有価証券報告書「事業の内容」の全文を見る(年度切替)
年度を切り替えて推移を確認できます。
FY2025|6,728 文字|出典 docID: S100XBZX
3 【事業の内容】当社は、「伝えたいことを、知りたい人に。」というビジョンのもと、ユーザーにとって価値ある最適なコンテンツを継続的に届けることを使命としております。情報の価値は多様であり、ある人にとっては何気ない内容であっても、別の誰かにとっては重要な意味を持つ場合があります。世界のどこかに存在する大切な情報が、今もなお数多く眠っていると当社は考えております。当社は、このような情報を「伝えたい」と考える人の思いを掘り起こし、「知りたい」と考える人に対して素早く、確実につなげていくプラットフォームの構築・提供を目指しております。当社の事業は、メールマガジン配信及びMagOneを中心とする「プラットフォーム事業」、MAG2 NEWS(まぐまぐニュース)、MONEY VOICE(マネーボイス)、TRiP EDiTOR(トリップエディター)、by them(バイゼム)の4媒体から構成される「メディア広告事業」、およびイベント企画・運営等を行う「その他事業」から構成されております。 (1) プラットフォーム事業当社の創業以来の中核事業であり、メルマガ配信プラットフォーム「まぐまぐ!」およびファンコミュニティプラットフォーム「MagOne(マグワン)」が属しております。特に「まぐまぐ!」は、1999年のサービス開始以来、20年以上にわたり安定的にメールマガジン(以下「メルマガ」)を配信できる仕組みを提供し続けております。 当社のプラットフォーム事業の主要なサービスの内容は以下のとおりであります。① 有料メルマガサービス有料メルマガサービスは、有料メルマガの発行を希望するクリエイターが当社プラットフォーム「まぐまぐ!」を利用し、有料メルマガを配信できるサービスであります。クリエイターは定期的にメルマガを執筆・発行し、読者が当該クリエイターの有料メルマガのセールスページから購読手続きを行うことで、購読料が毎月継続的に課金されます。当社は、この購読料をクリエイターと分配することにより収益を得ております。当社はプラットフォーマーとして、メルマガの販売支援、クリエイター活動の支援、クリエイター間の交流支援等を行っております。また、クリエイターは「まぐまぐ!」の利用に際しイニシャルコストを負担する必要がなく、ランニングコスト(年会費、決済手数料、システム運営費、回線使用料、人件費等)も当社が負担するため、クリエイターはコスト面の負担なくメルマガを発行することができます。さらに、当社が運営するWebメディアへの記事掲載を通じて有料メルマガへの送客が可能となるなど、読者獲得を支援する各種サポート体制等を利用することができます。当社のメルマガサービスは、平均1,000万通のメールを毎日、10年以上にわたり安定的かつ継続的に配信しており、大量配信を必要とするクリエイターの活動を強固に支えております。また、メルマガコンテンツをアプリで閲覧できる「まぐまぐリーダーアプリ」を提供しており、従来と比較してUIを大きく改善しております。これらの取り組みにより、クリエイターはより効果的かつ効率的に、届けたい情報を読者へ配信することが可能となっております。 ② 無料メルマガサービス「まぐまぐ!」のプラットフォームを利用して無料メルマガを発行するクリエイターを主要な顧客とし、メルマガ運営を支援する各種有料サービスを提供することで収益を得る事業であります。有料配信メニュー:当社は無料メルマガの配信にあたっては、通常、「まぐまぐからのお知らせ」等の広告を挿入し運営しております。しかし、無料メルマガの発行者が「有料配信メニュー」サービスを利用する場合は、当社は発行者から付加サービス利用料を得る代わりに、メルマガへの広告挿入を停止します。そのため、「非営利団体」や「官公庁」等の発行者にとっては、広告の入らないメルマガを読者へ届けることができます。 代理登録機能 :クリエイターが講演会などで自身のメルマガを紹介した場合等に、メルマガの読者登録をすることについて、クリエイターが明示的な承諾を受けて収集したメールアドレスを承諾者に代わって読者登録するサービスです。 ③ MagOneサービスMagOneは、クリエイターが記事配信、ライブ配信、物販等を通じて収益化を図ることができる次世代ファンコミュニティプラットフォームであります。当社は、初期費用や月額固定費を徴収せず、成果報酬型(レベニューシェア)により収益を計上しております。クリエイターは、会費販売、EC販売等の多様な手段を通じて収益を得ることが可能であります。また、AIを活用したスポンサー企業とのマッチング機能や、NFT及びファントークン等のWeb技術を活用したファンエンゲージメント強化機能も提供しており、クリエイターの継続的な活動支援を図っております。加えて、グッズ等の販売については、商品管理から発送、顧客対応までを一貫して支援するEC機能を備えております。さらに、当社では専任スタッフがクリエイターに対して導入・運用面をフルサポートする体制を整備しており、ITスキルに不安のある方でも円滑に情報発信・収益化を行うことが可能であります。これらの支援に係るプラットフォーム開発費や人件費は当社が先行負担しており、クリエイター数の増加による追加的な費用は限定的であることから、高いスケーラビリティを有した事業構造となっております。 ④ ライブ配信サービスライブ配信サービス「まぐまぐ!Live」は、スマートフォンアプリおよびWebブラウザを通じて映像・音声をリアルタイムに配信するサービスとして提供しておりましたが、サーバーコストの増加等の運営上の課題が顕在化していたこと、新体制における事業の見直しを踏まえ、2024年11月30日をもって提供を終了いたしました。 ⑤ mine当社は、クリエイターが記事単位でコンテンツを配信できるプラットフォームを提供しておりましたが、事業の選択と集中の方針に基づき、2023年3月31日をもちまして新規記事投稿および記事購入の受付を終了いたしました。本サービス終了による当社の業績への影響は軽微であります。 (2) メディア広告事業メディア広告事業は、当社が運営するWebメディア「MAG2 NEWS」「MONEY VOICE」「TRiP EDiTOR」「by them」の運営、およびWebメディアコンテンツ・メルマガコンテンツに掲載する広告枠の販売を行う事業であります。本事業は、2014年に「MAG2 NEWS」を開設して以降、「伝えたいことを、知りたい人に。」という当社のビジョンのもと、メルマガコンテンツの有効活用および多様な表現手段の拡充を目的として展開しており、現在では4つのWebメディアを運営しております。各メディアにおいては、記事内容の最適化や特集展開等により話題性のあるコンテンツを掲載し、主要媒体のページビュー(PV)数およびユニークユーザー(UU)数は堅調に推移しております。広告収入は、これらWebメディアおよび当社オフィシャルメルマガ(注1)に設置された広告枠を通じ、顧客企業に対して広告掲載サービスを提供し、その掲載料として得ております。収益の内訳としては、純広告(注2)、アフィリエイト広告(注3)、アドネットワーク広告(注4)などが挙げられます。広告単価については水準を維持しつつ、需要の高まる業種を中心に広告販売を強化しております。メディア広告事業が関連するインターネット広告市場につきましては、以下のように公表されております。2024年の日本の総広告費は通年で7兆6,730億円(前年比104.9%)で、アフターコロナを迎え、ウクライナ情勢、物価高騰など国内外の様々な影響を受けつつも、3年連続で過去最高を更新しました。その中で「インターネット広告費」は、社内のデジタル化を背景に継続して高い成長率を保っており、3兆6,517億円に達し、日本の総広告費全体の47.6%を占めました。(※1)広告媒体別構成比で分析するとインターネット広告費が広告市場全体に占める割合が47.6%となり、これは旧来型のメディアである新聞・雑誌・ラジオを合計した7.5%(それぞれ4.5%・1.5%・1.5%)を大きく上回ると共に、地上波テレビの割合の21.3%を超える規模に成長しており、広告市場全体における重要性も年々増していると分析しております。(※2) インターネット広告媒体費総額の推移(予測) (単位:億円) 2019年度2020年度2021年度2022年度2023年度2024年度2025年度予測インターネット広告媒体費16,63017,56721,57124,80126,87029,61132,472 出典:広告費データは、株式会社電通『2024年 日本の広告費』および株式会社CARTA・COMMUNICATIONS、株式会社電通、株式会社電通デジタル、株式会社セプテーニ『2024年 日本の広告費 インターネット広告媒体費 詳細分析』より引用 上記データよりインターネット広告市場は、今後も継続的な成長が見込まれる市場であり、メルマガコンテンツとのシナジー効果を生む重要な事業であると位置づけております。当社の大きな資産であるメルマガコンテンツを利用、かつプラットフォーム事業で長年培った資産(人・情報)を活用することで、現在では本事業をスタートした第17期から継続的に成長しております。※1 株式会社CARTA COMMUNICATIONS、株式会社電通、株式会社電通デジタル、株式会社セプテーニ・ホールディングス『2024年 日本の広告費 インターネット広告媒体費 詳細分析』より引用※2 広告費データは、株式会社電通『2024年 日本の広告費』および株式会社サイバー・コミュニケーションズ、株式会社D2C、株式会社電通、株式会社電通デジタル『2023年 日本の広告費 インターネット広告媒体費 詳細分析』より引用 ① 運営Webメディアコンテンツ当事業年度末時点で4つのWebメディアコンテンツを運営しております。各メディアジャンルに特化した情報(ニュース・金融・旅行・恋愛・遊び記事)をインターネットを通じて提供しております。運営メディアは下記のメディアとなります。 ・MAG2 NEWS(まぐまぐニュース) アクセスデータ 年間 15,105千UU(当事業年度末時点)「まぐまぐ!」から発行されるメルマガを編集して、ニュース記事としてWebで紹介する総合ニュースメディアであります。政治・経済・ビジネス・芸能・科学などの各分野の専門家による記事を提供し、様々な分野のコンテンツを掲載しております。 ・MONEY VOICE(マネーボイス) アクセスデータ 年間 3,681千UU(当事業年度末時点)MAG2 NEWSと同様にメルマガプラットフォーム「まぐまぐ!」のマネー系メルマガからピックアップした情報のニュース記事ならびに書き下ろしのオリジナル記事を織り交ぜ紹介する、金融系Webマガジン(Webサイト)であります。最新の経済・金融ニュースの解説を中心に株式・為替・債券・先物・不動産など投資家に役立つ情報をお届けし、投資の初中級者に向けた総合金融情報サイトとして運営をしております。 ・TRiP EDiTOR(トリップエディター) アクセスデータ 年間 3,574千UU(当事業年度末時点)「旅も人生も、もっと楽しく編集できる」をキャッチフレーズとして、メルマガ「まぐまぐ!」で活躍する知識豊富なクリエイターたちが35歳以上のビジネスパーソンをメインターゲットに「旅をすること、いきること」の新たな魅力を再提案する旅行メディアとして運営をしております。 ・by them(バイゼム) アクセスデータ 年間 2,904千UU(当事業年度末時点)これまでのWebメディア運営のノウハウを活かし、新たに「恋愛」をテーマとしたメディアとして2019年8月に運営開始しております。