、外販用アルミ形材、アルミ精密加工品の製造・販売等を行っております。(製造・販売) 不二ライトメタル株式会社、チアン・ジアン・アルミニウムSDN.BHD. (3)環境事業 当部門においては、一般・産業廃棄物処理プラントの製造・販売を行っております。(製造・販売) 当社(4)物流事業 当部門においては、物流事業を行っております。不二倉業株式会社 (5)その他事業当部門においては、不動産事業等を行っております。当社、不二ライトメタル株式会社、不二倉業株式会社 以上記述した事項を概要図で示すと、次のとおりであります。

事業の優位性(モート)

事業の質(有価証券報告書から抽出)
数字に出ない事業の性質を、同じ物差しで全銘柄そろえています。FY2025時点の記載が出典です。
価格決定力値上げを通せるか。強いほどインフレ耐性が高い 弱い
市場環境が大きく変化した場合、厳しい価格競争にさらされる可能性があるため
参入障壁新規参入を阻む要因の種類 規制
建設業法、水質汚濁防止法、廃棄物の処理及び清掃に関する法律、消費生活用製品安全法など
景気敏感度業績が景気循環にどれだけ振られるか シクリカル
設備投資の性質稼いだ現金がどれだけ設備維持に消えるか 混合
規制依存規制は障壁にも足枷にもなる 高い
会社が挙げる主要リスク:日本国内の景気動向による影響 / 金利変動による支払利息増加 / 為替変動による損益への影響
同じ条件で他の銘柄を探す → 定性スクリーニング(価格決定力・参入障壁・景気敏感度などで絞り込めます)
モート総合 6 / 25 5類型それぞれの強度と、そう判定した根拠
無形資産☆☆☆☆☆
根拠:弱いブランド・特許・許認可

不二サッシは、特定の強力なブランド、特許、規制ライセンス、または独占的IPを保有しているという明確な証拠は、公開情報からは見当たりません。主力事業である窓サッシや建材は、一般的に技術的優位性よりも価格やデザイン、施工性が重視される傾向があります。

スイッチングコスト★☆☆☆☆
根拠:弱い乗り換えの手間・コスト

住宅建設やリフォームにおいて、一度採用された建材(窓サッシ等)を後から変更することは、建物の構造やデザインに影響するため、顧客(ハウスメーカー、工務店、施主)にとって一定の手間とコストが発生します。しかし、競合他社製品への乗り換え障壁は相対的に低いと考えられます。

ネットワーク効果☆☆☆☆☆
根拠:弱い利用者増が価値を生む

不二サッシの事業モデルは、ユーザーが増えることで製品やサービスの価値が向上するネットワーク効果を生み出す構造ではありません。BtoBビジネスが中心であり、直接的なエンドユーザー間のネットワークは存在しません。

コスト優位★★☆☆☆
根拠:中程度同じ物を安く作れる

長年の事業継続により、金属加工や建材製造における一定の生産ノウハウやサプライチェーンの効率化は蓄積されている可能性があります。しかし、原材料価格の変動や、より大規模な競合他社とのコスト競争力において、明確な優位性を示す情報は限定的です。

規模の経済★★★☆☆
根拠:中程度規模が参入障壁になる

不二サッシは、日本の窓サッシ・建材業界において、一定の市場シェアを持つ企業の一つです。業界全体としては多数のプレイヤーが存在しますが、大手メーカーは限られており、一定の規模を持つことで生産効率や販売網において競争力を維持しています。しかし、業界全体が成熟しており、圧倒的な寡占状態ではありません。

  • 建材事業の幅広い製品群
    カーテンウォール、ビル用・住宅用サッシ、玄関ドア、室内建具、エクステリア製品など、多岐にわたる建材製品を製造・販売しています。これにより、多様な建築プロジェクトや顧客のニーズに対応できる強みがあります。
  • アルミ形材の一貫生産体制
    不二ライトメタル株式会社などのグループ会社がアルミ形材の製造を担い、建材製品の主要原材料を自社グループ内で供給できる体制を持っています。これにより、品質管理の徹底やコスト競争力の維持に貢献している可能性があります。
  • 環境事業への取り組み
    一般・産業廃棄物処理プラントの製造・販売を行う環境事業を展開しており、社会的なニーズが高まる環境分野にも貢献しています。これは、将来的な事業成長の柱となる可能性を秘めており、持続可能な社会への貢献も目指しています。
出典: FY2025 有価証券報告書(AI要約)

