4025

多木化学

化学 素材・化学

研究開発費(時系列)

年度R&D費用(億円)設備投資(億円)
2025-12 - 16
2024-12 - 19
2023-12 - 21
2022-12 - 8
2021-12 - 33

研究開発活動(本文)

FY2025|1,314 文字
6【研究開発活動】 当社グループは、「研究開発は企業価値向上の原動力」と位置づけ、新製品・新技術の研究開発に注力しております。特に、将来の成長が期待されている高機能性材料及びそれらの先端応用技術について、大学の研究機関などとも連携・共同して研究開発を進めております。 当社グループの研究開発要員は76名で、グループ総従業員数の約12%にあたります。研究開発要員のうち33名は製造技術支援要員で、既存製品に対するユーザーからの要求に対応して、品質向上やコストの低減などを進めております。令和7年7月より、本社新社屋に隣接した新野辺研究所の運用を開始し、本社との連携機能を強化しました。また従来の研究所本館においても研究開発の更なる効率化を目指し、改修工事を開始しました。 当連結会計年度における研究開発活動の主なものは、以下のとおりであります。 (1) アグリ 肥料生産方式において、環境負荷低減と生産効率向上を両立するため、よりエネルギー効率の高い肥料製造方法の確立に向けた検討を行いました。 DAP(リン酸二アンモニウム)などの肥料原料について、安定生産を支援するため、適用検討を行いました。 酵素剤メーカーの洛東化成工業株式会社の子会社化に伴い、同社が保有する知見と当社の技術を融合させたバイオスティミュラント資材の開発を開始しました。 (2) 化学品① 水処理薬剤 超高塩基度ポリ塩化アルミニウムの販売拡大に向けた適用研究を推進し、需要の拡大に貢献しました。また、九州工場において、効率的な製造方法の検討を行い、生産能力増強に貢献しました。 ② 機能性材料 メディカル材料分野では、医療用原材料の基準に適合した設備及び品質保証体制を維持したことにより、医薬品添加剤、医療機器用原材料の販売拡大に繋がりました。また、新たな医療領域への適用に向けて、R&Dを推進するために研究施設の拡張工事を開始しました。 無機材料分野では、機能性アルミニウム化合物の研究開発を推進し、セラミックス向けの新たなバインダー等の関連特許を出願しました。 (3) その他の研究開発活動 魚うろこ由来3重らせんコラーゲン材料に関しては、iPS細胞との親和性を持ったコラーゲン材料を用いた拍動するiPS心筋シート及びiPS心臓モデルをクオリプス株式会社と共同開発し、2025大阪・関西万博での大阪ヘルスケアパビリオンやPASОNA NATUREVERSEに展示されました。企業、大学等と医療用原材料の実用化に向けた共同研究を進めております。また、コラーゲンファイバー技術をベースにパーマが可能な次世代コラーゲン人工毛髪を株式会社スヴェンソンと開発し、特許を共同出願しました。 バカマツタケの完全人工栽培に関しては、量産化に必要な生産安定性や生産コストが当社の想定する水準に達しておらず、引き続き課題解決に取り組んでまいります。 当連結会計年度におけるグループ全体の研究開発費は、以下のとおりであります。セグメントの名称金額(百万円)アグリ21化学品318その他の研究開発費213合計553 (注)上記には、製造技術支援にかかる費用は含まれておりません。

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