性別・人種・考え方を問わず普遍的な悩みである「恋愛」の悩みに、メルマガ「まぐまぐ!」で活躍するクリエイターたちが多角的な視点で答えていくメディアであります。個人の多様性を受け入れ、女性のみならず元来のターゲット層である35歳以上の男性を含む幅広いユーザー層をターゲットとしております。恋をはじめとする人間関係に悩む人々が一歩前へ進む手助けを行う、ポジティブで多様性を持つ恋愛メディアとして運営しております。 ○当社が運営する各メディアの年間のUUの推移は以下のとおりであります。 (単位:千UU) MAG2 NEWSMONEY VOICEジモトのココロTRiP EDiTORby themPLAYLIFE合計第17期7,722747286―――8,756第18期14,8094,4971,250―――20,557第19期21,9217,6351,590―――31,146第20期32,3999,7299112,014――45,053第21期47,43913,176―5,72077―66,412第22期43,71014,730―11,0243,489―72,954第23期44,9909,834―22,61119,800―97,235第24期38,56812,698―33,63029,641―114,538第25期42,23013,618―22,70627,112―105,667第26期17,8976,243―7,90711,2443,50946,802第27期15,1053,681―3,5742,904―25,264 (注) 第18期は決算期変更の影響で10ヶ月分のUUが集計されております。第20期中(2018年3月)に「ジモトのココロ」を「TRiP EDiTOR」にリニューアルしております。第21期中(2019年8月)に「by them」をリリースしております。第26期中に「PLAYLIFE」を事業譲受しております。 ② メルマガコンテンツ当社は1999年からメルマガ配信のプラットフォームの事業に取組んでおります。有料メルマガと無料メルマガが発行され、登録した読者に向けて届けられております。そのうち無料メルマガに対して広告枠を設定し、顧客企業に提供することで広告収入を得ております。また、メルマガ読者の増加獲得を希望する無料メルマガクリエイターを対象として、本広告枠を活用することで当該無料メルマガの魅力を訴求し、読者獲得をサポートする「メルマガ読者増加メニュー」サービスも展開しており、一定の課金収益を得ております。 (3) その他事業その他事業においては、イベント企画等が属しております。イベント企画はクリエイターの活動の支援と促進を目的としています。当社がクリエイターの活動を支援し、活性化のサポートをすることで、クリエイターの知名度と信頼性を向上させ、ブランディングに貢献しております。当事業年度中は、人気クリエイターを講師に迎えた有料の講演会・イベント等を開催し、それぞれのクリエイターのコミュニケーションの機会を創出いたしました。 (説明事項)(注1) オフィシャルメルマガ当社プラットフォームで無料メルマガを登録中の読者に対し、まぐまぐ!のWebメディア更新情報や各種新着情報を配信する公式メルマガサービス。(注2) 純広告当社Webメディアやメルマガの広告枠を、広告主が買い取り形式で購入する広告。(注3) アフィリエイト広告当社Webメディアやメルマガに掲出された広告の獲得成果に応じて成果報酬が発生する広告。(注4) アドネットワーク広告当社Webメディアや他社メディアを束ねた広告配信ネットワークに対し自動配信される広告。当社は当該広告のクリック数や表示回数に応じて広告収入を得ております。(注5) UU(ユニーク・ユーザー)当社が運営するWebメディアの各ページに訪問したユーザーの実数を表す数値。集計期間中は同じWebメディアに同じユーザーが何度訪問した場合でも1UUとしてカウントされます。 事業系統図は以下のようになります。 (注) 1.「メルマガ」は、メールマガジンの略称です。2.「まぐまぐ!Live」については、2024年11月30日をもってサービスを終了しております。
FY2024|6,824 文字|出典 docID: S100UZOH
3 【事業の内容】当社は、「伝えたいことを、知りたい人に。」というビジョンのもと、ユーザーひとりひとりにとって価値のある最適なコンテンツを継続的に届けることを使命としております。当社は、人によっては価値を感じられない情報でも、世界の誰かにとっては大切な情報がまだ眠っていると考えており、大切な情報を伝えたいと考える人の思いを掘り起こし、知りたいと考える人に素早く・確実につなげるプラットフォームの運営を目指しております。具体的な事業展開としては、メールマガジン配信プラットフォームを中心とした「プラットフォーム事業」、5つのメディアMAG2 NEWS(まぐまぐニュース)・ MONEY VOICE(マネーボイス)・ TRiP EDiTOR(トリップエディター) ・by them(バイゼム) ・PLAYLIFE(プレイライフ)から構成される「メディア広告事業」およびイベントを企画運営する「その他事業」を展開しております。 (1) プラットフォーム事業当社の創業以来の中核事業であり、メールマガジンを中心としたテキストコンテンツ配信プラットフォーム「まぐまぐ!」および記事販売プラットフォーム「mine」が属しております。特に「まぐまぐ!」は1999年からメールマガジン配信業者として20年以上に渡り安定的にメールマガジン(以下「メルマガ」)が配信できる仕組みを提供し続けております。 当社のプラットフォーム事業の主要なサービスの内容は以下のとおりであります。 ① 有料メルマガサービス有料メルマガサービスは、有料メルマガの発行を希望するクリエイターが、「まぐまぐ!」のプラットフォームを利用することで有料のメルマガの配信を行うことができるサービスであります。クリエイターは定期的にメルマガの執筆・発行を行い、当該クリエイターの有料メルマガセールスページに訪れた読者がメルマガを購読すると、メルマガ購読のサービス対価として毎月継続的に購読料が課金されることとなります。当該購読料をクリエイターと当社で分配することで、当社は収益を得ております。当社はプラットフォーマーとして、メルマガの販売支援やクリエイターの活動の支援、クリエイター同士の交流支援等を実施しております。また、クリエイターは当社「まぐまぐ!」のプラットフォームを利用するにあたり、イニシャルコストがかかることはなく、ランニングコスト(年会費、決済手数料、システム運営費、回線使用料、人件費など)も当社で全て負担することから、クリエイターがメルマガ発行にあたりコストを負担することはありません。他にも、当社が運営するWebメディアに記事を掲載することにより有料メルマガへの送客が可能となるなど、読者増加のために当社が構築したサポート体制を利用することができます。当社のメルマガサービスは、毎日平均約1,000万通のメール送信を10年以上実施しており、大量配信を安定かつ継続的に行っております。また、メルマガコンテンツをアプリで利用できるサービス「まぐまぐリーダーアプリ」をリリースし、従来の利用方法と比べ、ユーザーインターフェイスが大きく改善しました。以上のことから、クリエイターの活動の中でより効果的かつ効率的に届けたい情報の配信が可能となります。 ② 無料メルマガサービス「まぐまぐ!」のプラットフォームを利用して、無料メルマガの発行を行うクリエイターに対して付加サービスを提供することでサービス課金収益をあげる事業であります。具体的には以下のサービスによって構成されております。 有料配信メニュー:当社は無料メルマガの配信にあたっては、通常、「まぐまぐからのお知らせ」等の広告を挿入し運営しております。しかし、無料メルマガの発行者が「有料配信メニュー」サービスを利用する場合は、当社は発行者から付加サービス利用料を得る代わりに、メルマガへの広告挿入を停止します。そのため、「非営利団体」や「官公庁」等の発行者にとっては、広告の入らないメルマガを読者へ届けることができます。 代理登録機能 :クリエイターが講演会などで自身のメルマガを紹介した場合等に、メルマガの読者登録をすることについて、クリエイターが明示的な承諾を受けて収集したメールアドレスを承諾者に代わって読者登録するサービスです。 ③ ライブ配信サービスライブ配信サービス「まぐまぐ!Live」は、テレビの生中継のようにスマートフォンアプリやWebブラウザ上で映像や音声をリアルタイムに配信できるサービスであり、有料メルマガクリエイターによるライブ配信の利用促進を進めてまいりましたが、2024年11月30日をもちまして、当サービスの提供を終了しております。背景としては、これまで「まぐまぐ! Live」が抱えていたサーバーコストの増加等の課題が徐々に顕在化し始めたことおよび2023年12月に社長交代による新体制がスタートしており、新体制の下で将来における当社の安定した業務遂行やクライアントへの付加価値提供のためにはこのタイミングで当サービスを終了し、事業を効率化することが望ましいと判断したためであります。 ④ mine様々な分野のクリエイターが「記事単位の作品」を届けられるコンテンツプラットフォームであります。クリエイターが書きたかったこと、勢いで書いてみたこと、書かなければいけなかったこと等、どうしても伝えたいメッセージを最小単位の「作品」に仕上げて、読者にいち早く届けるサービスであります。有料メルマガと比較して、読者側では定期継続課金ではなく、購読を希望する記事単位で購入するサービスとなっております。またクリエイター側では、定期的な発行を必要としないという特徴を持っております。なお、事業の選択と集中の観点から、2023年3月31日をもちまして、クリエイターの新規記事投稿を停止し、読者による記事の購入を終了いたしました。当社の事業および業績への影響は軽微であると判断しております。 (2) メディア広告事業メディア広告事業はWebメディアの「MAG2 NEWS」・「MONEY VOICE」・「TRiP EDiTOR」・「by them」・「PLAYLIFE」の運営および「Webメディアコンテンツ」・「メルマガコンテンツ」の広告枠販売サービスが属しております。「伝えたいことを、知りたい人に。」というビジョン実現のための表現方法の拡充、メルマガコンテンツの有効利用を目的として、2014年に「MAG2 NEWS」を立ち上げたことを皮切りとして、現在で5つのWebメディアを運営しております。本事業は当社が運営しているWebメディア・オフィシャルメルマガ(注1)に対して設置している広告枠を利用し、広告サービスを顧客企業へ提供をすることで、当該顧客企業から支払われる掲載料を広告収入として得ております。具体的には純広告(注2)・アフィリエイト広告(注3)・アドネットワーク広告(注4)によって広告収入を得ております。メディア広告事業が関連するインターネット広告市場につきましては、以下のように公表されております。「2023年の日本の総広告費は通年で7兆3,167億円(前年比103.0%)で、アフターコロナを迎え、ウクライナ情勢、物価高騰など国内外の様々な影響を受けつつも、1947年に推定を開始して以降、過去最高となりました。その中で「インターネット広告費」は、社内のデジタル化を背景に継続して高い成長率を保っており、3兆3,330億円に達し、日本の総広告費全体の45.5%を占めました。(※1)広告媒体別構成比で分析するとインターネット広告費が広告市場全体に占める割合が45.5%となり、これは旧来型のメディアである新聞・雑誌・ラジオを合計した8.0%(それぞれ4.8%・1.6%・1.6%)を大きく上回ると共に、地上波テレビの割合の22.0%を超える規模に成長しており、広告市場全体における重要性も年々増していると分析しております。