研究開発費(時系列)
| 年度 | R&D費用(億円) | 設備投資(億円) |
| 2025-12 |
- |
16 |
| 2024-12 |
- |
19 |
| 2023-12 |
- |
21 |
| 2022-12 |
- |
8 |
| 2021-12 |
- |
33 |
研究開発活動(本文)
FY2025|1,314 文字
6【研究開発活動】 当社グループは、「研究開発は企業価値向上の原動力」と位置づけ、新製品・新技術の研究開発に注力しております。特に、将来の成長が期待されている高機能性材料及びそれらの先端応用技術について、大学の研究機関などとも連携・共同して研究開発を進めております。 当社グループの研究開発要員は76名で、グループ総従業員数の約12%にあたります。研究開発要員のうち33名は製造技術支援要員で、既存製品に対するユーザーからの要求に対応して、品質向上やコストの低減などを進めております。令和7年7月より、本社新社屋に隣接した新野辺研究所の運用を開始し、本社との連携機能を強化しました。また従来の研究所本館においても研究開発の更なる効率化を目指し、改修工事を開始しました。 当連結会計年度における研究開発活動の主なものは、以下のとおりであります。 (1) アグリ 肥料生産方式において、環境負荷低減と生産効率向上を両立するため、よりエネルギー効率の高い肥料製造方法の確立に向けた検討を行いました。 DAP(リン酸二アンモニウム)などの肥料原料について、安定生産を支援するため、適用検討を行いました。 酵素剤メーカーの洛東化成工業株式会社の子会社化に伴い、同社が保有する知見と当社の技術を融合させたバイオスティミュラント資材の開発を開始しました。 (2) 化学品① 水処理薬剤 超高塩基度ポリ塩化アルミニウムの販売拡大に向けた適用研究を推進し、需要の拡大に貢献しました。また、九州工場において、効率的な製造方法の検討を行い、生産能力増強に貢献しました。 ② 機能性材料 メディカル材料分野では、医療用原材料の基準に適合した設備及び品質保証体制を維持したことにより、医薬品添加剤、医療機器用原材料の販売拡大に繋がりました。また、新たな医療領域への適用に向けて、R&Dを推進するために研究施設の拡張工事を開始しました。 無機材料分野では、機能性アルミニウム化合物の研究開発を推進し、セラミックス向けの新たなバインダー等の関連特許を出願しました。 (3) その他の研究開発活動 魚うろこ由来3重らせんコラーゲン材料に関しては、iPS細胞との親和性を持ったコラーゲン材料を用いた拍動するiPS心筋シート及びiPS心臓モデルをクオリプス株式会社と共同開発し、2025大阪・関西万博での大阪ヘルスケアパビリオンやPASОNA NATUREVERSEに展示されました。企業、大学等と医療用原材料の実用化に向けた共同研究を進めております。また、コラーゲンファイバー技術をベースにパーマが可能な次世代コラーゲン人工毛髪を株式会社スヴェンソンと開発し、特許を共同出願しました。 バカマツタケの完全人工栽培に関しては、量産化に必要な生産安定性や生産コストが当社の想定する水準に達しておらず、引き続き課題解決に取り組んでまいります。 当連結会計年度におけるグループ全体の研究開発費は、以下のとおりであります。セグメントの名称金額(百万円)アグリ21化学品318その他の研究開発費213合計553 (注)上記には、製造技術支援にかかる費用は含まれておりません。
FY2024|1,089 文字