経営戦略

有価証券報告書「経営方針・対処すべき課題・MD&A」の全文を見る(年度切替)
経営方針・経営戦略
1【経営方針、経営環境及び対処すべき課題等】 当社グループの経営方針、経営環境及び対処すべき課題等は、以下のとおりであります。なお、文中の将来に関する事項は、当連結会計年度末現在において当社グループが判断したものであります。 当社グループは、創業100周年を迎える2030年を見据え、持続的な企業価値の向上に向けた変革を進めております。2025年度から2027年度を対象とした新たな中期経営計画では、「収益性・資本効率の改善」と「次の100年に向けた経営基盤の再構築」を掲げ、経営全般にわたる改革を推進してまいります。 (1)経営方針 当社グループは、経営理念のもと「選ばれる企業グループ」として全てのステークホルダーの信頼にお応えすべく、収益性と資本効率の向上ならびにESG・サステナビリティを意識した経営を基本方針としております。 『経 営 理 念』不二サッシは窓から夢をひろげていきます私たちはお客様との絆を大切にします私たちは心をこめた商品を世に出します私たちは活力あふれる気風づくりに努めます (2)経営環境 米国における輸入関税強化や長期化するウクライナ情勢、中東情勢の不安定化など、地政学的リスクが継続しており、日本国内にも引き続き物価上昇や為替リスク、諸資材価格の高騰などの影響をもたらしております。 国内の建設市場におきましては、依然として続く諸資材価格の高騰とそれに伴う建築計画の見直し、労働人口の減少に伴う工期の延長など、厳しい事業環境が続くものと見込まれており、事業全体での変革が求められております。また、GX(グリーントランスフォーメーション)やDX(デジタルトランスフォーメーション)への対応が、重要な要素となりつつあります。 加えて、東京証券取引所による「資本コストや株価を意識した経営の実現に向けた対応」等を通じ、企業には経営効率向上とその説明態勢整備の両面で高度なマネジメントが求められております。 こうした経営環境のもと、当社グループは、「事業構造改革」「省人化・自動化」「人的資本投資」の3本柱を軸に、競争力のさらなる向上とともに、持続的成長に向けた経営基盤の強化に取り組んでおります。(3)前中期経営計画(2022~2024年度)の振り返り 前中期経営計画では「稼ぐ力の向上」をテーマに収益改善に取組んでまいりました。その間、エネルギーや諸資材価格の高騰、物流コストや人件費の上昇等の環境変化により一部計画未達も見られましたが、建材事業での適正価格の浸透、ビル新築事業およびリニューアル事業などでの堅調な受注、形材外販事業における加工品への注力等に取組んだ結果、稼ぐ力は着実に向上してまいりました。 主要な財務指標は以下のとおりとなっております。 (4)新中期経営計画(2025~2027年度)の基本方針と戦略 新中期経営計画では「収益面・経営面の双方で確固たる基盤を構築し、誰もが安定・安心できる企業グループとなる」ことを基本方針とし、以下の指標目標を設定のうえ、主要セグメント毎にそれぞれの戦略を策定しております。 また、2030年に創業100周年を迎えるにあたり、次の100年を生き抜くため、次世代社員を中心とした「F30プロジェクト」を始動し、「三方よし」の考えの下、新中期経営計画期間内に、「営業利益33億円以上」「年3.0%以上のベースアップ」「一株あたり配当金30円」の3つの「サンマル」達成を目指してまいります。  収益面、経営面の双方で確固たる基盤を構築し、誰もが安定・安心できる企業グループを目指し、以下の事業別戦略を推進してまいります。[建材事業] 業務プロセスをイチから見直し、重要な業務の徹底や業務の効率化等、徹底した合理化を進め基幹事業の高収益性化を目指してまいります。[形材外販事業] 加工品の売上拡大に注力し、高付加価値事業としての拡大を推進してまいります。 あわせて、医療用マグネシウム合金の実用化への研究開発を進めてまいります。[物流事業] 当社製品等の運送・倉庫管理を行っております。今後は、既存アセットの活用・強化を進めることで総合物流企業への転換を図ってまいります。[環境事業] 都市ごみ焼却飛灰処理事業、リサイクル・粗大ごみ処理事業、薬剤事業を行っております。今後は、継続的人材育成に努め、新規顧客の開拓、価格の見直しに取り組んでおります。