(※2) インターネット広告媒体費総額の推移(予測) (単位:億円) 2018年度2019年度2020年度2021年度2022年度2023年度2024年度予測インターネット広告媒体費14,48016,63017,56721,57124,80126,87029,124 出典:広告費データは、株式会社電通『2023年 日本の広告費』および株式会社CARTA・COMMUNICATIONS、株式会社D2C、株式会社電通、株式会社電通デジタル『2023年 日本の広告費 インターネット広告媒体費 詳細分析』より引用 上記データよりインターネット広告市場は、今後も継続的な成長が見込まれる市場であり、メルマガコンテンツとのシナジー効果を生む重要な事業であると位置づけております。当社の大きな資産であるメルマガコンテンツを利用、かつプラットフォーム事業で長年培った資産(人・情報)を活用することで、現在では本事業をスタートした第17期と比較して約13倍の年間UU(注5)を獲得する等、継続的に成長しております(第17期年間UU/8,756千UU→第24期年間UU/114,538千UU)。※1 株式会社CARTA COMMUNICATIONS、株式会社D2C、株式会社電通、株式会社電通デジタル、株式会社セプテーニ・ホールディングス『2023年 日本の広告費 インターネット広告媒体費 詳細分析』より引用※2 広告費データは、株式会社電通『2023年 日本の広告費』および株式会社サイバー・コミュニケーションズ、株式会社D2C、株式会社電通、株式会社電通デジタル『2023年 日本の広告費 インターネット広告媒体費 詳細分析』より引用 ① 運営Webメディアコンテンツ当事業年度末時点で5つのWebメディアコンテンツを運営しております。各メディアジャンルに特化した情報(ニュース・金融・旅行・恋愛・遊び記事)をインターネットを通じて提供しております。運営メディアは下記のメディアとなります。 ・MAG2 NEWS(まぐまぐニュース) アクセスデータ 年間 42,230千UU(当事業年度末時点)「まぐまぐ!」から発行されるメルマガを編集して、ニュース記事としてWebで紹介する総合ニュースメディアであります。政治・経済・ビジネス・芸能・科学などの各分野の専門家による記事を提供し、様々な分野のコンテンツを掲載しております。 ・MONEY VOICE(マネーボイス) アクセスデータ 年間 13,618千UU(当事業年度末時点)MAG2 NEWSと同様にメルマガプラットフォーム「まぐまぐ!」のマネー系メルマガからピックアップした情報のニュース記事ならびに書き下ろしのオリジナル記事を織り交ぜ紹介する、金融系Webマガジン(Webサイト)であります。最新の経済・金融ニュースの解説を中心に株式・為替・債券・先物・不動産など投資家に役立つ情報をお届けし、投資の初中級者に向けた総合金融情報サイトとして運営をしております。 ・TRiP EDiTOR(トリップエディター) アクセスデータ 年間 22,706千UU(当事業年度末時点)「旅も人生も、もっと楽しく編集できる」をキャッチフレーズとして、メルマガ「まぐまぐ!」で活躍する知識豊富なクリエイターたちが35歳以上のビジネスパーソンをメインターゲットに「旅をすること、いきること」の新たな魅力を再提案する旅行メディアとして運営をしております。 ・by them(バイゼム) アクセスデータ 年間 3,509千UU(当事業年度末時点)これまでのWebメディア運営のノウハウを活かし、新たに「恋愛」をテーマとしたメディアとして2019年8月に運営開始しております。性別・人種・考え方を問わず普遍的な悩みである「恋愛」の悩みに、メルマガ「まぐまぐ!」で活躍するクリエイターたちが多角的な視点で答えていくメディアであります。個人の多様性を受け入れ、女性のみならず元来のターゲット層である35歳以上の男性を含む幅広いユーザー層をターゲットとしております。恋をはじめとする人間関係に悩む人々が一歩前へ進む手助けを行う、ポジティブで多様性を持つ恋愛メディアとして運営しております。 ・PLAYLIFE(プレイライフ) アクセスデータ 年間 27,112千UU(当事業年度末時点)ユーザーが実際に体験して楽しかったおでかけやデートを共有・投稿できる、遊びプラン投稿メディアであります。若年層から働き盛りの社会人まで幅広い層をターゲットに、日常を彩る新しい遊び方やライフスタイルのヒントを提供。遊びを通じて人生を豊かにするアイデアを発信し、共感と発見の場となることを目指して運営しております。 ○当社が運営する各メディアの年間のUUの推移は以下のとおりであります。 (単位:千UU) MAG2 NEWSMONEY VOICEジモトのココロTRiP EDiTORby themPLAYLIFE合計第17期7,722747286―――8,756第18期14,8094,4971,250―――20,557第19期21,9217,6351,590―――31,146第20期32,3999,7299112,014――45,053第21期47,43913,176―5,72077―66,412第22期43,71014,730―11,0243,489―72,954第23期44,9909,834―22,61119,800―97,235第24期38,56812,698―33,63029,641―114,538第25期42,23013,618―22,70627,112―105,667第26期17,8976,243―7,90711,2443,50946,802 (注) 第18期は決算期変更の影響で10ヶ月分のUUが集計されております。第20期中(2018年3月)に「ジモトのココロ」を「TRiP EDiTOR」にリニューアルしております。第21期中(2019年8月)に「by them」をリリースしております。第26期中に「PLAYLIFE」を事業譲受しております。 ② メルマガコンテンツ当社は1999年からメルマガ配信のプラットフォームの事業に取組んでおります。有料メルマガと無料メルマガが発行され、登録した読者に向けて届けられております。そのうち無料メルマガに対して広告枠を設定し、顧客企業に提供することで広告収入を得ております。また、メルマガ読者の増加獲得を希望する無料メルマガクリエイターを対象として、本広告枠を活用することで当該無料メルマガの魅力を訴求し、読者獲得をサポートする「メルマガ読者増加メニュー」サービスも展開しており、一定の課金収益を得ております。 (3) その他事業その他事業においては、イベント企画等が属しております。イベント企画はクリエイターの活動の支援と促進を目的としています。当社がクリエイターの活動を支援し、活性化のサポートをすることで、クリエイターの知名度と信頼性を向上させ、ブランディングに貢献しております。当事業年度中は、人気クリエイターを講師に迎えた有料の講演会・イベント等を開催し、それぞれのクリエイターのコミュニケーションの機会を創出いたしました。 (説明事項)(注1) オフィシャルメルマガ当社プラットフォームで無料メルマガを登録中の読者に対し、まぐまぐ!のWebメディア更新情報や各種新着情報を配信する公式メルマガサービス。(注2) 純広告当社Webメディアやメルマガの広告枠を、広告主が買い取り形式で購入する広告。(注3) アフィリエイト広告当社Webメディアやメルマガに掲出された広告の獲得成果に応じて成果報酬が発生する広告。(注4) アドネットワーク広告当社Webメディアや他社メディアを束ねた広告配信ネットワークに対し自動配信される広告。当社は当該広告のクリック数や表示回数に応じて広告収入を得ております。(注5) UU(ユニーク・ユーザー)当社が運営するWebメディアの各ページに訪問したユーザーの実数を表す数値。集計期間中は同じWebメディアに同じユーザーが何度訪問した場合でも1UUとしてカウントされます。 事業系統図は以下のようになります。 (注) 1.「メルマガ」は、メールマガジンの略称です。2.「mine」については、業績に与える影響は僅少であるため、事業系統図への記載は省略しております。3.「まぐまぐ!Live」については、2024年11月30日をもってサービス終了しております。
FY2023|6,690 文字|出典 docID: S100SIF3
3 【事業の内容】当社は、「伝えたいことを、知りたい人に。」というビジョンのもと、ユーザーひとりひとりにとって価値のある最適なコンテンツを継続的に届けることを使命としております。当社は、人によっては価値を感じられない情報でも、世界の誰かにとっては大切な情報がまだ眠っていると考えており、大切な情報を伝えたいと考える人の思いを掘り起こし、知りたいと考える人に素早く・確実につなげるプラットフォームの運営を目指しております。具体的な事業展開としては、メールマガジン配信プラットフォームを中心とした「プラットフォーム事業」、4つのメディアMAG2 NEWS(まぐまぐニュース)・ MONEY VOICE(マネーボイス)・ TRiP EDiTOR(トリップエディター) ・by them(バイゼム)から構成される「メディア広告事業」およびイベントを企画運営する「その他事業」を展開しております。 (1) プラットフォーム事業当社の創業以来の中核事業であり、メールマガジンを中心としたテキストコンテンツ配信プラットフォーム「まぐまぐ!」および記事販売プラットフォーム「mine」が属しております。特に「まぐまぐ!」は1999年からメールマガジン配信業者として20年以上に渡り安定的にメールマガジン(以下「メルマガ」)が配信できる仕組みを提供し続けております。 当社のプラットフォーム事業の主要なサービスの内容は以下のとおりであります。 ① 有料メルマガサービス有料メルマガサービスは、有料メルマガの発行を希望するクリエイターが、「まぐまぐ!」のプラットフォームを利用することで有料のメルマガの配信を行うことができるサービスであります。クリエイターは定期的にメルマガの執筆・発行を行い、当該クリエイターの有料メルマガセールスページに訪れた読者がメルマガを購読すると、メルマガ購読のサービス対価として毎月継続的に購読料が課金されることとなります。当該購読料をクリエイターと当社で分配することで、当社は収益を得ております。当社はプラットフォーマーとして、メルマガの販売支援やクリエイターの活動の支援、クリエイター同士の交流支援等を実施しております。また、クリエイターは当社「まぐまぐ!」のプラットフォームを利用するにあたり、イニシャルコストがかかることはなく、ランニングコスト(年会費、決済手数料、システム運営費、回線使用料、人件費など)も当社で全て負担することから、クリエイターがメルマガ発行にあたりコストを負担することはありません。他にも、当社が運営するWebメディアに記事を掲載することにより有料メルマガへの送客が可能となるなど、読者増加のために当社が構築したサポート体制を利用することができます。当社のメルマガサービスは、毎日平均約1,000万通のメール送信を10年以上実施しており、大量配信を安定かつ継続的に行っております。また、メルマガコンテンツをアプリで利用できるサービス「まぐまぐリーダーアプリ」をリリースし、従来の利用方法と比べ、ユーザーインターフェイスが大きく改善しました。以上のことから、クリエイターの活動の中でより効果的かつ効率的に届けたい情報の配信が可能となります。 ② 無料メルマガサービス「まぐまぐ!」のプラットフォームを利用して、無料メルマガの発行を行うクリエイターに対して付加サービスを提供することでサービス課金収益をあげる事業であります。具体的には以下のサービスによって構成されております。 