6【研究開発活動】 当社グループは、「研究開発は企業価値向上の原動力」と位置づけ、新製品・新技術の研究開発に注力しております。特に、将来の成長が期待されている高機能性材料及びそれらの先端応用技術について、大学の研究機関などとも連携・共同して研究開発を進めております。 当社グループの研究開発要員は71名で、グループ総従業員数の約12%にあたります。研究開発要員のうち30名は製造技術支援要員で、既存製品に対するユーザーからの要求に対応して、品質向上やコストの低減などを進めております。令和6年4月に研究所・技術部の組織再編を行い、既存事業の収益力向上と成長事業の創出に向けて、研究開発の充実化を図りました。また本年には、本社新社屋隣接地に新たな研究拠点を設ける予定で、本社との連携機能を充実させる計画であります。 当連結会計年度における研究開発活動の主なものは、以下のとおりであります。 (1) アグリ 肥料生産方式の合理化に関しては、生産コスト及び温室効果ガスを削減する技術に基づき製造支援を行い、安定操業体制を確立しました。更に、温室効果ガス削減を推進するため、よりエネルギー効率の高い肥料製造方法の検討を行いました。 (2) 化学品① 水処理薬剤 超高塩基度ポリ塩化アルミニウムの拡販のための適用研究を行い、需要の拡大に貢献しました。また、本社工場の製造支援を行い、生産能力増強を実現しました。 ② 機能性材料 メディカル材料分野では、医療用材料の基準に適合した設備及び品質保証体制を維持しました。また、新たな医療領域への適用に向けて、ユーザーや大学と共同して材料開発を進めました。 無機材料分野では、セラミックス向けの新たなバインダーの研究開発を行い、関連特許を出願しました。 (3) その他の研究開発活動 バカマツタケの完全人工栽培に関しては、量産化に必要な生産安定性や生産コストが当社の想定する水準に達しておらず、引き続き課題解決に取り組んでまいります。 魚うろこ由来3重らせんコラーゲン材料に関しては、iPS細胞との親和性を持ったコラーゲン材料をクオリプス株式会社と共同開発しました。2025大阪・関西万博での大阪ヘルスケアパビリオンやPASОNA NATUREVERSEに展示される拍動するiPS心筋シート及びiPS心臓に使用されます。 当連結会計年度におけるグループ全体の研究開発費は、以下のとおりであります。セグメントの名称金額(百万円)アグリ19化学品195その他の研究開発費211合計427 (注)上記には、製造技術支援にかかる費用は含まれておりません。
FY2023|1,020 文字
6【研究開発活動】 当社グループは、「研究開発は企業価値向上の原動力」と位置づけ、新製品・新技術の研究開発に注力しております。特に、将来の成長が期待されている高機能性材料及びそれらの先端応用技術について、大学等の研究機関とも連携・共同して研究開発を進めております。 当社グループの研究開発要員は82名で、グループ総従業員数の約13%にあたります。研究開発要員のうち34名は製造技術支援要員で、既存製品に対するユーザーからの要求に対応して、品質向上やコストの低減などを進めております。 当連結会計年度における研究開発活動の主なものは、以下のとおりであります。 (1) アグリ 令和6年度に実施する、肥料生産方式の合理化に関しては、昨年確立した生産コスト及び温室効果ガスを削減する技術に基づき製造支援を行いました。 また、環境負荷軽減につながる新たな液状緩効性肥料の製造技術を確立し、新製品の上市を決定しました。 (2) 化学品① 水処理薬剤 超高塩基度ポリ塩化アルミニウムの拡販のための適用研究及び、本社工場の生産能力増強のための製造支援を行いました。 ② 機能性材料 メディカル材料分野では、既存製品に関しては、昨年確立した環境負荷を低減する製造プロセスの水平展開を進めました。新製品に関しては、新たな医療領域への適用に向けて、ユーザーや大学との共同開発を行いました。 ナノ材料では、電池向けの新たなゾル製品を開発し、特許出願を行いました。 (3) その他の研究開発活動 魚うろこ由来3重らせんコラーゲン材料に関しては、令和5年4月より化粧品「Urumicoコラーゲンヴェールセット」の販売を開始しました。また、新潟大学、㈱小松精機工作所と共同開発した再生医療用コラーゲンシートの製造・販売を行う新会社㈱CоllaWindに出資しました。