[経営基盤] 不二サッシグループは、2030年に迎える創業100周年を超えて持続的に成長する未来像に向けて、サステナビリティビジョン2050を策定いたしました。このうち、カーボンニュートラルに向けた排出削減目標についてはSBT認定を取得しております。 本ビジョンを指針として持続可能性向上に資する事業を展開し、経営基盤の強化に繋げてまいります。(5)今後の課題と対応・キャッシュアロケーションの最適化 資本コストを意識した経営のもと、成長投資(DX・GX、自動化、人材育成等)と株主還元(安定配当の継続)とのバランスの最適化を図り、中長期的な企業価値の向上に努めてまいります。・人的資本戦略の高度化 人材獲得競争の激化に対応するため、2024年度より人事・給与制度を抜本的に見直し、採用・育成・配置・リテンションまで一貫した人材マネジメント体制を構築中であります。また、従業員としての誇りや帰属意識の醸成を図るべく、障がい者就労施設の運営や災害支援、地域清掃等の社会貢献活動を継続的に実施してまいります。 ・ESG戦略の強化 脱炭素社会の実現に向け、2024年度にSBT認定を取得いたしました。GHG排出削減、再生アルミや再生可能エネルギーの活用、EVの導入に加え、Scope1・2・3の全領域における対応を進めるとともに、今後はサプライヤーの排出量管理体制整備の支援にも取り組んでまいります。 また、人権尊重を基本方針とし、社内外における人権デューデリジェンス体制の構築を通じて、ESG経営の一層の定着を図ってまいります。・資産効率の向上とPBR改善 政策保有株式の縮減、遊休資産の売却等によりバランスシートの適正化を進めてまいります。加えて、戦略的IR施策を通じた情報発信力の強化策を検討し、投資家との積極的な対話に努め、PBRの継続的改善を図ってまいります。
対処すべき課題
1【経営方針、経営環境及び対処すべき課題等】 当社グループの経営方針、経営環境及び対処すべき課題等は、以下のとおりであります。なお、文中の将来に関する事項は、当連結会計年度末現在において当社グループが判断したものであります。 当社グループは、創業100周年を迎える2030年を見据え、持続的な企業価値の向上に向けた変革を進めております。2025年度から2027年度を対象とした新たな中期経営計画では、「収益性・資本効率の改善」と「次の100年に向けた経営基盤の再構築」を掲げ、経営全般にわたる改革を推進してまいります。 (1)経営方針 当社グループは、経営理念のもと「選ばれる企業グループ」として全てのステークホルダーの信頼にお応えすべく、収益性と資本効率の向上ならびにESG・サステナビリティを意識した経営を基本方針としております。 『経 営 理 念』不二サッシは窓から夢をひろげていきます私たちはお客様との絆を大切にします私たちは心をこめた商品を世に出します私たちは活力あふれる気風づくりに努めます (2)経営環境 米国における輸入関税強化や長期化するウクライナ情勢、中東情勢の不安定化など、地政学的リスクが継続しており、日本国内にも引き続き物価上昇や為替リスク、諸資材価格の高騰などの影響をもたらしております。 国内の建設市場におきましては、依然として続く諸資材価格の高騰とそれに伴う建築計画の見直し、労働人口の減少に伴う工期の延長など、厳しい事業環境が続くものと見込まれており、事業全体での変革が求められております。また、GX(グリーントランスフォーメーション)やDX(デジタルトランスフォーメーション)への対応が、重要な要素となりつつあります。 加えて、東京証券取引所による「資本コストや株価を意識した経営の実現に向けた対応」等を通じ、企業には経営効率向上とその説明態勢整備の両面で高度なマネジメントが求められております。 こうした経営環境のもと、当社グループは、「事業構造改革」「省人化・自動化」「人的資本投資」の3本柱を軸に、競争力のさらなる向上とともに、持続的成長に向けた経営基盤の強化に取り組んでおります。(3)前中期経営計画(2022~2024年度)の振り返り 前中期経営計画では「稼ぐ力の向上」をテーマに収益改善に取組んでまいりました。その間、エネルギーや諸資材価格の高騰、物流コストや人件費の上昇等の環境変化により一部計画未達も見られましたが、建材事業での適正価格の浸透、ビル新築事業およびリニューアル事業などでの堅調な受注、形材外販事業における加工品への注力等に取組んだ結果、稼ぐ力は着実に向上してまいりました。 