4483

JMDC

情報・通信業 情報通信・サービスその他

事業の内容

JMDCは、オムロンの子会社で、主に「ヘルスビッグデータ」と「遠隔医療」の2つの事業を展開しています。ヘルスビッグデータ事業では、製薬会社や保険会社向けに、健康保険組合や医療機関から得られる匿名加工された医療データを分析・提供し、創薬や新商品開発を支援しています。また、健康保険組合向けに保健事業支援や、個人向けの健康情報プラットフォーム「Pep Up」を提供しています。遠隔医療事業では、医療機関から依頼されたCT/MRIなどの医用画像を、専門医が遠隔で診断するサービスを提供しており、医療現場の課題解決に貢献しています。

有価証券報告書「事業の内容」の全文を見る(年度切替)

年度を切り替えて推移を確認できます。

FY2025|2,513 文字|出典 docID: S100W76C
3【事業の内容】 当社グループ(当社及び当社の関係会社)は、オムロン株式会社を親会社とする企業集団に属し、当社及び子会社38社により構成されております。 当社グループは、「ヘルスビッグデータ」、「遠隔医療」の2つを報告セグメントとしています。各報告セグメントを構成する主な事業及び主な会社は、以下のとおりであります。 (1)ヘルスビッグデータ主な事業主な会社インダストリー向け事業当社、メディカルデータベース株式会社、データインデックス株式会社、エヌエスパートナーズ株式会社、株式会社キャンサースキャン保険者(※1)・生活者向け事業医療提供者向け事業 (2)遠隔医療主な事業主な会社遠隔医療事業株式会社ドクターネット 各報告セグメントに含まれる主な事業の内容は、以下のとおりであります。〈ヘルスビッグデータ〉① インダストリー向け事業 当事業は、主に製薬企業や保険会社に対し、当社グループが保有する健康保険組合や医療機関などに由来する匿名加工化された疫学データを提供しております。当社グループが保有するヘルスケアデータは疾病ごとの有病率や罹患率の計算や、治療行為の時系列での追跡等に強みを有しております。そのため、製薬企業においては創薬から市販後調査まで幅広く活用可能であり、保険会社においては新商品開発や支払査定業務の効率化などに活用されております。 個別の要望事項に対して当該データベースから必要なデータを抽出・分析するサービス「アドホック販売」や、当社のデータベース自体の一部又は全部へのアクセス権を付与する「データベース販売」を主たるサービスとして提供するほか、データベースを用いたコンサルティングやアプリケーション開発を提供することで、サービスの付加価値を向上させております。 ② 保険者・生活者向け事業 当事業は、健康保険組合等に対する保健事業の支援と、その加入者(組合員)に対するPHR(※2)サービスの提供、及び自治体に向けた各種サービスを提供しております。 保健事業の支援では、保険者に対して、紙・画像レセプトを含めたレセプト(※3)データ、健診データ、台帳(※4)データ等をデータベース化すること、及び、そのデータを起点にした保健事業におけるPDCAのための様々な支援サービスを提供しております。これらのサービスにおいて、組合員の個人情報を扱う部門は、当社の中でも物理的・技術的に厳格に隔離され、また、管理された環境で活動を実施しております。 PHRサービスでは、当社開発の健康情報プラットフォーム「Pep Up」(ペップアップ)を提供しております。「Pep Up」では、保険者データから連携された健診結果、医療費通知、調剤履歴を表示する他、当社開発の健康年齢(※5)算出サービス、名医紹介サービス「clintal」(クリンタル)、独自のポイントプログラム、健康に関するコンテンツ等を提供しております。また、ウェアラブル端末と組み合わせて活用することにより利用者の日々の生活習慣の記録と健康管理を行うことが可能となっております。 自治体には、当社が健康保険組合等との取引にて培った知見を活かしたサービスを提供するほか、子会社である株式会社キャンサースキャンを通じ、特定健診受診率向上事業等の予防医療・保健事業分野における様々なサービスを提供しております。 ③ 医療提供者向け事業 当事業は、薬剤DB事業及びその他の医療提供者向け事業に分解されます。薬剤DB事業では、医薬品添付文書をはじめとした医薬品の情報をもとに、当社グループの薬剤師の薬学的見解を加味したデータベースを開発し、医療系システム会社へのデータベースの提供を行うとともに、当該データベースを用いた大規模病院向け部門システムの開発・販売・保守を行っております。その他の医療提供者向け事業では、データを用いた医療機関の経営やオペレーションの改善のためのコンサルティングや診療報酬債権のファクタリングなどを行っております。 〈遠隔医療〉 遠隔医療事業は、CT/MRIなど医用画像の診断依頼を医療機関から遠隔で受け付け、契約読影医による診断レポートを提供する遠隔読影(※6)マッチングサービスを提供しております。日本の病院及び一般診療所は約11万施設(出所:厚生労働省「医療施設動態調査」2023年10月1日現在)存在するのに比して、放射線診断専門医は約6,000名(出所:公益社団法人日本医学放射線学会ホームページの専門医一覧、2020年12月時点)となっており、放射線診断専門医の過重労働や専門医の診断がつかず誤診につながる症例が問題となっております。そのような中、当社グループは遠隔読影のリーディングカンパニーとして国内最大規模の放射線診断専門医プラットフォームを形成しており、サブスペシャリティごとに最適なマッチングを行うことで、高品質な読影レポートをスピーディに提供しております。 その他に、医療機関と放射線診断専門医をクラウドでつなぎ、遠隔での画像診断を可能とするASPサービスも提供しております。 《用語説明》※1 保険者公的医療保険制度の運営主体のことをいう。健康保険の保険者には、健康保険組合のほかに、全国健康保険協会(協会けんぽ)、市町村や都道府県が運営する国民健康保険及び後期高齢者医療制度などが存在する。※2 PHRPersonal Health Recordの略。生涯型電子カルテとも言われ、複数の医療機関や薬局などに散らばる健康関連の情報を一元的に集約・管理する仕組みをいう。※3 レセプト患者が受けた保険診療について、医療機関が保険者に請求する医療報酬の明細書をいう。※4 台帳健康保険組合において組合加入者の情報を登録したものをいい、加入者台帳ともいわれる。※5 健康年齢健診結果をもとに算出された医療費予測からみた健康状態を年齢に置き換えて示す指標。※6 遠隔読影医用画像について、ICTを活用することで検査が行われた施設とは異なる場所から実施する診断をいう。 以上を事業系統図によって示すと以下のとおりであります。

このページのバフェット流コメンタリーは順次自動生成中です。生成されると、ここに「数値の読み解き方」「同業比較」「投資判断のポイント」を表示します。

もっと深く分析したい?

モート先生 AI が JMDC の事業を 4 賢人の理論で詳しく解説します

モート先生に聞く →