様々な分野へ展開し、事業化を進めてまいります。 バカマツタケの完全人工栽培に関しては、近隣の飲食店などへのサンプル提供を行い、市場の評価を継続的に受け、香りや食味に関して好評価を受けるなど、一定の評価を得ております。引き続き市場の需要や生産効率などを詳細に評価してまいります。 当連結会計年度におけるグループ全体の研究開発費は、以下のとおりであります。セグメントの名称金額(百万円)アグリ21化学品241その他の研究開発費223合計486 (注)上記には、製造技術支援にかかる費用は含まれておりません。
FY2022|1,067 文字
5【研究開発活動】 当社グループは、「研究開発は企業価値向上の原動力」と位置づけ、新製品・新技術の研究開発に注力しております。特に、将来の成長が期待されている高機能性材料及びそれらの先端応用技術について、大学等の研究機関とも連携・共同して研究開発を進めております。 当社グループの研究開発要員は77名で、グループ総従業員数の約13%にあたります。研究開発要員のうち33名は製造技術支援要員で、既存製品に対するユーザーからの要求に対応して、品質向上やコストの低減などを進めております。 当連結会計年度における研究開発活動の主なものは、以下のとおりであります。 (1) アグリ スラリー生産方式で製造してきた各種製品について、製造コスト上昇の抑制と温室効果ガスの削減が実現できる他の製造ラインでの製造技術を確立しました。 (2) 化学品① 水処理薬剤 浄水用膜ろ過システムにおいて、ろ過膜の詰まりを抑制する超高塩基度ポリ塩化アルミニウムの派生品を開発し、浄水場にて長期間の実機試験を行い、効果を確認しました。 ② 機能性材料 メディカル材料分野では、既存製品に関しては、品質を維持しつつ改良を行った結果、環境負荷の少ない製造プロセスを確立しました。新たな医療領域への適用検討については、ユーザーに加え大学との共同開発にも進展が見られました。 ナノ材料では、自動車排ガス触媒向け酸化物ゾルの販売拡大が見込まれる中、原料調達の観点も踏まえた増産技術を確立しました。 (3) その他の研究開発活動 魚うろこ由来3重らせんコラーゲン材料に関しては、高い保湿性を有する化粧品を開発し、公式ブランド「Urumico」サイトをオープンし、今春からの販売を予定しております。 バカマツタケの完全人工栽培につきましては、プロジェクトチームにおいて事業化に向けた技術開発を進めています。令和4年11月28日に公表いたしましたとおり、栽培したバカマツタケが市場評価を受ける段階に達したと判断し、飲食店等にて、その品質及び調理品の評価をいただいております。商業生産設備の着工につきましては、その評価に基づき市場性を見極めたうえでの判断となるため、令和5年以降に延期いたします。新たな情報につきましては、今後も速やかに発表してまいります。 当連結会計年度におけるグループ全体の研究開発費は、以下のとおりであります。セグメントの名称金額(百万円)アグリ18化学品252その他の研究開発費226合計497 (注)上記には、製造技術支援にかかる費用は含まれておりません。
FY2021|1,338 文字
5【研究開発活動】 当社グループは、「研究開発は企業価値向上の原動力」と位置づけ、新製品・新技術の研究開発に注力しております。特に、将来の成長が期待されている高機能性材料及びそれらの先端応用技術について、大学等の研究機関とも連携・共同して研究開発を進めております。 当社グループの研究開発要員は70名で、グループ総従業員数の約10%にあたります。研究開発要員のうち29名は製造技術支援要員で、既存製品に対するユーザーからの要求に対応して、品質向上やコストの低減などを進めております。 当連結会計年度における研究開発活動の主なものは、以下のとおりであります。 (1) アグリ 新製品としてクエン酸、キレート鉄、硫黄など豊富な有効成分を配合した無機液肥を開発し、販売を開始しました。