主要な財務指標は以下のとおりとなっております。 (4)新中期経営計画(2025~2027年度)の基本方針と戦略 新中期経営計画では「収益面・経営面の双方で確固たる基盤を構築し、誰もが安定・安心できる企業グループとなる」ことを基本方針とし、以下の指標目標を設定のうえ、主要セグメント毎にそれぞれの戦略を策定しております。 また、2030年に創業100周年を迎えるにあたり、次の100年を生き抜くため、次世代社員を中心とした「F30プロジェクト」を始動し、「三方よし」の考えの下、新中期経営計画期間内に、「営業利益33億円以上」「年3.0%以上のベースアップ」「一株あたり配当金30円」の3つの「サンマル」達成を目指してまいります。  収益面、経営面の双方で確固たる基盤を構築し、誰もが安定・安心できる企業グループを目指し、以下の事業別戦略を推進してまいります。[建材事業] 業務プロセスをイチから見直し、重要な業務の徹底や業務の効率化等、徹底した合理化を進め基幹事業の高収益性化を目指してまいります。[形材外販事業] 加工品の売上拡大に注力し、高付加価値事業としての拡大を推進してまいります。 あわせて、医療用マグネシウム合金の実用化への研究開発を進めてまいります。[物流事業] 当社製品等の運送・倉庫管理を行っております。今後は、既存アセットの活用・強化を進めることで総合物流企業への転換を図ってまいります。[環境事業] 都市ごみ焼却飛灰処理事業、リサイクル・粗大ごみ処理事業、薬剤事業を行っております。今後は、継続的人材育成に努め、新規顧客の開拓、価格の見直しに取り組んでおります。[経営基盤] 不二サッシグループは、2030年に迎える創業100周年を超えて持続的に成長する未来像に向けて、サステナビリティビジョン2050を策定いたしました。このうち、カーボンニュートラルに向けた排出削減目標についてはSBT認定を取得しております。 本ビジョンを指針として持続可能性向上に資する事業を展開し、経営基盤の強化に繋げてまいります。(5)今後の課題と対応・キャッシュアロケーションの最適化 資本コストを意識した経営のもと、成長投資(DX・GX、自動化、人材育成等)と株主還元(安定配当の継続)とのバランスの最適化を図り、中長期的な企業価値の向上に努めてまいります。・人的資本戦略の高度化 人材獲得競争の激化に対応するため、2024年度より人事・給与制度を抜本的に見直し、採用・育成・配置・リテンションまで一貫した人材マネジメント体制を構築中であります。また、従業員としての誇りや帰属意識の醸成を図るべく、障がい者就労施設の運営や災害支援、地域清掃等の社会貢献活動を継続的に実施してまいります。 ・ESG戦略の強化 脱炭素社会の実現に向け、2024年度にSBT認定を取得いたしました。GHG排出削減、再生アルミや再生可能エネルギーの活用、EVの導入に加え、Scope1・2・3の全領域における対応を進めるとともに、今後はサプライヤーの排出量管理体制整備の支援にも取り組んでまいります。 また、人権尊重を基本方針とし、社内外における人権デューデリジェンス体制の構築を通じて、ESG経営の一層の定着を図ってまいります。・資産効率の向上とPBR改善 政策保有株式の縮減、遊休資産の売却等によりバランスシートの適正化を進めてまいります。加えて、戦略的IR施策を通じた情報発信力の強化策を検討し、投資家との積極的な対話に努め、PBRの継続的改善を図ってまいります。
MD&A(経営者による分析)
4【経営者による財政状態、経営成績及びキャッシュ・フローの状況の分析】(1) 経営成績等の状況の概要 当連結会計年度における当社グループ(当社、連結子会社及び持分法適用会社)の財政状態、経営成績及びキャッシュ・フロー(以下、「経営成績等」という。)の状況の概要は次のとおりであります。①財政状態及び経営成績の状況 当連結会計年度の当社グループ(当社及び連結子会社)の業績は、主力とするビルサッシを中心とした建材事業分野においては、ビル新築事業およびリニューアル事業が好調に推移いたしましたが、建設資材の高騰、労働人口の減少などの厳しい事業環境の改善は見通せない状況が続いております。形材外販事業分野においては、加工品を中心に安定した収益基盤の構築に向けて歩みを進めております。このような事業環境の下、全セグメントにおいて前年対比で増収増益を達成いたしました。 