有料配信メニュー:当社は無料メルマガの配信にあたっては、通常、「まぐまぐからのお知らせ」等の広告を挿入し運営しております。しかし、無料メルマガの発行者が「有料配信メニュー」サービスを利用する場合は、当社は発行者から付加サービス利用料を得る代わりに、メルマガへの広告挿入を停止します。そのため、「非営利団体」や「官公庁」等の発行者にとっては、広告の入らないメルマガを読者へ届けることができます。 代理登録機能 :クリエイターが講演会などで自身のメルマガを紹介した場合等に、メルマガの読者登録をすることについて、クリエイターが明示的な承諾を受けて収集したメールアドレスを承諾者に代わって読者登録するサービスです。 ③ ライブ配信サービスライブ配信サービス「まぐまぐ!Live」は、テレビの生中継のようにスマートフォンアプリやWebブラウザ上で映像や音声をリアルタイムに配信できるサービスであります。メルマガサービス「まぐまぐ!」のクリエイターは「まぐまぐ!Live」を通じて、メルマガ読者へリアルタイムに情報を届けることができるとともに、配信はメルマガ読者に限らず視聴することも可能なため、より多くのユーザーへ情報を届けることができる仕様となっております。また、「まぐまぐ!Live」は音声だけの配信「ラジオモード」を用意しており、より多くのクリエイターが利用できる環境となりました。ユーザーはWebブラウザや「まぐまぐ!Live」アプリを通じて、ライブ配信の視聴やクリエイターとコミュニケーションを取ることができます。また、「まぐまぐ!Live」アプリはバックグラウンド再生に対応しているため、気軽にライブ配信を視聴することもできます。今後は、クリエイターのマネタイズをサポートするため、チケット購入者だけのライブ配信や、ライブ配信中のギフト機能(投げ銭機能)の機能を強化してまいります。マネタイズ部分をサポートする機能が拡充することで、クリエイターのコンテンツと配信手段が多様化され、より有益な情報をユーザーへ届けることが可能となります。 ④ mine様々な分野のクリエイターが「記事単位の作品」を届けられるコンテンツプラットフォームであります。クリエイターが書きたかったこと、勢いで書いてみたこと、書かなければいけなかったこと等、どうしても伝えたいメッセージを最小単位の「作品」に仕上げて、読者にいち早く届けるサービスであります。有料メルマガと比較して、読者側では定期継続課金ではなく、購読を希望する記事単位で購入するサービスとなっております。またクリエイター側では、定期的な発行を必要としないという特徴を持っております。なお、事業の選択と集中の観点から、2023年3月31日をもちまして、クリエイターの新規記事投稿を停止し、読者による記事の購入を終了いたしました。当社の事業および業績への影響は軽微であると判断しております。 (2) メディア広告事業メディア広告事業はWebメディアの「MAG2 NEWS」・「MONEY VOICE」・「TRiP EDiTOR」・「by them」の運営および「Webメディアコンテンツ」・「メルマガコンテンツ」の広告枠販売サービスが属しております。「伝えたいことを、知りたい人に。」というビジョン実現のための表現方法の拡充、メルマガコンテンツの有効利用を目的として、2014年に「MAG2 NEWS」を立ち上げたことを皮切りとして、現在で4つのWebメディアを運営しております。本事業は当社が運営しているWebメディア・オフィシャルメルマガ(注1)に対して設置している広告枠を利用し、広告サービスを顧客企業へ提供をすることで、当該顧客企業から支払われる掲載料を広告収入として得ております。具体的には純広告(注2)・アフィリエイト広告(注3)・アドネットワーク広告(注4)によって広告収入を得ております。メディア広告事業が関連するインターネット広告市場につきましては、以下のように公表されております。「2022年の日本の総広告費は通年で7兆1,021億円(前年比104.4%)で、新型コロナウイルス感染症の感染拡大、ウクライナ情勢、物価高騰など国内外の様々な影響を受けつつも、1947年に推定を開始して以降、過去最高となりました。その中で「インターネット広告費」は、社内のデジタル化を背景に継続して高い成長率を保っており、3兆912億円に達し、日本の総広告費全体の43.5%を占めました。(※1)広告媒体別構成比で分析するとインターネット広告費が広告市場全体に占める割合が43.5%となり、これは旧来型のメディアである新聞・雑誌・ラジオを合計した9.0%(それぞれ5.2%・1.6%・1.6%)を大きく上回ると共に、地上波テレビの割合の23.6%を超える規模に成長しており、広告市場全体における重要性も年々増していると分析しております。(※2) インターネット広告媒体費総額の推移(予測) (単位:億円) 2017年度2018年度2019年度2020年度2021年度2022年度2023年度予測インターネット広告媒体費12,20614,48016,63017,56721,57124,80127,908 出典:広告費データは、株式会社電通『2021年 日本の広告費』および株式会社CARTA・COMMUNICATIONS、株式会社D2C、株式会社電通、株式会社電通デジタル『2021年 日本の広告費 インターネット広告媒体費 詳細分析』より引用 上記データよりインターネット広告市場は、今後も継続的な成長が見込まれる市場であり、メルマガコンテンツとのシナジー効果を生む重要な事業であると位置づけております。当社の大きな資産であるメルマガコンテンツを利用、かつプラットフォーム事業で長年培った資産(人・情報)を活用することで、現在では本事業をスタートした第17期と比較して約13倍の年間UU(注5)を獲得する等、継続的に成長しております(第17期年間UU/8,756千UU→第24期年間UU/114,538千UU)。※1 株式会社CARTA COMMUNICATIONS、株式会社D2C、株式会社電通、株式会社電通デジタル、株式会社セプテーニ・ホールディングス『2022年 日本の広告費 インターネット広告媒体費 詳細分析』より引用※2 広告費データは、株式会社電通『2022年 日本の広告費』および株式会社サイバー・コミュニケーションズ、株式会社D2C、株式会社電通、株式会社電通デジタル『2021年 日本の広告費 インターネット広告媒体費 詳細分析』より引用 ① 運営Webメディアコンテンツ当事業年度末時点で4つのWebメディアコンテンツを運営しております。各メディアジャンルに特化した情報(ニュース・金融・旅行・恋愛記事)をインターネットを通じて提供しております。運営メディアは下記のメディアとなります。 ・MAG2 NEWS(まぐまぐニュース) アクセスデータ 年間 42,230千UU(当事業年度末時点)「まぐまぐ!」から発行されるメルマガを編集して、ニュース記事としてWebで紹介する総合ニュースメディアであります。政治・経済・ビジネス・芸能・科学などの各分野の専門家による記事を提供し、様々な分野のコンテンツを掲載しております。 ・MONEY VOICE(マネーボイス) アクセスデータ 年間 13,618千UU(当事業年度末時点)MAG2 NEWSと同様にメルマガプラットフォーム「まぐまぐ!」のマネー系メルマガからピックアップした情報のニュース記事ならびに書き下ろしのオリジナル記事を織り交ぜ紹介する、金融系Webマガジン(Webサイト)であります。最新の経済・金融ニュースの解説を中心に株式・為替・債券・先物・不動産など投資家に役立つ情報をお届けし、投資の初中級者に向けた総合金融情報サイトとして運営をしております。 ・TRiP EDiTOR(トリップエディター) アクセスデータ 年間 22,706千UU(当事業年度末時点)「旅も人生も、もっと楽しく編集できる」をキャッチフレーズとして、メルマガ「まぐまぐ!」で活躍する知識豊富なクリエイターたちが35歳以上のビジネスパーソンをメインターゲットに「旅をすること、いきること」の新たな魅力を再提案する旅行メディアとして運営をしております。 ・by them(バイゼム) アクセスデータ 年間 27,112千UU(当事業年度末時点)これまでのWebメディア運営のノウハウを活かし、新たに「恋愛」をテーマとしたメディアとして2019年8月に運営開始しております。性別・人種・考え方を問わず普遍的な悩みである「恋愛」の悩みに、メルマガ「まぐまぐ!」で活躍するクリエイターたちが多角的な視点で答えていくメディアであります。個人の多様性を受け入れ、女性のみならず元来のターゲット層である35歳以上の男性を含む幅広いユーザー層をターゲットとしております。恋をはじめとする人間関係に悩む人々が一歩前へ進む手助けを行う、ポジティブで多様性を持つ恋愛メディアとして運営しております。 ○当社が運営する各メディアの年間のUUの推移は以下のとおりであります。 (単位:千UU) MAG2 NEWSMONEY VOICEジモトのココロTRiP EDiTORby them合計第17期7,722747286――8,756第18期14,8094,4971,250――20,557第19期21,9217,6351,590――31,146第20期32,3999,7299112,014―45,053第21期47,43913,176―5,7207766,412第22期43,71014,730―11,0243,48972,954第23期44,9909,834―22,61119,80097,235第24期38,56812,698―33,63029,641114,538第25期42,23013,618―22,70627,112105,667 (注) 第18期は決算期変更の影響で10ヶ月分のUUが集計されております。第20期中(2018年3月)に「ジモトのココロ」を「TRiP EDiTOR」にリニューアルしております。第21期中(2019年8月)に「by them」をリリースしております。 ② メルマガコンテンツ当社は1999年からメルマガ配信のプラットフォームの事業に取組んでおります。有料メルマガと無料メルマガが発行され、登録した読者に向けて届けられております。そのうち無料メルマガに対して広告枠を設定し、顧客企業に提供することで広告収入を得ております。また、メルマガ読者の増加獲得を希望する無料メルマガクリエイターを対象として、本広告枠を活用することで当該無料メルマガの魅力を訴求し、読者獲得をサポートする「メルマガ読者増加メニュー」サービスも展開しており、一定の課金収益を得ております。 (3) その他事業その他事業においては、イベント企画等が属しております。イベント企画はクリエイターの活動の支援と促進を目的としています。当社がクリエイターの活動を支援し、活性化のサポートをすることで、クリエイターの知名度と信頼性を向上させ、ブランディングに貢献しております。当事業年度中は、人気クリエイターを講師に迎えた有料の講演会・イベント等を2件開催し、それぞれのクリエイターのコミュニケーションの機会を創出いたしました。 (説明事項)(注1) オフィシャルメルマガ当社プラットフォームで無料メルマガを登録中の読者に対し、まぐまぐ!のWebメディア更新情報や各種新着情報を配信する公式メルマガサービス。(注2) 純広告当社Webメディアやメルマガの広告枠を、広告主が買い取り形式で購入する広告。(注3) アフィリエイト広告当社Webメディアやメルマガに掲出された広告の獲得成果に応じて成果報酬が発生する広告。(注4) アドネットワーク広告当社Webメディアや他社メディアを束ねた広告配信ネットワークに対し自動配信される広告。当社は当該広告のクリック数や表示回数に応じて広告収入を得ております。(注5) UU(ユニーク・ユーザー)当社が運営するWebメディアの各ページに訪問したユーザーの実数を表す数値。集計期間中は同じWebメディアに同じユーザーが何度訪問した場合でも1UUとしてカウントされます。 事業系統図は以下のようになります。 (注) 1.「メルマガ」は、メールマガジンの略称です。2.「mine」については、業績に与える影響は僅少であるため、事業系統図への記載は省略しております。