また未利用資源の有効利用策として、産業副産物の肥料原料化の検討を行いました。 (2) 化学品① 水処理薬剤 サステナビリティに適合する水処理薬剤の適用拡大・新製品開発を進めています。超高塩基度ポリ塩化アルミニウムの増販に向けては、生産能力増強に関する課題を解決し、増産体制を整えました。新製品の開発に関しては、浄水用膜ろ過システムやローカルな原水水質にも適合する高性能水処理薬剤の開発を進め、試験製造段階にいたりました。 ② 機能性材料 メディカル材料分野では、既存製品に関しては、品質を維持しつつ改良を行った結果、環境にやさしい製法変換に目途がつきました。新たな医療領域への適用検討については、ユーザーに加え大学との共同開発にも進展が見られました。 ナノ材料では、自動車排ガス触媒向け酸化物ゾルの販売拡大が見込まれる中、原料調達の観点も踏まえた増産の検討を行いました。 高純度酸化タンタル・酸化ニオブ、微粉末ケイ酸、塩基性アルミニウム塩等では、製造効率化の検討や新たな用途拡大に向けた商品開発を行いました。 (3) その他の研究開発活動 生活の質を高めるライフサイエンス領域の研究開発を進めております。 魚うろこ由来3重らせんコラーゲン材料に関しては、多方面での応用を目指した研究を進める中、自社独自開発の技術により、高強度コラーゲン繊維の製造条件を見出し、ユーザーから高評価を得ています。生活用資材に関しては、含有微生物による揮発性抗菌物質の特定に成功し、防カビ・消臭メカニズムに関するエビデンスを得ることができました。 バカマツタケの完全人工栽培につきましては、プロジェクトチームにおいて事業化に向けた技術開発を進めています。令和4年1月24日に公表いたしましたとおり、令和3年5月に増設した研究栽培設備にて量産スケールでの生産安定性、生産コストなど課題解決のための検討を行った結果、商業生産を可能とする栽培方法を概ね確立しました。今後、当該方法にて栽培試験を重ね、安定的な生産条件を決定し、令和4年度内の試験販売と商業生産設備の着工を目指して取り組んでまいります。 当連結会計年度におけるグループ全体の研究開発費は、以下のとおりであります。セグメントの名称金額(百万円)アグリ22化学品248その他の研究開発費189合計461 (注)上記には、製造技術支援にかかる費用は含まれておりません。
FY2020|1,240 文字
5【研究開発活動】 当社グループは、「研究開発は企業価値向上の原動力」と位置づけ、新製品・新技術の研究開発に注力しております。特に、将来の成長が期待されている高機能性材料及びそれらの先端応用技術について、大学等の研究機関とも連携・共同して研究開発を進めております。 当社グループの研究開発要員は68名で、グループ総従業員数の約10%にあたります。研究開発要員のうち31名は製造技術支援要員で、既存製品に対するユーザーからの要求に対応して、品質向上やコストの低減などを進めております。 当連結会計年度における研究開発活動の主なものは、以下のとおりであります。 (1) アグリ 国立の研究機関であるNEDO(新エネルギー・産業技術総合開発機構)のエネルギーコスト削減に関する研究活動に参画して得られた知見を基に、肥料工場における省エネルギー運転を検討実施し、その有効性を確認しました。 (2) 化学品① 水処理薬剤 水処理薬剤分野では、超高塩基度ポリ塩化アルミニウムの増販計画に対応し、生産拠点の能力増強にかかる諸問題の解決を図りました。新製品の開発に関しては、浄水用膜ろ過システムの課題である、膜の目詰まりを低減できる新規水処理薬剤の開発に取り組み、試作を行いました。 ② 機能性材料 メディカル材料分野では、製造コスト削減及び品質安定化を目指し、生分解性ポリマーの製法の改良検討を進めました。また、新たな医療領域への適用検討についても、ユーザーとの共同開発に進展が見られました。 