この結果、当連結会計年度の財政状態及び経営成績は以下のとおりとなりました。a.財政状態 当連結会計年度末の資産合計は、前連結会計年度に比べ51億2千2百万円減少し、842億8千6百万円となりました。 当連結会計年度末の負債合計は、前連結会計年度に比べ77億5千9百万円減少し、606億9千4百万円となりました。 当連結会計年度末の純資産合計は、前連結会計年度に比べ26億3千7百万円増加し、235億9千1百万円となりました。b.経営成績 当連結会計年度の業績は売上高1,047億5千4百万円(前年同期比3.5%増)、営業利益24億7千5百万円(前年同期は営業利益17億7千3百万円)、経常利益27億4千2百万円(前年同期は経常利益21億8千6百万円)、親会社株主に帰属する当期純利益22億2千5百万円(前年同期は親会社株主に帰属する当期純利益17億1千4百万円)となりました。 セグメント毎の経営成績は次のとおりであります。〔建材〕 建材事業においては、堅調に推移した受注状況の下、ビル新築事業、リニューアル事業などが牽引した結果、売上高は753億6千5百万円(前年同期比1.9%増)と増収になり、価格改定の浸透などの影響に加えて、営業強化による利益率の良化などにより、セグメント利益は34億5千5百万円(前年同期はセグメント利益26億円)と増益になりました。〔形材外販〕 形材外販事業においては、収益性の高い加工品の販売が拡大したことなどにより、売上高は232億5千4百万円(前年同期比9.0%増)と増収になり、加工品の販売拡大に加えて、内製化による外注費の低減や設備投資による生産性向上などの結果、セグメント利益は3億6千6百万円(前年同期はセグメント利益3億1千3百万円)と増益になりました。〔環境〕 環境事業においては、プラント部門の基幹改良工事を中心とした新規プラント工事が好調に推移したことなどにより、売上高は27億4千4百万円(前年同期比2.5%増)、セグメント利益は1億6千1百万円(前年同期はセグメント利益1億5千1百万円)と増収増益になりました。〔物流〕 物流事業においては、営業倉庫の活用による取引拡大に加え、傘下に加わった企業の業績が寄与したことなどにより、売上高は30億8千6百万円(前年同期比3.6%増)と増収になり、適正価格の浸透や配車効率化などのコスト管理の徹底に取り組んだ結果、セグメント利益は4億2百万円(前年同期はセグメント利益3億1千2百万円)と増益になりました。〔その他〕 その他事業には、不動産等がありますが、売上高は3億3百万円(前年同期比7.6%増)、セグメント利益1億8千2百万円(前年同期はセグメント利益1億6千2百万円)となりました。 ②キャッシュ・フローの状況 当連結会計年度における現金及び現金同等物(以下「資金」という。)の残高は、前連結会計年度末に比べ35億3千4百万円減少し、当連結会計年度末には120億9千1百万円となりました。  当連結会計年度における各キャッシュ・フローの状況とそれらの要因は次のとおりであります。(営業活動によるキャッシュ・フロー) 営業活動の結果使用した資金は、7千4百万円(前年同期は58億8千4百万円の獲得)となりました。これは主に仕入債務の減少によるものであります。(投資活動によるキャッシュ・フロー) 投資活動の結果使用した資金は、15億9千3百万円(前年同期は24億9千万円の使用)となりました。これは主に有形固定資産の取得による支出によるものであります。(財務活動によるキャッシュ・フロー) 財務活動の結果使用した資金は、18億7千1百万円(前年同期は13億1千7百万円の使用)となりました。これは主に長期借入金の返済による支出によるものであります。 ③生産、受注及び販売の実績a.生産実績 当連結会計年度の生産実績をセグメントごとに示すと、次のとおりであります。セグメントの名称当連結会計年度(自 2024年4月1日至 2025年3月31日)前年同期比(%)建材(百万円)73,875102.2形材外販(百万円)23,254109.0環境(百万円)1,806113.5合計(百万円)98,936103.9 (注) 金額は販売価格によっており、セグメント間の取引については相殺消去しております。 b.受注実績 当連結会計年度の受注実績をセグメントごとに示すと、次のとおりであります。