FY2022|6,678 文字|出典 docID: S100PUQN
3 【事業の内容】当社は、「伝えたいことを、知りたい人に。」というビジョンのもと、ユーザーひとりひとりにとって価値のある最適なコンテンツを継続的に届けることを使命としております。当社は、人によっては価値を感じられない情報でも、世界の誰かにとっては大切な情報がまだ眠っていると考えており、大切な情報を伝えたいと考える人の思いを掘り起こし、知りたいと考える人に素早く・確実につなげるプラットフォームの運営を目指しております。具体的な事業展開としては、メールマガジン配信プラットフォームを中心とした「プラットフォーム事業」、4つのメディアMAG2 NEWS(まぐまぐニュース)・ MONEY VOICE(マネーボイス)・ TRiP EDiTOR(トリップエディター) ・by them(バイゼム)から構成される「メディア広告事業」およびイベントを企画運営する「その他事業」を展開しております。 (1) プラットフォーム事業当社の創業以来の中核事業であり、メールマガジンを中心としたテキストコンテンツ配信プラットフォーム「まぐまぐ!」および記事販売プラットフォーム「mine」が属しております。特に「まぐまぐ!」は1999年からメールマガジン配信業者として20年以上に渡り安定的にメールマガジン(以下「メルマガ」)が配信できる仕組みを提供し続けております。 当社のプラットフォーム事業の主要なサービスの内容は以下のとおりであります。 ① 有料メルマガサービス有料メルマガサービスは、有料メルマガの発行を希望するクリエイターが、「まぐまぐ!」のプラットフォームを利用することで有料のメルマガの配信を行うことができるサービスであります。クリエイターは定期的にメルマガの執筆・発行を行い、当該クリエイターの有料メルマガセールスページに訪れた読者がメルマガを購読すると、メルマガ購読のサービス対価として毎月継続的に購読料が課金されることとなります。当該購読料をクリエイターと当社で分配することで、当社は収益を得ております。当社はプラットフォーマーとして、メルマガの販売支援やクリエイターの活動の支援、クリエイター同士の交流支援等を実施しております。また、クリエイターは当社「まぐまぐ!」のプラットフォームを利用するにあたり、イニシャルコストがかかることはなく、ランニングコスト(年会費、決済手数料、システム運営費、回線使用料、人件費など)も当社で全て負担することから、クリエイターがメルマガ発行にあたりコストを負担することはありません。他にも、当社が運営するWebメディアに記事を掲載することにより有料メルマガへの送客が可能となるなど、読者増加のために当社が構築したサポート体制を利用することができます。当社のメルマガサービスは、毎日平均約1,000万通のメール送信を10年以上実施しており、大量配信を安定かつ継続的に行っております。また、メルマガコンテンツをアプリで利用できるサービス「まぐまぐリーダーアプリ」をリリースし、従来の利用方法と比べ、ユーザーインターフェイスが大きく改善しました。以上のことから、クリエイターの活動の中でより効果的かつ効率的に届けたい情報の配信が可能となります。 ② 無料メルマガサービス「まぐまぐ!」のプラットフォームを利用して、無料メルマガの発行を行うクリエイターに対して付加サービスを提供することでサービス課金収益をあげる事業であります。具体的には以下のサービスによって構成されております。 有料配信メニュー:当社は無料メルマガの配信にあたっては、通常、「まぐまぐからのお知らせ」等の広告を挿入し運営しております。しかし、無料メルマガの発行者が「有料配信メニュー」サービスを利用する場合は、当社は発行者から付加サービス利用料を得る代わりに、メルマガへの広告挿入を停止します。そのため、「非営利団体」や「官公庁」等の発行者にとっては、広告の入らないメルマガを読者へ届けることができます。 代理登録機能 :クリエイターが講演会などで自身のメルマガを紹介した場合等に、メルマガの読者登録をすることについて、クリエイターが明示的な承諾を受けて収集したメールアドレスを承諾者に代わって読者登録するサービスです。 ③ ライブ配信サービスライブ配信サービス「まぐまぐ!Live」は、テレビの生中継のようにスマートフォンアプリやWebブラウザ上で映像や音声をリアルタイムに配信できるサービスであります。メルマガサービス「まぐまぐ!」のクリエイターは「まぐまぐ!Live」を通じて、メルマガ読者へリアルタイムに情報を届けることができるとともに、配信はメルマガ読者に限らず視聴することも可能なため、より多くのユーザーへ情報を届けることができる仕様となっております。また、「まぐまぐ!Live」は音声だけの配信「ラジオモード」を用意しており、より多くのクリエイターが利用できる環境となりました。ユーザーはWebブラウザや「まぐまぐ!Live」アプリを通じて、ライブ配信の視聴やクリエイターとコミュニケーションを取ることができます。また、「まぐまぐ!Live」アプリはバックグラウンド再生に対応しているため、気軽にライブ配信を視聴することもできます。今後は、クリエイターのマネタイズをサポートするため、チケット購入者だけのライブ配信や、ライブ配信中のギフト機能(投げ銭機能)を追加してまいります。マネタイズ部分をサポートする機能が拡充することで、クリエイターのコンテンツと配信手段が多様化され、より有益な情報をユーザーへ届けることが可能となります。 ④ mine様々な分野のクリエイターが「記事単位の作品」を届けられるコンテンツプラットフォームであります。クリエイターが書きたかったこと、勢いで書いてみたこと、書かなければいけなかったこと等、どうしても伝えたいメッセージを最小単位の「作品」に仕上げて、読者にいち早く届けるサービスであります。有料メルマガと比較して、読者側では定期継続課金ではなく、購読を希望する記事単位で購入するサービスとなっております。またクリエイター側では、定期的な発行を必要としないという特徴を持っております。 (2) メディア広告事業メディア広告事業はWebメディアの「MAG2 NEWS」・「MONEY VOICE」・「TRiP EDiTOR」・「by them」の運営および「Webメディアコンテンツ」・「メルマガコンテンツ」の広告枠販売サービスが属しております。「伝えたいことを、知りたい人に。」というビジョン実現のための表現方法の拡充、メルマガコンテンツの有効利用を目的として、2014年に「MAG2 NEWS」を立ち上げたことを皮切りとして、現在で4つのWebメディアを運営しております。本事業は当社が運営しているWebメディア・オフィシャルメルマガ(注1)に対して設置している広告枠を利用し、広告サービスを顧客企業へ提供をすることで、当該顧客企業から支払われる掲載料を広告収入として得ております。具体的には純広告(注2)・アフィリエイト広告(注3)・アドネットワーク広告(注4)によって広告収入を得ております。メディア広告事業が関連するインターネット広告市場につきましては、以下のように公表されております。「2020年の世界的な新型コロナウイルス感染症(以下、新型コロナ)の影響が下半期にかけて緩和し、日本の総広告費は6兆7,998億円(前年比110.4%)となり、広告市場全体が大きく回復しました。このような状況下で、「インターネット広告費」は高い成長率を保ち、「マスコミ四媒体広告費」を初めて上回り、2.7兆円規模、総広告費全体の39.8%の市場となりました。また、「インターネット広告費」から「インターネット広告制作費」および「物販系ECプラットフォーム広告費」を除いた「インターネット広告媒体費」は、運用型広告のさらなる拡大や巣ごもり需要によるソーシャル広告や動画広告の増加により広告費2兆1,571億円(前年比122.8%)となりました。(※1)広告媒体別構成比で分析するとインターネット広告費が広告市場全体に占める割合が39.8%となり、これは旧来型のメディアである新聞・雑誌・ラジオを合計した9.0%(それぞれ5.6%・1.8%・1.6%)を大きく上回り、そして2018年度まで最も高いシェアを占めていた地上波テレビの割合の25.0%を超える規模に成長しており、広告市場全体における重要性も年々増していると分析しております。(※2) インターネット広告媒体費総額の推移(予測) (単位:億円) 2016年度2017年度2018年度2019年度2020年度2021年度2022年度予測インターネット広告媒体費10,37812,20614,48016,63017,56721,57124,811 出典:広告費データは、株式会社電通『2021年 日本の広告費』および株式会社CARTA・COMMUNICATIONS、株式会社D2C、株式会社電通、株式会社電通デジタル『2021年 日本の広告費 インターネット広告媒体費 詳細分析』より引用 上記データよりインターネット広告市場は、今後も継続的な成長が見込まれる市場であり、メルマガコンテンツとのシナジー効果を生む重要な事業であると位置づけております。当社の大きな資産であるメルマガコンテンツを利用、かつプラットフォーム事業で長年培った資産(人・情報)を活用することで、現在では本事業をスタートした第17期と比較して約13倍の年間UU(注5)を獲得する等、継続的に成長しております(第17期年間UU/8,756千UU→第24期年間UU/114,538千UU)。※1 株式会社CARTA COMMUNICATIONS、株式会社D2C、株式会社電通、株式会社電通デジタル『2021年 日本の広告費 インターネット広告媒体費 詳細分析』より引用※2 広告費データは、株式会社電通『2021年 日本の広告費』および株式会社サイバー・コミュニケーションズ、株式会社D2C、株式会社電通、株式会社電通デジタル『2021年 日本の広告費 インターネット広告媒体費 詳細分析』より引用 ① 運営Webメディアコンテンツ当事業年度末時点で4つのWebメディアコンテンツを運営しております。各メディアジャンルに特化した情報(ニュース・金融・旅行・恋愛記事)をインターネットを通じて提供しております。運営メディアは下記のメディアとなります。 ・MAG2 NEWS(まぐまぐニュース) アクセスデータ 年間 38,568千UU(当事業年度末時点)「まぐまぐ!」から発行されるメルマガを編集して、ニュース記事としてWebで紹介する総合ニュースメディアであります。政治・経済・ビジネス・芸能・科学などの各分野の専門家による記事を提供し、様々な分野のコンテンツを掲載しております。 ・MONEY VOICE(マネーボイス) アクセスデータ 年間 12,698千UU(当事業年度末時点)MAG2 NEWSと同様にメルマガプラットフォーム「まぐまぐ!」のマネー系メルマガからピックアップした情報のニュース記事ならびに書き下ろしのオリジナル記事を織り交ぜ紹介する、金融系Webマガジン(Webサイト)であります。最新の経済・金融ニュースの解説を中心に株式・為替・債券・先物・不動産など投資家に役立つ情報をお届けし、投資の初中級者に向けた総合金融情報サイトとして運営をしております。 ・TRiP EDiTOR(トリップエディター) アクセスデータ 年間 33,630千UU(当事業年度末時点)「旅も人生も、もっと楽しく編集できる」をキャッチフレーズとして、メルマガ「まぐまぐ!」