ナノ材料では、リチウムイオン電池向けや、自動車排ガス触媒向けの金属酸化物ゾルの需要増に応じ、製造効率化を含めた供給体制を強化しました。 高純度酸化タンタル・酸化ニオブ、微粉末ケイ酸、塩基性アルミニウム等では、製造効率化の検討や新たな用途拡大に向けた商品開発を行いました。 (3) その他の研究開発活動 生活の質を高めるライフサイエンス領域の研究開発を進めております。 魚うろこ由来3重らせんコラーゲン材料に関しては、多方面での応用を目指した研究を進める中、実用レベルの強度を示すコラーゲン繊維を開発しました。生活用資材に関しては、資材供給先が販売している日用品について、その防カビ・消臭メカニズムの解明を進め、製品技術資料を充実させました。 バカマツタケに関しては、プロジェクトチームにおいて、事業化に向けた技術開発を進めております。昨年7月31日に公表したとおり、栽培成績は着実に向上しているものの、生産安定性や生産コストなどが当社の想定する水準に至らず、令和3年度中の商業販売の開始は遅れる見込みとなっております。栽培試験を拡大し、令和4年度の事業化を目指しております。 当連結会計年度におけるグループ全体の研究開発費は、以下のとおりであります。セグメントの名称金額(百万円)アグリ21化学品244その他の研究開発費155合計421 (注)上記には、製造技術支援にかかる費用は含まれておりません。
FY2019|1,302 文字
5【研究開発活動】 当社グループは、「研究開発は企業価値向上の原動力」と位置づけ、新製品・新技術の研究開発に注力しております。特に、将来の成長が期待されている高機能性材料及びそれらの先端応用技術について、大学等の研究機関とも連携・共同して研究開発を進めております。 当社グループの研究開発要員は64名で、グループ総従業員数の約10%にあたります。研究開発要員のうち28名は製造技術支援要員で、現製品の改良業務に割り当て、既存製品に対するユーザーからの要求に対応して、品質向上やコストの低減などを進めております。 当連結会計年度における研究開発活動の主なものは、以下のとおりであります。 (1) アグリ 国立の研究機関であるNEDO(新エネルギー・産業技術総合開発機構)のエネルギーコスト削減に関する研究活動に参画し、肥料製品の製造に係わる調査・検討を行いました。新製品の開発に関しては、環境負荷低減を目指す新たな緩効性肥料の開発を始めました。 (2) 化学品① 水処理薬剤 水処理薬剤、各種排水処理技術に関する研究開発を引き続き推進しました。超高塩基度ポリ塩化アルミニウムに関しては、販売エリアの拡大を目指し、各地の浄水用原水に対する適用試験を行い、課題解決の提案を行いました。排水処理分野に関しては、凝集性能に優れ、スラッジの取扱物性も改良した新たな水処理薬剤を開発しました。 ② 機能性材料 各種機能性材料に関する研究開発を引き続き推進しました。主な成果としては、メディカル材料では、新たな生分解性ポリマーを製品化しました。さらに令和2年度の上市を計画する新製品の開発も進みました。ナノ材料では、リチウムイオン電池や触媒用途に向けた金属酸化物ゾルの生産性向上や物性改善を行いました。また昨年に引き続き、各種ナノ材料を電池討論会に出展し、検討ユーザーの範囲拡大を図りました。微粉末ケイ酸では、需要増加への対応として能力増強を行い、高塩基性塩化アルミニウム、高純度酸化タンタル・酸化ニオブ等では、製造効率化の検討を行いました。 (3) その他の研究開発活動 生活の質を高めるライフサイエンス領域の研究開発を進めています。魚うろこ由来3重らせんコラーゲン材料では、大阪大学との共同研究によりiPS細胞を培養した可動コラーゲン心筋シートを試作し再生医療学会に出展いたしました。また、コラーゲン100%繊維の紡糸技術を確立し、多方面への用途開拓を開始しました。生活用資材に関しては、昨年から販売を開始した日用品用防カビ・消臭剤について、用途の拡大検討や抗菌メカニズムの解明を行い、資材供給先の拡販をサポートしました。一昨年世界で初めて完全人工栽培に成功したバカマツタケの事業化については、専用の試験栽培設備を導入し、規模を拡大して安定的な栽培技術の確立を目指して研究に注力しています。 当連結会計年度におけるグループ全体の研究開発費は、以下のとおりであります。セグメントの名称金額(百万円)アグリ22化学品258その他の研究開発費156合計437 (注)上記には、製造技術支援にかかる費用は含まれておりません。