セグメントの名称当連結会計年度(自 2024年4月1日至 2025年3月31日)受注高(百万円)前年同期比(%)受注残高(百万円)前年同期比(%)建材58,36197.465,67699.0 (注) 金額は販売価格によっており、セグメント間の取引については相殺消去しております。 c.販売実績 当連結会計年度における販売実績をセグメントごとに示すと、次のとおりであります。セグメントの名称当連結会計年度(自 2024年4月1日至 2025年3月31日)前年同期比(%)建材(百万円)75,365101.9形材外販(百万円)23,254109.0環境(百万円)2,744102.5物流(百万円)3,086103.6報告セグメント計(百万円)104,450103.4その他(百万円)303107.6合計(百万円)104,754103.5 (注) セグメント間の取引については相殺消去しております。 (2)経営者の視点による経営成績等の状況に関する分析・検討内容 経営者の視点による当社グループの経営成績等の状況に関する認識及び分析・検討内容は次のとおりであります。 なお、文中の将来に関する事項は、当連結会計年度末現在において判断したものであります。 ①重要な会計方針及び見積り 当社グループの連結財務諸表は、わが国において一般に公正妥当と認められている会計基準に基づき作成しております。この連結財務諸表の作成にあたり、決算日における資産・負債の数値、各連結会計年度における収入・費用の数値に影響をおよぼす見積り計上を行っております。主に繰延税金資産、貸倒引当金、工事損失引当金、退職給付に係る負債、資産除去債務等に対し過去の実績等を勘案し合理的に判断しておりますが、これらの見積りについては、実際の結果と異なる場合があります。②当連結会計年度の経営成績等の状況に関する認識及び分析・検討内容 当社グループは、堅調に推移した受注状況の下、価格改定や収益性の高い加工品の販売拡大、コスト管理の徹底などに取り組んでまいりましたが、諸資材価格の高騰、労働人口の減少などのリスクが引き続き顕在化しており、厳しい事業環境の改善は見通せない状況が続いております。 (売上高) 建材事業については、ビル新築事業、リニューアル事業などが堅調に推移しました。また、形材外販事業については、収益性の高い加工品の販売が拡大しました。その結果、当連結会計年度の売上高は、1,047億5千4百万円(前年同期比3.5%増)と増収になりました。(営業利益) 建材事業については、価格改定の浸透などに加えて、営業強化による利益率の良化などにより、また形材外販事業については、加工品の販売拡大に加えて設備投資による生産性向上などの結果、24億7千5百万円(前年同期比7億1百万円増)と増益になりました。 なお、セグメント別の売上高及び営業利益につきましては、「(1)経営成績等の状況の概要 ①財政状態及び経営成績の状況」に記載のとおりであります。(親会社株主に帰属する当期純利益) 営業利益が大幅に良化したことに加え、特別損益においては、投資有価証券売却益が前連結会計年度より増加したこと等により、税金等調整前当期純利益は28億4千3百万円(前年同期比7億7千2百万円増)と増益になり、親会社株主に帰属する当期純利益につきましても、税金費用の増加は見られましたが、22億2千5百万円(前年同期比5億1千1百万円増)と増益になりました。 (資産) 当連結会計年度末における流動資産は478億3千9百万円となり、前連結会計年度末に比べ45億2百万円減少いたしました。これは主に売掛金が4億9千8百万円、商品及び製品が1億4千2百万円、原材料及び貯蔵品が9億4百万円増加し、現金及び預金が35億5千6百万円、受取手形が11億3千3百万円、電子記録債権が10億9千1百万円減少したことによるものであります。固定資産は364億4千6百万円となり、前連結会計年度末に比べ6億1千9百万円減少いたしました。これは主に有形固定資産が1億3千万円増加し、投資その他の資産が7億2千万円減少したことによるものであります。この結果、総資産は842億8千6百万円となり、前連結会計年度末に比べ51億2千2百万円減少いたしました。(負債) 当連結会計年度末における流動負債は359億8千6百万円となり、前連結会計年度末に比べ56億8千8百万円減少いたしました。これは主に契約負債が6億6千5百万円増加し、支払手形及び買掛金が26億6百万円、電子記録債務が25億4千3百万円、短期借入金が8億8千1百万円減少したことによるものであります。