5936

東洋シヤッター(5936)に経済的な堀はあるか

金属製品 建設・資材

株価

主要指標

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株価推移

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▶ 詳細チャート(日足/週足/月足切替)

10年財務トレンド

年度 売上(億) 営業利益(億) 純利益(億) FCF(億) ROE(%) EPS(円) 配当(円) 自己資本比率(%)
FY2017 178 8 4 7 7.6 69.5 15.0 34.9
FY2018 190 6 5 10 7.8 77.3 20.0 35.4
FY2019 213 14 1 14 1.1 11.0 20.0 34.5
FY2020 225 13 8 4 11.6 124.4 28.0 39.0
FY2021 197 6 4 4 5.8 66.4 15.0 42.7
FY2022 197 7 4 12 5.5 65.2 15.0 42.4
FY2023 207 9 6 10 7.0 88.2 18.0 42.5
FY2024 215 15 10 14 10.7 151.5 31.0 44.2
FY2025 209 13 8 -2 8.3 125.2 38.0 50.7
FY2026 215 12 8 1 7.9 131.1 42.0 57.8

バフェット流モート診断

無形資産
●○○○○
1/5
スイッチング
●●●○○
3/5
ネットワーク
○○○○○
0/5
コスト優位
●●○○○
2/5
効率規模
●●●○○
3/5

総合スコア:9/25 主要モート:スイッチング・コスト 持続性:判定中

無形資産1/5

東洋シヤッターは「文化シャッター」ブランドを持つが、競合他社も同様のブランド力を持つため、無形資産による優位性は限定的。特許や独自技術に関する情報は公開情報からは読み取りにくい。

スイッチングコスト3/5

シャッターは一度設置すると、交換・修理には専門知識と手間がかかるため、既存顧客からのリプレース需要が期待できる。特に、ビルオーナーや管理会社にとっては、信頼できるメーカーへの継続発注が合理的。

ネットワーク効果0/5

シャッター事業には、ユーザー数の増加が直接的な価値向上につながるネットワーク効果は基本的に見られない。

コスト優位2/5

金属製品製造業として、一定の生産効率や仕入れ交渉力は存在すると思われるが、業界全体で価格競争が生じやすく、構造的なコスト優位を確立しているとは言えない。

規模の経済3/5

国内シャッター市場において、文化シヤッター、三和シヤッター工業と並び主要プレイヤーの一つであり、一定の市場シェアと生産規模を持つ。これにより、設計・製造・販売・保守における効率性を享受している。

競合との比較優位

三和シヤッター工業

同社も国内シャッター市場の主要プレイヤーであり、ブランド力、販売網、生産規模において類似した競争環境にある。スイッチングコストの優位性も同様に存在する。

強気シナリオ

既存ストック市場(リプレース需要)の拡大

高付加価値製品(デザイン性、機能性)の開発・販売強化

海外市場への展開加速

弱気シナリオ(モート侵食)

新築市場の低迷による需要減少

競合他社による価格攻勢や低価格製品の台頭

原材料価格の高騰による収益圧迫

反転思考(マンガー流:どうすればこの会社は壊れるか)

この投資が失敗するには、シャッター交換・修理における顧客のスイッチングコストが想定以上に低いことが真実でなければならない。例えば、DIY市場の拡大や、汎用部品の普及により、顧客が容易に低価格な代替品や競合他社製品に乗り換えられるようになれば、東洋シヤッターの既存顧客基盤の強みは失われる。また、建築業界全体が構造的に縮小し、新規設置需要が消失する一方で、リプレース需要も技術革新の遅れや製品寿命の延伸により、想定よりも早く減少するシナリオも考えられる。さらに、競合他社が圧倒的なブランド力や技術力で市場を席巻し、東洋シヤッターのブランド価値や製品の優位性が完全に陳腐化することも、失敗への道筋となるだろう。

5年後のモート予測

強気

リプレース需要の着実な取り込みと、高機能・デザイン性シャッターの販売拡大により、安定的な収益成長が見込まれる。

中立

新築市場の動向に左右されつつも、既存顧客基盤を維持し、緩やかな成長を続ける。

弱気

建築市場の低迷と激化する価格競争により、収益性が悪化し、市場シェアを低下させるリスクがある。

直近の適時開示

同業他社

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