FY2018|1,150 文字
5【研究開発活動】 当社グループは、「研究開発は企業価値向上の原動力」と位置づけ、新製品・新技術の研究開発に注力しております。特に、将来の成長が期待されている高機能性材料及びそれらの先端応用技術について、大学等の研究機関とも連携・共同して研究開発を進めております。 当社グループの研究開発要員は62名で、グループ総従業員数の約10%にあたります。研究開発要員のうち29名は製造技術支援要員で、現製品の改良業務に割り当て、既存製品に対するユーザーからの要求に対応して、品質向上やコストの低減などを進めております。 当連結会計年度における研究開発活動の主なものは、以下のとおりであります。 (1) アグリ 各種肥料、周辺農業資材に関する研究開発を推進しました。主な成果としては、次世代農業に関連する新肥料を開発、上市しました。また、肥料製品の品質向上に寄与する新技術を確立、設備化しました。 (2) 化学品① 水処理薬剤 水処理薬剤、各種排水処理技術に関する研究開発を引き続き推進しました。主な成果としては、新規アルミ系水処理薬剤(PAC700A)の拡販を目指し、浄水用膜ろ過システムや各種排水処理等への使用を検討し、適用範囲の拡大につながりました。また、本剤の製造に関して製造工程の効率化を図り、製造能力の向上を果たしました。 ② 機能性材料 各種機能性材料に関する研究開発を引き続き推進しました。主な成果としては、メディカル材料では、新たな生分解性ポリマーに関するユーザーとの共同開発が進み、商品化が近づきました。ナノ材料では、リチウムイオン電池の正極用材料としてリチウム・酸化ニオブ系酸化物ゾルを新たに開発し、電池討論会に出展し注目を浴びました。微粉末ケイ酸、高塩基性塩化アルミニウム、高純度酸化タンタル・酸化ニオブ等では、需要増加への対応として能力増強や製造効率化によるコストダウンの検討を行い、実施しました。 (3) その他の研究開発活動 生活の質を高めるライフサイエンス領域の研究開発を進めています。魚うろこ由来3重らせんコラーゲン材料では、化粧品原料としての提供を続けながら、大学との共同研究によりコラーゲンの保湿メカニズムの解明を進めています。生活用資材に関しては、新たな防カビ・消臭性能を有する日用品の開発が進み、資材供給先での製品販売が開始されました。また、バカマツタケの完全人工栽培に世界で初めて成功しました。3年後の事業化を目指し、研究に注力しています。 当連結会計年度におけるグループ全体の研究開発費は、以下のとおりであります。セグメントの名称金額(百万円)アグリ21化学品257その他の研究開発費108合計387 (注)上記には、製造技術支援にかかる費用は含まれておりません。
FY2017|1,025 文字
6【研究開発活動】 当社グループは、「研究開発は企業価値向上の原動力」と位置づけ、新製品・新技術の研究開発に注力しております。特に、将来の成長が期待されている高機能性材料及びそれらの先端応用技術について、大学等の研究機関とも連携・共同して研究開発を進めております。 当社グループの研究開発要員は61名で、グループ総従業員数の約10%にあたります。研究開発要員のうち27名は製造技術支援要員で、現製品の改良業務に割り当て、既存製品に対するユーザーからの要求に対応して、品質向上とコストの低減を進めております。 