固定負債は247億7百万円となり、前連結会計年度末に比べ20億7千1百万円減少いたしました。これは主に社債が1億6千万円、リース債務が1億5千2百万円、退職給付に係る負債が16億4千5百万円減少したことによるものであります。この結果、負債合計は606億9千4百万円となり、前連結会計年度末に比べ77億5千9百万円減少いたしました。(純資産) 当連結会計年度末における純資産合計は235億9千1百万円となり、前連結会計年度末に比べ26億3千7百万円増加いたしました。これは主に利益剰余金が19億7千3百万円、退職給付に係る調整累計額が8億8千6百万円増加し、その他有価証券評価差額金が1億9千5百万円減少したことによるものであります。この結果、自己資本比率は27.7%(前連結会計年度末は23.2%)となりました。 (キャッシュ・フローの状況の分析・資本内容並びに資本の財源および資金の流動性に係る情報) 財務戦略の基本的な考え方 当社グループは、強固な財務基盤の構築を目指しながら、企業価値向上を図るため、収益や成長ができる事業へ資源を集中する戦略(事業ポートフォリオ戦略)を推進し、グループの経営資源を最適配分することを財務戦略の基本としております。 経営資源の配分に関する考え方 当社グループは、企業価値向上に資する経営資源の配分に努めます。現預金および多様な資金調達の活用により、成長のための投資、株主還元の充実を図ってまいります。 資金需要の主な内容 当社グループの資金需要の主なものは、製品製造のための原材料、部品の購入、外注加工費、人件費等の営業活動資金と、持続的な成長のために商品競争力を高める研究開発投資や、生産性向上を図る設備投資を実施する投資活動資金となっております。 資金調達 当社グループの事業活動の維持および拡大に必要な資金を安定的に確保するため、内部資金および外部資金を調達し有効に活用しております。設備投資は営業キャッシュ・フローの範囲内とすることを基本としておりますが、多様な資金調達手段を活用し、金融機関からの借入やリースによる固定資産購入等を行っております。 (重要な会計上の見積り及び当該見積りに用いた仮定) 当社グループの連結財務諸表は、わが国において一般に公正妥当と認められている会計基準に基づき作成しております。この連結財務諸表の作成にあたり、資産・負債及び収益・費用の測定並びに開示に与える影響のうち、将来事象の結果に依存するため確定できない金額については見積りを必要とします。これらの見積りについては、過去の実績や適切な仮定に基づいて合理的な判断を行っておりますが、見積り特有の不確実性があるため、実際の結果と異なる可能性があります。 繰延税金資産の回収可能性の判断にあたっては、受注状況、原材料価格や電力料金等の諸資材価格の高騰、米国による輸入関税強化や、長期化するウクライナ情勢、中東情勢の不安定化など地政学的リスクが継続しており、日本国内にも物価上昇や為替リスク、諸資材価格の高騰などの影響が続くものと見込まれることから、不確実性が高くなっており、連結財務諸表作成時点で入手可能な情報に基づいてこれらの不確実性を考慮した会計上の見積りを行っております。 しかし、米国の関税強化や緊張感が増す世界情勢により発生する為替リスクの影響などが長期化することにより、上記仮定に変化が生じた場合には、翌連結会計年度以降の当社グループの財政状態、経営成績及びキャッシュ・フローの状況に影響を及ぼす可能性があります。 (経営方針、経営戦略、経営上の目標の達成状況を判断するための客観的な指標等) 当社グループは、収益性と資本効率の向上、並びにESG・サステナビリティを意識した経営を経営方針として位置づけております。 当連結会計年度においては、堅調に推移した受注状況、収益性の高い加工品の販売の拡大したことなどにより、売上高は1,047億5千4百万円(前年同期比3.5%増)と増収になり、価格改定の浸透や加工品の販売拡大などの様々な施策を推進した結果、営業利益は24億7千5百万円(前年同期比7億1百万円増)と増益になりました。 2025年度は、2030年に創業100年を迎えるにあたり、次の100年を生き抜くため、「収益面・経営面の双方で確固たる基盤を構築し、誰もが安定・安心できる企業グループとなる」ことを基本方針とした、新中期経営計画を策定し推進してまいります。

