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東北特殊鋼

鉄鋼 鉄鋼・非鉄

研究開発費(時系列)

年度R&D費用(億円)設備投資(億円)
2025-03 - 5
2024-03 - 12
2023-03 - 10
2022-03 - 8
2021-03 - 12

研究開発活動(本文)

FY2025|1,447 文字
6【研究開発活動】 当社グループの研究開発活動は、東北大学とその附置研究所をはじめ、全国の国公立研究機関並びにユーザーとの密接な協力体制の下に推進しております。 当連結会計年度における研究開発活動をセグメントごとに示すと、次のとおりであります。 (1)特殊鋼事業 持続可能な社会の実現に向けたカーボンニュートラルの取り組みは、各国の経済政策や政権交代などにより一時的な変動が見られるものの、長期的な視点では依然としてその重要性を維持しています。世界経済の不確実性が続く中、当社の主力分野である自動車関連産業では、EV化に限らず、PHV、水素、その他のエコ燃料や燃料電池といった多様な動力源の組み合わせが模索されており、それに対応する技術開発が求められています。エネルギー分野全体においても、生成AIやデータセンターなどの拡充に伴う需要の増加に対応するため、多様なエネルギー源を活用した柔軟な体制の構築が進んでいます。また、グローバル供給網の強化や国内生産回帰の動きが加速する中、当社においても関連分野の技術開発および品質向上の重要性が一層高まっています。当社は、こうした事業環境の変化に対応するため、これまで培ってきた磁性機能材料、特殊合金、複合加工プロセスなどのコア技術を活かし、企業価値の向上を目指した研究開発を進めています。具体的には、多様な動力構成に対応する次世代自動車関連機器、半導体製造装置、各種産業機器、水素・アンモニアなどの新エネルギーキャリア向け機器等に使用される電磁ステンレス鋼について、製品構成、品質管理、生産体制の最適化を図り、競争力の強化に努めています。2022年度より参画している国家プロジェクトでは、電動車向けモーターの効率向上に貢献する材料開発において一定の成果を上げており、より幅広い用途への展開を視野に入れた高効率モーター用材料および関連技術の開発を進めています。また、当社独自の熱処理加工、表面改質、熱拡散接合、部品加工などを組み合わせた複合加工プロセスでは、社外のサプライチェーンとの連携も強化し、半導体・エネルギー分野の変化に迅速かつ柔軟に対応した新技術の開発を推進しています。とりわけ、拡散接合を中核とした積層造形技術により、電機・電子機器、各種熱マネジメント装置、精密フィルター、再生可能エネルギー関連機器などに対応するソリューションの提供に注力しています。近年導入した高精度レーザー加工技術による迅速な対応も、各方面から高く評価されています。拡散接合は材料の高機能化を実現するプロセスでもあり、ステンレス、チタン、ニッケル、銅、アルミなどの異種材料接合によって、お客様の新たな機能開発ニーズに応えるとともに、当社独自の異種金属接合による新材料の開発も進めています。東北大学との共同開発による異種磁性材料を接合した磁歪クラッド材は、国立および公的研究機関との連携により、病害虫防除用の加振装置に応用され、施設園芸分野における無農薬・減農薬の持続可能な農業への貢献が期待されています。さらに、エネルギーハーベスティング用途の発電素子としての活用も期待されています。これらの研究開発活動を通じて、顧客とのパートナーシップを構築し、持続可能な社会の実現に貢献するとともに、グローバル市場における競争力の一層の強化を目指してまいります。 当連結会計年度における研究開発費は438,909千円であります。(2)不動産賃貸事業 研究開発活動は行っておりません。

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