当連結会計年度における研究開発活動の主なものは、以下のとおりであります。 (1) アグリ 各種肥料、周辺農業資材に関する研究開発を推進しました。主な成果としては、新たな有効成分を含有する肥料を開発しました。また、肥料製品の品質向上に寄与する製造技術を開発しました。 (2) 化学品① 水処理薬剤 水処理薬剤、各種排水処理技術に関する研究開発を引き続き推進しました。主な成果としては、大手浄水場との3年間の共同研究の結果、新規アルミ系水処理薬剤の優れた効果が実証されました。その内容は全国水道研究発表会で報告され、各地の浄水場関係者の強い関心を得ました。本剤の全国展開を目指し、各地浄水場への拡販フォローを積極的に進め、営業活動を支援しました。また、本剤の製造設備の改造を支援し、製造能力の向上を実現しました。 ② 機能性材料 各種機能性材料に関する研究開発を引き続き推進しました。主な成果としては、メディカル材料では徐放製剤用生分解性ポリマーの新工場が完成し、医薬品製造基準に適合した設備検証を行いました。ナノ材料ではリチウムイオン電池や自動車排ガス用触媒用途を中心に適用研究を進めました。高純度金属酸化物、微粉末ケイ酸、高純度塩基性アルミ塩等では、能力増強や製造効率化の検討を行い、実施しました。 (3) その他の研究開発活動 ライフサイエンス領域の研究開発を進めています。魚うろこ由来3重らせんコラーゲン材料では、化粧品原料としての特性評価や再生医療材料・機能性繊維材料への開発が進展し、製品化を目指しています。 当連結会計年度におけるグループ全体の研究開発費は、以下のとおりであります。セグメントの名称金額(百万円)アグリ24化学品251その他の研究開発費106合計383 (注)上記には、製造技術支援にかかる費用は含まれておりません。
FY2016|909 文字
6【研究開発活動】 当社グループは、「研究開発は企業価値向上の原動力」と位置づけ、新商品・新技術の研究開発に注力しております。特に、将来の成長が期待されている高機能性材料及びそれらの先端応用技術について、大学等の研究機関とも連携・共同して研究開発を進めております。 当社グループの研究開発要員は57名で、グループ総従業員数の約10%にあたります。 当連結会計年度における研究開発活動の主なものは、以下のとおりであります。 (1) アグリ 各種肥料、周辺農業資材に関する研究開発を推進しました。主な成果としては、新たな肥料原料の適用研究の中から品質改良及び生産性改善に資する新技術が得られました。 (2) 化学品① 水処理薬剤 水処理薬剤、各種排水処理技術に関する研究開発を引き続き積極的に推進しました。主な成果としては、新規アルミ系水処理薬剤の全国展開を目指し、各地浄水場との共同研究を積極的に進めた結果、浄水場のニーズに合った多数の有効データを収集・解析することを通じ、営業活動を支援しました。また、製造工場の生産性向上に取り組み、能力増強を実現しました。 ② 機能性材料 メディカル材料、ナノ材料、高純度金属酸化物等に関する研究開発を引き続き推進しました。主な成果としては、メディカル材料では新たな徐放製剤用ポリマーの開発を進め、新工場の建設に着手しました。ナノ材料では自動車用触媒や防錆材料・高屈折率材料等への用途開発・適用研究が進み、採用件数も増加しました。スマートフォン等に使用される高純度金属酸化物では製造方法の効率化などの検討を行い、設備化により能力増強を実現しました。 (3) その他の研究開発活動 生体親和性材料等の研究開発を進めております。主な成果としては、魚うろこ由来3重らせんコラーゲン材料の化粧品分野や再生医療材料への研究が進展し、商品化を目指した他社との共同研究案件も増加しました。さらに、高強度コラーゲンの繊維化に成功しました。 当連結会計年度におけるグループ全体の研究開発費は、以下のとおりであります。セグメントの名称金額(百万円)アグリ25化学品255その他の研究開発費92合計374