で活躍する知識豊富なクリエイターたちが35歳以上のビジネスパーソンをメインターゲットに「旅をすること、いきること」の新たな魅力を再提案する旅行メディアとして運営をしております。 ・by them(バイゼム) アクセスデータ 年間 29,641千UU(当事業年度末時点)これまでのWebメディア運営のノウハウを活かし、新たに「恋愛」をテーマとしたメディアとして2019年8月に運営開始しております。性別・人種・考え方を問わず普遍的な悩みである「恋愛」の悩みに、メルマガ「まぐまぐ!」で活躍するクリエイターたちが多角的な視点で答えていくメディアであります。個人の多様性を受け入れ、女性のみならず元来のターゲット層である35歳以上の男性を含む幅広いユーザー層をターゲットとしております。恋をはじめとする人間関係に悩む人々が一歩前へ進む手助けを行う、ポジティブで多様性を持つ恋愛メディアとして運営しております。 ○当社が運営する各メディアの年間のUUの推移は以下のとおりであります。 (単位:千UU) MAG2 NEWSMONEY VOICEジモトのココロTRiP EDiTORby them合計第17期7,722747286――8,756第18期14,8094,4971,250――20,557第19期21,9217,6351,590――31,146第20期32,3999,7299112,014―45,053第21期47,43913,176―5,7207766,412第22期43,71014,730―11,0243,48972,954第23期44,9909,834―22,61119,80097,235第24期38,56812,698―33,63029,641114,538 (注) 第18期は決算期変更の影響で10ヶ月分のUUが集計されております。第20期中(2018年3月)に「ジモトのココロ」を「TRiP EDiTOR」にリニューアルしております。第21期中(2019年8月)に「by them」をリリースしております。 ② メルマガコンテンツ当社は1999年からメルマガ配信のプラットフォームの事業に取組んでおります。有料メルマガと無料メルマガが発行され、登録した読者に向けて届けられております。そのうち無料メルマガに対して広告枠を設定し、顧客企業に提供することで広告収入を得ております。また、メルマガ読者の増加獲得を希望する無料メルマガクリエイターを対象として、本広告枠を活用することで当該無料メルマガの魅力を訴求し、読者獲得をサポートする「メルマガ読者増加メニュー」サービスも展開しており、一定の課金収益を得ております。 (3) その他事業その他事業においては、イベント企画等が属しております。イベント企画はクリエイターの活動の支援と促進を目的としています。当社がクリエイターの活動を支援し、活性化のサポートをすることで、クリエイターの知名度と信頼性を向上させ、ブランディングに貢献しております。当事業年度中は、人気クリエイターを講師に迎えた有料の講演会・イベント等を2件開催し、それぞれのクリエイターのコミュニケーションの機会を創出いたしました。 (説明事項)(注1) オフィシャルメルマガ当社プラットフォームで無料メルマガを登録中の読者に対し、まぐまぐ!のWebメディア更新情報や各種新着情報を配信する公式メルマガサービス。(注2) 純広告当社Webメディアやメルマガの広告枠を、広告主が買い取り形式で購入する広告。(注3) アフィリエイト広告当社Webメディアやメルマガに掲出された広告の獲得成果に応じて成果報酬が発生する広告。(注4) アドネットワーク広告当社Webメディアや他社メディアを束ねた広告配信ネットワークに対し自動配信される広告。当社は当該広告のクリック数や表示回数に応じて広告収入を得ております。(注5) UU(ユニーク・ユーザー)当社が運営するWebメディアの各ページに訪問したユーザーの実数を表す数値。集計期間中は同じWebメディアに同じユーザーが何度訪問した場合でも1UUとしてカウントされます。 事業系統図は以下のようになります。 (注) 1.「メルマガ」は、メールマガジンの略称です。2.「mine」については、業績に与える影響は僅少であるため、事業系統図への記載は省略しております。
FY2021|6,756 文字|出典 docID: S100N4HF
3 【事業の内容】当社は、「伝えたいことを、知りたい人に。」というビジョンのもと、ユーザーひとりひとりにとって価値のある最適なコンテンツを継続的に届けることを使命としております。当社は、人によっては価値を感じられない情報でも、世界の誰かにとっては大切な情報がまだ眠っていると考えており、大切な情報を伝えたいと考える人の思いを掘り起こし、知りたいと考える人に素早く・確実につなげるプラットフォームの運営を目指しております。具体的な事業展開としては、メールマガジン配信プラットフォームを中心とした「プラットフォーム事業」、4つのメディアMAG2 NEWS(まぐまぐニュース)・ MONEY VOICE(マネーボイス)・ TRiP EDiTOR(トリップエディター) ・by them(バイゼム)から構成される「メディア広告事業」およびイベント企画運営する「その他事業」を展開しております。 (1) プラットフォーム事業当社の創業以来の中核事業であり、メールマガジンを中心としたテキストコンテンツ配信プラットフォーム「まぐまぐ!」および記事販売プラットフォーム「mine」が属しております。特に「まぐまぐ!」は1999年からメールマガジン配信業者として20年以上に渡り安定的にメールマガジン(以下「メルマガ」)が配信できる仕組みを提供し続けております。当事業年度末でメルマガ発行総数は約7,000誌(有料メルマガ約1,200誌・無料メルマガ約5,800誌)・メルマガ会員約750万人の発行総数と会員数を有しております。 当社のプラットフォーム事業の主要なサービスの内容は以下のとおりであります。 ① 有料メルマガサービス有料メルマガサービスは、有料メルマガの発行を希望するクリエイターが、「まぐまぐ!」のプラットフォームを利用することで有料のメルマガの配信を行うことができるサービスであります。クリエイターは定期的にメルマガの執筆・発行を行い、当該クリエイターの有料メルマガセールスページに訪れた読者がメルマガを購読すると、メルマガ購読のサービス対価として毎月継続的に購読料が課金されることとなります。当該購読料をクリエイターと当社で分配することで、当社は収益を得ております。当社はプラットフォーマーとして、メルマガの販売支援やクリエイターの活動の支援、クリエイター同士の交流支援等を実施しております。また、クリエイターは当社「まぐまぐ!」のプラットフォームを利用するにあたり、イニシャルコストがかかることはなく、ランニングコスト(年会費、決済手数料、システム運営費、回線使用料、人件費など)も当社で全て負担することから、クリエイターがメルマガ発行にあたりコストを負担することはありません。他にも、当社が運営するWebメディアに記事を掲載することにより有料メルマガへの送客が可能となるなど、読者増加のために当社が構築したサポート体制を利用することができます。以上のことから、クリエイターの活動の中でより効果的かつ効率的に届けたい情報の配信が可能となります。当社のメルマガサービスは、毎日平均約1,000万通のメール送信を10年以上実施しており、大量配信を安定かつ継続的に行っております。また、クリエイターへのサポートを行うノウハウが蓄積されていること等から、新たなクリエイターにとって参入障壁が比較的低く、年々順調にクリエイター数を拡大してまいりました。有料メルマガの発行数も当事業年度末で約1,200誌となり、当社の基幹サービスに成長しております 。 ② 無料メルマガサービス「まぐまぐ!」のプラットフォームを利用して、無料メルマガの発行を行うクリエイターに対して付加サービスを提供することでサービス課金収益をあげる事業であります。具体的には以下のサービスによって構成されております。 有料配信メニュー:当社は無料メルマガの配信にあたっては、通常、「まぐまぐからのお知らせ」等の広告を挿入し運営しております。しかし、無料メルマガの発行者が「有料配信メニュー」サービスを利用する場合は、当社は発行者から付加サービス利用料を得る代わりに、メルマガへの広告挿入を停止します。そのため、「非営利団体」や「官公庁」等の発行者にとっては、広告の入らないメルマガを読者へ届けることができます。 代理登録機能 :クリエイターが講演会などで自身のメルマガを紹介した場合等に、メルマガの読者登録をすることについて、クリエイターが明示的な承諾を受けて収集したメールアドレスを承諾者に代わって読者登録するサービスです。 ③ ライブ配信サービスライブ配信サービス「まぐまぐ!Live」は、テレビの生中継のようにスマートフォンアプリやWebブラウザ上で映像や音声をリアルタイムに配信できるサービスであります。メルマガサービス「まぐまぐ!」のクリエイターは「まぐまぐ!Live」を通じて、視聴者へリアルタイムに情報を届けることができ、また視聴者はLive配信中にコメント機能等を活用し、クリエイターとコミュニケーションを取ることが可能となっております。クリエイターは「まぐまぐ!Live」アプリをダウンロードし、ログインすることで、スマートフォンでの撮影とライブ配信が可能となります。また、視聴者はWebブラウザや「まぐまぐ!Live」アプリを通じ、配信中のライブの視聴やクリエイターとコミュニケーションを取ることができます。クリエイターが「まぐまぐ!Live」サービスを利用するにあたっては、定期的なライブ配信を必要とせず、クリエイターが伝えたい情報を伝えたいタイミングで自由に発信することができる仕様となっております。 ④ mine様々な分野のクリエイターが「記事単位の作品」を届けられるコンテンツプラットフォームであります。クリエイターが書きたかったこと、勢いで書いてみたこと、書かなければいけなかったこと等、どうしても伝えたいメッセージを最小単位の「作品」に仕上げて、読者にいち早く届けるサービスであります。有料メルマガと比較して、読者側では定期継続課金ではなく、購読を希望する記事単位で購入するサービスとなっております。またクリエイター側では、定期的な発行を必要としないという特徴を持っております。 (2) メディア広告事業メディア広告事業はWebメディアの「MAG2 NEWS」・「MONEY VOICE」・「TRiP EDiTOR」・「by them」の運営および「Webメディアコンテンツ」・「メルマガコンテンツ」の広告枠販売サービスが属しております。「伝えたいことを、知りたい人に。」というビジョン実現のための表現方法の拡充、メルマガコンテンツの有効利用を目的として、2014年に「MAG2 NEWS」を立ち上げたことを皮切りとして、現在で4つのWebメディアを運営しております。本事業は当社が運営しているWebメディア・オフィシャルメルマガ(注1)に対して設置している広告枠を利用し、広告サービスを顧客企業へ提供をすることで、当該顧客企業から支払われる掲載料を広告収入として得ております。具体的には純広告(注2)・アフィリエイト広告(注3)・アドネットワーク広告(注4)によって広告収入を得ております。メディア広告事業が関連するインターネット広告市場につきましては、以下のように公表されております。「2020年の世界的な新型コロナウイルス感染症(以下、新型コロナ)拡大の影響により、日本の総広告費は6兆1,594億円(前年比88.8%)となり、秋以降に回復の兆しが見られたものの前年を大きく下回る結果となりました。このような状況下で、「インターネット広告費」は新型コロナの影響を受けたものの成長を続け、「マスコミ四媒体広告費」に匹敵する2.2兆円規模、総広告費全体の36.2%の市場となりました。