事業リスク

不二サッシグループの事業は、日本国内の景気動向や建設投資の変動に大きく影響を受けます。特に、住宅着工戸数の減少や建設会社の受注残高の変動は、売上高に直接的な影響を及ぼす可能性があります。また、主力事業である建材事業や形材外販事業で使用するアルミ地金の価格は、為替相場やロンドン金属取引所の市況によって変動するため、原材料費の高騰が業績を圧迫するリスクがあります。さらに、金利の上昇は有利子負債の支払利息増加につながり、為替の急激な変動も損益に影響を与える可能性があります。

出典: FY2025 有価証券報告書(AI要約)
有価証券報告書「事業等のリスク」の全文を見る(年度切替)
FY2025|1,808 文字
3【事業等のリスク】 有価証券報告書に記載した事業の内容、経理の状況等に関する事項のうち、投資者の判断に重要な影響を及ぼす可能性のある事項には、以下の様なものがあります。 なお、文中の将来に関する事項は、当有価証券報告書提出日現在において当社グループが判断したものであります。(1)経済状況について 当社グループにおける営業収入の大部分は、日本国内における需要に大きく影響を受けます。このため、当社グループの経営成績は、日本国内の景気動向、建設会社の建設工事受注残高や住宅着工戸数の変動等の影響を受ける可能性があります。 また、国内景気の悪化により、売掛金、受取手形等の債権が劣化した場合、貸倒引当金の積み増しが必要となるなど、当社グループの経営成績に影響を及ぼす可能性があります。(2)金利の変動について 当社グループは、金融機関等からの借入金など有利子負債を有しております。金利が上昇した場合は、支払利息が増加し、当社グループの経営成績及びキャッシュ・フローに影響を及ぼす可能性があります。(3)為替動向について 当社グループは、外貨建て取引が増加しております。そのため、急激な為替変動は損益に大きな影響を及ぼす可能性があります。為替変動等のリスクを最小限に抑えるため、金融機関等と為替予約等のヘッジ取引を行っております。(4)原材料の市況変動の影響について 当社グループは、アルミ地金を主たる原材料とする事業(建材事業、形材外販事業)が売上高の大半を占めております。このアルミ地金価格は、市況(為替相場およびロンドン金属取引所(LME)の価格相場)の変動により影響を受けることから、今後も市況が上昇する局面では、原材料費の上昇が抑えきれず、当社グループの業績に影響を及ぼす可能性があります。(5)市場環境について 営業活動を展開する上で協業他社との競争は避けられませんが、そのような状況に耐えうるべく製品・サービスの向上に努めております。しかしながら、市場環境が大きく変化した場合、厳しい価格競争にさらされるなど、当社グループの業績に影響を及ぼす可能性があります。(6)特定事業への依存について 当社グループは、売上・利益ともに建材事業への依存率が高く、この事業の業績に全体の経営成績が大きく影響される傾向があります。建築投資全体が縮小傾向で推移する状況に対して当社グループは、形材外販事業や環境事業等非サッシ事業およびリニューアル事業の拡大を積極的に推進しております。(7)法的規制について 当社グループは、商品の設計・製造・施工に関連して、多くの法的規制を受けております。「建設業法」に基づき、建材事業は建具工事業、環境事業は機械器具設置工事業の許可を受けて営業を行っており、この他にも水質汚濁防止法、廃棄物の処理及び清掃に関する法律など環境関連法や消費生活用製品安全法など様々な法的規制を受けながら事業を展開しております。今後、これらの規則の改廃や新たな法的規制が設けられる場合には、当社の業績が影響を受ける可能性があります。(8)自然災害及び事故等の発生による影響について 地震・津波などの自然災害、火災・停電等の事故災害および感染症のパンデミックなどによって、電力・水・ガス等の供給停止、公共交通機関や通信手段の停止、当社グループの生産・販売・物流拠点および設備の破損などを引き起こし、当社グループの事業活動が中断し、生産および出荷に影響を及ぼす可能性があります。災害などによる影響を最小限に抑える対策を講じていますが、災害などによる被害を被った場合は、当社の業績が影響を受ける可能性があります。(9)環境問題 当社グループは産業廃棄物の処理に関する法律及び大気、水質、騒音、振動、土壌汚染等の環境諸法令の適用を受けており、環境基本方針・行動指針に基づき環境マネジメントシステムの下、環境保全活動を行っております。しかしながら、今後何らかの環境問題が発生した場合、当社グループの経営成績及び財政状態に影響を及ぼす可能性があります。 また、当社グループは脱炭素に向けた取り組みを推進しており、脱炭素関連の商品開発、アルミリサイクル材やグリーンアルミの積極的利用、太陽光発電による再生可能エネルギーの導入、燃料転換や先進製造設備の導入等を推進しており、更なる脱炭素化への対応が必要となる可能性があります。

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