また、「インターネット広告費」からから「インターネット広告制作費」および「物販系ECプラットフォーム広告費」を除いた「インターネット広告媒体費」は、運用型広告のさらなる拡大や巣ごもり需要によるソーシャル広告や動画広告の増加により広告費1兆7,567億円(前年比105.6%)となりました。」(※1)広告媒体別構成比で分析するとインターネット広告費が広告市場全体に占める割合が36.2%となり、これは旧来型のメディアである新聞・雑誌・ラジオを合計した9.7%(それぞれ6.0%・2.0%・1.7%)を大きく上回り、そして2018年度まで最も高いシェアを占めていた地上波テレビの割合の25.0%を超える規模に成長しており、広告市場全体における重要性も年々増していると分析しております。(※2) インターネット広告媒体費総額の推移(予測) (単位:億円) 2015年度2016年度2017年度2018年度2019年度2020年度2021年度予測インターネット広告媒体費9,19410,37812,20614,48016,63017,56718,912 出典:広告費データは、株式会社電通『2020年 日本の広告費』および株式会社サイバー・コミュニケーションズ、株式会社D2C、株式会社電通、株式会社電通デジタル『2020年 日本の広告費 インターネット広告媒体費 詳細分析』より引用 上記データよりインターネット広告市場は、今後も継続的な成長が見込まれる市場であり、メルマガコンテンツとのシナジー効果を生む重要な事業であると位置づけております。当社の大きな資産であるメルマガコンテンツを利用、かつプラットフォーム事業で長年培った資産(人・情報)を活用することで、現在では本事業をスタートした第17期と比較して約11倍の年間UU(注5)を獲得する等、継続的に成長しております(第17期年間UU/8,756千UU→第23期年間UU/97,235千UU)。※1 株式会社サイバー・コミュニケーションズ、株式会社D2C、株式会社電通、株式会社電通デジタル『2020年 日本の広告費 インターネット広告媒体費 詳細分析』より引用※2 広告費データは、株式会社電通『2020年 日本の広告費』および株式会社サイバー・コミュニケーションズ、株式会社D2C、株式会社電通、株式会社電通デジタル『2020年 日本の広告費 インターネット広告媒体費 詳細分析』より引用 ① 運営Webメディアコンテンツ当事業年度末時点で4つのWebメディアコンテンツを運営しております。各メディアジャンルに特化した情報(ニュース・金融・旅行・恋愛記事)をインターネットを通じて提供しております。運営メディアは下記のメディアとなります。 ・MAG2 NEWS(まぐまぐニュース) アクセスデータ 年間 44,990千UU(当事業年度末時点)「まぐまぐ!」から発行されるメルマガを編集して、ニュース記事としてWebで紹介する総合ニュースメディアであります。政治・経済・ビジネス・芸能・科学などの各分野の専門家による記事を提供し、様々な分野のコンテンツを掲載しております。 ・MONEY VOICE(マネーボイス) アクセスデータ 年間 9,834千UU(当事業年度末時点)MAG2 NEWSと同様にメルマガプラットフォーム「まぐまぐ!」のマネー系メルマガからピックアップした情報のニュース記事ならびに書き下ろしのオリジナル記事を織り交ぜ紹介する、金融系Webマガジン(Webサイト)であります。最新の経済・金融ニュースの解説を中心に株式・為替・債券・先物・不動産など投資家に役立つ情報をお届けし、投資の初中級者に向けた総合金融情報サイトとして運営をしております。 ・TRiP EDiTOR(トリップエディター) アクセスデータ 年間 22,611千UU(当事業年度末時点)「旅も人生も、もっと楽しく編集できる」をキャッチフレーズとして、メルマガ「まぐまぐ!」で活躍する知識豊富なクリエイターたちが35歳以上のビジネスパーソンをメインターゲットに「旅をすること、いきること」の新たな魅力を再提案する旅行メディアとして運営をしております。 ・by them(バイゼム) アクセスデータ 年間 19,800千UU(当事業年度末時点)これまでのWebメディア運営のノウハウを活かし、新たに「恋愛」をテーマとしたメディアとして2019年8月に運営開始しております。性別・人種・考え方を問わず普遍的な悩みである「恋愛」の悩みに、メルマガ「まぐまぐ!」で活躍するクリエイターたちが多角的な視点で答えていくメディアであります。個人の多様性を受け入れ、女性のみならず元来のターゲット層である35歳以上の男性を含む幅広いユーザー層をターゲットとしております。恋をはじめとする人間関係に悩む人々が一歩前へ進む手助けを行う、ポジティブで多様性を持つ恋愛メディアとして運営しております。 ○当社が運営する各メディアの年間のUUの推移は以下のとおりであります。 (単位:千UU) MAG2 NEWSMONEY VOICEジモトのココロTRiP EDiTORby them合計第17期7,722747286――8,756第18期14,8094,4971,250――20,557第19期21,9217,6351,590――31,146第20期32,3999,7299112,014―45,053第21期47,43913,176―5,7207766,412第22期43,71014,730―11,0243,48972,954第23期44,9909,834―22,61119,80097,235 (注) 第18期は決算期変更の影響で10ヶ月分のUUが集計されております。第20期中(2018年3月)に「ジモトのココロ」を「TRiP EDiTOR」にリニューアルしております。第21期中(2019年8月)に「by them」をリリースしております。 ② メルマガコンテンツ当社は1999年からメルマガ配信のプラットフォームの事業に取組んでおります。その結果として当事業年度末において約7,000誌(有料メルマガが約1,200誌・無料メルマガが約5,800誌)のメルマガが発行され、登録した読者に向けて届けられております。そのうち無料メルマガ約5,800誌に対して広告枠を設定し、顧客企業に提供することで広告収入を得ております。また、メルマガ読者の増加獲得を希望する無料メルマガクリエイターを対象として、本広告枠を活用することで当該無料メルマガの魅力を訴求し、読者獲得をサポートする「メルマガ読者増加メニュー」サービスも展開しており、一定の課金収益を得ております。 (3) その他事業その他事業においては、イベント企画等が属しております。イベント企画は有料メルマガのクリエイターの活動の支援と促進を目的としています。当社がメルマガクリエイターの活動を支援し、活性化のサポートをすることで、メルマガクリエイターの知名度と信頼性を向上させ、ブランディングに貢献しております。当事業年度中は、有料メルマガの人気クリエイターを講師に迎えた講演会・イベント等を4件開催し、それぞれの有料メルマガ読者とクリエイターのコミュニケーションの機会を創出いたしました。 (説明事項)(注1) オフィシャルメルマガ当社プラットフォームで無料メルマガを登録中の読者に対し、まぐまぐ!のWebメディア更新情報や各種新着情報を配信する公式メルマガサービス。(注2) 純広告当社Webメディアやメルマガの広告枠を、広告主が買い取り形式で購入する広告。(注3) アフィリエイト広告当社Webメディアやメルマガに掲出された広告の獲得成果に応じて成果報酬が発生する広告。(注4) アドネットワーク広告当社Webメディアや他社メディアを束ねた広告配信ネットワークに対し自動配信される広告。当社は当該広告のクリック数や表示回数に応じて広告収入を得ております。(注5) UU(ユニーク・ユーザー)当社が運営するWebメディアの各ページに訪問したユーザーの実数を表す数値。集計期間中は同じWebメディアに同じユーザーが何度訪問した場合でも1UUとしてカウントされます。 事業系統図は以下のようになります。 (注) 1.「メルマガ」は、メールマガジンの略称です。2.「mine」については、業績に与える影響は僅少であるため、事業系統図への記載は省略しております。
FY2020|6,553 文字|出典 docID: S100KFT3
3 【事業の内容】当社は、「伝えたいことを、知りたい人に。」というビジョンのもと、ユーザーひとりひとりにとって価値のある最適なコンテンツを継続的に届けることを使命としております。当社は、人によっては価値を感じられない情報でも、世界の誰かにとっては大切な情報がまだ眠っていると考えており、大切な情報を伝えたいと考える人の思いを掘り起こし、知りたいと考える人に素早く・確実につなげるプラットフォームの運営を目指しております。具体的な事業展開としては、メールマガジン配信プラットフォームを中心とした「プラットフォーム事業」、4つのメディアMAG2 NEWS(まぐまぐニュース)・ MONEY VOICE(マネーボイス)・ TRiP EDiTOR(トリップエディター) ・by them(バイゼム)から構成される「メディア広告事業」およびイベント企画運営する「その他事業」を展開しております。 (1) プラットフォーム事業当社の創業以来の中核事業であり、メールマガジンを中心としたテキストコンテンツ配信プラットフォーム「まぐまぐ!」および記事販売プラットフォーム「mine」が属しております。特に「まぐまぐ!」は1999年からメールマガジン配信業者として20年以上に渡り安定的にメールマガジン(以下「メルマガ」)が配信できる仕組みを提供し続けております。当事業年度末でメルマガ発行総数は約6,500誌(有料メルマガ約1,000誌・無料メルマガ約5,500誌)・メルマガ会員約750万人の発行総数と会員数を有しております。 当社のプラットフォーム事業の主要なサービスの内容は以下のとおりであります。 ① 有料メルマガサービス有料メルマガサービスは、有料メルマガの発行を希望するクリエイターが、「まぐまぐ!」のプラットフォームを利用することで有料のメルマガの配信を行うことができるサービスであります。クリエイターは定期的にメルマガの執筆・発行を行い、当該クリエイターの有料メルマガセールスページに訪れた読者がメルマガを購読すると、メルマガ購読のサービス対価として毎月継続的に購読料が課金されることとなります。当該購読料をクリエイターと当社で分配することで、当社は収益を得ております。当社はプラットフォーマーとして、メルマガの販売支援やクリエイターの活動の支援、クリエイター同士の交流支援等を実施しております。また、クリエイターは当社「まぐまぐ!」のプラットフォームを利用するにあたり、イニシャルコストがかかることはなく、ランニングコスト(年会費、決済手数料、システム運営費、回線使用料、人件費など)も当社で全て負担することから、クリエイターがメルマガ発行にあたりコストを負担することはありません。他にも、当社が運営するWebメディアに記事を掲載することにより有料メルマガへの送客が可能となるなど、読者増加のために当社が構築したサポート体制を利用することができます。以上のことから、クリエイターの活動の中でより効果的かつ効率的に届けたい情報の配信が可能となります。当社のメルマガサービスは、毎日平均約1,000万通のメール送信を10年以上実施しており、大量配信を安定かつ継続的に行っております。また、クリエイターへのサポートを行うノウハウが蓄積されていること等から、新たなクリエイターにとって参入障壁が比較的低く、年々順調にクリエイター数を拡大してまいりました。有料メルマガの発行数も当事業年度末で約1,000誌となり、当社の基幹サービスに成長しております 。 ② 無料メルマガサービス「まぐまぐ!」のプラットフォームを利用して、無料メルマガの発行を行うクリエイターに対して付加サービスを提供することでサービス課金収益をあげる事業であります。具体的には以下のサービスによって構成されております。 有料配信メニュー:当社は無料メルマガの配信にあたっては、通常、「まぐまぐからのお知らせ」等の広告を挿入し運営しております。しかし、無料メルマガの発行者が「有料配信メニュー」サービスを利用する場合は、当社は発行者から付加サービス利用料を得る代わりに、メルマガへの広告挿入を停止します。そのため、「非営利団体」や「官公庁」等の発行者にとっては、広告の入らないメルマガを読者へ届けることができます。 代理登録機能 :クリエイターが講演会などで自身のメルマガを紹介した場合等に、メルマガの読者登録をすることについて、クリエイターが明示的な承諾を受けて収集したメールアドレスを承諾者に代わって読者登録するサービスです。 ③ ライブ配信サービスライブ配信サービス「まぐまぐ!Live」は、テレビの生中継のようにスマートフォンアプリやWebブラウザ上で映像や音声をリアルタイムに配信できるサービスであります。メルマガサービス「まぐまぐ!」のクリエイターは「まぐまぐ!Live」を通じて、視聴者へリアルタイムに情報を届けることができ、また視聴者はLive配信中にコメント機能等を活用し、クリエイターとコミュニケーションを取ることが可能となっております。クリエイターは「まぐまぐ!Live」アプリをダウンロードし、ログインすることで、スマートフォンでの撮影とライブ配信が可能となります。また、視聴者はWebブラウザや「まぐまぐ!Live」アプリを通じ、配信中のライブの視聴やクリエイターとコミュニケーションを取ることができます。クリエイターが「まぐまぐ!Live」サービスを利用するにあたっては、定期的なライブ配信を必要とせず、クリエイターが伝えたい情報を伝えたいタイミングで自由に発信することができる仕様となっております。 ④ mine様々な分野のクリエイターが「記事単位の作品」を届けられるコンテンツプラットフォームであります。クリエイターが書きたかったこと、勢いで書いてみたこと、書かなければいけなかったこと等、どうしても伝えたいメッセージを最小単位の「作品」に仕上げて、読者にいち早く届けるサービスであります。有料メルマガと比較して、読者側では定期継続課金ではなく、購読を希望する記事単位で購入するサービスとなっております。またクリエイター側では、定期的な発行を必要としないという特徴を持っております。 (2) メディア広告事業メディア広告事業はWebメディアの「MAG2 NEWS」・「MONEY VOICE」・「TRiP EDiTOR」・「by them」の運営および「Webメディアコンテンツ」・「メルマガコンテンツ」の広告枠販売サービスが属しております。「伝えたいことを、知りたい人に。」というビジョン実現のための表現方法の拡充、メルマガコンテンツの有効利用を目的として、2014年に「MAG2 NEWS」を立ち上げたことを皮切りとして、現在で4つのWebメディアを運営しております。本事業は当社が運営しているWebメディア・オフィシャルメルマガ(注1)に対して設置している広告枠を利用し、広告サービスを顧客企業へ提供をすることで、当該顧客企業から支払われる掲載料を広告収入として得ております。具体的には純広告(注2)・アフィリエイト広告(注3)・アドネットワーク広告(注4)によって広告収入を得ております。メディア広告事業が関連するインターネット広告市場につきましては、以下のように公表されております。「わが国の2019年の総広告費、6兆9,381億円のうち、「インターネット広告費」は、全体の30.3%、2兆1,048億円(前年比119.7%)を占めています。そこから「インターネット広告制作費」および「物販系ECプラットフォーム広告費」を除いた「インターネット広告媒体費」は、1兆6,630億円(前年比114.8%)となっており、成長を続けています。」(※1)広告媒体別構成比で分析するとインターネット広告費が広告市場全体に占める割合が30.3%となり、これは旧来型のメディアである新聞・雑誌・ラジオを合計した10.8%(それぞれ6.6%・2.4%・1.8%)を大きく上回り、そして2018年度まで最も高いシェアを占めていた地上波テレビの割合の25.0%を超える規模に成長しており、広告市場全体における重要性も年々増していると分析しております。(※2) インターネット広告媒体費総額の推移(予測) (単位:億円) 2014年度2015年度2016年度2017年度2018年度2019年度2020年度予測インターネット広告媒体費8,4259,19410,37812,20614,48016,63018,459 出典:広告費データは、株式会社電通『2019年 日本の広告費』および株式会社D2C、株式会社サイバー・コミュニケーションズ、株式会社電通、株式会社電通デジタル『2019年 日本の広告費 インターネット広告媒体費 詳細分析』より引用 上記データよりインターネット広告市場は、今後も継続的な成長が見込まれる市場であり、メルマガコンテンツとのシナジー効果を生む重要な事業であると位置づけております。当社の大きな資産であるメルマガコンテンツを利用、かつプラットフォーム事業で長年培った資産(人・情報)を活用することで、現在では本事業をスタートした第17期と比較して8倍の年間UU(注5)を獲得する等、継続的に成長しております(第17期年間UU/8,756千UU→第22期年間UU/72,954千UU)。※1 株式会社D2C、株式会社サイバー・コミュニケーションズ、株式会社電通、株式会社電通デジタル『2019年 日本の広告費 インターネット広告媒体費 詳細分析』より引用※2 広告費データは、株式会社電通『2019年 日本の広告費』および株式会社D2C、株式会社サイバー・コミュニケーションズ、株式会社電通、株式会社電通デジタル『2019年 日本の広告費 インターネット広告媒体費 詳細分析』より引用 ① 運営Webメディアコンテンツ当事業年度末時点で4つのWebメディアコンテンツを運営しております。各メディアジャンルに特化した情報(ニュース・金融・旅行・恋愛記事)をインターネットを通じて提供しております。運営メディアは下記のメディアとなります。 ・MAG2 NEWS(まぐまぐニュース) アクセスデータ 年間 43,710千UU(当事業年度末時点)「まぐまぐ!」から発行されるメルマガを編集して、ニュース記事としてWebで紹介する総合ニュースメディアであります。政治・経済・ビジネス・芸能・科学などの各分野の専門家による記事を提供し、様々な分野のコンテンツを掲載しております。 ・MONEY VOICE(マネーボイス) アクセスデータ 年間 14,730千UU(当事業年度末時点)MAG2 NEWSと同様にメルマガプラットフォーム「まぐまぐ!」のマネー系メルマガからピックアップした情報のニュース記事ならびに書き下ろしのオリジナル記事を織り交ぜ紹介する、金融系Webマガジン(Webサイト)であります。最新の経済・金融ニュースの解説を中心に株式・為替・債券・先物・不動産など投資家に役立つ情報をお届けし、投資の初中級者に向けた総合金融情報サイトとして運営をしております。 ・TRiP EDiTOR(トリップエディター) アクセスデータ 年間 11,024千UU(当事業年度末時点)「旅も人生も、もっと楽しく編集できる」をキャッチフレーズとして、メルマガ「まぐまぐ!」で活躍する知識豊富なクリエイターたちが35歳以上のビジネスパーソンをメインターゲットに「旅をすること、いきること」の新たな魅力を再提案する旅行メディアとして運営をしております。 ・by them(バイゼム) アクセスデータ 年間 3,489千UU(当事業年度末時点)これまでのWebメディア運営のノウハウを活かし、新たに「恋愛」をテーマとしたメディアとして2019年8月に運営開始しております。性別・人種・考え方を問わず普遍的な悩みである「恋愛」の悩みに、メルマガ「まぐまぐ!」で活躍するクリエイターたちが多角的な視点で答えていくメディアであります。個人の多様性を受け入れ、女性のみならず元来のターゲット層である35歳以上の男性を含む幅広いユーザー層をターゲットとしております。恋をはじめとする人間関係に悩む人々が一歩前へ進む手助けを行う、ポジティブで多様性を持つ恋愛メディアとして運営しております。 ○当社が運営する各メディアの年間のUUの推移は以下のとおりであります。 (単位:千UU) MAG2 NEWSMONEY VOICEジモトのココロTRiP EDiTORby them合計第17期7,722747286――8,756第18期14,8094,4971,250――20,557第19期21,9217,6351,590――31,146第20期32,3999,7299112,014―45,053第21期47,43913,176―5,7207766,412第22期43,71014,730―11,0243,48972,954 (注) 第18期は決算期変更の影響で10ヶ月分のUUが集計されております。第20期中(2018年3月)に「ジモトのココロ」を「TRiP EDiTOR」にリニューアルしております。第21期中(2019年8月)に「by them」をリリースしております。 ② メルマガコンテンツ当社は1999年からメルマガ配信のプラットフォームの事業に取組んでおります。その結果として当事業年度末において約6,500誌(有料メルマガが約1,000誌・無料メルマガが約5,500誌)のメルマガが発行され、登録した読者に向けて届けられております。そのうち無料メルマガ約5,500誌に対して広告枠を設定し、顧客企業に提供することで広告収入を得ております。また、メルマガ読者の増加獲得を希望する無料メルマガクリエイターを対象として、本広告枠を活用することで当該無料メルマガの魅力を訴求し、読者獲得をサポートする「メルマガ読者増加メニュー」サービスも展開しており、一定の課金収益を得ております。 (3) その他事業その他事業においては、イベント企画等が属しております。イベント企画は有料メルマガのクリエイターの活動の支援と促進を目的としています。当社がメルマガクリエイターの活動を支援し、活性化のサポートをすることで、メルマガクリエイターの知名度と信頼性を向上させ、ブランディングに貢献しております。当事業年度中は、有料メルマガの人気クリエイターを講師に迎えた講演会・イベント等を2件開催し、それぞれの有料メルマガ読者とクリエイターのコミュニケーションの機会を創出いたしました。 (説明事項)(注1) オフィシャルメルマガ当社プラットフォームで無料メルマガを登録中の読者に対し、まぐまぐ!のWebメディア更新情報や各種新着情報を配信する公式メルマガサービス。(注2) 純広告当社Webメディアやメルマガの広告枠を、広告主が買い取り形式で購入する広告。(注3) アフィリエイト広告当社Webメディアやメルマガに掲出された広告の獲得成果に応じて成果報酬が発生する広告。(注4) アドネットワーク広告当社Webメディアや他社メディアを束ねた広告配信ネットワークに対し自動配信される広告。当社は当該広告のクリック数や表示回数に応じて広告収入を得ております。(注5) UU(ユニーク・ユーザー)当社が運営するWebメディアの各ページに訪問したユーザーの実数を表す数値。集計期間中は同じWebメディアに同じユーザーが何度訪問した場合でも1UUとしてカウントされます。 事業系統図は以下のようになります。 (注) 1.「メルマガ」は、メールマガジンの略称です。2.「mine」については、業績に与える影響は僅少であるため、事業系統図への記載は省略しております。